JPH02124902A - 血液凝固抑制剤 - Google Patents
血液凝固抑制剤Info
- Publication number
- JPH02124902A JPH02124902A JP17253989A JP17253989A JPH02124902A JP H02124902 A JPH02124902 A JP H02124902A JP 17253989 A JP17253989 A JP 17253989A JP 17253989 A JP17253989 A JP 17253989A JP H02124902 A JPH02124902 A JP H02124902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glucan
- blood coagulation
- sulfate
- linear
- average degree
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000023555 blood coagulation Effects 0.000 title claims abstract 5
- 239000003130 blood coagulation factor inhibitor Substances 0.000 title claims abstract 4
- 229920002498 Beta-glucan Polymers 0.000 claims abstract 7
- 229920002558 Curdlan Polymers 0.000 claims abstract 2
- 239000001879 Curdlan Substances 0.000 claims abstract 2
- WQZGKKKJIJFFOK-VFUOTHLCSA-N beta-D-glucose Chemical compound OC[C@H]1O[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H](O)[C@@H]1O WQZGKKKJIJFFOK-VFUOTHLCSA-N 0.000 claims abstract 2
- 229940078035 curdlan Drugs 0.000 claims abstract 2
- 235000019316 curdlan Nutrition 0.000 claims abstract 2
- -1 sulfate ester Chemical class 0.000 claims 2
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-L Sulfate Chemical compound [O-]S([O-])(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract 4
- 150000002772 monosaccharides Chemical class 0.000 abstract 3
- 125000002887 hydroxy group Chemical group [H]O* 0.000 abstract 2
- 241000589158 Agrobacterium Species 0.000 abstract 1
- 241000588986 Alcaligenes Species 0.000 abstract 1
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 abstract 1
- 208000007536 Thrombosis Diseases 0.000 abstract 1
- 238000012258 culturing Methods 0.000 abstract 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 abstract 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 abstract 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/70—Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
- A61K31/715—Polysaccharides, i.e. having more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages; Derivatives thereof, e.g. ethers, esters
