JPH02129251A - 可塑化ポリ塩化ビニル混合物の製造方法 - Google Patents
可塑化ポリ塩化ビニル混合物の製造方法Info
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- JPH02129251A JPH02129251A JP28180288A JP28180288A JPH02129251A JP H02129251 A JPH02129251 A JP H02129251A JP 28180288 A JP28180288 A JP 28180288A JP 28180288 A JP28180288 A JP 28180288A JP H02129251 A JPH02129251 A JP H02129251A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、可塑化ポリ塩化ビニル混合物の製造方法に関
し、さらに詳しくはポリ塩化ビニルとエチレン共重合体
高分子可塑剤とを均一に混合する方法に関する。
し、さらに詳しくはポリ塩化ビニルとエチレン共重合体
高分子可塑剤とを均一に混合する方法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点
フタル酸エステル等の液状可塑剤で可塑化されたポリ塩
化ビニルは、透明性、柔軟性に優れており広く使用され
ているが、液状可塑剤が揮発したり、あるいは被接触物
に液状可塑剤が移行したりするため、剛性率が経時的に
変化したり、被接触物を汚染するなどの問題点がある。
化ビニルは、透明性、柔軟性に優れており広く使用され
ているが、液状可塑剤が揮発したり、あるいは被接触物
に液状可塑剤が移行したりするため、剛性率が経時的に
変化したり、被接触物を汚染するなどの問題点がある。
このような問題点を改善するため、エチレン・酢酸ビニ
ル・−酸化炭素共重合体で代表されるエチレン共重合体
高分子可塑剤を塩化ビニルの可塑剤として用いる方法が
知られている。ところがこのようなエチレン共重合体高
分子可塑剤とポリ塩化ビニルとを均一に配合するために
は少なからず工夫を要している。すなわち、−度に両者
を混練した場合には、未溶融のポリ塩化ビニルが残存し
易いために、通常は、たとえば時開61−40326号
公報などに開示されているように多段で混練する方法が
採用されている。
ル・−酸化炭素共重合体で代表されるエチレン共重合体
高分子可塑剤を塩化ビニルの可塑剤として用いる方法が
知られている。ところがこのようなエチレン共重合体高
分子可塑剤とポリ塩化ビニルとを均一に配合するために
は少なからず工夫を要している。すなわち、−度に両者
を混練した場合には、未溶融のポリ塩化ビニルが残存し
易いために、通常は、たとえば時開61−40326号
公報などに開示されているように多段で混練する方法が
採用されている。
しかしながらこのような方法は煩雑である上に、熱劣化
し易いポリ塩化ビニルを高温雰囲気下に長時間維持する
結果となり、時として着色トラブルを起こすことがあっ
た。
し易いポリ塩化ビニルを高温雰囲気下に長時間維持する
結果となり、時として着色トラブルを起こすことがあっ
た。
本発明者らはこのような現状を改善すべく、より簡単に
して効果的なポリ塩化ビニルとエチレン共重合体高分子
可塑剤との混合方法を開発するために鋭意検討した結果
、単軸押出機のような混練能力の低い混練装置を用いて
も、特定の条件下で塩化ビニルとエチレン共重合体高分
子可塑剤とを混練すれば、−段の混線操作で均一なポリ
塩化ビニル混合物を製造しうる方法を見出すに至った。
して効果的なポリ塩化ビニルとエチレン共重合体高分子
可塑剤との混合方法を開発するために鋭意検討した結果
、単軸押出機のような混練能力の低い混練装置を用いて
も、特定の条件下で塩化ビニルとエチレン共重合体高分
子可塑剤とを混練すれば、−段の混線操作で均一なポリ
塩化ビニル混合物を製造しうる方法を見出すに至った。
発明の目的
本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決し
ようとするものであって、ポリ塩化ビニルとエチレン共
重合体高分子可塑剤とを非常に簡単なプロセスによって
均一に混合することができるような可塑化ポリ塩化ビニ
ル混合物の製造方法を提供することを目的としている。
