JPH0213733Y2 - - Google Patents
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- JPH0213733Y2 JPH0213733Y2 JP1984002157U JP215784U JPH0213733Y2 JP H0213733 Y2 JPH0213733 Y2 JP H0213733Y2 JP 1984002157 U JP1984002157 U JP 1984002157U JP 215784 U JP215784 U JP 215784U JP H0213733 Y2 JPH0213733 Y2 JP H0213733Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- isc
- engine
- valve
- auxiliary air
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
(技術分野)
本考案は内燃機関の補助空気量制御装置に関す
る。 (従来技術) 一般に、自動車用内燃機関においては、吸気絞
弁が閉じられるアイドル時の空気量を確保するた
めや、該アイドル時でエアコン等の補機類を作動
させた場合に空気量の不足を補うために絞弁操作
以外の手段により補助空気の供給を行なつてい
る。 例えば、第1図に電子制御燃料噴射機関に適用
された例を示す(例えば、特許庁編マイクロコン
ピユータ応用技術に関する発明についての審査、
運用指針、発明協会発行57年12月の44頁)。 図中、1は機関本体であり、吸入空気はエアク
リーナ2よりエアフローメータ3、スロツトルチ
ヤンバ4を経てインテークマニホールド5の各ブ
ランチより各シリンダに供給され、燃料はフユエ
ルインジエクタ6により噴射される。 ここで、吸入空気の流れはアクセルペダルに連
動するスロツトルチヤンバ4内のスロツトル弁7
により制御され、アイドリング時にはスロツトル
弁7はほとんど閉じている。アイドリング時の空
気の流れはバイパスポート8を通り、このポート
8に装着されているアイドルアジヤストスクリユ
ー9により調節されると共に、スロツトル弁7の
上流と下流とを連通するバイパス通路10を通
り、この通路10に設けたアイドル制御弁11に
より適宜必要な空気が確保される。 補助空気量制御弁としてのアイドル制御弁11
は、バイパス通路10に設けた弁体12と、該弁
体12が連結されたダイヤフラム13と、該ダイ
ヤフラム13を付勢するスプリング14を備えた
負圧作動室15とから構成され、負圧作動室15
に導入される負圧の増減に応じてダイヤフラム1
3による弁体12のリフト量を変えその開度を増
減する。 この負圧作動室15は負圧導入通路16により
定圧弁17を介してスロツトル弁7下流の吸気通
路と連通すると共に、大気導入通路18によりパ
ルス電磁弁19を介してスロツトル弁7上流の吸
気通路と連通している。 このため、パルス電磁弁19を開閉作動させる
ことにより、前記負圧作動室15に導入される負
圧の大気による稀釈割合を変化させてアイドル制
御弁11の開度を制御する。 パルス電磁弁19は、例えばマイクロコンピユ
ータのコントロールユニツト20によつて制御さ
れる。 コントロールユニツト20は主にマイクロプロ
セツサ(中央演算装置)21と、メモリ(記憶装
置)22と、インターフエース(入出力信号処理
回路)23とから構成されている。 インターフエース23には、機関1の回転数が
回転数センサ24で検出されデジタル信号として
入力される。(実際にはクランク角センサが使用
される)と共に、機関温度(例えば冷却水温)が
サーミスタ式の水温センサ25でアナログ信号と
して検出されA/D変換器26を介してデジタル
信号として入力される。また、インターフエース
23には、スロツトル弁7が全閉位置であること
を検出するスロツトル弁スイツチ27と、自動変
速機がニユートラル位置であることを検出するニ
ユートラルリレー28と、エアコンのON状態ま
たはOFF状態を検出するエアコンスイツチ29
とからそれぞれON,OFF信号が入力される。 なお、スロツトル弁スイツチ27は可変抵抗器
によるアナログ式のセンサで、その信号がA/D
変換器30を介して入力されるように示してある
が実際には全閉位置を検出するON,OFF式のス
イツチが使用される。 コントロールユニツト20ではメモリ22内の
ROM(読み出し専用メモリ)に、冷却水温(以
下「水温」で略称する。)Twに対応した基本制
御値ISCTWを予めデータテーブルとして記憶させ
ておき水温センサ25の信号に応じてテーブルル
ツクアツプを行なつて該当する基本制御値ISCTW
を読み出す。 この基本制御値ISCTWを、エアコンがON状態、
OFF状態のいずれにあるか、並びに自動変速機
のニユートラルリレーがON状態、OFF状態のい
ずれにあるかにより、夫々の場合に異なる値で補
正し、補正したデユーテイ比(開弁時間と閉弁時
間の比)によりパルス電磁弁19をオープンルー
プ制御する。 基本制御値ISCTWの補正値ISCATは次表のよう
に与えられる。なお、ISCTW,ISCATとも単位は
%であるが、以下の説明では%を省略する。
る。 (従来技術) 一般に、自動車用内燃機関においては、吸気絞
弁が閉じられるアイドル時の空気量を確保するた
めや、該アイドル時でエアコン等の補機類を作動
させた場合に空気量の不足を補うために絞弁操作
以外の手段により補助空気の供給を行なつてい
る。 例えば、第1図に電子制御燃料噴射機関に適用
された例を示す(例えば、特許庁編マイクロコン
ピユータ応用技術に関する発明についての審査、
運用指針、発明協会発行57年12月の44頁)。 図中、1は機関本体であり、吸入空気はエアク
リーナ2よりエアフローメータ3、スロツトルチ
ヤンバ4を経てインテークマニホールド5の各ブ
