JPH02118427A - トルク検出装置 - Google Patents
トルク検出装置Info
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- JPH02118427A JPH02118427A JP27099488A JP27099488A JPH02118427A JP H02118427 A JPH02118427 A JP H02118427A JP 27099488 A JP27099488 A JP 27099488A JP 27099488 A JP27099488 A JP 27099488A JP H02118427 A JPH02118427 A JP H02118427A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
(産業上の利用分野)
この発明は、被測定軸の磁気歪効果を利用して当該被測
定軸に加えられたトルクを検出するのに利用される磁歪
式のトルク検出装置に関するものである。 (従来の技術) 第14図はこの種の磁気歪効果を利用したトルク検出装
置の概略構造を例示するものであって、この磁歪式のト
ルク検出装置51は、被測定軸52として磁気歪効果を
有する例えばFe−13重量%A交合金や機械構造用鋼
(SCMやSNCMなど)を用い1表面に中心軸52a
の方向に対し左右において同じ0度(例えば45度)の
角度をなし且つ左右において同じ幅Wを有すると共に円
周方向に複数の部分らせん状溝53a。 53bを右側部分を左側部分とにおいて対称となるよう
に同じ軸方向幅りで形成してこれらの部分で透磁率の表
皮効果による形状的な磁気異方性部54a 、54bを
設け、この被測定軸52の磁気異方性部54a 、54
bの近傍に励磁用兼検出用コイル55a、55bを配設
した構造をなすものである。 そのほか、被測定軸52の表面に非磁性の電気良導体例
えば銅よりなる部分らせん状薄膜をめっきや溶射などに
よって形成することによりこれらの部分に形状的な磁気
異方性部を設けるようにしたものや、第14図に示した
部分らせん状溝53a 、53bの中に非磁性の電気良
導体例えば銅を埋め込んで被測定軸52の表面を円周方
向に滑らかなものにしたものもあった(例えば特開昭6
2−185136号公報)。 このような構造をもつ磁歪式のトルク検出装置51を用
いて被測定軸52に加えられたトルクを検出する要領に
ついて説明すると、まず、トルクの検出に先立って、第
15図に示すように、二つの励磁用兼検出用コイル55
a、55bと二つの抵抗56a、56bとでブリッジ回
路を形成し、対向する一方の接続点C−D間を交流電源
57の供給側とし、対向する他方の接続点A−B間に差
動増幅器58を接続してこの差動増幅器58の出力側を
出力端61.62とした回路構成とし、接続点C−D間
を介して両コイル55a、55bに各々交流の一定電圧
を加えておく、このようにすると、部分らせん状溝53
a 、53bによって形成された形状磁気異方性部54
a 、54bを通る磁気回路が両コイル55a、55b
のまわりにそれぞれ形成される。 この状態において、被測定軸52に対して右方向(例え
ば正方向)にねじりトルクTが加わると、一方の部分ら
せん状溝53aによって形成された一方の磁気異方性部
54aは引張変形を受けるとともに他方の部分らせん状
溝53bによって形成された他方の磁気異方性部54b
は圧縮変形を受ける0例えば、磁歪定数入〉0を有する
被測定軸52を用いた場合には、引張変形では透磁率が
増加し、圧縮変形では透磁率が減少する。これによって
、一方のコイル55aのインピーダンスZaは増加し、
他方のコイル55bのインピーダンスzbは減少するこ
とになる。そして、被測定軸52に対して上記とは逆に
左方向(例えば負方向)のねじりトルクが付加されたと
きには上記の場合と逆になり、ヒステリシスを無視した
場合に第16図に示すようなトルクと出力との関係が得
られる。 (発明が解決しようとする課題) このように、従来のトルク検出装置51では、二つの磁
気異方性部54a 、54bが同じ角度(ただし、向き
は反対)θ、同じ幅W、同じ軸方向幅り等を有する左右
対称形状のものとなっていたため、第16図に示したよ
うに正回転方向と負回転方向のトルク検出出力が絶対値
で同じものとなっていたため、適用範囲が限定されてし
まうという課題があった。 すなわち1例えば、一方向の回転においてのみトルクの
検出を行おうとする場合や、正回転方向と負回転方向に
付加される最大トルクの大きさが異なる場合などには、
トルクの検出特性や素材強度などの面から正回転方向と
負回転方向とにおいてトルクの検出感度や分解能を変え
たいという必要性を生ずることがあるが、従来のトルク
検出装置51ではこのような要望に対応することができ
ないという課題があった。 また、用途によっては被測定軸の軸径が途中で異なる場
合もないとはいえず、このような場合に軸径の異なる部
分を中心にして対称をなす磁気異方性部を設けると、正
回転方向と負回転方向とにおける感度や分解能の調整が
困難であるという課題があった。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、被測定軸の少なくとも表面における磁気歪効
果を利用して当該被測定軸に加えられたトルクの検出を
行うトルク検出装置において、被測定軸の正回転方向と
負回転方向とにおけるトルクの検出感度や分解能の設定
にあたっである程度の自由度をもたせることが可能であ
り、この種のトルク検出装置の適用範囲をさらに広める
ことができるようにした磁歪式のトルク検出装置を提供
することを目的としているものである。
定軸に加えられたトルクを検出するのに利用される磁歪
式のトルク検出装置に関するものである。 (従来の技術) 第14図はこの種の磁気歪効果を利用したトルク検出装
置の概略構造を例示するものであって、この磁歪式のト
ルク検出装置51は、被測定軸52として磁気歪効果を
有する例えばFe−13重量%A交合金や機械構造用鋼
(SCMやSNCMなど)を用い1表面に中心軸52a
の方向に対し左右において同じ0度(例えば45度)の
角度をなし且つ左右において同じ幅Wを有すると共に円
周方向に複数の部分らせん状溝53a。 53bを右側部分を左側部分とにおいて対称となるよう
に同じ軸方向幅りで形成してこれらの部分で透磁率の表
皮効果による形状的な磁気異方性部54a 、54bを
設け、この被測定軸52の磁気異方性部54a 、54
