JPH02110185A - 組成物及びその用途 - Google Patents

組成物及びその用途

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JPH02110185A
JPH02110185A JP1209981A JP20998189A JPH02110185A JP H02110185 A JPH02110185 A JP H02110185A JP 1209981 A JP1209981 A JP 1209981A JP 20998189 A JP20998189 A JP 20998189A JP H02110185 A JPH02110185 A JP H02110185A
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zero
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solution
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JP1209981A
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Leonard F Lindoy
レオナード・フランシス・リンドイ
Darren S Baldwin
ダーレン・シルベスター・ボールドウィン
Peter A Tasker
ピーター・アンソニー・タスカー
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Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属を配位することのできる組成物、及び金
属イオン含有溶液の処理にその組成物を用いることに関
する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕配位中
心を有する化合物を用いて金属との錯体を形成すること
は周知である。その1つが溶媒抽出方法に応用されてお
り、金属を一方の液相から不混和性液相へ抽出する。溶
媒抽出方法においては、望ましい金属有価物を含有する
水溶液を、その金属と錯体を形成してそれを非水性相へ
抽出する化合物を含有する不混和性相(代表的には、炭
化水素液体例えば主に脂肪族炭化水素液体)と接触させ
る。続いて、その金属を含有する非水性相と更に別の水
性用(金属はその相中に抽出され、そして適当な方法例
えば電解抽出により金属をそこから抽出することができ
る)とを接触させる次の抽出工程によって前記の金属を
回収することができる。
溶媒抽出方法用の化合物として広範なものが提案されて
きており、これらの化tUtのほとんどは、1以上の配
位中心をその分子内にもっている。配位中心を環内に含
有する巨大環式化合物は金属錯体を形成することができ
、環の寸法と配置とを選んで特定の金属に対して選択的
にすることができる点で従来の多くの抽出剤よりも有利
である。しかしながら、この型の化合物で有用と思われ
るものの中には、プロトン化され易いものがあり、プロ
トン化された材料はある程度水溶性であり、低pH値(
例えば5以下)の溶液を接触させて用いた場きに非水性
相から除去され易い。
大きな炭化水素置換基例えばアルキル置換基を有する有
機化合物は、はとんど水溶性をもたない。
しかしながら、この型の巨大環式化合物の調製には生成
物の製造に追加の工程が必要であり、その調製により最
終生成物の性質を変性し、その錯体挙動を変化させるこ
とがある。
本発明者は、簡単な混合方法により、ある種の巨大環式
化合物の特性をかなりの程度に変性することができるこ
とを見いだした。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、 (、)環内に配位中心少なくとも2個(そのうちの少な
くとも1個は中性の塩基部分であるものとする)を含有
する巨大環式化合物である′キレート性化合物と、 (b)炭素原子8四以上のアルキル基又はアルケニル基
少なくとも1個を含む有機酸と を含む組成物が提供される。
前記の組成物としては、成分(b)のモル数が成分(a
)のモル数と少なくとも等しいものが好ましい。実質的
に過剰のモル数の成分(b)を前記組成物中に存在させ
ることができるが[例えば、成分(、)に対する成分(
b)のモル比が10:1以上]、般に、成分(b)をそ
のように過剰量で用いてもそのことによる効果はない、
(a)に対する(b)のモル比が5:1を越えないのが
一般に好ましく、(a)に対する(b)のモル比が2:
1がら4:1までの場合に有利な結果が得られた。部会
のよいことには、成分(b)のモル数が、成分(、)中
に存在する中性塩基部分の数と等しければ充分である。
本発明の組成物の成分(a)は巨大環式化合物であり、
環原子少なくとも10個、特には環原子少なくとも12
個を含有する。一般に、この巨大環式化合物は、環原子
30個以下を含有する。有用な巨大環式化合物が含有す
る環原子の範囲は14〜20%である。
巨大環式化合物は環内に配位中心少なくとも2個を含有
しているが、環内に配位中心少なくとも4wAを有する
化合物を用いるのが一般に好ましい6好ましい巨大環式
化合物は、環内に中性塩基部分少なくとも2個を含有す
るものである。その中性塩基部分く又は各中性塩基部分
)は好ましくは窒素部分であり、例えば第三アミノ基(
−NR−)又は第ニアミノ基(−NH−)であることが
できる。第三アミノ基内のR基は、窒素部分の配位特性
に悪影響を与えない不活性基(例えばアルコキシ基又は
ハロゲン原子)少なくとも1@で渇きにより置換されて
いることのあるヒドロカルビル基である。
巨大環式化合物内に存在することができ、中性塩基部分
以外の配位中心としては、酸素部分及びイオウ部分等が
含まれる。本発明の組成物の成分(a)として用いるこ
とのできる特に好ましい巨大環式化合物は、窒素部分2
個又は3個と、酸素及び/又はイオウ部分である、別の
配位中心2個又は3個(例えば酸素部分2個)とを含有
する。
成分(a)として用いることのできる巨大環式化合物は
、−最大 (式中、R1及びR2は2価の基であって、相互に同じ
ものであるか異なるものであることができ、Xは中性塩
基部分であり、そしてYは配位中心である) で表されることができる。
基R1及びR2はX及びYと結合し、その結合は更に配
位中心を含むことができる。配位中心X及びY、そして
R1及びR2内に存在する任意の他の配位中心は、好ま
しくは炭素原子1個で、そしてより一般的には炭素原子
2個又は3個で分離されている。しかしながら、配位中
心は、3個より多くの炭素原子例えば炭素原子4個で分
離されていてもよい、巨大環式化合物において、配位中
心は同じ数の炭素原子により、又は異なる数の炭素原子
によって分離されていることができる。基R及びR2の
各々は、追加の環式環(例えばシクロヘキサン、シクロ
ヘキセン、シクロへキサジエン又はベンゼン)の原子の
少なくとも2個であるか、あるいはそれらを含むもので
あることが好ましく、そしてR’及びR2は環式環だけ
の隣接環原子を含有するのが最も好ましい。配位中心少
なくとも4個を含有する好ましい巨大環式化合物は一般
式(式中、R3及びR4は結合原子内に配位中心を含ま
ない2価の基であって、相互に同じものか又は異なるも