ランチより各シリンダに供給され、燃料はフユエ
ルインジエクタ6により噴射される。 ここで、吸入空気の流れはアクセルペダルに連
動するスロツトルチヤンバ4内のスロツトル弁7
により制御され、アイドリング時にはスロツトル
弁7はほとんど閉じている。アイドリング時の空
気の流れはバイパスポート8を通り、このポート
8に装着されているアイドルアジヤストスクリユ
ー9により調節されると共に、スロツトル弁7の
上流と下流とを連通するバイパス通路10を通
り、この通路10に設けたアイドル制御弁11に
より適宜必要な空気が確保される。 補助空気量制御弁としてのアイドル制御弁11
は、バイパス通路10に設けた弁体12と、該弁
体12が連結されたダイヤフラム13と、該ダイ
ヤフラム13を付勢するスプリング14を備えた
負圧作動室15とから構成され、負圧作動室15
に導入される負圧の増減に応じてダイヤフラム1
3による弁体12のリフト量を変えその開度を増
減する。 この負圧作動室15は負圧導入通路16により
定圧弁17を介してスロツトル弁7下流の吸気通
路と連通すると共に、大気導入通路18によりパ
ルス電磁弁19を介してスロツトル弁7上流の吸
気通路と連通している。 このため、パルス電磁弁19を開閉作動させる
ことにより、前記負圧作動室15に導入される負
圧の大気による稀釈割合を変化させてアイドル制
御弁11の開度を制御する。 パルス電磁弁19は、例えばマイクロコンピユ
ータのコントロールユニツト20によつて制御さ
れる。 コントロールユニツト20は主にマイクロプロ
セツサ(中央演算装置)21と、メモリ(記憶装
置)22と、インターフエース(入出力信号処理
回路)23とから構成されている。 インターフエース23には、機関1の回転数が
回転数センサ24で検出されデジタル信号として
入力される。(実際にはクランク角センサが使用
される)と共に、機関温度(例えば冷却水温)が
サーミスタ式の水温センサ25でアナログ信号と
して検出されA/D変換器26を介してデジタル
信号として入力される。また、インターフエース
23には、スロツトル弁7が全閉位置であること
を検出するスロツトル弁スイツチ27と、自動変
速機がニユートラル位置であることを検出するニ
ユートラルリレー28と、エアコンのON状態ま
たはOFF状態を検出するエアコンスイツチ29
とからそれぞれON,OFF信号が入力される。 なお、スロツトル弁スイツチ27は可変抵抗器
によるアナログ式のセンサで、その信号がA/D
変換器30を介して入力されるように示してある
が実際には全閉位置を検出するON,OFF式のス
イツチが使用される。 コントロールユニツト20ではメモリ22内の
ROM(読み出し専用メモリ)に、冷却水温(以
下「水温」で略称する。)Twに対応した基本制
御値ISCTWを予めデータテーブルとして記憶させ
ておき水温センサ25の信号に応じてテーブルル
ツクアツプを行なつて該当する基本制御値ISCTW
を読み出す。 この基本制御値ISCTWを、エアコンがON状態、
OFF状態のいずれにあるか、並びに自動変速機
のニユートラルリレーがON状態、OFF状態のい
ずれにあるかにより、夫々の場合に異なる値で補
正し、補正したデユーテイ比(開弁時間と閉弁時
間の比)によりパルス電磁弁19をオープンルー
プ制御する。 基本制御値ISCTWの補正値ISCATは次表のよう
に与えられる。なお、ISCTW,ISCATとも単位は
%であるが、以下の説明では%を省略する。
【表】
すなわち、手動変速機仕様でエアコンOFFの
場合及び自動変速機仕様でエアコンOFFかつニ
ユートラルリレーがON(ニユートラル位置にあ
る)の場合には基本制御値ISCTWは補正されない
が、他の場合には負荷状態に対応して補正され
る。 この制御を実行するフローチヤートを自動変速
機仕様について第2図に示す。なお、図中のP1
〜P10は各ステツプを示す。 制御演算は例えば1回転に1度又は定時間に一
度(例えば0.1秒に1度)実行される。 P1で水温を入力し、P2で水温に対して定めら
れた基本制御値ISCTWのテーブルをルツクアツプ
してマイクロプロセツサ21内のレジスタに記憶
させる。 次にP3でユニートラルリレーがONであるか否
かを確かめ、ニユートラルリレーがONである場
合はP4でエアコンスイツチがONかOFFかを確か
める。そしてニユートラルリレーがONかつエア
コンスイツチOFFである場合はP6で補正値ISCAT
は零とし、ニユートラルリレーがONかつエアコ
ンスイツチONの場合はP7で補正値ISCATを9と
する。 ニユートラルリレーがOFFの場合はP5でエア
コンスイツチがONかOFFかを確かめ、ニユート
ラルリレーがOFFかつエアコンスイツチOFFの
場合はP5で補正値ISCATを1.5とし、ニユートラル
リレーがOFFかつエアコンスイツチONの場合は
P9で補正値ISCATを10.5とする。 これらの補正値は基本制御値ISCTWに加算し、
この結果をP10で出力レジスタに移し、次の制御
プログラムに移る。 ところで、このような制御演算では、補正値
ISCATを一度に所定量増加させ又は減少させるた
め、ロツクアツプ機構(機関の出力軸と変速機の
入力軸を直結状態にして出力及び燃費を向上させ
るために設けられる)を備える自動変速機仕様の
自動車ではロツクアツプ状態での走行中に(手動
変速機仕様の自動車ではギヤをニユートラル以外
の位置にしての走行中に)、エアコン等を入れる
と、アイドル制動弁の負圧作動室に導入される負
圧がステツプ的に変化するため、補助空気量もス
テツプ的に変化し、機関の発生トルクが急変し、
運転者に不快なシヨツクが発生する恐れがある。 (考案の目的) そこで本考案は機関の出力軸と変速機の入力軸
とが直結状態にあり、かつこの状態でエアコン等
の補機負荷が作動状態から非作動状態へと又はそ
の逆へと変化した場合(負荷変動時)には補正値
