JPH02123183A - 接着剤、接着方法、および成形ホースとその製造方法 - Google Patents

接着剤、接着方法、および成形ホースとその製造方法

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JPH02123183A
JPH02123183A JP27526888A JP27526888A JPH02123183A JP H02123183 A JPH02123183 A JP H02123183A JP 27526888 A JP27526888 A JP 27526888A JP 27526888 A JP27526888 A JP 27526888A JP H02123183 A JPH02123183 A JP H02123183A
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JP
Japan
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weight
organic peroxide
rubber composition
adhesive
group
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JP27526888A
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Osamu Ozawa
修 小沢
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、エチレン系エラストマーの有機過酸化物加硫
ゴム組成物の接着に適する接着剤に関する。
また、本発明は、エチレン系エラストマーの有機過酸化
物加硫ゴム組成物を被着体とする接着方法に関する。
さらに、本発明は、内管と粗に編組された補強層と外管
を有し、該内管および該外管がエチレン系エラストマー
の有機過酸化物加硫ゴム組成物よりなり、内管と外管の
間に接着性ゴム組成物層を有する成形ホースおよびその
製造方法に関する。
〈従来の技術〉 近年、タイヤ、ベルト、型物、ロール、ホース等の多く
のゴム製品は、高温加圧下で加熱された油と共に長時間
使用されるようになり、このような状態でのゴム製品の
劣化は、常に重大な問題である。 それは、ゴム製品の
劣化が激しければ、保守や交換に非常な時間と労力が必
要であるし、また、ゴム製品の劣化が大事故の原因とな
る場合があるからである。
耐油性に優れ、かつこのような高温(120〜150℃
)環境下で連続使用に耐えつるポリマーとしては、アク
リロニトリル−ブタジェン共rM合体ゴム(N B R
) 、アクリルゴム(ACM) エチレン−アクリルゴ
ム(AEM)エチレン−アクリル−酢酸ビニル共重合体
ゴム(ER)  クロロスルホン化ポリエチレンゴム(
CSM)  塩素化ポリエチレンゴム(CM)、および
アクリロニトリル−ブタジェン共重合体ゴム(N B 
R)等のアクリロニトリル系共重合ゴムの共役ジエン部
分が水素添加されたゴム等が知られている。
また、ゴム製品の中では、加硫時に硫黄を使用する硫黄
加硫ゴム組成物に比し、有機過酸化物を使用する有機過
酸化物加硫ゴム組成物の方が、耐熱性に優れていること
が知られている。
ところで、ゴム同士またはゴムと他の材質の被着体との
接着には、各々適した接着剤、例えばフェノール樹脂系
、エポキシ樹脂系、シアナート系等の接着剤や接着性組
成物が用いられており、有機過酸化物加硫ゴム組成物の
接着には、フェノール樹脂系接着剤が適用されている。
しかし、フェノール樹脂系接着剤を用いて有機過酸化物
加硫ゴム組成物を接着すると、被着体と接着剤との間に
化学結合が十分形成されないために、初期接着力、熱時
接着力、接着層の耐熱耐久性等が不十分であり、所望の
接着性能が得られない。 また、フェノール樹脂系接着
剤の他に、有機過酸化物加硫ゴム組成物に対して有効な
接着剤は知られていない。
従って、エチレン系エラストマーの有機過酸化物加硫ゴ
ム組成物を被着体とする接着方法や、内管と補強層と外
管を有し、該内管および該外管がエチレン系エラストマ
ーの有機過酸化物加硫ゴム組成物よりなり、内管と外管
の間に接着性ゴム組成物層を有する成形ホースおよびそ
