JPH02129809A - アルマイト電線 - Google Patents
アルマイト電線Info
- Publication number
- JPH02129809A JPH02129809A JP28201588A JP28201588A JPH02129809A JP H02129809 A JPH02129809 A JP H02129809A JP 28201588 A JP28201588 A JP 28201588A JP 28201588 A JP28201588 A JP 28201588A JP H02129809 A JPH02129809 A JP H02129809A
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- JP
- Japan
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- wire
- core material
- alumite
- linear expansion
- layer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、合成ワニスの耐熱温度以上の高温で繰り返
し使用される計測用センサのコイル用巻線などとして好
適なアルマイト電線に関する。
し使用される計測用センサのコイル用巻線などとして好
適なアルマイト電線に関する。
「従来の技術」
Alは表面に良質の安定な酸化皮膜を形成することがで
きる材料であるので、耐食性、特に高温の耐酸化性に優
れている。しかも/lの酸化皮膜は耐熱性と絶縁性も具
備しているために、酸性溶液中で陽極酸化によりAl表
面に酸化皮膜を形成させたアルマイト線は、合成ワニス
の耐熱温度以上の高温で使用される耐熱絶縁電線として
長い間使用されてきた。しかしながら従来のアルマイト
線は、AlまたはAl合金線を素線として用いているた
めに、特性上、種々の問題があった。
きる材料であるので、耐食性、特に高温の耐酸化性に優
れている。しかも/lの酸化皮膜は耐熱性と絶縁性も具
備しているために、酸性溶液中で陽極酸化によりAl表
面に酸化皮膜を形成させたアルマイト線は、合成ワニス
の耐熱温度以上の高温で使用される耐熱絶縁電線として
長い間使用されてきた。しかしながら従来のアルマイト
線は、AlまたはAl合金線を素線として用いているた
めに、特性上、種々の問題があった。
即ち、アルマイト線の酸化皮膜とは、酸化アルミニウム
であり、その線膨張係数は8×lO″e/℃であって、
Alの線膨張係数(24X I O−0/’C)に比較
すると約173の値であって両者の間には大きな隔たり
があり、この線膨張係数の差異とアルマイト線の高温強
度の不足に起因して以下に説明する弊害を生じていた。
であり、その線膨張係数は8×lO″e/℃であって、
Alの線膨張係数(24X I O−0/’C)に比較
すると約173の値であって両者の間には大きな隔たり
があり、この線膨張係数の差異とアルマイト線の高温強
度の不足に起因して以下に説明する弊害を生じていた。
「発明が解決しようとする課題」
まず、第2図に示すようにAlからなる芯材lとこの芯
材lを覆う酸化アルミニウムの酸化被膜層2とからなる
アルマイト線3を形成した場合、常温では芯材lと酸化
被膜層2の間に残留応力などを生じることなく両者は接
合しているが、このアルマイト線3を昇温すると、双方
の線膨張率の違いによって高温になるほど第3図の矢印
に示すように熱応力が作用することになる。そしてこの
熱応力が高じると、酸化皮膜層2にクラックを生じたり
、最悪の場合は第4図に示すように酸化皮膜層2の一部
が剥離したりして導体が露出するとともに、熱膨張率の
違いにより熱サイクルの過程で導体露出部分がより大き
く引き伸ばされるなどして断線するなどの問題があった
。
材lを覆う酸化アルミニウムの酸化被膜層2とからなる
アルマイト線3を形成した場合、常温では芯材lと酸化
被膜層2の間に残留応力などを生じることなく両者は接
合しているが、このアルマイト線3を昇温すると、双方
の線膨張率の違いによって高温になるほど第3図の矢印