ISCATを徐々に変化させることにより、トルクの
急変を抑え負荷変動時の不快なシヨツクを低減し
運転性の向上を図る補助空気量制御装置を提供す
ることを目的とする。 (考案の構成及び作用) 第3図は本考案の構成を明示するための全体構
成図である。 機関1のスロツトル弁7の上流と下流とを連通
するバイパス通路10に、補助空気量制御弁とし
てのアイドル制御弁11が設けられ、この制御弁
11は、主に弁体12とダイヤフラムアクチユエ
ータ(負圧作動室15を区画するとともに弁体1
2と一体動するダイヤフラム13、ダイヤフラム
13を開弁方向(図中下方)に付勢するスプリン
グ14、負圧作動室15にそれぞれ連通する負圧
導入通路16と大気導入通路18、大気導入通路
18に介装されたパルス電磁弁19)とから構成
され、バイパス通路10の流量を増減する。 パルス電磁弁19は、機関温度センサ(たとえ
ば水温センサ)25の検知した温度に応じて基本
制御値を設定する手段Aと、補機(エアコン等)
による負荷(外部負荷)Bが作動状態にあるか非
作動状態にあるかを判定する手段Cと、この判定
結果に応じて前記基本制御値を所定量一度に増減
補正する値を設定し、この補正値により、前記基
本制御値から定まる所定のデユーテイ比(開弁時
間割合)を有するパルス信号を補正する手段Dと
からなる装置により駆動される。ここに、パルス
電磁弁19へのデユーテイ比が一度に所定量増減
されると、負圧作動室15に導入される制御負圧
がステツプ的に変化するので、アイドル制御弁1
1を通過する流量が一気に変化する。 本考案は、このようにして構成される補助空気
量制御装置において、機関の出力軸と変速機の入
力軸とが直結状態にあるかどうかを判定する手段
Eと、前記外部負荷Bが作動状態から非作動状態
へとまたはその逆へと変化したかどうかを判定す
る手段Fと、機関の出力軸と変速機の入力軸とが
直結状態にありかつ外部負荷が作動状態から非作
動状態へとまたはその逆へと変化した場合に前記
基本制御値の補正値が徐々に増減されるように前
記パルス信号補正手段Dに指示する手段Gとを追
加して構成する。 こうすると、ギヤをニユートラル位置以外にし
ての走行中やロツクアツプ状態での走行中に、エ
アコンの運転が開始されあるいはエアコンの運転
が停止されても、アイドル制御弁11を通過する
流量が徐々に増加していきあるいは徐々に減少し
ていくので、急激なトルク変化を生じることがな
い。 この場合、トルク変化に伴うシヨツクは、機関
と変速機とが直結状態にある場合に、運転者に対
して最も伝わりやすいといえるが、急激なトルク
変化が避けられることから、運転性が良くなる。 一方、ギヤがニユートラル位置にあるアイドル
運転時に、エアコンの運転が開始される場合にま
で、バイパス流量を徐々に増加するのでは、エア
コンの負荷に対抗できなくて、エンストに至るこ
とも有り得る。しかしながら、こうした場合に
は、エアコンの運転開始に対応して、バイパス流
量が一気に増加されるのであり、これにてエンス
トが防止される。 (実施例) 以下図示実施例に基いて説明する。 第4図は本考案の第1実施例の概略構成図で、
ロツクアツプ機構付自動変速機仕様に適用した例
である。 ロツクアツプ機構は、トルクコンバータとフロ
ントカバの間に湿式単板クラツチ(ロツクアツプ
ピストン)を設け、このロツクアツプピストン
に、ロツクアツプ制御バルブの切換によりコンバ
ータ圧を導き、ロツクアツプピストンをトルクコ
ンバータと直結にして動力を伝達するものであ
る。 このロツクアツプ制御バルブは一端にライン圧
を作用させており、このライン圧はロツクアツプ
ソレノイドのON,OFFにより制御される。 このため、ロツクアツプソレノイドがONの状
態では、機関と変速機が直結し、ロツクアツプソ
レノイドがOFFの状態では直結状態が解除され
る。 ここに、機関の出力軸と変速機の入力軸とが直
結状態にあるかどうかを判定するには、このロツ
クアツプソレノイドがON状態にあるかどうかを
みればよい。 図中31がこのロツクアツプソレノイドで、ロ
ツクアツプソレノイド31のON,OFF信号はコ
ントロールユニツト20に出力される。 コントロールユニツト20ではこの信号に基づ
き、自動変速機がロツクアツプ状態にあるか否か
を確かめ、ロツクアツプ状態でない場合は従来と
同じくエアコン等による負荷変動に対して、基本
制御値ISCTWに加える補正値ISCATをステツプ的
に変化させ、ロツクアツプ状態にある場合は、エ
アコン等による負荷変動に対して補正値ISCATを
徐々に変化させる。 その他の構成要素は第1図と同一なので、同一
構成要素には同一符号を付して説明は省略する。 以上の構成による作用を第5図のフローチヤー
トに基づいて説明する。 制御演算は所定時間毎(例えば0.1秒に1度)
に実行されるものであり、P3〜P18は各ステツプ
を示す。ただし、P1,P2(第2図参照)は省略し
ている。 P3はニユートラルリレーがONであるか否かを
確かめ、ニユートラルリレーがONでない場合は
P11でロツクアツプ状態であるか否かを確かめ、
ロツクアツプ状態の場合はP12でエアコンスイツ
チがONかOFFかを確める。 ニユートラルリレーがONの場合はP4(第2図
参照)で、ニユートラルリレーがOFFでもロツ
クアツプ状態でない場合はP5(第2図参照)で、
それぞれエアコンスイツチがONかOFFかを確か
め、以下第2図のステツプに従い従来の制御演算
を行なう。 P12にまで進んだ場合、つまりギヤがニユート
ラル位置以外に入つており、かつエアコンスイツ
チがON状態にある場合はP13でフラグFLGが1
であるか否かを確かめる。 FLAGは前回演算時にエアコンが作動していた
か否かの状態を示すもので、FLAGが1であると
きはエアコンが非作動の状態にあつたことを、
FLAGが零であるときはエアコンが作動の状態に