のであることができ、xl及びx2は中性の塩基部分で
あって、相互に同じものか又は異なるものであることが
でき、Yl、Y2、Y3及びY4は配位中心であって、
相互に同じものか又は異なるものであることができ、C
H2はメチレン基であり、aは正の整数であり、bはゼ
ロ又は正の整数であり、Cはゼロ又は1であり、dは正
の整数であり、eはゼロ又は正の整数であり、「はゼロ
又は1であり、Xは正の整数であり、そしてyは正の整
数であり、更に、bとCとは共にゼロであるか又は共に
正の整数であり、そしてeとfも共にゼロであるか又は
共に正の整数であるものとする)で表すことができる。
基×1及びX2は好ましくは同じものであってNH−基
又は−NR−基(Rは前記の意味をもつ)である。基R
はアルキル基、アリール基、アルクアリール基又はアラ
ルキル基であることができ、あるいはアリール基又はア
ルキル基で各々更に置換されているアルクアリール基又
はアラルキル基であることができるや基Rは、炭素原子
30個まで、特にはアルキル炭素原子30個までを含有
する基であるのが好都合である。基Rは、ベンジル基又
はアルキル置換ベンジル基例えば4−アルキルベンジル
基例えば4−t−ブチルベンジル基又は4ドデシルベン
ジル基であることができる。
Y3及び/又はY 4 (存在する場合)は中性の塩基
部分であることができ、そして好ましくはxl及びx2
と同じものである Y3及び/Y4(存在する場合)が
中性の塩基部分以外の配位中心である場合には、それら
は代表的には酸素又はイオウであり、基YI及びY2の
一方又は両方と同じものであるか又は異なるものである
ことができる。
基Yl及びY2は中性の塩基部分であることができるが
、好ましくは酸素又はイオウのいずれか、特にはY’及
びY2の両方が酸素である。
基R3及びR4は好ましくは共に同じものであって、場
合により置換されていることのできるPhCR’R’−
基(ここでPhは1,2−フェニレン基である)であり
、そしてR5及びR@は水素原子又は場合により置換さ
れていることのあるヒドロカルビル基であって、同じも
のか又は異なるものであることができる。
基ph中に場合により存在する置換基は、不活性基、例
えばアルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子である
。基ph中のいずれの置換基も、基Y1又はY2に対す
る4位にあることが好ましい。
置換基がアルキル基又はアルコキシ基である場合には、
炭素原子30個まで、例えば炭素原子24個まで(t−
ブチルノニル又はドデシル基のように)のものであるこ
とが好都合である。
基−CR5R6−は代表的にはXI又はX2に結きして
いる。基R5又はR6の少なくとも一方が水素原子であ
ることが好ましい。基R5及びR8の両方が水素である
化合物、すなわち基R3及びR4が−PhCH2−であ
る化合物は一般に調製が容易であり、従って、一般に好
ましい。基R5及びR@のいずれか又は両方が堝きによ
り置換されているヒドロカルビル基である場合には、そ
れらは基Rとして本明細書に記載した基のいずれかであ
ることができる。しかしながら、R5及び/又はR6が
低級アルキル基すなわち炭素原子1〜4個のアルキル基
例えばメチル基であることが好ましいこともある。
b及びCの両方がゼロの場合には基(c H2)b(Y
 ’)は存在しない。しかしながら、b及びCが正の値
をもつ場合には、Xの値に依存して、基(CH,)(y
3>1個以上が存在することになる。Xの値は代表的に
は1又は2、一般には1である。
同様に、e及びfの両方がゼロの場合には、基(CH2
)(Y’)は存在しない。e及びfの両方が正e   
  f の値である場合には、yの値に依存して基(CI−1□
)(Y’)f1個以上が存在する。yの値は代表的には
1又は2、−i的には1である。
a及びd、そしてb及びe(正の値をもつ場合)の値は
代表的には1〜4まで、特には2又は3である。
本発明の組成物において成分(a)として用いることの
できる式(n)の化合物としては、特には後記第1表に
記載の化合物を挙げることができる。
これらのすべての化合物において、R3及びR4はP 
h CHz  (すなわちR5及びR′は共に水素であ
る)であり、phは非置換の1,2−フ二二レン基であ
り、CH2はXl又はXlに結合しており、e及びfは
共にゼロであり、そしてXは1つであるやIL民 化j11トー X’  b  已 免 1 μ 已 引
I        NHセ゛し  − 七’E13  
 811   0   22    NH2NH12N
H02 3Hll  3  N1113  Nll  O24N
1 2  NHI2  NiI  O15NH2S  
1 2  NH02 6NH2NHI2  NH04 7N11 2  N812  Nil  S  18 
   NH2S  1 2  NHS  19    
N11 2  NHI  2  Nil  S  21
0    NHZ  S  1 2 811 5 21
1    NiI  2 81+12  NHS  2
12    NH2S  1 2  Nl(S  21
3    NiI  2 0 1 2 811  S 
 214    Nl(2Ml(12N)I  0 3
その他の巨大環式化合物としては第1表記載の化き物の
誘導体を挙げることができ、それらの誘導体は以下のと
おりである。
化合物15:化合物1の誘導体であって、R3及びR局
(−PhCH2−であ’)、PhIJcY’、lY”ノ
lI2素原子に対する4位にノニル基を有する1、2フ
エニレン基であるもの。
化合物16:化合物2の誘導体であって、R3がR4が
−P h CH2−であり、phがYl又はY2の酸素
原子に対する4位にL−ブチル基を有する1、2−フ二
二レン基であるもの。
化# 物17 : t〜ブチル基の代りにノニル基を有
すること以外は化合物16と同様の誘導体。
化合物18:化合物2の誘導体であるが、但し、X l
 、 Y 3及びXlがすべて同じ−NR−基であって
、Rがベンジル基すなわち−(::)12C,H,であ
るもの。
化合物19:化合物18と同様の誘導体であるが、但し
、X I 、 Y 3及びN2がすべて同じ−Nr(−
基であって基Rが4−t−ブチルベンジルすなわちCH
z Cs H4L −C4Hsであるもの。
化合物20:化合物18と同様の誘導体であるが、但し
、xl、Y3及びXlがすべて同じ−NR−基であって
、Rが4−ドデシルベンジルすなわちCH2Cs H(
C+ 2 H□、であるものや化合物21:化合物2の
誘導体であってY3が−NR−基であり、Rが4−ドデ
シルベンジルであるもの。
化合物Z2:化会物1の誘導体であってR3及びR4が
共に−PhCH(CHコ)−であるもの。
化合物23:化合物2の誘導体であって、R3及びR4
が共に−PhCH(CHs)−であるもの。
広範な巨大環式化合物が公知であり、それらを選択して
所望の効果を得ることができる。この型の化合物は、R
、M 、rzett及びJ 、 J 、 Christ
ensen編rProgress in Macroc
yclic Chesistry」Vol、3.5:l
(N92頁のLindoy rHeavy Metal
Chemistry  of  Mixed  Don
or  MacrocychicLigands:SL
raLegies for ObtainingMet
