JPH0211542B2 - - Google Patents
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- JPH0211542B2 JPH0211542B2 JP60257735A JP25773585A JPH0211542B2 JP H0211542 B2 JPH0211542 B2 JP H0211542B2 JP 60257735 A JP60257735 A JP 60257735A JP 25773585 A JP25773585 A JP 25773585A JP H0211542 B2 JPH0211542 B2 JP H0211542B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/16—Sulfur-containing compounds
- C04B24/161—Macromolecular compounds comprising sulfonate or sulfate groups
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/16—Sulfur-containing compounds
- C04B24/161—Macromolecular compounds comprising sulfonate or sulfate groups
- C04B24/163—Macromolecular compounds comprising sulfonate or sulfate groups obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B24/165—Macromolecular compounds comprising sulfonate or sulfate groups obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing polyether side chains
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K23/00—Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
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- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明はセメント分散剤に関するものである。
より詳しくは、モルタル工事やコンクリート工事
においてその作業性の改善、強度や耐久性の向
上、ひびわれ性の減少あるにはその他の物性の向
上を目的として使用されるセメント分散剤に関す
るものである。 [従来の技術] 従来、セメント分散剤としてはリグニンスルホ
ン酸塩、グルコン酸やグルコヘプトン酸等の塩、
ナフタレンスルホン酸・ホルマリン縮合物塩、ポ
リサツカライド/塩化カルシウム/トリエタノー
ルアミン配合組成物などが利用されている。リグ
ニンスルホン酸塩は亜硫酸パルプ製造工程より得
られるものであるが、その減水効果にバラツキが
あり、また、空気混入量の増大によりモルタルや
コンクリートなどの物性に悪影響を与えることが
ある等の欠点がある。グルコン酸やグルコヘプト
ン酸等の塩は、高い流動性を確保するために添加
量を多くすると著しい硬化遅延性及び硬化不良を
示し、利用上の大きな障害となつている。ポリサ
ツカライド系のセメント分散剤としてはデンプン
加水分解物があるが、これ単独使用では硬化遅延
性が大きいため、通常塩化カルシウムや水溶性ア
ミンと併用されている。しかし塩化カルシウムは
鉄筋の防錆上有害である。 ナフタレンスルホン酸、ホルマリン縮合物塩系
のセメント分散剤は、減水効果にすぐれ、大きな
硬化遅延性を示すことなく高い流動性を確保でき
る為に、コンクリート二次製品製造用高性能減水
剤として、またレデイミクストコンクリートの流
動化剤として広く使用されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ナフタレンスルホン酸・ホルマ
リン縮合物塩系のセメント分散剤は、減水効果の
持続時間が短く、分散剤を添加して20〜30分後に
はコンクリートの流動性(スランプ)が大幅に小
さくなり、いわゆるスランプロスが著しいという
欠点があつた。従つて、例えばモルタルやコンク
リート等のセメント組成物がポンプ圧送している
コンクリート二次製品工場などで、昼休みやトラ
ブルによつて圧送を一時中断し、その後圧送を再
開した時に、圧送圧が急激に増大したり、ポンプ
が閉塞するなどの事故の原因ともなり、また、型
枠にセメント組成物を打ち込んだのち何らかの理
由で締め固めなどの成型が遅れた場合、未充填な
どの問題を生ずる。レデイミクストコンクリート
に用いる場合も、レデイミクストコンクリート製
造プラントでは添加できず打設現場直近で添加す
るため、ミキサー車の高速撹拌による騒音問題が
あり、また、ポンプ圧送時のトラブル発生や成型
時の未充填等の問題も引き起すことがあつた。 本発明者は、このような現状に鑑み鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。したがつて本発明は
大きな硬化遅延性を示すことなく高い流動性を確
保でき、かつ高い流動性の持続時間が長く、安定
した作業性を確保することができるスランプロス
防止性能に優れたセメント分散剤を提供するもの
である。 [問題点を解決するための手段および作用] 本発明は一般式 (但し、式中Rは水素またはメチル基を表わし、
