JPH0211784B2 - - Google Patents
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- JPH0211784B2 JPH0211784B2 JP55069600A JP6960080A JPH0211784B2 JP H0211784 B2 JPH0211784 B2 JP H0211784B2 JP 55069600 A JP55069600 A JP 55069600A JP 6960080 A JP6960080 A JP 6960080A JP H0211784 B2 JPH0211784 B2 JP H0211784B2
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- JP
- Japan
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- refrigerant
- valve
- valve body
- evaporator
- bellows
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば自動車用空気調和装置の冷媒
流通系内に組込まれ、エバポレータからコンプレ
ツサへ送る冷媒圧力を一定にする冷媒制御バルブ
に関する。
流通系内に組込まれ、エバポレータからコンプレ
ツサへ送る冷媒圧力を一定にする冷媒制御バルブ
に関する。
(従来の技術)
一般に、自動車用空気調和装置の冷房サイクル
60は、第5図に示すように、コンプレツサ61
により圧縮され高温高圧となつたガス冷媒が、自
動車の前面に取付けられたコンデンサ62を通過
する際に冷却されて液化し、高圧液体冷媒とな
る。この冷媒は、リキツドタンク63を通過して
膨張弁64により断熱膨張され、減圧されて低温
低圧液体冷媒となり、更に、室内に設けられたエ
バポレータ65を通過する際に送風空気と熱交換
を行なうことにより気化して、低圧ガス冷媒とな
つて前記コンプレツサ61に帰還するようになつ
ている。
60は、第5図に示すように、コンプレツサ61
により圧縮され高温高圧となつたガス冷媒が、自
動車の前面に取付けられたコンデンサ62を通過
する際に冷却されて液化し、高圧液体冷媒とな
る。この冷媒は、リキツドタンク63を通過して
膨張弁64により断熱膨張され、減圧されて低温
低圧液体冷媒となり、更に、室内に設けられたエ
バポレータ65を通過する際に送風空気と熱交換
を行なうことにより気化して、低圧ガス冷媒とな
つて前記コンプレツサ61に帰還するようになつ
ている。
このような冷房サイクル60にあつては、前記
膨張弁64は、熱負荷に応じてスーパヒートを一
定になるように弁開度を自動的に調節するもので
あつて、例えば、エバポレータ65における熱負
荷が大きいときは、前記弁開度を大きくすること
により冷媒量を増加させ、エバポレータ65の冷
房能力を増加させることになる。これに対して、
エバポレータ65における熱負荷が小さいとき
(例えば、外気温度は低いが除湿を行なう場合な
ど)は、前記膨張弁64は、弁開度を小さくして
冷媒量を減少させ、エバポレータ65の冷房能力
を低下させるように作動する。ところが、このよ
うな低負荷冷房を行なつた場合には、エバポレー
タ65における蒸発圧力が低下して、凝縮水によ
るエバポレータ65の凍結を引起こすという問題
がある。
膨張弁64は、熱負荷に応じてスーパヒートを一
定になるように弁開度を自動的に調節するもので
あつて、例えば、エバポレータ65における熱負
荷が大きいときは、前記弁開度を大きくすること
により冷媒量を増加させ、エバポレータ65の冷
房能力を増加させることになる。これに対して、
エバポレータ65における熱負荷が小さいとき
(例えば、外気温度は低いが除湿を行なう場合な
ど)は、前記膨張弁64は、弁開度を小さくして
冷媒量を減少させ、エバポレータ65の冷房能力
を低下させるように作動する。ところが、このよ
うな低負荷冷房を行なつた場合には、エバポレー
タ65における蒸発圧力が低下して、凝縮水によ
るエバポレータ65の凍結を引起こすという問題
がある。
そこで、このような冷房サイクル60には、エ
バポレータ65出口の冷媒圧力を調圧し、エバポ
レータ表面温度を0℃以上に保つことにより当該
エバポレータ65の凍結防止を行なつたり、また
一定圧の冷媒をコンプレツサ61に送り、更にコ
ンプレツサ61からの吐出冷媒圧を一定にしてエ
バポレータ65の冷却能力の均一化を図ることを
