JPH0211392Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211392Y2 JPH0211392Y2 JP1982155683U JP15568382U JPH0211392Y2 JP H0211392 Y2 JPH0211392 Y2 JP H0211392Y2 JP 1982155683 U JP1982155683 U JP 1982155683U JP 15568382 U JP15568382 U JP 15568382U JP H0211392 Y2 JPH0211392 Y2 JP H0211392Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separation roller
- paper
- roller
- torque
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
本考案は、所定方向に回転駆動され用紙を搬送
する送りローラと、送りローラと協働して用紙を
挾持搬送する分離ローラと、分離ローラを用紙搬
送方向と逆方向に回転駆動するための駆動軸とを
具備する給紙装置のトルクリミツタであつて、駆
動軸と分離ローラとを駆動連結して分離ローラへ
一定のトルクを与え且つ分離ローラにそのトルク
よりも大きな負荷が加わつたときには分離ローラ
が駆動軸から独立して回転可能とするトルクリミ
ツタに関する。 上記の給紙装置では、分離ローラにおける用紙
搬送方向と逆方向の接線力を、用紙相互間の摩擦
力よりは大きく且つ送りローラと分離ローラとの
間の摩擦力及び用紙と分離ローラとの間の摩擦力
よりは小さく設定する。これにより、送りローラ
と分離ローラとの間を1枚の用紙が通過するとき
分離ローラは、その用紙と連れ回りしてその用紙
の通過を許容する。しかしながら、それらのロー
ラの間を複数の用紙が重なつて通過するとき分離
ローラは、用紙搬送方向と逆方向に回転する。し
たがつて、送りローラから見て2枚目以降の用紙
は逆方向へ戻されるので、送りローラと分離ロー
ラの下流側には1枚の用紙のみが送り出される。
ここに用紙の分離給紙が達成される。 このように、この種の給紙装置における用紙の
分離性能は、分離ローラにおける用紙搬送方向と
逆方向の接線力、従つてトルクリミツタによつて
分離ローラに与えられるトルクの設定値如何によ
つて決められる。その際、従来の給紙装置では、
トルクリミツタを構成する部品の寸法を変えるこ
とによつてトルクを所定の値に設定するようにし
てたので、部品の製作誤差によつて設定トルク値
がばらつくという不都合があつた。部品加工の
際、上記の製作誤差は多かれ少なかれ避けること
ができないので上記の不都合は従来の給紙装置に
おいては避けることのできない問題点であつた。 本考案は、上記の点にかんがみて、部品の寸法
精度にかかわらず常に一定のトルクを得ることの
できるトルクリミツタを提供することを目的とす
る。 以下、本考案をその実施例を示す図面に基づい
て説明する。 第1図は本考案に係るトルクリミツタを具備す
る給紙装置である。同図において、カセツト1内
の底板2の上に積載された用紙3は、図示せぬ上
昇装置によつて上昇する底板2と共に所定の上方
位置まで上昇する。こうして上昇する用紙3及び
底板2の上方には予めピツクアツプローラ4が配
置され、このピツクアツプローラ4は、図示せぬ
制御装置によつて所定のタイミングで上記の用紙
3のうちの最上紙に当接し且つ図中正時計方向に
回転する。ピツクアツプローラ4の回転により、
上記の最上紙はガイド板Gに沿つて前方へ送り出
される。ピツクアツプローラ4の前方には、フイ
ードローラ5及びそのローラ5に接触するセパレ
ーシヨンローラ6が配置されており、前方へ送り
出された上記の最上紙はそれらのローラ5及び6
の接触部Aへ送られる。 フイードローラ5は、後述するワンウエイクラ
ツチにより所定のタイミングの間だけ正時計方向
に回転する。 セパレーシヨンローラ6は、後述するトルクリ
ミツタを介し、駆動軸としてのセパレーシヨンロ
ーラ軸15によつて正時計方向へ一定のトルクの
下に回転するように付勢されている。但し、上記
トルクは、ローラ接触部Aに用紙が無い場合及び
用紙が一枚の場合にはセパレーシヨンローラ6が
