JPH0212306Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212306Y2 JPH0212306Y2 JP1983090750U JP9075083U JPH0212306Y2 JP H0212306 Y2 JPH0212306 Y2 JP H0212306Y2 JP 1983090750 U JP1983090750 U JP 1983090750U JP 9075083 U JP9075083 U JP 9075083U JP H0212306 Y2 JPH0212306 Y2 JP H0212306Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starter
- engine
- crankcase
- transmission
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- General Details Of Gearings (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は自動二輪車におけるエンジンのスター
タ支持装置に関する。
タ支持装置に関する。
(2) 従来の技術
車体フレームに、エンジンとこれに連なる伝動
部とよりなるパワーユニツトが支持され、このパ
ワーユニツトのクランクケースを含む伝動ケース
の外側面にはシール部材を介して伝動ケースカバ
ーが被着され、前記エンジンに付設されるスター
タが、モータ部と、このモータ部の出力トルクを
エンジンの始動時にそのエンジンのリングギヤに
伝達し得る伝動機構とより構成され、その伝動機
構が、前記モータ部に連動回転する支持軸と、こ
の支持軸にその軸方向に移動可能に支持されて前
記リングギヤに噛脱し得るピニオンとを備えてな
る形式の自動二輪車は従来公知である。
部とよりなるパワーユニツトが支持され、このパ
ワーユニツトのクランクケースを含む伝動ケース
の外側面にはシール部材を介して伝動ケースカバ
ーが被着され、前記エンジンに付設されるスター
タが、モータ部と、このモータ部の出力トルクを
エンジンの始動時にそのエンジンのリングギヤに
伝達し得る伝動機構とより構成され、その伝動機
構が、前記モータ部に連動回転する支持軸と、こ
の支持軸にその軸方向に移動可能に支持されて前
記リングギヤに噛脱し得るピニオンとを備えてな
る形式の自動二輪車は従来公知である。
(3) 考案が解決しようとする課題
上記形式の自動二輪車においては、スタータの
上記伝動機構を収容すべくクランクケースとは別
個に形成されてそのケース外に露出する伝動機構
用ケースを、クランクケースにシール部材を介し
て取付ボルト等によつて固着するようにしている
ので、スタータのクランクケースからの張出部分
が比較的大きくてパワーユニツトのコンパクト化
の妨げになり、また専用のシール部材を、前記伝
動機構用ケースとクランクケースとの間に特別に
介装する必要があつて部品点数が増加し、組立が
面倒になると共にコスト高となる等の不都合があ
つた。
上記伝動機構を収容すべくクランクケースとは別
個に形成されてそのケース外に露出する伝動機構
用ケースを、クランクケースにシール部材を介し
て取付ボルト等によつて固着するようにしている
ので、スタータのクランクケースからの張出部分
が比較的大きくてパワーユニツトのコンパクト化
の妨げになり、また専用のシール部材を、前記伝
動機構用ケースとクランクケースとの間に特別に
介装する必要があつて部品点数が増加し、組立が
面倒になると共にコスト高となる等の不都合があ
つた。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、従
来のものの上記問題を全て解決し得る構造簡単
な、自動二輪車におけるエンジンのスタータ支持
装置を提供することを目的とするものである。
来のものの上記問題を全て解決し得る構造簡単
な、自動二輪車におけるエンジンのスタータ支持
装置を提供することを目的とするものである。
B 考案の構成
(1) 課題を解決するための手段
そして上記目的を達成するために本考案は、車
体フレームに、エンジンとこれに連なる伝動部と
よりなるパワーユニツトが支持され、このパワー
ユニツトのクランクケースを含む伝動ケースの外
側面にはシール部材を介して伝動ケースカバーが
被着され、エンジンに付設されるスタータは、モ
ータ部と、このモータ部の出力トルクをエンジン
の始動時にそのエンジンのリングギヤに伝達し得
る伝動機構とより構成され、その伝動機構は、前
記モータ部に連動回転する支持軸と、この支持軸
にその軸方向に移動可能に支持されてリングギヤ
