JPH0212585Y2 - - Google Patents

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JPH0212585Y2
JPH0212585Y2 JP20201885U JP20201885U JPH0212585Y2 JP H0212585 Y2 JPH0212585 Y2 JP H0212585Y2 JP 20201885 U JP20201885 U JP 20201885U JP 20201885 U JP20201885 U JP 20201885U JP H0212585 Y2 JPH0212585 Y2 JP H0212585Y2
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transmission line
optical transmission
water
water immersion
detection sensor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光フアイバを用いて、特定個所への浸
水を検知する浸水検知センサ部として用いられる
治具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の浸水検知センサの代表的な例として、被
覆銅線の被覆の一部に穴を設けて銅を露出させた
穴あき被覆銅線2本で構成した浸水検知センサが
ある。この浸水検知センサは浸水時に2本の穴あ
き被覆銅線間に生じる絶縁抵抗の低下を電気的に
測定して浸水を検知する方法である。
一方、浸水により膨張、収縮、伸長、曲がり等
を生ずる部材を用いて、光フアイバに変形圧力を
与え、これによつて生ずる光フアイバの伝送損失
の変化を検出して、浸水を検知する方法がある。
浸水により膨張する性質の吸水性物質を光フアイ
バ上に押出し成形、または吸水性物質をテープ状
に成形した光フアイバに巻きつける方法(特願昭
59−143878−特開昭61−22226号公報−)、あるい
は水により溶融、または軟化するひも状繊維と光
フアイバを撚り合わせる方法(特願昭59−209183
−特開昭61−86630号公報−)である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
銅線を用いた浸水検知センサは、銅線という電
導体を用いているため大電流や高電圧の発生する
場所では電磁誘導によつて銅線に誘導電流が流れ
たり、電圧が変動して浸水点までの距離の適確な
測定が困難となる場合があつた。また、湿度が高
くなると浸水していなくても銅線間の絶縁抵抗が
低下し、あたかも浸水したような現象を示すので
浸水検知装置が誤動作してしまう欠点があつた。
また、この湿度による誤動作を防ぐ必要から感度
を高めるのも困難であつた。
また、光フアイバへの変形圧力による伝送損失
の変化を用いた浸水検知センサは、光フアイバケ
ーブル内のユニツトとして構成する場合には大が
かりになり経済的でなく、ケーブル中のように、
光フアイバが他の構成体と密に接している部分へ
の設置は容易であるが、光線路の中継器や、接触
箱のように内部に光フアイバが粗に存在する筐体
内への浸水の検知手段としては適していなかつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は水と接触すると収縮する繊維(以下
「収縮糸」と云う)と、これを保持する板状体か
ら成り、この板状体を二つ折りにしてフアイバ心
線をはさみこむことにより、収縮糸をフアイバ心
線にからめ、また板状体は曲げを与えるための支
点となる治具を形成する。この治具は中継器筐体
等の内に収容されたフアイバ心線に、該心線を切
断することなく設置が可能であり、該治具が設置
された容器内への浸水により光フアイバに曲げを
与えてこれを遠隔端より検知できる浸水検知セン
サ系のセンサ部を構成する。
〔実施例〕
以下、図面にしたがつて詳細に説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を説明する概略
図であつて、1は2つ折り可能な板、2は折り
目、3は切り欠き部、4は光伝送線を保持する
溝、5は収縮糸、6は収縮糸の固定端、7は突
起、8は7の突起を固定するための穴である。
収縮糸としては表面を吸水性材料で覆つた糸を
複数本撚り合わせて構成したものが適用でき、例
えばカルボキシルメチルセルローズが挙げられ
る。第2図は第1図で示した浸水検知センサを2
つ折りにして光伝送線に装置した状態を示す概略
図で9は光伝送線を示す。第2図で示した浸水検
知センサは浸水すると第3図に示すように収縮糸
が収縮し、光伝送線が切り欠き部3に沿うように
局部的に曲げられ光伝送線の伝送損失が増加す
る。したがつて光伝送線の伝送損失を光伝送線の
端末で常時監視しておけば浸水の有無を検知でき
る。さらにバツクスキヤツタ法(光パルス試験器
により光伝送線の片端から光パルスを送出し光伝
送線の途中からレーリー散乱によつて戻つてくる
反射パルスを利用して光伝送線の伝送損失、長さ
方向の損失変化、損失変化点までの距離を測定す
る方法)を用いれば浸水位置を光伝送線の端末で
測定できる。収縮糸5の収縮力はカルボキシルメ
チルセルローズを用いた場合に約220g/本であ
るが浸水時の伝送損失増をできるだけ大きくして
浸水に対する感度を高めるためには光伝送線の剛
性に応じて収縮力を大きくするか収縮糸の本数を
増すことが望ましい。光伝送線路9は信号伝送に
用いる伝送線のうちの一本を用いてもよいし、浸
水検知用の光フアイバを設置しておいてもよい。