目的として、エバポレータ65とコンプレツサ6
1との間にサクシヨンスロツトルバルブ(蒸発圧
力調節弁。以下、STV)67と呼ばれる冷媒制
御バルブが取付けられている。
バポレータ65出口の冷媒圧力を調圧し、エバポ
レータ表面温度を0℃以上に保つことにより当該
エバポレータ65の凍結防止を行なつたり、また
一定圧の冷媒をコンプレツサ61に送り、更にコ
ンプレツサ61からの吐出冷媒圧を一定にしてエ
バポレータ65の冷却能力の均一化を図ることを
目的として、エバポレータ65とコンプレツサ6
1との間にサクシヨンスロツトルバルブ(蒸発圧
力調節弁。以下、STV)67と呼ばれる冷媒制
御バルブが取付けられている。
このSTVは、従来よりスプリングを使用して
エバポレータ出口の冷媒圧を調圧するようにして
いたが、このようなSTVにあつては、エバポレ
ータ出口の冷媒圧のみを検出して弁を開閉するよ
うにしていたため、コンプレツサ始動時に当該
STVの弁によつて仕切られた下流側の冷媒がコ
ンプレツサに吸引され、前記STVの弁の上流側
の圧力が上昇してSTVが開くまでに時間がかか
り、その間コンプレツサに吸引される冷媒量が極
端に減少して当該コンプレツサの耐久性が問題と
なつていた。
エバポレータ出口の冷媒圧を調圧するようにして
いたが、このようなSTVにあつては、エバポレ
ータ出口の冷媒圧のみを検出して弁を開閉するよ
うにしていたため、コンプレツサ始動時に当該
STVの弁によつて仕切られた下流側の冷媒がコ
ンプレツサに吸引され、前記STVの弁の上流側
の圧力が上昇してSTVが開くまでに時間がかか
り、その間コンプレツサに吸引される冷媒量が極
端に減少して当該コンプレツサの耐久性が問題と
なつていた。
そこで、このような問題を解消した制御弁とし
て第1図に示すようなものが開発されている。こ
のSTV67は、第1図に示すように、冷媒入口
1と冷媒出口2とをその両端に備えた筒状のケー
シング3を有し、当該ケーシング3内には制御筒
4が設けられ、更にこの制御筒4内に円柱状の弁
体5が摺動自在に収納された弁である。前記弁体
5は、熱膨張流体である不活性ガスが封入された
ベローズ6の一端に連結され、当該ベローズ6の
他端には円柱状の支持体7が取付けられて、更
に、この支持体7は冷媒出口筒8内に嵌合されて
いる。この不活性ガスが所定量封入されたベロー
ズ6は、ケーシング3内の前記弁体5の下流側の
冷媒温度によつて膨張或るいは収縮するもので、
当該冷媒の温度が上昇すると不活性ガスが膨張し
前記弁体5を第1図中左側に移動させ、一方冷媒
温度が下降すると不活性ガスは収縮して前記弁体
5を図中右側に移動させようとする力が働く。ま
た、前記弁体5の冷媒入口1側と、弁体5の冷媒
出口2側との冷媒圧力差によつて、当該弁体5は
制御筒4内を移動しようとし、この冷媒の圧力差
と前記ベローズ6の伸縮力との総和によつて、前
記弁体5の移動位置が決定されるようになつてい
る。
て第1図に示すようなものが開発されている。こ
のSTV67は、第1図に示すように、冷媒入口
1と冷媒出口2とをその両端に備えた筒状のケー
シング3を有し、当該ケーシング3内には制御筒
4が設けられ、更にこの制御筒4内に円柱状の弁
体5が摺動自在に収納された弁である。前記弁体
5は、熱膨張流体である不活性ガスが封入された
ベローズ6の一端に連結され、当該ベローズ6の
他端には円柱状の支持体7が取付けられて、更
に、この支持体7は冷媒出口筒8内に嵌合されて
いる。この不活性ガスが所定量封入されたベロー
ズ6は、ケーシング3内の前記弁体5の下流側の
冷媒温度によつて膨張或るいは収縮するもので、
当該冷媒の温度が上昇すると不活性ガスが膨張し
前記弁体5を第1図中左側に移動させ、一方冷媒
温度が下降すると不活性ガスは収縮して前記弁体
5を図中右側に移動させようとする力が働く。ま
た、前記弁体5の冷媒入口1側と、弁体5の冷媒
出口2側との冷媒圧力差によつて、当該弁体5は
制御筒4内を移動しようとし、この冷媒の圧力差
と前記ベローズ6の伸縮力との総和によつて、前
記弁体5の移動位置が決定されるようになつてい
る。
更に、前記制御筒4の周壁には、複数の開口4
aが設けられており、一方前記弁体5には複数の
切欠き部5aが形成され、上述したように前記ベ
ローズ6の伸縮力と弁体5の前面と背面に作用す
る冷媒圧力差により、弁体5が制御筒4内を前後
に摺動し、これによつて冷媒通路の開閉度が調節
されるようになつている。
aが設けられており、一方前記弁体5には複数の
切欠き部5aが形成され、上述したように前記ベ