alI on ReeognitisrBに記載されて
いる。この型の化自物はL 1ndoyが概略を示した
方法で、又はL 1ndoyが注記した文献に示された
方法で調製することができる。アルキル置換1.2−フ
ェニレン基を含む化合物は、相当するアルキル置換ヒド
ロキシベンズアルデヒドを用いて調製することができる
 X I 、 y )及びXlが−NR−基である化合
物は、X’、Y’及びXlが−NH−である相当する巨
大環式化合物と適当なハロゲン化ベンジルとを反応させ
ることによって得ることができる。Y3が−NR−であ
る化合物は、−NR−基を含有するトリアミンを用いて
調製することができる。R3及びR4が共に−P hC
H(CH:l)−である化合物は、2−ヒドロキシアセ
トフェノンを用い、反応時間を長くして調製する。
有機酸はカルボン酸であることが好都きである。
一般に、入手が容易であるからである。その酸は、ハロ
ゲン置換酸例えば2−ブロモヘキサデカン酸であること
ができる。
有vs酸は、炭素原子少なくとも8個好ましくは炭素原
子少なくとも1011i1のアルキル基又はアルケニル
基を含有する。それらのアルキル基又はアルケニル基は
、代表的には、24個を越える炭素原子を含有しない、
アルキル基又はアルケニル基に直鎖基又は分枝鎖基であ
ることができる。炭素数が異なるアルキル基若しくはア
ルケニル基、又は異なる異性体アルキル基若しくはアル
ケニル基、又はそれらの両方を有する酸の混合物を用い
ることができる0組成物の成分(b)として用いること
のできる酸としては、ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸
、テトラデカン酸、ヘモサブカン酸、オクタデカン酸及
びオクタデセン酸を挙げることができる。カルボン酸以
外の使用可能な酸としては、ジ(2−エチルヘキシル)
リン酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、ドデシルベン
ゼンスルホン酸、及びアルキルスルホン酸混合物例えば
そのアルキル基が炭素原子13〜18個(約95重量%
が炭素原子14〜17個のアルキル基である)を含むも
のである混合物を挙げることができる。
本発明の組成物は水不混和性液体媒質例えばパラフィン
系炭化水素、芳香族炭化水素及びハロゲン化炭化水素に
可溶性であるが、その溶解度は組成物の成分及び水不混
和性液体媒質の性質にも依存する。しかしながら、本発
明の組成物又L−1その巨大環式成分は、巨大環式化合
物単独(それ以外の条件は同じものとする)よりも、水
性相中へ抽出されにくい。
本発明の組成物は、その成分を一緒に混合して所望の性
質にして調製する。混合は、成分用の溶媒、特には炭化
水素又はハロゲン化炭化水素溶媒中で実施するのが便利
である。各成分を溶媒中に別々に溶解し、そして2つの
溶液を一緒に混合するか、あるいは一方の成分を他の成
分の溶液に加えることができる。混合は任意の適当な温
度で実施することができ、雰囲気温度で行うのが便利で
あるが、望ましい場合にはあるいは・8要な場きにはく
例えば成分の溶解速度を上昇させるため)、高温(10
0℃まで又はそれ以上)あるいは低温(例えば0℃以下
)を用いることができる。
本発明の組成物の巨大環式成分は、金属と錯体を形成す
ることができるものであることが好ましく、そして本発
明の組成物は金属と錯体を形成することができる。
本発明の組成物の成分(a)として用いることのでき巨
大環式化合物の中には、新規物置であるものと考えられ
るものがある。
従って、本発明は別の面として、一般式(If)におい
て基R3又はR4の少なくとも一方が基Pl+CR’R
尋−であって、phが炭素原子少なくと64rf!Aの
アルキル基で置換された1、2−フェニレン基であるか
、あるいは基R5及びR6の少なくとも一方がフェニル
基、ベンジル基又はアルキル基である、化合物を提供す
るものである。
好ましい化合物は、phが炭素原子少なくとも6個のア
ルキル基例えばノニル又はドデシル基で置換された1、
2−フェニレン基である化合物である。前記の置換基は
、異なる炭素数を含む異なる基の混合体、又は異性体混
合体例えばノニル異性体混合体を含む異なる基の混合体
であることができる。
あるいは、前記の化合物は、R5及びR6の一方が水素
原子であり、他方が低級アルキル基例えばメチル基であ
る化合物であることらできる。
別の面としては、一般式(II)において−X I 、
Y 3及びx2の少なくとも1個が基−N R−(Rは
前記で定義した意味である〉である化合物が提供される
。
特定の化合物は、Rがベンジル基又はアルキル置換ベン
ジル基、特に4−アルキルベンジル基例えば4−ノニル
ベンジル又は4−ドデシルベンジルである化合物である
。
本発明の範囲に入る別の化合物は、−a式(II)にお
いてR3又はR4が基−PhCR’R’−であり、ph
が炭素原子少なくとも4個のアルキル基で置換された1
、2−フェニレン基であり、そしてXY3及びX2の少
なくとも1個が基−NR−(ここでRは前記の定義のと
おりである)である化合物である。
この型の特定の化合物は、Pbがノニル基又はドデシル
基で置換されており X l 、 Y3及びX2の少な
くとも1個が基−NR−(ここでRはベンジル基スは4
−アルキルベンジル基である)である化合物である。
本発明の組成物は、金m錯体を形成することが望ましい
系内で用いることができる。従って、本発明の組成物を
溶媒抽出方法に用いることができる。あるいは、本発明
の組成物を膜に含浸させ、特定の金属種だけを通過させ
る膜を得ることができる。
本発明の組成物は、公知の溶媒抽出手順を用いた溶媒抽
出方法で用いることができる。
更に具体的に述べれば、本発明は別の面として、(i)
金属塩含有水溶液と水不混和性有機溶媒内の抽出剤溶液
[ここで、その抽出剤は、前記の成分(、)及び(b)
を含む組成物である]とを接触させ、(ii>水不混和
性溶媒内抽出剤溶液(この溶媒中に金属が抽出されてい
るものとする)から水溶液を分離し、そして(iii)
得られた有機相とストリップ水溶液とを接触させて金属
をそのストリップ水溶液に移動させる各工程を含む、金
属塩水溶液から金属有価物を抽出する溶媒抽出方法が提
供される。
本発明の組成物は多くの種類の金属と銘木を形成する。
抽出可能な具体的な金属は、水性相の組成、具体的には
いかなる金属が存在するかにより、そして本発明の組成
物の成分(a)として存在する具体的な巨大環式化合物
に依存する。
従って、単独金属抽出実験における金属イオン分布定数
を定量することにより、そしてその他の手順により、水
溶液から特定の金属を抽出することのできる組成物を与
える巨大環式化合物を本発明者は見出した。すなわち、
金属イオンがコバルト(■)である場合に、本発明の組
成物の成分(a)として用いることのできる適当な巨大
環式化合物は、前記第1表に定義した化合物2.4.6
.7及び特に11である。金属イオンがニッケル(II
)である場合に、本発明の組成物の成分(、)として用
いることのできる適当な巨大環式化合物は、前記第1表
に定義した化合物2.6.7.9及び11である。
金属イオンが銅(U)である場合に、適当な巨大環式化
合物は、前記第1表に定義した化合物5.10.12、
特に2.3.7及び最も好ましくは1.6.11及び1
4であり、更に前記した化合物16及び22そして非常