ようとするものであって、ポリ塩化ビニルとエチレン共
重合体高分子可塑剤とを非常に簡単なプロセスによって
均一に混合することができるような可塑化ポリ塩化ビニ
ル混合物の製造方法を提供することを目的としている。
発明の概要
本発明に係る可塑化ポリ塩化ビニル混合物の製造方法は
、エチレン共重合体高分子可塑剤で可塑化されたポリ塩
化ビニル混合物を製造するに際し合した後、冷却し、必
要に応じ粉砕操作を加えて得られる予備粉状混合物と、
残部の高分子可塑剤とを混練することを特徴としている
。
、エチレン共重合体高分子可塑剤で可塑化されたポリ塩
化ビニル混合物を製造するに際し合した後、冷却し、必
要に応じ粉砕操作を加えて得られる予備粉状混合物と、
残部の高分子可塑剤とを混練することを特徴としている
。
発明の詳細な説明
以下本発明に係る可塑化ポリ塩化ビニル混合物の製造方
法について具体的に説明する。
法について具体的に説明する。
ポリ塩化ビニル
本発明ではポリ塩化ビニルとしては、塩化ビニル単独重
合体あるいは塩化ビニルと池の共単量体との共重合体が
用いられる。一般には塩化ビニル単独重合体であって、
その粒子表面に皮膜を有するものは、高分子可塑剤と均
一に混合させ難いが、本発明では、このような粒子表面
に皮膜を有する塩化ビニル単独重合体を特に好適に用い
ることができる。
合体あるいは塩化ビニルと池の共単量体との共重合体が
用いられる。一般には塩化ビニル単独重合体であって、
その粒子表面に皮膜を有するものは、高分子可塑剤と均
一に混合させ難いが、本発明では、このような粒子表面
に皮膜を有する塩化ビニル単独重合体を特に好適に用い
ることができる。
塩化ビニルと共重合する他の共単量体としては、エチレ
ン、プロピレンのようなα−オレフィンあるいは酢酸ビ
ニル、アクリル酸エステル、アルキルビニルエーテル、
臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン
、アクリロニトリルなどのビニル化合物またはビニリデ
ン化合物などを例示することができる。このような塩化
ビニル共重合体はランダム共重合体であってもよく、ま
たグラフト共重合体であってもよい。グラフト共重合体
の一例として、たとえばエチレン・酢酸ビニル共重合体
や熱可塑性ウレタン重合体を幹ポリマーとし、これに塩
化ビニルをグラフト重合したものをあげることができる
。
ン、プロピレンのようなα−オレフィンあるいは酢酸ビ
ニル、アクリル酸エステル、アルキルビニルエーテル、
臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン
、アクリロニトリルなどのビニル化合物またはビニリデ
ン化合物などを例示することができる。このような塩化
ビニル共重合体はランダム共重合体であってもよく、ま
たグラフト共重合体であってもよい。グラフト共重合体
の一例として、たとえばエチレン・酢酸ビニル共重合体
や熱可塑性ウレタン重合体を幹ポリマーとし、これに塩
化ビニルをグラフト重合したものをあげることができる
。
本発明では、ポリ塩化ビニルは粉末状で用いられること
が好ましく、粒径0.1〜1000μmのポリ塩化ビニ
ルか好ましく用いられる。
が好ましく、粒径0.1〜1000μmのポリ塩化ビニ
ルか好ましく用いられる。
本発明では、エチレン、共重合体高分子可塑剤としては
、たとえばエチレン・酢酸ビニルφ−酸化炭素共重合体
、エチレン・ (メタ)アクリル酸エステル・−酸化炭
素共重合体、酢酸ビニル含有量の多いエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体などを例示することができる。上記のよう
なエチレン・酢酸ビニル・−酸化炭素共重合体あるいは
エチレン・(メタ)アクリル酸エステル・−酸化炭素共
重合体等では、通常、エチレンが40〜80重量%、好
ましくは60〜70重量%の量で、酢酸ビニルまた(メ
タ)アクリル酸エステルが15〜60重量%、好ましく
は20〜35重量%のlで、−酸化炭素が5〜30重量
%、好ましくは5〜15重量%の量で存在していること
が望ましい。上記共重合体の共重合成分となりつる(メ
タ)アクリル酸エステルとしては、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸
イソブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチルなどをあげることが
できる。
、たとえばエチレン・酢酸ビニルφ−酸化炭素共重合体
、エチレン・ (メタ)アクリル酸エステル・−酸化炭
素共重合体、酢酸ビニル含有量の多いエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体などを例示することができる。上記のよう
なエチレン・酢酸ビニル・−酸化炭素共重合体あるいは
エチレン・(メタ)アクリル酸エステル・−酸化炭素共
重合体等では、通常、エチレンが40〜80重量%、好
ましくは60〜70重量%の量で、酢酸ビニルまた(メ
タ)アクリル酸エステルが15〜60重量%、好ましく
は20〜35重量%のlで、−酸化炭素が5〜30重量
%、好ましくは5〜15重量%の量で存在していること
が望ましい。上記共重合体の共重合成分となりつる(メ
タ)アクリル酸エステルとしては、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸
イソブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチルなどをあげることが
できる。
また上記のような酢酸ビニル含有量の多いエチレン・酢
酸ビニル共重合体では、エチレンが20〜60重量%、
好ましくは30〜50重量%の量で、酢酸ビニルが40
〜80重量%、好ましくは50〜70重量%程度の量で
存在していることが望ましい。
酸ビニル共重合体では、エチレンが20〜60重量%、
好ましくは30〜50重量%の量で、酢酸ビニルが40
〜80重量%、好ましくは50〜70重量%程度の量で
存在していることが望ましい。
量比
本発明では、エチレン共重合体高分子可塑剤は、ポリ塩
化ビニル100重量部に対し、40〜150重量部、と
くに60〜130重量部程度の置部混合される。すなわ
ち本発明では、エチレン共重合体高分子可塑剤を少量ポ
リ塩化ビニルに配合する場合には、本発明に係る方法を
用いることなく通常の一段混線で均一な混合物を得るこ
とが可能であるため、とくに大きなメリットがあるとは
いえないが、エチレン共重合体高分子可塑剤をポリ塩化
ビニルに対して多量に配合する場合には、通常の一段混
線では良好な混合物が得られず、本発明に係る方法を採
用することによって簡単なプロセスによって均一な混合
物を得ることができる。
化ビニル100重量部に対し、40〜150重量部、と
くに60〜130重量部程度の置部混合される。すなわ
ち本発明では、エチレン共重合体高分子可塑剤を少量ポ
リ塩化ビニルに配合する場合には、本発明に係る方法を
用いることなく通常の一段混線で均一な混合物を得るこ
とが可能であるため、とくに大きなメリットがあるとは
いえないが、エチレン共重合体高分子可塑剤をポリ塩化
ビニルに対して多量に配合する場合には、通常の一段混
線では良好な混合物が得られず、本発明に係る方法を採
用することによって簡単なプロセスによって均一な混合
物を得ることができる。
なお本発明では、可塑化ポリ塩化ビニル混合物中に少量
のフタル酸エステル、トリメリット酸エステル、ポリエ
ステル系可塑剤などの液状可塑剤をエチレン共重合体高
分子可塑剤とともに併用しでよい。
のフタル酸エステル、トリメリット酸エステル、ポリエ
ステル系可塑剤などの液状可塑剤をエチレン共重合体高
分子可塑剤とともに併用しでよい。
混線方法
本発明においては先ず、エチレン共重合体高分子可塑剤
の一部とポリ塩化ビニルとを攪拌混合条件下、80〜1
50℃好ましくは100〜140℃の範囲で予備混合し
た後、冷却し、必要に応じ粉砕操作を加えて予備粉状混
合物を得る。
の一部とポリ塩化ビニルとを攪拌混合条件下、80〜1
50℃好ましくは100〜140℃の範囲で予備混合し
た後、冷却し、必要に応じ粉砕操作を加えて予備粉状混
合物を得る。
この混合に用いられる装置としては、たとえばヘンシェ
ルミキサー セントリヒユーガルミキサー スピードミ
ュラなどを用いることができる。
ルミキサー セントリヒユーガルミキサー スピードミ
ュラなどを用いることができる。
混合に際し、高分子可塑剤はペレット状で用いることが
できるが、もちろん予め粉砕して用いることもできる。
できるが、もちろん予め粉砕して用いることもできる。
たとえばヘンシェルミキサーを用いる場合には、装置に