ローズ6の伸縮力と弁体5の前面と背面に作用す
る冷媒圧力差により、弁体5が制御筒4内を前後
に摺動し、これによつて冷媒通路の開閉度が調節
されるようになつている。
尚、前記冷媒出口筒8のケーシング3内に突出
する部分にも複数の開口8aが形成されており、
また前記支持体7の周面に複数の溝7aが形成さ
れているため、前記開口8a及び溝7aを通つて
冷媒が外部に流出するようになつており、この冷
媒通路は、常時開放されている。
する部分にも複数の開口8aが形成されており、
また前記支持体7の周面に複数の溝7aが形成さ
れているため、前記開口8a及び溝7aを通つて
冷媒が外部に流出するようになつており、この冷
媒通路は、常時開放されている。
このように構成された従来のSTV67にあつ
ては、コンプレツサ61が停止状態にある場合に
は、ケーシング3内は通常室温状態で、しかも弁
体5の前面と背面との冷媒圧力は等しくなつてい
るため、ベローズ6が膨張して弁体5を図中左方
向に移動、つまり当該冷媒通路を閉塞した状態に
ある。この状態からコンプレツサ61を作動させ
ると、前記弁体5の下流側の冷媒圧力が低下し、
これによつて生じる弁体5の前面と背面との圧力
差により当該弁体5は冷媒流路を開放するように
図中右側に移動する。このとき、気体冷媒は収容
体積が一定の場合には温度と圧力が比例関係にあ
ることから、弁体5の下流側の冷媒温度が低下す
ることになり、従つて、ベローズ6が収縮して前
記弁体5を更に開放する方向(図中右方向)に移
動させる。
ては、コンプレツサ61が停止状態にある場合に
は、ケーシング3内は通常室温状態で、しかも弁
体5の前面と背面との冷媒圧力は等しくなつてい
るため、ベローズ6が膨張して弁体5を図中左方
向に移動、つまり当該冷媒通路を閉塞した状態に
ある。この状態からコンプレツサ61を作動させ
ると、前記弁体5の下流側の冷媒圧力が低下し、
これによつて生じる弁体5の前面と背面との圧力
差により当該弁体5は冷媒流路を開放するように
図中右側に移動する。このとき、気体冷媒は収容
体積が一定の場合には温度と圧力が比例関係にあ
ることから、弁体5の下流側の冷媒温度が低下す
ることになり、従つて、ベローズ6が収縮して前
記弁体5を更に開放する方向(図中右方向)に移
動させる。
このようにして始動した冷房サイクル60は、
エバポレータ65における熱負荷が高い場合に
は、弁体5の上流側の冷媒圧力が高くなつて当該
弁体5を開放する方向に押圧し、冷媒流路から多
量の冷媒を流し、エバポレータ65の冷房能力を
維持しようとする。このとき、弁体5の下流側、
つまりベローズ6の周辺には、エバポレータ65
により気化熱を奪い比較的高温となつた冷媒が通
過しているため、コンプレツサ始動時に比較して
当該ベローズ6は膨張し、弁体5の開放方向に抗
する力を作用させることになる。従つて、前記コ
ンプレツサ始動時に比較すれば、弁体5は、やや
冷媒流路を閉塞する方向に移動していることとな
る。
エバポレータ65における熱負荷が高い場合に
は、弁体5の上流側の冷媒圧力が高くなつて当該
弁体5を開放する方向に押圧し、冷媒流路から多
量の冷媒を流し、エバポレータ65の冷房能力を
維持しようとする。このとき、弁体5の下流側、
つまりベローズ6の周辺には、エバポレータ65
により気化熱を奪い比較的高温となつた冷媒が通
過しているため、コンプレツサ始動時に比較して
当該ベローズ6は膨張し、弁体5の開放方向に抗
する力を作用させることになる。従つて、前記コ
ンプレツサ始動時に比較すれば、弁体5は、やや
冷媒流路を閉塞する方向に移動していることとな
る。
一方、エバポレータ65における熱負荷が低い
場合には、エバポレータ65出口側の冷媒圧力が
低下し、弁体5の上流側から作用する冷媒圧力が
小さくなるため、当該弁体5は冷媒流路を閉塞す
る方向に移動しようとするが、このとき、当該冷
媒流路を通過してベローズ6周辺を通過する冷媒
が比較的低温となるため、当該ベローズ6が収縮
し、弁体5を開放する方向に移動させようとす
る。従つて、当該弁体5は、エバポレータ65出
口の冷媒圧力の低下による弁体5に作用する冷媒
圧力差と、当該冷媒の温度変化によつて生じるベ
ローズ6の伸縮力とのバランスによつて、微細な
作動を繰返し、予めベローズ内の不活性ガスの封
入量によつて設定された所定圧の近傍値を維持す
るように適当な位置に移動することになる。
場合には、エバポレータ65出口側の冷媒圧力が
低下し、弁体5の上流側から作用する冷媒圧力が
小さくなるため、当該弁体5は冷媒流路を閉塞す