の製造方法も知られていない。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上記の事実に鑑みてなされたものであり、エ
チレン系エラストマーの有機過酸化物加硫ゴム組成物同
士の接着に適する耐油性、耐熱性を有する接着剤の提供
を目的とするものである。
また、本発明は、エチレン系エラストマーの有機過酸化
物加硫ゴム組成物同士を接着する接着方法の提供を目的
とするものである。
さらに、本発明は、内管と粗に編組された補強層と外管
を有し、該内管および該外管がエチレン系エラストマー
の有機過酸化物加硫ゴム組成物よりなり、内管と外管の
間に接着性ゴム組成物層を有する耐油性、耐熱性のある
成形ホースとその製造方法の提供を目的とするものであ
る。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、エチレン系エラストマーの有機過酸化物加硫
ゴム組成物を被着体とし、該被着体間に介在させ、つい
で加硫一体化させることにより該被着体を接着するのに
用いる接着剤であって、重合体鎖中に不飽和ニトリルか
らの単位部分を10〜45重量%と共役ジエンからの単
位部分を0〜20重量%と不飽和ニトリル以外のエチレ
ン性不飽和単量体からの単位部分および/または共役ジ
エンからの単位部分に水素添加した単位部分90〜35
重量%とを有する共重合ゴムioo重量部に対し、有機
含硫黄化合物0.1〜15重量部と、有機過酸化物加硫
剤(正味の有機過酸化物量として)1〜15重量部とを
配合してなるゴム組成物を溶媒に溶解してなることを特
徴とする接着剤を提供するものである。
また、本発明は、エチレン系エラストマーの有機過酸化
物加硫ゴム組成物を被着体とし、該被着体間に接着剤を
介在させ、ついで加硫一体化させることにより該被着体
を接着させる接着方法において、重合体鎖中に不飽和ニ
トリルからの単位部分を10〜45重量%と共役ジエン
からの単位部分を0〜20重量%と不飽和ニトリル以外
のエチレン性不飽和単量体からの単位部分および/また
は共役ジエンからの単位部分に水素添加した単位部分9
0〜35重量%とを有する共重合ゴム100重量部に対
し、有機含硫黄化合物061〜15重量部と、有機過酸
化物加硫剤(正味の有機過酸化物量として)1〜15重
量部とを配合してなるゴム組成物または該ゴム組成物を
溶媒に溶解してなる接着剤を用いることを特徴とする接
着方法を提供するものである。
さらに、本発明は、内管と粗に編組された補強層と外管
を有し、該内管および該外管がエチレン系エラストマー
の有機過酸化物加硫ゴム組成物よりなる成形ホースであ
って、内管と外管の間に下記のゴム組成物からなる層を
有することを特徴とする成形ホースを提供するものであ
る。
(ゴム組成物) 重合体鎖中に不飽和ニトリルからの単位部分を10〜4
5重量%と共役ジエンからの単位部分を0〜20重量%
と不飽和ニトリル以外のエチレン性不飽和単量体からの
単位部分および/または共役ジエンからの単位部分に水
素添加した単位部分90〜35重量%とを有する共重合
ゴム           ・・・too重量部有機含
硫黄化合物・・・0.1〜15重量部有機過酸化物加硫
剤(正味の有機過酸化物量として)        ・
・・1〜15重量部加えて、本発明は、内管と粗に編組
された補強層と外管を有し、該内管および該外管がエチ
レン系エラストマーの有機過酸化物加硫ゴム組成物より
なる成形ホースを製造するに際し、内管の上に粗に編組
した補強層の上および/または下に、下記のゴム組成物
からなる層を設け、または該ゴム組成物を溶媒に溶解し
てなる接着剤を塗布し、さらにその上に外管を設け、そ
の後に一定形状のマンドレル芯体を該内管に挿入し、つ
いで加硫一体化させる成形ホースの製造方法を提供する
ものである。
(ゴム組成物) 重合体鎖中に不飽和ニトリルからの単位部分を10〜4
5重量%と共役ジエンがらの単位部分を0〜20重量%
と不飽和ニトリル以外のエチレン性不飽和単量体からの
単位部分および/または共役ジエンからの単位部分に水
素添加した単位部分90〜35重量%とを有する共重合
ゴム           ・・・100重量部有機含
硫黄化合物・・・0.1〜15重量部有機過酸化物加硫
剤(正味の有機過酸化物量として)・・・      
