JPH02135103A - 懸濁性固形物の濾過方法 - Google Patents

懸濁性固形物の濾過方法

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JPH02135103A
JPH02135103A JP63287269A JP28726988A JPH02135103A JP H02135103 A JPH02135103 A JP H02135103A JP 63287269 A JP63287269 A JP 63287269A JP 28726988 A JP28726988 A JP 28726988A JP H02135103 A JPH02135103 A JP H02135103A
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竹内 秀二
Shinichi Endo
伸一 遠藤
Seiichi Kanamori
聖一 金森
Yuji Yoshii
吉井 裕二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は用水や排水中の懸濁性固形物(以下、SSと称
する)を急速濾過によって除去する方法に係り、特に都
市下水、産業排水などの有機性排水の処理に好適なSS
の濾過方法に関する。
[従来の技術] 用水や排水のSS除去においては、砂などの粒状濾材を
使用した急速濾過が採用されている。しかし、粒状濾材
を使用して高濃度のSSを含む排水を濾過すると、流層
表面にSSが短時間の間に溜って浅層の圧損が急激に上
昇し、浅層の洗浄を頻繁に行わねばならない。このため
、能率が極めて悪く、従って、高SS濃度の排水の濾過
に粒状濾材を用いることは困難であった。
この問題に対処し、高SS濃度の排水の濾過にも適用で
きるように改良された急速濾過方法が開発されている(
第21回下水道研究発表会講演集、176頁〜178頁
、 1984年)、第7図はその改良された急速濾過方
法の説明図である。第7図において、排水流入管25か
ら流入した排水は砂が充填された浅層22を通過してS
Sが捕捉され、濾過水排出管26から排出する。この際
、排水中のSS濃度が高いと、浅層の圧損が短時間で増
加するので、周期的に下部集水装置2・3から小きざみ
に空気を吹き込み、浅層22表面にたまったSSを浮遊
させることによって圧損の急激な上昇をおさえ、濾過が
継続できるようになっている。
そして、この方法により、下水処理場の最初沈殿池流出
水(平均SS濃度76 m g / J )を処理した
結果によれば、73m/日の濾過速度で4.2時間の濾
過継続が可能となっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来技術は、急速濾過によって高
SS濃度の排水を濾過できるようにした有用な技術では
あるが、濾材として粒状のものを使用することについて
は従来と変わるところがないため、SS濃度の高い排水
の濾過についての問題点を本質的に解決したものではな
く、なお幾多の解決すべき問題点が残されていた。すな
わち、粒状濾材を充填した浅層の圧損の増加を抑制する
ために周期的に空気を吹き込んでも、粒状濾材はSSの
捕捉容量が小さいので、長時間の濾過継続は困難であっ
た。
本発明者らは、このような問題を解決して長時間の濾過
が継続できるSSの濾過装置を開発し、先に特許出願し
た(特願昭63−197985号)。
特願昭63−197985号(先願)は、装置本体内に
、多数の耐水性繊維を不織に形成し且つ通水時における
空隙率が実質的に変化しない濾材を充填して浅層を形成
したことを特徴としている。
先願において使用する濾材は、多くの濾材選定実験の結
果にもとづいて見いだされたものであり、耐水性繊維を
カールさせる等の曲げ加工をして小さな弾性体にし、こ
の曲げ加工した繊維を不織に形成したものである。この
ため、空隙率は粒状濾材に比べはるかに大きく、従って
、濾材の通水抵抗は極めて小さい、また、この濾材を充
填した浅層は全層に互ってSSを捕捉する作用を有する
ので、圧損の上昇度合いが非常に小さく、長時間の濾過
が継続できる。しかも、Ssの除去率についても粒状濾
材と比べ遜色がない。この濾材を使用して濾過を行えば
、粒状濾材を使用した従来技術の問題は解消する。
このようにして、従来技術の問題点は解決されたが、さ
らに改良すべき余地が残されていた。すなわち、一般に
、濾過操作においては、濾材の交換時あるいは濾材の洗
浄直後のように、濾材表面が清浄化された状態ではSS
の捕捉が十分でなく、濾過水の水質はある程度低下する
。特に空隙率の大きい濾材を使用した場合にはこの傾向
が比較的強く現れる。先願においても、清浄な濾材で濾
過した場合の水質低下は避けることができず、この問題
を解決すべき必要が生じた。
本発明は、先願の濾材に加え空隙率が大きく濾過効率の
よい濾材をさらに見いだして従来技術の問題点を解決す
るとともに、先願の問題点をも解決し、長時間の濾過が