Xは水素、一価金属、二価金属、アンモニウム基
または有機アミン基を表わし、AおよびBはそれ
ぞれ独立に炭素数2〜4のアルキレン基を表わ
し、mは0または1〜50の整数である。)で示さ
れる単量体(イ)および必要により共重合可能な他の
単量体(ロ)を用いて導かれた重合体(A)および/また
は該重合体(A)を更にアルカリ性物質で中和して得
られた重合体(B)を主成分とするセメント分散剤に
関するものである。 本発明で用いられる単量体(イ)は、前記一般式で
示されるスルホン酸系単量体である。単量体(イ)の
例としては、2−スルホエチル(メタ)アクリレ
ート、2−スルホプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−スルホプロピル(メタ)アクリレート、
1−スルホプロパン−2−イル(メタ)アクリレ
ート、2−スルホブチル(メタ)アクリレート、
3−スルホブチル(メタ)アクリレート、4−ス
ルホブチル(メタ)アクリレート、1−スルホブ
タン−2−イル(メタ)アクリレート、1−スル
ホブタン−3−イル(メタ)アクリレート、2−
スルホブタン−3−イル(メタ)アクリレート、
2−メチル−2−スルホプロピル(メタ)アクリ
レート、2−メチル−3−スルホプロピル(メ
タ)アクリレート、1,1−ジメチル−2−スル
ホエチル(メタ)アクリレート等のスルホアルキ
ル(メタ)アクリレート類及びその一価金属塩、
二価金属塩、アンモニウム塩もしくは有機アミン
塩;スルホエトキシポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、スルホプロポキシポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ス
ルホブトキシポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、スルホエトキシポリプロピレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、スルホ
プロポキシポリプロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、スルホブトキシポリプロピレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート等のスル
ホアルコキシポリアルキレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート類及びその一価金属塩、二価金
属塩、アンモニウム塩もしくは有機アミン塩を挙
げることができ、これらの1種又は2種以上を用
いることができる。 本発明で必要により用いられる単量体(ロ)は、単
量体(イ)と共重合可能な単量体である。単量体(ロ)の
例としてはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸
類並びにその一価金属塩、二価金属塩、アンモニ
ウム塩もしくは有機アミン塩;不飽和カルボン酸
類と炭素数1〜20個の脂肪族アルコールもしくは
炭素数1〜20個の脂肪族アルコールに炭素数2〜
4個のアルキレンオキシドを1〜50個付加したモ
ノアルコキシポリアルキレングリコールとのエス
テル;(メタ)アクリルアミド;酢酸ビニル、酢
酸プロペニル等の酢酸アルケニルエステル;スチ
レン、p−メチルスチレン、チレンスルホン酸等
の芳香族ビニル;塩化ビニル等を挙げることがで
き、これらの1種又は2種以上を用いることがで
きる。 単量体(ロ)は得られる重合体(A)又は重合体(B)が水
溶性となる範囲の量を用いることができる。単量
体(ロ)の中でも、不飽和カルボン酸類並びにその塩
類を選択して単量体(イ)に併用することにより、セ
メント分散性能により優れた重合体(A)および/ま
たは重合体(B)が得られる傾向にある。 重合体(A)を製造するには、重合開始剤を用いて
前記単量体成分を重合させればよい。重合は溶媒
中での重合や塊状重合等の方法により行うことが
できる。 溶媒中での重合は回分式でも連続式でも行うこ
とができ、その際使用される溶媒としては、水;
メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロ
ピルアルコール等の低級アルコール;ベンンゼ
ン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、n−
ヘキサン等の芳香族あるいは脂肪族炭化水素;酢
酸エチル;アセトン、メチルエチルケトン等のケ
トン化合物等が挙げられる。 原料単量体及び得られる重合体(A)の溶解性並び
に該重合体(A)の使用時の便からは、水及び炭素数
1〜4の低級アルコールよりなる群から選ばれた
少なくとも1種を用いることが好ましい。炭素数
1〜4の低級アルコールの中でもメチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール
が特に有効である。 水媒体中で重合を行う時は、重合開始剤として
アンモニウム又はアルカリ金属の過硫酸塩あるい
は過酸化水素等の水溶性の重合開始剤が使用され
る。この際亜硫酸水素ナトリウム等の促進剤を併
用することもできる。又、低級アルコール、脂肪
族炭化水素、脂肪族炭化水素、酢酸エチルあるい
はケトン化合物を溶媒とする重合には、ベンゾイ
ルパーオキシドやラウロイルパーオキシド等のパ
ーオキシド;クメンハイドロパーオキシド等のハ
イドロパーオキシド;アゾビスソブチロニトリル
等の脂肪族アゾ化合物等が重合開始剤として用い
られる。この際アミン化合物等の促進剤を併用す