あつたことをそれぞれ示す。 したがつてP13でFLAGが1であれば前回演算
時はエアコンが非作動状態にあつたものが、今回
演算時にエアコンが作動状態にあることを示すた
め、P14でFLAGを零(エアコンが作動している
状態)に置き直し、かつカウンタのカウント値を
1にセツトする。この場合は、エアコンの運転が
開始された直後にあるので、P15で1.5にこのカウ
ント値1を加算した値2.5をISCATとする。 上記カウンタはP14,P17でカウント値を1にセ
ツトされることにより、制御演算の所定周期に同
期して(制御演算と同じく例えば0.1秒に1度実
行される)カウント値を1づつ増加されるもの
で、その作用は第6図のフローチヤートに示され
る。 すなわち、P20にて前回演算時のカウント値に
1を加えて今回演算時のカウント値とするため、
このカウント値は演算毎に1づつ増加してゆく。
しかし、P21でカウント値が10であるか否かを確
かめカウント値が10であると、P22にて次回のカ
ウント値は9にされるため、カウント値は9以上
にならない。なお、カウンタの初期値は0であ
る。 したがつて、カウント値は第7図のように、カ
ウント値が1にセツトされた演算時から所定時間
毎に1づつ増加し、9に達した後は、再び1にセ
ツトされるまで一定値9を維持する。 P13でFLAGが1でない場合は、前回演算時よ
り続けてエアコンが作動していることを示し、こ
の場合には、P15で1.5に今回演算のカウント値
(2〜9)を加算してISCATとする。 P12に戻り、エアコンスイツチがON状態にな
い場合はP16でFLAGが零か否かを確かめる。 FLAGが零であれば、前回演算時にエアコンが
作動していたものが、今回演算時にエアコンが非
作動状態にあることを示すため、P17でFLAGを
1(エアコンが非作動の状態)に置き直し、かつ
カウンタのカウント値を1にセツトする。この場
合はエアコンの運転停止直後であるためP18で9
と今回のカウント値1との差8を1.5に加算した
値9.5をISCATとする。 P16でFLAGが零でない場合は、前回演算時よ
り続けてエアコンが非作動であることを示し、こ
の場合には、P18で9から今回演算のカウント値
を差し引いた値を1.5に加算し、この加算した値
をISCATとする。前述のようにカウント値は1か
ら9まで1づつ増加するため、(9−カウント値)
は逆に8から0まで1づつ減少することになる。 こうして演算されたISCATは基本制御値ISCTW
に加算し、この結果をP10で出力レジスタに移し、
次の制御プログラムに移る。 ここで、具体的に自動変速機がロツクアツプ状
態にあるときに、エアコンを第7図のようにa点
で作動させ、b点で非作動とする場合を説明す
る。 エアコンの作動前にはFLAGが1、カウンタの
カウント値が9であるため制御演算はP3−P11−
P12−P16−P18の順に処理され、ISCATは1.5であ
る。 エアコンスイツチがa点でOFF状態からON状
態になると、今回の演算はP3−P11−P12−P13−
P14−P15の順に処理され、ISCATは2.5となる。 次回以降の演算はP3−P11−P12−P13−P14−
P15の順に処理されるとともに、この演算に同期
してカウンタがP20−P21,P20−P21−P22の順に
処理されるため、ISCATは3.5から10.5まで1づつ
増加し10.5に達した後は10.5を維持する。 一方、エアコンスイツチがb点でON状態から
OFF状態になるとその直後は、P3−P11−P12−
P16−P17−P18の順に処理され、ISCATは9.5にな
る。 次回以降の演算はP3−P11−P12−P16−P18の順
に処理されるとともに、この演算に同期してカウ
ンタがP20−P21,P20−P21−P22の順に処理され
るため、ISCATは8.5から1.5まで1づつ減少し1.5
に達した後は1.5を維持する。 したがつて、自動変速機がロツクアツプ状態に
あるときに、エアコンによる負荷変動(エアコン
スイツチのONからOFFあるいはOFFからON)
が加わると、ISCATは第7図のように1.5から10.5
の間を1づつ増減することになり、この補正値
ISCATを基本制御値ISCTWに加算した値でコント
ロールユニツト20がパルス信号のデユーテイ比
を制御すると、パルス電磁弁19による大気稀釈
割合がなめらかに変化しアイドル制御弁11を通
過する流量が急激に増減することがない。 一方、ロツクアツプ状態にない走行中やギヤが
ニユートラル位置にある場合に、エアコンスイツ
チがONからOFFあるいはOFFからONにされた
場合は、上記と相違して、ISCATがステツプ的に
増減される(P11−P5−P8,P11−P5−P9または
P3−P4−P6,P3−P4−P7)。 ここに、補助空気量制御弁を通過する流量が一
気に増減されるとその分大きなトルクが発生する
ので、エアコンによる負荷変動に応答良く対抗し
て、エンストが防止される。つまり、ロツクアツ
プ状態にない場合やギヤがニユートラル位置にあ
る場合には、急激なトルク変化があつても、それ
をシヨツクとして運転者が感じるほどでもないで
あろうし、たとえ感じたとしても、エンストを生
じてしまつては運転する不可能となるのであるか
ら、こうした場合には、運転性能よりも機関性能
を不良にしないことのほうが優先されるのであ
る。 第8図は本考案の第2実施例の概略構成図で、
手動変速機仕様に適用した例である。 機関の出力軸と変速機の入力軸とが直結状態に
あるかどうかを判定するには、変速機がニユート
ラル位置にあることを検出するニユートラルスイ
ツチ32と、クラツチが切れていることを検出す
るクラツチスイツチ33からの信号に基づけばよ
く、これらのスイツチ32,33からのON,
OFF信号はコントロールユニツト20に出力さ
れる。 その他の構成要素は第1図と同一で、コントロ
ールユニツト20にて行なわれる作用は第9図の