 1〜15重量部上記の各発明において、有機含硫黄化
合物は、一般式; %式% (ただし、Rはメルカプト基、アルコキシ基、モノある
いはジ−アルキルアミン基、モノあるいはジ−シクロア
ルキルアミノ基、モノあるいはジ−アリールアミノ基、
N−アルキル−N′−アリールアミノ基から成る群より
選ばれる基である。) で示される化合物であることが好ましい。
以下に、本発明を詳述する。
本発明の第1の態様は、エチレン系エラストマーの有機
過酸化物加硫ゴム組成物を被着体とし、該被着体間に介
在させ、ついで加硫−株化させることにより該被着体を
接着するのに用いる接着剤を提供することである。
本発明の接着剤が対象とする被着体は、エチレン系エラ
ストマーの有機過酸化物加硫ゴム組成物であるが、該エ
チレン系エラストマーとしては、塩素化ポリエチレン、
水添NBR等の水添アクリロニトリル系共重合ゴム等が
例示できる。 また、該ゴム組成物に含有させる加硫剤
どしては、ジクミルパーオキサイド、1.3−ビス(t
−プチルバーオ番ジイソプロピル)ベンゼン、4.4−
ジ−t−ブチルパーオキシ吉草酸n−ブチル等の有機過
酸化物加硫剤が例示できる。 尚、該ゴム組成物に、加
硫促進剤、充填剤、可塑剤、老化防止剤等の通常使用さ
れている配合剤が含有されていることは差し支えない。
本発明の接着剤は、共重合ゴムとして、水添NBR等の
下記の水素添加されたアクリロニトリル系共重合ゴムを
含有する。
即ち、重合体鎖中に不飽和ニトリルからの単位部分を1
0〜45重量%、共役ジエンからの単位部分を0〜20
重量%、並びに不飽和ニトリル以外のエチレン性不飽和
単量体からの単位部分および/または共役ジエンからの
単位部分に水素添加した単位部分を90〜35重量%有
する共重合ゴムであり、飽和メチレン鎗部分(−C−C
−) 、ニトリル基部分(ACN)、炭素−炭素二重結
合部分(−C=C−)から構成される共重合体ゴムであ
る。
ここで、ニトリル基部分(ACN)は、位部分であり、
10〜45重量%である。
10重量%未満であると、耐油性が劣り、45重量%を
超えると耐寒性が悪くなる。
炭素−炭素二重結合部分(−C=C−)は、例えば−(
−(:L−CH−CH−C1h+で表される共役ジエン
かうの単位部分であり、0〜20重量%である。 この
範囲外であると、劣化油に対する抵抗性に劣る。
飽和メチレン娘部分(−C−C−)  は、÷co、−
cH,→で表される不飽和ニトリル以外のエチレン性不
飽和単量体からの単位部分および/または共役ジエンか
らの単位部分を水素添加した単位部分であり、90〜3
5重量%である。 尚、劣化油に対する高い抵抗性を求
める場合は、水素添加率は95%以上であることが好ま
しい。
飽和メチレン1ff(−C−C−)が90重量%超であ
ると、不飽和ニトリルからの単位部分(ACN)が相対
的に減少し、耐油性が劣り、使用に耐えない。 また、
飽和メチレン鎖(−C−C−)が35重量%未満で、不
飽和ニトリルからの単位部分(ACN)が多い場合は、
耐寒性が劣り、飽和メチレン鎖(−C=C−)が35重
量%未満で、不飽和ニトリルからの単位部分(ACN)
が少なく、炭素−炭素二重結合部分(−C=C−)が多
くなれば、耐劣化油性が悪くなる。
このような共重合ゴムの具体例としては、アクリロニト
リル−ブタジェン共重合ゴム、アクリロニトリル−イソ
プレン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジェン−イ
ソプレン共重合ゴム等に水素添加したもの;アクリロニ
トリル−ブタジェン−メチルアクリレート共重合ゴム、
アクリロニトリル−ブタジェン−アクリレート共重合ゴ
ム等およびこれらに水素添加したもの;アクリロニトリ
ル−エチレン−ブタジェン共重合ゴム、アクリロニトリ
ル−ブチルアクリレート−エトキシエチルアクリレート
−ビニルクロロアセテート共重合ゴム、アクリロニトリ
ル−ブチルアクリレート−エトキシエチルアクリレート
−ビニルノルボルネン共重合ゴム等およびこれらに水素
添加したもの等が挙げられる。
これらの共重合ゴムは、単独で、あるいは2種以上混合
して、場合によっては本発明の趣旨が損われない範囲で
他のゴムと併用して使用される。
また、本発明の接着剤は、有機含硫黄化合物を含有する
