JPH0211565A - メタクロロ過安息香酸の製造方法 - Google Patents

メタクロロ過安息香酸の製造方法

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JPH0211565A
JPH0211565A JP16444988A JP16444988A JPH0211565A JP H0211565 A JPH0211565 A JP H0211565A JP 16444988 A JP16444988 A JP 16444988A JP 16444988 A JP16444988 A JP 16444988A JP H0211565 A JPH0211565 A JP H0211565A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 有機過酸の中でも特にメタクロロ過安息香酸は有機合成
反応においてエポキシ化反応、バイヤー・ビリガー酸化
反応、N−オキシド化等に使用することができ医・農薬
等の精密化学品から、!l化剤、漂白剤として広く用い
られている。又、有機過酸の多くは不安定であり長期間
の保存が出来ないのに対して、メタクロロ過安息香酸は
室温下でも非常に安定な結晶であるため取り扱いがし易
く。
室温下で保管しても数ケ月間は純度低下がほとんどない
、又、その反応性においても、過酢酸、モノ過フタル酸
などに比較して数々の利点が見出されている6以上2本
発明はメタクロロ過安息香酸の製造技術を確立し、広く
一般に供しようとするものである。
(従来の技術) メタクロロ安息香酸クロライドを原料とするメタクロロ
過安息香酸の製造技術に関しては米国特許jI3231
605号、3232979号、3485869号等にお
いてメタクロロ安息香酸クロライドをt−ブチルアルコ
ールの存在下で過酸化水素、水酸化ナトリウム又は水酸
化カリウムと反応することにより得られるとされている
。上記いずれの特許もt−ブチルアルコールを使用する
点に特徴があり減圧留去してt−ブチルアルコールを除
き製品を得ている。しかしながらt−ブチルアルコール
の沸点は82.5℃(760mmHg)と高く、融点も
25.6℃であるため熱的に不安定な反応液である過酸
水溶液からt−ブチルアルコールを留去することは危険
又は困難を伴う、又。
米国特許13462480号においては生成した過酸が
不安定であるためニトリロトリ#酸のような特殊な安定
剤の存在下に当該過酸を製造するとしている。又、ソ連
国の文献Zh、 P r i k 1 。
Khim、、1986.59 (2)、388−91に
おいても安定剤であるオキシエチリデンニリン酸の存在
下で反応条件を検討し過酸純度85〜90%の製品を得
たとの報告があるが、製品中に反応中間体であるメタク
ロロ過酸化ベンゾイルが含まれるとされている。
(発明が解決しようとする問題点) 即ち、従来の技術においては過酸が反応液中で不安定で
ある為、特殊な安定剤を添加する必要があり、又、多量
にアルコールを使用することによりメタクロロ安息香酸
のエステルが生成し、収率が低下するばかりではなく、
a品の純度を低下させる問題がある。又、従来の技術に
おいては使用しているアルコールの沸点が高かったり、
凝固点が高かったりして、アルコールの留去に危険を伴
う等の問題がある。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明者らは
前述の問題点を解決する方法を鋭意研究した結果、メタ
クロロ安息香酸クロライド(1)をアルカリ金属水酸化
物(II)、過酸化水素(■)、炭素数3以下のアルコ
ール(rV)及びメタクロロ過酸化ベンゾイルの可溶な
不活性溶剤を混合して反応する際に(ff):  (1
)を2.5:1から5.5:1のモル比で使用し、  
(III)  :(1)を4=1から6:1のモル比で
使用し(IV)を水性相に対し25〜50重景%使重量