フイードローラ5に連れ回りし、その接触部Aに
用紙が2枚以上入つた場合にはセパレーシヨンロ
ーラ6が矢印の通り正時計方向に回転するような
大きさに設定される。セパレーシヨンローラ6が
上記の通りに動作するようになつているので、仮
にピツクアツプローラ4から送り出されローラ接
触部Aに達する用紙が2枚以上であつたとして
も、フイードローラ5から見て2枚目以降の用紙
はセパレーシヨンローラ6の正時計方向の回転に
従つて搬送方向とは逆方向に押し戻されるので、
フイードローラ5及びセパレーシヨンローラ6の
下流側には分離された1枚の用紙のみが送り出さ
れる。 こうして送り出された1枚の用紙は、上ガイド
板7と下ガイド板8との間を通り、レジストロー
ラ対9によつてスキユー等を修正された後所定の
タイミングで矢印Bの如く更に前方へ送り出され
る。 以上のように、ピツクアツプローラ4によつて
送り出される用紙は、トルクリミツタの作用の下
に所定のトルクで付勢されるセパレーシヨンロー
ラ6により必要に応じて分離作用を受けるのであ
るが、以下にそのトルクリミツタについて詳述す
る。 第2図は第1図における−線に従つてフイ
ードローラ5及びセパレーシヨンローラ6等を示
す図である。同図においてフイードローラ5は、
歯車11を備え軸受12によつて支持されるフイ
ードローラ軸13に、ワンウエイクラツチ14を
介して取り付けられている。歯車11を介して図
示しない駆動源によつて回転するフイードローラ
軸13の回転がワンウエイクラツチ14を介して
フイードローラ5に伝えられ、これによつてその
フイードローラ5が所定のタイミングだけ回転す
るのは前述の通りである。 フイードローラ5に接触するセパレーシヨンロ
ーラ6は、セパレーシヨンローラ軸15の左端部
上に軸受16を介して回転自在に取り付けられい
る。セパレーシヨン軸15は、その右端部が軸受
17によつて回転自在に支持され、他方セパレー
シヨンローラ6よりも所定距離だけ内側の位置で
スライド軸受18によつて支持されている。スラ
イド軸受18は、第1図に示すように、加圧アー
ム19の一方の腕に支持される。加圧アーム19
は支軸21の周りに回転自在であり、更にそのア
ーム19の他方の腕の先端には、ガイド板Gに固
定されて垂下する支柱22に係止する引張ばね2
3が取り付けられている。加圧アーム19は、引
張ばね23の作用によつて支軸21の周りに反時
計方向の回動習性を与えられるので、スライド軸
受18は図中の上方へとスライドし、従つてセパ
レーシヨンローラ6はフイードローラ5に圧接す
る。 第2図において、セパレーシヨンローラ軸15
の右方部の適所には歯車24が固定され、この歯
車24は、図示しない駆動源によつて回転駆動さ
れる駆動軸25の1端部に固定された歯車26と
噛み合う。この構成によりセパレーシヨンローラ
軸15は常に第1図における正時計方向に回転す
る。セパレーシヨンローラ軸15のその回転は、
全体を符号27で示すトルクリミツタによつて一
定のトルク分だけセパレーシヨンローラ6に伝え
られる。 トルクリミツタ27は、スプリングピン28に
よつてセパレーシヨンローラ軸15の周上に固定
され更に外周上に軸15の軸線方向に延びるねじ
29aを備えた固定ねじ部材31と、上記のねじ
29aと噛み合うねじ29bを内周面に備え且つ
止めねじ32によつて固定ねじ部材31上に固定
可能なハブ33と、ハブ33の小径部33aとセ
パレーシヨンローラ6の小径部6aとの間に取り
付けられたクラツチスプリング34とを有する。
クラツチスプリング34はセパレーシヨンローラ
側が固定であつて、ハブ側がすべるようになつて
いる。すなわち、ハブ33の小径部33aはセパ
レーシヨンローラ6の小径部6aよりも小さく設
定されている。この構成により、セパレーシヨン
ローラ軸15の回転は、ハブ小径部33aとクラ
ツチスプリング34との間にすべりが生じない限
りセパレーシヨンローラ6に伝えられ、その場合
にはセパレーシヨンローラ6は第1図中の正時計
方向に回転する。しかしながら、例えばフイード
ローラ5によつてセパレーシヨンローラ6に加え
られる負荷が所定の値を越えると、スプリング3
4とハブ小径部33aとの間にすべりが生じ、故
にそれ以降セパレーシヨンローラ6は、軸15の