よっても異なるが、周速60〜100m/分程度の回転
力をかけながら高分子可塑剤とポリ塩化ビニルとを攪拌
混合していくと、摩擦力によって温度が徐々に上昇し、
80〜150℃の温度に到達させることができる。この
予備混合段階は、エチレン共重合体高分子可塑剤が溶融
し、たとえばペレット状のエチレン共重合体高分子可塑
剤を用いた場合には、ペレットの形状が消失する程度の
温度で行なわれることが好ましく、このようにすると、
エチレン共重合体高分利 子可塑津はおそらくポリ塩化ビニル粒子の表面をコーテ
ィングしているのであろうと考えられる。
よっても異なるが、周速60〜100m/分程度の回転
力をかけながら高分子可塑剤とポリ塩化ビニルとを攪拌
混合していくと、摩擦力によって温度が徐々に上昇し、
80〜150℃の温度に到達させることができる。この
予備混合段階は、エチレン共重合体高分子可塑剤が溶融
し、たとえばペレット状のエチレン共重合体高分子可塑
剤を用いた場合には、ペレットの形状が消失する程度の
温度で行なわれることが好ましく、このようにすると、
エチレン共重合体高分利 子可塑津はおそらくポリ塩化ビニル粒子の表面をコーテ
ィングしているのであろうと考えられる。
このような予備混合段階の温度は、高分子可塑剤の種類
によっても異なるが、80〜150℃好ましくは100
〜140℃であることが望ましい。
によっても異なるが、80〜150℃好ましくは100
〜140℃であることが望ましい。
る。すなわち温度が上記範囲より低いと混合操作の効果
が顕著に現れず、後の混線操作で均一な混合物を得るこ
とが難かしい。また温度を上記範囲より高くしても混合
の効果が高まるわけではなく、かえってポリ塩化ビニル
が熱劣化するおそれかあり好ましくない。
が顕著に現れず、後の混線操作で均一な混合物を得るこ
とが難かしい。また温度を上記範囲より高くしても混合
の効果が高まるわけではなく、かえってポリ塩化ビニル
が熱劣化するおそれかあり好ましくない。
この予備混合操作においては、高分子可塑剤は、ポリ塩
化ビニル100重量部に対し、1〜40重量部、好まし
くは3〜20重量部、さらに好ましくは5〜15重量部
の量で混合することが望ましい。この予備混合段階での
高分子可塑剤の混合量は、少量でも効果的であるのでと
くに多量に混合する必要はない。むしろ高分子可塑剤の
混合割合を増やしていくと、混合操作後の冷却の過程で
塊状化する傾向が増大し、粉砕操作が必要となってくる
ので上記のような適度な混合割合にするのがよい。
化ビニル100重量部に対し、1〜40重量部、好まし
くは3〜20重量部、さらに好ましくは5〜15重量部
の量で混合することが望ましい。この予備混合段階での
高分子可塑剤の混合量は、少量でも効果的であるのでと
くに多量に混合する必要はない。むしろ高分子可塑剤の
混合割合を増やしていくと、混合操作後の冷却の過程で
塊状化する傾向が増大し、粉砕操作が必要となってくる
ので上記のような適度な混合割合にするのがよい。
この予備混合段階で他の添加剤を、本発明の予備混合物
中に配合することができる。配合可能な添加剤としては
、例えば亜鉛、カルシウム、バリウムなどの脂肪酸塩で
代表される安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、炭酸カルシウ
ム、シリカ、クレイなどの各種充填剤、着色剤、難燃剤
などがあり、これらは使用目的に応じ適宜配合される。
中に配合することができる。配合可能な添加剤としては
、例えば亜鉛、カルシウム、バリウムなどの脂肪酸塩で
代表される安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、炭酸カルシウ
ム、シリカ、クレイなどの各種充填剤、着色剤、難燃剤
などがあり、これらは使用目的に応じ適宜配合される。
これらの中では、とくに無機充填剤を少量、例えばポリ
塩化ビニル100重量部に対し、0.1〜20重量部配
置部ておくと、混合の効率がよくなるので好ましい。
塩化ビニル100重量部に対し、0.1〜20重量部配
置部ておくと、混合の効率がよくなるので好ましい。
これら添加剤はもちろん後の混線時に配合することもで
きる。
きる。
予備混合が終了した後は、得られた予備混合物を冷却し
て予備粉末混合物を得る。予備混合操作時における高分
子可塑剤の使用量が多くなるにつれ塊状化傾向が大きく