に示すように熱応力が作用することになる。そしてこの
熱応力が高じると、酸化皮膜層2にクラックを生じたり
、最悪の場合は第4図に示すように酸化皮膜層2の一部
が剥離したりして導体が露出するとともに、熱膨張率の
違いにより熱サイクルの過程で導体露出部分がより大き
く引き伸ばされるなどして断線するなどの問題があった
。
また、通常、この種のアルマイト線3を計測コイル用巻
線として使用する場合に巻き付ける巻枠はアルミナ等の
セラミックから構成されているが、このようなセラミッ
クの巻枠は、線膨張係数(α)が5〜10×10−6/
℃程度であって、前記Alを主体としたアルマイト線3
の線膨張係数と大きく異なっている。従ってこの種のア
ルマイト線3をセラミック製の巻枠に巻き付けた後に常
温から高温に加熱し、更に高温から常温に冷却するとい
った熱ザイクルを与えると、以下に説明する弊害を生じ
ることがある。
線として使用する場合に巻き付ける巻枠はアルミナ等の
セラミックから構成されているが、このようなセラミッ
クの巻枠は、線膨張係数(α)が5〜10×10−6/
℃程度であって、前記Alを主体としたアルマイト線3
の線膨張係数と大きく異なっている。従ってこの種のア
ルマイト線3をセラミック製の巻枠に巻き付けた後に常
温から高温に加熱し、更に高温から常温に冷却するとい
った熱ザイクルを与えると、以下に説明する弊害を生じ
ることがある。
まず、第5図に示すようにアルマイト線3からなるコイ
ル5とセラミック製の巻枠6を常温に設置した状態から
、数百0Cの高温に加熱した場合に、熱膨張によるコイ
ル5の長さ増加分を八〇、とし、熱膨張による巻枠6の
長さ増加分をΔQ2とすると、前記のように両者の線膨
張係数の間に差異がある関係から、膨張時に、Δe、−
Δρ2−Δρなる長さの差が生じる。ここで第6図に示
すように、コイル5を巻枠6に巻き何けた状態で常温か
ら高温に加熱した場合、膨張しようとするコイル5は巻
枠6のツバ板6aにより伸張を阻止されるので、前記Δ
gの長さに相当する伸張ができないコイル5には歪が作
用し、コイル5を構成するアルマイト線に塑性変形をき
たす問題がある。また、この状態からコイル5を常温に
冷却した場合、第7図に示すように、巻枠6のフランジ
板6aからコイル5が離れる現象が生じてコイル5の両
端側に隙間が生じてしまう問題がある。
ル5とセラミック製の巻枠6を常温に設置した状態から
、数百0Cの高温に加熱した場合に、熱膨張によるコイ
ル5の長さ増加分を八〇、とし、熱膨張による巻枠6の
長さ増加分をΔQ2とすると、前記のように両者の線膨
張係数の間に差異がある関係から、膨張時に、Δe、−
Δρ2−Δρなる長さの差が生じる。ここで第6図に示
すように、コイル5を巻枠6に巻き何けた状態で常温か
ら高温に加熱した場合、膨張しようとするコイル5は巻
枠6のツバ板6aにより伸張を阻止されるので、前記Δ
gの長さに相当する伸張ができないコイル5には歪が作
用し、コイル5を構成するアルマイト線に塑性変形をき
たす問題がある。また、この状態からコイル5を常温に
冷却した場合、第7図に示すように、巻枠6のフランジ
板6aからコイル5が離れる現象が生じてコイル5の両
端側に隙間が生じてしまう問題がある。
また、アルマイト線3を巻枠6に巻き付ける場合は、多
層巻構造とするのが一般的であり、コイル5のアルマイ
ト線3は巻枠6上で多層に重ねられた状態になっている
が、巻枠6とコイル5の間の熱膨張率の違いが極端に大
きくなった場合は、前記熱応力によってアルマイト線3
の重なり部分にずり応力が作用し、このずり応力によっ
てアルマイト線3の表面どうしが強く擦り合わされてア
ルマイト線表面のセラミック絶縁層にクラックを生じた
り、最悪の場合はセラミック絶縁層が破壊する問題があ
った。
層巻構造とするのが一般的であり、コイル5のアルマイ
ト線3は巻枠6上で多層に重ねられた状態になっている
が、巻枠6とコイル5の間の熱膨張率の違いが極端に大
きくなった場合は、前記熱応力によってアルマイト線3
の重なり部分にずり応力が作用し、このずり応力によっ
てアルマイト線3の表面どうしが強く擦り合わされてア
ルマイト線表面のセラミック絶縁層にクラックを生じた
り、最悪の場合はセラミック絶縁層が破壊する問題があ