回転には追従せずに専らフイードローラ5の動き
に従うようになる。つまり、トルクリミツタ27
は一定のトルクをセパレーシヨンローラ6に伝達
するということになるわけであるが、一般にその
トルクは次式で与えられる。 T)=Rd/Rf・R2e(Re−Rf)EI (1−e-2〓〓N) … 但し、 Rd:ハブ小径部33aの半径 Rf:スプリング34の自由半径 +スプリング34の自由高さ Re:ハブ小径部33aの半径 +スプリング34の自由高さ E:縦弾性係数 I:断面2次モーメント μ:スプリング34とハブ小径部33aと の間の摩擦係数 N:有効巻数 である。 上式からも明らかなように、有効巻数Nの値が
大きくなれば伝達されるべきトルクT0も大きく
なり、逆に巻数Nが小さくなればトルクT0も小
さくなる。したがつて、第2図において止めねじ
32をゆるめてハブ33を回転自由とし、図中左
方へねじ込んだり又は右方へ引き出したりするこ
とによりトルクT0の値を自由に調節することが
できる。 前述した通り、セパレーシヨンローラ6に付与
されるべきトルクは、ローラ接触部Aに用紙が無
いかあるいは用紙が一枚のときにはセパレーシヨ
ンローラ6がフイードローラ5に連れ回りし、一
方その接触部Aに用紙が2枚以上入つたときには
セパレーシヨンローラ6が軸15に従つて駆動回
転するような大きさに設定されなければならない
のであるが、本実施例では上記の通りに、ハブ3
3のねじ締め動作によつてトルク値を自由に調節
できるようにしているので、トルクリミツタ27
におけるトルクの設定に際しては、トルクリミツ
タ27をセパレーシヨンローラ軸15の上に組み
付けた後にハブ33を調節すれば良い。したがつ
て、従来のようにハブ33及びスプリング34等
といつた部品を特別に精度良く仕上げる必要もな
く、しかも組み付け時に多少の誤差が生じたとし
ても差し支えない。 又、本例に係る給紙装置を長時間使用した後に
設定トルクが目標値からずれることがあつても、
それを修正することができるので、結果的に良好
なる給紙性能を長時間維持することが可能とな
る。 因みに、スプリング34として一辺の長さが
1.14mmの正方形断面のものを用いたときには上式
に関して次表に示す結果を得る。
する送りローラと、送りローラと協働して用紙を
挾持搬送する分離ローラと、分離ローラを用紙搬
送方向と逆方向に回転駆動するための駆動軸とを
具備する給紙装置のトルクリミツタであつて、駆
動軸と分離ローラとを駆動連結して分離ローラへ
一定のトルクを与え且つ分離ローラにそのトルク
よりも大きな負荷が加わつたときには分離ローラ
が駆動軸から独立して回転可能とするトルクリミ
ツタに関する。 上記の給紙装置では、分離ローラにおける用紙
搬送方向と逆方向の接線力を、用紙相互間の摩擦
力よりは大きく且つ送りローラと分離ローラとの
間の摩擦力及び用紙と分離ローラとの間の摩擦力
よりは小さく設定する。これにより、送りローラ
と分離ローラとの間を1枚の用紙が通過するとき
分離ローラは、その用紙と連れ回りしてその用紙
の通過を許容する。しかしながら、それらのロー
ラの間を複数の用紙が重なつて通過するとき分離
ローラは、用紙搬送方向と逆方向に回転する。し
たがつて、送りローラから見て2枚目以降の用紙
は逆方向へ戻されるので、送りローラと分離ロー
ラの下流側には1枚の用紙のみが送り出される。
ここに用紙の分離給紙が達成される。 このように、この種の給紙装置における用紙の
分離性能は、分離ローラにおける用紙搬送方向と
逆方向の接線力、従つてトルクリミツタによつて
分離ローラに与えられるトルクの設定値如何によ
つて決められる。その際、従来の給紙装置では、
トルクリミツタを構成する部品の寸法を変えるこ
とによつてトルクを所定の値に設定するようにし
てたので、部品の製作誤差によつて設定トルク値
がばらつくという不都合があつた。部品加工の
際、上記の製作誤差は多かれ少なかれ避けること
ができないので上記の不都合は従来の給紙装置に
おいては避けることのできない問題点であつた。 本考案は、上記の点にかんがみて、部品の寸法
精度にかかわらず常に一定のトルクを得ることの
できるトルクリミツタを提供することを目的とす
る。 以下、本考案をその実施例を示す図面に基づい
て説明する。 第1図は本考案に係るトルクリミツタを具備す
