JPH0212921B2 - - Google Patents

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JPH0212921B2
JPH0212921B2 JP6476686A JP6476686A JPH0212921B2 JP H0212921 B2 JPH0212921 B2 JP H0212921B2 JP 6476686 A JP6476686 A JP 6476686A JP 6476686 A JP6476686 A JP 6476686A JP H0212921 B2 JPH0212921 B2 JP H0212921B2
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JP
Japan
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conchiolin
hydrochloric acid
ultrafiltration
present
cosmetic
Prior art date
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JP6476686A
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English (en)
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JPS62221612A (ja
Inventor
Masaki Takabayashi
Masaaki Matsubara
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Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP6476686A priority Critical patent/JPS62221612A/ja
Publication of JPS62221612A publication Critical patent/JPS62221612A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/64Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は化粧品原料の製造方法に関するもので
あり、更に詳細には、真珠や各種貝殻中に含まれ
る硬蛋白であるコンキオリンを原料とする長期間
使用に耐え得る新規にして安全な化粧品原料の製
法に関するものである。 したがつて本発明は、化粧品の技術分野のみな
らず、真珠養殖、各種貝殻養殖といつた水産業の
技術、及びたんぱく質化学の技術分野でも重要な
役割を果すものである。 (従来の技術) 貝殻類を用いる化粧料に関しては、屑真珠やア
コヤ貝貝殻等の粉末が、整肌や皮膚栄養効果を有
するものとして、従来家庭内で又は家伝としてご
く小規模に行われてきたにすぎない。 このように、従来より真珠を用いる化粧料につ
いては、整肌や皮膚栄養効果の面以外には関心が
払われていないのが現状であり、わずかに真珠蛋
白分解生成物の水銀複塩ステアレートが脂油溶解
性による滲透性の面から知られているにすぎない
が(特公昭27―4750号)、この化粧料は水銀を含
有しているために安全性に問題があり、実際の使
用には至つていない。 つまり、このような技術に科学的メスを加えて
その有効成分の本体をつきとめるとともに、長期
間使用してもカブレたり発赤したりして感作する
ことのない安全な化粧料とし、これを工業化する
ことは従来より全く行われていないのである。 ましてや、有効成分としてコンキオリンの分解
生成物を抽出しただけでなくそこから有害な副作
用源である感作成分を簡単な操作によつて除去し
て、長期間の使用に耐え、極めて安全な化粧料原
料を家内工業的ではなく大規模に工場生産するこ
とにいたつては夢想だにされていないのが、技術
の現状である。 (発明が解決しようとする問題点) 貝殻や真珠類が有するすぐれた整肌成分である
コンキオリンの分解生成粉を原料とした化粧品
は、すぐれた天然物配合化粧品ではあるが、長期
間皮膚に対して使用すると、皮膚がカブレたり、
かゆくなつたり、発赤したりする有害な副作用が
生じ、もはや使用に耐えなくなることを、本発明
者がはじめて発見した。 本発明は、本発明者によつてはじめて発見され
たコンキオリンの感作性という問題に着目し、感
作性がなく安全なすぐれた化粧品原料を新規に開
発する目的でなされたものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するためになされた
ものであつて、動物実験、人体の皮膚を直接用い
る臨床試験のほか、生化学、化粧品科学といつた
各技術分野から広く検討した結果、感作の原因が
コンキオリン分解生成物中の高分子ペプチド、し
かも特定の高分子ペプチドであることを発見し
た。 そして更にこれらの高分子ペプチドを、コンキ
オリン分解生成物のすぐれた化粧品としての効果
をそこなうことなく、コンキオリンの分解生成物
から除去する工業的方法を研究した結果、限外濾
過法が好適であることを発見し、本発明の完成に
到つたものである。 すなわち本発明は、先ず、(1)コンキオリン分解
生成物には有害な感作性物質が存在するため長期
間の安全使用には耐え得ないことを新たに発見
し、そして(2)該感作性物質が高分子ペプチドであ
ることを更につきとめ、そして遂に、(3)この高分
子ペプチドを除去する方法として限外ろ過法が最