る方向に移動しようとするが、このとき、当該冷
媒流路を通過してベローズ6周辺を通過する冷媒
が比較的低温となるため、当該ベローズ6が収縮
し、弁体5を開放する方向に移動させようとす
る。従つて、当該弁体5は、エバポレータ65出
口の冷媒圧力の低下による弁体5に作用する冷媒
圧力差と、当該冷媒の温度変化によつて生じるベ
ローズ6の伸縮力とのバランスによつて、微細な
作動を繰返し、予めベローズ内の不活性ガスの封
入量によつて設定された所定圧の近傍値を維持す
るように適当な位置に移動することになる。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、このような従来のSTV67にあつ
ては、エバポレータ65出口側の冷媒圧力による
冷媒流路の弁5開度を調節するためには、ベロー
ズ6内に封入した不活性ガスの容量を変えなけれ
ばならず、このような作業は、STV67を分解
してベローズ6を取出す必要があり、非現実的で
ある。また、ベローズ6内にコイルバネ等を組込
んで微調整を行なうことも考えられるが、この場
合にもSTV67の分解作業を伴い、冷媒配管外
からの調整は困難である。
ては、エバポレータ65出口側の冷媒圧力による
冷媒流路の弁5開度を調節するためには、ベロー
ズ6内に封入した不活性ガスの容量を変えなけれ
ばならず、このような作業は、STV67を分解
してベローズ6を取出す必要があり、非現実的で
ある。また、ベローズ6内にコイルバネ等を組込
んで微調整を行なうことも考えられるが、この場
合にもSTV67の分解作業を伴い、冷媒配管外
からの調整は困難である。
更に、エバポレータ65における熱負荷が高い
場合にあつては、確かに弁体5は冷媒圧力差によ
つて冷媒流路を開放しようとするが、一方ベロー
ズ6はエバポレータ65によつて比較的高温とな
つた冷媒によつて膨張するために、弁体5を閉塞
する方向に移動させ、これによつて冷媒流路の全
開状態が得られず、冷媒の流通抵抗が大きくなつ
て、所望のエバポレータ65における冷媒能力を
発揮できないという問題点がある。
場合にあつては、確かに弁体5は冷媒圧力差によ
つて冷媒流路を開放しようとするが、一方ベロー
ズ6はエバポレータ65によつて比較的高温とな
つた冷媒によつて膨張するために、弁体5を閉塞
する方向に移動させ、これによつて冷媒流路の全
開状態が得られず、冷媒の流通抵抗が大きくなつ
て、所望のエバポレータ65における冷媒能力を
発揮できないという問題点がある。
本発明は、上述した従来技術に伴う欠点、問題
点に鑑みてなされたもので、ベローズ内の封入ガ
ス量を調整することなく、冷媒流路の開度調整を
行なうことができ、特に熱負荷の高い場合にあつ
てもエバポレータからの冷媒を多量にコンプレツ
サに戻すことが可能な冷媒制御バルブを提供する
ことを目的とする。
点に鑑みてなされたもので、ベローズ内の封入ガ
ス量を調整することなく、冷媒流路の開度調整を
行なうことができ、特に熱負荷の高い場合にあつ
てもエバポレータからの冷媒を多量にコンプレツ
サに戻すことが可能な冷媒制御バルブを提供する
ことを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するための本発明は、冷媒入口
と冷媒出口とを備えたケーシングと、このケーシ
ング内に設けられ熱膨張ガスが封入され周囲の冷
媒温度の変化により伸縮する伸縮体と、このこの
伸縮体の伸縮力と、前記冷媒入口の冷媒圧と前記
冷媒出口の冷媒圧との差圧と、によつて冷媒のケ
ーシング内の通過量を制御する第1制御部と、冷
媒が一定温度以上になつたときに冷媒が前記第1
制御部を迂回して前記ケーシング内を通過する第
2制御部とを有することを特徴とする冷媒制御バ
ルブである。
と冷媒出口とを備えたケーシングと、このケーシ
ング内に設けられ熱膨張ガスが封入され周囲の冷
媒温度の変化により伸縮する伸縮体と、このこの
伸縮体の伸縮力と、前記冷媒入口の冷媒圧と前記
冷媒出口の冷媒圧との差圧と、によつて冷媒のケ
ーシング内の通過量を制御する第1制御部と、冷
媒が一定温度以上になつたときに冷媒が前記第1
制御部を迂回して前記ケーシング内を通過する第
2制御部とを有することを特徴とする冷媒制御バ
ルブである。
(作用)
このように構成した本発明にあつては、エバポ
レータにおける熱負荷が高くなつた場合には、こ
の冷媒圧により弁体は冷媒流路を開放する方向に
移動する一方、この高温となつた冷媒によつて伸
縮体が膨張し前記弁体を閉塞しようとする。従つ
て、当該弁体は冷媒流路を全開しない位置に移動
