JPH02138436A - 永久磁石の製造方法 - Google Patents

永久磁石の製造方法

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JPH02138436A
JPH02138436A JP63326225A JP32622588A JPH02138436A JP H02138436 A JPH02138436 A JP H02138436A JP 63326225 A JP63326225 A JP 63326225A JP 32622588 A JP32622588 A JP 32622588A JP H02138436 A JPH02138436 A JP H02138436A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、永久磁石の製造方法に関するものであり、更
に詳しく述べるならばNd−Fe−B系焼結磁石の製造
方法に関するものである。
(従来の技術) Nd−Fe−B系磁石には超之冷磁石と焼結磁石がある
。超急冷磁石は焼結磁石よりも高保磁力であり、また前
者の保磁力の温度係数は0.3〜0.4%/℃であり、
後者の保磁力の温度係数は0,5%/℃以上であるため
、超急冷磁石の保磁力の温度係数は小さい、しかし、超
急冷磁石は本質的に等方性であり、異方性化は工業的に
困難であるため、まだ量産されていない。
焼結磁石の保磁力の温度係数は、測定温度範囲によって
変化し、低温はど大になる。保磁力の温度係数(β)は
下記式により定めることができる。
ΔiHc:20℃から120”Cの温度変化における固
有保磁力(i Hc ) の差(keel iHc  :20℃における固有保磁力(koe)ΔT
  :温度差(100℃) 20から120℃の固有保磁力(iHc)の温度係数の
測定区間としたのは、100℃の温度区間とするためで
ある。
Nd−Fe−B系焼結磁石は本発明者等により開発され
たものであって、最大エネルギm密度(BH)、、、が
実験室規模では50MGOe、量産規模でも40MGO
eに達する優れた磁気特性を発揮し、また主成分がFe
、Bなどの安価な元素でありまた希土類元素としては産
出量が多いNd(ネオジウム)およびPr(プラセオジ
ウム)を使用するため原料コストが希土類コバルト磁石
より格段に安いなどの優れた特徴を有する。このNd−
Fe−B系焼結磁石の代表的特許には、特開昭59−8
9401号、59−46008号、(特公昭61−34
232号、特許第1431671号)、特開昭59−2
17003号、米国特許第4597938号および欧州
特許第EP−^−0101552、EP−A−0106
948号あり、学術文献にはIl、 Sagawa e
t al’New 1laterial For pe
rsaae++t magnetsoa a base
 of Nd aIld Pc(iavitedl、’
J、  ^ppl。
Phys、、  55.  No、  6.  Par
t II、  p2083/2087(March。
1984)があり、また−服的な冑景技術からNd−F
e−B系焼結磁石の開発経緯および社会的評価を説明し
た書籍としては「磁石材料の新展開」−ノ瀬昇、日口章
編著、工業調査会、昭和63年3月10日発行(特に第
121〜140頁、第230〜239頁参照)がある。
Nd−Fe−B磁石は大別して2種類の方法で製造され
る。その−っである超急冷法では、合金溶湯をノズルか
ら吹出し、高速回転するノズルに当て急冷する。この方
法では、ロール回転数の調整あるいは急冷後の熱処理条
件の調整により高保磁力が得られる。
超急冷磁石は結晶粒が0,1μm以下で微細なため、つ