に好ましくは化合物15.17及び21である。亜鉛(
II)及びカドミウム(II)の両者に対して、本発明
の組成物の成分(a)として用いることのできる適当な
巨大環式化合物は、前記第1表に定義した化合物2.3
.4.7.9及び11である。銀(1)に対して、本発
明の組成物の成分(a)として用いることのできる適当
な巨大環式化合物は、前記第1表に定義した化合物7〜
13及び前記の化合物18.19及び20である。金属
イオンの対に関して選択的抽出実験を行なった。前記第
1表に定義した巨大環式化合物2.7.11及び特に6
を含有する組成物を用いて、銅(II)とニッケル(I
I)との混合物がら銅([1)が選択的に抽出されるこ
とを本発明者は見い出した。更に、前記第1表に定義し
た巨大環式化合物2及び11を含有する組成物を用いて
、カドミウム(ff>と亜鉛(II)との混合物からカ
ドミウム(II)が選択的に抽出されることも見い出し
た。前記の巨大環式化合物18を含有する組成物を用い
て、銀と他の金属との混合物がら銀が選択的に抽出され
ることも見いだした。同様の効果は、巨大環式化合物1
9及び20を用いて得ることもできる。前記の巨大環式
化合物17を含有する組成物を用いると、他の多くの巨
大環式化合物を用いる場合よりも低いpHで銅を抽出す
ることができる。同様の効果は巨大環式化キ物15を用
いても得ることができる。
前記の説明は、水性相から特定の金属を抽出するのに有
効な巨大環式化合物を単に説明するためのものであり、
使用可能な巨大環式化合物についても、抽出可能な金属
についても限定するものではないものと理解されたい0
才な、最適抽出条件が、使用する混合物、最初の水性相
内に存在する金属、抽出段階(工程i)でのpH及びス
トリップ段階(工程iii >でのpHに依存するもの
である点も理解されたい。
本発明の別の面である溶媒抽出方法は、金属鉱石から、
あるいはその他の金属含有源から金属を総体的に回収す
る各種の異なる方法に組入れることができる。これらの
方法の詳細な点は、関係する金属、並びに金属鉱石又は
その他の源がら金属をリーチングすることによって得た
り−チング溶液の性質及び組成によって変化する。本発
明の溶媒抽出方法は、金属を回収する単独の総体的方法
のいずれにも限定されるものではないが、本発明の溶媒
抽出法は鉱石から金属を回収する、総合された方法にお
ける1つの工程だけであることができる。前記の総合さ
れた方法は以下の工程を含むことができる。
(1)適当な水溶液で鉱石をリーチングし、いずれかの
非溶解固体を除去する。
(2)所望の金属を溶液中に含有している、工程(1)
からのり−チング溶液を、成分(a)及び(b)の組成
物の水不混和性溶媒内溶液と接触させ、前記の金属を有
機相へ移動させる。
(3)抽出金属を含有する有機相を水性相から分離する
。
<4)工程(3)からの有機相とストリップ水溶液とを
接触させて、金属をストリップ水溶液へ移動させる。
(5)金属塩を含有するストリップ水溶液から、ストリ
ップされた抽出剤を含有する有機相を分離する。
(6)例えば工程(5)からのストリップ溶液を電気分
解して金属を回収することにより、ストリップ溶液から
金属を回収する。
この型の高度に総合された方法においては、各溶液と各
種の段階で再循環することが極めて望ましい、すなわち
、工程(4)で用いるストリップ水溶液を、金属イオン
を取り除く電気分解工程(6)から誘導することができ
る。同様に、工程(5)で分離されるストリップ抽出剤
を含有する有機相を、抽出工程(2)へ再循環すること
が好ましい。
工程(1)のり−チングは任意の適当なリーチング剤(
これは酸性であっても塩基性であってもよい)を用いて
行うことができる。工程(2)においては、前記組成物
はリーチング溶液中の種に対して抵抗性があり、リーチ
ング溶液から所望の金属を抽出することができる。これ
は、巨大環式化き物及び有機酸の両者の選択に依存する
。工程(4)では、ストリップ水溶液は、水又は酸性若
しくはアルカリ性水溶液であることが好ましい。ストリ
ップ溶液は、成分(a)及び(b)の両者を抽出するこ
となく、有機相から水性相へ所望の金属有価物をストリ
ップするのに有効である。
多くの巨大環式化合物において、リーチング溶液のpH
以下(−最にはそのDH未満)の約1〜7までの範囲の
pHを有する水溶液で抽出及びストリッピングを行うの
が都合がよい。
本発明の組成物は、溶媒抽出方法用として提案されてき
た多くの水不混和性有機溶媒中の溶液として用いること
ができる。そのような水不混和性有機溶媒としては、脂
肪族、芳香族及び脂環式炭化水素並びに塩素化炭化水素
例えばベルクロロエチレン、トリクロロエタン及びトリ
クロロエチレンを挙げることができる。溶媒の混合物を
用いることができる。混合炭化水素例えば各種の芳香族
含量を有する高沸点及び高引火点石油留分(例えば灯油
)が従来の湿式冶金の実施において特に好ましい、一般
に、高芳香族含量の炭化水素溶媒、例えばAROMAS
OL H[これはトリチルベンゼン類の混合物から本質
的になり、I mperialChemical  I
 ndustries P LCから市販されている(
Ar(OMASOLは商品名である)]は、抽出剤及び
抽出金属に対して高溶解度を提供する。
方、芳香族含量が比較的低い灯油、例えばESCAID
loo[これは芳香族類20%とパラフィン類56.5
%とナフテン類23.4%とからなる石油蒸留物であり
、ESSOから市販されている(F、5CArDは商品
名である)]は、成る場合には、抽出剤の湿式冶金性能
を改善することができる。
水不混和性有機溶媒中の有機酸及び巨大環式化合物の濃
度を選択して、処理すべき特定のリーチング溶液に適合
させることができる。有機相中の巨大環式化合物の濃度
は、有機溶媒中において約2モルまで、特には1モルま
でであることができる。有1a酸の濃度は巨大環式化合
物の濃度に関連があり、代表的には巨大環式化合物1モ
ルに対して有機酸を少なくとも1モル提供するようにす
る。
本発明の溶媒抽出方法における抽出工程及びストリップ
工程は、雰囲気温度で実施するのが便利である。しかし
ながら、抽出工程とストリップ工程とを別異の温度で操
作する場合、例えば抽出工程を雰囲気温度で操作し、ス
トリップ工程を高温例えば約50℃で操作する場合には
、リーチング溶液からストリップ溶液への正味の金属移
動を改良することが可能であろう。
〔実施例〕
以下の実施例によって本発明を具体的に説明する。特に
断らない限り、部及び%はすべで重量による。
この化合物は第1表で規定した化き物1であり、Lin
doy ’Heavy Metal Chemistr
y of MixedDonor  Macrocye
lic  Ligands二Strategies  
forObtaining MeLal  I on 
RecogniLiov」(前出〉に記載の手順を用い
て多段階工程によって調製した。
すなわち、1,2−ジブロモエタンとサリチルアルデヒ
ドとを反応させ、その生成物と1.3−ジアミノプロパ
ンとを反応させ、そしてその生成物をホウ水素化ナトリ
ウムで還元した。
1:14−ビス 2−ホルミルフェニル−14−ジ  
 ブタンの サリチルアルデヒド(97,6g)をエタノール80C
1中に溶解した。水I Jz3中の水酸化ナトリウム(
32y>の水溶液を加えて黄色溶液とした0次に、1.
