JPH0211702Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211702Y2 JPH0211702Y2 JP1981057659U JP5765981U JPH0211702Y2 JP H0211702 Y2 JPH0211702 Y2 JP H0211702Y2 JP 1981057659 U JP1981057659 U JP 1981057659U JP 5765981 U JP5765981 U JP 5765981U JP H0211702 Y2 JPH0211702 Y2 JP H0211702Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- fixed contact
- drive coil
- coil
- movable contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Description
本案はアーク回転形ガスしや断器の改良に関す
る。 周知の通り、アーク回転形ガスしや断器は、し
や断時駆動コイルを回路に挿入して磁束を発生せ
しめ、この磁束によりアークを消弧性ガス中で回
転駆動し消弧せしめるものである。 ところで、前記コイルはアーク回転に際し回路
に挿入されてしや断電流が流れるので、コイル層
間に過大な電磁力が発生する。一方前記コイルは
磁束発生効率向上の点からできるだけ層間距離を
短縮するのが好ましく、さらに、しや断器の小形
化という観点からもこれは推奨される。 ところが、駆動コイルは層間距離を短縮するほ
ど層間に働く吸引電磁力は大となり、この層間に
介在せしめられた絶縁材料を強力に圧縮する。 この絶縁材料として通常の磁器、マイカ等では
充分に薄いものが得られない外、ガスしや断器で
はSF6ガス等の消弧性ガスがアークによつて分解
され、ある種の分解生成物を発生し、これが絶縁
物を劣化することが知られている。 従つて、消弧性ガス中で使用できる絶縁材料と
しては、一定の制限がある。 通常、消弧性ガス中で用いられる絶縁物として
は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)〈こ
れは一般にテフロンの商品名で親しまれている〉
が挙げられる。考案者は、これを前記駆動コイル
の層間絶縁材料として適用できないか検討した結
果、薄いものを得ることができる反面、圧縮強度
に弱く層間の吸引電磁力で永久歪を起し、これを
用いるときは、前記コイルがやせて軸方向にガタ
つくこととなる。また装置が高価になるといつた
問題点があることを見出した。 本案は、これらの認識に基づき、案出されたも
ので、駆動コイルの層間絶縁物として消弧性ガス
の分解生成物で劣化されず、薄くて充分な圧縮強
度があり、しかも耐熱性を備え、且つ安価な芳香
族ポリアミド樹脂製アラミツド紙より成る耐熱性
絶縁紙を用い、これにより実用的なアーク回転形
ガスしや断器を得ることを目的とする。 以下、図面に基づいて本案を説明する。第1図
は本案の1実施例を示す縦断面図で、1は固定接
触子、2はこれに接離する可動接触子、3は駆動
コイル、4は前記両接触子間に配設されたアーク
ランナーである。 前記コイル3は、第2図に示すように、円板状
の各層コイル31,32…3nとノーメツクス(デ
ユポン社の登録商標)の如き耐熱絶縁紙51,5
2,5n+1を交互に配置して重ね合せたうえ、ボ
ルト及びナツトの如き締結具6によりこれらが一
体化されている。各層コイル31,32…3nは隣
接するものが互に直列接続され、最先の一端は固
定接触子1に、また最終の一端はアークランナー
4にそれぞれ接続されている。前記耐熱絶縁紙の
厚さは各層間コイルの絶縁上の要請に応える厚さ
に設定されていることは勿論である。 前記ノーメツクスは、芳香族ポリアミドから作
られたアラミツド紙で、より詳しくは、アラミツ
ド・ポリマーからできた短繊維(フロツク)と小
さな結合分子(フアイブリツド)から作られてい
る。このノーメツクス(タイプ410,411,418,
414)の特性を前記PTFEと対比すれば次表の通
りである。
る。 周知の通り、アーク回転形ガスしや断器は、し
や断時駆動コイルを回路に挿入して磁束を発生せ
しめ、この磁束によりアークを消弧性ガス中で回
転駆動し消弧せしめるものである。 ところで、前記コイルはアーク回転に際し回路
に挿入されてしや断電流が流れるので、コイル層
間に過大な電磁力が発生する。一方前記コイルは
磁束発生効率向上の点からできるだけ層間距離を
短縮するのが好ましく、さらに、しや断器の小形
化という観点からもこれは推奨される。 ところが、駆動コイルは層間距離を短縮するほ
ど層間に働く吸引電磁力は大となり、この層間に
介在せしめられた絶縁材料を強力に圧縮する。 この絶縁材料として通常の磁器、マイカ等では
充分に薄いものが得られない外、ガスしや断器で
はSF6ガス等の消弧性ガスがアークによつて分解
され、ある種の分解生成物を発生し、これが絶縁
物を劣化することが知られている。 従つて、消弧性ガス中で使用できる絶縁材料と
しては、一定の制限がある。 通常、消弧性ガス中で用いられる絶縁物として
は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)〈こ
れは一般にテフロンの商品名で親しまれている〉
が挙げられる。考案者は、これを前記駆動コイル
の層間絶縁材料として適用できないか検討した結
果、薄いものを得ることができる反面、圧縮強度
に弱く層間の吸引電磁力で永久歪を起し、これを
用いるときは、前記コイルがやせて軸方向にガタ
つくこととなる。また装置が高価になるといつた
問題点があることを見出した。 本案は、これらの認識に基づき、案出されたも
ので、駆動コイルの層間絶縁物として消弧性ガス
の分解生成物で劣化されず、薄くて充分な圧縮強
度があり、しかも耐熱性を備え、且つ安価な芳香
族ポリアミド樹脂製アラミツド紙より成る耐熱性
絶縁紙を用い、これにより実用的なアーク回転形
ガスしや断器を得ることを目的とする。 以下、図面に基づいて本案を説明する。第1図