った。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、
熱サイクルに起因する劣化を緩和して耐熱性を高めたア
ルマイト電線を提供することを目的とする。
熱サイクルに起因する劣化を緩和して耐熱性を高めたア
ルマイト電線を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」
請求項1に記載した発明は前記課題を解決するために、
室温から500℃に至る温度域において、平均膨張係数
が10xlO−6/’C以下である低膨張率の金属材料
からなる芯材と、該芯材の外面に断面積比で10〜50
%の範囲に形成されたAlあるいはAl合金からなる被
覆層と、この被覆層の外面に形成されたAlの酸化皮膜
とを具備してなるものである。
室温から500℃に至る温度域において、平均膨張係数
が10xlO−6/’C以下である低膨張率の金属材料
からなる芯材と、該芯材の外面に断面積比で10〜50
%の範囲に形成されたAlあるいはAl合金からなる被
覆層と、この被覆層の外面に形成されたAlの酸化皮膜
とを具備してなるものである。
また、請求項2に記載した発明においては、巻枠との線
膨張係数差を+50%以下であって、導電率10%以上
の特性を有するようにしたものである。
膨張係数差を+50%以下であって、導電率10%以上
の特性を有するようにしたものである。
「作用 j
低膨張率の芯材とAlあるいはAl合金の被覆層からな
るので、その外方に形成されるAlの酸化皮膜との間の
線膨張係数の差異が少なくなっていて熱膨張に起因する
歪が少ないから酸化皮膜層の割れを生じにくい。また、
低膨張率の巻枠に巻き付けて使用する場合、巻線全体の
膨張係数が巻枠の膨張係数に近いので、巻枠との間の熱
膨張差が少なく、熱ザイクルに起因する熱応力負荷が少
ない。また、巻線として必要な導電性は被覆層が確保す
る。
るので、その外方に形成されるAlの酸化皮膜との間の
線膨張係数の差異が少なくなっていて熱膨張に起因する
歪が少ないから酸化皮膜層の割れを生じにくい。また、
低膨張率の巻枠に巻き付けて使用する場合、巻線全体の
膨張係数が巻枠の膨張係数に近いので、巻枠との間の熱
膨張差が少なく、熱ザイクルに起因する熱応力負荷が少
ない。また、巻線として必要な導電性は被覆層が確保す
る。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の巻線を示すもので、この例
の巻線Aは、芯材lOとこの芯材lOを覆って設けられ
た被覆層11と、この被覆層11を覆って設けられたA
lの酸化皮膜からなる絶縁層12とから構成されている
。
の巻線Aは、芯材lOとこの芯材lOを覆って設けられ
た被覆層11と、この被覆層11を覆って設けられたA
lの酸化皮膜からなる絶縁層12とから構成されている
。
前記芯材10は、室温〜500℃の温度範囲において、
線膨張係数がtoxlo−6/℃以下の低膨張率の金属
材料から構成されている。この低膨張率の金属材料とは
、具体的には、Fe−36Niインバ一合金などを用い
る。なお、低膨張率の金属材料としてFe−32Ni−
5Coのスーパーインバー合金などを用いても良い。
線膨張係数がtoxlo−6/℃以下の低膨張率の金属
材料から構成されている。この低膨張率の金属材料とは
、具体的には、Fe−36Niインバ一合金などを用い
る。なお、低膨張率の金属材料としてFe−32Ni−
5Coのスーパーインバー合金などを用いても良い。
前記被覆層11はAlあるいはAl合金から形成されて
いる。被覆層11を形成する手段は、溶融浸漬被覆法(
D I P法)、押出被覆法、テープ巻き付は法、メツ
キ法などの種々の手段を適宜用いることができる。これ
らの方法において押出被覆法は線径の太いもの、メツキ
法は線径の細いものに適用することが好ましい。なお、
被覆層11の被覆率を適宜調節することで、芯材lOと
被覆層Ilを合わせた部分の線膨張率を調節できるので
、Atの酸化皮膜の線膨張係数に合わせて被覆層11の
被覆率を調節して両者の線膨張係数が近い値になるよう
に被覆層11を被覆する。