2−ジブロモエタン(73,6y)を加え、続いて充分
量のエタノールを加えて均一溶液とした。混合物を窒素
下で撹拌し、還流温度で加熱し、窒素下及び還流温度下
で44時間維持した。この混合物を放置して冷却し、固
体を沈澱させた。その固体をP別し、乾燥させた。その
固体を約65℃の温度でヘキサンと混合し、充分量のク
ロロホルムを加えてその固体を溶解し、そして混合物を
放置して冷却し、固体を結晶化させた。その固体の融点
は128〜130℃であった。この融点は、1,4−ビ
ス(2−ホルミルフェニル11.4−ジオキサブタンに
関して報告されている融点(129℃)にほぼ相当する
ものであった。
段階1の生成物8,1gのメタノール(150CI’)
内溶液を雰囲気温度で撹拌し、1,3−ジアミノプロパ
ン(2,31F)のメタノール(50cm’)内溶液を
滴加した。この溶液を撹拌し、還流温度に加熱し、還流
温度で0.5時間維持し、蒸留水(150cm’)を加
えた。
この混合物を0.5時間0〜5℃に冷却して沈澱を形成
させ、これをP別し、水で洗って、50℃で乾かした。
3.4 :9 、to−ジベンゾ−1,12−ジアザ5
.8−ジオキサシクロペンタデカン−1,、liジエン
9FIが得られた。
段¥II2の生成物2gと四ホウ酸二ナトリウム(硼砂
)0.2.とのメタノール(40c1)内溶液を撹拌し
、還流温度へ加熱した。混合物を還流温度に維持し、ホ
ウ水素化ナトリウム0.6gを少しずつ還流混合物へ加
えた。還流温度に1時間置いた後、混合物を放置して雰
囲気温度へ冷却し、冷水を加え、形成された沈澱をP刑
した。
段階1と同様に、クロロホルム/ヘキサン混合物から固
体を再結晶させた。この固体の融点は144〜146℃
であり、これは第1表で定義した化合物1すなわち6.
7.8.9.10,11,17.18−オクタヒトo−
58−ジベンゾ(e、n) (1,4)ジオキサ(8,
12)ジアザシクロペンタデシンに対して報告された融
点(143℃)にほぼ相当する。
所望により、段12の終りで、固体生成物を分離せずに
段階2及び段lv3を行うことができる。
更に具体的に述べれば、アミン化合物と適当な時間還流
した後、還流混合物に四ホウ酸二ナトリウムを加え、続
いてホウ水素化ナトリウムを少しずつ加える。特に、巨
大環式化合物がその巨大環内に原子を17個よりも多く
6つ化合物(すなわち、第1表の化合物3.6及び14
)である場合には、段階2と3とを組きせるのが、一般
に、より便利である6なぜなら、これらの化合物につい
ては、段階2のジイミン生成物がそれを固体として分離
するのが困難で、一般に油状体を形成することがわかっ
たからである。
第1表に記載した化合物2〜14の調製は、同様の手順
を用いて、あるいはR、M 、 I zett及びJ、
J。
Christevsen編rProgress in 
MacrocyclieCheaeistryJVol
、3.53〜9Z頁にL 1ndoyが記載した手順を
用いて行うことができる。化合物15.16及び17の
調製は、段vj/11のサリチルアルデヒドに代えて同
モル量の相当する5−アルキル−2−ヒドロキシベンズ
アルデヒドを用いること以外は同様にして行うことがで
きる。
化合物18.19及び20の調製は、化合物2と臭化ベ
ンジルスは4−アルキルベンジルブロマイドとの反応に
よって行うことができる。調製例を以下に段階4A及び
4Bとして記載する。
キサ(8,11,14) トリアザシクロヘプタデシン
)o、ssgをジメチルスルホキシドl0CI3中で撹
拌し、水酸化カリウム0.5gを加えた。4−t−ブチ
ルベンジルブロマイド1.4gを加え、混合物を撹拌し
、還流温度に加熱し、還流温度で2時間維持した。
白色固体が沈澱し、混合物を雰囲気温度に冷却し、その
固体を炉別した9次に、固体をクロロホルムに溶解し、
クロロホルム溶液を水で3回洗い、続いて無水硫酸マグ
ネシウムを用いてクロロホルム溶液を乾かした。次(こ
、回転蒸発機を用いてクロロホルムを留去した。白色固
体生成物0.ムが得られた。
化合物2 (6,7,8,9,10,11,12,13
,19,20−デカヒドロ−5H−ジベンゾCe、9〕
(1,4)ジオ製− 塩化ベンジル1.41.のアセトニトリル100cz’
内溶液を、化合物2の微粉末化試料21及び炭酸水素ナ
トリウム4.2.、に加えた。混合物を一晩還流した。
希塩酸100cm’を加え、水性層の洗浄を、各々ジク
ロロメタン100cs+’ずつ用いて2回行った0次に
、過剰の小酸化ナトリウムを水性層に加えて、pHをp
H14に上げた。溶液を放置して冷却し、反応生成物を
ジクロロメタン中に抽出し、これを水で3回洗った。次
に、有機相を蒸発乾固した。得られた生成物をアセトニ
トリルから再結晶し、得られた結晶を五酸化リン上で、
そして続いて真空(10zg)下で一晩乾かした。
化合物21の調製は、化合物1に関して記載した手順と
同様の手順で行うが、但し、段I!12のアミノ化き物
として4−〔4−ドデシルベンジルコジエチレントリア
ミン(この調製は後記の段階らで述べる)を用い、そし
て段階2のジイミン生成物の分離を行わないで段′Pa
2と3とを実施した。
無水フタル酸148.19とジエチレントリアミン51
.69とを、キシレン300CJI’中で一緒に撹拌し
、その混合物を撹拌して180℃に加熱した。D ea
n及びS Larkの脚部を用いて、生成した水を集め
た。混合物を180℃で3時間維持したところ、合計1
5cm’の水が集まった。
反応混合物を放置して冷却し、沈澱した固体をr別した
。P別した固体を粉砕し、キシレンで、続いてヘキサン
で洗った。固体をクロロホルム/ヘキサン混合物から再
結晶した。
b  4− −シルベンジル−の 炭酸カリウム41.49を含有するアセトニトリル50
0c+w’中で、(a)で得られたフタルイミド誘導体
29.9.を撹拌した。4−ドデシルベンジルブロマイ
ド33.9.を加えた。混合物を撹拌し、ffi流温度
に加熱し、還流下で18時間維持し、続いて熱濾過した
。
回転蒸発機を用いてr液を蒸発させ、残留物をクロロホ
ルムに溶解した。クロロホルム溶液をシリカゲルで処理
し、濾過し、続いて蒸発させてクロロホルムを除去する
と薄青黄色油状体が残留した。
c 4−4−ドーシルベンジル ジエ レントブ1:辷