bの近傍に励磁用兼検出用コイル55a、55bを配設
した構造をなすものである。 そのほか、被測定軸52の表面に非磁性の電気良導体例
えば銅よりなる部分らせん状薄膜をめっきや溶射などに
よって形成することによりこれらの部分に形状的な磁気
異方性部を設けるようにしたものや、第14図に示した
部分らせん状溝53a 、53bの中に非磁性の電気良
導体例えば銅を埋め込んで被測定軸52の表面を円周方
向に滑らかなものにしたものもあった(例えば特開昭6
2−185136号公報)。 このような構造をもつ磁歪式のトルク検出装置51を用
いて被測定軸52に加えられたトルクを検出する要領に
ついて説明すると、まず、トルクの検出に先立って、第
15図に示すように、二つの励磁用兼検出用コイル55
a、55bと二つの抵抗56a、56bとでブリッジ回
路を形成し、対向する一方の接続点C−D間を交流電源
57の供給側とし、対向する他方の接続点A−B間に差
動増幅器58を接続してこの差動増幅器58の出力側を
出力端61.62とした回路構成とし、接続点C−D間
を介して両コイル55a、55bに各々交流の一定電圧
を加えておく、このようにすると、部分らせん状溝53
a 、53bによって形成された形状磁気異方性部54
a 、54bを通る磁気回路が両コイル55a、55b
のまわりにそれぞれ形成される。 この状態において、被測定軸52に対して右方向(例え
ば正方向)にねじりトルクTが加わると、一方の部分ら
せん状溝53aによって形成された一方の磁気異方性部
54aは引張変形を受けるとともに他方の部分らせん状
溝53bによって形成された他方の磁気異方性部54b
は圧縮変形を受ける0例えば、磁歪定数入〉0を有する
被測定軸52を用いた場合には、引張変形では透磁率が
増加し、圧縮変形では透磁率が減少する。これによって
、一方のコイル55aのインピーダンスZaは増加し、
他方のコイル55bのインピーダンスzbは減少するこ
とになる。そして、被測定軸52に対して上記とは逆に
左方向(例えば負方向)のねじりトルクが付加されたと
きには上記の場合と逆になり、ヒステリシスを無視した
場合に第16図に示すようなトルクと出力との関係が得
られる。 (発明が解決しようとする課題) このように、従来のトルク検出装置51では、二つの磁
気異方性部54a 、54bが同じ角度(ただし、向き
は反対)θ、同じ幅W、同じ軸方向幅り等を有する左右
対称形状のものとなっていたため、第16図に示したよ
うに正回転方向と負回転方向のトルク検出出力が絶対値
で同じものとなっていたため、適用範囲が限定されてし
まうという課題があった。 すなわち1例えば、一方向の回転においてのみトルクの
検出を行おうとする場合や、正回転方向と負回転方向に
付加される最大トルクの大きさが異なる場合などには、
トルクの検出特性や素材強度などの面から正回転方向と
負回転方向とにおいてトルクの検出感度や分解能を変え
たいという必要性を生ずることがあるが、従来のトルク
検出装置51ではこのような要望に対応することができ
ないという課題があった。 また、用途によっては被測定軸の軸径が途中で異なる場
合もないとはいえず、このような場合に軸径の異なる部
分を中心にして対称をなす磁気異方性部を設けると、正
回転方向と負回転方向とにおける感度や分解能の調整が
困難であるという課題があった。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、被測定軸の少なくとも表面における磁気歪効
果を利用して当該被測定軸に加えられたトルクの検出を
行うトルク検出装置において、被測定軸の正回転方向と
負回転方向とにおけるトルクの検出感度や分解能の設定
にあたっである程度の自由度をもたせることが可能であ
り、この種のトルク検出装置の適用範囲をさらに広める
ことができるようにした磁歪式のトルク検出装置を提供
することを目的としているものである。
(課題を解決するための手段)
この発明は、表面に磁気異方性部を有する被測定軸と、
前記被測定軸の磁気異方性部を磁路の一部とする磁気回
路を形成する励磁手段と、前記被測定軸に加えられたト
ルクにより生じる磁気歪を検出する検出手段をそなえた
トルク検出装置において、前記磁気異方性部を非対称を
なす複数の磁気異方性部により形成した構成としたこと
を特徴としており、このようなトルク検出装置の構成を
上述した従来の課題を解決するための手段としている。 この発明に係る磁歪式のトルク検出装置において適用さ
れる被測定軸は、少なくとも表面で磁気歪効果を有して
いてこの表面部分に磁気異方性部をそなえているもので
あり、磁気歪効果を有していないかあるいは小さい素材
からなる軸本体部の表面に磁気歪効果を有する材質のも
のを貼着。 めっき、溶射等の手段により設けた構成のものとするこ
とが可能であり、また、磁気歪効果を有する一体の素材
からなるものとすることも可能である。 そして、少なくとも表面部分に磁気歪効果を有する被測
定軸の表面に磁気異方性部を設けるにあたっては、中心
軸方向に対して所定の角度をなす部分らせん状溝部およ
びこれと相対して形成される部分らせん状突部を円周方
向に複数形成するようになしたものとすることができ、
また、被測定軸の表面に非磁性の電気良導体例えば銅よ
りなる部分らせん状薄膜をめっき、溶射、蒸着などによ
って円周方向に複数形成するようになすこともでき、そ
の他磁気異方性部を形成する膜を貼着したり、表面処理
を施したりすることもできるが、とくに限定はされない
。 さらに、前記被測定軸の磁気異方性部を磁路の一部とす
る磁気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸に加え
もえたトルクにより生ずる磁気歪を検出する検出手段の
構成においても特に限定されず、例えば、励磁ヘッドを
そなえた励磁手段と、検出ヘッドをそなえた検出手段と
を別々に設けた構成のものとしたり、共通のコイルを設
けてこれを励磁手段と検出手段とに兼用させた構成のも
のとしたりすることも可能である。 そして、この発明に係るトルク検出装置では、被測定軸
に設けた磁気異方性部を非対称をなす複数の磁気異方性
部により形成したものとしており、このような非対称の
磁気異方性部により形成したものとすることによって被
測定軸の正回転方向と負回転方向とでトルクの検出感度
や分解能を変えることが可能となる理由について第1図
ないし第3図をもとに説明する。 第1図に示すトルク検出装置1は、磁気歪効果を有する
。被測定軸2の表面部分の右側と左側にそれぞれ円周方