、ft応湿温度5〜25℃反応することを特徴とするメ
タクロロ過安息香酸の製造方法を見出し本発明を完成す
るに至った。
以下アルカリ金属水酸化物として水酸化カリウム、炭素
数3以下のアルコールとしてメタノールを使用した場合
について反応式を記述して本発明をさらに詳しく説明す
る。
2 CI  C,H4C0C1+  2 KOH+H,
0x(1)          (n)    CII
I)→CI CmH4C0−00−OCCaH4Cl(
メタクロロ過酸化ベンゾイル) +2 K Cl + 2 Hz○  ・・・(A)CI
  CaH4G O−00−OCCaHaC1+2KO
H+H!0.−)2CIC,H,C0−00に+2H,
O・ ・  (B) 副反応 CI Ca H4COCl + CH10H+ K O
H→CI Ca H4CO−OCHl + K Cl 
+ H! 0(メタクロロ安息香酸メチル)   ・・
・ (C)メタクロロ過安息香酸は反応(A)、(B)
式をへて合成されていることは公知であり式(A)。
(B)よりメタクロロ安息香酸クロライドに対する水酸
カリウム及び過酸化水素の理論モル比は(III): 
 (ff):  (1)=1:2:1である。又。
(B)式の反応においてはアルコール存在下でないと当
量的に反応が進行しにくいことは過安息香酸の例におい
て文献Tetrahedron、23.3327 (1
967)に記載がある。ところがメタクロロ過安息香酸
の合成反応においてアルコールのみを添加した場合には
製品中に反応中間体であるメタクロロ過酸化ベンゾイル
が数%残存してくる。これはメタクロロ過酸化ベンゾイ
ルが水性反応液に不溶で厘応しにくい為である。そこで
本発明ではメタクロロ過酸化ベンゾイルの可溶な溶媒で
かつ反応液中で不活性なものを添加することにより、製
品中へ残存するメタクロロ過酸化ベンゾイル量を減少し
得ることを見出した。又。
同時にアルコール添加量もψなく出来る為、副圧力(C
)式も進行しにりく、副生成物であるメタクロロ安息香
酸メチル等のエステルの生成も抑制出来る1次に本発明
においてはメタクロロ安息香酸クロライド(1)に対す
るアルカリ金属水酸化物(n)及び過酸化水素(III
)のモル比を理論値に対していずれも過剰量で下記の特
定範囲、すなわち(n):  (1)=2.5: 1か
ら5.5:1のモル比となるアルカリ金属水酸化物を眉
い。
(III):  (1)=4 : 1から6=1のモル
比となる過酸化水素を用いることにより、取率向上、w
J生成物の抑利2厘応時間の原線等の本発明の目的が達
成出来る。又、ここでいう炭素数3以下のアルコールと
はメタノール、エタノール又はプロパツールを言い、添
加量としては反応液中の水性相の25〜50重量%使用
することで目的は達成出来る。又、前述のメタクロロ過
酸化ベンゾイルの可溶な溶媒とはジクロロメタン、クロ
ロホルム。
四塩化炭素、ジクロロエタン、トリクロロエチレンなど
のハロゲン化炭化水素類、又はベンゼン。
トルエン、キシレンなどの芳瞥族炭化水素票が上げられ
る。メタクロロ過酸化ベンゾイルに対する溶解性や溶媒
留去の容易性の面から添加量としては上記アルコールの
添加量よりも若干多く使用すれば本発明の目的は達成出
来る。又、従来から特に問題とされていた過酸の安定剤
はニトリロトリ酢酸やオキシエチリデンニリン酸のごと
き特殊な安定剤を使用しなくても安価で手に入る硫酸マ
グネシウムなどで十分である。この理由は2本発明がメ
タクロロ安息香酸クロライドに対して十分過剰量のアル
カリ金属水酸化物及び過酸化水素を使用している点とメ
タクロロ過酸化ベンゾイルの可溶な溶媒を添加している
為、短時間で反応を終了することが出来る為と思われる
0本発明者らの検討によると従来から知られた反応方法
においてはメタクロロ過酸化ベンゾイルが反応液に溶解
しにくい為9式(B)の反応が遅くメタクロロ過酸化ベ
ンゾイルの残存量を2%以下とする為には数時間反応す
