JPH02126410A - 薄膜磁気ヘッド構造体 - Google Patents
薄膜磁気ヘッド構造体Info
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- JPH02126410A JPH02126410A JP27926188A JP27926188A JPH02126410A JP H02126410 A JPH02126410 A JP H02126410A JP 27926188 A JP27926188 A JP 27926188A JP 27926188 A JP27926188 A JP 27926188A JP H02126410 A JPH02126410 A JP H02126410A
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- magnetic
- magnetic layer
- thin film
- photoresist
- film
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、薄膜磁気ヘッドに係り、特に、高記録密度対
応で、かつ、製造プロセスが容易な薄膜磁気ヘッドに関
する。
応で、かつ、製造プロセスが容易な薄膜磁気ヘッドに関
する。
従来、薄膜磁気ヘッド用の磁気コアには約80vt/%
Niと約20wt%Feからなる二元合金であるパーマ
ロイ薄膜が使用されている。この材料は、結晶磁気異方
性、及び、磁歪定数が共に小さいため、保磁力が小さく
、高透磁率であるため薄膜磁気ヘッド用の磁気コアとし
た場合、優れた読み出し性能を示すことから広く使用さ
れている。
Niと約20wt%Feからなる二元合金であるパーマ
ロイ薄膜が使用されている。この材料は、結晶磁気異方
性、及び、磁歪定数が共に小さいため、保磁力が小さく
、高透磁率であるため薄膜磁気ヘッド用の磁気コアとし
た場合、優れた読み出し性能を示すことから広く使用さ
れている。
しかし、パーマロイは飽和磁束密度が約1テスラと低い
ためにパーマロイ膜を使用した薄膜磁気ヘッドでは高記
録密度対応の高保磁力媒体、あるいは、狭トラック幅磁
気ヘッド化に対しては書き込み性能に劣り十分な記録が
できない欠点がある。
ためにパーマロイ膜を使用した薄膜磁気ヘッドでは高記
録密度対応の高保磁力媒体、あるいは、狭トラック幅磁
気ヘッド化に対しては書き込み性能に劣り十分な記録が
できない欠点がある。
そこで、パーマロイの膜厚を厚くして磁気飽和を防ぐこ
とが考えられるが薄膜磁気ヘッド−の分解能の低下につ
ながり好ましくない。そこで、パーマロイよりも飽和磁
束密度の高い材料としてCO系非晶質の開発、Fe系結
晶質材料の開発、あるいは、Fa−8i−AQ系(セン
ダスト)材料の開発が進められている。
とが考えられるが薄膜磁気ヘッド−の分解能の低下につ
ながり好ましくない。そこで、パーマロイよりも飽和磁
束密度の高い材料としてCO系非晶質の開発、Fe系結
晶質材料の開発、あるいは、Fa−8i−AQ系(セン
ダスト)材料の開発が進められている。
一方、書き込み、あるいは、読み出し等の磁界印加、誘
起電圧の検出は、上部及び下部磁性層との間に有機絶縁
層を介してCu等の導体コイルによってなされる。有機
絶縁層には従来一般には耐熱性に優れたprQ(ポリイ
ミド系樹脂)等の熱硬化性樹脂が用いられている。しか
し、PIQは。
起電圧の検出は、上部及び下部磁性層との間に有機絶縁
層を介してCu等の導体コイルによってなされる。有機
絶縁層には従来一般には耐熱性に優れたprQ(ポリイ
ミド系樹脂)等の熱硬化性樹脂が用いられている。しか
し、PIQは。
感光性樹脂でないために、ウェットエツチング法により
高段差で、かつ、一定のテーパ角をもつ形状に仕上げて
いる。従って、マスク材の厚さ、及び、エツチング時間
などの僅かな違いによって、PIQの形状・寸法に微妙
な差が生じ、それがプロセス上のネックとなっていた。
高段差で、かつ、一定のテーパ角をもつ形状に仕上げて
いる。従って、マスク材の厚さ、及び、エツチング時間
などの僅かな違いによって、PIQの形状・寸法に微妙
な差が生じ、それがプロセス上のネックとなっていた。
そこで、耐熱性はPIQに比べて劣るがプロセス上有利
な感光性樹脂ホトレジストが広く使用されるようになっ
てきている。しかし、ホトレジストは耐熱性に難点があ
るため250℃〜300℃でキュアした後は、250℃