ぎに述べる焼結磁石と同一組成でも焼結磁石よりも高保
磁力が得られるという特長がある。また、保磁力のメカ
ニズムがピンニング型であり、焼結磁石のニュークリエ
ーション型と異なるため、焼結磁石の温度係数は0.5
%/℃以上と高いのに対し、超急冷磁石の保磁力の温度
係数が0.4%/℃以下と小さい特長もある0反面、超
急冷磁石は保磁力以外の性質には問題がある。
すなわち超急冷磁石はそのままでは等方性であって、異
方性化には特別の技術が必要である0等方性磁石は異方
性磁石に比べてBrは約1/2、(BH)、、、、は約
1/4になり高性能は得られない、異方性化するために
はホットプレス後ダイアプセットにより加工変形して結
晶方位をそろえる。これにより高性能が得られるが、工
程数が多く、煩雑なため、超急冷磁石はまだ工業的に多
量に生産されていない。
一方、焼結磁石の製法例の概略は以下のとおりである。
(イ)溶解 :狙いの組成の合金インゴット あるいは何種類かの組成の合 金インゴットを得る。
(ロ)粗粉砕ニジヨークラッシャーおよびディスクミル
等で35〜100 メツシュ以下の粗粉を得る。
(ハ)微粉砕ニジエツトミル等で平均粒径が3μmの微
粉を得る。
(ニ)磁場プ:例えば10kOeの磁場中にレス  お
いて1.5t/cm2の圧 力で圧縮する。
(ホ)焼結 :真空またはAr91000〜1160℃
、1h〜5hで焼 結する。
(へ)熱処理:例えば600℃、1hで熱処理する。
上記した如き方法により製造されるNd−Fe−B焼結
磁石は既に多量に工業生産され、MRI、各種モーター
、アクチュエーター(VCM)、プリンターヘッド駆動
部などのOA、FA関係機器に使用されている。
Nd−Fe−B焼結磁石(以下単にNd−Fe−B磁石
という)の焼結工程では圧粉体の高密度化が計られる。
すなわち、良く調整された粉末中には融点が主相Ndz
Fe14Bよりずっと低いNdリッチ合金粉末が均一に
分散され、Ndリッチ合金の働きにより、液相焼結が行
われ、主相粉末の表面にNdリッチ合金の液相が行き渡
る。液相焼結は比較的低温で高密度化を可能にし、結晶
粒成長をあまり起こさせずに焼結体の高密度化を達成で
きる。
Ndリッチ合金のもう一つ重要な役割は、粉砕工程中に
生成した主相粉末表面の欠陥の補修である。主相粉末表
面の最大の欠陥は、Ndの優先的な酸化により生成する
Nd不足層で、Ndリッチ合金の液相から、この層にN
dが供給され、主相粉末の欠陥が補修され、高保磁力化
が達成される。
上述した液相焼結により、比較的低温で焼結体の高密度
化が達成されるが、理論密度に近い高密度を得るため、
また、Ndリッチ合金による欠陥補修効果を完全なもの
にするため、焼結温度は主相の融点に近い高温とし、長
時間の焼結を行うのが望ましい。
しかし、従来の焼結法では、高温かつ/または長時間で
の焼結を行なうと、3μmの原料粉便用の場合は主相結
晶粒が15μm以上に粗大化し、その結果、Nd−Fe
−B磁石の保磁力が低下してしまう、Nd−Fe−B磁
石では、これまでの通常の焼結法によって主相結晶粒を
粗大化させず、15μm以下の大きさに成長を抑制して
得られる保磁力は12〜13kOe程度であった。
高保磁力化を達成するために実用的に成功した唯一の方
法は、I)yの添加にょる主相NdzFe14B相の磁
気異方性定数増大の方法であった。Nd−Fe−B磁石
の高保磁力化は磁石の利用範囲をさらに拡大するために
非常に重要である。
永久磁石は着磁陵様々な原因による逆磁界に晒される9
強い逆磁界に晒されても不可逆な減磁が起こらないなめ
には永久磁石は大きな保磁力をもたなければならない、
最近、機器の小型化と高効率化に伴い、永久磁石にがが
る逆磁界はますます大きくなっている0例えばモーター
では永久磁石を着磁後ヨークを取り付けるまでに強い自