向に複数設けた部分らせん状溝3a、3bによって形成
される形状的な磁気異方性部4a 、4bをそなえてお
り、各磁気異方性部4a 、4bの近傍に励磁手段およ
び検出手段に用いられる励磁用兼検出用コイル5a、5
bをそなえた構造をなしている。 この場合、一方のらせん状溝3aによって形成される一
方の磁気異方性部4aにおいては、部分らせん状溝3a
の幅Wa、円周方向の間隔Sa。 軸方向の幅La、径方向の深さDa、中心軸線2aに対
する角度039円周方向の溝数Naなどでその仕様が表
わされるものとなっており、他方のらせん状溝3bによ
って形成される他方の磁気異方性部4bにおいても、部
分らせん状溝3bの幅Wb9円周方向の間隔Sb、軸方
向の幅Lb。 径方向の深さDb、中心軸線2aに対する角度Ob2円
周方向の溝数Nbなどでその仕様が表わされるものとな
っており、この第1図に示したものでは一方の磁気異方
性部4aの軸方向幅Laと他方の磁気異方性部4bの軸
方向幅Lbとが異なっている場合(L a>L bの場
合)を例にとって示している。 したがって、第1(ilに示すトルク検出装設1におい
て、被測定軸2に対してトルクTを加えた場合に、軸方
向の幅Laがより大きい一方の磁気異方性部4aおよび
一方の励磁用兼検出用コイル5aで構成される一方のト
ルク検出部1aの感度は、軸方向の幅Lbがより小さい
他方の磁気異方性部4bおよび他方の励磁用兼検出用コ
イル5bで構成される他方のトルク検出部1bの感度よ
りも大きいものとなっているため、被測定軸2にトルク
Tを加えたときには、一方のトルク検出部1aにおける
トルクと出力との関係は第2図の線Aで示すものとなり
、他方のトルク検出部1bにおけるトルクと出力との関
係は第2図の線Bで示すものとなって、同一のトルクT
において一方のトルク検出部1aにおける出力の方が他
方のトルク検出部1bにおける出力よりも大きなものと
なり、第15図に示した回路に接続して差動増幅器58
により差動増幅されたのちに出力端61゜62で得られ
る出力は、第3図に示すように、正回転方向の出力の方
が負回転方向の出力よりも大きなものとなり、正負回転
方向の感度や分解能を変更したい場合に適したトルク検
出装置1となる。 第1図のトルク検出装置1では、一方のトルク検出部1
aと他方のトルク検出部1bとにおいて、軸方向の幅L
a、Lbを変えることによって、左右非対称をなす磁気
異方性部4a、4bが形成されるようにした場合を例に
とって説明しているが、そのほか、部分らせん状溝3a
、3bの幅W a 、 W bを変えることによっても
、また円周方向の間隔Sa、Sbを変えることによって
も、また径方向の深さDa、Dbを変えることによって
も、また中心軸線2aに対する角度θa、θbを変える
ことによっても、また円周方向の溝数Na、Nbを変え
ることによっても非対称のものとすることができ、さら
にはらせん状溝3 a +3bの円周方向の配列位相P
をずらすことによっても非対称のものとすることができ
、トルク検出装置の感度や分解能を適宜のものに設定で
きるようになる。さらにまた、一方の磁気異方性部4a
の軸直径φaと、他方の磁気異方性部4bの軸直径φb
とが異なる被測定軸2の場合にも磁気異方性部を左右非
対称のものとすることができ、これによってトルク検出
装置の感度や分解能を左右同じものにしたり異なるもの
にしたりすることが可能であり、トルク検出装置の感度
や分解能を適宜に設定できるようになる。 (発明の作用) この発明に係るトルク検出装置では、少なくとも表面で
磁気歪効果を有し且つ表面に磁気異方性部を有する被測
定軸に加えられたトルクにより生ずる磁気歪を検出して
前記トルクを検出するトルク検出装置において、磁気異
方性部を非対称をなす複数の磁気異方性部により形成し
ているので、各磁気異方、件部によって形成される各ト
ルク検出部の感度が異なったものにできることから、被
測定軸の回転方向によってトルク−出力特性が異なるも
のとなるように設定されたり、あるいは軸径が途中で異
なるときでも感度が等しいものとなるように設定された
りするというように、感度や分解能が適宜調整されるも
のになる。 (実施例) 夾崖A」 第4図はこの発明の実施例1におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケル拳クロム・モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径23mmの丸棒に加工し、こ
の丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、角
度θaが45°、深さDaが1mm、幅Waが1mm、
軸心方向の幅Laが15mmの部分らせん状溝3aを円
周方向の溝数Naが14となる数だけ形成し、他方の磁
気異方性部4bを設けるために、角度θbが45°、深
さDbが1 m m 、幅wbが1mm、軸心方向の幅
Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の溝数
Nbが14となる数だけ形成して実施例1の被測定軸2
とした。 次いで、この被測定軸2を用い、各磁気異方性部4a、
4bに近接して励磁用兼検出用コイル5a、5bを配設
したトルク検出装置1によってトルク−出力特性を調べ
たところ、第5図に示すものとなり、感度は正方向が負
方向よりも約20%高くなっており、分解能については
SN比を考慮した場合に正方向が負方向よりも約20%
向上したものとなっていた。 実J11ヱ 第6図はこの発明の実施例2におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケル・クロム・モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径23mmの丸棒に加工し、こ
の丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、角
度θaが45°、深さDaが1 m m 、幅Waがi
nm、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状溝3
aを円周方向の溝数Naが14となる数だけ形成し、他
方の磁気異方性部4bを設けるために、角度θbが30
0.深さDbがinm、幅wbがinm、軸心方向の幅
Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の溝数