以上の温度にさらすと重量減少・変形等が生じるためそ
の上に形成する上部磁性膜は温度上昇のないめっき法に
広く使用されている。めっき法は膜の組成管理がスパッ
タリング法に比べて難しいこと、めっきできる磁性膜が
限定される等の問題があり高記録密度対応の薄膜磁気ヘ
ッド開発の障害となっていた。
な感光性樹脂ホトレジストが広く使用されるようになっ
てきている。しかし、ホトレジストは耐熱性に難点があ
るため250℃〜300℃でキュアした後は、250℃
以上の温度にさらすと重量減少・変形等が生じるためそ
の上に形成する上部磁性膜は温度上昇のないめっき法に
広く使用されている。めっき法は膜の組成管理がスパッ
タリング法に比べて難しいこと、めっきできる磁性膜が
限定される等の問題があり高記録密度対応の薄膜磁気ヘ
ッド開発の障害となっていた。
パーマロイよりも飽和磁束密度の高い薄膜材料は、一般
には、Co系の非晶質材料が知られ−でいる。
には、Co系の非晶質材料が知られ−でいる。
しかし、一般に、非晶質材料は基板を水冷しながらスパ
ッタリングするため、一般の結晶質材料のスパッタリン
グに比べ膜の温度上昇は小さいが。
ッタリングするため、一般の結晶質材料のスパッタリン
グに比べ膜の温度上昇は小さいが。
スパッタリング後、300℃程度の温度で回転磁界中熱
処理を施こさないと異方性磁界が大きく高透磁率になら
ない。従って、ホトレジストの上。
処理を施こさないと異方性磁界が大きく高透磁率になら
ない。従って、ホトレジストの上。
即ち、上部磁性膜にはホトレジストの耐熱温度を上まわ
るために非晶質材料を上部磁性膜に使用することは難し
い。
るために非晶質材料を上部磁性膜に使用することは難し
い。
一方、パーマロイより飽和磁束密度の高い結晶質材料で
高透磁率の薄膜材料は飽和磁束密度が約2テスラと著し
く大きいFe系結晶質材料、飽和磁束密度が約1.1
テスラを示すFe−8i−AQ系粘結晶質材料センダス
ト)等が知られているが、これらの材料はスパッタリン
グ後400〜600℃の温度で熱処理しないと高透磁率
を示さない欠点があるため、ホトレジスト上に形成する
上部磁性層に適用することは出来ない。従って、ホトレ
ジストを使用する薄膜磁気ヘッドのプロセスではこれら
の磁性膜と下部及び上部磁性膜として使用することは不
可能であり、高記録密度化が進む磁気ディスク装置開発
上のネックとなっている。
高透磁率の薄膜材料は飽和磁束密度が約2テスラと著し
く大きいFe系結晶質材料、飽和磁束密度が約1.1
テスラを示すFe−8i−AQ系粘結晶質材料センダス
ト)等が知られているが、これらの材料はスパッタリン
グ後400〜600℃の温度で熱処理しないと高透磁率
を示さない欠点があるため、ホトレジスト上に形成する
上部磁性層に適用することは出来ない。従って、ホトレ
ジストを使用する薄膜磁気ヘッドのプロセスではこれら
の磁性膜と下部及び上部磁性膜として使用することは不
可能であり、高記録密度化が進む磁気ディスク装置開発
上のネックとなっている。
(課題を解決するための手段〕
そこで、発明者等が見い出した(25〜6゜wt%)
Co −(14〜50 w t、%)Ni−(10〜2
4wt%) F e −(5〜30 w t%)Pd四
元系結晶質材料は飽和磁束密度が185テスラと高く、
スパッタリング時の基板温度を変えることにより他の磁
気特性を損うことなく磁歪定数を変えられること、また
、組成範囲内でPd量を調整することで低基板温度でも
他の磁気特性を損なうことなく磁歪定数を零付近にもっ
てこられることを見出した。従って、下部、及び、上部
磁性膜として組成、及び、基板温度を適当に選ぶことに
よって高透磁率で、かつ、高い飽和磁束密度の薄膜磁気
ヘッド用磁気コアの実現が可能となった。
Co −(14〜50 w t、%)Ni−(10〜2
4wt%) F e −(5〜30 w t%)Pd四
元系結晶質材料は飽和磁束密度が185テスラと高く、
スパッタリング時の基板温度を変えることにより他の磁
気特性を損うことなく磁歪定数を変えられること、また
、組成範囲内でPd量を調整することで低基板温度でも
他の磁気特性を損なうことなく磁歪定数を零付近にもっ
てこられることを見出した。従って、下部、及び、上部
磁性膜として組成、及び、基板温度を適当に選ぶことに
よって高透磁率で、かつ、高い飽和磁束密度の薄膜磁気
ヘッド用磁気コアの実現が可能となった。