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B37/00—Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
- C08B37/0006—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid
- C08B37/0024—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid beta-D-Glucans; (beta-1,3)-D-Glucans, e.g. paramylon, coriolan, sclerotan, pachyman, callose, scleroglucan, schizophyllan, laminaran, lentinan or curdlan; (beta-1,6)-D-Glucans, e.g. pustulan; (beta-1,4)-D-Glucans; (beta-1,3)(beta-1,4)-D-Glucans, e.g. lichenan; Derivatives thereof
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、直鎖β−1,3−グルカン誘導体の硫酸エス
テルおよびその用途に関する。
テルおよびその用途に関する。
従来の技術
血栓症は悪性腫瘍、動脈硬化症、糖尿病等の疾患に伴っ
て起る場合が多い。近年、これらの疾患の増加に伴って
血栓症は増加傾向にある。
て起る場合が多い。近年、これらの疾患の増加に伴って
血栓症は増加傾向にある。
現在血栓症の治療に有効な薬剤としては、デキストラン
硫酸あるいはヘパリン等が知られている。
硫酸あるいはヘパリン等が知られている。
動物組織中に存在するムコ多糖類の1種であるヘパ1フ
ンは強い抗血液凝固作用を有しているが、製品の品質が
一定でなく、また構造が複雑で単離力法も煩雑である。
ンは強い抗血液凝固作用を有しているが、製品の品質が
一定でなく、また構造が複雑で単離力法も煩雑である。
また、最近になり、通常のヘパリンよりも出血性および
血小板減少の危険性が少ないとされている低分子量のへ
バリンを得るために、ヘパリンの分画およびそれらの断
片化物を取得する試みがなされているが、さらに精製が
類9fffl化している。
血小板減少の危険性が少ないとされている低分子量のへ
バリンを得るために、ヘパリンの分画およびそれらの断
片化物を取得する試みがなされているが、さらに精製が
類9fffl化している。
カードラン(「加熱凝固性多糖類PSJとしても知られ
ている)は、アルカリ土類金属もしくはアグロバクテリ
ウム属に属する微生物菌株が生産する直鎖β−1,3−
結合のみを有する水不溶性、加熱凝固性のグルカンとし
て知られている[特公昭43−7,000号、特公昭4
8−32.673号、特公昭48−32,674号各公
報]。
ている)は、アルカリ土類金属もしくはアグロバクテリ
ウム属に属する微生物菌株が生産する直鎖β−1,3−
結合のみを有する水不溶性、加熱凝固性のグルカンとし
て知られている[特公昭43−7,000号、特公昭4
8−32.673号、特公昭48−32,674号各公
報]。
カードランの生産菌であるアルカリゲネス・フェカリス
・バラエティ・ミクソゲネス (Alcaligenes faecalis v
ar、 myxogenes )NTK−u株、アグロ
バクテリウム・ラジオバクタ(Agrobacteri
um radiobacter)株およびアグロバク
テリウム・ラジオバクター(Agrobacteriu
+nradiobacter)U l 9株はそれぞ
れATCC−21680、−6466および−2167
9としてアメリカン・タイプ・カルチュア・コレクショ
ン・カタログ・オブ・ストレインズ(ATCC・Cat
alogue of 5trains) t +第1
5版、1982に記載されているリスト収載株である。
・バラエティ・ミクソゲネス (Alcaligenes faecalis v
ar、 myxogenes )NTK−u株、アグロ
バクテリウム・ラジオバクタ(Agrobacteri
um radiobacter)株およびアグロバク
テリウム・ラジオバクター(Agrobacteriu
+nradiobacter)U l 9株はそれぞ
れATCC−21680、−6466および−2167
9としてアメリカン・タイプ・カルチュア・コレクショ
ン・カタログ・オブ・ストレインズ(ATCC・Cat
alogue of 5trains) t +第1
5版、1982に記載されているリスト収載株である。
カードランの部分加水分解物の性状およびその製造法は