継続でき、且つ清浄な濾材で濾過した場合においても濾
過水々質を低下させることがないSSの濾過方法を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用]上記の目的を達
成するために、本発明の方法は、空隙率80%以上の濾
材を用いて排水を濾過しSSを除去する方法であって、
前記濾材を洗浄した直後の濾過開始時から濾過水々質が
安定するまでの間、排水中に凝集剤を添加して濾過する
。
上記の濾過水々質が安定するまでの間とは、排水の濾過
開始後、濾過水中のSS濃度がほぼ一定値を維持するよ
うになるまでの時間を意味する。
本発明に至る過程において、次のような検討を行った。
表面が清浄な濾材で濾過を行うと、濾過開始後ある時間
が経過するまでSSの捕捉が悪い状態が続き、濾過水の
水質は低下する。しがし、−度濾材にSSが付着すると
、SSの持つ凝集作用により、濾材に付着したSSの上
に順次Ssが付着し、SSの捕捉は容易になり濾過水々
買は良好になる。この際、若し、濾材の洗浄を不十分に
してSSが付着したままの状態で濾過を行う方法を採用
したとすれば、その洗浄不十分の濾材を使用した当初に
おいてはSSの除去率は良好に推移するが、毎回不十分
の洗浄をしていると、付着したSSが固着して剥離困難
の状態になり、浅層が部分的に閉塞して排水の偏流が生
じ濾過効率が低下する。また、濾材に固着したSSが醗
酵してガスを発生し、SSの除去率を低下させたり、あ
るいは装置の腐食や悪臭の発生の原因となる。従って、
このような方法によって前記の問題を解決することはで
きない。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたものである0
本発明においては、濾材の交換時あるいは濾材の洗浄直
後のごとき清浄な濾材で濾過を行わねばならない場合に
は、排水中に凝集剤を添加することによって上記の問題
を解消させる。排水中に凝集剤を添加して濾過を行うと
、濾材のSS捕捉が促進され、濾材には短時間のうちに
SSが付着する。このため、SSの除去率は濾過開始後
間もなく定常の値を維持するようになり、濾過水の水質
は安定する。
排水に添加する凝集剤としては、ポリ塩化アルミニウム
、硫酸ばん土、塩化第二鉄などの無機凝集剤あるいはポ
リアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミドなどの有機高
分子凝集剤を使用する。
凝集剤の添加量は、排水中のSSが30〜300 mg
 / 1の範囲においては、無機凝集剤のポリ塩化アル
ミニウム使用時には1〜30mg/ρ(Al2O,換算
)程度、塩化第二鉄使用時には1〜70mg/ 47 
(F e303換算)程度を排水中に添加する必要があ
る。
また、本発明では空隙率80%以上の濾材を使用するこ
とを前提とするものである。本発明において使用する濾
材の空隙率は、粒状濾材の空隙率が、一般に、40〜6
0%程度であるのに対し、はるかに大きいが、本発明の
濾材は浅層全層でSSを捕捉する構造になっているため
である。濾材の空隙率を限定した理由は、凝集剤添加の
効果が、空隙率80%以上の濾材を使用する場合におい
て特に顕著に発揮されるためである。
[実施例コ 第2図は本発明において使用する濾材の一実施例を模式
的に示した斜視図である。この濾材1は耐水性繊維2を
結合剤で被覆結合して不織に形成し、三次元の網目様構
造の直方体や立方体にしたものである。耐水性繊維2と
しては、塩化とニリデン、ポリエチレン、塩化ビニール
などの合成繊維あるいはステンレス鋼などの金属線等を
使用する。濾材1を構成する耐水性繊維2の径は、形成
された濾材の強度及び濾材単位容積当たりの有効表面積
を考慮し、100デニール(約0.0911IIm)〜
10000デニール(約0−90−9lの範囲とした。
そして、濾材1の空隙率は、濾材の強度及びSSの除去
率から80%〜99.5%の範囲となる。この濾材2に
より流層を形成する方法は、濾過塔内に敷き詰めるよう
に充填して固定層とする。
第3図は本発明において使用する濾材の他の実施例を模
式的に示した斜視図である。第3図の濾材は各種の濾過
材料を円筒状に形成したものである。その濾過材料とし
て、(a)図は第2図の濾材と同様に耐水性繊維を不織
に形成したものであり、fb1図は金属線あるいは合成
樹脂の単繊維を織物状にしたちである。またfC1図は
多数の細孔を設けた金属板おるいは合成樹脂板である。
これらの濾材は濾過塔内に規則充填あるいは不規則充填
して使用する。
第4図は本発明において使用する濾材のさらに他の実施
例を模式的に示した説明図である。(a)図及び(b)
図は濾材を構成する濾過材料の例を示し、tc1図は組
み立てられた濾材の断面を示めす。faj図及びfb1
図において、fa1図は金属線あるいは合成樹脂の単繊
維を織物状にしなもであり、またfb1図は多数の細孔
を設けた金属板おるいは合成樹脂板である。tC1図に
おいて、3は上記の濾過材料、4は濾過材料3の保持枠
であり、濾過材料を挟んで濾材を形成させるとともに、