なるので、冷却操作中に凝集防止または粉砕のための機
械力を加え、直接予備粉末混合物を得ることが好ましい
。しかしながら、冷却後、塊状物を含む混合物が得られ
る場合には、これに粉砕操作を加えて予備粉末混合物を
得てもよい。この方法では、高分子可塑剤を大量に使用
しない限り、僅かの粉砕力で容易に粉末化させることが
できる。なお、ここで言う予備粉末混合物とは、混線装
置に供給可能な程度の粒度の粉末からなる混合物を意味
し、大きな塊状物がない限り、その粒径はいかなるもの
であってもよい。
て予備粉末混合物を得る。予備混合操作時における高分
子可塑剤の使用量が多くなるにつれ塊状化傾向が大きく
なるので、冷却操作中に凝集防止または粉砕のための機
械力を加え、直接予備粉末混合物を得ることが好ましい
。しかしながら、冷却後、塊状物を含む混合物が得られ
る場合には、これに粉砕操作を加えて予備粉末混合物を
得てもよい。この方法では、高分子可塑剤を大量に使用
しない限り、僅かの粉砕力で容易に粉末化させることが
できる。なお、ここで言う予備粉末混合物とは、混線装
置に供給可能な程度の粒度の粉末からなる混合物を意味
し、大きな塊状物がない限り、その粒径はいかなるもの
であってもよい。
このようにして得られた予備粉末混合物と残部の高分子
可塑剤とを、単軸押出機や二本ロールのような簡単な装
置で混練することにより、均一でかつブッのない混合物
を容易に得ることができる。
可塑剤とを、単軸押出機や二本ロールのような簡単な装
置で混練することにより、均一でかつブッのない混合物
を容易に得ることができる。
このようにして得られた混合物は、そのまま成形するこ
とが可能であるが、もちろん、混線装置としてロールミ
キサー、パンバリミキサーや二軸押出機などを使用して
も差支えない。
とが可能であるが、もちろん、混線装置としてロールミ
キサー、パンバリミキサーや二軸押出機などを使用して
も差支えない。
発明の効果
本発明によれば、混合操作を工夫するのみで、−段の混
線操作で均一な混合物を得ることができるという利点が
あり、とくに押出成形に利用する場合に、従来法と比較
して簡便にして安価な成形を行うことができる。
線操作で均一な混合物を得ることができるという利点が
あり、とくに押出成形に利用する場合に、従来法と比較
して簡便にして安価な成形を行うことができる。
実施例1
表1に示すような組成割合を有する配合物50kgを3
00gヘンシェルミキサーに投入し、800 m1n−
’の回転数で混合攪拌した。8分間攪拌した後、粉末混
合物の温度を測定したところ、攪拌熱により温度は10
5℃に上昇していた。この時、粉末混合物中のペレット
状のエチレン/酢酸ビニル/−酸化炭素共重合体はペレ
ット状では存在しておらず、ペレットは消失し、ポリ塩
化ビニルとほぼ均一に混合していた。
00gヘンシェルミキサーに投入し、800 m1n−
’の回転数で混合攪拌した。8分間攪拌した後、粉末混
合物の温度を測定したところ、攪拌熱により温度は10
5℃に上昇していた。この時、粉末混合物中のペレット
状のエチレン/酢酸ビニル/−酸化炭素共重合体はペレ
ット状では存在しておらず、ペレットは消失し、ポリ塩
化ビニルとほぼ均一に混合していた。
このようにして得られた予備粉末混合物中のポリ塩化ビ
ニル粒子の表面状態を電子顕微鏡(500倍)にて観察
したところ、表面がエチレン/酢酸ビニル/−酸化炭素
共重合体と推定される物質でコーティングされており、
原料ポリ塩化ビニル粒子の表面状態と明らかに異なるも
のであった。
ニル粒子の表面状態を電子顕微鏡(500倍)にて観察
したところ、表面がエチレン/酢酸ビニル/−酸化炭素
共重合体と推定される物質でコーティングされており、
原料ポリ塩化ビニル粒子の表面状態と明らかに異なるも
のであった。
次いで上記のようにして得られた予備粉末混合物をクー
リングミキサーに移し、50ain−1の回転数で30
分間攪拌し、予備粉末混合物を40℃まで冷却した。さ
らに、この予備混合物にエチレン/酢酸ビニル/−酸化
炭素共重合体29 kg(65重量部)をさらに投入し
、5分間50akin−’の回転数で攪拌混合した。得
られた最終配合物を65mm単軸押出機(L/D−24
、ベント付圧縮比3.0)にて、押出した。この時の押
出条件は、各バレル温度150℃、ダイ温度160℃、
スクリーー回転数60a+In−’であり、押出量は5
