JPH021371Y2 - - Google Patents

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JPH021371Y2
JPH021371Y2 JP19378984U JP19378984U JPH021371Y2 JP H021371 Y2 JPH021371 Y2 JP H021371Y2 JP 19378984 U JP19378984 U JP 19378984U JP 19378984 U JP19378984 U JP 19378984U JP H021371 Y2 JPH021371 Y2 JP H021371Y2
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tile
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rainwater
weir
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は桟瓦の頭部表面に堰を設けた逆水防止
桟瓦に関するものである。
瓦屋根の実用性とは、まず第一に水を漏らさな
いことである。この他にも強度・防火・耐久・通
気・断熱・軽量・経済・施工等の諸性能が要求さ
れるが、防水性能が高いことが最も重要である。
近頃は美観を重視するため、勾配の緩い屋根や
複雑な形状の屋根が好まれているが、屋根勾配で
最低4.5/10(4寸5分)は必要で、流れの長い屋
根では、これ以上の屋根勾配が要求される。
従つて、一般的に用いられる桟瓦はその尻部及
び差込部端部に水返しを設けたり、さらに特殊な
場合には水返しを2列若しくは3列にすることに
よつて雨水等の逆流防止を図つている。
しかし、緩勾配の屋根ではこれらの水返しだけ
では逆水を防止することができない。すなわち、
桟瓦は相互に積み重ねることによつて葺設するも
のであるため、水返しの高さが制限されることと
なり、精々5mm位の高さのものを設けているにす
ぎないという構造上の欠点がある。ただ、この欠
点も本考案者は水返しの基部に水平部を設けるこ
と、つまり水返しの基部を削り取る構造とするこ
とにより実質的に水返しの高さを高く改良した桟
瓦を開発したことによつて回避している。
ところが、この改良桟瓦をもつてしても大雨の
場合等には桟瓦の頭部先端部からの水の巻き込み
量が多く、水返しだけでは阻止することができな
いことがある。
従つて、逆水を完全に防止するためには頭部先
端部からの巻き込みを第一に防止しなければなら
ないことになる。
そこで本考案者は鋭意研究の結果、雨水が最も
多く流れる部分は桟瓦の湾曲部の最深部であるこ
とに着目し、この部分を流れる雨水を左右に振り
分けるべく平面視ハの字状の壁面を有する突条部
を設けた逆水防止桟瓦を開発するに至つた。
つまり、本考案に係る逆水防止桟瓦は突条部を
設けることにより、第一にはハの字状の壁面で雨
水の大部分を左右に振り分けるように流出させて
一部分に集中させないようにしたことである。ま
た、第二にはこの突条部は、降雪地帯においては
雪止としての機能も有するという効果がある。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す逆水防止桟瓦
1で、本体5頭部表面にハの字状の突条部2を設
けたものである。
この突条部2を設けることにより、本体5の最
深部に集中する雨水の流れを左右に振り分けるこ
とができ、最深部の頭部6先端からの雨水の巻き
込みを防止する。また、降雪地帯においては雪が
突条部2に降り積り、雪止めとしての機能もあ
る。
突条部2は図示の通り、ハの字状に設けた断面
視状の壁面で雨水を左右に分散するよう構成し
ているが、断面視半円状や台形状の壁面でも同様
に実施することができる。
第2図は本考案の他の実施例を示す斜視図で、
本体5の頭部表面に矩形の堰7を設け、この堰7
に下方に向かつて拡がるハの字状に溝3を掘設し
た逆水防止桟瓦1である。
堰7は本体5の屈曲した最深部、すなわち雨水
が最も多く集まる部分に設けているため、この部
分の雨水を一旦せき止めることにより堰7から雨
水が平均に流出するので、桟瓦の頭部先端部から
雨水の巻き込みを防止するものである。また、通
常の雨量でも堰7に設けた溝3によつて雨水を左
右に振り分けるので、本体5最深部に集中するこ
となく、均一に流出させることができる。
従つて、この溝3は前実施例の壁面と同様の機
能を有するものであり、この壁面を有する部分は
突条部2そのものである。また溝3の断面形状も
半円状や逆台形状のものでもよい。
第3図に示すものは、第2図に示すものの縦断
面図である。これは本体5頭部裏面に切欠がある
場合、すなわち桟なし瓦として使用するべく桟木
に掛止する陥凹部4を有する場合に、堰7を設け
ることによつて、この部分の強度を高めることが
できるという効果を有している。
このように、堰7を設けることによつて雨水の
流れを分散させて頭部6先端部からの雨水の巻き
込みを防止し、しかも本体5自体の強度を高くす
ることができるという一石二鳥の効果がある。
勿論、陥凹部4を有していない桟瓦に堰7を設
けても何等支障がなく、またこの堰7も前述した
突条部2と同様に雪止めとしての機能を有してい
ることはいうまでもない。
以上のように本考案に係る逆水防止桟瓦は頭部
表面の湾曲部に平面視ハの字条の壁面を有する突
条部により、本体最深部に集中する雨水を左右に
振り分けることができるため、最深部の頭部先端
からの雨水の巻き込みを防止出来、又頭部表面の
矩形の堰に掘設したハの字条の溝により、この部
分の雨水を一旦せき止めることにて堰から雨水が
平均に流出するので、桟瓦の頭部先端部から雨水
の巻き込みを防止できると共に、通常の雨量でも
堰に設けた溝によつて雨水を左右に振り分けるこ
とができ、又本体自体の強度を高めると共に降雪
地帯においてはそのまま使用しても少量の雪でも
掛止することが出来、雪止めとしての機能も有
し、更に突条部或いは堰が屋根上でも作業時の足
掛かりとなつて作業者の滑落を防止出来ることに
より、施工上の安全性の向上を図らしめるという
極めて有益な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は本考案の他の実施例を示す斜視図、第3図は
第2図のものの縦断面図である。 1……逆水防止桟瓦、2……突条部、3……
溝、4……陥凹部、5……本体、6……頭部、7
……堰。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 桟瓦の頭部表面に、該頭部の湾曲部の最深部
    を中心として下方に向かつて拡がる平面視ハの
    字状の壁面を有する突条部を設けたことを特徴
    とする逆水防止桟瓦。 2 突条部は、桟瓦頭部表面に設けた堰に掘設し
    た溝により形成される壁面で構成されたもので
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の逆水
    防止桟瓦。
JP19378984U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH021371Y2 (ja)

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JPS61107817U JPS61107817U (ja) 1986-07-08
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JPS6452947A (en) * 1987-08-21 1989-03-01 Kosumitsuku Kk Method of executing tile roof and roofing tile
JPH0735951Y2 (ja) * 1988-12-27 1995-08-16 株式会社アメックス協販 屋根瓦

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JPS61107817U (ja) 1986-07-08

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