Nbが14となる数だけ形成して実施例2の被測定軸2
とした。 医m旦 第7図はこの発明の実施例3におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケル・クロム・モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径23 m mの丸棒に加工し
、この丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために
、角度θaが45°、深さDaが2 m m 、幅Wa
がinm、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状
溝3aを円周方向の溝数Naが14となる数だけ形成し
、他方の磁気異方性部4bを設けるために、角度θbが
45°、深さDbがinm、幅wbが1mm、軸心方向
の幅Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の
溝数Nbが14となる数だけ形成して実施例3の被測定
軸2とした。 実施例4 第8図はこの発明の実施例4におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケル・クロム・モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径23mmの丸棒に加工し、こ
の丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、角
度θaが45°、深さDaが1mm、幅Waが1mm、
軸心方向の111i1Laが11mmの部分らせん状溝
3aを円周方向の溝数Naが18となる数だけ形成し、
他方の磁気異方性部4bを設けるために、角度Obが4
5°、深さDbが1mm、幅wbが1mm、軸心方向の
幅Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の溝
数Nbが14となる数だけ形成して実施例4の被測定軸
2とした。 実施例5 第9図はこの発明の実施例5におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケルφクロム拳モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径φaが20mm、直径φbが
25mmの直径の異なる丸棒に加工し、この丸棒の直径
φaが20mmの部分に、一方の磁気異方性部4aを設
けるために、角度θaが45°、深さDaが1mm。 幅Waがinm、軸心方向の幅Laが11mmの部分ら
せん状溝3aを円周方向の溝数Naが14となる数だけ
形成し、直径φbが25mmの部分に、他方の磁気異方
性部4bを設けるために、角度θbが45°、深さDb
が1mm、幅wbが1 m m 、軸心方向の幅Lbが
11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の溝数Nbが
14となる数だけ形成して実施例5の被測定軸2とした
。 実施例6 第10図はこの発明の実施例6におけるトルク検出装置
を示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の
素材としてニッケル会クロム・モリブデン鋼(SN0M
420)を用い、これを直径25mmの丸棒に加工し、
この丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、
角度Oaが45°、深さDaがinm、幅Waが1.5
mm、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状溝3
aを円周方向の溝数Naが14となる数だけ形成し、他
方の磁気異方性部4bを設けるために、角度Obが45
°、深さDbが1mm、幅wbが2.5mm、軸心方向
の幅Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の
溝数Nbが14となる数だけ形成して実施例6の被測定
軸2とした。 比較例 第14図はこの発明の比較例におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装着51は、被測定軸52
の素材としてニッケル・クロム−モリブデン鋼(SN0
M420)を用い、これを直径23mmの丸棒に加ニレ
、この丸棒に、−方の磁気異方性部54aを設けるため
に、角度θaが45°、深さDaがimm、幅Waが1
mm、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状溝5
3aを円周方向の溝数N&が14となる数だけ形成し、
他方の磁気異方性部54bを設けるために、角度θbが
45°、深さDbがinm。 幅wbが1mm、軸心方向の幅Lbが11mmの部分ら
せん状溝53bを円周方向の溝数Nbが14となる数だ
け形成して比較例の被測定軸52とした。 次いで、この被測定軸52を用い、各磁気異方性部54
a 、54bに近接して励磁用兼検出用コイル55a、
55bを配設したトルク検出装置51によってトルク−
出力特性を調べたところ。 第16図に示すものとなり、正方向と負方向の感度は同
じものであった。 評価例 実施例1〜6の被測定軸2と、比較例1の被測定軸52
をそれぞれ用いたトルク検出装置1゜51の正負方向に
おける感度差を比較したところ、第11図に示す結果で
あった。 第11図に示すように、実施例1〜6のものでは正負方
向の感度差が10〜52%の範囲で異なるものであった
が、比較例のものでは正負方向の感度差はほとんど0で
あった。 このように、この発明による場合は、正負方向の感度を
自由に設定することが可能であるとともに、感度の高低
を選定することにより分解能の設定も容易になしうるも
のとなる。 笈ム[ 第12図はこの発明の実施例7におけるトルク検出装置
を示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の
素材としてニッケル・クロム・モリブデン鋼(SN0M
420)を用い、これを直径23mmの丸棒に加工し、
この丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、
角度θaが45°、深さDaが1mm、幅Waが1 m
m 、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状溝