0kg/Hrであった。このとき押出されたストランド
の表面は良好であった。
リングミキサーに移し、50ain−1の回転数で30
分間攪拌し、予備粉末混合物を40℃まで冷却した。さ
らに、この予備混合物にエチレン/酢酸ビニル/−酸化
炭素共重合体29 kg(65重量部)をさらに投入し
、5分間50akin−’の回転数で攪拌混合した。得
られた最終配合物を65mm単軸押出機(L/D−24
、ベント付圧縮比3.0)にて、押出した。この時の押
出条件は、各バレル温度150℃、ダイ温度160℃、
スクリーー回転数60a+In−’であり、押出量は5
0kg/Hrであった。このとき押出されたストランド
の表面は良好であった。
得られた溶融混合物を160℃で熱プレスして、厚み2
00μmのプレスシートを得た。プレスシート中の直径
50μm以上のゲル(未溶融のポリ塩化ビニル粒子)を
顕微鏡により計数したところ、150ケ/ cdと少な
かった。さらにこのプレスシートをJ I S−に−6
723に従って機械的特性を評価したところ、表−1の
通りであり良好な物性値を示した。
00μmのプレスシートを得た。プレスシート中の直径
50μm以上のゲル(未溶融のポリ塩化ビニル粒子)を
顕微鏡により計数したところ、150ケ/ cdと少な
かった。さらにこのプレスシートをJ I S−に−6
723に従って機械的特性を評価したところ、表−1の
通りであり良好な物性値を示した。
比較例1
実施例1と同じ配合物をヘンシェルミキサーにて、低速
601n−’にて10分間ブレンド(この時の混合温度
は60℃)した。この粉末混合物中のポリ塩化ビニル粒
子の表面状態を実施例1と同様に電子顕微鏡(500倍
)にて観察したところ、原料ポリ塩化ビニル粒子の表面
状態と類似しており、実施例1の状態とは明らかに異な
っていた。
601n−’にて10分間ブレンド(この時の混合温度
は60℃)した。この粉末混合物中のポリ塩化ビニル粒
子の表面状態を実施例1と同様に電子顕微鏡(500倍
)にて観察したところ、原料ポリ塩化ビニル粒子の表面
状態と類似しており、実施例1の状態とは明らかに異な
っていた。
次いで得られた粉末混合物中に、実施例1と同様にエチ
レン/酢酸ビニル/−酸化炭素共重合体65重量部をさ
らに投入し、さらに5分間ブレンドし、最終配合物を得
た。さらに、最終配合物を実施例1と同じ押出機で同一
条件にて押出した。
レン/酢酸ビニル/−酸化炭素共重合体65重量部をさ
らに投入し、さらに5分間ブレンドし、最終配合物を得
た。さらに、最終配合物を実施例1と同じ押出機で同一
条件にて押出した。
押出されたストランドの外観は悪かった。ゲルレベル、
機械的特性も表−1の通り悪く、明らかにポリ塩化ビニ
ル粒子の分散不良と思われた。
機械的特性も表−1の通り悪く、明らかにポリ塩化ビニ
ル粒子の分散不良と思われた。
比較例2
実施例1と同じ配合物をヘンシェルミキサーにて、80
01n−1の回転数で20分間混合攪拌した。攪拌終了
後、混合物の温度を測定したところ、170℃であった
。実施例1と同様に冷却後、エチレン/酢酸ビニル/−
酸化炭素共重合体65重量部を追加添加し、混合した後
、65龍単軸押出機にて押出した。押出されたストラン
ドの表面は平滑であったが、黄色に着色していた。この
着色は、ヘンシェルミキサーによるトライブレンド時に
受けた熱履歴が原因と考えられた。
01n−1の回転数で20分間混合攪拌した。攪拌終了
後、混合物の温度を測定したところ、170℃であった
。実施例1と同様に冷却後、エチレン/酢酸ビニル/−
酸化炭素共重合体65重量部を追加添加し、混合した後
、65龍単軸押出機にて押出した。押出されたストラン
ドの表面は平滑であったが、黄色に着色していた。この
着色は、ヘンシェルミキサーによるトライブレンド時に
受けた熱履歴が原因と考えられた。
比較例3
表1に示すような組成割合を有する配合物50檀を30
0gヘンシェルミキサーに投入し、800mIn−1の
回転数で混合攪拌した。12分間攪拌した後、粉末混合
物の温度を測定したところ、攪拌熱により温度は125
℃に上昇していた。この後内容物をクーリングミキサー
に移し、5゜1n−1の回転数で30分間攪拌し、得ら
れた粉末混合物を40℃まで冷却した。さらにエチレン
/酢酸ビニル/−酸化炭素共重合体33kg(70重量
部)を追加添加し、5分間50wIn−’の回転数で攪
拌混合した。