る給紙装置である。同図において、カセツト1内
の底板2の上に積載された用紙3は、図示せぬ上
昇装置によつて上昇する底板2と共に所定の上方
位置まで上昇する。こうして上昇する用紙3及び
底板2の上方には予めピツクアツプローラ4が配
置され、このピツクアツプローラ4は、図示せぬ
制御装置によつて所定のタイミングで上記の用紙
3のうちの最上紙に当接し且つ図中正時計方向に
回転する。ピツクアツプローラ4の回転により、
上記の最上紙はガイド板Gに沿つて前方へ送り出
される。ピツクアツプローラ4の前方には、フイ
ードローラ5及びそのローラ5に接触するセパレ
ーシヨンローラ6が配置されており、前方へ送り
出された上記の最上紙はそれらのローラ5及び6
の接触部Aへ送られる。 フイードローラ5は、後述するワンウエイクラ
ツチにより所定のタイミングの間だけ正時計方向
に回転する。 セパレーシヨンローラ6は、後述するトルクリ
ミツタを介し、駆動軸としてのセパレーシヨンロ
ーラ軸15によつて正時計方向へ一定のトルクの
下に回転するように付勢されている。但し、上記
トルクは、ローラ接触部Aに用紙が無い場合及び
用紙が一枚の場合にはセパレーシヨンローラ6が
フイードローラ5に連れ回りし、その接触部Aに
用紙が2枚以上入つた場合にはセパレーシヨンロ
ーラ6が矢印の通り正時計方向に回転するような
大きさに設定される。セパレーシヨンローラ6が
上記の通りに動作するようになつているので、仮
にピツクアツプローラ4から送り出されローラ接
触部Aに達する用紙が2枚以上であつたとして
も、フイードローラ5から見て2枚目以降の用紙
はセパレーシヨンローラ6の正時計方向の回転に
従つて搬送方向とは逆方向に押し戻されるので、
フイードローラ5及びセパレーシヨンローラ6の
下流側には分離された1枚の用紙のみが送り出さ
れる。 こうして送り出された1枚の用紙は、上ガイド
板7と下ガイド板8との間を通り、レジストロー
ラ対9によつてスキユー等を修正された後所定の
タイミングで矢印Bの如く更に前方へ送り出され
る。 以上のように、ピツクアツプローラ4によつて
送り出される用紙は、トルクリミツタの作用の下
に所定のトルクで付勢されるセパレーシヨンロー
ラ6により必要に応じて分離作用を受けるのであ
るが、以下にそのトルクリミツタについて詳述す
る。 第2図は第1図における−線に従つてフイ
ードローラ5及びセパレーシヨンローラ6等を示
す図である。同図においてフイードローラ5は、
歯車11を備え軸受12によつて支持されるフイ
ードローラ軸13に、ワンウエイクラツチ14を
介して取り付けられている。歯車11を介して図
示しない駆動源によつて回転するフイードローラ
軸13の回転がワンウエイクラツチ14を介して
フイードローラ5に伝えられ、これによつてその
フイードローラ5が所定のタイミングだけ回転す
るのは前述の通りである。 フイードローラ5に接触するセパレーシヨンロ
ーラ6は、セパレーシヨンローラ軸15の左端部
上に軸受16を介して回転自在に取り付けられい
る。セパレーシヨン軸15は、その右端部が軸受
17によつて回転自在に支持され、他方セパレー
シヨンローラ6よりも所定距離だけ内側の位置で
スライド軸受18によつて支持されている。スラ
イド軸受18は、第1図に示すように、加圧アー
ム19の一方の腕に支持される。加圧アーム19
は支軸21の周りに回転自在であり、更にそのア
ーム19の他方の腕の先端には、ガイド板Gに固
定されて垂下する支柱22に係止する引張ばね2
3が取り付けられている。加圧アーム19は、引
張ばね23の作用によつて支軸21の周りに反時
計方向の回動習性を与えられるので、スライド軸
受18は図中の上方へとスライドし、従つてセパ
レーシヨンローラ6はフイードローラ5に圧接す
る。 第2図において、セパレーシヨンローラ軸15
の右方部の適所には歯車24が固定され、この歯
車24は、図示しない駆動源によつて回転駆動さ
れる駆動軸25の1端部に固定された歯車26と
噛み合う。この構成によりセパレーシヨンローラ
軸15は常に第1図における正時計方向に回転す
る。セパレーシヨンローラ軸15のその回転は、
全体を符号27で示すトルクリミツタによつて一
定のトルク分だけセパレーシヨンローラ6に伝え
られる。 トルクリミツタ27は、スプリングピン28に
よつてセパレーシヨンローラ軸15の周上に固定