ることもできる。更に、水−低級アルコール混合
溶媒を用いる場合には、上記の種々の重合開始剤
あるいは重合開始剤と促進剤の組合せの中から適
宜選択して用いることができる。重合温度は、用
いられる溶媒や重合開始剤により適宜定められる
が、通常0〜120℃の範囲内で行われる。 塊状重合は、重合開始剤としてベンゾイルパー
オキシドやラウロイルパーオキシド等のパーオキ
シド;クメンハイドロパーオキシド等のハイドロ
パーオキシド;アゾビスイソブチロニトリル等の
脂肪族アゾ化合物等を用い、50〜150℃の温度範
囲内で行われる。 このようにして得られた重合体(A)は、そのまま
でもセメント分散剤の主成分として用いられる
が、必要に応じて、更にアルカリ性物質で中和し
て得られる重合体(B)をセメント分散剤の主成分と
して用いてもよい。このようなアルカリ性物質と
しては、一価金属及び二価金属の水酸化物、塩化
物及び炭酸塩;アンモニウム、有機アミン等が好
ましいものとして挙げられる。 また重合体(A)の分子量は広い範囲のものが使用
できるが、1000〜100000の範囲内のものが好まし
い。 重合体(A)および/または重合体(B)は、これらそ
れぞれの単独又は混合物をそのままセメント分散
剤として使用することができる。また、重合体(A)
および/または重合体(B)を主成分とし他の公知の
セメント混和剤と組み合せて使用する際、このよ
うな公知のセメント混和剤としては、例えば従来
のセメント分散剤、空気連行剤、セメント湿潤分
散剤、防水剤、強度増進剤、硬化促進剤等を挙げ
ることができる。 本発明のセメント分散剤は、ポルトランドセメ
ント、アルミナセメント、各種混合セメント等の
水硬性セメント、あるいは石膏等のセメント以外
の水硬材料等に用いることができる。 本発明のセメント分散剤の使用方法としては、
例えば練り混ぜ水に溶解したのちセメント組成物
調製時に練り混ぜ水と同時に添加する方法、ある
いは既に練り上がつたセメント組成物に添加する
方法等のいずれの方法も採用できる。 本発明のセメント分散剤が優れた性能を発揮す
る理由は明らかではないが、末端スルホン酸基含
有単量体を含む単量体を用いて導かれた重合体(A)
および/または重合体(B)の構造は、セメント粒子
面への吸着サイトである主鎖部分と水層側に配向
する末端スルホン酸基部分とが、アルキレン基や
ポリアルキレンオキシド基を介して結合した形に
なつていることにより、該重合体がセメント粒子
表面に吸着した際、末端スルホン酸基の水層側へ
の配向を容易にし、優れた分散性能とスランプロ
ス防止性能を発揮すると考えられる。 また、単量体(ロ)の中でもカルボン酸基含有単量
体を選択して共重合し、重合体(A)および/または
重合体(B)中にカルボン酸基を導入することによ
り、セメント分散性能により良い結果が得られる
傾向にあるが、これは、カルボン酸基の導入が該
重合体中の吸着サイトの機能を高め、セメント粒
子に対する分散性能とスランプロス防止性能によ
り良い結果をもたらすためと考えられる。一般に
グルコン酸等のオキシカルボン酸やポリアクリル
酸ナトリウム等のポリカルボン酸は大きな硬化遅
延性を有しているが、本発明において、単量体(ロ)
としてカルボン酸基含有重合体を選択して共重合
して得られる重合体は、一分子内にスルホン酸基
とカルボン酸基を併せ持つ構造となつているため
に、硬化遅延性は極めて少なくなつていると考え
られる。 しかしながら、このような理由により、本発明
のセメント分散剤が何ら制限を受けるものではな
い。 [発明の効果] 本発明のセメント分散剤は、セメント組成物に
大きな硬化遅延性をもたらすことなく、高い流動
性を発揮し、かつ優れたスランプロス防止性能を
有しており、モルタル工事やコンクリート工事に
おいて、作業性に著しい改善をもたらすものであ
る。したがつて、本発明のセメント分散剤は、コ
ンクリート二次製品製造用高性能減水剤として、
またレデイミクストコンクリートの流動化剤とし
て有効に使用できるものである。 [実施例] 次に本発明のセメント分散剤について参考例及
び実施例を挙げて更に詳細に説明するが、もちろ
ん本発明はこれだけに限定されるものではない。
尚、例中特にことわりのない限り%は重量%を、
また部は重量部を表わすものとする。 参考例 1 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
37.2部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。 次いで、2−スルホエチルメタクリレートナト
リウム塩5部、アクリル酸ナトリウム15部おび水
30部からなる単量体混合溶液を5%過硫酸アンモ
ニウム水溶液8.5部とのそれぞれを2時間で添加
し、添加終了後さらに5%過硫酸アンモニウム水
溶液4.3部を1時間で添加した。添加完了後引き
続き95℃の温度に1時間保持し、重合反応を完了
させ、平均分子量が5000の共重合体(1)の20%水溶
液を得た。 この共重合体(1)の20%水溶液のPHおよび粘度を
第1表に示した。 参考例 2 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
39.3部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。 次いで、2−スルホエチルメタクリレートナト
リウム塩10部、アクリル酸ナトリウム10部および
水30部からなる単量体混合溶液を5%過硫酸アン
モニウム水溶液7.1部とのそれぞれを2時間で添
加し、添加終了後さらに5%過硫酸アンモニウム
水溶液3.6部を1時間で添加した。添加完了後引
き続き95℃の温度に1時間保持し、重合反応を完
