JPH0213073B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213073B2 JPH0213073B2 JP57024449A JP2444982A JPH0213073B2 JP H0213073 B2 JPH0213073 B2 JP H0213073B2 JP 57024449 A JP57024449 A JP 57024449A JP 2444982 A JP2444982 A JP 2444982A JP H0213073 B2 JPH0213073 B2 JP H0213073B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- heat medium
- heating
- outer cylinder
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F5/00—Elements specially adapted for movement
- F28F5/02—Rotary drums or rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカレンダロール構造に係り、特に外筒
ロール表面付近にドリル熱媒通路を有し、ロール
端部から導入される熱媒によつてロール表面を加
熱するようになされたカレンダロール構造に関す
る。
ロール表面付近にドリル熱媒通路を有し、ロール
端部から導入される熱媒によつてロール表面を加
熱するようになされたカレンダロール構造に関す
る。
カレンダロールにおいては、製品の品質は一般
に主として熱時間のロール振れ精度、ロール有効
面長における熱応答性あるいは温度分布の均一性
等によつて影響される。また省エネルギの見地か
らロール温度昇降の所要時間を短くすることがで
き、また高頻度の起動停止を円滑なものとするた
めにロール自体の熱容量が小さくフライホイール
効果の少ないロールが要求されている。
に主として熱時間のロール振れ精度、ロール有効
面長における熱応答性あるいは温度分布の均一性
等によつて影響される。また省エネルギの見地か
らロール温度昇降の所要時間を短くすることがで
き、また高頻度の起動停止を円滑なものとするた
めにロール自体の熱容量が小さくフライホイール
効果の少ないロールが要求されている。
従来のこの種カレンダ用ロールとしては、たと
えば第1図に示すような比較的低コストで入手の
容易なチルド鋳鉄製の中空組立ロールが主として
用いられている。しかしこのような中空組立ロー
ルではその中空構造の点でロールの温度分布上に
問題があり、特に図中、中空ロール1に供給され
る熱媒(矢印でその方向を示す)による加熱効果
が軸長方向で不均一になりロール端部1A,1B
で温度低下が著しいためロール有効面長が制約さ
れる。また中空構造のためロール軸受部2A,2
Bの間等で生じるロールのたわみ誤差を考慮する
必要があるので、肉厚を充分に薄くすることがで
きず、熱応答性が低下すると共に、作業中ロール
有効面に温度差が生じやすくなる。
えば第1図に示すような比較的低コストで入手の
容易なチルド鋳鉄製の中空組立ロールが主として
用いられている。しかしこのような中空組立ロー
ルではその中空構造の点でロールの温度分布上に
問題があり、特に図中、中空ロール1に供給され
る熱媒(矢印でその方向を示す)による加熱効果
が軸長方向で不均一になりロール端部1A,1B
で温度低下が著しいためロール有効面長が制約さ
れる。また中空構造のためロール軸受部2A,2
Bの間等で生じるロールのたわみ誤差を考慮する
必要があるので、肉厚を充分に薄くすることがで
きず、熱応答性が低下すると共に、作業中ロール
有効面に温度差が生じやすくなる。
また、この種の構造には、例えば特開昭55−
51895号公報に記載されているように、内部にド
ラムを設けて2重管構造としたものがある。しか
しながらこのような構造であつても、前述の従来
例と同様に被成形材との熱の授受の結果、ロール
表面の左右に亘つて温度勾配を生じやすい欠点が
ある。加えて、ロールの肉厚を薄くして良好な熱
応答性を維持しようとすると、ロールに生じる撓
みの調整機構を別途に設けなければならず、更に
本例はドラム内部に熱媒が滞留するために、ロー
ルの昇降温度制御に際し、ロール自体の他に滞留
した熱媒も一緒に制御しなければならなくなり、
その結果、熱応答性が低下し、より多くの熱エネ
ルギーが必要となる欠点がある。
51895号公報に記載されているように、内部にド
ラムを設けて2重管構造としたものがある。しか
しながらこのような構造であつても、前述の従来
例と同様に被成形材との熱の授受の結果、ロール