また、耐熱性に若干難点があるが飽和磁束密度が1.6
〜1.7テスラと高いCo−Ni−Fe三元系結晶質の
めっき膜はレジスト上の上部磁性膜として有効であるこ
とがわかった。
〜1.7テスラと高いCo−Ni−Fe三元系結晶質の
めっき膜はレジスト上の上部磁性膜として有効であるこ
とがわかった。
このように、下部、及び、上部磁性層の間に形成するホ
トレジストの特性をにらみ、プロセスによる熱履歴を考
慮して下部磁性膜、及び、上部磁性膜共に、その磁気特
性を最大限に引き出せるような材料を選択することが高
記録密度化に対応した薄膜磁気ヘッドを開発するために
重要である。
トレジストの特性をにらみ、プロセスによる熱履歴を考
慮して下部磁性膜、及び、上部磁性膜共に、その磁気特
性を最大限に引き出せるような材料を選択することが高
記録密度化に対応した薄膜磁気ヘッドを開発するために
重要である。
即ち、下部磁性膜は
(1)密着性の面から高い基板温度でスパッタリングし
た場合にも磁気特性が優れているとと、(2)スパッタ
リング後、更に、高い温度で熱処理することにより低保
磁力となり高透磁率を示すこと、 (3)ホトレジストのキュア温度に加熱(250〜30
0℃)されても磁気特性の劣化がないこと、などが挙げ
られる。
た場合にも磁気特性が優れているとと、(2)スパッタ
リング後、更に、高い温度で熱処理することにより低保
磁力となり高透磁率を示すこと、 (3)ホトレジストのキュア温度に加熱(250〜30
0℃)されても磁気特性の劣化がないこと、などが挙げ
られる。
一方、上部磁性膜は。
(1)ホトレジストを損傷することなく低い基板温度で
スパッタリングしても優れた磁気特性を示すこと、 (2)スパッタリング後は低い温度で熱処理しても低保
磁力となり高透磁率を示すこと、 (3)めっき磁性膜でも優れた磁気特性を示すこと等が
挙げられる。
スパッタリングしても優れた磁気特性を示すこと、 (2)スパッタリング後は低い温度で熱処理しても低保
磁力となり高透磁率を示すこと、 (3)めっき磁性膜でも優れた磁気特性を示すこと等が
挙げられる。
そこで、これらの条件を勘案して材料を選択することが
重要である。
重要である。
そこで、ホトレジストのキュア温度250〜300℃、
耐熱温度250℃程度を考慮して下部及び上部磁性膜の
作製条件を検討した。即ち、下部磁性膜はスパッタリン
グ後、ホトレジストのキュア温度の上限300℃の温度
にさらされても。
耐熱温度250℃程度を考慮して下部及び上部磁性膜の
作製条件を検討した。即ち、下部磁性膜はスパッタリン
グ後、ホトレジストのキュア温度の上限300℃の温度
にさらされても。
磁気特性の劣化が小さいこと、上部磁性膜はスパッタリ
ング時の温度上昇を見込んでも膜が250℃以上になら
ないこと、及び、250”C以上の熱処理を必要としな
くても磁気特性が優れていること等が必要である。
ング時の温度上昇を見込んでも膜が250℃以上になら
ないこと、及び、250”C以上の熱処理を必要としな
くても磁気特性が優れていること等が必要である。
第1図は本発明による薄膜磁気ヘッドの一素子の断面図
である。1はセラミック基板、2は下部磁性層でCo−
Ni−Fe−Pd四元系結晶質磁性薄膜である。3は非
磁性ギャップ材、4は有機絶縁層としてのホトレジスト
、5は導体コイル、6は下部磁性層と同じCo −N
i −F e −P d四元系結晶質磁性薄膜である。
である。1はセラミック基板、2は下部磁性層でCo−
Ni−Fe−Pd四元系結晶質磁性薄膜である。3は非
磁性ギャップ材、4は有機絶縁層としてのホトレジスト
、5は導体コイル、6は下部磁性層と同じCo −N
i −F e −P d四元系結晶質磁性薄膜である。
7は保護膜としてのAQtosである。第2図は第1図
に示した薄膜磁気ヘッドの上部、及び、下部磁性層に適
用するCo−Ni−Fe−Pd四元系結晶質のスパッタ
リング膜の実験結果である。Pd含有量を多少変えるこ
とによって保磁力をほとんど変えることなく磁歪定数を
±0.5 X 10″″Bの範囲に抑える基板温度が低
温側と高温側にあることがわかる。この時、異方性磁界
はいずれも5〜60eと優れた値を示した。このことか
ら、下部磁性膜は基板温度が高いところで磁歪定数がほ
ぼ零になる組成を選び、上部磁性膜は基板温度が低い所
で磁歪定数が零になる組成を選ぶことによって上部、及
び、下部磁性膜ともにパーマロイに比べ飽和磁束密度の
高い材料で構成することができ、高記録密度磁気ディス