了させ、平均分子量が4500の共重合体(2)の20%水
溶液を得た。この共重合体(2)の20%水溶液のPHお
よび粘度を第1表に示した。 参考例 3 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
41.4部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。 次いで、2−スルホエチルメタクリレートナト
リウム塩15部、アクリル酸ナトリウム5部および
水30部からなる単量体混合溶液と5%過硫酸アン
モニウム水溶液5.7部とのそれぞれを2時間で添
加し、添加終了後さらに5%過硫酸アンモニウム
水溶液2.9部を1時間で添加した。添加完了後引
き続き95℃の温度に1時間保持し、重合反応を完
了させ、平均分子量が3500の共重合体(3)の20%水
溶液を得た。この共重合体(3)の20%水溶液のPHお
よび粘度を第1表に示した。 参考例 4 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
40.1部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。次いで、
2−スルホエチルアクリレートナトリウム塩9
部、アクリル酸ナトリウム9部、メトキシポリエ
チレングリコールモノアクリレート(エチレンオ
キシドの平均付加モル数10個)2部および水30部
からなる単量体混合溶液と5%過硫酸アンモニウ
ム水溶液6.6部とのそれぞれを2時間で添加し、
添加終了後さらに5%過硫酸アンモニウム水溶液
3.3部を1時間で添加した。添加完了後引き続き
95℃の温度に1時間保持し、重合反応を完了さ
せ、平均分子量が5000の共重合体(4)の20%水溶液
を得た。この共重合体(4)の20%水溶液のPHおよび
粘度を第1表に示した。 参考例 5 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
42.8部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。次いで、
3−スルホプロポキシポリエチレングリコールモ
ノアクリレートのナトリウム塩(エチレンオキシ
ドの平均付加モル数10個)12部、アクリル酸ナト
リウム8部および水30部からなる単量体混合溶液
と5%過硫酸アンモニウム水溶液4.8部とのそれ
ぞれを2時間で添加し、添加終了後さらに5%過
硫酸アンモニウム水溶液2.4部を1時間で添加し
た。添加完了後引き続き95℃の温度に1時間保持
し、重合反応を完了させ、平均分子量が6000の共
重合体(5)の20%水溶液を得た。この共重合体(5)の
20%水溶液のPHおよび粘度を第1表に示した。 参考例 6 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
45.6部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。次いで、
3−スルホプロポキシポリエチレングリコールモ
ノメタクリレートのナトリウム塩(エチレンオキ
シドの平均付加モル数2個)20部および水30部か
らなる単量体溶液と5%過硫酸アンモニウム水溶
液2.9部とのそれぞれを2時間で添加し、添加終
了後さらに5%過硫酸アンモニウム水溶液1.5部
を1時間で添加した。添加完了後引き続き95℃の
温度に1時間保持し、重合反応を完了させ、平均
分子量が4500の重合体(6)の20%水溶液を得た。こ
の重合体(6)の20%水溶液のPHおよび粘度を第1表
に示した。
より詳しくは、モルタル工事やコンクリート工事
においてその作業性の改善、強度や耐久性の向
上、ひびわれ性の減少あるにはその他の物性の向
上を目的として使用されるセメント分散剤に関す
るものである。 [従来の技術] 従来、セメント分散剤としてはリグニンスルホ
ン酸塩、グルコン酸やグルコヘプトン酸等の塩、
ナフタレンスルホン酸・ホルマリン縮合物塩、ポ
リサツカライド/塩化カルシウム/トリエタノー
ルアミン配合組成物などが利用されている。リグ
ニンスルホン酸塩は亜硫酸パルプ製造工程より得
られるものであるが、その減水効果にバラツキが
あり、また、空気混入量の増大によりモルタルや
コンクリートなどの物性に悪影響を与えることが
ある等の欠点がある。グルコン酸やグルコヘプト
ン酸等の塩は、高い流動性を確保するために添加
量を多くすると著しい硬化遅延性及び硬化不良を
示し、利用上の大きな障害となつている。ポリサ
ツカライド系のセメント分散剤としてはデンプン
加水分解物があるが、これ単独使用では硬化遅延
性が大きいため、通常塩化カルシウムや水溶性ア
ミンと併用されている。しかし塩化カルシウムは
鉄筋の防錆上有害である。 ナフタレンスルホン酸、ホルマリン縮合物塩系
のセメント分散剤は、減水効果にすぐれ、大きな
硬化遅延性を示すことなく高い流動性を確保でき
る為に、コンクリート二次製品製造用高性能減水
剤として、またレデイミクストコンクリートの流
動化剤として広く使用されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ナフタレンスルホン酸・ホルマ
リン縮合物塩系のセメント分散剤は、減水効果の
持続時間が短く、分散剤を添加して20〜30分後に
はコンクリートの流動性(スランプ)が大幅に小
さくなり、いわゆるスランプロスが著しいという
欠点があつた。従つて、例えばモルタルやコンク
リート等のセメント組成物がポンプ圧送している
コンクリート二次製品工場などで、昼休みやトラ
ブルによつて圧送を一時中断し、その後圧送を再
開した時に、圧送圧が急激に増大したり、ポンプ