。 該有機含硫黄化合物は、6−R−2,4−ジメルカ
プト−1,3,5−1−リアジンであることが好ましい
ここで、8−R−2,4−ジメルカプト−1,3,5−
トリアジンとは、一般式(1)で表わされる化合物群で
ある。
H 上式中、Rはメルカプト基、アルコキシ基、モノあるい
はジ−アルキルアミノ基、モノあるいはジ−シクロアル
キルアミノ基、モノあるいはジ−アリールアミノ基、N
−アルキル−N′−アリールアミノ基から成る群より選
ばれる基である。
6−R,−2,4−ジメルカプト−1,3,5−トリア
ジンの中では、特に、2,4.6−ドリメルカブトー1
.3.5−トリアジンが好ましい。
有機含硫黄化合物としては、上記以外に、般に使用され
る硫黄供与体を用いることができる。
硫黄供与体とは、硫黄を含む化合物のうち、加硫反応中
に硫黄を活性硫黄として離別放出し、加硫剤として働く
物質であり、具体的には、 式(R2N−C5)t S2  [式中、Rはアルキル
基(ただし、2個のRがつながって環を形成していても
よい)または水素原子を示し、1種でも2種以上でもよ
い。]で表わされるテトラメチルチウラムジスルフィド
、テトラエチルチウラムジスルフィド、ジペンタメチレ
ンチウラムジスルフィド等のチウラムジスルフィド、式
(R,□N−C3)t Sd  U式中、Rはアルキル
基(ただし、2個のRがつながって環を形成していても
よい)または水素原子を示し、1種でも2 ff1以上
でもよい、]で表わされるジペンタメチレンチウラムテ
トラスルフィド等のチウラムテトラスルフィド、 4.4′−ジチオモルフォリン、ジモルフォリンジスル
フィド、2−(4−モルフォリノジチオ)ベンゾチアゾ
ール等のモルフォリン誘導体等が挙げられる。
有機含硫黄化合物は、前記共重合ゴムio。
重王部に対し0.1〜15重量部、好ましくは0.5〜
10重量部配合する。 0.1重量部未満であると、接
着強度が極めて低く、15重量部超加えても、もはや接
着強度の向上効果が見込めないためである。
さらに、本発明の接着剤は、有機過酸化物加硫剤を含有
する。 加硫剤としての有機過酸化物は、加硫時の温度
で架橋反応が極度に進行しない有機過酸化物ならいずれ
でもよいが、好ましくは、半減期が10時間で分解温度
が80℃以上であるジアルキルパーオキサイドがよく、
具体的には、ジクミルパーオキサイド、1,3−ビス(
t−ブチルパーオキシイソプロビル)ベンゼン、4,4
−ジ−t−ブチルパーオキシ吉草酸n−ブチル等が挙げ
られる。
有機過酸化物加硫剤は、前記共重合ゴム100重量部に
対し、正味の有機過酸化物量として1〜15重量部配合
する。  1重量部未満であると、物性が発現しにくく
、15重量部超であると、有機過酸化物残渣が熱老化に
影響を及ぼし好ましくない。
本発明の接着剤は、前記の共重合ゴム、有機含硫黄化合
物、有機過酸化物加硫剤等からなるゴム組成物を溶媒に
溶解させたものであるが、前記三成分の他、必要に応じ
、通常使用されている充填剤、補強剤、可塑剤、老化防
止剤等の配合剤を配合混練してゴム組成物としてもよい
本発明の接着剤に用いる溶媒は、水添NBR等の水添ア
クリロニトリル系共重合ゴムと相溶し、かつ常温で適度
に揮発するものがよく、具体的には、メチルエチルケト
ン等がよい。
また、接着剤中のゴム組成物の割合は、5〜50 w 
/ v%がよい。  5 w / v%未満では、接着
性ゴム組成物層が薄くなりすぎ十分な接着効果が得られ
ず、50 w / v%超では、溶液粘度が高くなり、
塗布作業性が悪くなる。
本発明の第2の態様は、エチレン系エラスト・マーの有
機過酸化物加硫ゴム組成物を被着体とし、該被着体間に
接着剤を介在させ、ついで加硫一体化させることにより
該被着体を接着させる接着方法を提供することである。
末法において使用する接着剤は、本発明の第1の態様で
述べた接着剤、または、該接着剤中の接着性成分である
ゴム組成物である。
末法では、エチレン系エラストマーの有機過酸化物加硫
ゴム組成物を被着体とし、該被着体間に接着剤を塗布、
積層等の方法で介在させ、ついで、通常の条件、例えば
温度130〜200℃で、通常の方法、例えばプレス加
硫、蒸気加硫、温水加硫等の方法で加硫一体化させるこ
とにより該被着体を接着させるが、この際、接着剤中の
6−R−2,4−ジメルカプト−1,,3,5−トリア