フローチヤートにて示される。 変速機仕様の相違により、手動変速機では前掲
の表−1に与えられるように、補正値ISCATの増
減幅が5と小さく、したがつて、カウンタのカウ
ント値は1から5までを所定時間毎に0.5づつ増
加する(第10図のP36〜P38)。 また、自動変速機仕様ではエアコンの状態が作
動、非作動のいずれの状態にあるか以外にニユー
トラルリレーがON,OFFのいずれの状態にある
かによつても補正値ISCATを増減しているが、手
動変速機仕様では、後者による補正分がないだけ
簡単であり、P20では前者による補正分を示すカ
ウント値がそのままISCATとなる。 この例でも機関の出力軸と変速機の入力軸とが
直結している状態でエアコンスイツチがONから
OFF,OFFからONになると、補正値ISCATが第
1実施例と同様に徐々に増減補正される(P24−
P25−P26−P27−P28−P29,P24−P25−P26−P27−
P29又はP24−P25−P26−P30−P31−P32,P24−P25
−P26−P30−P32)。 なお、第1実施例、第2実施例では共にエアコ
ンを変動負荷としているが、エアコン以外の補機
類たとえば電動フアン等の負荷についても同様に
適用され、増減の程度も自由に設定される。 (考案の効果) 以上のように、本考案によれば、機関にエアコ
ン等による負荷変動が作用したときには、補助空
気量をステツプ的に増減する一方で、機関と動力
伝達系がすべらずに結合している場合に限つて、
エアコン等の負荷変動に対して補助空気量を徐々
に変化させるようにしたため、ニユートラル位置
以外での走行中やロツクアツプ状態での走行中に
不快なシヨツクが生ずることを回避できるととも
に、機関と動力伝達系がすべらずに結合している
場合でない場合にあつては、機関性能が優先さ
れ、エンストが防止される。
場合及び自動変速機仕様でエアコンOFFかつニ
ユートラルリレーがON(ニユートラル位置にあ
る)の場合には基本制御値ISCTWは補正されない
が、他の場合には負荷状態に対応して補正され
る。 この制御を実行するフローチヤートを自動変速
機仕様について第2図に示す。なお、図中のP1
〜P10は各ステツプを示す。 制御演算は例えば1回転に1度又は定時間に一
度(例えば0.1秒に1度)実行される。 P1で水温を入力し、P2で水温に対して定めら
れた基本制御値ISCTWのテーブルをルツクアツプ
してマイクロプロセツサ21内のレジスタに記憶
させる。 次にP3でユニートラルリレーがONであるか否
かを確かめ、ニユートラルリレーがONである場
合はP4でエアコンスイツチがONかOFFかを確か
める。そしてニユートラルリレーがONかつエア
コンスイツチOFFである場合はP6で補正値ISCAT
は零とし、ニユートラルリレーがONかつエアコ
ンスイツチONの場合はP7で補正値ISCATを9と
する。 ニユートラルリレーがOFFの場合はP5でエア
コンスイツチがONかOFFかを確かめ、ニユート
ラルリレーがOFFかつエアコンスイツチOFFの
場合はP5で補正値ISCATを1.5とし、ニユートラル
リレーがOFFかつエアコンスイツチONの場合は
P9で補正値ISCATを10.5とする。 これらの補正値は基本制御値ISCTWに加算し、
この結果をP10で出力レジスタに移し、次の制御
プログラムに移る。 ところで、このような制御演算では、補正値
ISCATを一度に所定量増加させ又は減少させるた
め、ロツクアツプ機構(機関の出力軸と変速機の
入力軸を直結状態にして出力及び燃費を向上させ
るために設けられる)を備える自動変速機仕様の
自動車ではロツクアツプ状態での走行中に(手動
変速機仕様の自動車ではギヤをニユートラル以外
の位置にしての走行中に)、エアコン等を入れる
と、アイドル制動弁の負圧作動室に導入される負
圧がステツプ的に変化するため、補助空気量もス
テツプ的に変化し、機関の発生トルクが急変し、
運転者に不快なシヨツクが発生する恐れがある。 (考案の目的) そこで本考案は機関の出力軸と変速機の入力軸
とが直結状態にあり、かつこの状態でエアコン等
の補機負荷が作動状態から非作動状態へと又はそ
の逆へと変化した場合(負荷変動時)には補正値
ISCATを徐々に変化させることにより、トルクの
急変を抑え負荷変動時の不快なシヨツクを低減し
運転性の向上を図る補助空気量制御装置を提供す
ることを目的とする。 (考案の構成及び作用) 第3図は本考案の構成を明示するための全体構
成図である。 機関1のスロツトル弁7の上流と下流とを連通
するバイパス通路10に、補助空気量制御弁とし
てのアイドル制御弁11が設けられ、この制御弁
11は、主に弁体12とダイヤフラムアクチユエ
ータ(負圧作動室15を区画するとともに弁体1
2と一体動するダイヤフラム13、ダイヤフラム
13を開弁方向(図中下方)に付勢するスプリン
グ14、負圧作動室15にそれぞれ連通する負圧
導入通路16と大気導入通路18、大気導入通路
18に介装されたパルス電磁弁19)とから構成
され、バイパス通路10の流量を増減する。 パルス電磁弁19は、機関温度センサ(たとえ
ば水温センサ)25の検知した温度に応じて基本
制御値を設定する手段Aと、補機(エアコン等)
による負荷(外部負荷)Bが作動状態にあるか非
作動状態にあるかを判定する手段Cと、この判定
結果に応じて前記基本制御値を所定量一度に増減
補正する値を設定し、この補正値により、前記基
本制御値から定まる所定のデユーテイ比(開弁時
間割合)を有するパルス信号を補正する手段Dと
からなる装置により駆動される。ここに、パルス
電磁弁19へのデユーテイ比が一度に所定量増減
されると、負圧作動室15に導入される制御負圧
がステツプ的に変化するので、アイドル制御弁1
1を通過する流量が一気に変化する。 本考案は、このようにして構成される補助空気
量制御装置において、機関の出力軸と変速機の入