表面の左右に亘つて温度勾配を生じやすい欠点が
ある。加えて、ロールの肉厚を薄くして良好な熱
応答性を維持しようとすると、ロールに生じる撓
みの調整機構を別途に設けなければならず、更に
本例はドラム内部に熱媒が滞留するために、ロー
ルの昇降温度制御に際し、ロール自体の他に滞留
した熱媒も一緒に制御しなければならなくなり、
その結果、熱応答性が低下し、より多くの熱エネ
ルギーが必要となる欠点がある。
一方、第2図に示すように、中実ロール3の表
面の付近に熱媒通路4を穿設し給排管5によつて
熱媒を循環させてロール表面を加熱するようにし
た、いわゆるドリルドールも用いられている。こ
のロールでは熱媒がロールの表面近傍の熱媒通路
4に効果的に供給されるので中空ロールに比較し
てロール温度分布も良好であり、また伝熱面積も
ほぼ2倍以上となつて熱的特性も著しく改善され
る。またほぼ中実構造であるために、剛性も充分
に大きくゴムまたは硬質PVC等の高負荷カレン
ダには好適であつて、材料コストが比較的高いも
のの製品精度の高度化等に応じて近年次第に多用
されている。しかし、かかるドリルドロールでは
その重量が必然的に増大するのでロールの起動停
止トルクが増大する欠点がある。
面の付近に熱媒通路4を穿設し給排管5によつて
熱媒を循環させてロール表面を加熱するようにし
た、いわゆるドリルドールも用いられている。こ
のロールでは熱媒がロールの表面近傍の熱媒通路
4に効果的に供給されるので中空ロールに比較し
てロール温度分布も良好であり、また伝熱面積も
ほぼ2倍以上となつて熱的特性も著しく改善され
る。またほぼ中実構造であるために、剛性も充分
に大きくゴムまたは硬質PVC等の高負荷カレン
ダには好適であつて、材料コストが比較的高いも
のの製品精度の高度化等に応じて近年次第に多用
されている。しかし、かかるドリルドロールでは
その重量が必然的に増大するのでロールの起動停
止トルクが増大する欠点がある。
これら前記のロールの欠点を考慮して中空ロー
ル方式とドリルドロール方式とを折衷した第3図
に示すようなカレンダ用ロールも知られている。
第3図のロールでは、ロール6に熱媒通路7を穿
設してール熱効率を改善すると共にロール内部を
中空にして重量の軽減が計られている。しかし、
このロールでは熱媒が一方のロール中空室8A中
に設けられた噴射管9から熱媒通路に送られ、前
記ロール中空室8Aと仕切板8Bで隔離された他
方のロール中空室8Cからサイホン管10によつ
て排出されるようになされているので、中空室8
A側の方が中空室8C側より高温に加熱される傾
向があり、ロール面長の軸方向(左右方向)に温
度勾配が生じやすく、特に蒸気加熱の場合にはこ
れが著しい。
ル方式とドリルドロール方式とを折衷した第3図
に示すようなカレンダ用ロールも知られている。
第3図のロールでは、ロール6に熱媒通路7を穿
設してール熱効率を改善すると共にロール内部を
中空にして重量の軽減が計られている。しかし、
このロールでは熱媒が一方のロール中空室8A中
に設けられた噴射管9から熱媒通路に送られ、前
記ロール中空室8Aと仕切板8Bで隔離された他
方のロール中空室8Cからサイホン管10によつ
て排出されるようになされているので、中空室8
A側の方が中空室8C側より高温に加熱される傾
向があり、ロール面長の軸方向(左右方向)に温
度勾配が生じやすく、特に蒸気加熱の場合にはこ
れが著しい。
またロール表面付近に熱媒通路のあるこの種ロ
ールでは一般的にロール調温機能を良好なものと
するために空気や油等の流体が用いられる。しか
し、第3図のロールでは中空構造としているため
に使用時流体がロール中空室8A,8Cに充満す
ることになり、ロール重量が増大して起動停止の
際に悪影響が生じると共に、流体がこれらロール
中空室に滞留するためにロール調温効果自体が低
下する。さらに加熱用の流体として低圧力で容易
に使用できるように高沸点の高温の油を用いる場
合には高温下でのロール中空室中での滞留によつ
て油の劣化が促進される。一方、比熱が大きく熱
媒体としてもつとも効果的な水を使用する場合に
は、加熱温度を考慮してその圧力を増大させなけ
ればならず法規制上の圧力容器に該当することに
なるので厳しい取扱いが要求され保守運用上に頻
わしさが生じる。
ールでは一般的にロール調温機能を良好なものと
するために空気や油等の流体が用いられる。しか
し、第3図のロールでは中空構造としているため
に使用時流体がロール中空室8A,8Cに充満す
ることになり、ロール重量が増大して起動停止の
際に悪影響が生じると共に、流体がこれらロール
中空室に滞留するためにロール調温効果自体が低
下する。さらに加熱用の流体として低圧力で容易
に使用できるように高沸点の高温の油を用いる場
合には高温下でのロール中空室中での滞留によつ
