JPH02133022A - 磁性発熱複合材 - Google Patents
磁性発熱複合材Info
- Publication number
- JPH02133022A JPH02133022A JP63286034A JP28603488A JPH02133022A JP H02133022 A JPH02133022 A JP H02133022A JP 63286034 A JP63286034 A JP 63286034A JP 28603488 A JP28603488 A JP 28603488A JP H02133022 A JPH02133022 A JP H02133022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- laminated
- composite material
- coated
- magnetic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Induction Heating (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は架空送配電線の着雪又は着氷による被害を防止
するために送配電線の周囲に配置され、送配電線の周囲
に発生する磁界により発熱し、この熱により送配電線に
付着した氷雪を融解する磁性発熱複合材に関する。
するために送配電線の周囲に配置され、送配電線の周囲
に発生する磁界により発熱し、この熱により送配電線に
付着した氷雪を融解する磁性発熱複合材に関する。
[従来の技術]
冬期には、寒冷地において架空送配電線に着雪又は着氷
することがある。この着氷雪が成長すると、風圧荷重が
増大すると共に、電線の張力が過大となり、送配電線の
断線又は鉄塔の倒壊等の重大事故が発生する虞れがある
。また、成長した着氷雪が送配電線から落下して人間又
は農作物に損傷を与える虞れもある。このような被害を
防止するために、送配電線の周囲に発生する磁界を利用
して氷雪を融解する磁性発熱複合材が実用化されている
。
することがある。この着氷雪が成長すると、風圧荷重が
増大すると共に、電線の張力が過大となり、送配電線の
断線又は鉄塔の倒壊等の重大事故が発生する虞れがある
。また、成長した着氷雪が送配電線から落下して人間又
は農作物に損傷を与える虞れもある。このような被害を
防止するために、送配電線の周囲に発生する磁界を利用
して氷雪を融解する磁性発熱複合材が実用化されている
。
従来、磁性発熱複合材は強磁性体金属からなる芯線の周
囲を導電性金属からなる被覆材で被覆した構造を有する
。この磁性発熱複合材は送配電線に巻き付ける等の方法
により、送配電線の周囲に配設する.そうすると、送配
電線を流れる電流によりその周囲に発生した磁束が磁性
発熱複合材に作用し、強磁性体芯線中で鉄損が生じ、導
電性金属被覆材中で渦電流損失が発生して発熱する。こ
の磁性発熱複合材に発生した熱によって送配電線に付着
した氷雪が融解する。
囲を導電性金属からなる被覆材で被覆した構造を有する
。この磁性発熱複合材は送配電線に巻き付ける等の方法
により、送配電線の周囲に配設する.そうすると、送配
電線を流れる電流によりその周囲に発生した磁束が磁性
発熱複合材に作用し、強磁性体芯線中で鉄損が生じ、導
電性金属被覆材中で渦電流損失が発生して発熱する。こ
の磁性発熱複合材に発生した熱によって送配電線に付着
した氷雪が融解する。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、電磁誘導によって誘導される起電力の方
向は、それによって流れる電流の作る磁束が、もとの磁
束の増減を妨げる方向であるというレンツの法則(Le
nz’s Low)に従って、送配電線を流れる電流の
変化による強磁性体中の磁束変化によって、この強磁性
体中に渦電流が生じる。
向は、それによって流れる電流の作る磁束が、もとの磁
束の増減を妨げる方向であるというレンツの法則(Le
nz’s Low)に従って、送配電線を流れる電流の
変化による強磁性体中の磁束変化によって、この強磁性
体中に渦電流が生じる。
そして、この渦電流によって生じる逆方向の磁界によっ
て強磁性体の磁化が妨げられる。このため、導電性金属
中の鎖交磁束変化が少なくなり、導電性金属中の渦電流
損失が減少して発熱量が極めて少なくなるという問題点
がある。
て強磁性体の磁化が妨げられる。このため、導電性金属
中の鎖交磁束変化が少なくなり、導電性金属中の渦電流
損失が減少して発熱量が極めて少なくなるという問題点
がある。
このように、逆磁界による発熱量の損失は、送配電線に
流れる電流が少なく、即ち、周囲磁界が弱いため、発熱
量が元来少ない場合には著しい問題点となる。而して、
送配電線の着雪被害は、このような、電線電流が少ない
地域で多発するので、従来の磁性発熱複合材では着雪に
よる被害を有効に回避することができない。
流れる電流が少なく、即ち、周囲磁界が弱いため、発熱
量が元来少ない場合には著しい問題点となる。而して、
送配電線の着雪被害は、このような、電線電流が少ない
地域で多発するので、従来の磁性発熱複合材では着雪に
よる被害を有効に回避することができない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
送配電線に流れる電流が少ないときでも十分な発熱量を
得ることができる磁性発熱複合材を提供することを目的
とする。