するが、このとき第2制御部に設けられたバイメ
タル弁が開放し、冷媒入口側の冷媒を前記弁体を
迂回して冷媒出口側に案内することになる。これ
により、高熱負荷に応じた多量の冷媒を流すこと
ができ、エバポレータの冷房能力を向上させるこ
とができる。
レータにおける熱負荷が高くなつた場合には、こ
の冷媒圧により弁体は冷媒流路を開放する方向に
移動する一方、この高温となつた冷媒によつて伸
縮体が膨張し前記弁体を閉塞しようとする。従つ
て、当該弁体は冷媒流路を全開しない位置に移動
するが、このとき第2制御部に設けられたバイメ
タル弁が開放し、冷媒入口側の冷媒を前記弁体を
迂回して冷媒出口側に案内することになる。これ
により、高熱負荷に応じた多量の冷媒を流すこと
ができ、エバポレータの冷房能力を向上させるこ
とができる。
また、エバポレータにおける熱負荷が小さい場
合には、当該エバポレータ出口側の冷媒圧が低下
することによつて弁体が冷媒流路を閉塞する方向
に移動するが、一方弁体の下流側の冷媒圧が低下
して低温となり、これによつて伸縮体が収縮す
る。従つて、弁体は冷媒流路を開放する方向に移
動し、以下この微細な動作を繰返す。これによ
り、予め伸縮体内の熱膨張ガスの封入量によつて
定められた所定のエバポレータ出口圧を、精度良
く現出することができる。
合には、当該エバポレータ出口側の冷媒圧が低下
することによつて弁体が冷媒流路を閉塞する方向
に移動するが、一方弁体の下流側の冷媒圧が低下
して低温となり、これによつて伸縮体が収縮す
る。従つて、弁体は冷媒流路を開放する方向に移
動し、以下この微細な動作を繰返す。これによ
り、予め伸縮体内の熱膨張ガスの封入量によつて
定められた所定のエバポレータ出口圧を、精度良
く現出することができる。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。
する。
第2図は、本発明の一実施例に係る冷媒制御バ
ルブを示す縦断面図であり、従来の冷媒制御バル
ブと同様に、第5図に示すエバポレータ65とコ
ンプレツサ61との間の配管に取付けられてい
る。本実施例のSTVは、円筒形状のケーシング
10を有し、このケーシング10の両側に冷媒入
口筒11及び冷媒出口筒12が形成され、ケーシ
ング10内の第2図上左側には、仕切壁13が取
付けられ、この仕切壁13の中央には開口14a
を有する制御筒14が取付けられ、この制御筒1
4内には複数の切欠き部15aを備えた弁体15
が摺動自在に収納され、この弁体15は軸16を
介して熱膨張する不活性ガスを封入した伸縮体を
成すベローズ17の左端面に連結され、これら制
御筒14及び弁体15が第1制御部を形成してい
る。前記ベローズ17の右端面には、その周面に
複数の溝18aを形成した支持筒18が開口12
aを設けた冷媒出口筒12内に嵌合されている。
前記仕切壁13の周辺には、複数の開口13aが
設けられ、この開口13aを閉塞するようにバイ
メタル弁19がねじ20により取付けられ、開口
13a及びバイメタル弁19が第2制御部を形成
している。このバイメタル弁19は、例えば冷媒
温度が0℃以上になると開口13aを開放し、0
℃以上になると開口13aを閉塞するようになつ
ており、冷媒温度が高くなつて0℃以上になると
多量の冷媒が開口13aを通過してベローズ室2
1、冷媒出口筒12の開口12a及び支持筒18
の溝18aを通つてコンプレツサ61側へ流れ、
エバポレータ65内の冷媒圧は低下する。尚、こ
のときには、第1制御部の弁体15は、第1図に
示す従来のSTVと同じように作動して弁体15
の切欠き部15aと制御筒14とで形成される冷
媒流路の開度が大きくなり、冷媒温度が0℃以下
に低下するとバイメタル弁19は開口13aを閉
塞すると共に、第1制御部の冷媒流路の開度も小
さくなる。
ルブを示す縦断面図であり、従来の冷媒制御バル
ブと同様に、第5図に示すエバポレータ65とコ
ンプレツサ61との間の配管に取付けられてい
る。本実施例のSTVは、円筒形状のケーシング
10を有し、このケーシング10の両側に冷媒入
口筒11及び冷媒出口筒12が形成され、ケーシ
ング10内の第2図上左側には、仕切壁13が取
付けられ、この仕切壁13の中央には開口14a
を有する制御筒14が取付けられ、この制御筒1
4内には複数の切欠き部15aを備えた弁体15
が摺動自在に収納され、この弁体15は軸16を
介して熱膨張する不活性ガスを封入した伸縮体を
成すベローズ17の左端面に連結され、これら制
御筒14及び弁体15が第1制御部を形成してい
る。前記ベローズ17の右端面には、その周面に