3aを円周方向の溝数Naが12となる数だけ形成し、
他方の磁気異方性部4bを設けるために、角度θbが4
5°、深さDbが1mm、幅wbが1mm、軸心方向の
幅Lbが11mmで且つ前記一方の部分らせん状溝3a
に対し円周方向の配列位相Pが15°だけずれている部
分らせん状溝3bを円周方向の溝数Nbが12となる数
だけ形成して実施例7の被測定軸2とした。 この実施例7の被測定軸2を用いたトルク検出装置1で
は、磁気異方性部4a、4bが左右非対称であるが、正
負方向の感度は同じものであり、測定の一例によれば正
負方向の感度差は±1%以内であった。 夫良璽1 第13図はこの発明の実施例8におけるトルク検出装置
を示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の
素材としてニッケル・クロム争モリブデン鋼(SN0M
420)を用い、これを直径φaが2omm、直径φb
が25mmの直径の異なる丸棒に加ニレ、この丸棒の直
径φaが20 m mの部分に、一方の磁気異方性部4
aを設けるために、角度θaが45°、深さDaが1m
m、幅Waが1mm、軸心方向の幅Laが11mmの部
分らせん状溝3aを円周方向の溝数Naが12となる数
だけ形成し、直径φbが25mmの部分に、他方の磁気
異方性部4bを設けるために、角度θbが45°、深さ
Dbが2 m m 。 幅wbが1mm、軸心方向の幅Lbが15mmc7)部
分らせん状溝3bを円周方向の溝数Nbが16となる数
だけ形成して実施例8の被測定軸2とした。 次いで、この被測定軸2を用い、各磁気異方性部4a、
4bに近接して励磁用兼検出用コイル5a、5bを配設
したトルク検出装置1によってトルク−出力特性を調べ
たところ、正負方向の感度差は±1%以内であり、被測
定軸2の軸径が異なる場合であっても磁気異方性部4a
。 4bを左右非対称にすることによって正負方向の感度を
等しいものとすることも容易に可能であった。
前記被測定軸の磁気異方性部を磁路の一部とする磁気回
路を形成する励磁手段と、前記被測定軸に加えられたト
ルクにより生じる磁気歪を検出する検出手段をそなえた
トルク検出装置において、前記磁気異方性部を非対称を
なす複数の磁気異方性部により形成した構成としたこと
を特徴としており、このようなトルク検出装置の構成を
上述した従来の課題を解決するための手段としている。 この発明に係る磁歪式のトルク検出装置において適用さ
れる被測定軸は、少なくとも表面で磁気歪効果を有して
いてこの表面部分に磁気異方性部をそなえているもので
あり、磁気歪効果を有していないかあるいは小さい素材
からなる軸本体部の表面に磁気歪効果を有する材質のも
のを貼着。 めっき、溶射等の手段により設けた構成のものとするこ
とが可能であり、また、磁気歪効果を有する一体の素材
からなるものとすることも可能である。 そして、少なくとも表面部分に磁気歪効果を有する被測
定軸の表面に磁気異方性部を設けるにあたっては、中心
軸方向に対して所定の角度をなす部分らせん状溝部およ
びこれと相対して形成される部分らせん状突部を円周方
向に複数形成するようになしたものとすることができ、
また、被測定軸の表面に非磁性の電気良導体例えば銅よ
りなる部分らせん状薄膜をめっき、溶射、蒸着などによ
って円周方向に複数形成するようになすこともでき、そ
の他磁気異方性部を形成する膜を貼着したり、表面処理
を施したりすることもできるが、とくに限定はされない
。 さらに、前記被測定軸の磁気異方性部を磁路の一部とす
る磁気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸に加え
もえたトルクにより生ずる磁気歪を検出する検出手段の
構成においても特に限定されず、例えば、励磁ヘッドを
そなえた励磁手段と、検出ヘッドをそなえた検出手段と
を別々に設けた構成のものとしたり、共通のコイルを設
けてこれを励磁手段と検出手段とに兼用させた構成のも
のとしたりすることも可能である。 そして、この発明に係るトルク検出装置では、被測定軸
に設けた磁気異方性部を非対称をなす複数の磁気異方性
部により形成したものとしており、このような非対称の
磁気異方性部により形成したものとすることによって被
測定軸の正回転方向と負回転方向とでトルクの検出感度
や分解能を変えることが可能となる理由について第1図
ないし第3図をもとに説明する。 第1図に示すトルク検出装置1は、磁気歪効果を有する
。被測定軸2の表面部分の右側と左側にそれぞれ円周方
向に複数設けた部分らせん状溝3a、3bによって形成
される形状的な磁気異方性部4a 、4bをそなえてお
り、各磁気異方性部4a 、4bの近傍に励磁手段およ
び検出手段に用いられる励磁用兼検出用コイル5a、5
bをそなえた構造をなしている。 この場合、一方のらせん状溝3aによって形成される一
方の磁気異方性部4aにおいては、部分らせん状溝3a
の幅Wa、円周方向の間隔Sa。 軸方向の幅La、径方向の深さDa、中心軸線2aに対
する角度039円周方向の溝数Naなどでその仕様が表
わされるものとなっており、他方のらせん状溝3bによ
って形成される他方の磁気異方性部4bにおいても、部
分らせん状溝3bの幅Wb9円周方向の間隔Sb、軸方
向の幅Lb。 径方向の深さDb、中心軸線2aに対する角度Ob2円
周方向の溝数Nbなどでその仕様が表わされるものとな
っており、この第1図に示したものでは一方の磁気異方
性部4aの軸方向幅Laと他方の磁気異方性部4bの軸
方向幅Lbとが異なっている場合(L a>L bの場
合)を例にとって示している。 したがって、第1(ilに示すトルク検出装設1におい
て、被測定軸2に対してトルクTを加えた場合に、軸方
向の幅Laがより大きい一方の磁気異方性部4aおよび
一方の励磁用兼検出用コイル5aで構成される一方のト
ルク検出部1aの感度は、軸方向の幅Lbがより小さい
他方の磁気異方性部4bおよび他方の励磁用兼検出用コ
イル5bで構成される他方のトルク検出部1bの感度よ
りも大きいものとなっているため、被測定軸2にトルク
Tを加えたときには、一方のトルク検出部1aにおける
トルクと出力との関係は第2図の線Aで示すものとなり
、他方のトルク検出部1bにおけるトルクと出力との関
係は第2図の線Bで示すものとなって、同一のトルクT
において一方のトルク検出部1aにおける出力の方が他
方のトルク検出部1bにおける出力よりも大きなものと
なり、第15図に示した回路に接続して差動増幅器58
