JPH0211566B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211566B2 JPH0211566B2 JP58116470A JP11647083A JPH0211566B2 JP H0211566 B2 JPH0211566 B2 JP H0211566B2 JP 58116470 A JP58116470 A JP 58116470A JP 11647083 A JP11647083 A JP 11647083A JP H0211566 B2 JPH0211566 B2 JP H0211566B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- athlete
- foot
- medicine
- chlorobenzene
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水虫薬に関する。
水虫は皮膚病の一種であつて、白癬菌によつて
病変を生ずるものである。この白癬菌は皮膚の角
層の厚い部分、例えば足の裏や手のひらに繁殖し
易い。そして足の場合には、足の裏の土踏まずに
数個の小さな水疱ができ、この水疱が膿疱に変わ
るとともに、次第に数を増して皮膚がただれた状
態になる。この他に指の間や、あるいは爪をおか
す水虫もある。
病変を生ずるものである。この白癬菌は皮膚の角
層の厚い部分、例えば足の裏や手のひらに繁殖し
易い。そして足の場合には、足の裏の土踏まずに
数個の小さな水疱ができ、この水疱が膿疱に変わ
るとともに、次第に数を増して皮膚がただれた状
態になる。この他に指の間や、あるいは爪をおか
す水虫もある。
水虫薬としては各種のものが市販されており、
大部分は外用薬である。従来の外用薬はいずれも
試験管内で白癬菌の発育を阻止する作用のある抗
白癬剤である。しかるに従来のこのような外用薬
によつては、なかなか水虫が完治しないという欠
点があつた。これは白癬菌が角層の厚い部分の中
に寄生しているために、薬剤が浸透し難いことに
よるものであつた。また白癬菌の内でも薬剤に対
して比較的抵抗の強いしようこう色菌や石膏様菌
による場合が多いからである。一方内服薬として
はグリセオフルビンが知られているが、このグリ
セオフルビンによつて水虫を治療する場合には、
非常に長い期間、例えば数カ月に亙つて内服しな
ければならないという欠点があつた。
大部分は外用薬である。従来の外用薬はいずれも
試験管内で白癬菌の発育を阻止する作用のある抗
白癬剤である。しかるに従来のこのような外用薬
によつては、なかなか水虫が完治しないという欠
点があつた。これは白癬菌が角層の厚い部分の中
に寄生しているために、薬剤が浸透し難いことに
よるものであつた。また白癬菌の内でも薬剤に対
して比較的抵抗の強いしようこう色菌や石膏様菌
による場合が多いからである。一方内服薬として
はグリセオフルビンが知られているが、このグリ
セオフルビンによつて水虫を治療する場合には、
非常に長い期間、例えば数カ月に亙つて内服しな
ければならないという欠点があつた。
本願発明者は、モノクロロベンゼン等の芳香族
ハロゲン化物が白癬菌に対して極めて優れた抗菌
作用をもたらすことを見出した。そして本発明は
このような知見に基づいてなされたものであつ
て、クロロベンゼンを用いることによつて極めて
短期間で完治するようにした水虫薬を提供するこ
とを目的とするものである。
ハロゲン化物が白癬菌に対して極めて優れた抗菌
作用をもたらすことを見出した。そして本発明は
このような知見に基づいてなされたものであつ
て、クロロベンゼンを用いることによつて極めて
短期間で完治するようにした水虫薬を提供するこ
とを目的とするものである。
以下本発明を実施例によつて詳細に説明する。
本願発明者は下記のような組成に係る液状の水虫
薬を調製した。
本願発明者は下記のような組成に係る液状の水虫
薬を調製した。
98%モノクロロベンゼン 10重量部
0.3%塩素水 10重量部
エタノール 10重量部
サルチル酸(粉末) 2重量部
このような水虫薬を指の間にできた趾間白癬の
患者に外用した。なおこの患者は約5年間に亙つ
て趾間白癬に悩まされており、各種の外用薬を使
用しているが、完治しておらず、毎年春先から秋
にかけてかなりひどい病変が足の指の間に生じて
いた。
患者に外用した。なおこの患者は約5年間に亙つ
て趾間白癬に悩まされており、各種の外用薬を使
用しているが、完治しておらず、毎年春先から秋
にかけてかなりひどい病変が足の指の間に生じて
いた。