に噛脱し得るピニオンとを備えてなる、自動二輪
車において、前記クランクケースのスタータ取付
部に前記スタータのモータ部を固着すると共に、
同スタータの前記伝動機構を、前記クランクケー
ス及び伝動ケースカバー間に形成された空間内に
収容し、前記支持軸の一端部を前記スタータ取付
部に、またその他端部を、前記空間内に収容され
て前記スタータ取付部の開口側面に抜差自在に嵌
合支持されたホルダにそれぞれ支承させ、前記伝
動ケースカバーにより、前記シール部材を介して
前記スタータ取付部の開口側面を被覆すると共
に、前記ホルダを抑止したことを特徴とする。
体フレームに、エンジンとこれに連なる伝動部と
よりなるパワーユニツトが支持され、このパワー
ユニツトのクランクケースを含む伝動ケースの外
側面にはシール部材を介して伝動ケースカバーが
被着され、エンジンに付設されるスタータは、モ
ータ部と、このモータ部の出力トルクをエンジン
の始動時にそのエンジンのリングギヤに伝達し得
る伝動機構とより構成され、その伝動機構は、前
記モータ部に連動回転する支持軸と、この支持軸
にその軸方向に移動可能に支持されてリングギヤ
に噛脱し得るピニオンとを備えてなる、自動二輪
車において、前記クランクケースのスタータ取付
部に前記スタータのモータ部を固着すると共に、
同スタータの前記伝動機構を、前記クランクケー
ス及び伝動ケースカバー間に形成された空間内に
収容し、前記支持軸の一端部を前記スタータ取付
部に、またその他端部を、前記空間内に収容され
て前記スタータ取付部の開口側面に抜差自在に嵌
合支持されたホルダにそれぞれ支承させ、前記伝
動ケースカバーにより、前記シール部材を介して
前記スタータ取付部の開口側面を被覆すると共
に、前記ホルダを抑止したことを特徴とする。
(2) 作用
スタータの、ピニオンやその支持軸を含む伝動
機構全部が、クランクケースと伝動ケースカバー
間の空間に纒めて収容されるから、スタータのク
ランクケースからの張出部分はモータ部だけとな
る。しかも伝動ケースの外側面と伝動ケースカバ
ー間をシールするための前記シール部材が、スタ
ータの前記伝動機構を外部よりシールするための
シール手段に兼用され、また前記伝動ケースカバ
ー自身が、前記ホルダをクランクケースに固着す
るための固着手段に兼用される。
機構全部が、クランクケースと伝動ケースカバー
間の空間に纒めて収容されるから、スタータのク
ランクケースからの張出部分はモータ部だけとな
る。しかも伝動ケースの外側面と伝動ケースカバ
ー間をシールするための前記シール部材が、スタ
ータの前記伝動機構を外部よりシールするための
シール手段に兼用され、また前記伝動ケースカバ
ー自身が、前記ホルダをクランクケースに固着す
るための固着手段に兼用される。
(3) 実施例
以下、図面によりスクータ型自動二輪車に本考
案装置を実施した場合の一実施例について説明す
る。
案装置を実施した場合の一実施例について説明す
る。
尚、以下の説明において「左、右」「上、下」
は自動二輪車の進行方向に対して云う。
は自動二輪車の進行方向に対して云う。
第1図において、スクータ型自動二輪車の車体
フレームFは、グーズネツク状の後部フレーム1
を備えており、この後部フレーム1下に後車輪W
を駆動するためのパワーユニツトPが配設され
る。前記パワーユニツトPの前部は後部フレーム
1の前部に防振リンク2を介して揺動可能に軸支
3され、またその後端は後部フレーム1の上部に
リヤクツシヨン4を介して懸架される。
フレームFは、グーズネツク状の後部フレーム1
を備えており、この後部フレーム1下に後車輪W
を駆動するためのパワーユニツトPが配設され
る。前記パワーユニツトPの前部は後部フレーム
1の前部に防振リンク2を介して揺動可能に軸支
3され、またその後端は後部フレーム1の上部に
リヤクツシヨン4を介して懸架される。
前記パワーユニツトPはエンジン5とこれに連
なる伝動部6とを備えており、エンジン5の吸気
ポートに連なる気化器7は前記伝動部6上に位置
している。またエンジン5は、上、下部シユラウ
ド8,9およびフアンカバー10によつて被覆さ
れる。前記エンジン5のクランクケース11は
左、右クランクケース半体11l,11rを一体
に結合してなり、左クランクケース半体11l
は、後方に延長され、その後半部は伝動ケース1
2を構成している。左クランクケース半体11l
および伝動ケース12の開口外側面は、合成樹脂
製伝動ケースカバー13によつて被覆され、この
伝動ケースカバー13はシール部材23を介して
複数本のボルト14によつて左クランクケース半
体11lに固着される。
なる伝動部6とを備えており、エンジン5の吸気
ポートに連なる気化器7は前記伝動部6上に位置
