JPH0210863Y2 - - Google Patents
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- JPH0210863Y2 JPH0210863Y2 JP8535084U JP8535084U JPH0210863Y2 JP H0210863 Y2 JPH0210863 Y2 JP H0210863Y2 JP 8535084 U JP8535084 U JP 8535084U JP 8535084 U JP8535084 U JP 8535084U JP H0210863 Y2 JPH0210863 Y2 JP H0210863Y2
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- JP
- Japan
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- pressure
- receiving surface
- valve
- hydraulic
- port
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 14
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 5
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 5
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動変速機の油圧制御装置、殊に多
段変速歯車機構を有する自動変速機の油圧制御装
置に関する。
段変速歯車機構を有する自動変速機の油圧制御装
置に関する。
(従来技術)
従来一般に用いられている自動車用の自動変速
機は、トルクコンバータに多段変速歯車機構が組
合わされた形式であり、多段変速歯車機構は、そ
れに組合わされたブレーキおよびクラツチの選択
的な作動により、任意の変速段が選ばれるように
構成されている。変速歯車機構のブレーキおよび
クラツチを作動させるために油圧制御装置が設け
られる。これらブレーキおよびクラツチの急激な
係合により変速シヨツクを防止するために、従来
の油圧制御装置においては、ブレーキおよびクラ
ツチへの油圧供給回路に、供給油圧の作用を受け
る受圧面を有する可動ピストンからなる蓄圧器が
配置されている。この可動ピストンは、供給油圧
の作用に抗する方向に付勢力を受けており、油圧
供給の開始時に、油圧供給回路内の圧力がこの付
勢力に相当する値まで立ち上つたとき、可動ピス
トンが供給油圧の作用により後退し、油圧の上昇
を一旦中断させる。そして、可動ピストンがその
ストローク一ぱいに後退したのちは、油圧供給回
路の油圧が再び上昇して最終的に係合圧力に達す
る。このように、蓄圧器の作用で供給油圧の上昇
を一たん中断させることにより、クラツチおよび
ブレーキの係合を大きなシヨツクを伴なわずに行
なわせることができる。
機は、トルクコンバータに多段変速歯車機構が組
合わされた形式であり、多段変速歯車機構は、そ
れに組合わされたブレーキおよびクラツチの選択
的な作動により、任意の変速段が選ばれるように
構成されている。変速歯車機構のブレーキおよび
クラツチを作動させるために油圧制御装置が設け
られる。これらブレーキおよびクラツチの急激な
係合により変速シヨツクを防止するために、従来
の油圧制御装置においては、ブレーキおよびクラ
ツチへの油圧供給回路に、供給油圧の作用を受け
る受圧面を有する可動ピストンからなる蓄圧器が
配置されている。この可動ピストンは、供給油圧
の作用に抗する方向に付勢力を受けており、油圧
供給の開始時に、油圧供給回路内の圧力がこの付
勢力に相当する値まで立ち上つたとき、可動ピス
トンが供給油圧の作用により後退し、油圧の上昇
を一旦中断させる。そして、可動ピストンがその
ストローク一ぱいに後退したのちは、油圧供給回
路の油圧が再び上昇して最終的に係合圧力に達す
る。このように、蓄圧器の作用で供給油圧の上昇
を一たん中断させることにより、クラツチおよび
ブレーキの係合を大きなシヨツクを伴なわずに行
なわせることができる。
従来の油圧制御装置における蓄圧器では、可動
ピストンに上述の付勢力を与えるため、スプリン
グが配置されているほか、可動ピストンの上記受
圧面に対向する側に該受圧面より面積の小さい第
2の受圧面を設け、この第2の受圧面にライン圧
力を作用させている。しかし、この従来の配置で