ク装置対応の薄膜磁気ヘッドとして好適である。また、
レジスト上に形成する上部磁性膜はレジストの損傷を避
けるためにスパッタリングによる温度上昇を見込む必要
がある。第3図は薄膜磁気ヘッドのコアに必要な膜厚1
.5〜2.0μmスパッタリングした場合のスパッタリ
ング後の基板温度を測定した結果である。ホトレジスト
の耐熱温度の上限を250℃と見込めばスパッタリング
前の基板温度は約120℃が上限となる。
に示した薄膜磁気ヘッドの上部、及び、下部磁性層に適
用するCo−Ni−Fe−Pd四元系結晶質のスパッタ
リング膜の実験結果である。Pd含有量を多少変えるこ
とによって保磁力をほとんど変えることなく磁歪定数を
±0.5 X 10″″Bの範囲に抑える基板温度が低
温側と高温側にあることがわかる。この時、異方性磁界
はいずれも5〜60eと優れた値を示した。このことか
ら、下部磁性膜は基板温度が高いところで磁歪定数がほ
ぼ零になる組成を選び、上部磁性膜は基板温度が低い所
で磁歪定数が零になる組成を選ぶことによって上部、及
び、下部磁性膜ともにパーマロイに比べ飽和磁束密度の
高い材料で構成することができ、高記録密度磁気ディス
ク装置対応の薄膜磁気ヘッドとして好適である。また、
レジスト上に形成する上部磁性膜はレジストの損傷を避
けるためにスパッタリングによる温度上昇を見込む必要
がある。第3図は薄膜磁気ヘッドのコアに必要な膜厚1
.5〜2.0μmスパッタリングした場合のスパッタリ
ング後の基板温度を測定した結果である。ホトレジスト
の耐熱温度の上限を250℃と見込めばスパッタリング
前の基板温度は約120℃が上限となる。
従って、第2図に示した破線の組成の膜で基板温度10
0’Cで膜の磁歪定数はほぼ零を示し、ホトレジスト上
の磁性層として十分使用可能であることがわかる。一方
、非晶質材料はホトレジストのキュア時に結晶質化し磁
気特性の劣化が小さいことが重要となる。第4図は非晶
質材料としてC0−Hf−Ta−Pd四元系を選定し加
熱温度と磁気特性との関係を調べたものである。困難軸
方向の保磁力は加熱温度380’Cを越えると急激に増
大し、結晶質化していることを示している。従って、ホ
トレジストのキュア温度の上限値300’Cでは磁気特
性は全く劣化せず、下部磁性層として使用可能であるこ
とがわかる。
0’Cで膜の磁歪定数はほぼ零を示し、ホトレジスト上
の磁性層として十分使用可能であることがわかる。一方
、非晶質材料はホトレジストのキュア時に結晶質化し磁
気特性の劣化が小さいことが重要となる。第4図は非晶
質材料としてC0−Hf−Ta−Pd四元系を選定し加
熱温度と磁気特性との関係を調べたものである。困難軸
方向の保磁力は加熱温度380’Cを越えると急激に増
大し、結晶質化していることを示している。従って、ホ
トレジストのキュア温度の上限値300’Cでは磁気特
性は全く劣化せず、下部磁性層として使用可能であるこ
とがわかる。
以下1本発明の実施例について図面を用いて説明する。
〈実施例−1〉
第1図は本発明による磁性層の組み合わせによる薄膜磁
気ヘッドの一断面を示したものである。
気ヘッドの一断面を示したものである。
下部磁性層2は43Co−23Ni−13Fe −21
Pdの四元ターゲットを用いてスパッタリング法により
形成したものである。スパッタリング法はRFマグネト
ロンスパッタリングでRF出力は1.5KW 、基板温
度は280℃である。得られた膜の困難軸方向の保磁力
は1.5エルステツド、異方性磁界は6エルステツド、
磁歪定数は−0,I X I Q”’8であり、飽和磁
束密度は1.4テスラであった。スパッタリングの過程
では異方性磁界を低減する目的で基板面に水平に直交す
る磁界を印加した。それをイオンミリング法により所望
の形状・寸法の磁気コアパターンにパターニングし、次
いでホトレジスト4(OFPR−800)を介して導体
コイル5を形成し、その上に上部磁性層6を形成する。
Pdの四元ターゲットを用いてスパッタリング法により
形成したものである。スパッタリング法はRFマグネト
ロンスパッタリングでRF出力は1.5KW 、基板温
度は280℃である。得られた膜の困難軸方向の保磁力
は1.5エルステツド、異方性磁界は6エルステツド、
磁歪定数は−0,I X I Q”’8であり、飽和磁
束密度は1.4テスラであった。スパッタリングの過程
では異方性磁界を低減する目的で基板面に水平に直交す
る磁界を印加した。それをイオンミリング法により所望