ジン等の有機含硫黄化合物が、エチレン系エラストマー
の有機過酸化物加硫ゴム組成物と架橋反応を行い、従来
困難でアラたエチレン系エラストマーの有機過酸化物加
硫ゴム組成物同士の接着を可能としたものと思われる。
本発明の第3の態様は、内管と粗に編組された補強層と
外管を有し、該内管および該外管がエチレン系エラスト
マーの有機過酸化物加硫ゴム組成物よりなり、内管と外
管の間に接着性ゴム組成物からなる層を有する成形ホー
スを提供することである。
該成形ホースの内管および外管を形成するエチレン系エ
ラストマーの有機過酸化物加硫ゴム組成物は、本発明の
第1の態様で述べた通りである。
また、該成形ホースには、内管と外管の間の粗に縁組さ
れた補強層部分に、本発明の第1の態様で述べた接着剤
中の接着性成分であるゴム組成物の層が設けられている
。 尚、補強層の繊維材は、ポリエステル繊維、ポリア
ミドm維等の通常使用されているものである。
また、該成形ホースは、その製造工程中で加硫されるが
、加硫により、被着体である内管、外管を形成するゴム
組成物と、接着性ゴム組成物中の6−R−2,4−ジメ
ルカプト−1゜3.5−トリアジン等の有機含硫黄化合
物とが架橋反応を行い、内管と外管が十分に接着される
。 そして、耐油性、耐熱性に優れた成形ホースが得ら
れる。
本発明の第4の態様は、内管と粗に編組された補強層と
外管を有し、該内管および該外管がエチレン系エラスト
マーの有機過酸化物加硫ゴム組成物よりなり、内管と外
管の間は、接着剤または接着性ゴム組成物で接着される
成形ホースの製造方法を提供することである。
該製造方法は、内管押出工程、編組工程、接着剤塗布ま
たは接着性ゴム組成物の°積層工程、外管押出工程、マ
ンドレル挿入工程、加硫工程、マンドレル挿入工程およ
び仕上工程からなり、具体的には以下の通りである。
即ち、内管ゴム組成物を押出機で押出し、その上に、補
強層を編組機で粗に編組する。 ついで、補強層の上に
、本発明の第1の態様で述べた接着剤を塗布し、または
、該接着剤中の接着性成分であるゴム組成物を積層させ
、さらにその上に外管ゴム組成物を押出機で押出す。
ここで、接着剤の塗布は、編組の前であってもよく、ま
た、縁組の前後共に行ってもよい。
ただし、接着剤を補強層へ浸透させ、内管と外管の接着
をより強固にするには、JJa組の後に行った方がよく
、また、編組の後のみ行えば十分である。
また、接着性ゴム組成物は、補強層の下の内管外層に積
層させてもよく、補強層の上下共に積層させてもよい。
尚、接着性ゴム組成物ではなく接着剤を用いた場合も、
後の加硫工程で溶剤が揮散するので、成形モホースの補
強層部分に残存するのは、接着性ゴム組成物の層である
この未加硫ホースの内管に、所定の形状に賦形したマン
ドレル芯体を挿入し、ついで、このマンドレル入り未加
硫ホースを本発明の第2の態様で述べたように加硫し、
一体化させる。
加硫を行った後、マンドレルを抜取り、仕上げを行うと
、本発明の成形ホースが得られる。
〈実施例〉 以下に、実施例に基づき本発明を具体的に説明する。
第1表に組成を示すゴム組成物(被着体ンと、第2表に
組成を示す接着性ゴム組成物を用意し、各々ミキシング
ロールにて、60℃で15分間混合し、次いで、ラボ用
小型ロールにて、2.5mm厚にシート出しを行い、以
下に示す各試験の試料とした。
(実施例1) 第3表に示すように被着体と接着性ゴム組成物とを組み
合わせ、ラボ用プレス成型機にて、153℃で90分間
、面圧30 kgf/cm”で加圧加硫し、成型一体化
した。
室温に24時間放置後、試料を2.54cm幅に切り取
り、剥離試験に供した。
初期接着力は、JIS K6301に規定される引張試
験機を用い、引張速さ50mm/minで測定した。 
剥離力の計算は、JISに63017.4.3に記載の
方法に準拠して行い、初期接着力データとした。
熱時接着力は、恒温槽を有する上記と同様のJISに6
301に規定された引張試験機を用い、120℃の条件
下、引張速さ50mm/minで測定し、上記と同様に
剥離力を計算し、熱時接着力データとした。
また、剥離状態を観察し、剥離力と総合して、評価を行
った。
評価の基準は、以下の通りである。
(熱時接着状態の評価基準) ◎:被着体ゴム材料破壊; 剥離力3 kgf/2 、 54 cm以上O:被着体