この患者に対して上記の組成に係る水虫薬を刷
毛で足の指の間に塗布した。なお上記の薬は静置
して置くと2層分離してしまうので、塗る前に必
ずよく振つて用いるようにした。第1日目は、水
疱をつぶした部分に上記の薬を塗布した。すると
湿つていた病変部が次第に乾いてきた。なお上記
薬の塗布は1日3回行なつた。そして2日目以降
になると足の指の間のかゆみがなくなり、指の間
の病変部の大きさも次第に小さくなつてゆき、5
日後には病変部が非常に小さくなつた。6日目以
降も毎日1日3回薬を付けた結果、10日目にはか
ゆみが完全になくなるとともに、病変部は元のす
べすべした皮膚に回復した。
毛で足の指の間に塗布した。なお上記の薬は静置
して置くと2層分離してしまうので、塗る前に必
ずよく振つて用いるようにした。第1日目は、水
疱をつぶした部分に上記の薬を塗布した。すると
湿つていた病変部が次第に乾いてきた。なお上記
薬の塗布は1日3回行なつた。そして2日目以降
になると足の指の間のかゆみがなくなり、指の間
の病変部の大きさも次第に小さくなつてゆき、5
日後には病変部が非常に小さくなつた。6日目以
降も毎日1日3回薬を付けた結果、10日目にはか
ゆみが完全になくなるとともに、病変部は元のす
べすべした皮膚に回復した。
また10人の水虫の患者について、患部の状態の
良い者と悪い者とがバランスするように2グルー
プに分けた。そして第1のグループについては、
上記の実施例で用いたと同じ組成の水虫薬を外用
した。この結果早い者は約10日間で完治した。ま
た遅い者でも1ケ月で完治した。すなわち第1の
グループについては、遅くとも全ての患者が1ケ
月以内に完治している。これに対して上記実施例
の組成からサルチル酸を除去した組成の水虫薬を
第2のグループに用いたところ、早い者で2週
間、遅い者で3ケ月で5人の患者の水虫が完治し
た。従つてクロロベンゼン単独でも白癬菌に対し
て効果が認められるものの、サルチル酸を混合す
ることによつてより高い効果を有する水虫薬が得
られることが判明した。
良い者と悪い者とがバランスするように2グルー
プに分けた。そして第1のグループについては、
上記の実施例で用いたと同じ組成の水虫薬を外用
した。この結果早い者は約10日間で完治した。ま
た遅い者でも1ケ月で完治した。すなわち第1の
グループについては、遅くとも全ての患者が1ケ
月以内に完治している。これに対して上記実施例
の組成からサルチル酸を除去した組成の水虫薬を
第2のグループに用いたところ、早い者で2週
間、遅い者で3ケ月で5人の患者の水虫が完治し
た。従つてクロロベンゼン単独でも白癬菌に対し
て効果が認められるものの、サルチル酸を混合す
ることによつてより高い効果を有する水虫薬が得
られることが判明した。
またクロロベンゼンは呼吸器系に対して刺激作
用を有することが知られているが、1日数回少量
のクロロベンゼンを水虫の患部に塗布しても、呼
吸器系に吸入されるクロロベンゼンの量は極めて
少量であり、その吸入による悪影響は上記10人の
患者の何れにおいても認められなかつた。従つて
このようなクロロベンゼンから成る水虫薬を治療
に供しても、安全性の点で問題は生じない。
用を有することが知られているが、1日数回少量
のクロロベンゼンを水虫の患部に塗布しても、呼
吸器系に吸入されるクロロベンゼンの量は極めて
少量であり、その吸入による悪影響は上記10人の
患者の何れにおいても認められなかつた。従つて
このようなクロロベンゼンから成る水虫薬を治療
に供しても、安全性の点で問題は生じない。
このように本実施例に係る水虫薬によれば、従
来の外用薬に比較して遥かに顕著な効果が得られ
るとともに、外用する期間も従来の外用薬に比べ
て遥かに短くなることが証明された。これは上記
の薬に含まれる主成分であるモノクロロベンゼン
の抗白癬作用によるものであつて、しかもこのモ
ノクロロベンゼンが高い浸透力を有するために、
角層の中に寄生している白癬菌をも効果的に殺す
ことができるものによるものと考えられる。
来の外用薬に比較して遥かに顕著な効果が得られ
るとともに、外用する期間も従来の外用薬に比べ
て遥かに短くなることが証明された。これは上記
の薬に含まれる主成分であるモノクロロベンゼン
の抗白癬作用によるものであつて、しかもこのモ
ノクロロベンゼンが高い浸透力を有するために、
角層の中に寄生している白癬菌をも効果的に殺す
ことができるものによるものと考えられる。
以上本発明を実施例につき説明したが、本発明
はこの実施例によつて限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能であ