て油の劣化が促進される。一方、比熱が大きく熱
媒体としてもつとも効果的な水を使用する場合に
は、加熱温度を考慮してその圧力を増大させなけ
ればならず法規制上の圧力容器に該当することに
なるので厳しい取扱いが要求され保守運用上に頻
わしさが生じる。
本発明の目的はかかる従来技術の欠点を解消
し、熱的特性にすぐれた軽量のカレンダロール構
造を提供することにある。
し、熱的特性にすぐれた軽量のカレンダロール構
造を提供することにある。
本発明は、ロール内部の表面付近に穿設された
ロール加熱用の熱媒通路を有するロール外筒と、
前記ロール外筒の各ロール端面を夫々密閉支持す
る端壁部分と、前記端壁部分中に設けられた中心
穴を通して前記ロール加熱用の熱媒通路に対して
熱媒を給排させる熱媒給排通路とを備えたカレン
ダロール構造において、前記ロール外筒の内部に
軸方向に沿つて設けられた管端開口部で前記各中
心穴のロール内部側の開口部と夫々接合連通され
て前記熱媒給排通路を形成する中空管と、前記各
端壁部分中に夫々径方向に穿設される前記ロール
外筒中のロール加熱用の熱媒通路と前記中心穴お
よび中空管によつて形成される熱媒給排通路とを
連通させる径方向の熱媒通路と、前記ロール外筒
の内部に前記各熱媒通路から隔離されかつ大気に
連通されて設けられた空間部とを備えていること
を特徴とする。
ロール加熱用の熱媒通路を有するロール外筒と、
前記ロール外筒の各ロール端面を夫々密閉支持す
る端壁部分と、前記端壁部分中に設けられた中心
穴を通して前記ロール加熱用の熱媒通路に対して
熱媒を給排させる熱媒給排通路とを備えたカレン
ダロール構造において、前記ロール外筒の内部に
軸方向に沿つて設けられた管端開口部で前記各中
心穴のロール内部側の開口部と夫々接合連通され
て前記熱媒給排通路を形成する中空管と、前記各
端壁部分中に夫々径方向に穿設される前記ロール
外筒中のロール加熱用の熱媒通路と前記中心穴お
よび中空管によつて形成される熱媒給排通路とを
連通させる径方向の熱媒通路と、前記ロール外筒
の内部に前記各熱媒通路から隔離されかつ大気に
連通されて設けられた空間部とを備えていること
を特徴とする。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第4図は本発明の一実施例としてのカレンダロ
ールの縦断面を示す。
ールの縦断面を示す。
中空のロール外筒11の両端面は左右軸受部1
2A,12Bに夫々一体に設けられた端壁部分と
してのロール側壁13,14によつて密閉支持さ
れている。
2A,12Bに夫々一体に設けられた端壁部分と
してのロール側壁13,14によつて密閉支持さ
れている。
各軸受部およびこれと一体のロール側壁には中
心穴15,16が夫々貫設されており、ロール内
部に軸方向に沿つて設けられた中空管17がその
各管端開口部でこれら中心穴15,16のロール
内方への開口部に対して夫々接合連通されて熱媒
給排通路18を形成している。
心穴15,16が夫々貫設されており、ロール内
部に軸方向に沿つて設けられた中空管17がその
各管端開口部でこれら中心穴15,16のロール
内方への開口部に対して夫々接合連通されて熱媒
給排通路18を形成している。
一方ロール外筒11の表面付近にはたとえば第
2図もしくは第3図に示す形式の公知のロール加
熱用の熱媒通路、すなわちドリルド熱媒通路19
が多数穿設されており、熱媒をロール外筒11中
矢印で示す流路方向に沿つて示すようになされて
いる。夫々のドリルド熱媒通路19は図示のよう
にロール円周方向に間隔をもつて並置した3本の
通路をロール外筒11の内部で互いに直列をなす
ように接続して形成され、かかる通路をロール周
面に沿つて多数配置して加熱時のロール表面の温
度分布を平均化するようになされている。
2図もしくは第3図に示す形式の公知のロール加
熱用の熱媒通路、すなわちドリルド熱媒通路19
が多数穿設されており、熱媒をロール外筒11中
矢印で示す流路方向に沿つて示すようになされて
いる。夫々のドリルド熱媒通路19は図示のよう
にロール円周方向に間隔をもつて並置した3本の
通路をロール外筒11の内部で互いに直列をなす
ように接続して形成され、かかる通路をロール周
面に沿つて多数配置して加熱時のロール表面の温
度分布を平均化するようになされている。
ロール側壁13,14には半径方向熱媒通路2
1,22が貫設され、各熱媒通路21,22の一
方の端部は前記中心穴15,16に夫々開口する
と共に、他方の端部は前記ロール外筒11中のド
リルド熱媒通路19の入口および出口に夫々接続
されて前記熱媒給排通路18と前記ドリルド熱媒
通路19とを互いに連通させるようになされてい
る。
1,22が貫設され、各熱媒通路21,22の一
方の端部は前記中心穴15,16に夫々開口する