乙りm (b)で得られた4−ドデシルベンジル誘導体52.1
7gをエタノール500cm3中に溶解した。ヒドロラ
ジン水化物(45fI)を滴加した。
混合物を撹拌し、還流温度に加熱し、緩かな還流下で2
時間維持した。混合物を雰囲気温度に冷却し、濾過した
。回転蒸発機を用いてr液を蒸発させた。残留物をクロ
ロホルムに溶解した。クロロホルム溶液を濾過し、水で
3回洗浄したが、それぞれ水100cm’ずつを用いた
0次に、無水硫酸マグネシウムを用いてクロロホルム溶
液を乾かし、濾過した。回転蒸発によってP液を蒸発さ
せると、黄金色油状体32.782が得られた。
化合物22及び23の調製は、前記と同様の手順を用い
て行ったが、但し、サリチルアルデヒドに代えて2−ヒ
ドロキシアセトフェノンを用い、段階1において還流温
度を48時間維持し、そして段階2において還流温度を
48時間維持した0段階3は、段階2からの生成物を分
離せずに、段階2(還流温度で48時間)からの生成混
合物にホウ水素化すトリウムを加えることによって行っ
た。化合物23の調製には、段階2でジエチレントリア
ミンを用いた。
伝−」− 酢酸銅(n )0.04yを蒸留水50ci+3に溶解
した。化き物1 (0,062g)とドデカン酸0.0
8.とを、5OLVESSO150とn−デカノールと
の混き物(n−デカノール1註 2つの溶液を2時間激しく撹拌し、続いて各相を放置し
て分離させ、銅について分析を行った。
以下の結果が得られた。
元の酢酸銅(II)溶液      銅250pp麟(
w/V)最終的な酢酸銅(II)溶液    鋼6pp
m(w/v)有機相            銅235
ppm(胃/V)比較用として、有機相からドデカン酸
を除いて前記の手順を繰返した.水性相がより激しく着
色することが認められた.これは水性相中に銅錯体が形
成されたことを示している0次に、有機相にドデカン酸
を加えたところ、有機相は着色した。
一方、水性相からは色が消えた。
泗−じL SOLVESSO 150/II−デカノール混合物5
00cz’中に、化合物1 (0.156@)とドデカ
ン酸(1,Og)との溶液を形成した.更に、蒸留水5
00CI3中に酢酸銅(II)O.hの溶液を形成した
。
2つの溶液の各々50cz3を雰囲気温度で1.5時間
、急速撹拌した.撹拌を止めて放置し、相を分離させた
。青緑色有機相が分離したので、これを収り出した0分
光光度計を用いて、この有機溶液の光学濃度を測定した
。
次に、この有機相を0.01M水性硫i’i!50ci
3と、雰囲気温度で1時間撹拌した.、 ii拌を止め
ると、無色の有機相が分離した.有機相を取り出し、W
haLman  I P SF紙で濾過した。
前記の手順を1計4回繰返した。その際、すべて同じ有
機相を用いたが、各繰返しサイクルにおいてfaF&試
料及び酢酸銅(II)水溶液試料は新鮮なものを用いた
。
第1サイクルと第4サイクルとの間で、有機相の光学濃
度にはわずか1%の変化しか認められなかった。
例」L−3− コバルト(II)の金属イオン分布を決定する実験に、
多数の巨大環式化合物を用いた。
各実験においては、密封した20ci+3のガラスバイ
アル中で水性相5cz3と有機相5 Cz 3とを振っ
た。
ここで、150振動/分で作動する水平振盪機を用いた
.@盪は、制御温度(22±2℃)下で1時間続けた。
水性相には、2,6−ルテジンー3−スルホン酸/水酸
化ナトリウム混合物LxlO−2モル・lx−”を含有
する緩衝溶液中に濃度lXl0−3モル・JIIコで硝
酸コバルト(n)が含まれていた.緩衝混合物の成分の
相対比率は、所望のpHによって変化させた。
有機相は、巨大環式化合物txto−’モル・Jz− 
’とヘキサデカンl[4X10−’モル・Jx− ’と
の、クロロホルム内溶液であった。
対照実験は、巨大環式化合物の不在下で実施した。対照
実験では、検知可能な抽出物は[察されなかった。
金属イオン分布定数(Dm)の計算は、対照実験の水性
相中に残留する金属イオン量から、実験の最後に水性相
中に残留する金属イオン量を引いて行った。Dmは、両
相の金属イオン初期濃度の合計と比較した、実験の最後
における有機相中の金属イオン濃度の比である。
得られた結果を第2表に示す、第2表において化合物の
番号は、第1表に記載の化合物に相当する。
A毘二dユ 例3〜8に記載の手順を繰返したが、但し、硝酸コバル
ト(I[)の代わりに硝酸ニッケル(II)を用い、振
盪を40時間続け、そして水溶液のpHを4.7とした
。
得られた結果を第3表に示す。
NDは測定していないことを意味する。
例9〜13に記載の手順を繰返したが、但し、硝酸ニッ
ケル(n)の代わりに硝酸銅(II)を用い、そして′
@盪を1時間続けた。
得られた結果を第4表に示す。
第Aj! 第15 例3〜8に記載の手順を繰返したが、但し、硝酸コバル
ト(U)の代わりに硝酸亜鉛(1N)を用いた。
得られた結果を第5表に示す。
例3〜8に記載の手順を繰返したが、但し、硝酸コバル
ト(II)の代わりに硝酸カドミウム(I[)を用いた
。
得られた結果を第6表に示す。
第予j! 第1」! 例3〜8に記載の手順を繰返したが、但し、硝酸コバル
ト(■)の代わりに硝酸銀(1)を用いた。
得られた結果を第7表に示す。
例3〜8に記載の手順を繰返したが、但し、水性相が硝
酸fR([)0.5X 10−コモル・Jx−3及び硝
酸ニッケル(II )0.5x 10−’モル・Jx弓
を含み、pH4,7に緩衝されていた。D檜を各金属に
ついて測定した。
得られた結果を第8表に示す。
第」ji 例41〜45に記載の手順を繰返したが、但し、硝酸亜
鉛(II)と硝酸カドミウム(II)とを用い、pHを
5.6とした。
得られた結果を第9表に示す。
金物に依存することに注目されたい。
pH4,7で例46〜48に記載の手順を繰返したとこ
ろ、両金属のD曽値はすべての実験で0.1よりも低か
った。
匠組ヱ眩 水ジャケットU管内で移動実験を行った。U管の底部に
クロロホルム溶液3.6cm’を配置した。U管の各々
の腕の部分にはクロロホルム溶液と接触させて水性相3
.5cm’を配置した。クロロホルム溶液には磁石スタ
ラーを儂け、各水性相には垂直振動撹拌器を設けた。
クロロホルム相は巨大環式化合物(IXIO−’モル・