る。例えば上記実施例においてはモノクロロベン
ゼン(CH5Cl)を主成分として用いるようにして
いるが、このモノクロロベンゼンに代えてジクロ
ロベンゼン(C6H4Cl2)を用いるようにしてもよ
い。またこれらの芳香族ハロゲン化物の塩素の置
換の位置はオルト、メタ、パラのいずれかの位置
であつてもよく、各種の異性体を利用することが
可能である。
はこの実施例によつて限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能であ
る。例えば上記実施例においてはモノクロロベン
ゼン(CH5Cl)を主成分として用いるようにして
いるが、このモノクロロベンゼンに代えてジクロ
ロベンゼン(C6H4Cl2)を用いるようにしてもよ
い。またこれらの芳香族ハロゲン化物の塩素の置
換の位置はオルト、メタ、パラのいずれかの位置
であつてもよく、各種の異性体を利用することが
可能である。
以上に述べたように本発明は、ベンゼン環に結
合されている水素を塩素で置換したクロロベンゼ
ンを主成分として用いるようにした水虫薬に関す
るものである。従つて本発明によれば、高い抗白
癬作用が奏され、短期間で水虫を完治することが
できる水虫薬を提供することが可能となる。
合されている水素を塩素で置換したクロロベンゼ
ンを主成分として用いるようにした水虫薬に関す
るものである。従つて本発明によれば、高い抗白
癬作用が奏され、短期間で水虫を完治することが
できる水虫薬を提供することが可能となる。
Claims (1)
- 1 ベンゼン環に結合されている水素を塩素で置
換したクロロベンゼンを主成分として用いること
を特徴とする水虫薬。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11647083A JPS608221A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 水虫薬 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11647083A JPS608221A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 水虫薬 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS608221A JPS608221A (ja) | 1985-01-17 |
| JPH0211566B2 true JPH0211566B2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=14687897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11647083A Granted JPS608221A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 水虫薬 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608221A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100841490B1 (ko) * | 2003-11-25 | 2008-06-25 | 가부시끼가이샤 도시바 | 가열 조리 시스템 및 조리 기구 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5115637A (en) * | 1974-07-26 | 1976-02-07 | Yukio Kobayashi | Ch3 cooh to pentakurorufuenoorunokongonyoru satsukinseibutsushitsu |
-
1983
- 1983-06-28 JP JP11647083A patent/JPS608221A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100841490B1 (ko) * | 2003-11-25 | 2008-06-25 | 가부시끼가이샤 도시바 | 가열 조리 시스템 및 조리 기구 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS608221A (ja) | 1985-01-17 |
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