、既に特開昭55−83798号公報に詳細に記載され
ている。
、既に特開昭55−83798号公報に詳細に記載され
ている。
発明が解決しようとする課題
本発明者らは、カードランの各種誘導体の生理学的性質
について検討する過程において、これらのスルホン化物
(硫酸エステル)が強力な血液凝固抑制作用を有するこ
とを見い出し、さらに鋭意研究を重ね本発明を完成する
に至った。
について検討する過程において、これらのスルホン化物
(硫酸エステル)が強力な血液凝固抑制作用を有するこ
とを見い出し、さらに鋭意研究を重ね本発明を完成する
に至った。
課題を解決するための手段
本発明は、直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エステルを
含有してなる血液凝固抑制剤、およびカードランの部分
加水分解物の硫酸エステルを提供するものである。
含有してなる血液凝固抑制剤、およびカードランの部分
加水分解物の硫酸エステルを提供するものである。
本発明に用いられる水不溶性、加熱凝固性の直鎖β−1
,3−グルカン(天然型)は上記文献に詳述されている
通り、アルカリ土類金属もしくはアグロバクテリウム属
に属する菌の培養によって生産され、カードランとして
知られているものである。また、直鎖β−1,3−グル
カンの低重合体は培養によって得られたβ−1,3−グ
ルカンの加水分解によって製造されるもので同じく直鎖
β−1,3−グルカン構造を有している。
,3−グルカン(天然型)は上記文献に詳述されている
通り、アルカリ土類金属もしくはアグロバクテリウム属
に属する菌の培養によって生産され、カードランとして
知られているものである。また、直鎖β−1,3−グル
カンの低重合体は培養によって得られたβ−1,3−グ
ルカンの加水分解によって製造されるもので同じく直鎖
β−1,3−グルカン構造を有している。
すなわち、本発明における直鎖β−1,3−グルカンは
式 [式中、nは4〜約1000の整数を示す]で表わされ
る化合物であり、本発明に用いられる直鎖β1.3−グ
ルカンの硫酸エステルは、これらの化合物の中間の単糖
の3つの水酸基および両端の単糖の水酸基がスルホン化
されたものであり、その平均の置換度(DS: Deg
ree orSubstitution)が各単糖当た
り0.5〜3のものが通常用いられ、好ましくはDSが
1〜2のものが有利に用いられる。
式 [式中、nは4〜約1000の整数を示す]で表わされ
る化合物であり、本発明に用いられる直鎖β1.3−グ
ルカンの硫酸エステルは、これらの化合物の中間の単糖
の3つの水酸基および両端の単糖の水酸基がスルホン化
されたものであり、その平均の置換度(DS: Deg
ree orSubstitution)が各単糖当た
り0.5〜3のものが通常用いられ、好ましくはDSが
1〜2のものが有利に用いられる。
また、上記β−1,3−グルカンとしては、平均重合度
(DP: Degree of Polymeri
zation)約1000以下のものであればいずれで
もよいが、とりわけその部分加水分解物であるDPが6
〜約300のもの、とりわけ15〜約200のものが有
利である。
(DP: Degree of Polymeri
zation)約1000以下のものであればいずれで
もよいが、とりわけその部分加水分解物であるDPが6
〜約300のもの、とりわけ15〜約200のものが有
利である。
なお、式(1)におけるnと叶は、DP−2=nの関係
にある。
にある。
本発明における直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エステ
ルは、その塩としても用いることができ、例えばアンモ
ニウム塩、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩
など)などの塩基性無機物との塩が挙げられる。
ルは、その塩としても用いることができ、例えばアンモ
ニウム塩、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩
など)などの塩基性無機物との塩が挙げられる。
化合物(1)の硫酸エステルの製造法について以下に述
べる。
べる。
加水分解手段としては、従来からよ(知られている酸加
水分解法、アルカリ加水分解法もしくはβ−1,3−グ
ルカナーゼによる酵素分解法などが挙げられる。
水分解法、アルカリ加水分解法もしくはβ−1,3−グ
ルカナーゼによる酵素分解法などが挙げられる。
反応混合物からβ−1,3−グルカン低重合体を分離す
るには、多糖類、寡糖類の精製や分画に用いられる種々
の手段、たとえば酸性における沈澱法、エタノール添加
による沈澱法、ゲルろ適法などを用い得る。このような
手段により所望の平均重合度を持つ各種の低重合体を分