適であることを発見し、これらの新発見のつみ重
ねによつて本発明は完成されたものである。 本発明の出発原料はコンキオリンである。コン
キオリンとしては、アコヤ貝(Pinctada
martensii)、イガイ(Mytilus coruscum)、ムラ
サキイガイ(Mytilus edulis)、イケチヨウガイ
(Hyriopsis schlegelii)、カラスガイ(Cristaria
plicate)等ウグイスガイ科、イガイ科、イシガ
イ科等を原料として製造したものが好適である
が、他の貝類を原料としたもの、市販品も自由に
使用でき、原料供給の点で問題はない。特に好適
なものは、アコヤ貝(真珠貝)、真珠から製造し
たコンキオリンである。また、精製することな
く、粗製のコンキオリンを使用することも可能で
ある。 本発明に係る化粧品原料の有効成分はコンキオ
リンたんぱく質の分解生成物(これを単に「コン
キオリン」ということもある)であるから、コン
キオリンは、先ず、加水分解する。加水分解には
0.5〜35%の塩酸水溶液を使用し、0〜130℃に温
度コントロールしながら30分〜10日間処理して加
水分解する。 加水分解の際、コンキオリンがアミノ酸にまで
完全に分解してしまうように、塩酸濃度、加水分
解温度、加水分解時間の3要件を設定してはなら
ないことは勿論のことである。 好ましくは、脱灰したアコヤ貝貝殻あるいは真
珠のコンキオリンに2〜20%の塩酸水溶液を加え
50〜110℃で5時間から5日間加水分解したのち
塩酸を除去する。 塩酸を除去する方法としては常法が用いられ、
例えば、凍結乾燥、あるいはエバポレートする方
法が好ましい。 また、アルカリたとえばアンモニア、水酸化ナ
トリウムで中和して公知の脱塩方法を用いて脱塩
する。 またアンモニアで中和した後イオン交換樹脂を
用いてアミノ酸を吸着させた後アンモニアで脱着
させる方法も好適である。 例えば、アンバーライトIR−120H形樹脂をカ
ラムに詰め、これに先に得たコンキオリンの加水
分解液を通した後、1N−NH4OH等のアルカリ
で脱着し、この流出液を合し、必要あれば常法に
より濃縮する。また、更に必要あれば、蒸発乾
固、凍結乾燥、その他適宜な方法で乾燥してお
き、次の工程に移行する段階で蒸留水を加えて目
的とする濃度の液体を調製するようにしてもよ
い。 化粧品では、塩分はクリーム等のエマルジヨン
の破壊につながるので、できうるかぎり塩分が少
ない方が良く、脱塩処理は完全に行うのが好適で
ある。 このようにして脱塩したコンキオリンの加水分
解液は、必要ある場合には濃縮した後、限外ろ過
して、有害成分である高分子ペプチドを除去す
る。 限外ろ過は、常法によつて行い、市販されてい
る限外ろ過膜を用いて、加圧下で行うのがよい。
そして本発明においては、高分子ペプチドを除去
する目的で限外ろ過を行うものであり、限外ろ過
の分画分子量は6000以上を除去すればよいが公称
分画分子量2000の限外ろ過膜がこの目的にかなつ
ている。 このように本発明は、コンキオリンの塩酸加水
分解物を特定条件下で限外ろ過することにより、
非常にすぐれた安全性と卓越した有効性とを兼有
せしめることに成功したものである。 本発明における限外ろ過膜としては市販の製品
が適宜使用でき、例えばAmicon膜を用いる限外
ろ過やdiafiltration限外ろ過が有利に使用でき
る。 限外ろ過膜を通過した液には、もはや感作性を
有する高分子のペプチドは含まれていないので、
これを安全な化粧品原料として自由に使用するこ
とができる。必要ある場合には凍結乾燥等によつ
て乾燥したり、減圧濃縮等によつて濃縮して、保
存や後の使用に便ならしめてもよい。 このようにして限外ろ過膜を通過してきた液
は、例えば、滅菌した後ろ過して、栄養クリーム
の場合には栄養クリームベースに1〜5%程度添
加し、栄養化粧液の場合にはアルカリ化粧液ベー
スに0.2〜4%程度添加し、そしてパツクの場合
にはパツクベースに2〜8%程度添加して、それ
ぞれ目的とする化粧品製品を製造する。しかしな
がら、本発明に係る化粧品原料は、コンキオリン
の有効成分が濃縮されておりしかも有害な感作成
分は除去されているため、ごく少量でも整肌効果
を発揮するし、また大量に使用しても何ら有害作
用はなく、皮膚や人体に対しても全く安全であ
る。したがつて、上記した使用範囲に限定される
ことなく、その範囲外でも自由に使用することが
できる。 次に本発明の実施例及び試験例について述べ
る。 実施例 脱灰したコンキオリンを乾燥物として1Kgに濃
塩酸を8水を1.2加え容器に密封し60℃、50
時間加熱分解した。 分解終了後、アンモニアをPHを測定しながら約
PH0.5まで十分撹拌しつつ、少量づつ加え、これ
を10分間、遠心分離したのち3ミクロンのろ紙で
ろ過した。 これを水で35倍希釈し、塩酸又はアンモニアで
PH2.0にした後、アンバーライトIR−120の200
カラムを通したのち1Nアンモニア600で溶離し
た。 この液をRomicon社製限外ろ過膜PM−2(分
画分子量2000)を通し、凍結乾燥した。 このようにして、感作成分を含有しないコンキ
オリンを原料とする化粧品原料792gを得た。 得られた化粧品原料の物性について検討した結
果、第1図に示すような高速液体クロマトグラム
(下記試験例1参照)が得られた。 試験例 1 実施例によつて得た製品原料を試料No.1とし、
その対照として、限外ろ過工程を除き、他は実施
例と同じ操作をくり返して得た物質を試料No.2と
して、次の諸元にて高速液体クロマトグラフイー
にかけて分子量分布の状態を検討した。 カラム TSK−G2000G7.5mm×600mm 溶離液 0.05Nリン酸バツフアー+0.1N