ゴム材料破壊: 剥離力2〜3kgf/2. 54cm △:被着体ゴム材料破壊; 剥離力1〜2kgf72. 54cm X:被着体/接着性ゴム組成物界面剥離結果を第3表に
示した。
(実施例2) 第4表に示すように被着体と被着体とを組み合わせ、第
2表、処方B−6に示した接着性ゴム組成物をメチルエ
チルケトンに20 w / v%溶解させた接着剤(本
発明例)、またはフェノール樹脂系接着剤であるケムロ
ツク246(ロート・ファーイースト・インコーホレー
テッド社製;メチルエチルケトン/トルエン混合溶媒に
20 w / v%で溶解させである)(比較例)を被
着体間に塗布し、ラボ用プレス成型機にて、153℃で
90分間、面圧3゜kgf/cm’で加圧加硫し、成型
一体化した。
実施例1と同様の方法で初期接着力と熱時接着力を測定
し、評価し、結果を第4表に示した。
(実施例3) 第5表に示す仕様で、下記の方法により成形ホースを作
製し、以下の試験を行った。
く成形ホースの製造方法〉 (1)内管押出工程 押出1により、内径12.7mm、肉厚1.8mmの寸
法で内管を押出した。
(2)補強層編組工程 編組機により、ポリエステル繊維強化材を粗に編組した
(3)接着剤塗布工程 補強層編組後の内管に、実施例2と同様の接着剤を塗布
した。
(4)外管押出工程 さらにその上に、押出機により外径19,8mmの寸法
で外管を押出した。
(5)マンドレル挿入工程 この未加硫ホースの内管に、所定形状の鉄製マンドレル
を挿入した。
(δ)加硫工程 該マンドレル挿入未加硫ホースを、加硫缶により、16
0℃で90分間加硫を行った。
(7)マンドレル抜取工程 加硫後のホースから鉄製マンドレルを抜取フだ。
くホース性能試験〉 (1)接着試験 内管/補強層間の接着力と、外管/補強層間の接着力を
、JISに63017.  剥離試験(リング状試験片
)に準拠して測定した。
(2)破壊圧力(耐圧試験) JIS K63497.3(3)破裂試験に準拠して測
定した。
(3)(高温)衝撃圧力試験 SAE JIS9に準拠し、n=3で100万回まで行
った。
温度;油温、外温とも同一温度(150℃)で実施 圧カニ 15kgf/cm2(Ty p e I相当)
使用油:5AE10W相当油 第 表 被 着 体 41位: 重量部) (単位: 重量部) 力 表 接着性ゴム組成物 (第2表の1 CM系ゴム組成物 (単位二重量部) (第2表の2) H5N系ゴム組成物 (4t’−位 重量部) (使用原料の説明) (製品名) エラスレン301A 旭#50 OP AIC AP (ダイソーダツブモノマー) (メーカー) 昭和電工 旭カーボン チッソ石油化学 日本化成 大阪曹達 (化学組成) 塩素化ポリエチレン SRF級カーボンブラック 2−エチルへキシルフタレート トリアリルイソシアヌレート ジアリルフタレート Vulkanox  DDA バイエル ジフェニルアミン誘導体 PE   520 Witamol  218 Hoechst AG    ワックスダイナマ什・ノ
ーベル   トリメリット・酸エステルエラスレン 3
03  昭和電工 エビコート 828  シェル化学 塩素化ポリエチレン エポキシ樹脂 アサヒサーマル 旭カーボン FTF級カーボンブラック 第3表から明らかなように、エチレン系エラストマーの
有機過酸化物加硫ゴム組成物(被着体)と、本発明の接
着剤の接着性成分である水添NBR2有機含硫黄化合物
および有機過酸化物加硫剤が配合されたゴム組成物との
接着性(初期接着力、熱時接着力)は、非常に優れてい
る。
一方、該被着体と、有機含硫黄化合物が配合されていな
いゴム組成物との接着性(比較例1.3)、および、水
添NBR以外のポリマーを含有するゴム組成物との接着
性(比較例1.2)は、上記の本発明例と比して劣って
いる。
また、第4表から明らかなように、エチレン系エラスト
マーの有機過酸化物加硫ゴム組成物同士の接着において
、本発明の接着剤を用いると、これまでエチレン系エラ
ストマーの有機過酸化物加硫ゴム組成物同士の接着に用
いられていたフェノール樹脂系接着剤を用いた場合と比
し、接着性(初期接着力、熱時接着力)が非常に優れて
いる。
さらに、第5表から明らかなように、エチレン系ニラス
トマーの有機過酸化物加硫ゴム組成物を内管および外管