離することができる。なお、β−1,3−グルカンおよ
びその低重合体の平均重合度は、マナーズらの方法[カ
ーボハイドレート・リサーチ(Carbohydrat
e Res、)。
るには、多糖類、寡糖類の精製や分画に用いられる種々
の手段、たとえば酸性における沈澱法、エタノール添加
による沈澱法、ゲルろ適法などを用い得る。このような
手段により所望の平均重合度を持つ各種の低重合体を分
離することができる。なお、β−1,3−グルカンおよ
びその低重合体の平均重合度は、マナーズらの方法[カ
ーボハイドレート・リサーチ(Carbohydrat
e Res、)。
土7,109.(1971)]によって求めることがで
きる。
きる。
β−1,3−グルカン(天然型)の平均重合度は300
−800の場合が多く、低重合体の平均重合度はその反
応条件を変えることによって、6〜約300のものを製
造することができる。
−800の場合が多く、低重合体の平均重合度はその反
応条件を変えることによって、6〜約300のものを製
造することができる。
直鎖β−1,3−グルカンおよびその低重合体はピリジ
ンホルムアミドまたはジメチルホルムアミドの存在下に
、硫酸化剤たとえばクロルスルホン酸、無水硫酸などを
作用させるか、無水硫酸と有機塩基たとえばピリジン、
ジメチルホルムアミド トリメチルアミン ジメチルア
ニリン等との複合体を反応させることによって硫酸化す
ることができる。[ジャーナル・オブ・バイオロジカル
ケミストリー(J、 Biol、 Chem、)、
239 、2986(1964年)]。
ンホルムアミドまたはジメチルホルムアミドの存在下に
、硫酸化剤たとえばクロルスルホン酸、無水硫酸などを
作用させるか、無水硫酸と有機塩基たとえばピリジン、
ジメチルホルムアミド トリメチルアミン ジメチルア
ニリン等との複合体を反応させることによって硫酸化す
ることができる。[ジャーナル・オブ・バイオロジカル
ケミストリー(J、 Biol、 Chem、)、
239 、2986(1964年)]。
反応生成物はアルコールまたはアセトンなどの有機溶媒
を反応液に添加して生ずる沈澱を分取するか、セファデ
ックス(Sephadex)G 25などによるゲル
ろ適法または透析法などの方法によって精製、取得する
ことができる。
を反応液に添加して生ずる沈澱を分取するか、セファデ
ックス(Sephadex)G 25などによるゲル
ろ適法または透析法などの方法によって精製、取得する
ことができる。
なお上記した直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エステル
のうち、天然型直鎖β−1,3−グルカン(カードラン
)の部分加水分解物の硫酸エステルは、文献未載の新規
物質である。
のうち、天然型直鎖β−1,3−グルカン(カードラン
)の部分加水分解物の硫酸エステルは、文献未載の新規
物質である。
作用
直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エステルの血液凝固抑
制能をフィブロメーター(アメリカ、BB、L社)を用
いて測定した。
制能をフィブロメーター(アメリカ、BB、L社)を用
いて測定した。
(1)材料
(a)SDう、トの血漿
(b)フィブリノーゲン溶液二65%凝固のウシフィブ
リノーゲン(生化学工業)を05%になるように緩衝液
に溶解して用いた。
リノーゲン(生化学工業)を05%になるように緩衝液
に溶解して用いた。
(c)トロンビンFji(1:ウシトロンビン(100
0U/バイアル、持出製薬)を4u/dになるように生
理食塩水に溶解して用いた。
0U/バイアル、持出製薬)を4u/dになるように生
理食塩水に溶解して用いた。
(d)試料溶液:各直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エ
ステルを緩衝液に種々の濃度となるように溶解して用い
た。
ステルを緩衝液に種々の濃度となるように溶解して用い
た。
(e)緩衝液:0.02Mトリス−塩酸緩衝液(p+−
17,4)−生理食塩水 (2)測定法 あらかじめ37°Cに保温した反応チューブに試料溶液
50μe、う、ト血漿50μQおよびフィブリノーゲン
溶液200μCを添加して37°Cで2分間保温したの
ち、100μQのトロンビン溶液を添加してフィブリン
が析出するまでの時間をフィブリノメーターにより測定
した。試料の血液凝固抑制活性は、試料溶液の代わりに
緩衝液を添加した時の凝固時間を2倍に延長させるに必
要な直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エステルの濃度(
μg/d)で示した。結果を第1表に示す。
