JPH0430728Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0430728Y2
JPH0430728Y2 JP12977685U JP12977685U JPH0430728Y2 JP H0430728 Y2 JPH0430728 Y2 JP H0430728Y2 JP 12977685 U JP12977685 U JP 12977685U JP 12977685 U JP12977685 U JP 12977685U JP H0430728 Y2 JPH0430728 Y2 JP H0430728Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
copper oxide
oxide film
copper
insulating tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12977685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6237832U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12977685U priority Critical patent/JPH0430728Y2/ja
Publication of JPS6237832U publication Critical patent/JPS6237832U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0430728Y2 publication Critical patent/JPH0430728Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、特に電磁調理器用コイルに好適な
リツツ線に関する。
〔従来技術と問題点〕
従来、電磁調理器コイルなどの高周波機器コイ
ル用絶縁電線としては、高周波領域における表皮
効果の影響で交流抵抗が増加するのを防止するた
め、細径のエナメル線を複数本撚り合せてなるリ
ツツ線が用いられている。
しかし、このようなリツツ線にあつては、エナ
メル線の線径が細くなるにつれて製造コストが高
くなり、さらにエナメル線を撚り合せる加工費が
加わり、コストが高くなる問題があつた。
そこで、近時銅線表面に酸化銅皮膜を設けた酸
化銅皮膜絶縁リツツ線が用いられるようになつて
きた。この酸化銅皮膜絶縁リツツ線は銅線を複数
本撚り合せた後に酸化銅皮膜絶縁を施すものであ
るため、銅線を1本づつ絶縁処理を施す手間が省
け、コストダウンが可能となる。
しかしながら、酸化銅皮膜はその厚さが薄く、
機械的強度が低い問題があり、特に電磁調理器コ
イルとしたときには、コイルのターン間に数+V
の電圧がかかるので酸化銅皮膜による絶縁だけで
は十分な絶縁耐圧を確保することが出来ない欠点
がある。また、コイル巻き時に機械的な加工劣化
を受けて酸化銅皮膜が損傷し、ターン間絶縁の低
下を招くこともある。
このため、酸化銅皮膜絶縁リツツ線の外側にガ
ラス糸を横巻きし、絶縁ワニスを含浸、焼付した
り、耐熱絶縁テープを重ね巻きしたりする方法や
コイル巻き時にターン間に絶縁テープをセパレー
タとして挿入するなどの方法がとられている。
しかし、これらの方法は、いずれも一長一短が
あり、前者の方法は絶縁耐圧および加工劣化に対
する機械的強度の改善には効果的であるが、生産
コストの大幅な増大を伴い、後者はコイル巻き作
業性を大きく低下させ、やはり作業性の点で不満
が残る。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの考案にあつては、酸化銅皮膜絶縁リ
ツツ線の外周に絶縁テープをギヤツプ巻きするこ
とにより上記不都合を解決するようにした。
〔実施例〕
第1図はこの考案のリツツ線の一例を示すもの
で、図中符号1はこの考案に係るリツツ線であ
る。
このリツツ線1は酸化銅皮膜絶縁リツツ線2の
外周に絶縁テープ3をギヤツプ巻きに巻回してな
るものである。酸化銅皮膜絶縁リツツ線2は、径
0.5mm以下程度の銅線、銅合金線などの素線を複
数本撚り合せて撚線とし、この撚線を酸化処理に
付して、第2図に示すように各素線4表面に酸化
銅皮膜5を形成したものである。酸化処理として
は、例えば、強酸化性アルカリ水溶液に撚線を浸
漬する方法(特公昭59−5668号公報等参照)や過
酸化水素・硝酸・硝酸銅混合水溶液に撚線を浸漬
する方法(特公昭57−52426号公報等参照)ある
いは過酸化水素・硫酸混合水溶液に撚線を浸漬す
る方法(特公昭59−9639号公報等参照)などの周
知の酸化銅形成方法が用いられる。素線4表面の
酸化銅皮膜5の厚みは0.5〜1.5μm程度とされる。
絶縁テープ3としては、ポリイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリエーテルエーテルケトン
(PEEK)、芳香族ポリアミド、ポリエステル、ポ
リテトラフルオロエチレン、ポリフルオロエチレ
ンプロピレン、ポリフエニレンオキサイド、ポリ
エーテルスルフオンなどのプラスチツクテープ、
マイカテープ、ガラス繊維テープ、ポリエステル
補強マイカテープの他、一般の絶縁テープもしく
はこれらテープにポリイミド樹脂、ポリエステル
樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フエノー
ルアラルキル樹脂などの熱硬化性樹脂のBステー
ジ状樹脂を塗布したプリプレグテープなどが用い
られる。このテープ3の幅はリツツ線の外径によ
つて異なり、その外径が3〜5mmの場合には5〜
10mm程度とされ、その厚みは25〜100μm程度と
される。
ギヤツプ巻きは、第1図に示すように、絶縁テ
ープ3が重なり合わないように所定の間隔(ギヤ
ツプ)を配して横巻きとするもので、この考案の
場合にはそのギヤツプは0〜15mm、好ましくは
0.5〜10mmの範囲で選ばれる。0mm未満では通常
のラツプ巻きとなつてしまい、絶縁テープ3必要
量が増し、生産スピードが低下する不都合があ
る。また、15mmを越えると絶縁性改善効果および
加工劣化に対する機械的強度の改善効果が十分に
得られなくなる。したがつて、ギヤツプ幅が0〜
15mmの範囲とすることにより、ギヤツプ巻きにも
かかわらず、コイルとしたときのターン間絶縁性