己減磁界に晒され、組立て後の動作状態では磁気回路の
パーミアンスに対応した減磁界とコイルからの逆磁界に
晒される。コイルからの逆磁界はスタート時に最大とな
る。過大な負荷ががかってモーターが停止した後すぐに
スイッチが投入されモーターが再スタートするとき永久
磁石には最も厳しい負担がかかる。これに耐え、不可逆
減磁界を最小限に抑制するために永久磁石はできるだけ
大きい保磁力をもっていなければならない。
最近の機器の進歩は永久磁石に過去には思いもよらなか
った過酷な負担を要求する。アンジュレータ−と呼ばれ
る。加速器に取り付け、強い放射光を取り出す装置では
、完全に着磁した永久磁石の板で交互にNJiどうし、
S極どうしが向がい合うように接着される設計例もある
。このような用途には、大きい保磁力をもつ永久磁石が
必要なことは勿論である。今後ますますこの種の永久磁
石の使い方は増える傾向にある。
保磁力はまた永久磁石の安定性とも関連している。永久
磁石を着磁後放置しておくと、少しづつ不可逆な減磁が
起こる。これは経年変化と呼ばれる。経年変化を少なく
するためには、保磁力は使用状態の逆磁界よりできる限
り大きい方がよい。
このように永久磁石の保磁力はますます大きいものが求
められるようになった。
加えて、永久磁石が高温に晒される場合は高温での保磁
力特性が重要になる。
Nd−Fe−B磁石の固有保磁力(iHc)の温度係数
は0.5%/℃以上と非常に高いため、高温では固有保
磁力(fHc)が低くなり使用できなくなる。具体的に
は、パーミアンス係数=1の場合Nd−Fe−B系焼結
磁石の使用限界は約80℃である。このため使用温度が
120〜130℃に上昇する自動車部品用や、高出力モ
ーター用などにNd−Fe−B磁石を使用することはで
きなかった。
Nd−Fe−B系焼結磁石では、高保磁力化のために様
々の工夫がなされてきた。標準的組成のN d +sF
 eア7Bllでは焼結磁石の固有保磁力(iHc)は
約6koeとなる。この磁石の残留磁束密度Brが12
kOeを越えることを考慮すると、固有保磁力(iHc
)=6kOeは低すぎて用途がごく狭い範囲に限定され
てしまう、高保磁力化に最も成功した方法の一つは、 Nd5sFe7フB。焼結磁石を焼結後に600℃で熱
処理する方法であり、固有保磁力(iHc)は約12k
Oeに増大した(M、Sagawa ctal、J、A
ppl。
Ph7s vol 55. No 6,15. Mar
ch 1984) 、これは大きな成果であったがより
大きい保磁力が必要とされる。
一方、添加元素を必要とする高保磁力化の方法も探索さ
れ、周期表のほとんどの元素がテストされた。その中で
最も成功したのが前述のDyなどの重希土類元素の添加
であった。例えば、N d ssF e ?7B aの
Ndの10%をDyで置換したN d Ii、 sD 
3’ 1. sF eフ、B、では固有保磁力(iHc
)は17kOeに達する。Dyの添加による高保磁力化
の効果の発見によりNd−Fe−B系焼結磁石は現在広
範囲の用途に使用されつつある。
特開昭61−295355号公報は、BN。
ZrBz、CrB、MOB2.’raE+2.NaBz
などのホウ物相を含むNd−Fe−B系焼結磁石を開示
している。この公報の説明によると、焼結体の結晶粒を
極力小さくすることが高い保磁力を得るために有効であ
り、主原料中に添加されたホウ化物粒子は焼結中の粒成
長を抑制し、これにより固有保磁力(iHc)が1〜2
kOe上昇する。
また、同公報によるとR2Fe54B相が、その粒界に
沿ってRリッチ相とBリッチ相により囲まれていること
がすぐれた磁気特性の永久磁石を得るために不可欠であ
る。又、特開昭62−23960号公報も、TiB2.