とし、ポリエステル繊維の補強層を有する成形ホースの
製造において、本発明の接着剤を用いると、これまでエ
チレン系エラストマーの有機過酸化物加硫ゴム同士の接
着に用いられていたフェノール樹脂系接着剤を用いた場
合に比し、接着剤の接着性(初期接着力、熱時接着力)
および接着性ゴム組成物層の耐熱耐久性が非常に優れて
いるため、エチレン系エラストマーの有機過酸化物加硫
ゴム組成物の特性である耐熱性および耐油性が十分に生
かされ、ホースの耐久寿命を示す高温衝撃圧力試験の耐
久回数が顕著に向上している。
〈発明の効果〉 本発明の接着剤は、その接着性成分が、有機過酸化物加
硫水添NBRに6−R−2,4−ジメルカプト−1,3
,5−トリアジン等の有機含硫黄化合物等を所定量配合
した接着性ゴム組成物であり、耐熱性、耐油性が極めて
優れている。
また、本発明では、上記の接着剤またはこの接着剤の接
着性成分である上記の接着性ゴム組成物を用いたエチレ
ン系エラストマーの有機過酸化物加硫ゴム組成物の接着
方法が提案されたので、従来困難であったエチレン系エ
ラストマーの有機過酸化物加硫ゴム組成物同士の接着が
可能となり、耐熱性、耐油性に優れるベルト、ロール等
が提供される。
さらに、本発明では、内管と粗に編組された補強層と外
管を有し、内管および外管がエチレン系エラストマーの
有機過酸化物加硫ゴム組成物よりなる成形ホースであっ
て、内管と外管の間に上記の接着性ゴム組成物よりなる
接S層を有する成形ホースとその製造方法が提案された
ので、耐熱性、耐油性に優れる成形ホースか提供される

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン系エラストマーの有機過酸化物加硫ゴム
    組成物を被着体とし、該被着体間に介在させ、ついで加
    硫一体化させることにより該被着体を接着するのに用い
    る接着剤であっ て、 重合体鎖中に不飽和ニトリルからの単位部分を10〜4
    5重量%と共役ジエンからの単位部分を0〜20重量%
    と不飽和ニトリル以外のエチレン性不飽和単量体からの
    単位部分および/または共役ジエンからの単位部分に水
    素添加した単位部分90〜35重量%とを有する共重合
    ゴム100重量部に対し、有機含硫黄化合物0.1〜1
    5重量部と、有機過酸化物加硫剤(正味の有機過酸化物
    量として)1〜15重量部とを配合してなるゴム組成物
    を溶媒に溶解してなることを特徴とする接着剤。
  2. (2)前記有機含硫黄化合物が、一般式; 6−R−2,4−ジメルカプト−1,3,5−トリアジ
    ン (ただし、Rはメルカプト基、アルコキシ基、モノある
    いはジ−アルキルアミノ基、モノあるいはジ−シクロア
    ルキルアミノ基、モノあるいはジ−アリールアミノ基、
    N−アルキル−N′−アリールアミノ基から成る群より
    選ばれる基である。) で示される化合物である請求項1に記載の接着剤。
  3. (3)エチレン系エラストマーの有機過酸化物加硫ゴム
    組成物を被着体とし、該被着体間に接着剤を介在させ、
    ついで加硫一体化させることにより該被着体を接着させ
    る接着方法において、 重合体鎖中に不飽和ニトリルからの単位部分を10〜4
    5重量%と共役ジエンからの単位部分を0〜20重量%
    と不飽和ニトリル以外のエチレン性不飽和単量体からの
    単位部分および/または共役ジエンからの単位部分に水
    素添加した単位部分90〜35重量%とを有する共重合
    ゴム100重量部に対し、有機含硫黄化合物0.1〜1
    5重量部と、有機過酸化物加硫剤(正味の有機過酸化物
    量として)1〜15重量部とを配合してなるゴム組成物
    または該ゴム組成物を溶媒に溶解してなる接着剤を用い
    ることを特徴とする接着方法。
  4. (4)前記有機含硫黄化合物が、一般式; 6−R−2,4−ジメルカプト−1,3,5−トリアジ
    ン (ただし、Rはメルカプト基、アルコキシ基、モノある
    いはジ−アルキルアミノ基、モノあるいはジ−シクロア
    ルキルアミノ基、モノあるいはジ−アリールアミノ基、
    N−アルキル−N′−アリールアミノ基から成る群より