している。またエンジン5は、上、下部シユラウ
ド8,9およびフアンカバー10によつて被覆さ
れる。前記エンジン5のクランクケース11は
左、右クランクケース半体11l,11rを一体
に結合してなり、左クランクケース半体11l
は、後方に延長され、その後半部は伝動ケース1
2を構成している。左クランクケース半体11l
および伝動ケース12の開口外側面は、合成樹脂
製伝動ケースカバー13によつて被覆され、この
伝動ケースカバー13はシール部材23を介して
複数本のボルト14によつて左クランクケース半
体11lに固着される。
左クランクケース半体11l及び伝動ケース1
2と、伝動ケースカバー13とによつて囲まれる
伝動室C内において、エンジン5のクランク軸1
5と、伝動ケース12に回転自在に支承される伝
動軸16間には、従来公知のベルト式無段変速機
Tが設けられる。この無段変速機Tは、クランク
軸15の左端部に設けられる駆動側可変径プーリ
17と、前記伝動軸16に設けられる被動側可変
径プーリ18と、前記両プーリ17,18間に懸
回されるVベルト19とより構成される。また前
記伝動軸16の端部には、前記被動側可変径プー
リ18と並列して従来公知の発進クラツチClが設
けられる。さらに前記伝動ケース12の後端に
は、前記伝動軸16と平行な車軸20が回転自在
に支承され、伝動軸16と車軸20とは従来公知
の減速歯車機構21を介して連動連結されてい
る。車軸20の、伝動ケース12外突出端には後
車輪Wが固着される。
2と、伝動ケースカバー13とによつて囲まれる
伝動室C内において、エンジン5のクランク軸1
5と、伝動ケース12に回転自在に支承される伝
動軸16間には、従来公知のベルト式無段変速機
Tが設けられる。この無段変速機Tは、クランク
軸15の左端部に設けられる駆動側可変径プーリ
17と、前記伝動軸16に設けられる被動側可変
径プーリ18と、前記両プーリ17,18間に懸
回されるVベルト19とより構成される。また前
記伝動軸16の端部には、前記被動側可変径プー
リ18と並列して従来公知の発進クラツチClが設
けられる。さらに前記伝動ケース12の後端に
は、前記伝動軸16と平行な車軸20が回転自在
に支承され、伝動軸16と車軸20とは従来公知
の減速歯車機構21を介して連動連結されてい
る。車軸20の、伝動ケース12外突出端には後
車輪Wが固着される。
エンジン5のクランク軸15の回転は、前記無
段変速機T、発進クラツチClおよび減速歯車機構
21を介して後車輪Wに伝達されるようになつて
いる。而して前述の伝動系は従来公知であるの
で、その詳細な説明を省略する。
段変速機T、発進クラツチClおよび減速歯車機構
21を介して後車輪Wに伝達されるようになつて
いる。而して前述の伝動系は従来公知であるの
で、その詳細な説明を省略する。
クランク軸15の右側には、エンジン5上部の
動弁カム軸22を駆動するための調時伝動機構
Trが設けられ、さらにクランク軸15の右端に
はAC発電機Gが連結される。
動弁カム軸22を駆動するための調時伝動機構
Trが設けられ、さらにクランク軸15の右端に
はAC発電機Gが連結される。
第5,6図に明瞭に示すように前記エンジン5
のクランクケース11の左クランクケース半体1
1lの前端には、スタータ取付部24が一体に突
設され、該取付部24にスタータSが取付けられ
る。このスタータSは、モータ部25と、このモ
ータ部25の出力トルクをエンジンの始動時にク
ランク軸15に固定のリングギヤ35に伝達し得
る伝動機構26とより構成されており、その伝動
機構26は、前記モータ部25に連動回転する支
持軸27と、この支持軸27に支持されて前記リ
ングギヤ35に噛脱し得るピニオン32とを備え
ている。前記モータ部25は、クランクケース1
1の外側に配設され、前記取付部24に固着され
る。また前記伝動機構26は、クランクケース1
1と伝動ケースカバー13との間に形成される空
間としての前記伝動室C内に収容されており、前
記支持軸27の一端はクランクケース11壁に回
転自在に支承され、またその他端は、上記空間と
しての伝動室C内に収容されてスタータ取付部2
4に嵌合支持されるホルダ28に回転自在に支承
される。そのホルダ28には優弧円状の嵌合雄部
28aが一体に形成され、この嵌合雄部28a
は、前記スタータ取付部24の開口側面に形成さ
れる優弧円状の嵌合雌部24aに、クランクケー
ス11の開放側面より密に嵌合される。嵌合雄部
28aの端部には回り止め片29が突設され、こ
れがスタータ取付部24に形成した係止凹部30
に係合され、ホルダ28の回転が阻止される。
のクランクケース11の左クランクケース半体1
1lの前端には、スタータ取付部24が一体に突