され更に外周上に軸15の軸線方向に延びるねじ
29aを備えた固定ねじ部材31と、上記のねじ
29aと噛み合うねじ29bを内周面に備え且つ
止めねじ32によつて固定ねじ部材31上に固定
可能なハブ33と、ハブ33の小径部33aとセ
パレーシヨンローラ6の小径部6aとの間に取り
付けられたクラツチスプリング34とを有する。
クラツチスプリング34はセパレーシヨンローラ
側が固定であつて、ハブ側がすべるようになつて
いる。すなわち、ハブ33の小径部33aはセパ
レーシヨンローラ6の小径部6aよりも小さく設
定されている。この構成により、セパレーシヨン
ローラ軸15の回転は、ハブ小径部33aとクラ
ツチスプリング34との間にすべりが生じない限
りセパレーシヨンローラ6に伝えられ、その場合
にはセパレーシヨンローラ6は第1図中の正時計
方向に回転する。しかしながら、例えばフイード
ローラ5によつてセパレーシヨンローラ6に加え
られる負荷が所定の値を越えると、スプリング3
4とハブ小径部33aとの間にすべりが生じ、故
にそれ以降セパレーシヨンローラ6は、軸15の
回転には追従せずに専らフイードローラ5の動き
に従うようになる。つまり、トルクリミツタ27
は一定のトルクをセパレーシヨンローラ6に伝達
するということになるわけであるが、一般にその
トルクは次式で与えられる。 T)=Rd/Rf・R2e(Re−Rf)EI (1−e-2〓〓N) … 但し、 Rd:ハブ小径部33aの半径 Rf:スプリング34の自由半径 +スプリング34の自由高さ Re:ハブ小径部33aの半径 +スプリング34の自由高さ E:縦弾性係数 I:断面2次モーメント μ:スプリング34とハブ小径部33aと の間の摩擦係数 N:有効巻数 である。 上式からも明らかなように、有効巻数Nの値が
大きくなれば伝達されるべきトルクT0も大きく
なり、逆に巻数Nが小さくなればトルクT0も小
さくなる。したがつて、第2図において止めねじ
32をゆるめてハブ33を回転自由とし、図中左
方へねじ込んだり又は右方へ引き出したりするこ
とによりトルクT0の値を自由に調節することが
できる。 前述した通り、セパレーシヨンローラ6に付与
されるべきトルクは、ローラ接触部Aに用紙が無
いかあるいは用紙が一枚のときにはセパレーシヨ
ンローラ6がフイードローラ5に連れ回りし、一
方その接触部Aに用紙が2枚以上入つたときには
セパレーシヨンローラ6が軸15に従つて駆動回
転するような大きさに設定されなければならない
のであるが、本実施例では上記の通りに、ハブ3
3のねじ締め動作によつてトルク値を自由に調節
できるようにしているので、トルクリミツタ27
におけるトルクの設定に際しては、トルクリミツ
タ27をセパレーシヨンローラ軸15の上に組み
付けた後にハブ33を調節すれば良い。したがつ
て、従来のようにハブ33及びスプリング34等
といつた部品を特別に精度良く仕上げる必要もな
く、しかも組み付け時に多少の誤差が生じたとし
ても差し支えない。 又、本例に係る給紙装置を長時間使用した後に
設定トルクが目標値からずれることがあつても、
それを修正することができるので、結果的に良好
なる給紙性能を長時間維持することが可能とな
る。 因みに、スプリング34として一辺の長さが
1.14mmの正方形断面のものを用いたときには上式
に関して次表に示す結果を得る。
【表】
上表より、有効巻数Nを2〜3程度にするとト
ルクは10〜20%変動する。前記の通りスプリング
は□1.14を用いているので、1〜2mm程度の調整
で所望するトルクが得られる。 以上、トルクリミツタとしてスプリングクラツ
チを用いた場合の本考案の実施例について説明し
たが、それ以外のトルクリミツタであつたとして
もトルク調節を可能に構成しておけば、上記実施
例と同様に部品加工の容易性及び組み付け作業の
容易性等といつた効果を得る。
ルクは10〜20%変動する。前記の通りスプリング
は□1.14を用いているので、1〜2mm程度の調整
で所望するトルクが得られる。 以上、トルクリミツタとしてスプリングクラツ
チを用いた場合の本考案の実施例について説明し
たが、それ以外のトルクリミツタであつたとして
もトルク調節を可能に構成しておけば、上記実施
例と同様に部品加工の容易性及び組み付け作業の
容易性等といつた効果を得る。