が閉塞するなどの事故の原因ともなり、また、型
枠にセメント組成物を打ち込んだのち何らかの理
由で締め固めなどの成型が遅れた場合、未充填な
どの問題を生ずる。レデイミクストコンクリート
に用いる場合も、レデイミクストコンクリート製
造プラントでは添加できず打設現場直近で添加す
るため、ミキサー車の高速撹拌による騒音問題が
あり、また、ポンプ圧送時のトラブル発生や成型
時の未充填等の問題も引き起すことがあつた。 本発明者は、このような現状に鑑み鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。したがつて本発明は
大きな硬化遅延性を示すことなく高い流動性を確
保でき、かつ高い流動性の持続時間が長く、安定
した作業性を確保することができるスランプロス
防止性能に優れたセメント分散剤を提供するもの
である。 [問題点を解決するための手段および作用] 本発明は一般式 (但し、式中Rは水素またはメチル基を表わし、
Xは水素、一価金属、二価金属、アンモニウム基
または有機アミン基を表わし、AおよびBはそれ
ぞれ独立に炭素数2〜4のアルキレン基を表わ
し、mは0または1〜50の整数である。)で示さ
れる単量体(イ)および必要により共重合可能な他の
単量体(ロ)を用いて導かれた重合体(A)および/また
は該重合体(A)を更にアルカリ性物質で中和して得
られた重合体(B)を主成分とするセメント分散剤に
関するものである。 本発明で用いられる単量体(イ)は、前記一般式で
示されるスルホン酸系単量体である。単量体(イ)の
例としては、2−スルホエチル(メタ)アクリレ
ート、2−スルホプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−スルホプロピル(メタ)アクリレート、
1−スルホプロパン−2−イル(メタ)アクリレ
ート、2−スルホブチル(メタ)アクリレート、
3−スルホブチル(メタ)アクリレート、4−ス
ルホブチル(メタ)アクリレート、1−スルホブ
タン−2−イル(メタ)アクリレート、1−スル
ホブタン−3−イル(メタ)アクリレート、2−
スルホブタン−3−イル(メタ)アクリレート、
2−メチル−2−スルホプロピル(メタ)アクリ
レート、2−メチル−3−スルホプロピル(メ
タ)アクリレート、1,1−ジメチル−2−スル
ホエチル(メタ)アクリレート等のスルホアルキ
ル(メタ)アクリレート類及びその一価金属塩、
二価金属塩、アンモニウム塩もしくは有機アミン
塩;スルホエトキシポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、スルホプロポキシポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ス
ルホブトキシポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、スルホエトキシポリプロピレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、スルホ
プロポキシポリプロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、スルホブトキシポリプロピレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート等のスル
ホアルコキシポリアルキレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート類及びその一価金属塩、二価金
属塩、アンモニウム塩もしくは有機アミン塩を挙
げることができ、これらの1種又は2種以上を用
いることができる。 本発明で必要により用いられる単量体(ロ)は、単
量体(イ)と共重合可能な単量体である。単量体(ロ)の
例としてはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸
類並びにその一価金属塩、二価金属塩、アンモニ
ウム塩もしくは有機アミン塩;不飽和カルボン酸
類と炭素数1〜20個の脂肪族アルコールもしくは
炭素数1〜20個の脂肪族アルコールに炭素数2〜
4個のアルキレンオキシドを1〜50個付加したモ
ノアルコキシポリアルキレングリコールとのエス
テル;(メタ)アクリルアミド;酢酸ビニル、酢
酸プロペニル等の酢酸アルケニルエステル;スチ
レン、p−メチルスチレン、チレンスルホン酸等
の芳香族ビニル;塩化ビニル等を挙げることがで
き、これらの1種又は2種以上を用いることがで
きる。 単量体(ロ)は得られる重合体(A)又は重合体(B)が水
溶性となる範囲の量を用いることができる。単量
体(ロ)の中でも、不飽和カルボン酸類並びにその塩
類を選択して単量体(イ)に併用することにより、セ
メント分散性能により優れた重合体(A)および/ま
たは重合体(B)が得られる傾向にある。 重合体(A)を製造するには、重合開始剤を用いて
前記単量体成分を重合させればよい。重合は溶媒
中での重合や塊状重合等の方法により行うことが
できる。 溶媒中での重合は回分式でも連続式でも行うこ
とができ、その際使用される溶媒としては、水;
メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロ
ピルアルコール等の低級アルコール;ベンンゼ
ン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、n−
ヘキサン等の芳香族あるいは脂肪族炭化水素;酢
酸エチル;アセトン、メチルエチルケトン等のケ
トン化合物等が挙げられる。 原料単量体及び得られる重合体(A)の溶解性並び
に該重合体(A)の使用時の便からは、水及び炭素数