る必要があり、その間に過酸が分解して純度低下を起こ
す、又2本発明においては反応中間体であるメタクロロ
過酸化ベンゾイルが溶剤により可溶化さ九ているため反
応時間は短くてすむ。
例えば反応時間2〜4時間の間にメタクロロ過酸化ベン
ゾイル残量は2%以下となり1反応がほぼ完結している
ことが分る。
(発明の効果) 本発明のメタクロロ過安息香酸の製造方法は前述のごと
く構成されている為、以下に示すようないくつかの利点
を有している。
第一は本発明においては反応中間体であるメタクロロ過
酸化ベンゾイルの可溶な溶媒を添加しているため、高収
率で而も短い時間で反応を終了できる。又、そのために
特殊な安定剤を添加する必要もない。
第二ハメタクロロ過酸化ベンゾイルの可溶な溶媒の添加
により、アルコール使用量を従来知られた方法に比較し
て減少することが出来たため、メタクロロ安息香酸エス
テルの削成を大幅に抑制出来る。
第三は反応試剤の使用量を特定範囲で行なうと収率向上
、W1生戒物の抑制1反応時間の短縮等の本発明の目的
が達成出来る。
第四はt−ブチルアルコールを使用していない為に、t
−ブチルアルコールの留去に伴う危険性等の問題がない
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて説明するが、いずれも例
示のためのものであって本発明をそれらのみに限定する
ものではない。
(実施例1) 温度計、かくはん機(パドル式3枚羽根)及び冷却用バ
スを備えたILのフラスコに30%水酸化カリウム水溶
液70.5g、35%過酸化水素水溶液61.1g+ジ
クロロメタン70g*メタノール46g及び硫酸マグネ
シウム0.5gを混合し10℃に冷却した後メタクロロ
安息香酸クロライド22g(蒸留品)を投入し、かくは
ん下で。
2時間反応を行なった0反応終了後、20%硫酸280
gを投入し、ジクロロメタン280gを加えメタクロロ
過安息香酸を酸性下でジクロロメタン相へ抽出した0次
にロータリー・エバポレータにて抽出液からジクロロメ
タンを減圧留去して針状結晶の製品20.1gを得た。
この製品はヨードメトリー法により94.3%のメタク
ロ口過安息IP!2を含んでいた。又、i!!体クロマ
トグラフィーによる分析でメタクロロ過酸化ベンゾイル
は0゜1%、メタクロロ安息香酸メチルは1.4%の含
有量であった。尚、製品収率は92.6%であった。
(実施例2) 実施例1における30%水酸化カリウム水溶液のかわり
に3o%水酸化ナトリウム水溶液50゜3gを用いた以
外は実施例1と全く同様に反応を行ない針状結晶の製品
20.2gを得た0分析結果はメタクロ口過安息香12
95.1%、メタクロロ過酸化ベンゾイルは0.2%、
メタクロロ安息香酸メチルは1.0%の含有量であった
。尚、I1品数取率93.1%であった。
(実施例3) 実施例1におけるジクロロメタンのかわりにクロロホル
ムを使用した以外は実施例1と全く同様に反応を行ない
針状結晶の製品20.1gを得た。
分析結果はメタクロロ過安息香酸93.2%、メタクロ
ロ過酸化ベンゾイルは0.9%、メタクロロ安息香酸メ
チルは1.2%の含有量であった。
尚、製品収率は92.6%であった。
(実施例4) 実施例1におけるメタノールのかわりにエタノールを使
用した以外は実施例1と全く同様に反応を行なった。そ
の結果針状結晶の製品19.agを得た6分析結果はメ
タクロロ過安息香酸86゜0%、メタクロロ過酸化ベン
ゾイルは1.7%。
メタクロロ安息香酸エチルは0.9%の含有量であった
。尚、II品数取率88.9%であった。
(実施例5〜6)および(比較例1〜2)次に反応温度
を変えた以外は実施例1と同等の条件で反応した実施例
及び比較例について結果を表1.にまとめた。
表  1 。
送量以外は実施例1と同等の方法で実験した実施例につ
いて結果を表 2.にまとめた。
表  2 。
FAはメタクロ口過安息香11.MCBPOはメタクロ