いる。被覆層11を形成する手段は、溶融浸漬被覆法(
D I P法)、押出被覆法、テープ巻き付は法、メツ
キ法などの種々の手段を適宜用いることができる。これ
らの方法において押出被覆法は線径の太いもの、メツキ
法は線径の細いものに適用することが好ましい。なお、
被覆層11の被覆率を適宜調節することで、芯材lOと
被覆層Ilを合わせた部分の線膨張率を調節できるので
、Atの酸化皮膜の線膨張係数に合わせて被覆層11の
被覆率を調節して両者の線膨張係数が近い値になるよう
に被覆層11を被覆する。
前記絶縁層12は酸化アルミニウムから構成されている
。この絶縁層12を形成するには、シコウ酸、クロム酸
、硫酸のいずれかを水溶液とし、被覆層11を形成した
後の芯材lOを陽極として電解することにより形成する
ことができる。
。この絶縁層12を形成するには、シコウ酸、クロム酸
、硫酸のいずれかを水溶液とし、被覆層11を形成した
後の芯材lOを陽極として電解することにより形成する
ことができる。
第1図に示す構造のアルマイト線Aは、芯材lOと被覆
層11を合わせた部分の平均の線膨張係数がAlの酸化
皮膜からなる絶縁層12の線膨張係数に近い値になって
いるので、Alの軟化溶融点近くの高温に加熱された場
合、あるいは熱ザイクルなどが負荷された場合であって
も、絶縁層12に作用する熱歪が少なく、絶縁層12が
破壊されることが少ない。
層11を合わせた部分の平均の線膨張係数がAlの酸化
皮膜からなる絶縁層12の線膨張係数に近い値になって
いるので、Alの軟化溶融点近くの高温に加熱された場
合、あるいは熱ザイクルなどが負荷された場合であって
も、絶縁層12に作用する熱歪が少なく、絶縁層12が
破壊されることが少ない。
また、アルマイト線Aをセラミック製の巻枠に巻回した
場合であっても、アルマイト線全体の線膨張係数が巻枠
の線膨張係数に近い値になるので、熱ザイクルに強く、
熱歪に起因する絶縁層12の破壊などは生じないもので
ある。また、巻枠とアルマイト線Aの線膨張係数が近い
ので巻枠に巻回してコイルとした後に加熱し、加熱後に
冷却された場合であってもコイルと巻枠の間に隙間など
は生じない。
場合であっても、アルマイト線全体の線膨張係数が巻枠
の線膨張係数に近い値になるので、熱ザイクルに強く、
熱歪に起因する絶縁層12の破壊などは生じないもので
ある。また、巻枠とアルマイト線Aの線膨張係数が近い
ので巻枠に巻回してコイルとした後に加熱し、加熱後に
冷却された場合であってもコイルと巻枠の間に隙間など
は生じない。
「実施例1」
Fe−32Ni−5Co合金からなるロッド状の芯材を
用意し、複合押出法を行ってAlの被覆層を約30%の
体積比で被覆し、直径的5mmのロッド状の基材を得た
。次にこの基材に伸線加工を繰り返し施して直径2.0
mmのアルマイト線を得た。
用意し、複合押出法を行ってAlの被覆層を約30%の
体積比で被覆し、直径的5mmのロッド状の基材を得た
。次にこの基材に伸線加工を繰り返し施して直径2.0
mmのアルマイト線を得た。
このアルマイト線の線膨張係数(0〜500℃の平均値
)を第1表に示す。
)を第1表に示す。
第1表
このように酸化アルミニウムの線膨張係数と思われる8
〜9 X 10−6層℃にかなり近い線膨張係数を有す
るアルマイト線を得ることができた。
〜9 X 10−6層℃にかなり近い線膨張係数を有す
るアルマイト線を得ることができた。
「実施例2」
種々の厚さでAlを被覆し、線膨張係数(α)を変化さ
せた索線を直径0.15mmまで伸線した。
せた索線を直径0.15mmまで伸線した。
次いでこの素線を硫酸溶液中で陽極酸化処理し、約5μ
m厚の酸化皮膜を形成させjコアルマイト線を得た。
m厚の酸化皮膜を形成させjコアルマイト線を得た。
次にこのアルマイト線を2本用い、そのうち1本を胴径
7mm、内幅50mのアルミナ製の巻枠に5層にわたり
巻き付け、次いで残りの1本をその上に更に5層にわた
り巻き付けて全体で10層構造の巻線コイルを作成した
。
7mm、内幅50mのアルミナ製の巻枠に5層にわたり
巻き付け、次いで残りの1本をその上に更に5層にわた
り巻き付けて全体で10層構造の巻線コイルを作成した
。