と共に、他方の端部は前記ロール外筒11中のド
リルド熱媒通路19の入口および出口に夫々接続
されて前記熱媒給排通路18と前記ドリルド熱媒
通路19とを互いに連通させるようになされてい
る。
さらに、前記ロール外筒11の内部には、前記
ロール外筒11、ロール側壁13,14の中空管
17によつてかこまれかつこれらによつて前記各
熱媒通路18,19および21,22から隔離さ
れた空間20が形成されており、空気穴23によ
つて大気と連通されている。その他図中、24,
25は供給および排出管であり回転接手26に支
持されて熱媒を中空管17に供給するためのもの
である。27は中空管17に取付けられたシール
リングであり、28はロール軸端をシールするエ
ンドプレートである。
ロール外筒11、ロール側壁13,14の中空管
17によつてかこまれかつこれらによつて前記各
熱媒通路18,19および21,22から隔離さ
れた空間20が形成されており、空気穴23によ
つて大気と連通されている。その他図中、24,
25は供給および排出管であり回転接手26に支
持されて熱媒を中空管17に供給するためのもの
である。27は中空管17に取付けられたシール
リングであり、28はロール軸端をシールするエ
ンドプレートである。
このような構造のカレンダロールに対して熱媒
を供給してロール表面に加熱する際には、熱媒は
供給管24から供給されて中心穴16から中空管
17に送られ、熱媒給排通路18から一方のロー
ル側壁13中の半径方向熱媒通路21を介してロ
ール外筒11中の前記各ドリルド熱媒通路19の
入口に送られる。熱媒は各ドリルド熱媒通路19
中の3本の通路を順次折曲してロール外筒11の
表面を加熱し、次いで他方のロール側壁14中の
半径方向熱媒通路22を介して中心穴16に戻さ
れ排出管25から外部に排出される。ロール両端
部に設けたエンドプレート28,29は熱媒給排
通路18中の熱媒の外部への流出を防止し、また
中空管17中に設けられたシールリンク27は前
記熱媒給排通路18中の熱媒が排出側に逆流混入
せずに半径方向熱媒通路21に導入されるように
する。
を供給してロール表面に加熱する際には、熱媒は
供給管24から供給されて中心穴16から中空管
17に送られ、熱媒給排通路18から一方のロー
ル側壁13中の半径方向熱媒通路21を介してロ
ール外筒11中の前記各ドリルド熱媒通路19の
入口に送られる。熱媒は各ドリルド熱媒通路19
中の3本の通路を順次折曲してロール外筒11の
表面を加熱し、次いで他方のロール側壁14中の
半径方向熱媒通路22を介して中心穴16に戻さ
れ排出管25から外部に排出される。ロール両端
部に設けたエンドプレート28,29は熱媒給排
通路18中の熱媒の外部への流出を防止し、また
中空管17中に設けられたシールリンク27は前
記熱媒給排通路18中の熱媒が排出側に逆流混入
せずに半径方向熱媒通路21に導入されるように
する。
このように本実施例においては、熱媒による加
熱方式を基本的にはロール外筒11の表面近くの
ドリルド熱媒通路19によるものとしているの
で、ロールの熱的特性を良好なものとすることが
できる。そして特に本実施例においては、ロール
側壁13,14に設けた中心穴15,16を中心
管17で連結して熱媒給排通路18を形成すると
共に、この熱媒給排通路18をロール側壁13,
14に貫設した半径方向熱媒通路21,22を介
してロール外筒11中のドリルド熱媒通路19に
直接連通させてあるので、全熱媒通路の流路断面
積がほぼ一様になつて熱媒の滞留する部分がなく
なり、それによる重量増加、熱媒劣化等の不具合
を生じることがない。
熱方式を基本的にはロール外筒11の表面近くの
ドリルド熱媒通路19によるものとしているの
で、ロールの熱的特性を良好なものとすることが
できる。そして特に本実施例においては、ロール
側壁13,14に設けた中心穴15,16を中心
管17で連結して熱媒給排通路18を形成すると
共に、この熱媒給排通路18をロール側壁13,
14に貫設した半径方向熱媒通路21,22を介
してロール外筒11中のドリルド熱媒通路19に
直接連通させてあるので、全熱媒通路の流路断面
積がほぼ一様になつて熱媒の滞留する部分がなく
なり、それによる重量増加、熱媒劣化等の不具合
を生じることがない。
さらに本実施例にあつてはロール外筒11の内
部に前記各熱媒通路から隔離された空間20が形
成されているので、ロール重量を軽減させること
ができる。ここでロール肉厚は成形作業に要求さ
れるロール分離力とドリルド熱媒通路19の穿設
による強度、剛性等から決定されるが、前記ドリ
ルド熱媒通路19の孔径は一般的に比較的小さな
25mmないし32mmの寸法に選定されるのでロール肉
厚を充分に薄くすることが可能である。このこと