BN、ZrB2.HfB2゜V B 2 、 N b 
N 、 N b B 2 、 T a B 、 T a
 B 2 。
CrB2.MoB、MoBa、MO2B、WB。
W 82などのホウ化物を用いて粒成長を抑制すること
を開示する。しかしながら、これらのホウ化物添加によ
る結晶粒成長抑制技術による保磁力向上は偏かである。
また、BNなど多くのホウ化物はその添加により、焼結
を阻害したり、磁気特性上有害なNdzFet7相の発
生を招くのでその添加量は比較的少量に抑えられている
(発明が解決しようとする課題) ホウ化物を利用すれば焼結中の粒成長を抑制し、固有保
磁力(iHc)を高めることができる。前掲特開昭61
−295355号が教示するところによれば、粒成長抑
制により向上する固有保磁力(i Hc )は最大2k
Oeであるから、600℃で熱処理されたNd5sFe
yアBg(前述のとおり1Hc=12koe)に粒成長
抑制技術を適用すれば14kOeの固有保磁力(iHc
)が得られると推察される。しかし、この値は不充分で
ある。よって、ホウ化物粒子による粒成長抑制効果に他
の効果を加えてより高い固有保磁力(iHc)を得る方
法を見出す必要がある。
ホウ化物による粒成長抑制を教示する前述の特開昭61
−295355号によると、14.8koeの固有保磁
力(iHc)をもつ永久磁石(N d ssB sF 
e 7?)に対して0.3at%のMoB2を添加する
ことによって15.2kOeの固有保磁力(iHc)が
得られている。この固有保磁力(iHc)は非常に高い
が、M o B 2無添加で14.8kOeの非常に高
い固有保磁力(iHc)に対する保磁力向上は僅か0.
4kOeである。また、14.8kOeのような非常に
高い固有保磁力(iHc)を得るためには、希土類含有
扮末を極力酸素と接触させないよう、また粒度分布を極
力鋭くし、焼結条件も厳密に管理するなどの種々の厳し
い注意が必要である。かかる高固有保磁力を得るように
プロセス条件を定めかつ調節することは実際的ではない
したがって、本発明は供給量が多い元素を使用して、室
温での固有保磁力(iHc)を、工業生産が容易な方法
で従来以上高めることができるNd−Fe−B系焼結磁
石の製造方法を提供することを一つの目的とする。具体
的には、本発明は焼結後熱処理されたNd−Fe−B系
焼結磁石の固有保磁力(iHc)を、Dy以外の元素の
添加により、工業生産容易な条件で作製して少なくとも
3kOe高めることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、Nd−Fe−B系焼結磁石の製造方法におい
て、R2Fe 、aB化合物相(但し、RはNd、Pr
、を主成分とする希土類元素である)の粒子に、焼結体
中において■が2〜6at%になる量だけV−T−B化
合物相(但し、TはFe、あるいはFcを主成分とする
遷位元素、以下同じ〉の微粒子(以下、V−T−B化合
物粒子またはV−Fe−B化合物粒子という)を均一か
つ微細に分散させて、液相焼結を行ない、R2Fe、4
B化合物の化学量論組成より過剰のBが実質的にRF 
e a B a相を形成していないNd−Fe−B系焼
結磁石を製造する方法にある。
一般に、Nd−Fe−B系焼結磁石の主相は、強い磁気
異方性を有するR2F e 14B相であり、二次相は
R=85〜97at%、残部、Fe(但し、焼結体中に
Nd以外の希土類も含まれている場合はそれらも含む)
の組成を有するNdリッチ相およびBリッチ相である。
Ndリッチ相は焼結性向上と保磁力増大に重要な役割を
果たし。
ている、Bリッチ相はNdtFeJtを基本組成とし、
格子定数がa=0.712nm、 C=O1399nm
の正方晶の非磁性(但し、極低温では強磁性)化合物相
である。従来のNd−Fe−B系焼結磁石ではR2F 
e 14Bの化学量論組成より過剰のBはR2F 61