力軸とが直結状態にあるかどうかを判定する手段
Eと、前記外部負荷Bが作動状態から非作動状態
へとまたはその逆へと変化したかどうかを判定す
る手段Fと、機関の出力軸と変速機の入力軸とが
直結状態にありかつ外部負荷が作動状態から非作
動状態へとまたはその逆へと変化した場合に前記
基本制御値の補正値が徐々に増減されるように前
記パルス信号補正手段Dに指示する手段Gとを追
加して構成する。 こうすると、ギヤをニユートラル位置以外にし
ての走行中やロツクアツプ状態での走行中に、エ
アコンの運転が開始されあるいはエアコンの運転
が停止されても、アイドル制御弁11を通過する
流量が徐々に増加していきあるいは徐々に減少し
ていくので、急激なトルク変化を生じることがな
い。 この場合、トルク変化に伴うシヨツクは、機関
と変速機とが直結状態にある場合に、運転者に対
して最も伝わりやすいといえるが、急激なトルク
変化が避けられることから、運転性が良くなる。 一方、ギヤがニユートラル位置にあるアイドル
運転時に、エアコンの運転が開始される場合にま
で、バイパス流量を徐々に増加するのでは、エア
コンの負荷に対抗できなくて、エンストに至るこ
とも有り得る。しかしながら、こうした場合に
は、エアコンの運転開始に対応して、バイパス流
量が一気に増加されるのであり、これにてエンス
トが防止される。 (実施例) 以下図示実施例に基いて説明する。 第4図は本考案の第1実施例の概略構成図で、
ロツクアツプ機構付自動変速機仕様に適用した例
である。 ロツクアツプ機構は、トルクコンバータとフロ
ントカバの間に湿式単板クラツチ(ロツクアツプ
ピストン)を設け、このロツクアツプピストン
に、ロツクアツプ制御バルブの切換によりコンバ
ータ圧を導き、ロツクアツプピストンをトルクコ
ンバータと直結にして動力を伝達するものであ
る。 このロツクアツプ制御バルブは一端にライン圧
を作用させており、このライン圧はロツクアツプ
ソレノイドのON,OFFにより制御される。 このため、ロツクアツプソレノイドがONの状
態では、機関と変速機が直結し、ロツクアツプソ
レノイドがOFFの状態では直結状態が解除され
る。 ここに、機関の出力軸と変速機の入力軸とが直
結状態にあるかどうかを判定するには、このロツ
クアツプソレノイドがON状態にあるかどうかを
みればよい。 図中31がこのロツクアツプソレノイドで、ロ
ツクアツプソレノイド31のON,OFF信号はコ
ントロールユニツト20に出力される。 コントロールユニツト20ではこの信号に基づ
き、自動変速機がロツクアツプ状態にあるか否か
を確かめ、ロツクアツプ状態でない場合は従来と
同じくエアコン等による負荷変動に対して、基本
制御値ISCTWに加える補正値ISCATをステツプ的
に変化させ、ロツクアツプ状態にある場合は、エ
アコン等による負荷変動に対して補正値ISCATを
徐々に変化させる。 その他の構成要素は第1図と同一なので、同一
構成要素には同一符号を付して説明は省略する。 以上の構成による作用を第5図のフローチヤー
トに基づいて説明する。 制御演算は所定時間毎(例えば0.1秒に1度)
に実行されるものであり、P3〜P18は各ステツプ
を示す。ただし、P1,P2(第2図参照)は省略し
ている。 P3はニユートラルリレーがONであるか否かを
確かめ、ニユートラルリレーがONでない場合は
P11でロツクアツプ状態であるか否かを確かめ、
ロツクアツプ状態の場合はP12でエアコンスイツ
チがONかOFFかを確める。 ニユートラルリレーがONの場合はP4(第2図
参照)で、ニユートラルリレーがOFFでもロツ
クアツプ状態でない場合はP5(第2図参照)で、
それぞれエアコンスイツチがONかOFFかを確か
め、以下第2図のステツプに従い従来の制御演算
を行なう。 P12にまで進んだ場合、つまりギヤがニユート
ラル位置以外に入つており、かつエアコンスイツ
チがON状態にある場合はP13でフラグFLGが1
であるか否かを確かめる。 FLAGは前回演算時にエアコンが作動していた
か否かの状態を示すもので、FLAGが1であると
きはエアコンが非作動の状態にあつたことを、
FLAGが零であるときはエアコンが作動の状態に
あつたことをそれぞれ示す。 したがつてP13でFLAGが1であれば前回演算
時はエアコンが非作動状態にあつたものが、今回
演算時にエアコンが作動状態にあることを示すた
め、P14でFLAGを零(エアコンが作動している
状態)に置き直し、かつカウンタのカウント値を
1にセツトする。この場合は、エアコンの運転が
開始された直後にあるので、P15で1.5にこのカウ
ント値1を加算した値2.5をISCATとする。 上記カウンタはP14,P17でカウント値を1にセ
ツトされることにより、制御演算の所定周期に同
期して(制御演算と同じく例えば0.1秒に1度実
行される)カウント値を1づつ増加されるもの
で、その作用は第6図のフローチヤートに示され
る。 すなわち、P20にて前回演算時のカウント値に
1を加えて今回演算時のカウント値とするため、
このカウント値は演算毎に1づつ増加してゆく。
しかし、P21でカウント値が10であるか否かを確
かめカウント値が10であると、P22にて次回のカ
ウント値は9にされるため、カウント値は9以上
にならない。なお、カウンタの初期値は0であ
る。 したがつて、カウント値は第7図のように、カ
ウント値が1にセツトされた演算時から所定時間
毎に1づつ増加し、9に達した後は、再び1にセ
ツトされるまで一定値9を維持する。 P13でFLAGが1でない場合は、前回演算時よ
り続けてエアコンが作動していることを示し、こ
の場合には、P15で1.5に今回演算のカウント値
(2〜9)を加算してISCATとする。 P12に戻り、エアコンスイツチがON状態にな
い場合はP16でFLAGが零か否かを確かめる。 FLAGが零であれば、前回演算時にエアコンが