17,4)−生理食塩水 (2)測定法 あらかじめ37°Cに保温した反応チューブに試料溶液
50μe、う、ト血漿50μQおよびフィブリノーゲン
溶液200μCを添加して37°Cで2分間保温したの
ち、100μQのトロンビン溶液を添加してフィブリン
が析出するまでの時間をフィブリノメーターにより測定
した。試料の血液凝固抑制活性は、試料溶液の代わりに
緩衝液を添加した時の凝固時間を2倍に延長させるに必
要な直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エステルの濃度(
μg/d)で示した。結果を第1表に示す。
直鎖β−1,3−グルカン 血液凝固抑制活性5
40(天然型):1 13 に1.46 68:1.61 45二1.41 26:1.22 2.2 1.6 2.1 2.7 本発明で用いられる直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エ
ステルは、このように強力な血液凝固抑制作用を有して
いるので、血液凝固抑制剤として静脈炎、肺塞栓症や播
種性血管凝固症候群等の1m血液凝固係る症状(血栓症
)の予防あるいは治療を目的として使用できる。さらに
、体外系ぐ腎の血液透析など)における血栓予防にも使
用できる。
40(天然型):1 13 に1.46 68:1.61 45二1.41 26:1.22 2.2 1.6 2.1 2.7 本発明で用いられる直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エ
ステルは、このように強力な血液凝固抑制作用を有して
いるので、血液凝固抑制剤として静脈炎、肺塞栓症や播
種性血管凝固症候群等の1m血液凝固係る症状(血栓症
)の予防あるいは治療を目的として使用できる。さらに
、体外系ぐ腎の血液透析など)における血栓予防にも使
用できる。
本発明の血液凝固抑制剤は経口的または非経口的に投与
可能である。本発明における硫酸エステルは、所望によ
り錠剤、カプセル、散剤、頚拉剤、トローチ、串刺等の
剤型とすることが可能であり、注射剤、懸濁注射剤等の
剤型でも使用しうる。
可能である。本発明における硫酸エステルは、所望によ
り錠剤、カプセル、散剤、頚拉剤、トローチ、串刺等の
剤型とすることが可能であり、注射剤、懸濁注射剤等の
剤型でも使用しうる。
本発明の直鎖β−1,3−グルカン硫酸エステルの投与
量は、有効に血液凝固を抑制し得る量であればよく、治
療される疾患の程度、患者の体重、投与経路および剤型
などにより変動し?lる。たとえば、静脈炎の治療のた
めには成人1日当たり01ないし20 mg/ kgと
なる量を注射により投与する。投与回数は1日1回ない
し6回の範囲で適宜選択される。
量は、有効に血液凝固を抑制し得る量であればよく、治
療される疾患の程度、患者の体重、投与経路および剤型
などにより変動し?lる。たとえば、静脈炎の治療のた
めには成人1日当たり01ないし20 mg/ kgと
なる量を注射により投与する。投与回数は1日1回ない
し6回の範囲で適宜選択される。
本発明の直鎖β−1,3−グルカン硫酸エステルは、水
に対する溶解性が高く、低毒性であり、かつ相対的な血
液凝固抑制活性が高いので、有利に医薬品等として用い
ることができる。
に対する溶解性が高く、低毒性であり、かつ相対的な血
液凝固抑制活性が高いので、有利に医薬品等として用い
ることができる。
実施例
以下に参考例および実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれらによって制限されるも
のではない。
的に説明するが、本発明はこれらによって制限されるも
のではない。
参考例1
平均重合度540のβ−1,3−グルカン(カードラン
)2.5gを100dのジメチルホルムアミドに懸濁さ
せたのち、クロルスルホン酸13.5gとトリエチルア
ミン11.7gから合成した12゜5gのトリエチルア
ミン−スルホン酸を添加L、氷水中で24時間撹拌させ
ながら反応させた。反応液を0.5Mの重炭酸アンモニ
ウムに対して充分透析及凍結乾燥し、4.4gの目的物
を得た。得られたβ−1,3−グルカン硫酸エステルア
ンモニウム塩の平均置換度(DS)は1.04であった
(硫黄含量12.7%)。
)2.5gを100dのジメチルホルムアミドに懸濁さ
せたのち、クロルスルホン酸13.5gとトリエチルア
ミン11.7gから合成した12゜5gのトリエチルア
ミン−スルホン酸を添加L、氷水中で24時間撹拌させ
ながら反応させた。反応液を0.5Mの重炭酸アンモニ
ウムに対して充分透析及凍結乾燥し、4.4gの目的物
を得た。得られたβ−1,3−グルカン硫酸エステルア
ンモニウム塩の平均置換度(DS)は1.04であった
(硫黄含量12.7%)。
実施例1
平均ffi合度540のβ−1,3−グルカンの85%