また、比較のために、直径0.15mmのAl線に同様
のアルマイト処理を行い、約5μm厚の酸化皮膜を形成
させたアルマイト線を作製し、前記例と同様に巻枠に巻
回して巻線コイルを作製した。
のアルマイト処理を行い、約5μm厚の酸化皮膜を形成
させたアルマイト線を作製し、前記例と同様に巻枠に巻
回して巻線コイルを作製した。
以上のように製造した2つの巻線コイルに関し、500
℃まで加熱後の巻き幅の変化(両サイドの各々に生じる
変化)と、熱サイクルを100回加えた場合の巻線間の
絶縁不良率と、熱サイクルを1000回加えた場合の巻
線間の絶縁不良率を求めた。なお、熱サイクルとは、巻
線コイルを室温から30分の間に500℃まで加熱する
昇温処理と、この巻線コイルを500℃から室温まで6
0分かけて冷却する処理を行う処理とした。
℃まで加熱後の巻き幅の変化(両サイドの各々に生じる
変化)と、熱サイクルを100回加えた場合の巻線間の
絶縁不良率と、熱サイクルを1000回加えた場合の巻
線間の絶縁不良率を求めた。なお、熱サイクルとは、巻
線コイルを室温から30分の間に500℃まで加熱する
昇温処理と、この巻線コイルを500℃から室温まで6
0分かけて冷却する処理を行う処理とした。
第2表
以上の結果より本発明のアルマイト線は熱ザイクルに対
し、従来のアルマイト線より強いことが明らかとなった
。また、第2表に示す結果から、アルマイト線と巻枠と
のα差は+50%以下が好適であることが判明した。
し、従来のアルマイト線より強いことが明らかとなった
。また、第2表に示す結果から、アルマイト線と巻枠と
のα差は+50%以下が好適であることが判明した。
「発明の効果」
以上説明したように本発明のアルマイト線は、芯材と被
覆層を合わせた部分の線膨張係数がAtの酸化皮膜の線
膨張係数に近くなるので、Alの軟化溶融点近くの高温
に加熱された場合、あるいは、熱サイクルなどが負荷さ
れてもAlの酸化皮膜の亀裂あるいは破壊が起こること
が少ない。従って従来のAl線におけるAlの酸化皮膜
の熱劣化による絶縁破壊電圧の低下問題を解消すること
ができる。
覆層を合わせた部分の線膨張係数がAtの酸化皮膜の線
膨張係数に近くなるので、Alの軟化溶融点近くの高温
に加熱された場合、あるいは、熱サイクルなどが負荷さ
れてもAlの酸化皮膜の亀裂あるいは破壊が起こること
が少ない。従って従来のAl線におけるAlの酸化皮膜
の熱劣化による絶縁破壊電圧の低下問題を解消すること
ができる。
また、本発明のアルマイト線は、セラミック製の巻枠に
巻き付けて熱サイクルが作用した場合であってもアルマ
イト線と巻枠の線膨張係数が近い値であってアルマイト
線に作用する歪が小さいので、アルマイト線にクラック
などの欠陥部分を生しることがない。また、芯材が機械
的強度に優れているから細線化しても、断線するおそれ
がない。
巻き付けて熱サイクルが作用した場合であってもアルマ
イト線と巻枠の線膨張係数が近い値であってアルマイト
線に作用する歪が小さいので、アルマイト線にクラック
などの欠陥部分を生しることがない。また、芯材が機械
的強度に優れているから細線化しても、断線するおそれ
がない。
従って本発明のアルマイト線は高温で使用されるコイル
の巻線用などとして用いた場合であっても熱サイクルに
強く、耐久性が高い特徴を有する。
の巻線用などとして用いた場合であっても熱サイクルに
強く、耐久性が高い特徴を有する。
また、昇温過程で熱膨張率の違いによりアルマイト線が
巻枠に抑えられて圧縮変形することがなくなるので、常
温に冷却した場合に、巻枠とコイルの端部との間に隙間
が生じることもなくなる。
巻枠に抑えられて圧縮変形することがなくなるので、常
温に冷却した場合に、巻枠とコイルの端部との間に隙間
が生じることもなくなる。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図ないし第7
図は従来の問題を説明するためのもので、第2図は従来
のアルマイト線の一例を示す断面図、第3図は従来のア
ルマイト線の熱膨張による応力負荷状態を示す断面図、
第4図は被覆層が破壊した従来のアルマイト線を示す断
面図、第5図は巻枠とコイルの常温状態と熱膨張状態を