1〜4の低級アルコールよりなる群から選ばれた
少なくとも1種を用いることが好ましい。炭素数
1〜4の低級アルコールの中でもメチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール
が特に有効である。 水媒体中で重合を行う時は、重合開始剤として
アンモニウム又はアルカリ金属の過硫酸塩あるい
は過酸化水素等の水溶性の重合開始剤が使用され
る。この際亜硫酸水素ナトリウム等の促進剤を併
用することもできる。又、低級アルコール、脂肪
族炭化水素、脂肪族炭化水素、酢酸エチルあるい
はケトン化合物を溶媒とする重合には、ベンゾイ
ルパーオキシドやラウロイルパーオキシド等のパ
ーオキシド;クメンハイドロパーオキシド等のハ
イドロパーオキシド;アゾビスソブチロニトリル
等の脂肪族アゾ化合物等が重合開始剤として用い
られる。この際アミン化合物等の促進剤を併用す
ることもできる。更に、水−低級アルコール混合
溶媒を用いる場合には、上記の種々の重合開始剤
あるいは重合開始剤と促進剤の組合せの中から適
宜選択して用いることができる。重合温度は、用
いられる溶媒や重合開始剤により適宜定められる
が、通常0〜120℃の範囲内で行われる。 塊状重合は、重合開始剤としてベンゾイルパー
オキシドやラウロイルパーオキシド等のパーオキ
シド;クメンハイドロパーオキシド等のハイドロ
パーオキシド;アゾビスイソブチロニトリル等の
脂肪族アゾ化合物等を用い、50〜150℃の温度範
囲内で行われる。 このようにして得られた重合体(A)は、そのまま
でもセメント分散剤の主成分として用いられる
が、必要に応じて、更にアルカリ性物質で中和し
て得られる重合体(B)をセメント分散剤の主成分と
して用いてもよい。このようなアルカリ性物質と
しては、一価金属及び二価金属の水酸化物、塩化
物及び炭酸塩;アンモニウム、有機アミン等が好
ましいものとして挙げられる。 また重合体(A)の分子量は広い範囲のものが使用
できるが、1000〜100000の範囲内のものが好まし
い。 重合体(A)および/または重合体(B)は、これらそ
れぞれの単独又は混合物をそのままセメント分散
剤として使用することができる。また、重合体(A)
および/または重合体(B)を主成分とし他の公知の
セメント混和剤と組み合せて使用する際、このよ
うな公知のセメント混和剤としては、例えば従来
のセメント分散剤、空気連行剤、セメント湿潤分
散剤、防水剤、強度増進剤、硬化促進剤等を挙げ
ることができる。 本発明のセメント分散剤は、ポルトランドセメ
ント、アルミナセメント、各種混合セメント等の
水硬性セメント、あるいは石膏等のセメント以外
の水硬材料等に用いることができる。 本発明のセメント分散剤の使用方法としては、
例えば練り混ぜ水に溶解したのちセメント組成物
調製時に練り混ぜ水と同時に添加する方法、ある
いは既に練り上がつたセメント組成物に添加する
方法等のいずれの方法も採用できる。 本発明のセメント分散剤が優れた性能を発揮す
る理由は明らかではないが、末端スルホン酸基含
有単量体を含む単量体を用いて導かれた重合体(A)
および/または重合体(B)の構造は、セメント粒子
面への吸着サイトである主鎖部分と水層側に配向
する末端スルホン酸基部分とが、アルキレン基や
ポリアルキレンオキシド基を介して結合した形に
なつていることにより、該重合体がセメント粒子
表面に吸着した際、末端スルホン酸基の水層側へ
の配向を容易にし、優れた分散性能とスランプロ
ス防止性能を発揮すると考えられる。 また、単量体(ロ)の中でもカルボン酸基含有単量
体を選択して共重合し、重合体(A)および/または
重合体(B)中にカルボン酸基を導入することによ
り、セメント分散性能により良い結果が得られる
傾向にあるが、これは、カルボン酸基の導入が該
重合体中の吸着サイトの機能を高め、セメント粒
子に対する分散性能とスランプロス防止性能によ
り良い結果をもたらすためと考えられる。一般に
グルコン酸等のオキシカルボン酸やポリアクリル
酸ナトリウム等のポリカルボン酸は大きな硬化遅
延性を有しているが、本発明において、単量体(ロ)
としてカルボン酸基含有重合体を選択して共重合
して得られる重合体は、一分子内にスルホン酸基
とカルボン酸基を併せ持つ構造となつているため
に、硬化遅延性は極めて少なくなつていると考え
られる。 しかしながら、このような理由により、本発明
のセメント分散剤が何ら制限を受けるものではな
い。 [発明の効果] 本発明のセメント分散剤は、セメント組成物に
大きな硬化遅延性をもたらすことなく、高い流動
性を発揮し、かつ優れたスランプロス防止性能を
有しており、モルタル工事やコンクリート工事に
おいて、作業性に著しい改善をもたらすものであ
る。したがつて、本発明のセメント分散剤は、コ
ンクリート二次製品製造用高性能減水剤として、
またレデイミクストコンクリートの流動化剤とし
て有効に使用できるものである。 [実施例] 次に本発明のセメント分散剤について参考例及
び実施例を挙げて更に詳細に説明するが、もちろ
ん本発明はこれだけに限定されるものではない。
尚、例中特にことわりのない限り%は重量%を、
また部は重量部を表わすものとする。 参考例 1 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
37.2部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。 次いで、2−スルホエチルメタクリレートナト
リウム塩5部、アクリル酸ナトリウム15部おび水
30部からなる単量体混合溶液を5%過硫酸アンモ
ニウム水溶液8.5部とのそれぞれを2時間で添加
し、添加終了後さらに5%過硫酸アンモニウム水