設され、該取付部24にスタータSが取付けられ
る。このスタータSは、モータ部25と、このモ
ータ部25の出力トルクをエンジンの始動時にク
ランク軸15に固定のリングギヤ35に伝達し得
る伝動機構26とより構成されており、その伝動
機構26は、前記モータ部25に連動回転する支
持軸27と、この支持軸27に支持されて前記リ
ングギヤ35に噛脱し得るピニオン32とを備え
ている。前記モータ部25は、クランクケース1
1の外側に配設され、前記取付部24に固着され
る。また前記伝動機構26は、クランクケース1
1と伝動ケースカバー13との間に形成される空
間としての前記伝動室C内に収容されており、前
記支持軸27の一端はクランクケース11壁に回
転自在に支承され、またその他端は、上記空間と
しての伝動室C内に収容されてスタータ取付部2
4に嵌合支持されるホルダ28に回転自在に支承
される。そのホルダ28には優弧円状の嵌合雄部
28aが一体に形成され、この嵌合雄部28a
は、前記スタータ取付部24の開口側面に形成さ
れる優弧円状の嵌合雌部24aに、クランクケー
ス11の開放側面より密に嵌合される。嵌合雄部
28aの端部には回り止め片29が突設され、こ
れがスタータ取付部24に形成した係止凹部30
に係合され、ホルダ28の回転が阻止される。
第5図に示すようにクランクケース11のスタ
ータ取付部24端面とホルダ28の嵌合雄部28
aの端面とは面一になつており、それらの面に前
記シール部材23を介して前記伝動ケースカバー
13が接合される。
ータ取付部24端面とホルダ28の嵌合雄部28
aの端面とは面一になつており、それらの面に前
記シール部材23を介して前記伝動ケースカバー
13が接合される。
スタータSの前記伝動機構26は従来公知の構
造を備えており、前記支持軸27上には、被動ギ
ヤ31が固着されると共に前記ピニオン32が軸
方向に摺動できるように嵌合支持され、さらに該
ピニオン32を軸方向に移動制御するための飛出
し機構33が設けられる。前記被動ギヤ31はモ
ータ部25の駆動ギヤ34が常時噛合される。
造を備えており、前記支持軸27上には、被動ギ
ヤ31が固着されると共に前記ピニオン32が軸
方向に摺動できるように嵌合支持され、さらに該
ピニオン32を軸方向に移動制御するための飛出
し機構33が設けられる。前記被動ギヤ31はモ
ータ部25の駆動ギヤ34が常時噛合される。
次に前記実施例の作用について説明する。いま
エンジン5を始動すべく、図示しない始動スイツ
チをオンすると、モータ部25の起動によつてピ
ニオン32が回転されると共に飛出し機構33が
作動して該ピニオン32がリングギヤ35と噛合
され、これによりモータ部25の出力トルクが伝
動機構26を介してクランク軸15に伝達されて
該軸15を駆動し、エンジン5が始動される。そ
してエンジン5が完爆状態になると、ピニオン3
2がリングギヤ35との噛合を解除されると共
に、モータ部25の作動が停止する。
エンジン5を始動すべく、図示しない始動スイツ
チをオンすると、モータ部25の起動によつてピ
ニオン32が回転されると共に飛出し機構33が
作動して該ピニオン32がリングギヤ35と噛合
され、これによりモータ部25の出力トルクが伝
動機構26を介してクランク軸15に伝達されて
該軸15を駆動し、エンジン5が始動される。そ
してエンジン5が完爆状態になると、ピニオン3
2がリングギヤ35との噛合を解除されると共
に、モータ部25の作動が停止する。
上記始動操作中において、スタータSの伝動機
構26の支持軸27は、その両端がクランクケー
ス11のスタータ取付部24と前記ホルダ28に
よつて安定よく支承され、ピニオン32とリング
ギヤ35との噛脱は常に円滑かつ確実に行われる
ものである。
構26の支持軸27は、その両端がクランクケー
ス11のスタータ取付部24と前記ホルダ28に
よつて安定よく支承され、ピニオン32とリング
ギヤ35との噛脱は常に円滑かつ確実に行われる
ものである。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、車体フレーム
に、エンジンとこれに連なる伝動部とよりなるパ
ワーユニツトが支持され、このパワーユニツトの
クランクケースを含む伝動ケースの外側面にはシ
ール部材を介して伝動ケースカバーが被着され、
前記エンジンに付設されるスタータは、モータ部
と、このモータ部の出力トルクをエンジンの始動
時にそのエンジンのリングギヤに伝達し得る伝動
機構とより構成され、その伝動機構は、前記モー
タ部に連動回転する支持軸と、この支持軸にその
軸方向に移動可能に支持されて前記リングギヤに
噛脱し得るピニオンとを備えてなる、自動二輪車