NaSO4(PH7.0) 流 量 0.5ml 検出器 紫外線吸収210nm その結果は図面に示したとおりであつて、試料
No.1の結果は第1図、試料No.2の結果は第2図に
示した。 これらの図面から明らかなように、試料No.1は
有害な高分子部分が除去されているのが判る。 試験例 2 Maximization test法を用いて感作性試験を行
つた。試験動物として健常なモルモツトを10匹を
1群として6群用意し、陽性対照として2,4−
Dinitrochlorobenzeneを使用し、試料No.1、試料
No.2、陽性対照の3検体に対してそれぞれ1群を
感作処置用、もう1群を誘発時の対照とした。 その結果、第1表のような結果が得られた。 判定時間は誘発のための24時間閉塞貼布後の時
間である。
【表】 このようにあきらかに試料No.2の方が感作性が
強いことがわかる。 試験例 3 実施例において限外ろ過膜を分画分子量10000
(東洋ろ紙(株)Q 0100)及び分画分子量500(東洋
ろ紙(株)O 0005)の膜にそれぞれかえて試料No.3
及び4を調製した。これらの試料No.3及び4につ
いて試験列2と同様にしてMaximization testを
実施し、第2表の結果を得た。なお、第2表に
は、比較のために第1表における試料No.1及び2
の結果も再掲した。
【表】 上記の結果から明らかなように、試料No.3では
有害な高分子部分を除去することができず、強い
感作性が残つていることが判る。 試験例 4 試料No.1,2,3を用いて、次の処方により処
方例1,2,3を調製し、官能テストを行つた。 A スクワラン 29.0 セトステアリルアルコール 3.0 ホホバ油 3.0 ミリスチン酸オクチルドデシル 3.0 ステアリン酸モノグリセライド 3.0 ソルビタンモノステアレート 3.0 B 精製水 39.8 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)
1.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレー
ト 3.0 1,3ブチレングリコール 7.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.2 試 料 5.0 AとBをそれぞれ計量し、80℃まで加温し、撹
拌しつつBにAを徐々に加え、30℃まで冷却し
た。 試料No.1を入れたものを処方例1、試料No.2を
入れたものを処方例2、試料No.3を入れたものを
処方例3として、3種の処方例を作成した。 女性108名をランダムに4群にわけ、処方例1
〜3についての官能評価を3週間行つて第3表の
結果を得た。
【表】 く変化しない
とした。
上表の結果から明らかなように、安全性がよ
く、有効性も満足する試料はNo.1しかないことが
わかつた。 (発明の効果) 本発明によれば、非常に簡単な操作によつて、
コンキオリン化粧品原料から感作性のある高分子
ペプチドが工業的に除去される(これらの点につ
いては、試験例1〜4からも明らかなように、化
学的及び生物学的の両面からはつきり立証されて
いる)。したがつて、本発明によれば、きわめて
安全であつて化粧品公害が全くない長期間の使用
に耐える化粧品を提供することができる。 しかも、本化粧品原料は、感作物質の除去にも
かかわらず、コンキオリンが本来的に有している
整肌効果はいささかの損われることなく充分に維
持されており、且つ各種の剤形、各種の用途の化
粧品に自由に添加使用することができ、したがつ
て本発明によれば、皮膚疲労の早期回復、色素漂
白、皮膚の老化防止、こじわ防止、つや出し等に
有効な化粧品を自由に調剤することができる。 また、従来、屑真珠や真珠採取後のアコヤ貝貝
殻はその有効な用途がなく、廃棄されていたので
あるが、本発明はこれら廃棄物に有効利用の途を
新たに拓くものである。そのうえ、アコヤ貝以外
のコンキオリン含有貝殻も広く利用することがで
き、資源の有効利用という面でも本発明はきわめ
てすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る化粧品原料の液体クロマ
トグラムであり、第2図は、限外濾過を行わなか
つた物質の液体クロマトグラムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンキオリンを塩酸分解した後塩酸を除去
    し、次いで限外濾過して分画分子量6000以下の画
    分を採取することを特徴とする化粧品原料の製造
    方法。 2 該塩酸除去工程が、中和した後脱塩するもの
    であること、を特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の製造方法。 3 該塩酸除去工程が、アルカリで中和した後イ
    オン交換樹脂を用いてアミノ酸を吸着させ、次い
    でアルカリで脱着させるものであること、を特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 4 該限外濾過の分画分子量が2000であること、
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項又は
    第3項に記載の製造方法。
JP6476686A 1986-03-25 1986-03-25 化粧品原料の製造方法 Granted JPS62221612A (ja)

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