    選ばれる基である。) で示される化合物である請求項3に記載の接着方法。
  5. (5)内管と粗に編組された補強層と外管を有し、該内
    管および該外管がエチレン系エラストマーの有機過酸化
    物加硫ゴム組成物よりなる成形ホースであって、内管と
    外管の間に下記のゴム組成物からなる層を有することを
    特徴とする成形ホース。 (ゴム組成物) 重合体鎖中に不飽和ニトリルからの単位部分を10〜4
    5重量%と共役ジエンからの単位部分を0〜20重量%
    と不飽和ニトリル以外のエチレン性不飽和単量体からの
    単位部分および/または共役ジエンからの単位部分に水
    素添加した単位部分90〜35重量%とを有する共重合
    ゴム・・・100重量部 有機含硫黄化合物・・・0.1〜15重量部有機過酸化
    物加硫剤(正味の有機過酸化物量として)・・・1〜1
    5重量部
  6. (6)前記有機含硫黄化合物が、一般式; 6−R−2,4−ジメルカプト−1,3,5−トリアジ
    ン (ただし、Rはメルカプト基、アルコキシ基、モノある
    いはジ−アルキルアミノ基、モノあるいはジ−シクロア
    ルキルアミノ基、モノあるいはジ−アリールアミノ基、
    N−アルキル−N′−アリールアミノ基から成る群より
    選ばれる基である。) で示される化合物である請求項5に記載の成形ホース。
  7. (7)内管と粗に編組された補強層と外管を有し、該内
    管および該外管がエチレン系エラストマーの有機過酸化
    物加硫ゴム組成物よりなる成形ホースを製造するに際し
    、 内管の上に粗に編組した補強層の上および/または下に
    、下記のゴム組成物からなる層を設け、または該ゴム組
    成物を溶媒に溶解してなる接着剤を塗布し、さらにその
    上に外管を設け、その後に一定形状のマンドレル芯体を
    該内管に挿入し、ついで加硫一体化させる成形ホースの
    製造方法。 (ゴム組成物) 重合体鎖中に不飽和ニトリルからの単位部分を10〜4
    5重量%と共役ジエンからの単位部分を0〜20重量%
    と不飽和ニトリル以外のエチレン性不飽和単量体からの
    単位部分および/または共役ジエンからの単位部分に水
    素添加した単位部分90〜35重量%とを有する共重合
    ゴム・・・100重量部 有機含硫黄化合物・・・0.1〜15重量部有機過酸化
    物加硫剤(正味の有機過酸化物量として)・・・1〜1
    5重量部
  8. (8)前記有機含硫黄化合物が、一般式; 6−R−2,4−ジメルカプト−1,3,5−トリアジ
    ン (ただし、Rはメルカプト基、アルコキシ基、モノある
    いはジ−アルキルアミノ基、モノあるいはジ−シクロア
    ルキルアミノ基、モノあるいはジ−アリールアミノ基、
    N−アルキル−N′−アリールアミノ基から成る群より
    選ばれる基である。) で示される化合物である請求項7に記載の成形ホースの
    製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272784A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Toyoda Gosei Co Ltd 繊維補強層付ゴム製品及びその製造方法
JP2010269485A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Yokohama Rubber Co Ltd:The 熱可塑性樹脂組成物とゴム組成物の積層ホース
WO2016002534A1 (ja) * 2014-07-01 2016-01-07 株式会社ブリヂストン 重ね合わせ体、積層体の製造方法、積層体、及び接着組成物膜

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JPWO2016002534A1 (ja) * 2014-07-01 2017-04-27 株式会社ブリヂストン 重ね合わせ体、積層体の製造方法、積層体、及び接着組成物膜

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