送配電線に流れる電流が少ないときでも十分な発熱量を
得ることができる磁性発熱複合材を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段コ
本発明に係る磁性発熱複合材は、厚さが0.5市以下で
あると共にその表面が絶縁被覆された強磁性体金属又は
合金からなる磁性素板を複数枚積層して構成された積層
磁性体と、この積層磁性体の周囲を被覆する導電性金属
又は合金からなる被覆体とを有することを特徴とする。
あると共にその表面が絶縁被覆された強磁性体金属又は
合金からなる磁性素板を複数枚積層して構成された積層
磁性体と、この積層磁性体の周囲を被覆する導電性金属
又は合金からなる被覆体とを有することを特徴とする。
[作用]
第1図(a)又は(b)はいずれも本発明の磁性発熱複
合材の一例を示す断面図である。本発明に係る磁性発熱
複合材においては、磁性金属又は合金からなる磁性素板
1が厚さが0.5mm以下の薄い板状に加工されている
。そして、この各磁性素板1の表面には絶縁膜2が被覆
されており、この磁性素板1を複数枚に積層して積層磁
性体4が椙成されている。第1図(a)の例はこの積層
磁性体4の断面が矩形であり、第1図(b)の例は積層
磁性体4の断面が円形に成形されているものである。こ
の積層磁性体4の周囲は導電性の、好ましくは良導体の
金属又は合金からなる被覆体3により被覆されている。
合材の一例を示す断面図である。本発明に係る磁性発熱
複合材においては、磁性金属又は合金からなる磁性素板
1が厚さが0.5mm以下の薄い板状に加工されている
。そして、この各磁性素板1の表面には絶縁膜2が被覆
されており、この磁性素板1を複数枚に積層して積層磁
性体4が椙成されている。第1図(a)の例はこの積層
磁性体4の断面が矩形であり、第1図(b)の例は積層
磁性体4の断面が円形に成形されているものである。こ
の積層磁性体4の周囲は導電性の、好ましくは良導体の
金属又は合金からなる被覆体3により被覆されている。
このように、強磁性体の部分を厚さが0.5關以下の薄
い素板を績層させた積層磁性体にすることにより、この
強磁性体素板1中に発生する渦電流が従来よりも減少し
、磁性体素板1の磁化が速やかに且つ鋭敏に進行する。
い素板を績層させた積層磁性体にすることにより、この
強磁性体素板1中に発生する渦電流が従来よりも減少し
、磁性体素板1の磁化が速やかに且つ鋭敏に進行する。
このため、積層磁性体4の周囲にトラップされる磁束密
度が増大すると共に、磁束の変化量が増大する。従って
、積層磁性体4の周囲に被覆された導電性金属又は合金
からなる被覆体3に発生する渦電流が増大するため,ジ
ュール損による発熱量が増加する。
度が増大すると共に、磁束の変化量が増大する。従って
、積層磁性体4の周囲に被覆された導電性金属又は合金
からなる被覆体3に発生する渦電流が増大するため,ジ
ュール損による発熱量が増加する。
なお、第1図(a),(b)は本発明に係る磁性発熱複
合材の構造の一例を示すためのものであり、本発明の磁
性発熱複合材の断面形状は、これにより限定されるもの
ではない。
合材の構造の一例を示すためのものであり、本発明の磁
性発熱複合材の断面形状は、これにより限定されるもの
ではない。
〔実施例コ
次に、本発明の実施例に係る磁性発熱複合材を製造し、
その発熱量を求めた結果について比較例と共に説明する
。
その発熱量を求めた結果について比較例と共に説明する
。
大1』[L
磁性体として鉄(Fe)が58重量%、ニッケル(Ni
)が42重量%の組成の合金を使用し、この合金を圧延
して厚さが0.2mmの素板を得た。この素板に酸化皮
膜処理を施して絶縁膜を素板の表面に形成した後、この
素板を10枚積層して積層磁性体とした。そして、この
積層磁性体の周囲にアルミニウムをめっきにより被覆し
て、磁性発熱複合材を製造した。
)が42重量%の組成の合金を使用し、この合金を圧延
して厚さが0.2mmの素板を得た。この素板に酸化皮
膜処理を施して絶縁膜を素板の表面に形成した後、この
素板を10枚積層して積層磁性体とした。そして、この
積層磁性体の周囲にアルミニウムをめっきにより被覆し
て、磁性発熱複合材を製造した。
このようにして製造した本実施例の磁性発熱複合材と、
比較のために上記組成の鉄一ニッケル合金の単板にアル
ミニウムを被覆して得た磁性発熱複合材(比較例1)と
を下記第1表に示す磁界強度の磁界中におき、各磁性発
熱複合材の単位重量当りの発熱量(W/kg)を調べた
。この結果を下記第1表に示す。
比較のために上記組成の鉄一ニッケル合金の単板にアル
ミニウムを被覆して得た磁性発熱複合材(比較例1)と
を下記第1表に示す磁界強度の磁界中におき、各磁性発
熱複合材の単位重量当りの発熱量(W/kg)を調べた
。この結果を下記第1表に示す。
第1表
この第1表から明らかなように、本実施例の磁性発熱複
合材は、比較例に比して全ての磁界強度において発熱量
が多い。特に、磁界強度が100 eと弱いときには、
比較例に比して約2.7倍の発熱量が得られた。前述し
たように、送配電線の着雪被害は電線電流が低い地域に
多発するので、このように磁界強度が低いときに磁性発
熱複合材の発熱量が多いということは着雪被害防止上極
めて有益である。
合材は、比較例に比して全ての磁界強度において発熱量
が多い。特に、磁界強度が100 eと弱いときには、
比較例に比して約2.7倍の発熱量が得られた。前述し
たように、送配電線の着雪被害は電線電流が低い地域に