溶液4.3部を1時間で添加した。添加完了後引き
続き95℃の温度に1時間保持し、重合反応を完了
させ、平均分子量が5000の共重合体(1)の20%水溶
液を得た。 この共重合体(1)の20%水溶液のPHおよび粘度を
第1表に示した。 参考例 2 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
39.3部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。 次いで、2−スルホエチルメタクリレートナト
リウム塩10部、アクリル酸ナトリウム10部および
水30部からなる単量体混合溶液を5%過硫酸アン
モニウム水溶液7.1部とのそれぞれを2時間で添
加し、添加終了後さらに5%過硫酸アンモニウム
水溶液3.6部を1時間で添加した。添加完了後引
き続き95℃の温度に1時間保持し、重合反応を完
了させ、平均分子量が4500の共重合体(2)の20%水
溶液を得た。この共重合体(2)の20%水溶液のPHお
よび粘度を第1表に示した。 参考例 3 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
41.4部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。 次いで、2−スルホエチルメタクリレートナト
リウム塩15部、アクリル酸ナトリウム5部および
水30部からなる単量体混合溶液と5%過硫酸アン
モニウム水溶液5.7部とのそれぞれを2時間で添
加し、添加終了後さらに5%過硫酸アンモニウム
水溶液2.9部を1時間で添加した。添加完了後引
き続き95℃の温度に1時間保持し、重合反応を完
了させ、平均分子量が3500の共重合体(3)の20%水
溶液を得た。この共重合体(3)の20%水溶液のPHお
よび粘度を第1表に示した。 参考例 4 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
40.1部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。次いで、
2−スルホエチルアクリレートナトリウム塩9
部、アクリル酸ナトリウム9部、メトキシポリエ
チレングリコールモノアクリレート(エチレンオ
キシドの平均付加モル数10個)2部および水30部
からなる単量体混合溶液と5%過硫酸アンモニウ
ム水溶液6.6部とのそれぞれを2時間で添加し、
添加終了後さらに5%過硫酸アンモニウム水溶液
3.3部を1時間で添加した。添加完了後引き続き
95℃の温度に1時間保持し、重合反応を完了さ
せ、平均分子量が5000の共重合体(4)の20%水溶液
を得た。この共重合体(4)の20%水溶液のPHおよび
粘度を第1表に示した。 参考例 5 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
42.8部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。次いで、
3−スルホプロポキシポリエチレングリコールモ
ノアクリレートのナトリウム塩(エチレンオキシ
ドの平均付加モル数10個)12部、アクリル酸ナト
リウム8部および水30部からなる単量体混合溶液
と5%過硫酸アンモニウム水溶液4.8部とのそれ
ぞれを2時間で添加し、添加終了後さらに5%過
硫酸アンモニウム水溶液2.4部を1時間で添加し
た。添加完了後引き続き95℃の温度に1時間保持
し、重合反応を完了させ、平均分子量が6000の共
重合体(5)の20%水溶液を得た。この共重合体(5)の
20%水溶液のPHおよび粘度を第1表に示した。 参考例 6 温度計、撹拌機、滴下ロート、N2ガス導入管
および還流冷却器を備えたガラス製反応容器に水
45.6部を仕込み、撹拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気下で95℃まで加熱した。次いで、
3−スルホプロポキシポリエチレングリコールモ
ノメタクリレートのナトリウム塩(エチレンオキ
シドの平均付加モル数2個)20部および水30部か
らなる単量体溶液と5%過硫酸アンモニウム水溶
液2.9部とのそれぞれを2時間で添加し、添加終
了後さらに5%過硫酸アンモニウム水溶液1.5部
を1時間で添加した。添加完了後引き続き95℃の
温度に1時間保持し、重合反応を完了させ、平均
分子量が4500の重合体(6)の20%水溶液を得た。こ
の重合体(6)の20%水溶液のPHおよび粘度を第1表
に示した。
【表】
実施例 1
セメントとして普通ポルトランドセメント(住
友セメント(株)製)、細骨材として淀川産川砂(比
重2.51、粗粒率[F.M.]2.78)、粗骨材として高
槻産砕石(比重2.68、粗粒率[F.M.]6.73)およ
びセメント分散剤として参考例1で得た共重合体
(1)を用い、単位セメント量320Kg/m3単位水量170
Kg/m3(水/セメント比53%)、単位細骨材量807
Kg/m3、単位粗骨材量972Kg/m3(細骨材率47%)
およびセメント分散剤添加量0.25%(対セメン
ト)の配合で、練り混ぜ量が30となるようにそ
れぞれの材料を計量し、可傾式ミキサーに全材料
を投入した。直ちに回転数35r.p.m.で3分間練り
混ぜを行い、目標スランプ21cm、目標空気量4.5
%(目標空気量に達しない場合は微量の空気連行
剤 山宗化学(株)製「ヴインソル」を使用した。)
の流動化コンクリートを調製した。得られた練り
上り直後の流動化コンクリートをサンプリング
し、そのスランプおよび空気量を測定した。 練り上り後、可傾式ミキサーの回転数を3r,p.