において、前記クランクケースのスタータ取付部
に前記スタータのモータ部を固着すると共に、同
スタータの前記伝動機構を、前記クランクケース
及び伝動ケースカバー間に形成された空間内に収
容し、前記支持軸の一端部を前記スタータ取付部
に、またその他端部を、前記空間内に収容されて
前記スタータ取付部の開口側面に抜差自在に嵌合
支持されたホルダにそれぞれ支承させ、前記伝動
ケースカバーにより、前記シール部材を介して前
記スタータ取付部の開口側面を被覆すると共に、
前記ホルダを抑止するようにしたので、スタータ
の、ピニオンやその支持軸を含む伝動機構全部
を、クランクケースと伝動ケースカバー間の空間
に纒めて収容することができて、スタータのクラ
ンクケースからの張出部分はモータ部だけとな
り、従つて外観上の体裁が良好である上、パワー
ユニツトのコンパクト化に寄与することができ
る。しかも伝動ケース外側面と伝動ケースカバー
間をシールするための前記シール部材を、スター
タの前記伝動機構を外部よりシールするためのシ
ール手段に兼用することができて、該伝動機構の
ホルダと、クランクケース或いは伝動ケースカバ
ーとの間に専用のシール手段を設ける必要はな
く、その上、前記伝動ケースカバー自身を、前記
ホルダをクランクケースに固着するための固着手
段に兼用することができて、該ホルダに専用の固
着手段を設ける必要もないから、全体として部品
点数を大幅に削減してコストダウンを図ることが
できると共に、スタータの組付け、取外し作業を
能率よく簡単に行うことができるものである。
に、エンジンとこれに連なる伝動部とよりなるパ
ワーユニツトが支持され、このパワーユニツトの
クランクケースを含む伝動ケースの外側面にはシ
ール部材を介して伝動ケースカバーが被着され、
前記エンジンに付設されるスタータは、モータ部
と、このモータ部の出力トルクをエンジンの始動
時にそのエンジンのリングギヤに伝達し得る伝動
機構とより構成され、その伝動機構は、前記モー
タ部に連動回転する支持軸と、この支持軸にその
軸方向に移動可能に支持されて前記リングギヤに
噛脱し得るピニオンとを備えてなる、自動二輪車
において、前記クランクケースのスタータ取付部
に前記スタータのモータ部を固着すると共に、同
スタータの前記伝動機構を、前記クランクケース
及び伝動ケースカバー間に形成された空間内に収
容し、前記支持軸の一端部を前記スタータ取付部
に、またその他端部を、前記空間内に収容されて
前記スタータ取付部の開口側面に抜差自在に嵌合
支持されたホルダにそれぞれ支承させ、前記伝動
ケースカバーにより、前記シール部材を介して前
記スタータ取付部の開口側面を被覆すると共に、
前記ホルダを抑止するようにしたので、スタータ
の、ピニオンやその支持軸を含む伝動機構全部
を、クランクケースと伝動ケースカバー間の空間
に纒めて収容することができて、スタータのクラ
ンクケースからの張出部分はモータ部だけとな
り、従つて外観上の体裁が良好である上、パワー
ユニツトのコンパクト化に寄与することができ
る。しかも伝動ケース外側面と伝動ケースカバー
間をシールするための前記シール部材を、スター
タの前記伝動機構を外部よりシールするためのシ
ール手段に兼用することができて、該伝動機構の
ホルダと、クランクケース或いは伝動ケースカバ
ーとの間に専用のシール手段を設ける必要はな
く、その上、前記伝動ケースカバー自身を、前記
ホルダをクランクケースに固着するための固着手
段に兼用することができて、該ホルダに専用の固
着手段を設ける必要もないから、全体として部品
点数を大幅に削減してコストダウンを図ることが
できると共に、スタータの組付け、取外し作業を
能率よく簡単に行うことができるものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案装置を備えた自動二輪車の側面図、第2
図は第1図線矢視図、第3図は第1図線矢視
図、第4図は第1図−線拡大断面図、第5図
は第1図−線拡大断面図、第6図は伝動ケー
スカバーを除いた第5図の線矢視図である。 C……空間としての伝動室、F……車体フレー
ム、P……パワーユニツト、S……スタータ、5
……エンジン、6……伝動部、11……クランク
ケース、12……伝動ケース、13……伝動ケー
スカバー、23……シール部材、24……スター
タ取付部、25……モータ部、26……伝動機
構、28……ホルダ。
は本考案装置を備えた自動二輪車の側面図、第2
図は第1図線矢視図、第3図は第1図線矢視
図、第4図は第1図−線拡大断面図、第5図
は第1図−線拡大断面図、第6図は伝動ケー
スカバーを除いた第5図の線矢視図である。 C……空間としての伝動室、F……車体フレー
ム、P……パワーユニツト、S……スタータ、5