は本案の1実施例を示す縦断面図で、1は固定接
触子、2はこれに接離する可動接触子、3は駆動
コイル、4は前記両接触子間に配設されたアーク
ランナーである。 前記コイル3は、第2図に示すように、円板状
の各層コイル31,32…3nとノーメツクス(デ
ユポン社の登録商標)の如き耐熱絶縁紙51,5
2,5n+1を交互に配置して重ね合せたうえ、ボ
ルト及びナツトの如き締結具6によりこれらが一
体化されている。各層コイル31,32…3nは隣
接するものが互に直列接続され、最先の一端は固
定接触子1に、また最終の一端はアークランナー
4にそれぞれ接続されている。前記耐熱絶縁紙の
厚さは各層間コイルの絶縁上の要請に応える厚さ
に設定されていることは勿論である。 前記ノーメツクスは、芳香族ポリアミドから作
られたアラミツド紙で、より詳しくは、アラミツ
ド・ポリマーからできた短繊維(フロツク)と小
さな結合分子(フアイブリツド)から作られてい
る。このノーメツクス(タイプ410,411,418,
414)の特性を前記PTFEと対比すれば次表の通
りである。
【表】
而して、これら全体が絶縁容器7内に収納され
ており、該容器内にはSF6ガスの如き消弧性ガス
8が密閉充填されている。 上述の構成において、電流をしや断するには、
可動接触子2を固定接触子1から開離せしめる。
すると、両接触子間にアークが発生し、アークの
一端は固定接触子1からアークランナー4に移行
する。このため、駆動コイル3が回路に挿入され
磁束φを発生し、アーク9を回転駆動する。 駆動コイル3に電流が流れると各層コイル31,
32,…3n間には強大な圧縮力が働く。しかし
ながら、前記耐熱性絶縁紙51乃至5n+1は充分
な圧縮強度を有するので、駆動コイル3がやせて
軸方向にガタつくことはない。また、耐分解生成
物性も良好であり、これによつて劣化することも
なく、耐熱性もよい。このため駆動コイルを長期
にわたつて安定したものとすることができ、安価
且つ性能が長期にわたり安定したアーク回転形ガ
スしや断器を得ることができる。 以上詳述した通り、本案によるときは安価且つ
長期にわたつて安定した実用的なアーク回転形ガ
スしや断器を提供できるという効果を奏する。
ており、該容器内にはSF6ガスの如き消弧性ガス
8が密閉充填されている。 上述の構成において、電流をしや断するには、
可動接触子2を固定接触子1から開離せしめる。
すると、両接触子間にアークが発生し、アークの
一端は固定接触子1からアークランナー4に移行
する。このため、駆動コイル3が回路に挿入され
磁束φを発生し、アーク9を回転駆動する。 駆動コイル3に電流が流れると各層コイル31,
32,…3n間には強大な圧縮力が働く。しかし
ながら、前記耐熱性絶縁紙51乃至5n+1は充分
な圧縮強度を有するので、駆動コイル3がやせて
軸方向にガタつくことはない。また、耐分解生成
物性も良好であり、これによつて劣化することも
なく、耐熱性もよい。このため駆動コイルを長期
にわたつて安定したものとすることができ、安価
且つ性能が長期にわたり安定したアーク回転形ガ
スしや断器を得ることができる。 以上詳述した通り、本案によるときは安価且つ
長期にわたつて安定した実用的なアーク回転形ガ
スしや断器を提供できるという効果を奏する。
第1図は本案の1実施例を示す縦断面図、第2
図は第1図の駆動コイルの一部を示す拡大断面図
である。 1,2……固定、可動接触子、3……駆動コイ
ル、31〜3n……各層コイル、4……アークラ
ンナー、51〜5n+1……耐熱性絶縁紙。
図は第1図の駆動コイルの一部を示す拡大断面図
である。 1,2……固定、可動接触子、3……駆動コイ
ル、31〜3n……各層コイル、4……アークラ
ンナー、51〜5n+1……耐熱性絶縁紙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 消弧性ガス中に配設された固定接触子と、 この固定接触子に接離する可動接触子と、 前記固定接触子と前記可動接触子の間に配設さ
れたアークランナーと、 円板状の各層コイルを前記固定接触子の外側に
軸方向に配設して直列接続し一端を前記固定接触
子に他端を前記アークランナーにそれぞれ接続し
たアークを回転駆動するための駆動コイルと、 前記駆動コイルの各層コイルの層間に介挿され
た芳香族ポリアミド樹脂製アラミツド紙より成る
耐熱性絶縁紙とを備えて成るアーク回転形ガスし
や断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981057659U JPH0211702Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981057659U JPH0211702Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57170232U JPS57170232U (ja) | 1982-10-26 |
| JPH0211702Y2 true JPH0211702Y2 (ja) | 1990-03-28 |
Family
ID=29854123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981057659U Expired JPH0211702Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0211702Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS594412Y2 (ja) * | 1977-10-11 | 1984-02-08 | 日新電機株式会社 | ア−ク回転形しゃ断器の駆動コイル装置 |
-
1981
- 1981-04-20 JP JP1981057659U patent/JPH0211702Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57170232U (ja) | 1982-10-26 |
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