Jr’)及びヘキサデカンM(4X10−’モル・Jx
−”)を含有していた。一方の水性相は硝酸ニッケル(
IT)5xlO−2モル・tlw−’及び硝酸鋼(II
)5X10−2モル・J「3を含み、例3〜8と同様に
pH4,7に!fFrされていた。もう一方の水性相は
pH4,7に緩衝され(例3〜8と同様)、硝酸ナトリ
ウム0.1モル・1m−”を含有していた。
一方の水性相から他方の水性相への金属イオンの移動は
、温度25±0.1℃において100時間後に決定した
。
有機/水性相の界面は1.0cm”であった、移動速度
は画一01・h″1・C13−2として決定した。
得られた結果を第10表に示す。
すべての場合に、ニッケル(II)の移動速度は金属の
検出水準よりも低かった。
匠鼠二扛 例49〜52に記載の手順を繰返したが、但し、硝酸ナ
トリウムの緩衝化水溶液の代わりに、NaOHを加えて
pH7,0に調整したエチレンジアミン四酢酸0.05
モル・Jx−”を含有する溶液を用いた。
得られた結果を第11表に示す。
例53〜57に記載の手順を繰返したが、但し、ニッケ
ル(II)及び銅(II)を含有する水溶液の代わりに
硝酸亜鉛(II)と硝酸カドミウム(■)とを含有し、
pH4,7またはp)(5,6に!!衝しである水溶液
を用いた。
得られた結果を第12表に示す9 硝酸鋼(II )0.121Fを蒸留水50cm3に溶
解した。化合物2 (0,169g)とヘキサデカン酸
(0,256g)とを、5OLVESSO150とn−
デカノールとの混合Th(n−デカノール10火v/v
含有)50c+y’に溶解した。
2つの溶液を2時間激しく撹拌し、続いて放置して相を
分離させた。水性相は濃青色であり、水性相は本質的に
無色であった。
同様の手順を繰返したが、但し、化合物2とヘキサデカ
ン酸とをEscaid 100に溶解した。同様の結果
が得られた。
同様の手順を繰返したが、但し、化合物2とヘキサデカ
ン酸とをクロロホルムに溶解した。水性相は薄青色とな
り、有機相は濃青色となった。
匠」主 巨大環式化合物として化合物14を等モル比率で用い、
例61に記載の各種の実験を行なった。得られた結果は
例61の結果と同様であった。
匠」1 巨大環式化合物として化き物15を等モル比率で用い、
例61に記載の第1の実験を繰返した。水性相は本質的
に無色であり、有機相は薄青緑色であった。
有機溶媒としてクロロホルムを用いたところ、同様の結
果が得られた。
医」1 巨大環式化合物として化合物16を等モル比率で用い、
例61に記載の実験を繰返した。すべての場合に、有機
相は濃赤青色であり、水性相は本質的に無色であった。
泗−邸一 巨大環式化合物として化き物17を等モル比率で用い、
例61に記載の実験を繰返した。例64で得られた結果
と同様の結果が得られた。
匠」互 巨大環式化合物として化合物21を等モル比率で用い、
例61に記載の第1の実験を繰返した。有機相は濃青色
であり、水性相は本質的に無色であった。
匠旺二互 巨大環式化合物として化合物18を等モル比率で用い、
例3〜8に記載の手順を繰返した。水性相は、各実験に
おいて各なる硝酸金属を1xlO−コモル・Jw−’含
有していた。すべての実験において、緩衝液として酢酸
2モルと酢酸ナトリウム2モルとの混合物を用いて、水
溶液のpHをpH5に緩衝した。移動時間は24時間で
あった。
金属イオン分布定数を各金属に関して決定した。
結果を第13表に示す。
第1b丸 抽出されたニッケルイオンの量は検出限界より低かった
ので、抽出されていないかのように示されている。
例1七二現。
例49〜52に記載の方法と同様の方法で、輸送実験を
行った。
ビーカー内に垂直に配置した内径2.5czの開口管を
有する、直径5.1cmのビーカー内で実験を行った。
巨大環式化合物18(I X 10−’モル・d「3)
とヘキサデカン酸(4X 10−’モル・Jl−’)と
を含有するクロロホルム溶液50ci+’をビーカー内
に置き、開口管の下端をクロロホルム溶液中に浸漬させ
、開口管の下端とビーカーの底部との間に間隙を設けた
。開口管内には、例67〜73と同様に酢酸/酢酸ナト
リウム混合物でpH5に緩衝され、そして金属塩5X1
0−’モル・Jx−’を含有する水性源相10C1を入
れた。開口管の外側の回りには、ギ酸と水酸化ナトリウ
ムとの混合物でpH3にamされた水性受容相30cz
’を入れた。クロロホルム溶液を両水性相と接触させた
が、各水性相はクロロホルム溶液を介してのみ接触した
。
IZOr、p、+*、で回転する磁石スタラーでクロロ
ホルム溶液を撹拌した。水性相は撹拌しなかった。
25℃で24時間経過後に、受容水性相内の金属の濃度
を決定した。結果を第14表に示す。
第10! 受容川内のニッケルイオン量は検出限界よりも低かった
ので、抽出されていないかのように示されている。
匠眩ヱ壮 例74〜81の輸送実験を繰返したが、但し、すべての
場合に、水性源相には2種の金属が含まれており、その
うちの1種は銀であった。各金属は、源相内に10−2
モル・lx−”の濃度で存在した。各実験の最後に、水
性受容相内の各金属の濃度を決定することにより、競合
的輸送速度を決定した。結果を第15表に示す。
相対濃度とは、水性受容相内の第2金属の濃度で割った
、水性受容相内の銀の濃度である。
匹浜ご上巳 巨大環式化合物として化き物2、化合物i6又は化合物
17のいずれかを用いて一連の実験を行った。
用いた手順は例1に記載したものと同じであるが、但し
、硝酸銅(II)を等モル比率で用い、そして適当な巨
大環式化合物を等モル比率で用いた。
有機相と水性相とを一緒に撹拌して乳濁液を形成し、乳
濁液のpHを安定にすることができる充分な時間、撹拌
を続けた。乳濁液のpHをpH計で測定して撹拌を止め
、放置して2つの相を分離した。有機相の試料をピペッ
トで取り、WbatmanIPS相分離紙でr過して、
あるかもしれないエントレインメントされた水性相を除
去した。有機溶液を10xx石英セルに移した。P e
rkin −E imerL amhda 15μ、V
、/可視分光光度計を用いてその溶液の吸光度を測定し
、吸収ピーク高度を記録した。
この有機溶液を、有機相と水性相とを含有容器内へ戻し
た。容器の内容物を撹拌し、希硝酸及び希水酸化ナトリ
ウム溶液(必要により)を加えることにより、乳濁液の