多発するので、このように磁界強度が低いときに磁性発
熱複合材の発熱量が多いということは着雪被害防止上極
めて有益である。
火潴』』一
この実施例においては、鉄(Fe)が97重量%、シリ
コン(Si)が3重量%の合金を磁性体として使用し、
この磁性体を圧延して厚さが0.2mmの素板を得た。
コン(Si)が3重量%の合金を磁性体として使用し、
この磁性体を圧延して厚さが0.2mmの素板を得た。
この素板に分解温度が200℃以上のエポキシ系樹脂を
被覆して絶縁膜を形成した後、この素板を10枚重ねて
積層磁性体とした。そして、この積層磁性体の周囲にア
ルミニウム被覆体をめっきにより被覆して、磁性発熱複
合材を製造した。
被覆して絶縁膜を形成した後、この素板を10枚重ねて
積層磁性体とした。そして、この積層磁性体の周囲にア
ルミニウム被覆体をめっきにより被覆して、磁性発熱複
合材を製造した。
このようにして、製造した本実施例の磁性発熱複合材と
、比較のために上記組成の鉄一ニッケル合金の単板にア
ルミニウムを被覆して得た磁性発熱複合材(比較例2)
とを下記第2表に示す磁界強度の磁界中におき、各磁性
発熱複合材の単位重量当りの発熱量(W/kg)を調べ
た。この結果を下記第2表に示す。
、比較のために上記組成の鉄一ニッケル合金の単板にア
ルミニウムを被覆して得た磁性発熱複合材(比較例2)
とを下記第2表に示す磁界強度の磁界中におき、各磁性
発熱複合材の単位重量当りの発熱量(W/kg)を調べ
た。この結果を下記第2表に示す。
第2表
この第2表から明らかなように、本実施例の磁性発熱複
合材は比較例2に比して全ての磁界強度において、発熱
量が大きい。特に、磁界強度が1oOeと極めて低いと
きにも比較例に比して約2.5倍と十分に高い発熱量が
得られた。このように、本実施例の磁性発熱複合材によ
れば、磁界強度が低いときにも、着氷又は着雪防止上、
十分な発熱量を得ることができる。
合材は比較例2に比して全ての磁界強度において、発熱
量が大きい。特に、磁界強度が1oOeと極めて低いと
きにも比較例に比して約2.5倍と十分に高い発熱量が
得られた。このように、本実施例の磁性発熱複合材によ
れば、磁界強度が低いときにも、着氷又は着雪防止上、
十分な発熱量を得ることができる。
[発明の効果]
本発明に係る磁性発熱複合材は、厚さが0.5nuu以
下の磁性素板に絶縁被覆したものを複数枚積層して積層
磁性体とし、この積層磁性体の周囲を導電性被覆体で被
覆したがら、低磁界側においても十分に高い発熱量を得
ることができる。
下の磁性素板に絶縁被覆したものを複数枚積層して積層
磁性体とし、この積層磁性体の周囲を導電性被覆体で被
覆したがら、低磁界側においても十分に高い発熱量を得
ることができる。
これにより、本発明に係る磁性発熱複合材は電線電流が
低い送配電線においても十分に高い発熱量が得られ、こ
のような地域における融雪が可能となるため、着雪に起
因する被害を有効に防止できるという効果を奏する。
低い送配電線においても十分に高い発熱量が得られ、こ
のような地域における融雪が可能となるため、着雪に起
因する被害を有効に防止できるという効果を奏する。
第1図(a).(b)は本発明に係る磁性発熱複合材の
一例を示す断面図である。 1;磁性素板、2;絶縁膜、3;導電性被覆体、4;積
層磁性体
一例を示す断面図である。 1;磁性素板、2;絶縁膜、3;導電性被覆体、4;積
層磁性体
Claims (1)
- (1)厚さが0.5mm以下であると共にその表面が絶
縁被覆された強磁性体金属又は合金からなる磁性素板を
複数枚積層して構成された積層磁性体と、この積層磁性
体の周囲を被覆する導電性金属又は合金からなる被覆体
とを有することを特徴とする磁性発熱複合材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63286034A JPH02133022A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 磁性発熱複合材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63286034A JPH02133022A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 磁性発熱複合材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02133022A true JPH02133022A (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=17699118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63286034A Pending JPH02133022A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 磁性発熱複合材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02133022A (ja) |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP63286034A patent/JPH02133022A/ja active Pending
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