複数の溝18aを形成した支持筒18が開口12
aを設けた冷媒出口筒12内に嵌合されている。
前記仕切壁13の周辺には、複数の開口13aが
設けられ、この開口13aを閉塞するようにバイ
メタル弁19がねじ20により取付けられ、開口
13a及びバイメタル弁19が第2制御部を形成
している。このバイメタル弁19は、例えば冷媒
温度が0℃以上になると開口13aを開放し、0
℃以上になると開口13aを閉塞するようになつ
ており、冷媒温度が高くなつて0℃以上になると
多量の冷媒が開口13aを通過してベローズ室2
1、冷媒出口筒12の開口12a及び支持筒18
の溝18aを通つてコンプレツサ61側へ流れ、
エバポレータ65内の冷媒圧は低下する。尚、こ
のときには、第1制御部の弁体15は、第1図に
示す従来のSTVと同じように作動して弁体15
の切欠き部15aと制御筒14とで形成される冷
媒流路の開度が大きくなり、冷媒温度が0℃以下
に低下するとバイメタル弁19は開口13aを閉
塞すると共に、第1制御部の冷媒流路の開度も小
さくなる。
このように、バイメタル弁19からなる第2制
御部を設け、バイメタル弁19の動作温度を適宜
選択すればベローズ17内の封入ガス量を調整す
ることなく弁開度の調整が可能となり、特にエバ
ポレータ65内の冷媒温度が高くなつた場合に
は、多量の冷媒をコンプレツサ61へ送ることが
できるのでエバポレータ65における冷房能力の
一定化を図ることができる。
御部を設け、バイメタル弁19の動作温度を適宜
選択すればベローズ17内の封入ガス量を調整す
ることなく弁開度の調整が可能となり、特にエバ
ポレータ65内の冷媒温度が高くなつた場合に
は、多量の冷媒をコンプレツサ61へ送ることが
できるのでエバポレータ65における冷房能力の
一定化を図ることができる。
本発明は、上述した実施例に限定されることな
く各種の変形例が考えられる。第3〜4図は、本
発明の他の実施例に係る冷媒制御バルブを示す縦
断面図である。
く各種の変形例が考えられる。第3〜4図は、本
発明の他の実施例に係る冷媒制御バルブを示す縦
断面図である。
まず、第3図において、当該第2実施例に係る
冷媒制御バルブは、ケーシング30の両側には冷
媒入口31及び冷媒出口32が形成され、ケーシ
ング30の入口側は肉厚に形成されている。この
肉厚部分は、流路33を形成するためのものであ
つて、流路33の出口に第2制御部としてのバイ
メタル弁34が取付けられている。一方、ケーシ
ング30内には、ベローズ35が設けられ、この
ベローズ35の左端壁には、蓋板36が取付けら
れて、この蓋板36からスライド板37が伸びて
おり、前記蓋板36の左右の移動により第1制御
部の開度調整が行なわれる。前記ベローズ35内
には、内筒38が設けられ、この内筒38内には
板ばね39が取付けられて、この板ばね39によ
り軸40の基部が挟持され、軸40の先端には押
え板41が固着され、押え板41の周縁がベロー
ズ35内に収納されたコイルスプリング42によ
り図上左方向に付勢されている。尚、ベローズ3
5内には不活性ガスが封入され、ベローズ35の
伸縮は不活性ガス及びコイルスプリング42によ
つて調節されるようになつている。このような本
実施例に係るSTVにおいては、冷媒が一定温度
以上になるとバイメタル弁34が流路33を開放
すると共に、蓋板36が冷媒入口31の内縁から
離脱することにより冷媒入口31を開放する。
冷媒制御バルブは、ケーシング30の両側には冷
媒入口31及び冷媒出口32が形成され、ケーシ
ング30の入口側は肉厚に形成されている。この
肉厚部分は、流路33を形成するためのものであ
つて、流路33の出口に第2制御部としてのバイ
メタル弁34が取付けられている。一方、ケーシ
ング30内には、ベローズ35が設けられ、この
ベローズ35の左端壁には、蓋板36が取付けら
れて、この蓋板36からスライド板37が伸びて
おり、前記蓋板36の左右の移動により第1制御
部の開度調整が行なわれる。前記ベローズ35内
には、内筒38が設けられ、この内筒38内には
板ばね39が取付けられて、この板ばね39によ
り軸40の基部が挟持され、軸40の先端には押
え板41が固着され、押え板41の周縁がベロー
ズ35内に収納されたコイルスプリング42によ
り図上左方向に付勢されている。尚、ベローズ3
5内には不活性ガスが封入され、ベローズ35の
伸縮は不活性ガス及びコイルスプリング42によ
つて調節されるようになつている。このような本
実施例に係るSTVにおいては、冷媒が一定温度