は、可動ピストンに与えられる付勢力はほぼ一定
であるため、供給油圧の上昇が一旦中断されると
ころの圧力すなわち棚圧を、車輛の走行条件に応
じて変化させて、きめ細かな制御を行なうことが
不可能である。この問題に対処するため、可動ピ
ストンの第2受圧面に与えられる圧力をエンジン
スロツトル弁の開度に応じて調整するようにした
装置が、特開昭55−40775号公報に開示されてい
る。この公開公報に開示された装置では、供給油
圧の上昇が中断される点の圧力すなわち棚圧をエ
ンジン出力に応じて調整できるものではあるが、
最終の係合圧力自体は不変である。ところで、前
述したようなトルクコンバータの多段変速歯車機
構が組合わされた自動変速機の典型的な例として
は特願昭58−12021号に開示されたものを挙げる
ことができるが、この自動変速機の油圧制御装置
では、第2速から第3速へのシフトアツプ時に係
合させられる前方クラツチは、中立位置から後退
位置へのシフト時にも同様に係合させられる。そ
して、後退位置ではローリバースブレーキが係合
状態にあり、このブレーキは高い係合圧力を必要
とするところから、セレクト弁がR位置に置かれ
たとき、圧力調節弁により供給油圧が高められる
ような構成になつている。したがつて、前方クラ
ツチには必要以上に高い係合圧力が与えられるこ
とになり、変速シヨツクの原因になる。
ピストンに上述の付勢力を与えるため、スプリン
グが配置されているほか、可動ピストンの上記受
圧面に対向する側に該受圧面より面積の小さい第
2の受圧面を設け、この第2の受圧面にライン圧
力を作用させている。しかし、この従来の配置で
は、可動ピストンに与えられる付勢力はほぼ一定
であるため、供給油圧の上昇が一旦中断されると
ころの圧力すなわち棚圧を、車輛の走行条件に応
じて変化させて、きめ細かな制御を行なうことが
不可能である。この問題に対処するため、可動ピ
ストンの第2受圧面に与えられる圧力をエンジン
スロツトル弁の開度に応じて調整するようにした
装置が、特開昭55−40775号公報に開示されてい
る。この公開公報に開示された装置では、供給油
圧の上昇が中断される点の圧力すなわち棚圧をエ
ンジン出力に応じて調整できるものではあるが、
最終の係合圧力自体は不変である。ところで、前
述したようなトルクコンバータの多段変速歯車機
構が組合わされた自動変速機の典型的な例として
は特願昭58−12021号に開示されたものを挙げる
ことができるが、この自動変速機の油圧制御装置
では、第2速から第3速へのシフトアツプ時に係
合させられる前方クラツチは、中立位置から後退
位置へのシフト時にも同様に係合させられる。そ
して、後退位置ではローリバースブレーキが係合
状態にあり、このブレーキは高い係合圧力を必要
とするところから、セレクト弁がR位置に置かれ
たとき、圧力調節弁により供給油圧が高められる
ような構成になつている。したがつて、前方クラ
ツチには必要以上に高い係合圧力が与えられるこ
とになり、変速シヨツクの原因になる。
(考案の目的)
したがつて、本考案の目的は、ブレーキまたは
クラツチなどの摩擦装置への油圧供給にさいし、
棚圧と係合圧力の両方を調節できるようにした自
動変速機の油圧制御装置を提供することにある。
クラツチなどの摩擦装置への油圧供給にさいし、
棚圧と係合圧力の両方を調節できるようにした自
動変速機の油圧制御装置を提供することにある。
(考案の構成)
上記目的を達成するため、本考案は次の構成を
有する。すなわち、本考案による自動変速機の油
圧制御装置は、摩擦装置の係合および解除により
変速段が選択されるようになつた変速歯車機構
の、該摩擦装置への油圧供給を制御するためのも
のであつて、摩擦装置への油路に、該油路の圧力
を受ける第1受圧面と該第1受圧面に作用する圧
力に対向する背圧を受ける第2受圧面とを有する
可動部材を備えた蓄圧器が設けられ、前記油路に
は前記摩擦装置への油圧供給方向にみて前記蓄圧
器の上流側に減圧弁が設けられ、前記蓄圧器の可
動部材の前記第2受圧面に前記減圧弁を経た油圧
が与えられるようになつたことを特徴とする。こ
のように、減圧弁により減圧された油圧を摩擦装
置に供給する一方で、この油圧を蓄圧器の第2受
圧面にも与えるようにすることにより、棚圧と係
合圧力の両方を他の摩擦装置への供給油圧に比し
低くすることができる。また、油圧制御回路のラ
イン圧はエンジン回転数に応じて変動するが、摩
擦装置に供給される油圧はエンジン圧力に比例さ
せることが好ましい。このためには、減圧弁は、