ロ過酸化ベンゾイルを意味する0表 1゜の結果の様に
反応温度の高い比較例2ではメタクロロ過安息香酸が分
解し純度低下が著しいのに対して2反応温度の低いO”
Cでは中間体であるメタクロロ過酸化ベンゾイルの残存
が多く反応が遅い。
(実施例7〜13) 次に過酸化水素及びアルカリ金属水酸化物の仕(比較例
3〜9) 次に過酸化水素及びアルカリ金属水酸化物の仕込量以外
は実施例1と同等の方法で実験した比較例について結果
を表 3.にまとめた。
表 の製品への混入が極端に少ないことが分る。
(実施例14〜17)及び(比較例10〜13)次に、
メタノールの添加量以外は実施例1と同等の方法で反応
を行なった所、各々実施例及び比較例とも18〜21g
の製品が得られた。各々実施例及び比較例の製品分析結
果を表 4.にまとめた。
表  4 。
表 2.及び表 3.においてm:n:xは過酸化水素
:アルカリ金属水酸化物:メタクロロ安息香酸クロライ
ドのモル比を意味する。又、PAはメタクロロ過安息香
酸、MCBPOはメタクロロ過酸化ベンゾイルを意味す
る0表 3.よりMCBPOの残量が比較例3〜9にお
いては20%以上あり1表 2.における実施例7〜1
3においては2%以下で島り、実施例においてMCBP
OPAはメタクロロ過安息香酸、MCBPOはメタクロ
ロ過酸化ベンゾイル、MBはメタクロロ安息香酸メチル
を意味する。ここで言うメタノール量は反応液中の水性
相に対する重量%で示す0表4、よりメタノール添加量
が20%以下ではメック00過酸化ベンゾイルが多く残
存し、メタノール添加量が60%ではメタクロロ過安息
香酸純度が低下すると同時にメタクロロ安息香酸メチル
が多く生成するすることが分る。
(比較例14) 実施例1において反応時に添加したジクロロメタンを添
加しない以外は実施例1と全く同様に反応を行なった。
その結果製品19.4gを得た。
分析結果はメタクロ口過安息香!151.2%、メタク
ロロ過酸化ベンゾイル30.7%、メタクロロ安息香酸
メチル4.1%であった0反応時にジクロロメタンを添
加しない場合はメタクロロ過安息香酸純度が低く、メタ
クロロ過酸化ベンゾイル及びメタクロロ安息香酸メチル
が多く生成していることが分った。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メタクロロ安息香酸クロライド( I )をアルカ
    リ金属水酸化物(II)、過酸化水素(III)、炭素数3
    以下のアルコール(IV)及びメタクロロ過酸化ベンゾイ
    ルの可溶な不活性溶剤を混合して反応する際に(II):
    ( I )を2.5:1から5.5:1のモル比で使用し
    、(III):( I )を4:1から6:1のモル比で使用
    し(IV)を水性相に対し25〜50重量%使用し、反応
    温度5〜25℃で反応することを特徴とするメタクロロ
    過安息香酸の製造方法。
  2. (2)メタクロロ過酸化ベンゾイルの可溶な不活性溶剤
    としてジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジ
    クロロエタン、トリクロロエチレンなどのハロゲン化炭
    化水素類を用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63115811A (ja) * 1986-11-01 1988-05-20 Osaka Eyazoole Kogyo Kk 脱毛剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63115811A (ja) * 1986-11-01 1988-05-20 Osaka Eyazoole Kogyo Kk 脱毛剤

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