により差動増幅されたのちに出力端61゜62で得られ
る出力は、第3図に示すように、正回転方向の出力の方
が負回転方向の出力よりも大きなものとなり、正負回転
方向の感度や分解能を変更したい場合に適したトルク検
出装置1となる。 第1図のトルク検出装置1では、一方のトルク検出部1
aと他方のトルク検出部1bとにおいて、軸方向の幅L
a、Lbを変えることによって、左右非対称をなす磁気
異方性部4a、4bが形成されるようにした場合を例に
とって説明しているが、そのほか、部分らせん状溝3a
、3bの幅W a 、 W bを変えることによっても
、また円周方向の間隔Sa、Sbを変えることによって
も、また径方向の深さDa、Dbを変えることによって
も、また中心軸線2aに対する角度θa、θbを変える
ことによっても、また円周方向の溝数Na、Nbを変え
ることによっても非対称のものとすることができ、さら
にはらせん状溝3 a +3bの円周方向の配列位相P
をずらすことによっても非対称のものとすることができ
、トルク検出装置の感度や分解能を適宜のものに設定で
きるようになる。さらにまた、一方の磁気異方性部4a
の軸直径φaと、他方の磁気異方性部4bの軸直径φb
とが異なる被測定軸2の場合にも磁気異方性部を左右非
対称のものとすることができ、これによってトルク検出
装置の感度や分解能を左右同じものにしたり異なるもの
にしたりすることが可能であり、トルク検出装置の感度
や分解能を適宜に設定できるようになる。 (発明の作用) この発明に係るトルク検出装置では、少なくとも表面で
磁気歪効果を有し且つ表面に磁気異方性部を有する被測
定軸に加えられたトルクにより生ずる磁気歪を検出して
前記トルクを検出するトルク検出装置において、磁気異
方性部を非対称をなす複数の磁気異方性部により形成し
ているので、各磁気異方、件部によって形成される各ト
ルク検出部の感度が異なったものにできることから、被
測定軸の回転方向によってトルク−出力特性が異なるも
のとなるように設定されたり、あるいは軸径が途中で異
なるときでも感度が等しいものとなるように設定された
りするというように、感度や分解能が適宜調整されるも
のになる。 (実施例) 夾崖A」 第4図はこの発明の実施例1におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケル拳クロム・モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径23mmの丸棒に加工し、こ
の丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、角
度θaが45°、深さDaが1mm、幅Waが1mm、
軸心方向の幅Laが15mmの部分らせん状溝3aを円
周方向の溝数Naが14となる数だけ形成し、他方の磁
気異方性部4bを設けるために、角度θbが45°、深
さDbが1 m m 、幅wbが1mm、軸心方向の幅
Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の溝数
Nbが14となる数だけ形成して実施例1の被測定軸2
とした。 次いで、この被測定軸2を用い、各磁気異方性部4a、
4bに近接して励磁用兼検出用コイル5a、5bを配設
したトルク検出装置1によってトルク−出力特性を調べ
たところ、第5図に示すものとなり、感度は正方向が負
方向よりも約20%高くなっており、分解能については
SN比を考慮した場合に正方向が負方向よりも約20%
向上したものとなっていた。 実J11ヱ 第6図はこの発明の実施例2におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケル・クロム・モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径23mmの丸棒に加工し、こ
の丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、角
度θaが45°、深さDaが1 m m 、幅Waがi
nm、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状溝3
aを円周方向の溝数Naが14となる数だけ形成し、他
方の磁気異方性部4bを設けるために、角度θbが30
0.深さDbがinm、幅wbがinm、軸心方向の幅
Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の溝数
Nbが14となる数だけ形成して実施例2の被測定軸2
とした。 医m旦 第7図はこの発明の実施例3におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケル・クロム・モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径23 m mの丸棒に加工し
、この丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために
、角度θaが45°、深さDaが2 m m 、幅Wa
がinm、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状
溝3aを円周方向の溝数Naが14となる数だけ形成し
、他方の磁気異方性部4bを設けるために、角度θbが
45°、深さDbがinm、幅wbが1mm、軸心方向
の幅Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の
溝数Nbが14となる数だけ形成して実施例3の被測定
軸2とした。 実施例4 第8図はこの発明の実施例4におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケル・クロム・モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径23mmの丸棒に加工し、こ
の丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、角
度θaが45°、深さDaが1mm、幅Waが1mm、
軸心方向の111i1Laが11mmの部分らせん状溝
3aを円周方向の溝数Naが18となる数だけ形成し、
他方の磁気異方性部4bを設けるために、角度Obが4
5°、深さDbが1mm、幅wbが1mm、軸心方向の
幅Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の溝