エンジン出力に対応したスロツトル圧により、そ
の吐出圧が制御される形式にすればよい。蓄圧器
の作用を十分に果させるためには、第1受圧面に
供給油圧が作用し始める前に第2受圧面に該油圧
がすでに作用していることが望ましい。このため
には、摩擦装置への油路に通常設けられるオリフ
イスチエツク弁を、第2受圧面への油圧供給路の
分岐部より下流側で、第1受圧面への油圧供給路
の上流側に配置すればよい。
有する。すなわち、本考案による自動変速機の油
圧制御装置は、摩擦装置の係合および解除により
変速段が選択されるようになつた変速歯車機構
の、該摩擦装置への油圧供給を制御するためのも
のであつて、摩擦装置への油路に、該油路の圧力
を受ける第1受圧面と該第1受圧面に作用する圧
力に対向する背圧を受ける第2受圧面とを有する
可動部材を備えた蓄圧器が設けられ、前記油路に
は前記摩擦装置への油圧供給方向にみて前記蓄圧
器の上流側に減圧弁が設けられ、前記蓄圧器の可
動部材の前記第2受圧面に前記減圧弁を経た油圧
が与えられるようになつたことを特徴とする。こ
のように、減圧弁により減圧された油圧を摩擦装
置に供給する一方で、この油圧を蓄圧器の第2受
圧面にも与えるようにすることにより、棚圧と係
合圧力の両方を他の摩擦装置への供給油圧に比し
低くすることができる。また、油圧制御回路のラ
イン圧はエンジン回転数に応じて変動するが、摩
擦装置に供給される油圧はエンジン圧力に比例さ
せることが好ましい。このためには、減圧弁は、
エンジン出力に対応したスロツトル圧により、そ
の吐出圧が制御される形式にすればよい。蓄圧器
の作用を十分に果させるためには、第1受圧面に
供給油圧が作用し始める前に第2受圧面に該油圧
がすでに作用していることが望ましい。このため
には、摩擦装置への油路に通常設けられるオリフ
イスチエツク弁を、第2受圧面への油圧供給路の
分岐部より下流側で、第1受圧面への油圧供給路
の上流側に配置すればよい。
(考案の効果)
本考案においては、摩擦装置に油圧を供給する
油路に、摩擦装置への油圧供給方向にみて蓄圧器
の上流側に減圧弁を設けたので、該摩擦装置の係
合油圧を制御することが可能になり、また減圧弁
を経た油圧を蓄圧器の第2受圧面に背圧として作
用させるので、棚圧も同時に制御するとができ、
全体として変速シヨツクが軽減される。さらに、
係合圧力を最少限に抑えることができるので、油
圧ポンプの負荷が低められる。
油路に、摩擦装置への油圧供給方向にみて蓄圧器
の上流側に減圧弁を設けたので、該摩擦装置の係
合油圧を制御することが可能になり、また減圧弁
を経た油圧を蓄圧器の第2受圧面に背圧として作
用させるので、棚圧も同時に制御するとができ、
全体として変速シヨツクが軽減される。さらに、
係合圧力を最少限に抑えることができるので、油
圧ポンプの負荷が低められる。
(実施例の説明)
図は、特願昭58−12021号に実施例として開示
された自動変速機における前方クラツチと前方ブ
レーキの油圧制御回路に本発明を適用した例を示
すものである。前方クラツチはこれを係合方向に
作動させるクラツチアクチユエータ10を有し、
前方ブレーキは、油圧力がブレーキ係合方向に作
用する係合側圧力室12と油圧力がブレーキ解除
方向に作用する解除側圧力室14からなるブレー
キアクチユエータ16を有する。油圧回路は手動
操作されるセレクト弁20を有し、このセレクト
弁20には、油圧ポンプ22に接続される圧力ポ
ートPと、スプール24がD位置にあるとき該圧
力ポートPに接続されるポートa,b、およびス
プール24がD位置にあるときドレンポートdに
接続されるポートcを有する。ポートcはスプー
ル24がD位置のときドレンポートdから遮断さ
れ、圧力ポートPに接続される。
された自動変速機における前方クラツチと前方ブ
レーキの油圧制御回路に本発明を適用した例を示
すものである。前方クラツチはこれを係合方向に
作動させるクラツチアクチユエータ10を有し、
前方ブレーキは、油圧力がブレーキ係合方向に作
用する係合側圧力室12と油圧力がブレーキ解除
方向に作用する解除側圧力室14からなるブレー
キアクチユエータ16を有する。油圧回路は手動
操作されるセレクト弁20を有し、このセレクト
弁20には、油圧ポンプ22に接続される圧力ポ
ートPと、スプール24がD位置にあるとき該圧
力ポートPに接続されるポートa,b、およびス
プール24がD位置にあるときドレンポートdに
接続されるポートcを有する。ポートcはスプー
ル24がD位置のときドレンポートdから遮断さ