第1の実施例について実際に浸水させた時の光
伝送線の損失増を測定した。
すなわち、第2図で示すように浸水検知センサ
(切り欠き部の寸法:a=15m、b=9mm)をコ
ア径/外径=50μm/125μm、比屈折率比16×
10-3%の石英系グレーデツド形光フアイバに外径
0.4mmの被覆を施した光伝送線に装着し波長
0.85μmのLED光での損失増を測定した。浸水時
間と損失増の関係を第4図に示す。第4図に見ら
れるように、浸水してから約2分後には約3dBの
伝送損失増が認められ、バツクスキヤツタ法によ
る浸水検知、及び浸水点の位置測定が十分可能で
あることを確認した。
また第1図では正方形の切り欠き部を1個設け
た例を示したが、切り欠き部の形状、寸法ならび
に個数等は特に限定されるものでなく、例えば伝
送損失の増加を大きくしてより高感度にする場合
には第5図に示すように切り欠き部3を複数個所
としてもよい。
さらに第1図では光伝送線を保持するために溝
を用いたが光伝送線と収縮糸の収縮に伴なう光伝
送線の動きを滑らかにするために第6図に示すよ
うなリング10を第5図,第7図に示すように取
り付けてある。ただ、この場合第7図に示すよう
にリングや光伝送線をはさみ込まないように折り
目部を2カ所設ける必要がある。
尚、第5図では収縮糸を1カ所の切り欠き部に
対して2本ずつ配置した例を示している。第2
図,第3図,第7図から分るように本浸水検知セ
ンサでは第1図,第5図に示したような板の中央
部に光伝送線をはさみ込むだけで容易に構成でき
る。したがつて光伝送線を切断したり接続した
り、あるいは曲げたりといつた作業が全く不要で
第1図もしくは第5図のようなセンサ(板)を光
伝送線のどのような部分にも外部から容易にセツ
トして浸水検知できるという大きな利点がある。
第8図は本考案の浸水検知センサ用治具を接続
筐体内に設置した例を示す。11は上部筐体、1
2は下部筐体であり、全体として気密となるよう
に構成されている。
本考案のセンサ用治具は接続筐体内に収容され
ている余長ループの一つをとり出してその心線を
はさみ込むように取り付けられる。該治具をとり
つけた心線は再びループとして収容しても良い
し、第8図のように筐体下部にセンサがくるよう
にしておいても良い。後者の場合には少量の湿水
をも検知できる利点を有する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による浸水検知セン
サは光伝送線による浸水検知が可能となるために
従来の電導体を使用したものに比べ電磁誘導によ
つて誤動作せず誘導を受け易い地域にも適用でき
るという利点がある。さらに光伝送線をはさみ込
むだけで光伝送線を傷つけることなく、小形でど
のような場所へでも容易にかつ経済的に構成でき
るという大きな特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の浸水検知センサの光伝送線に
装着前の状態を示す概略図、第2図は第1図で示
した浸水検知センサを光伝送線に装着した状態を
示す概略図、第3図は第2図で示した浸水検知セ
ンサが浸水して動作した状態を示す概略図、第4
図は第2図で示した浸水検知センサが浸水した時
の浸水時間と損失増の関係を示す図、第5図は第
1図で示した光伝送線を保持する溝をリングに置
き替え切り欠き部、収縮糸ともに複数個とした例
を示す概略図、第6図は第5図で示した浸水検知
センサの光伝送線を保持するリング、第7図は第
5図で示した浸水検知センサを2つ折りにした状
態を示す側面図、第8図は本考案の浸水検知セン
サを光フアイバ接続筐体内に設置した例を示す図
である。 1……2つ折り可能な板、2……折り目、3…
…切り欠き部、4……光伝送線を保持する溝、5
……収縮糸、6……収縮糸の固定端、7……突
起、8……7の突起を固定するための穴、9……
光伝送線、10……光伝送線を保持するためのリ
ング、11……上部筐体、12……下部筐体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に切り欠きを設けた折りたたみ可能な板
    と、該板の切り欠き部にさしわたして設置された
    水と接触することにより収縮する繊維からなり、
    前記板を中央部で折りたたんだ時に折り目と平行
    に光伝送線を保持する保持部を有することを特徴
    とする浸水検知センサ用治具。
JP20201885U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH0212585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20201885U JPH0212585Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20201885U JPH0212585Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62108844U JPS62108844U (ja) 1987-07-11
JPH0212585Y2 true JPH0212585Y2 (ja) 1990-04-09

Family

ID=31166014

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JP20201885U Expired JPH0212585Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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