4B相を形成する。標準組成のNd−Fe−B焼結磁石
では状態図−hpリッチ相の生成量は約5%である。
本発明の方法によつてV−T−B化合物相の粒子を均一
かつ微細に分散させて液相焼結を行なうと、このV−T
−B化合物相が焼結体中に含まれる各種二次相の分布、
量、存在(非存在)に強く影響する。その結果、Bリッ
チ相が全く存在しないかあるいは僅かにだけ存在し、V
−T−B化合物相が存在する組織の焼結磁石が得られる
。V−T−B相の量が多なるとBリッチ相の策は少なく
なり、ついにゼロになる。
本発明者はV−T−B化合物相の存在が、焼結体中に含
まれる各種二次相の分布、量、存在(非存在)などに強
く影響することを発見し、その効果が十分に強化される
必要条件を研究して、本発明を完成したものである。
T=Feの場合のV−Fe−B化合物は、V+Fe対B
の原子数の間におよその整数比の関係が成立した金属間
化合物である必要がある。
本発明の磁石中のV−Fe−B化合物相をEPMAで測
定しなところ、V29.5at%。
Fe24.5at%、B46at%、Nd1d量の組成
を有していた。また、V−Fe−B化合物相は、電子線
回折で測定したところ、格子定数a=5.6人、c=3
.1人の正方晶構造をユニットセルとしていることが分
かった。この結晶構造は、同定すべく既知の化合物構造
と対比を行なったが現在のところは、正方晶V3B2が
確からし2く、この相のVの一部がFeで’111fA
されているものと推定される。
本発明において焼結中に存在させるV−Fe−B化合物
はV 3 B 2. V 3 B 2 、 V q B
 & 、 V 3 B 4 。
V 2B 5. V B 2などの■を化合物全体に対
して好ましくは5at%以上のFeで置換したホウ化物
であってよい。
V+THBの原子間比率は厳密な整数比からずれること
があり、また、2種以上の化合物の混合体からなるV−
Fe−B化合物は全体としては整数比にならないが、個
々のV−T−B化合物の構成原子がおよその整数比を有
していれば、本発明において使用される。TはFe単独
、Fe+Coなどであってもよい、またV+Feおよび
Bの一部は、もとの化合物の化学量論比を変えない範囲
で他の元素によって置換が可能である。また、Bの一部
は少量のCによって置換することができる。
焼結前に添加するV−Fe−B化合物粒子は微細である
必要がある。この粒子が主相粒子よりも著しく粗粒であ
ると粉末中に良く分散せず、その結果、焼結中に他の相
との反応が不充分になって、V−Fe−B化合物の粒子
による各穐二次相への影響が弱められる。よりてこの粒
子は主相とほぼ同等あるいはそれ以上に微粒である必要
がある。またV−Fe−B化合物粒子が充分均一に粉末
全体に分散していることが肝要である。V−Fe−B化
合物粒子の少なくとも1個が1個の主相焼結粒子と接し
ているような分散とすると粒界改質効果が著しく発揮さ
れる。
V−Fe−B化合物粒子の添加量は、焼結後の焼結体中
にVが原子比で2%以上6%以下含まれているように調
整する必要がある。添加量がこの範囲以下ではV−Fe
−B相がRFe4Ba相を置換する効果が十分に得られ
ず、一方、この範囲より多いと、残留磁化が低下し、磁
気特性を劣化させる有害なN d 2F e tt相が
出現する。
以下、上記したV−Fe−B化合物粒子を分散した焼結
用粉末を得る方法について説明する。
V−Fe−B化合物の粉末を得る方法として2通りある
(1)V−Fe−B化合物のインゴットを粉砕する。
(2)Nd−Fe−V−B合金のインゴット中に生成し
ているV−Fe−B化合物を合金粉砕のときに同時に粉
砕して、他の相との混合扮として得る。
V−Fe−B化合物粒子が均一かつ微細に分散した粉末
を得るためにはいろいろな工夫が可能である。まずV−
Fe−B化合物は R2FetaB相よりも硬くて粉砕されにくいので、R