れ、圧力ポートPに接続される。
第2速と第3速との間の変速制御を行なう2−
3シフト弁30はセレクト弁20のポートaに接
続されるポート30aとライン31を介してポー
トcに接続されるポート30b、およびライン3
4を介してクラツチアクチユエータ10に接続さ
れるポート30cを有する。ライン31には、逆
止弁31aがポートc方向にのみ開くように配置
される。ポート30cは、スプール32が左方位
置にあるときポート30aに連通し、スプール3
2が右方位置にあるときポート30bに連通す
る。この油圧制御回路には、車速に比例するガバ
ナ圧を発生するガバナ40と、エンジンスロツト
ル弁の開度に応じたスロツトル圧を発生するバキ
ユームスロツトル弁50が設けられており、ガバ
ナ圧はライン42により2−3シフト弁30のス
プール32の右端に与えられ、スロツトル圧はラ
イン52によりスプール32の左端に与えられ
る。2−3シフト弁30のポート30cをクラツ
チアクチユエータ10に接続するライン34には
分岐ライン34aが設けられ、この分岐ライン3
4aはブレーキアクチユエータ16の解除側圧力
室14に接続されている。分岐ライン34aには
圧力室14の方向にのみ開く逆止弁36が配置さ
れている。ブレーキアクチユエータ16の係合側
圧力室12は、ライン38およびセレクト弁20
がD位置にあるときに開くセカンドロツク弁60
を介して、セレクト弁20のポートbに接続され
ている。
3シフト弁30はセレクト弁20のポートaに接
続されるポート30aとライン31を介してポー
トcに接続されるポート30b、およびライン3
4を介してクラツチアクチユエータ10に接続さ
れるポート30cを有する。ライン31には、逆
止弁31aがポートc方向にのみ開くように配置
される。ポート30cは、スプール32が左方位
置にあるときポート30aに連通し、スプール3
2が右方位置にあるときポート30bに連通す
る。この油圧制御回路には、車速に比例するガバ
ナ圧を発生するガバナ40と、エンジンスロツト
ル弁の開度に応じたスロツトル圧を発生するバキ
ユームスロツトル弁50が設けられており、ガバ
ナ圧はライン42により2−3シフト弁30のス
プール32の右端に与えられ、スロツトル圧はラ
イン52によりスプール32の左端に与えられ
る。2−3シフト弁30のポート30cをクラツ
チアクチユエータ10に接続するライン34には
分岐ライン34aが設けられ、この分岐ライン3
4aはブレーキアクチユエータ16の解除側圧力
室14に接続されている。分岐ライン34aには
圧力室14の方向にのみ開く逆止弁36が配置さ
れている。ブレーキアクチユエータ16の係合側
圧力室12は、ライン38およびセレクト弁20
がD位置にあるときに開くセカンドロツク弁60
を介して、セレクト弁20のポートbに接続され
ている。
ライン31には逆止弁31aに並列に減圧弁3
3が配置されている。すなわち、減圧弁33は、
逆止弁31aをバイパスするようにライン31に
設けられたバイパス路31bに配置され、該バイ
パス路31bの面積を制御するスプール35を有
し、該スプール35はスプリング37によりバイ
パス路31bの面積を増加する方向に押されてい
る。また、スプール35の一端には、スプリング
37と同じ方向に該スプール35を押すようにス
ロツトル圧が導かれ、他端には2−3シフト弁3
0のポート30bに与えられる圧力が作用してい
る。したがつて、セレクト弁20のスプール24
がR位置に置かれると、2−3シフト弁30のポ
ート30bにはスロツトル圧に比例する圧力が与
えられる。
3が配置されている。すなわち、減圧弁33は、
逆止弁31aをバイパスするようにライン31に
設けられたバイパス路31bに配置され、該バイ
パス路31bの面積を制御するスプール35を有
し、該スプール35はスプリング37によりバイ
パス路31bの面積を増加する方向に押されてい
る。また、スプール35の一端には、スプリング
37と同じ方向に該スプール35を押すようにス
ロツトル圧が導かれ、他端には2−3シフト弁3
0のポート30bに与えられる圧力が作用してい
る。したがつて、セレクト弁20のスプール24
がR位置に置かれると、2−3シフト弁30のポ
ート30bにはスロツトル圧に比例する圧力が与
えられる。
前方クラツチのクラツチアクチユエータ10へ
の油圧供給のための油路であるライン34には、
アクチユエータ10への流れを制限するオリフイ
スチエツク弁41が設けられており、ライン34
と並列に蓄圧器43が配置される。蓄圧器43