数Nbが14となる数だけ形成して実施例4の被測定軸
2とした。 実施例5 第9図はこの発明の実施例5におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の素
材としてニッケルφクロム拳モリブデン鋼(SN0M4
20)を用い、これを直径φaが20mm、直径φbが
25mmの直径の異なる丸棒に加工し、この丸棒の直径
φaが20mmの部分に、一方の磁気異方性部4aを設
けるために、角度θaが45°、深さDaが1mm。 幅Waがinm、軸心方向の幅Laが11mmの部分ら
せん状溝3aを円周方向の溝数Naが14となる数だけ
形成し、直径φbが25mmの部分に、他方の磁気異方
性部4bを設けるために、角度θbが45°、深さDb
が1mm、幅wbが1 m m 、軸心方向の幅Lbが
11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の溝数Nbが
14となる数だけ形成して実施例5の被測定軸2とした
。 実施例6 第10図はこの発明の実施例6におけるトルク検出装置
を示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の
素材としてニッケル会クロム・モリブデン鋼(SN0M
420)を用い、これを直径25mmの丸棒に加工し、
この丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、
角度Oaが45°、深さDaがinm、幅Waが1.5
mm、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状溝3
aを円周方向の溝数Naが14となる数だけ形成し、他
方の磁気異方性部4bを設けるために、角度Obが45
°、深さDbが1mm、幅wbが2.5mm、軸心方向
の幅Lbが11mmの部分らせん状溝3bを円周方向の
溝数Nbが14となる数だけ形成して実施例6の被測定
軸2とした。 比較例 第14図はこの発明の比較例におけるトルク検出装置を
示しており、このトルク検出装着51は、被測定軸52
の素材としてニッケル・クロム−モリブデン鋼(SN0
M420)を用い、これを直径23mmの丸棒に加ニレ
、この丸棒に、−方の磁気異方性部54aを設けるため
に、角度θaが45°、深さDaがimm、幅Waが1
mm、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状溝5
3aを円周方向の溝数N&が14となる数だけ形成し、
他方の磁気異方性部54bを設けるために、角度θbが
45°、深さDbがinm。 幅wbが1mm、軸心方向の幅Lbが11mmの部分ら
せん状溝53bを円周方向の溝数Nbが14となる数だ
け形成して比較例の被測定軸52とした。 次いで、この被測定軸52を用い、各磁気異方性部54
a 、54bに近接して励磁用兼検出用コイル55a、
55bを配設したトルク検出装置51によってトルク−
出力特性を調べたところ。 第16図に示すものとなり、正方向と負方向の感度は同
じものであった。 評価例 実施例1〜6の被測定軸2と、比較例1の被測定軸52
をそれぞれ用いたトルク検出装置1゜51の正負方向に
おける感度差を比較したところ、第11図に示す結果で
あった。 第11図に示すように、実施例1〜6のものでは正負方
向の感度差が10〜52%の範囲で異なるものであった
が、比較例のものでは正負方向の感度差はほとんど0で
あった。 このように、この発明による場合は、正負方向の感度を
自由に設定することが可能であるとともに、感度の高低
を選定することにより分解能の設定も容易になしうるも
のとなる。 笈ム[ 第12図はこの発明の実施例7におけるトルク検出装置
を示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の
素材としてニッケル・クロム・モリブデン鋼(SN0M
420)を用い、これを直径23mmの丸棒に加工し、
この丸棒に、一方の磁気異方性部4aを設けるために、
角度θaが45°、深さDaが1mm、幅Waが1 m
m 、軸心方向の幅Laが11mmの部分らせん状溝
3aを円周方向の溝数Naが12となる数だけ形成し、
他方の磁気異方性部4bを設けるために、角度θbが4
5°、深さDbが1mm、幅wbが1mm、軸心方向の
幅Lbが11mmで且つ前記一方の部分らせん状溝3a
に対し円周方向の配列位相Pが15°だけずれている部
分らせん状溝3bを円周方向の溝数Nbが12となる数
だけ形成して実施例7の被測定軸2とした。 この実施例7の被測定軸2を用いたトルク検出装置1で
は、磁気異方性部4a、4bが左右非対称であるが、正
負方向の感度は同じものであり、測定の一例によれば正
負方向の感度差は±1%以内であった。 夫良璽1 第13図はこの発明の実施例8におけるトルク検出装置
を示しており、このトルク検出装置1は、被測定軸2の
素材としてニッケル・クロム争モリブデン鋼(SN0M
420)を用い、これを直径φaが2omm、直径φb
が25mmの直径の異なる丸棒に加ニレ、この丸棒の直
径φaが20 m mの部分に、一方の磁気異方性部4
aを設けるために、角度θaが45°、深さDaが1m
m、幅Waが1mm、軸心方向の幅Laが11mmの部
分らせん状溝3aを円周方向の溝数Naが12となる数
だけ形成し、直径φbが25mmの部分に、他方の磁気
異方性部4bを設けるために、角度θbが45°、深さ
Dbが2 m m 。 幅wbが1mm、軸心方向の幅Lbが15mmc7)部
分らせん状溝3bを円周方向の溝数Nbが16となる数
だけ形成して実施例8の被測定軸2とした。 次いで、この被測定軸2を用い、各磁気異方性部4a、
4bに近接して励磁用兼検出用コイル5a、5bを配設
したトルク検出装置1によってトルク−出力特性を調べ
たところ、正負方向の感度差は±1%以内であり、被測
定軸2の軸径が異なる場合であっても磁気異方性部4a
。 4bを左右非対称にすることによって正負方向の感度を
等しいものとすることも容易に可能であった。
この発明によれば、少なくとも表面で磁気歪効果を有し
且つ表面に磁気異方性部を有する被測定軸に加えられた
トルクにより生じる磁気歪を検出して前記トルクを検出
するトルク検出装置において、磁気異方性部を非対称を
なす複数の磁気異方性部により形成する構成としたから
、軸径が同じであるときに複数の磁気異方性部を非対称
のものとすることによって各トルク検出部の感度を変え