の形状・寸法の磁気コアパターンにパターニングし、次
いでホトレジスト4(OFPR−800)を介して導体
コイル5を形成し、その上に上部磁性層6を形成する。
この時、ホトレジストのキュア温度は250℃とした。
上部磁性膜はホトレジストの損傷を防ぐために低温でス
パッタリングした。即ち、下部磁性膜と同様の方法で、
ターゲット組成を43Co−25Ni−14Fe−18
Pdとし基板温度を100℃としてスパッタリングした
。膜厚は2.0μmである。その磁気特性は困難軸方向
の保磁力1.2エルステツド、異方性磁界6.5エルス
テツド、磁歪定数−〇、5×10″″8であり、飽和磁
束密度は1.5テスラであった。スパッタリングによる
ホトレジストの損傷は認められなかった。
パッタリングした。即ち、下部磁性膜と同様の方法で、
ターゲット組成を43Co−25Ni−14Fe−18
Pdとし基板温度を100℃としてスパッタリングした
。膜厚は2.0μmである。その磁気特性は困難軸方向
の保磁力1.2エルステツド、異方性磁界6.5エルス
テツド、磁歪定数−〇、5×10″″8であり、飽和磁
束密度は1.5テスラであった。スパッタリングによる
ホトレジストの損傷は認められなかった。
上部磁性層6を下部磁性層と同様にイオンミリング法に
より所望の寸法・形状の磁気コアにパタニング後、保護
膜7を形成し薄膜磁気ヘッドとした。
より所望の寸法・形状の磁気コアにパタニング後、保護
膜7を形成し薄膜磁気ヘッドとした。
それらを加工して一個の薄膜磁気ヘッド素子とし電気特
性を評価した。第5図はその結果を111で示す。従来
のパーマロイを用いた薄膜磁気ヘッドの電気特性121
と比較した。再生出力特性は透磁率が従来のパーマロイ
と大差ないのでほぼ同じような傾向を示すが、記録電流
が大きくなっても再生出力の低下は見られず、飽和磁束
密度が高くなった効果が現れている。この飽和磁束密度
が高くなった効果はオーバライド特性に顕著に現われ、
本発明による薄膜磁気ヘッド111は従来のパーマロイ
を用いた薄膜磁気ヘッド121に比べ約30〜40%向
上している。
性を評価した。第5図はその結果を111で示す。従来
のパーマロイを用いた薄膜磁気ヘッドの電気特性121
と比較した。再生出力特性は透磁率が従来のパーマロイ
と大差ないのでほぼ同じような傾向を示すが、記録電流
が大きくなっても再生出力の低下は見られず、飽和磁束
密度が高くなった効果が現れている。この飽和磁束密度
が高くなった効果はオーバライド特性に顕著に現われ、
本発明による薄膜磁気ヘッド111は従来のパーマロイ
を用いた薄膜磁気ヘッド121に比べ約30〜40%向
上している。
〈実施例−2〉
第1図において、下部磁性層2のみ非晶質磁性薄膜を用
いて薄膜磁気ヘッドを作製した。即ち、基板1を水冷方
式の基板ホルダに設置し、ターゲットとしてC0111
−Hf+−Taa−Pdz(a t、%)を用いてスパ
ッタリングした。膜厚は1.5μmである。その後、3
50”Cの温度で一時間の回転磁界中熱処理を施して異
方性磁界を低減し高透磁率化を図った。その膜の磁気特
性は困難軸方向の保磁力0.4エルステツド、異方性磁
界2.6エルステツド、磁歪定数−〇、3 X 10−
8であり、飽和磁束密度は1.3テスラであった。以後
の工程は実施例−1と同様の方法で行ない、上部磁性層
は低基板温度でスパッタリング可能な実施例−1と同様
の43Co−25Ni−14Fe−18Pd(wt%)
の磁性薄膜を形成した。このようにして作製した薄膜磁
気ヘッドの電気特性は、第5図に示した実施例−1の場
合と同様、従来のパーマロイ薄膜を用いた磁気ヘッドに
比べてオーバライト性能が向上している。
いて薄膜磁気ヘッドを作製した。即ち、基板1を水冷方
式の基板ホルダに設置し、ターゲットとしてC0111
−Hf+−Taa−Pdz(a t、%)を用いてスパ
ッタリングした。膜厚は1.5μmである。その後、3
50”Cの温度で一時間の回転磁界中熱処理を施して異
方性磁界を低減し高透磁率化を図った。その膜の磁気特
性は困難軸方向の保磁力0.4エルステツド、異方性磁
界2.6エルステツド、磁歪定数−〇、3 X 10−
8であり、飽和磁束密度は1.3テスラであった。以後
の工程は実施例−1と同様の方法で行ない、上部磁性層
は低基板温度でスパッタリング可能な実施例−1と同様
の43Co−25Ni−14Fe−18Pd(wt%)
の磁性薄膜を形成した。このようにして作製した薄膜磁