0gヘンシェルミキサーに投入し、800mIn−1の
回転数で混合攪拌した。12分間攪拌した後、粉末混合
物の温度を測定したところ、攪拌熱により温度は125
℃に上昇していた。この後内容物をクーリングミキサー
に移し、5゜1n−1の回転数で30分間攪拌し、得ら
れた粉末混合物を40℃まで冷却した。さらにエチレン
/酢酸ビニル/−酸化炭素共重合体33kg(70重量
部)を追加添加し、5分間50wIn−’の回転数で攪
拌混合した。
このように得られた最終配合物を実施例1と同じ65m
m単軸押出機にて、実施例1と同一条件にて押出した。
m単軸押出機にて、実施例1と同一条件にて押出した。
この時押出されたストランドの肌は平滑では無かった。
また、物性も表−1の通り悪かった。
実施例2
表1に示すような組成割合を有する配合物を3001ヘ
ンシエルミキサーに50kg投入し、800 5in−
’の回転数で1o分間混合攪拌した。
ンシエルミキサーに50kg投入し、800 5in−
’の回転数で1o分間混合攪拌した。
得られた予備混合物の温度は、140”Cであった。
一部ブロッキングをおこし、塊状となっていたが、手で
揉みほぐせば崩れる程度の塊まりであった。
揉みほぐせば崩れる程度の塊まりであった。
このようにして手で揉みほぐして得られた予備粉末混合
物をクーリングミキサーに移し、50■In−’の回転
数で30分間攪拌し、予備粉末混合物を40℃まで冷却
した。次いでこの予備粉末混合物にエチレン/酢酸ビニ
ル/−酸化炭素共重合体20kg(50重量部)をさら
に投入し、5分間50mIn’の回転数で攪拌混合した
。実施例1と同様に最終配合物を65mm単軸押出機に
て押出した。得られた溶融混合物のプレスシートの透明
性は良好であり、ゲル数及び機械的特性も表−1の通り
良好であった。
物をクーリングミキサーに移し、50■In−’の回転
数で30分間攪拌し、予備粉末混合物を40℃まで冷却
した。次いでこの予備粉末混合物にエチレン/酢酸ビニ
ル/−酸化炭素共重合体20kg(50重量部)をさら
に投入し、5分間50mIn’の回転数で攪拌混合した
。実施例1と同様に最終配合物を65mm単軸押出機に
て押出した。得られた溶融混合物のプレスシートの透明
性は良好であり、ゲル数及び機械的特性も表−1の通り
良好であった。
実施例3
表1に示すような組成割合を有する配合物50kgをヘ
ンシエルブレンダーにて実施例1と同様に800 L
Ilin−’の回転数で13分間混合攪拌した。
ンシエルブレンダーにて実施例1と同様に800 L
Ilin−’の回転数で13分間混合攪拌した。
得られた予備粉末混合物温度は150℃であった。
この予備粉末混合物をクーリングミキサーで冷却した後
、さらにエチレン/酢酸ビニル/−酸化炭素共重合体3
8kg(90重量部)をさらに投入し、実施例1と同様
混合した。得られた最終配合物を6511I11単軸押
出機にて押出したところ、表−1の通り良く混練された
溶融混合物が得られた。
、さらにエチレン/酢酸ビニル/−酸化炭素共重合体3
8kg(90重量部)をさらに投入し、実施例1と同様
混合した。得られた最終配合物を6511I11単軸押
出機にて押出したところ、表−1の通り良く混練された
溶融混合物が得られた。
実施例4
実施例3において、エチレン/酢酸ビニル/−酸化炭素
共重合体のかわりにエチレン/n−ブチルアクリレート
/−酸化炭素共重合体(n−ブチルアクリレート含有量
30%、−酸化炭素含有量10%、M F R7d g
/gin”)を用いた以外は実施例3と同条件で処理
した後、同じ押出機にて同一条件で押出した。ストラン
ドは良好であった。
共重合体のかわりにエチレン/n−ブチルアクリレート
/−酸化炭素共重合体(n−ブチルアクリレート含有量
30%、−酸化炭素含有量10%、M F R7d g
/gin”)を用いた以外は実施例3と同条件で処理
した後、同じ押出機にて同一条件で押出した。ストラン
ドは良好であった。
Claims (3)
- (1)エチレン共重合体高分子可塑剤で可塑化されたポ
リ塩化ビニル混合物を製造するに際して、該高分子可塑
剤の一部とポリ塩化ビニル粉末とを攪拌混合条件下、8
0〜150℃の範囲で予備混合した後、冷却し、必要に
応じ粉砕操作を加えて得られる予備粉状混合物と、残部
の高分子可塑剤とを混練することを特徴とする可塑化ポ