は、オリフイスチエツク弁41より下流側におけ
るライン34の圧力を受ける第1受圧面45aを
有する可動ピストン45からなる。第1受圧面4
5aの背後には該第1受圧面45aより受圧面積
の小さい第2受圧面45bが形成されている。可
動ピストン45は、スプリング47により、第1
受圧面45aに作用する圧力に抗する方向に付勢
されている。第2受圧面45bには、オリフイス
チエツク弁41より上流側でライン34から分岐
するライン34bにより、油圧が導かれている。
の油圧供給のための油路であるライン34には、
アクチユエータ10への流れを制限するオリフイ
スチエツク弁41が設けられており、ライン34
と並列に蓄圧器43が配置される。蓄圧器43
は、オリフイスチエツク弁41より下流側におけ
るライン34の圧力を受ける第1受圧面45aを
有する可動ピストン45からなる。第1受圧面4
5aの背後には該第1受圧面45aより受圧面積
の小さい第2受圧面45bが形成されている。可
動ピストン45は、スプリング47により、第1
受圧面45aに作用する圧力に抗する方向に付勢
されている。第2受圧面45bには、オリフイス
チエツク弁41より上流側でライン34から分岐
するライン34bにより、油圧が導かれている。
ブレーキアクチユエータ16a解除側圧力室1
4に通じる分岐ライン34aには、逆止弁36と
並列に、第1タイミング弁70、第2タイミング
弁72、第3タイミング弁74が配列されてい
る。これら3個のタイミング弁70,72,74
は互に並列に配置されており、各々可動スプール
70a,72a,74aを有し、各スプールが図
において右方に移動したときはオリフイス面積が
減少し、左方に移動したときはオリフイス面積が
増加するような内部通路が設けられている。ま
た、第1タイミング弁70は、第2、第3タイミ
ング弁72,74より大きいオリフイス面積を有
する。
4に通じる分岐ライン34aには、逆止弁36と
並列に、第1タイミング弁70、第2タイミング
弁72、第3タイミング弁74が配列されてい
る。これら3個のタイミング弁70,72,74
は互に並列に配置されており、各々可動スプール
70a,72a,74aを有し、各スプールが図
において右方に移動したときはオリフイス面積が
減少し、左方に移動したときはオリフイス面積が
増加するような内部通路が設けられている。ま
た、第1タイミング弁70は、第2、第3タイミ
ング弁72,74より大きいオリフイス面積を有
する。
第1タイミング弁70のスプール70aは、ス
プリングにより左方に、すなわちオリフイス面積
が増加する方向に押されており、またスプール7
0aの右端側には、このスプリングと同方向に作
用するようにスロツトル圧がライン54を介して
導入されている。さらに、スプール70aの左端
側には、ガバナ圧がライン44を介して導入さ
れ、該スプール70aを右方に押すように作用す
る。第2タイミング弁72のスプール72aは、
スプリングにより左方に、すなわちオリフイス面
積が増加する方向に押されており、スプール72
aの左端にはガバナ圧が導入されている。第3タ
イミング弁74のスプール74aは、スプリング
により左方に、すなわちオリフイス面積が減少す
る方向に押されており、スプール74aの左端に
はスロツトル圧が導入されている。
プリングにより左方に、すなわちオリフイス面積
が増加する方向に押されており、またスプール7
0aの右端側には、このスプリングと同方向に作
用するようにスロツトル圧がライン54を介して
導入されている。さらに、スプール70aの左端
側には、ガバナ圧がライン44を介して導入さ
れ、該スプール70aを右方に押すように作用す
る。第2タイミング弁72のスプール72aは、
スプリングにより左方に、すなわちオリフイス面
積が増加する方向に押されており、スプール72
aの左端にはガバナ圧が導入されている。第3タ
イミング弁74のスプール74aは、スプリング
により左方に、すなわちオリフイス面積が減少す
る方向に押されており、スプール74aの左端に
はスロツトル圧が導入されている。
セレクト弁20スプールが図に示すN位置から
R位置に動かされると、ドレンポートdが閉じら
れ、圧力ポートPがポートcに連通する。同時
に、図示しない調圧弁により圧力ポートPに与え
られるライン圧が上昇し、ローリバースブレーキ
(図示せず)に必要な係合圧力を与え得る状態に
なる。このライン圧は、ポートcからライン33
を経て減圧弁33に達し、該減圧弁33に与えら
れるスロツトル圧に比例する圧力が2−3シフト