ギ酸による部分加水分解(80’C,30分)によって
得られたβ−1,3−グルカン低重合体(平均重合度1
31)2.5gを100−のジメチルホルムアミドに懸
濁させたのち、12.5gのトリエチルアミン−スルホ
ン酸を添加し、氷水中で24時間撹拌させながら反応さ
せた。反応液を0,5Mの重炭酸アンモニウムに対して
充分透析及凍結乾燥して、3.9gのβ−1,3−グル
カン硫酸エステルアンモニウム塩を得た。得られた目的
物のDSは1.46であった(硫黄含量15.4%)。
ギ酸による部分加水分解(80’C,30分)によって
得られたβ−1,3−グルカン低重合体(平均重合度1
31)2.5gを100−のジメチルホルムアミドに懸
濁させたのち、12.5gのトリエチルアミン−スルホ
ン酸を添加し、氷水中で24時間撹拌させながら反応さ
せた。反応液を0,5Mの重炭酸アンモニウムに対して
充分透析及凍結乾燥して、3.9gのβ−1,3−グル
カン硫酸エステルアンモニウム塩を得た。得られた目的
物のDSは1.46であった(硫黄含量15.4%)。
実施例2
平均重合度540のβ−1,3−グルカンの4N硫酸に
よる部分加水分解(60°C,4時間)によって得られ
たβ−1,3−グルカン低重合体(平均型6度68)2
.5gを100dのジメチルホルムアミドに懸濁させた
のち、12.5gのトリエチルアミン−スルホン酸を添
加し、氷水中で24時間撹拌しながら反応させた。反応
液を0.02M重炭酸アンモニウムで平衡化L タ2
、5 (1(D 5ephadexG25 (fine
)カラムに負荷しゲルろ過を行った。
よる部分加水分解(60°C,4時間)によって得られ
たβ−1,3−グルカン低重合体(平均型6度68)2
.5gを100dのジメチルホルムアミドに懸濁させた
のち、12.5gのトリエチルアミン−スルホン酸を添
加し、氷水中で24時間撹拌しながら反応させた。反応
液を0.02M重炭酸アンモニウムで平衡化L タ2
、5 (1(D 5ephadexG25 (fine
)カラムに負荷しゲルろ過を行った。
溶出液中の糖含量をフェノール硫酸法で分析し、糖両分
を集めて凍結乾燥し、4.0gのβ−1,3グルカン硫
酸エステルアンモニウム塩を得た。
を集めて凍結乾燥し、4.0gのβ−1,3グルカン硫
酸エステルアンモニウム塩を得た。
得られた目的物のDSは1.61であった。(硫黄含量
16.2%)。
16.2%)。
実施例3
平均重合度540のβ−1,3−グルカンの85%ギ酸
による部分加水分解(85°C130分)によって得ら
れたβ−1,3−グルカン低重合体(平均重合度45)
2.5gを1oodのジメチルホルムアミドに懸濁させ
た後、12.5gのトリエチルアミン−スルホン酸を添
加し、氷水中で24時間撹拌しながら反応させた。反応
液を0.02M重炭酸アンモニウムで平衡化した2、5
aの5ephadexG 25 (fine)カラム
に負荷しゲルろ過を行った。
による部分加水分解(85°C130分)によって得ら
れたβ−1,3−グルカン低重合体(平均重合度45)
2.5gを1oodのジメチルホルムアミドに懸濁させ
た後、12.5gのトリエチルアミン−スルホン酸を添
加し、氷水中で24時間撹拌しながら反応させた。反応
液を0.02M重炭酸アンモニウムで平衡化した2、5
aの5ephadexG 25 (fine)カラム
に負荷しゲルろ過を行った。
溶出液中の糖含量をフェノール硫酸法で分析した。
糖画分を集めて凍結乾燥し、2.7gのβ−1,3グル
カン硫酸エステルアンモニウム塩を得た。
カン硫酸エステルアンモニウム塩を得た。
得られた目的物のDSは1.41であった(硫黄含量1
5.1%)。
5.1%)。
実施例4
平均重合度540のβ−1,3−グルカンの90%ギ酸
による部分加水分解く90°C140分)によって得ら
れたβ−1,3−グルカン低重合体(平均重合度26)
2.5gを150dのジメチルホルムアミドに懸濁させ
た後、50gのトリエチルアミン−スルホン酸を添加し
、氷水中で24時間撹拌しながら反応させた。反応液を
実施例2と同様に処理し、6.1gのβ−1,3−グル
カン硫酸エステルアンモニウム塩を得た。得られた目的
物の面は1.22であった(硫黄含量14.0%)。
による部分加水分解く90°C140分)によって得ら
れたβ−1,3−グルカン低重合体(平均重合度26)
2.5gを150dのジメチルホルムアミドに懸濁させ
た後、50gのトリエチルアミン−スルホン酸を添加し
、氷水中で24時間撹拌しながら反応させた。反応液を
実施例2と同様に処理し、6.1gのβ−1,3−グル
カン硫酸エステルアンモニウム塩を得た。得られた目的
物の面は1.22であった(硫黄含量14.0%)。
実施例5
平均重合度540のβ−1,3−グルカンの90%ギ酸