と加工劣化に対する機械的強度を確保することが
できる。
このようなリツツ線1にあつては、ギヤツプ巻
きした絶縁テープ3によつて、酸化銅皮膜5が機
械的に補強され、コイル巻き時に酸化銅皮膜が損
傷することがなく、コイル巻線時の耐加工劣化性
が改善される。また同時に、絶縁テープ3によつ
てリツツ線1全体としての絶縁性も向上し、コイ
ルとしたときのターン間の絶縁性も十分に確保で
きる。さらに部分的に撚線が露出している形とな
るため、表面被覆率が小さく、熱放散性が良くな
つて、コイルとしたときの冷却が良好となる。
〔実験例〕
径0.5mmの軟銅線を19本撚り合せて、撚線とし
た。この撚線を過酸化水素(35V01%)、硝酸
(5VO1%)、硝酸銅(0.05Wt%)混合水溶液中
に、60℃で2分間浸漬し、各銅線の表面に厚さ約
1μmの酸化銅皮膜を形成し、酸化銅皮膜絶縁リ
ツツ線とした。ついで、このリツツ線外周に、幅
6mmのポリイミド絶縁テープ(厚さ25μm)をギ
ヤツプ間隔2mmで巻き付け、本考案のリツツ線を
製造した。このリツツ線を巻回し、電磁調理器コ
イルを作成した。巻線時、酸化銅皮膜の損傷は認
められず、コイルのターン間絶縁電圧は、周波数
50Hzで200V確保でき、従来の酸化銅皮膜絶縁リ
ツツ線に絶縁テープを重ね巻きしたものと同様の
特性を示した。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、この考案の電磁調
理器用リツツ線は、酸化銅皮膜絶縁リツツ線の外
周に絶縁テープをギヤツプ巻きしてなるものであ
るので、生産スピードが速く、かつ絶縁テープの
必要量が少なくなるので、従来のガラス糸の横巻
きやテープの重ね巻きに比較して生産コストの削
減が可能である。また、巻線時各ターン毎に絶縁
テープを挿入する必要がなくなるのでコイル巻き
作業性も良好であり、従来のガラス糸の横巻きリ
ツツ線やテープの重ね巻きリツツ線と同等の絶縁
性を確保できるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のリツツ線の一例を示す正面
図、第2図は第1図のリツツ線の各素線の構造を
示す概略断面図である。 1……電磁調理器用リツツ線、2……酸化銅皮
膜絶縁リツツ線、3……絶縁テープ、4……素
線、5……酸化銅皮膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 酸化銅絶縁皮膜を有する素線が撚り合されてな
    る撚線の外周に、絶縁テープをギヤツプ巻きして
    なる電磁調理器用リツツ線。
JP12977685U 1985-08-26 1985-08-26 Expired JPH0430728Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12977685U JPH0430728Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12977685U JPH0430728Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6237832U JPS6237832U (ja) 1987-03-06
JPH0430728Y2 true JPH0430728Y2 (ja) 1992-07-24

Family

ID=31026653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12977685U Expired JPH0430728Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430728Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230784U (ja) * 1988-08-22 1990-02-27
JP2003077631A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置用加熱コイル
JP5105475B2 (ja) * 2007-12-25 2012-12-26 鈴木工業株式会社 誘導加熱コイル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6237832U (ja) 1987-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2984660B1 (en) Element wire assembly and method for manufacturing the same
JPH033322B2 (ja)
JPH06119825A (ja) リッツ線及びその製造方法
JP2002358840A (ja) 高周波コイル用平編みリッツ線
CN110580975A (zh) 一种耐水绕组线及其制造方法
KR100540462B1 (ko) 변압기 권선 방법
CN210575151U (zh) 一种耐水绕组线
JPS6171505A (ja) 冷却パイプ入り圧縮成形撚線
JP2699475B2 (ja) 回転電機コイルの絶縁構造
JPS5823681B2 (ja) ゼツエンデンセン
US3142786A (en) Miniaturized aluminum movable coil
JPH0597018U (ja) 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線
TWI740333B (zh) 具有陶瓷絕緣層導線的馬達
JPS60254714A (ja) 絶縁巻線
JPH0652641B2 (ja) 絶縁巻線の製造方法
JPS607459Y2 (ja) 電力用高周波リアクトル
JPH0236680B2 (ja) Koshuhasenrinyozetsuendensennoseizoho
TW202343486A (zh) 絕緣電線及使用此之線圈以及絕緣電線之製造方法
JPS598296A (ja) 電磁調理器用コイル
JPS5990905A (ja) 絶縁超電導線
JPS6215804A (ja) 超電導平角成形撚線
JPS58119194A (ja) 電磁調理器用コイル
JPS60200510A (ja) 電気機器用絶縁コイル
JPH0494205A (ja) ノイズフィルタ
JPS6167774A (ja) 銅系絶縁電線