作動していたものが、今回演算時にエアコンが非
作動状態にあることを示すため、P17でFLAGを
1(エアコンが非作動の状態)に置き直し、かつ
カウンタのカウント値を1にセツトする。この場
合はエアコンの運転停止直後であるためP18で9
と今回のカウント値1との差8を1.5に加算した
値9.5をISCATとする。 P16でFLAGが零でない場合は、前回演算時よ
り続けてエアコンが非作動であることを示し、こ
の場合には、P18で9から今回演算のカウント値
を差し引いた値を1.5に加算し、この加算した値
をISCATとする。前述のようにカウント値は1か
ら9まで1づつ増加するため、(9−カウント値)
は逆に8から0まで1づつ減少することになる。 こうして演算されたISCATは基本制御値ISCTW
に加算し、この結果をP10で出力レジスタに移し、
次の制御プログラムに移る。 ここで、具体的に自動変速機がロツクアツプ状
態にあるときに、エアコンを第7図のようにa点
で作動させ、b点で非作動とする場合を説明す
る。 エアコンの作動前にはFLAGが1、カウンタの
カウント値が9であるため制御演算はP3−P11−
P12−P16−P18の順に処理され、ISCATは1.5であ
る。 エアコンスイツチがa点でOFF状態からON状
態になると、今回の演算はP3−P11−P12−P13−
P14−P15の順に処理され、ISCATは2.5となる。 次回以降の演算はP3−P11−P12−P13−P14−
P15の順に処理されるとともに、この演算に同期
してカウンタがP20−P21,P20−P21−P22の順に
処理されるため、ISCATは3.5から10.5まで1づつ
増加し10.5に達した後は10.5を維持する。 一方、エアコンスイツチがb点でON状態から
OFF状態になるとその直後は、P3−P11−P12−
P16−P17−P18の順に処理され、ISCATは9.5にな
る。 次回以降の演算はP3−P11−P12−P16−P18の順
に処理されるとともに、この演算に同期してカウ
ンタがP20−P21,P20−P21−P22の順に処理され
るため、ISCATは8.5から1.5まで1づつ減少し1.5
に達した後は1.5を維持する。 したがつて、自動変速機がロツクアツプ状態に
あるときに、エアコンによる負荷変動(エアコン
スイツチのONからOFFあるいはOFFからON)
が加わると、ISCATは第7図のように1.5から10.5
の間を1づつ増減することになり、この補正値
ISCATを基本制御値ISCTWに加算した値でコント
ロールユニツト20がパルス信号のデユーテイ比
を制御すると、パルス電磁弁19による大気稀釈
割合がなめらかに変化しアイドル制御弁11を通
過する流量が急激に増減することがない。 一方、ロツクアツプ状態にない走行中やギヤが
ニユートラル位置にある場合に、エアコンスイツ
チがONからOFFあるいはOFFからONにされた
場合は、上記と相違して、ISCATがステツプ的に
増減される(P11−P5−P8,P11−P5−P9または
P3−P4−P6,P3−P4−P7)。 ここに、補助空気量制御弁を通過する流量が一
気に増減されるとその分大きなトルクが発生する
ので、エアコンによる負荷変動に応答良く対抗し
て、エンストが防止される。つまり、ロツクアツ
プ状態にない場合やギヤがニユートラル位置にあ
る場合には、急激なトルク変化があつても、それ
をシヨツクとして運転者が感じるほどでもないで
あろうし、たとえ感じたとしても、エンストを生
じてしまつては運転する不可能となるのであるか
ら、こうした場合には、運転性能よりも機関性能
を不良にしないことのほうが優先されるのであ
る。 第8図は本考案の第2実施例の概略構成図で、
手動変速機仕様に適用した例である。 機関の出力軸と変速機の入力軸とが直結状態に
あるかどうかを判定するには、変速機がニユート
ラル位置にあることを検出するニユートラルスイ
ツチ32と、クラツチが切れていることを検出す
るクラツチスイツチ33からの信号に基づけばよ
く、これらのスイツチ32,33からのON,
OFF信号はコントロールユニツト20に出力さ
れる。 その他の構成要素は第1図と同一で、コントロ
ールユニツト20にて行なわれる作用は第9図の
フローチヤートにて示される。 変速機仕様の相違により、手動変速機では前掲
の表−1に与えられるように、補正値ISCATの増
減幅が5と小さく、したがつて、カウンタのカウ
ント値は1から5までを所定時間毎に0.5づつ増
加する(第10図のP36〜P38)。 また、自動変速機仕様ではエアコンの状態が作
動、非作動のいずれの状態にあるか以外にニユー
トラルリレーがON,OFFのいずれの状態にある
かによつても補正値ISCATを増減しているが、手
動変速機仕様では、後者による補正分がないだけ
簡単であり、P20では前者による補正分を示すカ
ウント値がそのままISCATとなる。 この例でも機関の出力軸と変速機の入力軸とが
直結している状態でエアコンスイツチがONから
OFF,OFFからONになると、補正値ISCATが第
1実施例と同様に徐々に増減補正される(P24−
P25−P26−P27−P28−P29,P24−P25−P26−P27−
P29又はP24−P25−P26−P30−P31−P32,P24−P25
−P26−P30−P32)。 なお、第1実施例、第2実施例では共にエアコ
ンを変動負荷としているが、エアコン以外の補機
類たとえば電動フアン等の負荷についても同様に
適用され、増減の程度も自由に設定される。 (考案の効果) 以上のように、本考案によれば、機関にエアコ
ン等による負荷変動が作用したときには、補助空
気量をステツプ的に増減する一方で、機関と動力
伝達系がすべらずに結合している場合に限つて、
エアコン等の負荷変動に対して補助空気量を徐々
に変化させるようにしたため、ニユートラル位置
以外での走行中やロツクアツプ状態での走行中に