による部分加水分解(95°C140分)によって得ら
れたβ−1,3−グルカン低重合体く平均重合度6)2
.5gを150〆のジメチルホルムアミドに懸濁させた
後、50gのトリエチルアミン−スルホン酸を添加し、
氷水中で24時間攪拌しながら反応させた。反応液を実
施例2と同様に処理し、5.6gのβ−1,3−グルカ
ン硫酸エステルアンモニウム塩を得た。得られた目的物
のDSは1.12であった(硫黄素!jt13.3%)
。
による部分加水分解(95°C140分)によって得ら
れたβ−1,3−グルカン低重合体く平均重合度6)2
.5gを150〆のジメチルホルムアミドに懸濁させた
後、50gのトリエチルアミン−スルホン酸を添加し、
氷水中で24時間攪拌しながら反応させた。反応液を実
施例2と同様に処理し、5.6gのβ−1,3−グルカ
ン硫酸エステルアンモニウム塩を得た。得られた目的物
のDSは1.12であった(硫黄素!jt13.3%)
。
実施例6
実施例2で得られたβ−1,3−グルカン硫酸エステル
アンモニウム塩100 mg、塩化ナトリウム9gおよ
びベンジルアルコール9gを注射用蒸留水に溶解して全
量を100011とする。この溶液を孔径0.2μmの
メンブレンフィルターを用いて無菌ろ過し、無菌操作で
内容量51のバイヤルに充てんしてゴム施栓を行ないア
ルミキャップて巻じめをして注射剤を作製する。
アンモニウム塩100 mg、塩化ナトリウム9gおよ
びベンジルアルコール9gを注射用蒸留水に溶解して全
量を100011とする。この溶液を孔径0.2μmの
メンブレンフィルターを用いて無菌ろ過し、無菌操作で
内容量51のバイヤルに充てんしてゴム施栓を行ないア
ルミキャップて巻じめをして注射剤を作製する。
発明の効果
本発明の直鎖β〜1,3−グルカンの硫酸エステルは強
力な血液凝固抑制作用を持ち、血栓症の予防・治療に用
いることができる。
力な血液凝固抑制作用を持ち、血栓症の予防・治療に用
いることができる。
代理人 弁理士 岩 1) 弘
Claims (2)
- (1)直鎖β−1,3−グルカンの硫酸エステルを含有
してなる血液凝固抑制剤。 - (2)カードランの部分加水分解物の硫酸エステル。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-182188 | 1988-07-21 | ||
| JP18218888 | 1988-07-21 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02124902A true JPH02124902A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=16113878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17253989A Pending JPH02124902A (ja) | 1988-07-21 | 1989-07-03 | 血液凝固抑制剤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0351809A3 (ja) |
| JP (1) | JPH02124902A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2865350B1 (fr) * | 2004-01-27 | 2006-05-26 | Goemar Lab Sa | Agent et procede pour la stimulation des defenses naturelles des plantes |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5366442A (en) * | 1976-11-18 | 1978-06-13 | Takuma Sasaki | Antitumors |
| DE3851386T2 (de) * | 1987-07-07 | 1995-03-30 | Ajinomoto Kk | Verwendung von Glycanen als antivirale Verbindungen. |
-
1989
- 1989-07-03 JP JP17253989A patent/JPH02124902A/ja active Pending
- 1989-07-19 EP EP19890113218 patent/EP0351809A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0351809A2 (en) | 1990-01-24 |