ることが可能であり、被測定軸の正方向回転と負方向回
転とで感度や分解f@を異ならせたものとすることが可
能であり、また、軸径が途中で異なる被測定軸の場合に
おいても正方向回転と負方向回転で感度や分解能を同じ
ものとしたり異なるものとしたりすることが可能であり
、トルク検出の際の感度や分解能の設定を任意に行うこ
とができるので、トルク検出装置の適用分野をさらに広
めることができるようになるという非常に優れた効果が
もたらされる。
且つ表面に磁気異方性部を有する被測定軸に加えられた
トルクにより生じる磁気歪を検出して前記トルクを検出
するトルク検出装置において、磁気異方性部を非対称を
なす複数の磁気異方性部により形成する構成としたから
、軸径が同じであるときに複数の磁気異方性部を非対称
のものとすることによって各トルク検出部の感度を変え
ることが可能であり、被測定軸の正方向回転と負方向回
転とで感度や分解f@を異ならせたものとすることが可
能であり、また、軸径が途中で異なる被測定軸の場合に
おいても正方向回転と負方向回転で感度や分解能を同じ
ものとしたり異なるものとしたりすることが可能であり
、トルク検出の際の感度や分解能の設定を任意に行うこ
とができるので、トルク検出装置の適用分野をさらに広
めることができるようになるという非常に優れた効果が
もたらされる。
第1図はこの発明に係るトルク検出装置の基本構成を示
す説明図、第2図は第1図に示したトルク検出装置の各
トルク検出部のトルク−出力特性を示すグラフ、第3図
は第1図のトルク検出装置の第15図の電気回路による
差動増幅後のトルク−出力特性を示すグラフ、第4図お
よび第5図はこの発明の実施例1におけるトルク検出装
置のそれぞれ説明図および第15図の電気回路による差
動増幅後のトルク−出力特性を示すグラフ、第6図、第
7図、第8図、第9図および第1O図はそれぞれこの発
明の実施例2,3,4.5および6におけるトルク検出
装置の説明図、第11図は実施例1〜6および比較例の
トルク検出装置における評価結果を示すグラフ、第12
図および第13図はそれぞれこの発明の実施例7および
8におけるトルク検出装置の説明図、第14図は従来の
トルク検出装置の説明図、第15図はトルク検出装置に
接続する電気回路を例示する説明図、第16図は第14
図の従来のトルク検出装置の第15図15図の電気回路
による差動増幅後のトルク−出力特性を示すグラフであ
る。 1・・・トルク検出装置、2・・・被測定軸、4a。 4b・・・磁気異方性部、5a、5b・・・励磁手段兼
検出手段。 第1図
す説明図、第2図は第1図に示したトルク検出装置の各
トルク検出部のトルク−出力特性を示すグラフ、第3図
は第1図のトルク検出装置の第15図の電気回路による
差動増幅後のトルク−出力特性を示すグラフ、第4図お
よび第5図はこの発明の実施例1におけるトルク検出装
置のそれぞれ説明図および第15図の電気回路による差
動増幅後のトルク−出力特性を示すグラフ、第6図、第
7図、第8図、第9図および第1O図はそれぞれこの発
明の実施例2,3,4.5および6におけるトルク検出
装置の説明図、第11図は実施例1〜6および比較例の
トルク検出装置における評価結果を示すグラフ、第12
図および第13図はそれぞれこの発明の実施例7および
8におけるトルク検出装置の説明図、第14図は従来の
トルク検出装置の説明図、第15図はトルク検出装置に
接続する電気回路を例示する説明図、第16図は第14
図の従来のトルク検出装置の第15図15図の電気回路
による差動増幅後のトルク−出力特性を示すグラフであ
る。 1・・・トルク検出装置、2・・・被測定軸、4a。 4b・・・磁気異方性部、5a、5b・・・励磁手段兼
検出手段。 第1図
Claims (1)
- (1)表面に磁気異方性部を有する被測定軸と、前記被
測定軸の磁気異方性部を磁路の一部とする磁気回路を形
成する励磁手段と、前記被測定軸に加えられたトルクに
より生じる磁気歪を検出する検出手段をそなえたトルク
検出装置において、前記磁気異方性部を非対称をなす複
数の磁気異方性部により形成したことを特徴とするトル
ク検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27099488A JPH02118427A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | トルク検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27099488A JPH02118427A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | トルク検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02118427A true JPH02118427A (ja) | 1990-05-02 |
Family
ID=17493920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27099488A Pending JPH02118427A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | トルク検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02118427A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012122728A (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Honda Motor Co Ltd | 磁歪式トルクセンサ及び電動パワーステアリング装置 |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP27099488A patent/JPH02118427A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012122728A (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Honda Motor Co Ltd | 磁歪式トルクセンサ及び電動パワーステアリング装置 |
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