m.に下げて、引き続き練り混ぜを行い、60分後
のスランプおよび空気量を測定して、それらの経
時変化をみた。 また、得られた流動化コンクリートの圧縮強度
および凝結時間も測定した。これらの測定結果を
第2表に示した。 なお、スランプ、空気量、圧縮強度および凝結
時間の測定方法や圧縮強度供試体の採取方法は、
すべて日本工業規格(JIS A6204)に準拠して行
つた。 実施例 2〜6 セメント分散剤として、第2表に示されたよう
な参考例2〜6で得た(共)重合体(2)〜(6)を第2
表に示された添加量で使用する他は、実施例1と
同様の操作を繰り返して流動化コンクリートを調
製し、それらのスランプ、空気量、圧縮強度およ
び凝結時間を測定した。測定結果を第2表に示
す。 比較例 1 実施例1において共重合体(1)の代わりに市販の
ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩ホルマリン縮
合物をセメント分散剤として添加量0.4%(対セ
メント)で使用する他は、実施例1と同様の操作
を繰り返して、比較用の流動化コンクリートを調
製し、そのスランプ、空気量、圧縮強度および凝
結時間を測定した。測定結果を第2表に示す。 比較例 2 実施例1において共重合体(1)の代わりに市販の
リグニンスルホン酸ナトリウム塩をセメント分散
剤として添加量0.4%(対セメント)で使用する
他は、実施例1と同様の操作を繰り返して、比較
用の流動化コンクリートを調製し、そのスラン
プ、空気量、圧縮強度および凝結時間を測定し
た。測定結果を第2表に示す。 比較例 3 実施例1において共重合体(1)の代わりに市販の
ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量5000)を
セメント分散剤として添加量0.3%(対セメント)
で使用する他は、実施例1と同様の操作を繰り返
して、比較用の流動化コンクリートを調製し、そ
のスランプ、空気量、圧縮強度および凝結時間を
測定した。測定結果を第2表に示す。
友セメント(株)製)、細骨材として淀川産川砂(比
重2.51、粗粒率[F.M.]2.78)、粗骨材として高
槻産砕石(比重2.68、粗粒率[F.M.]6.73)およ
びセメント分散剤として参考例1で得た共重合体
(1)を用い、単位セメント量320Kg/m3単位水量170
Kg/m3(水/セメント比53%)、単位細骨材量807
Kg/m3、単位粗骨材量972Kg/m3(細骨材率47%)
およびセメント分散剤添加量0.25%(対セメン
ト)の配合で、練り混ぜ量が30となるようにそ
れぞれの材料を計量し、可傾式ミキサーに全材料
を投入した。直ちに回転数35r.p.m.で3分間練り
混ぜを行い、目標スランプ21cm、目標空気量4.5
%(目標空気量に達しない場合は微量の空気連行
剤 山宗化学(株)製「ヴインソル」を使用した。)
の流動化コンクリートを調製した。得られた練り
上り直後の流動化コンクリートをサンプリング
し、そのスランプおよび空気量を測定した。 練り上り後、可傾式ミキサーの回転数を3r,p.
m.に下げて、引き続き練り混ぜを行い、60分後
のスランプおよび空気量を測定して、それらの経
時変化をみた。 また、得られた流動化コンクリートの圧縮強度
および凝結時間も測定した。これらの測定結果を
第2表に示した。 なお、スランプ、空気量、圧縮強度および凝結
時間の測定方法や圧縮強度供試体の採取方法は、
すべて日本工業規格(JIS A6204)に準拠して行
つた。 実施例 2〜6 セメント分散剤として、第2表に示されたよう
な参考例2〜6で得た(共)重合体(2)〜(6)を第2
表に示された添加量で使用する他は、実施例1と
同様の操作を繰り返して流動化コンクリートを調
製し、それらのスランプ、空気量、圧縮強度およ
び凝結時間を測定した。測定結果を第2表に示
す。 比較例 1 実施例1において共重合体(1)の代わりに市販の
ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩ホルマリン縮
合物をセメント分散剤として添加量0.4%(対セ
メント)で使用する他は、実施例1と同様の操作
を繰り返して、比較用の流動化コンクリートを調
製し、そのスランプ、空気量、圧縮強度および凝
結時間を測定した。測定結果を第2表に示す。 比較例 2 実施例1において共重合体(1)の代わりに市販の
リグニンスルホン酸ナトリウム塩をセメント分散
剤として添加量0.4%(対セメント)で使用する
他は、実施例1と同様の操作を繰り返して、比較
用の流動化コンクリートを調製し、そのスラン
プ、空気量、圧縮強度および凝結時間を測定し
た。測定結果を第2表に示す。 比較例 3 実施例1において共重合体(1)の代わりに市販の
ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量5000)を
セメント分散剤として添加量0.3%(対セメント)
で使用する他は、実施例1と同様の操作を繰り返
して、比較用の流動化コンクリートを調製し、そ
のスランプ、空気量、圧縮強度および凝結時間を
測定した。測定結果を第2表に示す。
【表】
第2表の結果から、本発明のセメント分散剤が
ほとんど硬化遅延性を示すことなく、優れたスラ
ンプロス防止性能を発揮することは明白である。
ほとんど硬化遅延性を示すことなく、優れたスラ
ンプロス防止性能を発揮することは明白である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (但し、式中Rは水素またはメチル基を表わし、
Xは水素、一価金属、二価金属、アンモニウム基
または有機アミン基を表わし、AおよびBはそれ
ぞれ独立に炭素数2〜4のアルキレン基を表わ
し、mは0または1〜50の整数である。)で示さ
れる単量体(イ) および必要により共重合可能な他の単量体(ロ)を用
いて導かれた重合体(A)および/または該重合体(A)
を更にアルカリ性物質で中和して得られた重合体
(B)を主成分とするセメント分散剤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60257735A JPS62119147A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | セメント分散剤 |
| EP87304425A EP0291590B1 (en) | 1985-11-19 | 1987-05-19 | Cement dispersant |
| DE8787304425T DE3782050T2 (de) | 1985-11-19 | 1987-05-19 | Dispergiermittel fuer zement. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60257735A JPS62119147A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | セメント分散剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62119147A JPS62119147A (ja) | 1987-05-30 |
| JPH0211542B2 true JPH0211542B2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=17310367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60257735A Granted JPS62119147A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | セメント分散剤 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0291590B1 (ja) |
| JP (1) | JPS62119147A (ja) |
| DE (1) | DE3782050T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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