第1図は本考案の1実施例を示す給紙装置の側
断面図、第2図は第1図における−線に従う
断面図である。 3……用紙、5……フイードローラ(送りロー
ラ)、6……セパレーシヨンローラ(分離ロー
ラ)、15……セパレーシヨンローラ軸(駆動
軸)、27……トルクリミツタ、34……クラツ
チスプリング、31……固定ねじ部材、33……
ハブ。
断面図、第2図は第1図における−線に従う
断面図である。 3……用紙、5……フイードローラ(送りロー
ラ)、6……セパレーシヨンローラ(分離ロー
ラ)、15……セパレーシヨンローラ軸(駆動
軸)、27……トルクリミツタ、34……クラツ
チスプリング、31……固定ねじ部材、33……
ハブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 所定方向に回転駆動され用紙を搬送する送りロ
ーラと、送りローラと協働して用紙を挾持搬送す
る分離ローラと、分離ローラを用紙搬送方向と逆
方向に回転駆動するための駆動軸とを具備する給
紙装置のトルクリミツタであつて、駆動軸と分離
ローラとを駆動連結して分離ローラへ一定のトル
クを与え且つ分離ローラにそのトルクよりも大き
な負荷が加わつたときには分離ローラが駆動軸か
ら独立して回転可能とするトルクリミツタにおい
て、 分離ローラと駆動軸との間に設けられ分離ロー
ラ側に固定され駆動軸側とはすべり可能なクラツ
チスプリングと、駆動軸上に固定され外周にその
駆動軸の軸線の軸線方向に延びるねじを備える固
定ねじ部材と、上記固定ねじ部材のねじと噛み合
うねじを備えそのねじを締めることにより又はゆ
るめることにより固定ねじ部材上を上記軸線方向
に移動可能でありクラツチスプリングのすべり側
に係合するハブと、を有し、ハブの上記軸線方向
移動によつてクラツチスプリングの有効巻数を変
えることにより上記一定のトルクが調整可能であ
ることを特徴とするトルクリミツタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15568382U JPS5961139U (ja) | 1982-10-16 | 1982-10-16 | 給紙装置のトルクリミツタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15568382U JPS5961139U (ja) | 1982-10-16 | 1982-10-16 | 給紙装置のトルクリミツタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5961139U JPS5961139U (ja) | 1984-04-21 |
| JPH0211392Y2 true JPH0211392Y2 (ja) | 1990-03-22 |
Family
ID=30343763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15568382U Granted JPS5961139U (ja) | 1982-10-16 | 1982-10-16 | 給紙装置のトルクリミツタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5961139U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0628511Y2 (ja) * | 1987-03-11 | 1994-08-03 | 三田工業株式会社 | 重送防止装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1145783A (en) * | 1979-06-27 | 1983-05-03 | Savin Corporation | Friction paper feeder |
-
1982
- 1982-10-16 JP JP15568382U patent/JPS5961139U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5961139U (ja) | 1984-04-21 |
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