気ヘッドの電気特性は、第5図に示した実施例−1の場
合と同様、従来のパーマロイ薄膜を用いた磁気ヘッドに
比べてオーバライト性能が向上している。
〈実施例−3〉
第1図において、基板1、下部磁性層2、ギャップ材3
、ホトレジスト4、導体コイル5は実施例−1と全く同
様の方法で形成した。上部磁性層を最もホトレジストに
与えるダメージの少ないめっき法により形成した。先ず
、ホトレジストを露光、現像により所望の形状にバター
ニングした後。
、ホトレジスト4、導体コイル5は実施例−1と全く同
様の方法で形成した。上部磁性層を最もホトレジストに
与えるダメージの少ないめっき法により形成した。先ず
、ホトレジストを露光、現像により所望の形状にバター
ニングした後。
めっきの下地膜として0.02μmのパーマロイを蒸着
法により基板全面に形成し、次いで、CoSO4・7H
zO:45g/Q、N1CQ2・6H20: 60g
/Q 、 N15Oi・6HzO: 25g / Q
、 F e S 04 ・7 H2O: 20 g
/ Q、硼酸:25g/Q、サッカリンナトリウム:L
5g/Q、ラウリル硫酸ナトリウム:0.15g/Qの
めつき洛中に浸漬しCo−Ni−Fe三元系めっきを行
なった。PH:3.O,浴温:30℃に調整し、めっき
電流密度:17mA/afをかけてめっきを施した。め
っきの間中はスパッタリング法の場合と同様に基板面内
に水平に直交する磁界を印加させた。膜厚は2.0μm
である。その時の膜の組成は78Co−16Ni−6F
e (wt%)で、困難方向の保磁力1.0 エルステ
ッド、異方性磁界6.0エルステツド、磁歪定数0.8
X10′″Bであり、飽和磁束密度は1.6テスラであ
った。その後、実施例1と同様の方法により磁気コア形
状にパターニングし保護[7を形成した。切り出した一
ケの薄膜磁気ヘッドの電気特性は第5図の112で示す
ように優れたオーバーライド性能を示す。
法により基板全面に形成し、次いで、CoSO4・7H
zO:45g/Q、N1CQ2・6H20: 60g
/Q 、 N15Oi・6HzO: 25g / Q
、 F e S 04 ・7 H2O: 20 g
/ Q、硼酸:25g/Q、サッカリンナトリウム:L
5g/Q、ラウリル硫酸ナトリウム:0.15g/Qの
めつき洛中に浸漬しCo−Ni−Fe三元系めっきを行
なった。PH:3.O,浴温:30℃に調整し、めっき
電流密度:17mA/afをかけてめっきを施した。め
っきの間中はスパッタリング法の場合と同様に基板面内
に水平に直交する磁界を印加させた。膜厚は2.0μm
である。その時の膜の組成は78Co−16Ni−6F
e (wt%)で、困難方向の保磁力1.0 エルステ
ッド、異方性磁界6.0エルステツド、磁歪定数0.8
X10′″Bであり、飽和磁束密度は1.6テスラであ
った。その後、実施例1と同様の方法により磁気コア形
状にパターニングし保護[7を形成した。切り出した一
ケの薄膜磁気ヘッドの電気特性は第5図の112で示す
ように優れたオーバーライド性能を示す。
〈実施例−4〉
第1図において、基板1の上に下部磁性層としてセンダ
ストスパッタリング薄膜を用いた。
ストスパッタリング薄膜を用いた。
即ち、5.5AQ、−9,5Si−85Fe (wt%
)のターゲットを用いて薄膜1.5μmの下部磁性膜を
スパッタリング法により形成し、次いで、600℃、工
時間の熱処理を施し低保磁力、高透磁化を図った。得ら
れた膜の磁気特性は保磁力0.6 エルステッド、異方
性磁界3エルステツド、磁歪定数2XIO−Bであった
。また、飽和磁束密度は1.1 テスラであった。この
下部磁性層の上に実施例−1と同様の方法でホトレジス
ト4、導体コイル6、Co−Ni−Fe−Pd四元系結
晶材料からなる上部磁性層6をスパッタリングにより形
成し、更に、保護膜7としてのAl2zOaを形成した
。切り出した一個の簿膜磁気ヘッド素子の電気特性を評
価した。結果は第5図に示す結果とほぼ同様の性能を示
したが、下部磁性層の飽和磁束密度が他の結晶質、ある
いは、非晶質の材料に比べて若干低いのでオーバライド
特性は若干下まわった。ただし、下部磁性層は、一般に
、上部磁性層に比べ磁気コア面積が大きいので飽和磁束
密度が若干低くても磁気ヘッドとしての電気特性への影
響は少ないものと考える。また、下部磁性層として飽和
磁束密度の高いFe−8i系、あるいは、Fe系の結晶
質材料を使うことによって磁気ヘッドとしての性能はさ