リ塩化ビニル混合物の製造方法。 - (2)エチレン共重合体高分子可塑剤を、ポリ塩化ビニ
ル粉末100重量部あたり、1〜40重量部の量で予備
混合することを特徴とする請求項第1項に記載の製造方
法。 - (3)撹拌混合条件下で混合後、冷却する際に凝集防止
または粉砕のための機械力を加えることを特徴とする請
求項第1項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63281802A JP2728276B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 可塑化ポリ塩化ビニル混合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63281802A JP2728276B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 可塑化ポリ塩化ビニル混合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02129251A true JPH02129251A (ja) | 1990-05-17 |
| JP2728276B2 JP2728276B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=17644185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63281802A Expired - Lifetime JP2728276B2 (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | 可塑化ポリ塩化ビニル混合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2728276B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007197605A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物及びストレッチフィルム |
| JP2014199886A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 住ベシート防水株式会社 | 太陽電池用防水シート、防水シート付き太陽電池層および防水構造体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6140326A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-26 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ポリ塩化ビニルと高分子可塑剤の混練方法 |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP63281802A patent/JP2728276B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6140326A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-26 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ポリ塩化ビニルと高分子可塑剤の混練方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007197605A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物及びストレッチフィルム |
| JP2014199886A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 住ベシート防水株式会社 | 太陽電池用防水シート、防水シート付き太陽電池層および防水構造体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2728276B2 (ja) | 1998-03-18 |
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