以上になるとバイメタル弁34が流路33を開放
すると共に、蓋板36が冷媒入口31の内縁から
離脱することにより冷媒入口31を開放する。
更に、第4図に示す第3実施例の冷媒制御バル
ブは、カプセル形状のケーシング50内には、制
御筒51が設けられ、この制御筒51内にはスラ
イド弁体52が摺動自在に収納され、このスライ
ド弁体52はコイルスプリング53により図上左
方向に付勢されている。前記制御筒51の左端壁
には、ニードル室54が形成され、このニードル
室54にはニードル弁55があり、このニードル
弁55はガス溜め56内のベローズ57に取付け
られている。尚、ガス溜め56の先端に取付けら
れているのは、ガス止めgである。前記制御筒5
1の図上右側端周囲には仕切壁58が形成され、
この仕切壁58には開口58aが形成され、この
開口58aを開閉するようにバイメタル弁59が
取付けられている。今、エバポレータ65側の冷
媒温度が所定温度以上に上昇したとすると、第2
制御部としてのバイメタル弁59が開くと共に、
ニードル弁55が制御筒51の左端壁に設けられ
た開口51aを開く。すると、冷媒は制御筒51
内に入りスライド弁体52を図上右方向に摺動せ
しめる。スライド弁体52が右方向に移動すると
その周壁の開口52aと制御筒51の周壁の開口
51bとが連通し、ケーシング50内の冷媒が制
御筒51内に流入し、更に制御筒51の右端壁の
開口51cから流出し、これらニードル弁55及
び開口51a,51b,52a等が第1制御部を
形成している。
ブは、カプセル形状のケーシング50内には、制
御筒51が設けられ、この制御筒51内にはスラ
イド弁体52が摺動自在に収納され、このスライ
ド弁体52はコイルスプリング53により図上左
方向に付勢されている。前記制御筒51の左端壁
には、ニードル室54が形成され、このニードル
室54にはニードル弁55があり、このニードル
弁55はガス溜め56内のベローズ57に取付け
られている。尚、ガス溜め56の先端に取付けら
れているのは、ガス止めgである。前記制御筒5
1の図上右側端周囲には仕切壁58が形成され、
この仕切壁58には開口58aが形成され、この
開口58aを開閉するようにバイメタル弁59が
取付けられている。今、エバポレータ65側の冷
媒温度が所定温度以上に上昇したとすると、第2
制御部としてのバイメタル弁59が開くと共に、
ニードル弁55が制御筒51の左端壁に設けられ
た開口51aを開く。すると、冷媒は制御筒51
内に入りスライド弁体52を図上右方向に摺動せ
しめる。スライド弁体52が右方向に移動すると
その周壁の開口52aと制御筒51の周壁の開口
51bとが連通し、ケーシング50内の冷媒が制
御筒51内に流入し、更に制御筒51の右端壁の
開口51cから流出し、これらニードル弁55及
び開口51a,51b,52a等が第1制御部を
形成している。
[発明の効果]
以上述べたように、本発明によれば、従来の
STVの第2制御部としてのバイメタル弁を設け
たので、ベローズ内の封入ガス量を調整すること
なく弁開度調整が可能となり、エバポレータ内の
冷媒温度が一定以上になつたとき、すなわちエバ
ポレータの熱負荷が高くなつた場合に、に多量の
冷媒を一気にコンプレツサに流すような調整が可
能になりエバポレータの冷房能力の均一化が図れ
るという効果を奏する。
STVの第2制御部としてのバイメタル弁を設け
たので、ベローズ内の封入ガス量を調整すること
なく弁開度調整が可能となり、エバポレータ内の
冷媒温度が一定以上になつたとき、すなわちエバ
ポレータの熱負荷が高くなつた場合に、に多量の
冷媒を一気にコンプレツサに流すような調整が可
能になりエバポレータの冷房能力の均一化が図れ
るという効果を奏する。
第1図は従来の冷媒制御バルブを示す縦断面
図、第2図は本発明の一実施例に係る冷媒制御バ
ルブを示す縦断面図、第3〜4図は本発明の他の
実施例を示す縦断面図、第5図は一般的な冷房サ
イクルを示す概念図である。 10,30,50……ケーシング、14,51
……制御筒、15……弁体、17,35……ベロ
ーズ、19,34,59……バイメタル弁、36
……蓋板、52……スライド弁体、55……ニー
ドル弁。
図、第2図は本発明の一実施例に係る冷媒制御バ
ルブを示す縦断面図、第3〜4図は本発明の他の
実施例を示す縦断面図、第5図は一般的な冷房サ
イクルを示す概念図である。 10,30,50……ケーシング、14,51
……制御筒、15……弁体、17,35……ベロ
ーズ、19,34,59……バイメタル弁、36
……蓋板、52……スライド弁体、55……ニー