らに向上されることが期待できる。
)のターゲットを用いて薄膜1.5μmの下部磁性膜を
スパッタリング法により形成し、次いで、600℃、工
時間の熱処理を施し低保磁力、高透磁化を図った。得ら
れた膜の磁気特性は保磁力0.6 エルステッド、異方
性磁界3エルステツド、磁歪定数2XIO−Bであった
。また、飽和磁束密度は1.1 テスラであった。この
下部磁性層の上に実施例−1と同様の方法でホトレジス
ト4、導体コイル6、Co−Ni−Fe−Pd四元系結
晶材料からなる上部磁性層6をスパッタリングにより形
成し、更に、保護膜7としてのAl2zOaを形成した
。切り出した一個の簿膜磁気ヘッド素子の電気特性を評
価した。結果は第5図に示す結果とほぼ同様の性能を示
したが、下部磁性層の飽和磁束密度が他の結晶質、ある
いは、非晶質の材料に比べて若干低いのでオーバライド
特性は若干下まわった。ただし、下部磁性層は、一般に
、上部磁性層に比べ磁気コア面積が大きいので飽和磁束
密度が若干低くても磁気ヘッドとしての電気特性への影
響は少ないものと考える。また、下部磁性層として飽和
磁束密度の高いFe−8i系、あるいは、Fe系の結晶
質材料を使うことによって磁気ヘッドとしての性能はさ
らに向上されることが期待できる。
なお、下部磁性層にパーマロイを用いた場合は、膜厚を
厚くすることにより分解能は低下するがオーバライド性
能は向上すると考えられる。
厚くすることにより分解能は低下するがオーバライド性
能は向上すると考えられる。
〈実施例−5〉
第6図は上・下部磁性層を多層構造とした場合の一例を
示したものである。多層構造とすることにより保磁力が
低減できるので電気特性としては。
示したものである。多層構造とすることにより保磁力が
低減できるので電気特性としては。
若干、再生出力が向上した。
本発明によれば、プロセス上高精度で、かつ、低コスト
なホトレジスト上にめっき磁性膜は勿論のこと1組成管
理が容易なスパッタリング法により高飽和磁束密度材料
が形成可能となり、高記録密度対応の薄膜磁気ヘッドの
製造に大きな効果がある。
なホトレジスト上にめっき磁性膜は勿論のこと1組成管
理が容易なスパッタリング法により高飽和磁束密度材料
が形成可能となり、高記録密度対応の薄膜磁気ヘッドの
製造に大きな効果がある。
第1図は本発明の一実施例の薄膜磁気ヘッドの断面図、
第2図ないし第4図は本発明に至る実験結果の説明図、
第5図は本発明の薄膜磁気ヘッドの特性図、第6図は本
発明の他の実施例の断面図である。 1・・・基板、2・・・下部磁性層、3・・・ギャップ
材、4・・・ホトレジスト、 5・・・導体コイル、 6・・・上部磁性 層、 7・・・保護膜。 第 図 第 因 基 不及 温度 (0C) 第 図 基板温度 (″Cン 第 図 第 図 託配電流 (fn、4)
第2図ないし第4図は本発明に至る実験結果の説明図、
第5図は本発明の薄膜磁気ヘッドの特性図、第6図は本
発明の他の実施例の断面図である。 1・・・基板、2・・・下部磁性層、3・・・ギャップ
材、4・・・ホトレジスト、 5・・・導体コイル、 6・・・上部磁性 層、 7・・・保護膜。 第 図 第 因 基 不及 温度 (0C) 第 図 基板温度 (″Cン 第 図 第 図 託配電流 (fn、4)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、非磁性セラミック基板上に下部磁性層と上部磁性層
からなる磁気回路を設け、前記上部磁性層および前記下
部磁性層間に有機絶縁層を挟んで導体コイルを備えた薄
膜磁気ヘッドにおいて、前記下部磁性層が非晶質材料で
前記上部磁性層が結晶質材料からなり、かつ、パーマロ
イに比べ飽和磁束密度が高い材料からなることを特徴と
する薄膜磁気ヘッド構造体。 2、特許請求の範囲第1項において、 前記上部磁性層がCo−Ni−Fe−Pd四元系、ある
いは、Co−Ni−Fe三元系の結晶質材料からなるこ
とを特徴とする薄膜磁気ヘッド構造体。 3、特許請求の範囲第2項において、 前記下部磁性層がCo−Hf−Ta−Pd四元系非晶質
材料からなり、前記上部磁性層がCo−Ni−Fe−P
d四元系、あるいは、Co−Ni−Fe三元系結晶質材
料からなることを特徴とする薄膜磁気ヘッド構造体。 4、特許請求の範囲第1項において、 前記下部磁性層がセンダスト薄膜からなり、前記上部磁
性層がCo−Ni−Fe−Pd四元系あるいはCo−N
i−Fe三元系結晶質材料からなることを特徴とする薄