c+Hを調整した。
この手順を数回繰返して乳濁液のpHを変化させ、有機
相の光学濃度(吸光度)の変化と決定した。
乳濁液のpHによる、有機相の光学濃度の変化を第16
表に示す。
定し、有機相試料の銅含量を分析した。2つの曲線を引
いた。1つは、水溶液のpHに対する、有機相の光学濃
度であり、他は、水溶液のpHに対する、有機相の銅含
量であった。2つの曲線間には非常に近い相関が認めら
れた。
1匡b」25 SOLVESSO150とn−デカ/ −/l/ ト(
7)混合物(n−デカノール10駕v/v含有)50c
+F3中の巨大環式化合物17(0,296y)と2−
ブロモヘキサデカン酸(0,3359)とを用いて、例
111〜119の手順を繰返した。
乳濁液のpHにともなう有機相先学濃度の変化を第17
表に示す。
前記表中のpi−tは、有機相分離前の乳濁液のpHで
ある。ODは、前記のとおりに決定した、有機相の光学
濃度(吸光度)である。
Aバ立 巨大環式化合物として化キ物16を用いて、例92〜1
19の手順を繰返した。有機相の光学濃度を決匠旦互 化合物17(2,96y)とヘキサデカン酸(z、se
、、)との溶液を、5OLVESSO150/n−デカ
ノール混合物500cm”内に形成した。蒸留水500
c1内に硝酸鋼(II ) 1.205.の溶液も形成
した。
2つの溶液各々50C1を雰囲気温度で1,5時間、急
速撹拌した。撹拌を止め、放置して相を分離させた。青
緑色の有機相が分離し、これを収り出した0分光光度計
により、この有機溶液の光学濃度を測定した。
次に、この有機相と0.01M水性硫酸50c1とを、
雰囲気温度で1時間撹拌した。撹拌を止めると、無色の
有機相が分離した。有機相を取り出し、What+*a
n I P S’P紙でr過した。
前記の手順を会計3回繰返したが、同じ有機相をずっと
用いたが、硝酸鋼(tl)水溶液及び硫酸の試料は各繰
返しサイクルで新鮮なものであった。
第1回サイクルと第3回サイクルとの間で、有機相の光
学濃度の変化はわずか1%しか認められなかった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)巨大環式環内に配位中心少なくとも2個を
    含み、そのうちの少なくとも1個が中性の塩基部分であ
    る巨大環式化合物であるキレート性化合物と、 (b)炭素原子8個以上のアルキル基又はアルケニル基
    少なくとも1個を含む有機酸と を含む組成物。
  2. (2)成分(a)が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^3及びR^4は結合原子内に配位中心を含
    まない2価の基であって、相互に同じものか又は異なる
    ものであることができ、X^1及びX^2は中性の塩基
    部分であって、相互に同じものか又は異なるものである
    ことができ、Y^1、Y^2、Y^3及びY^4は配位
    中心であって、相互に同じものか又は異なものであるこ
    とができ、CH_2はメチレン基であり、aは正の整数
    であり、bはゼロ又は正の整数であり、cはゼロ又は1
    であり、dは正の整数であり、eはゼロ又は正の整数で
    あり、fはゼロ又は1であり、xは正の整数であり、そ
    してyは正の整数であり、更に、bとcとは共にゼロで
    あるか又は共に正の整数であり、そしてeとfも共にゼ
    ロであるか又は共に正の整数であるものとする) で表される化合物である請求項1に記載の組成物。
  3. (3)(i)金属塩含有水溶液と水不混和性有機溶媒内
    の抽出剤溶液とを接触させ、 (ii)金属を抽出した水不混和性溶媒内抽出剤溶液か
    ら水溶液を分離し、 (iii)得られた有機相とストリップ水溶液とを接触
    させて金属をそのストリップ水溶液に移動させる 各工程を含み、請求項1又は請求項2のいずれか一項に
    記載の組成物である抽出剤の水不混和性有機溶媒内溶液
    と、前記の金属塩水溶液とを接触させることからなる、
    金属塩水溶液から金属有価物を抽出する溶媒抽出方法。
  4. (4)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^3及びR^4は式−PhCR^5R^6−
    で表される2価の基であって、相互に同じものか又は異
    なるものであることができ、X^1及びX^2は−NH
    −基又は−NR−基であって、相互に同じものか又は異
    なるものであることができ、Y^1、Y^2及びY^4
    は配位中心であって、相互に同じものか又は異なるもの
    であることができ、Y^3は配位中心であって、X^1
    及び/又はX^2と同じものか又は異なるものであるこ
    とができ、Phはアルキル基、アルケニル基又はハロゲ
    ン原子で置換されていることのできる1,2−フェニレ
    ン基であり、R^5及びR^6はハロゲン原子又はアル
    コキシ基少なくとも1個で置換されていることのできる
    ヒドロカルビル基又は水素原子であつて、相互に同じも
    のか又は異なるものであることができ、Rはハロゲン原
    子又はアルコキシ基少なくとも1個で置換されているこ
    とのできるヒドロカルビル基であり、aは正の整数であ
    り、bはゼロ又は正の整数であり、cはゼロ又は1であ
    り、dは正の整数であり、eはゼロ又は正の整数であり
    、fはゼロ又は1であり、xは正の整数であり、そして
    yは正の整数であり、更に、bとcとは共にゼロである
    か又は共に正の整数であり、そしてeとfも共にゼロで
    あるか又は共に正の整数であるものとし、そして更に、 Phは炭素原子少なくとも4個のアルキル基で置換され
    ている1,2−フェニレン基であり、及び/又はR^5
    及びR^6の少なくとも1個はフェニル基、ベンジル基
    又はアルキル基であり、及び/又はX^1、Y^3及び
    X^2の少なくとも1個は−NR−基であるものとする
    ) で表される化合物。
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