弁30のポート30bに与えられる。2−3シフ
ト弁30のスプール32は右方位置にあり、ポー
ト30bはポート30cに連通しているため、こ
のスロツトル圧に比例する圧力はライン34に導
入され、直ちに蓄圧器43の可動ピストン45の
第2受圧面45bに作用する。さらに、ライン3
4の圧力は、オリフイスチエツク弁41のために
立ち上りを遅らされて前方クラツチのクラツチア
クチユエータ10に導入され、同時に蓄圧器43
の可動ピストン45の第1受圧面45aに作用す
る。蓄圧器43の第1受圧面45aに作用する圧
力による力が、スプリング47による力と第2受
圧面45bに作用する圧力による力の合力に達し
たとき、可動ピストン45は第1受圧面45aに
作用する圧力により後退を始めるので、クラツチ
アクチユエータ10に加わる圧力はこの時点で一
旦上昇が中断され、可動ピストン45がストロー
ク一ぱいに後退したのち、再び上昇する。可動ピ
ストン45が後退を始めるときの圧力およびクラ
ツチアクチユエータ10に作用する最終係合圧力
は、いずれもスロツトル圧に応じて調節される。
R位置に動かされると、ドレンポートdが閉じら
れ、圧力ポートPがポートcに連通する。同時
に、図示しない調圧弁により圧力ポートPに与え
られるライン圧が上昇し、ローリバースブレーキ
(図示せず)に必要な係合圧力を与え得る状態に
なる。このライン圧は、ポートcからライン33
を経て減圧弁33に達し、該減圧弁33に与えら
れるスロツトル圧に比例する圧力が2−3シフト
弁30のポート30bに与えられる。2−3シフ
ト弁30のスプール32は右方位置にあり、ポー
ト30bはポート30cに連通しているため、こ
のスロツトル圧に比例する圧力はライン34に導
入され、直ちに蓄圧器43の可動ピストン45の
第2受圧面45bに作用する。さらに、ライン3
4の圧力は、オリフイスチエツク弁41のために
立ち上りを遅らされて前方クラツチのクラツチア
クチユエータ10に導入され、同時に蓄圧器43
の可動ピストン45の第1受圧面45aに作用す
る。蓄圧器43の第1受圧面45aに作用する圧
力による力が、スプリング47による力と第2受
圧面45bに作用する圧力による力の合力に達し
たとき、可動ピストン45は第1受圧面45aに
作用する圧力により後退を始めるので、クラツチ
アクチユエータ10に加わる圧力はこの時点で一
旦上昇が中断され、可動ピストン45がストロー
ク一ぱいに後退したのち、再び上昇する。可動ピ
ストン45が後退を始めるときの圧力およびクラ
ツチアクチユエータ10に作用する最終係合圧力
は、いずれもスロツトル圧に応じて調節される。
セレクト弁20のスプール24がD位置に置か
れた状態では、ポートcはドレンポートdに連通
し、圧力ポートPはポートa,bに連通する。こ
の状態では、ライン圧は、ポートaから2−3シ
フト弁30のポート30aに導かれる。同時に、
ポートbからの圧力はセカンドロツク弁60を経
て前方ブレーキのブレーキアクチユエータ16の
係合側圧力室12に導入され、前方ブレーキを係
合方向に押す。
れた状態では、ポートcはドレンポートdに連通
し、圧力ポートPはポートa,bに連通する。こ
の状態では、ライン圧は、ポートaから2−3シ
フト弁30のポート30aに導かれる。同時に、
ポートbからの圧力はセカンドロツク弁60を経
て前方ブレーキのブレーキアクチユエータ16の
係合側圧力室12に導入され、前方ブレーキを係
合方向に押す。
2−3シフト弁30のスプール32が左方に移
動した状態では、ポート30a,30cが互に連
通し、ポンプ22からの圧力は、ライン34を経
てクラツチアクチユエータ10に、またライン3
4aを経て逆止弁36を開きながらブレーキアク
チユエータ16の解除側圧力室14に導入され
る。これにより、前方クラツチは係合させられ、
前方ブレーキは解除される。特願昭58−12021号
に実施例として開示された自動変速機では、この
状態は第3速に相当する。この第3速への変速の
さいにも、蓄圧器43は前述と同様に作動する
が、ライン34には、減圧弁33を経ずに圧力ポ
ートPからのライン圧がそのまま導入される。
動した状態では、ポート30a,30cが互に連
通し、ポンプ22からの圧力は、ライン34を経
てクラツチアクチユエータ10に、またライン3
4aを経て逆止弁36を開きながらブレーキアク
チユエータ16の解除側圧力室14に導入され
る。これにより、前方クラツチは係合させられ、
前方ブレーキは解除される。特願昭58−12021号