膜磁気ヘッド構造体。 5、特許請求の範囲第1項または第2項において、前記
下部磁性層及び前記上部磁性層が多層構造からなること
を特徴とする薄膜磁気ヘッド構造体。 6、特許請求の範囲第1項、第2項または第5項で示し
た薄膜磁気ヘッド構造体を搭載しトラック密度2000
トラック/インチ以上、線記録密度30キロビット/イ
ンチ以上の磁気ディスクを一つの回転軸に複数個備え、
かつ、前記磁気ディスクを26m/s以上の速度で回転
する前記磁気ディスクの回転手段を具備したことを特徴
とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27926188A JPH02126410A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 薄膜磁気ヘッド構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27926188A JPH02126410A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 薄膜磁気ヘッド構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02126410A true JPH02126410A (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=17608699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27926188A Pending JPH02126410A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 薄膜磁気ヘッド構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02126410A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5590008A (en) * | 1991-04-25 | 1996-12-31 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disc unit having a plurality of magnetic heads which include multilayer magnetic films |
| US6101068A (en) * | 1997-09-22 | 2000-08-08 | Hitachi Metals, Ltd. | MR composite-type thin-film magnetic head having an upper pole with a high saturation magnetic flux density and an intermediate pole with a high resistivity |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP27926188A patent/JPH02126410A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5590008A (en) * | 1991-04-25 | 1996-12-31 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disc unit having a plurality of magnetic heads which include multilayer magnetic films |
| US6101068A (en) * | 1997-09-22 | 2000-08-08 | Hitachi Metals, Ltd. | MR composite-type thin-film magnetic head having an upper pole with a high saturation magnetic flux density and an intermediate pole with a high resistivity |
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