その厚さを適度にすることによって濾過材料3.3の間
隔を決めるスペーサーの役割をしている。この濾材は濾
過塔内に敷き詰めて充填する。
次に、上記のような空隙率の大きい濾材を充填した濾過
装置を用いた濾過試験の結果について説明する。
濾材は第2図に示したもので空隙率が98%のものを使
用し、SS濃度が180mg/ρの生下水を濾過した。
濾過に先立ち、洗浄して濾材を清浄にした。濾過時間の
経過に伴う濾過水中のSS濃度の推移は第5図のごとく
であった。第5図において、(alの曲線は濾過速度1
20m/日の場合、fb1曲線は濾過速度60m/日の
場合である。
これらのSS濃度の変化をみると、濾過開始時には高く
、その後しだいに低下しである経過時間後には、はぼ一
定の安定した値となる。この水質安定までの所用時間は
、曲線(alにおいては濾過開始後的9.5時間、曲線
(blにおいては約7時間となっている。
このようにして、各濾材についての水質安定所要時間を
求めた結果を第6図に示す、第6図において、濾材は第
2図に示したもので、(a)の曲線は4000デニール
の合成樹脂繊維で形成した濾材を使用した場合であり、
(b)の曲線は500デニルの合成樹脂繊維で形成した
濾材を使用した場合である。この結果の傾向をみると、
濾材の空隙率が80%を超えた付近から濾過水々質安定
所要時間が長時間を要する傾向になっている。
この水質安定所要時間を最小限にとどめるべく、排水中
に凝集剤を添加した。
(実施例) 直径10口、高さ2.5mの濾過塔に第2図に示した濾
材を充填した濾過装置を作製し、次に示す条件で濾過実
験を実施した。なお、濾過の開始に際して濾材の洗浄を
行った。
濾材   ポリ塩化ビニリデン繊維 繊維径、4000デニール 空隙率;98% 層高   100cm 供試水  生下水 SS  165〜180mg/ρ 濾過速度 120m/日 凝集剤添加条件 種類    カチオン系有機高分子凝集剤添加量   
1 mg / I!、5 ll1g / 1添加時間 
 1hr、5hr、10hr(濾過開始時から) この結果を第1図に示す、第1図において、曲線fat
は凝集剤無添加の場合、曲線(bl 、 (C) 、 
(d)は凝集剤添加1mg/、Qで、それぞれlhr、
5hr。
10hrの間添加した場合、曲線Fe) 、 (flは
凝集剤添加5■/ρで、それぞれlhr、5hrの間添
加した場合である。凝集剤無添加(alの場合には、濾
過水中のSS濃度が安定するまでに長時間を要している
のに対し、凝集剤添加の場合には、その添加量の増加に
したがって水質安定所要時間は減少し、5mg/ρ添加
においては約3時間で安定した水質が得られている。そ
して、凝集剤添加量の増加にともなってSS濃度が低下
し、濾過水の水質も向上している。
なお、濾過開始12時間後の圧損はいずれの場合も10
■H20以下であり、さらに長時間の濾過を継続できる
ことが確認された。
[発明の効果] 本発明は、清浄な濾材で濾過を開始する際に、排水中に
凝集剤を添加して濾過する方法であるので、濾材へのS
Sの付着が促進され、濾過開始時において水質が低下す
る時間を最小限にとどめることができる。
また、本発明においては、空隙率が大きく、したがって
圧損が小さく、SSの捕捉容量が大きい濾材を使用する
ので、大きな濾過速度で非常に長時間の濾過を継続する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による凝集剤添加の効果を示す実験結果
の説明図、第2図は本発明において使用する濾材の一実
施例を模式的に示した斜視図、第3図は本発明において
使用する濾材の他の実施例を模式的に示した斜視図、第
4図は本発明において使用する濾材のさらに他の実施例
を模式的に示した説明図、第5図は凝集剤無添加の際の
濾過水中のSS濃度の推移を示した図、第6図は凝集剤
無添加の際の水質安定所要時間を示した図、第7図は排
水の濾過方法の従来技術を示す説明図である。 1・・・濾材、2・・・耐水性繊維、3・・・濾材材料
。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 空隙率80%以上の濾材を用いて排水を濾過し懸濁性固
    形物を除去するに方法であって、前記濾材を洗浄した直
    後の濾過開始時から濾過水々質が安定するまでの間、排
    水中に凝集剤を添加して濾過することを特徴とする懸濁
    性固形物の濾過方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08281014A (ja) * 1995-04-07 1996-10-29 Nippon Steel Corp 汚濁水の濾過装置
JP2012005974A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Nagainenshi Corp 繊維ろ材

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