……エンジン、6……伝動部、11……クランク
ケース、12……伝動ケース、13……伝動ケー
スカバー、23……シール部材、24……スター
タ取付部、25……モータ部、26……伝動機
構、28……ホルダ。
Claims (1)
- 車体フレームFに、エンジン5とこれに連なる
伝動部6とよりなるパワーユニツトPが支持さ
れ、このパワーユニツトPのクランクケース11
を含む伝動ケース12の外側面にはシール部材2
3を介して伝動ケースカバー13が被着され、前
記エンジン5に付設されるスタータSは、モータ
部25と、このモータ部25の出力トルクをエン
ジン5の始動時にそのエンジン5のリングギヤ3
5に伝達し得る伝動機構26とより構成され、こ
の伝動機構26は、前記モータ部25に連動回転
する支持軸27と、この支持軸27にその軸方向
に移動可能に支持されて前記リングギヤ35に噛
脱し得るピニオン32とを備えてなる、自動二輪
車において、前記クランクケース11のスタータ
取付部24に前記スタータSのモータ部25を固
着すると共に、同スタータSの前記伝動機構26
を、前記クランクケース11及び伝動ケースカバ
ー13間に形成された空間C内に収容し、前記支
持軸27の一端部を前記スタータ取付部24に、
またその他端部を、前記空間C内に収容されて前
記スタータ取付部24の開口側面に抜差自在に嵌
合支持されたホルダ28にそれぞれ支承させ、前
記伝動ケースカバー13により、前記シール部材
23を介して前記スタータ取付部24の開口側面
を被覆すると共に、前記ホルダ28を抑止したこ
とを特徴とする、自動二輪車におけるエンジンの
スタータ支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9075083U JPS59196579U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 自動二輪車におけるエンジンのスタ−タ支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9075083U JPS59196579U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 自動二輪車におけるエンジンのスタ−タ支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59196579U JPS59196579U (ja) | 1984-12-27 |
| JPH0212306Y2 true JPH0212306Y2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=30220702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9075083U Granted JPS59196579U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 自動二輪車におけるエンジンのスタ−タ支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59196579U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2646230B2 (ja) * | 1988-03-19 | 1997-08-27 | 本田技研工業株式会社 | エンジン始動装置 |
| JP2762108B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1998-06-04 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車におけるパワーユニットの始動装置 |
| JP2915436B2 (ja) * | 1989-07-19 | 1999-07-05 | 本田技研工業株式会社 | 単気筒エンジンを備えた自動二輪車 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS623887Y2 (ja) * | 1980-04-23 | 1987-01-28 |
-
1983
- 1983-06-14 JP JP9075083U patent/JPS59196579U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59196579U (ja) | 1984-12-27 |
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