| EP0351809A3 (en) | 1991-10-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5008253A (en) | Sulfoamino derivatives of chondroitin sulfates of dermatan sulfate and of hyaluronic acid and their pharmacological properties | |
| US5280016A (en) | Non-anticoagulant heparin derivatives | |
| US5013724A (en) | Process for the sulfation of glycosaminoglycans, the sulfated glycosaminoglycans and their biological applications | |
| US5250519A (en) | Non-anticoagulant heparin derivatives | |
| FI103050B (fi) | Menetelmä N,O-sulfatoituja heparosaaneja sisältävän koostumuksen valmi stamiseksi | |
| US4496550A (en) | Oligosaccharides having selective anticoagulation activity | |
| US20190030066A1 (en) | Antithrombin-heparin compositions and methods | |
| JPH11504018A (ja) | 硫酸化オリゴ糖の製造および使用 | |
| JPS59133202A (ja) | 解重合及び超硫酸化ヘパリン、その製造方法並びに製薬組成物 | |
| JPH0216733B2 (ja) | ||
| JPH08508540A (ja) | 循環血液量減少性ショックおよび関連ショック症候群の治療のための非抗凝血性の化学修飾したヘパリン様物質 | |
| JP4051099B2 (ja) | 低分子化ヘパリン、その製造法及び医薬組成物 | |
| CA2489862C (en) | Epimerized derivatives of k5 polysaccharide with a very high degree of sulfation | |
| EP1731131A1 (en) | Hgf production accelerator containing heparin-like oligosaccharide | |
| JP2010518251A (ja) | ビオチンまたはビオチン誘導体との少なくとも1つの共有結合を含むヘパリン、これらの調製方法およびこれらの使用 | |
| DK175087B1 (da) | Alkanoylestere af heparin, farmaceutisk præparat, der indeholder dem og anvendelse deraf | |
| JPH02124902A (ja) | 血液凝固抑制剤 | |
| JPS6354283B2 (ja) | ||
| WO1994008595A1 (en) | Use of non-anticoagulant heparin for treating ischemia/reperfusion injury | |
| RU2333222C2 (ru) | Эпимеризованные производные полисахарида к5 с высокой степенью сульфатирования | |
| Thunberg et al. | Isolation and characterization of heparin from human mastocytoma tissue | |
| EP0209924A1 (en) | New anti-trombosis agent based on glycosaminoglycan, process for its preparation, and pharmaceutical compositions | |
| CN121537538A (zh) | 一种糖胺聚糖和/或其系列衍生物、及其制备方法和应用 | |
| JPH11166001A (ja) | 過硫酸化コンドロイチン硫酸、その製造方法及びそれを有効成分として含有する抗血液凝固剤 | |
| US20060069044A1 (en) | Modified glycosaminoglycans, pharmaceutical compositions and methods for oral delivery thereof |