により、たとえばロール径が1000mmを越えるよう
なカレンダロールでそのロール胴部を容易に軽量
化することができ、高頻度の起動停止を要求され
るこの種用途において駆動装置や主電動機の負荷
を軽減させることができる。またロール肉厚の減
少によつて昇温時の加熱時間が短縮されて消費電
力を軽減することができる。尚前記のロール構造
は第一種圧力容器としての法規制を受けるもので
はなくその取扱いは容易である。
部に前記各熱媒通路から隔離された空間20が形
成されているので、ロール重量を軽減させること
ができる。ここでロール肉厚は成形作業に要求さ
れるロール分離力とドリルド熱媒通路19の穿設
による強度、剛性等から決定されるが、前記ドリ
ルド熱媒通路19の孔径は一般的に比較的小さな
25mmないし32mmの寸法に選定されるのでロール肉
厚を充分に薄くすることが可能である。このこと
により、たとえばロール径が1000mmを越えるよう
なカレンダロールでそのロール胴部を容易に軽量
化することができ、高頻度の起動停止を要求され
るこの種用途において駆動装置や主電動機の負荷
を軽減させることができる。またロール肉厚の減
少によつて昇温時の加熱時間が短縮されて消費電
力を軽減することができる。尚前記のロール構造
は第一種圧力容器としての法規制を受けるもので
はなくその取扱いは容易である。
尚、前記第4図示の実施例においてはロール内
部に形成する空間部20を断面円形のものとして
あるが、この空間部は任意の形状とすることがで
き、たとえば第5図に示すように複数のスリツト
状の空間部29をロール重量のバランスを保持す
るような態様で設けてもよい。さらに第6図に示
すように、ロール外筒を支持するロール側壁部分
をアーム状部分30で形成しこのアーム内部に半
径方向熱媒通路31を形成してもよい。
部に形成する空間部20を断面円形のものとして
あるが、この空間部は任意の形状とすることがで
き、たとえば第5図に示すように複数のスリツト
状の空間部29をロール重量のバランスを保持す
るような態様で設けてもよい。さらに第6図に示
すように、ロール外筒を支持するロール側壁部分
をアーム状部分30で形成しこのアーム内部に半
径方向熱媒通路31を形成してもよい。
上述の通り本発明によれば、例えばロール外筒
内に3の倍数個(例えば24個、27個等)の熱媒を
通すドリル穴を設けることができ、ドリル穴は第
4図ないし第6図に示す通り3本毎に直列に連結
することができるので、熱媒流体はドリル穴通路
を1.5往復し、この間に被成形材と熱の授受を行
うことができる。そのため次のような作用効果を
奏することができる。
内に3の倍数個(例えば24個、27個等)の熱媒を
通すドリル穴を設けることができ、ドリル穴は第
4図ないし第6図に示す通り3本毎に直列に連結
することができるので、熱媒流体はドリル穴通路
を1.5往復し、この間に被成形材と熱の授受を行
うことができる。そのため次のような作用効果を
奏することができる。
(1) 熱媒流速を熱伝達上理想的な2m/sec程度
とすることが容易なため、ロール面長に亘り均
一な温度分布が得られ、熱授受の効率も二重管
方式とは格段の差がある。
とすることが容易なため、ロール面長に亘り均
一な温度分布が得られ、熱授受の効率も二重管
方式とは格段の差がある。
(2) 熱媒通路はロール外筒厚みの略中心に穴明け
され、応力的に問題の少ない位置であること
と、相隣れる通路間の側壁に当る部分がリブの
効果を与えるので、強度、剛性上有利となる。
され、応力的に問題の少ない位置であること
と、相隣れる通路間の側壁に当る部分がリブの
効果を与えるので、強度、剛性上有利となる。
(3) 被成形材に極めて近い位置を熱媒流体が流れ
るため、熱の授受が容易である。
るため、熱の授受が容易である。
また、ロール内部に熱媒流体が滞留しない構造
であるため、 (1) 熱媒温度を効率良く制御することができるの
で、高性能なロール温度調整ができる。
であるため、 (1) 熱媒温度を効率良く制御することができるの
で、高性能なロール温度調整ができる。
(2) モーメント(GD2)が小さいので、前後設備
に対する加減速度、速度制御の厳しいフイル
ム・シートの生産や、起動停止が頻繁なロール
積層作業等幅広い用途に対し、十分な対応が可
能である。
に対する加減速度、速度制御の厳しいフイル
ム・シートの生産や、起動停止が頻繁なロール
積層作業等幅広い用途に対し、十分な対応が可
能である。
等の効果がある。
従つて、カレンダロールの構造を軽量で熱的特
性の優れたものとすることができる。
性の優れたものとすることができる。
第1図、第2図および第3図は従来技術による
異なつた態様の各種カレンダロールの構造を夫々
示す縦断面図、第4図は本発明の一実施例の縦断