比較説明するための側面図、第6図はアルマイト線を巻
枠に巻回した巻線コイルの熱膨張状態を示す側面図、第
7図は熱膨張後に常温に冷却した状態の巻線コイルを示
す側面図である。 A・・・巻線、10・・・芯材、11・・・被覆層、1
2・・・絶縁層。
図は従来の問題を説明するためのもので、第2図は従来
のアルマイト線の一例を示す断面図、第3図は従来のア
ルマイト線の熱膨張による応力負荷状態を示す断面図、
第4図は被覆層が破壊した従来のアルマイト線を示す断
面図、第5図は巻枠とコイルの常温状態と熱膨張状態を
比較説明するための側面図、第6図はアルマイト線を巻
枠に巻回した巻線コイルの熱膨張状態を示す側面図、第
7図は熱膨張後に常温に冷却した状態の巻線コイルを示
す側面図である。 A・・・巻線、10・・・芯材、11・・・被覆層、1
2・・・絶縁層。
Claims (2)
- (1)室温から500℃に至る温度域において平均膨張
係数が10×10^−^6/℃以下である低膨張率の金
属材料からなる芯材と、この芯材の外面に断面積比で1
0〜50%の範囲に形成されたAlあるいはAl合金か
らなる被覆層と、この被覆層の外面に形成されたAlの
酸化皮膜とを具備してなることを特徴とするアルマイト
電線。 - (2)請求項1に記載のアルマイト電線において、アル
マイト電線の線膨張係数が、アルマイト電線を巻き付け
る巻枠の線膨張係数より高い値であって、巻枠の線膨張
係数との間の差が50%以内であり、かつ、導電率が1
0%以上であるアルマイト電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28201588A JPH02129809A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | アルマイト電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28201588A JPH02129809A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | アルマイト電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02129809A true JPH02129809A (ja) | 1990-05-17 |
Family
ID=17647045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28201588A Pending JPH02129809A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | アルマイト電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02129809A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7935885B2 (en) | 2008-07-11 | 2011-05-03 | Ford Global Technologies, Llc | Insulated assembly of insulated electric conductors |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP28201588A patent/JPH02129809A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7935885B2 (en) | 2008-07-11 | 2011-05-03 | Ford Global Technologies, Llc | Insulated assembly of insulated electric conductors |
| CN101625912B (zh) | 2008-07-11 | 2013-05-08 | 福特全球技术公司 | 绝缘电导线的绝缘总成 |
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