ドル弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 冷媒入口と冷媒出口とを備えたケーシング
と、このケーシング内に設けられ熱膨張ガスが封
入され周囲の冷媒温度の変化により伸縮する伸縮
体と、この伸縮体の伸縮力と、前記冷媒入口の冷
媒圧と前記冷媒出口の冷媒圧との差圧と、によつ
て冷媒のケーシング内の通過量を制御する第1制
御部と、冷媒が一定温度以上になつたときに冷媒
が前記第1制御部を迂回して前記ケーシング内を
通過する第2制御部とを有することを特徴とする
冷媒制御バルブ。 2 前記第2制御部は、バイメタル弁からなるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の冷
媒制御バルブ。 3 前記バイメタル弁は、冷媒温度が0℃以上に
なつたときに開放されることを特徴とする特許請
求の範囲第2項に記載の冷媒制御バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6960080A JPS56167970A (en) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | Refrigerant control valve |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6960080A JPS56167970A (en) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | Refrigerant control valve |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56167970A JPS56167970A (en) | 1981-12-23 |
| JPH0211784B2 true JPH0211784B2 (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=13407484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6960080A Granted JPS56167970A (en) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | Refrigerant control valve |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56167970A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010104431A1 (en) * | 2009-03-12 | 2010-09-16 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Heat transfer arrangement in a radio network node |
| JP2012061911A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Tgk Co Ltd | 車両用冷暖房装置および制御弁 |
| JP2016118295A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | 株式会社デンソー | 温度制御弁、および、該温度制御弁が設けられた冷凍サイクルシステム |
| WO2016098330A1 (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 株式会社デンソー | 温度制御弁、および、該温度制御弁が設けられた冷凍サイクルシステム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54126234U (ja) * | 1978-02-23 | 1979-09-03 |
-
1980
- 1980-05-27 JP JP6960080A patent/JPS56167970A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56167970A (en) | 1981-12-23 |
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