面図、第5図は別の実施例の横断面図、第6図は
さらに別の実施例の横断面図である。 11……ロール外筒、13,14……ロール側
壁、15,16……中心穴、17……中空管、1
8……熱媒給排通路、19……ロール加熱用の熱
媒通路、20……空間部、21,22……半径方
向の熱媒通路。
異なつた態様の各種カレンダロールの構造を夫々
示す縦断面図、第4図は本発明の一実施例の縦断
面図、第5図は別の実施例の横断面図、第6図は
さらに別の実施例の横断面図である。 11……ロール外筒、13,14……ロール側
壁、15,16……中心穴、17……中空管、1
8……熱媒給排通路、19……ロール加熱用の熱
媒通路、20……空間部、21,22……半径方
向の熱媒通路。
Claims (1)
- 1 ロール内部の表面付近に穿設されたロール加
熱用の熱媒通路を有するロール外筒と、前記ロー
ル外筒の各ロール端面を夫々密閉支持する端壁部
分と、前記端壁部分中に設けられた中心穴を通し
て前記ロール加熱用の熱媒通路に対して熱媒を給
排する熱媒給排通路とを備えたカレンダロール構
造において、前記ロール外筒の内部に軸方向に沿
つて設けられ管端開口部で前記各中心穴のロール
内部側の開口部と夫々接合連通されて前記熱媒給
排通路を形成する中空管と、前記各端壁部分中に
夫々径方向に穿設され前記ロール外筒中に往復し
て穿設されたロール加熱用の熱媒通路と前記中心
穴および中空管によつて形成される熱媒給排通路
とを連通させる径方向の熱媒通路と、前記ロール
外筒の内部に前記各熱媒通路から隔離されかつ大
気に連通されて設けられた空間部とを備えている
ことを特徴とするカレンダロール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2444982A JPS58144194A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | カレンダロ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2444982A JPS58144194A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | カレンダロ−ル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58144194A JPS58144194A (ja) | 1983-08-27 |
| JPH0213073B2 true JPH0213073B2 (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=12138459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2444982A Granted JPS58144194A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | カレンダロ−ル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58144194A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020033683A (ko) * | 2002-03-14 | 2002-05-07 | 김태석 | 캘린더 머신용 조립형 드릴드 롤 |
| JP5704050B2 (ja) * | 2011-10-14 | 2015-04-22 | トヨタ自動車株式会社 | 圧延ロール |
| JP5890270B2 (ja) * | 2012-07-20 | 2016-03-22 | 株式会社日立パワーソリューションズ | ドリルドロール及びロールプレス装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2844051C3 (de) * | 1978-10-10 | 1982-01-28 | Küsters, Eduard, 4150 Krefeld | Verfahren zum Kühlen eines Walzenpaars sowie Kalander zur Durchführung des Verfahrens |
-
1982
- 1982-02-19 JP JP2444982A patent/JPS58144194A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58144194A (ja) | 1983-08-27 |
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