不快なシヨツクが生ずることを回避できるととも
に、機関と動力伝達系がすべらずに結合している
場合でない場合にあつては、機関性能が優先さ
れ、エンストが防止される。
第1図は従来装置の概略構成図、第2図は第1
図中のコントロールユニツトの演算処理を示すフ
ローチヤートである。第3図は本考案の全体構成
図、第4図は本考案の第1実施例の概略構成図、
第5図は第4図中のコントロールユニツトの演算
処理を示すフローチヤート、第6図は第5図に使
用されるカウント値の演算処理を示すフローチヤ
ート、第7図は第5図による具体的一例のタイミ
ングチヤートである。第8図は本考案の第2実施
例の概略構成図、第9図は第8図中のコントロー
ルユニツトの演算処理を示すフローチヤート、第
10図は第9図に使用されるカウント値の演算処
理を示すフローチヤートである。 7……スロツトル弁、10……バイパス通路、
11……アイドル制御弁、12……弁体、13…
…ダイヤフラム、14……スプリング、15……
負圧作動室、18……大気導入通路、19……パ
ルス電磁弁、25……水温センサ、28……ニユ
ートラルリレー、29……エアコンスイツチ、3
1……ロツクアツプソレノイド、32……ニユー
トラルスイツチ、33……クラツチスイツチ。
図中のコントロールユニツトの演算処理を示すフ
ローチヤートである。第3図は本考案の全体構成
図、第4図は本考案の第1実施例の概略構成図、
第5図は第4図中のコントロールユニツトの演算
処理を示すフローチヤート、第6図は第5図に使
用されるカウント値の演算処理を示すフローチヤ
ート、第7図は第5図による具体的一例のタイミ
ングチヤートである。第8図は本考案の第2実施
例の概略構成図、第9図は第8図中のコントロー
ルユニツトの演算処理を示すフローチヤート、第
10図は第9図に使用されるカウント値の演算処
理を示すフローチヤートである。 7……スロツトル弁、10……バイパス通路、
11……アイドル制御弁、12……弁体、13…
…ダイヤフラム、14……スプリング、15……
負圧作動室、18……大気導入通路、19……パ
ルス電磁弁、25……水温センサ、28……ニユ
ートラルリレー、29……エアコンスイツチ、3
1……ロツクアツプソレノイド、32……ニユー
トラルスイツチ、33……クラツチスイツチ。
Claims (1)
- スロツトル弁の上流と下流とを連通するバイパ
ス通路に介装され、この通路の流量を増減する補
助空気量制御弁と、補機による負荷が作動状態、
非作動状態のいずれにあるかを判定する手段と、
この判定結果に応じて前記補助空気量制御弁への
基本制御値を一度に所定量増減する手段と、この
増減された制御値に応じて前記補助空気量制御弁
を駆動する手段とを備えた内燃機関の補助空気量
制御装置において、機関の出力軸と変速機の入力
軸とが直結状態にありかつ前記補機負荷が作動状
態から非作動状態へとまたはその逆へと変化した
かどうかを判定する手段と、これが判定された場
合に前記所定量が徐々に増減されるように指示す
る手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の補
助空気量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP215784U JPS60114249U (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 内燃機関の補助空気量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP215784U JPS60114249U (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 内燃機関の補助空気量制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60114249U JPS60114249U (ja) | 1985-08-02 |
| JPH0213733Y2 true JPH0213733Y2 (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=30475571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP215784U Granted JPS60114249U (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 内燃機関の補助空気量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60114249U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5752024B2 (ja) * | 2011-12-15 | 2015-07-22 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の出力制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5965542A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-13 | Mazda Motor Corp | エンジンのアイドル回転制御装置 |
-
1984
- 1984-01-11 JP JP215784U patent/JPS60114249U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60114249U (ja) | 1985-08-02 |
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