に実施例として開示された自動変速機では、この
状態は第3速に相当する。この第3速への変速の
さいにも、蓄圧器43は前述と同様に作動する
が、ライン34には、減圧弁33を経ずに圧力ポ
ートPからのライン圧がそのまま導入される。
第1タイミング弁70、第2タイミング弁7
2、第3タイミング弁73は、エンジン出力に対
応するスロツトル圧と車速に対応するガバナ圧と
により前方ブレーキの係合がシヨツクを伴なわず
に行なわれるように制御を行なうためのものであ
る。
2、第3タイミング弁73は、エンジン出力に対
応するスロツトル圧と車速に対応するガバナ圧と
により前方ブレーキの係合がシヨツクを伴なわず
に行なわれるように制御を行なうためのものであ
る。
図面は本考案の一実施例を示す油圧制御装置の
回路図である。 10……クラツチアクチユエータ、12……ブ
レーキ係合側圧力室、14……ブレーキ解除側圧
力室、16……ブレーキアクチユエータ、20…
…セレクト弁、30……2−3シフト弁、33…
…減圧弁、36……逆止弁、40……ガバナ、4
3……蓄圧器、45……可動ピストン、50……
バキユームスロツトル弁、70……第1タイミン
グ弁、72……第2タイミング弁、74……第3
タイミング弁。
回路図である。 10……クラツチアクチユエータ、12……ブ
レーキ係合側圧力室、14……ブレーキ解除側圧
力室、16……ブレーキアクチユエータ、20…
…セレクト弁、30……2−3シフト弁、33…
…減圧弁、36……逆止弁、40……ガバナ、4
3……蓄圧器、45……可動ピストン、50……
バキユームスロツトル弁、70……第1タイミン
グ弁、72……第2タイミング弁、74……第3
タイミング弁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 摩擦装置の係合および解除により変速段が選
択されるようになつた変速歯車機構の、前記摩
擦装置への油圧供給を制御するための自動変速
機の油圧制御装置において、前記摩擦装置への
油路に、該油路の圧力を受ける第1受圧面と前
記第1受圧面に作用する圧力に対向する背圧を
受ける第2受圧面とを有する可動部材を備えた
蓄圧器が設けられ、前記油路には前記摩擦装置
への油圧供給方向にみて前記蓄圧器の上流側に
減圧弁が設けられ、前記蓄圧器の可動部材の前
記第2受圧面に前記減圧弁を経た油圧が与えら
れるようになつた自動変速機の油圧制御装置。 (2) 前記第2受圧面は前記第1受圧面より小さい
受圧面積を有する前記第(1)項の油圧制御装置。 (3) 前記減圧弁はエンジン出力に対応する圧力に
応じて該圧力の増加に伴ない吐出圧力を高める
ような弁である前記第(1)項または第(2)項の油圧
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8535084U JPS61551U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8535084U JPS61551U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61551U JPS61551U (ja) | 1986-01-06 |
| JPH0210863Y2 true JPH0210863Y2 (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=30635667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8535084U Granted JPS61551U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61551U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62160772U (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-13 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP8535084U patent/JPS61551U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61551U (ja) | 1986-01-06 |
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