2F 614Bが所定寸法の微粒子に粉砕された時点で
もV−Fe−B化合物は十分に微細にならない。よって
V−Fe−B化合物粒子を得るにはR2Fe14Bより
も長時間粉砕が必要である。各相が所定の平均粒径にな
っている粉末を十分長時間混合し、各粒子の均一な分散
を図る。このように各合金相を別々の粒子に粉砕するた
め、硬さに応じて粉砕時間を変え、所定の平均粒径に達
した各相の粉末を十分均一に混合することにより、本発
明の焼結出発原料となる4 粉砕の精度により、■〜Fe−B化合物粒子とR2Fe
14Bの微粒子が分離されずに付着している複合粒子が
得られることもあるが、このような複合粒子であっても
本発明の焼結出発原料となる。
使用する合金または合金の組合わせとしてつぎのような
種類が考えられる。
(1) R2F 614BよりもRプアーの合金、同R
リッチの合金、V−Fe−B化合物 (2) R2F e 14BよりもRリッチの合金、V
−Fe−B化合物 (3) R2F e taBよりもRリッチの合金、R
−Fe−B−V合金 (4)組成の異なる2種以上の R−Fe−B−V合金 (5)1種類のR−Fe−B−V合金 これ以外の組合わせも可能であるが合金の組合わせが複
雑となるので望ましくない。
(1)のRプアー合金では、組成に応じて、RzF e
 14B 、 R2F e I?、aFe及びFeJの
うち三相が構成相となる。(2)のRリッチ合金ではR
2Fe14B、Rリッチ相及びR+Fe4B4が構成相
となる。
一般に、粉砕のされ易さが異なる何種類かの相を同時に
アトライターなどで粉砕すると粒度分布が広い劣悪な粉
末になる。
(1)、(2)、(3)は各合金を別々に粉砕でき、後
で混合できるので(4)や(5)より優れている。しか
し、生産性を考慮すると(4)や(5)がまさっている
こともある、(4)及び(5)の鋳造合金は大きさが数
100μmのR2Fe14B、Rリッチ相、V−Fe−
B相の粒子で形成されている。1〜5μmのR2Fet
aB相および微細なV−Fe−B相の粒子を粉末全体に
均一に分散するためには、アトライターのように分級効
果を持たず、どの相も同じ時間、同じ程度に粉砕する方
式はV−T−B相の微粒子が均一かつ微細に分散した粉
末を得難いため、理想的でない。
(4)、(5)の合金の粗扮を窒素ガスによるジェット
ミルで粉砕すると、粉砕された所定の平均粒径に達した
粒子はつぎつぎにサイクロンに取付けた容器に補集され
る。そのため各相の硬さやねばさに応じて粉砕時間が自
動的に調整される。したがって混相を有する(4)また
は(5)の合金でも平均粒径が1〜5μmと本発明に適
合した各相の粉末が生成される。ジェットミルで粉砕さ
れた上記(4)または(5)の合金の粉末は、そのまま
では望ましくない。すなわち、各相の粉砕性の違いによ
り、捕集された粉末は相ごとに分離する傾向があるので
、このような粉末から焼結されたNd−Fe−B磁石で
はBリッチ相がかなり残る。
(4)及び(5)の合金では、インゴット中でV−Fe
−B相の結晶粒が微細であることが望ましい、すなわち
V−Fe−B化合物粒子は粉砕され難いため、インゴッ
ト中でrR細粒子であることが望ましい。そのため、合
金を溶解後鋳造するとき、インゴットを小さくするか、
水冷鋳型を用いるなどにより凝固中の溶湯を急冷するこ
とが望ましい。以上のような粉末調整により得られるR
2Fe14B相の平均粒径が 1〜5μmの粉末に、V
−Fe−B化合物粒子が分散した粉末が得られる。ここ
でR2Fe14B相の粉末の平均粒径が1μm未満であ
ると、化学的に活性すぎて取り扱いが困難であり、5μ
mを越えると焼結後の保磁力を大きくすることが困難で
ある。粉末の平均粒径の測定はF4sherのサブシー
ブサイザーを使用した。高保磁力を得るためにはRリッ
チ相も粉末中に微細で均一に分散していることが必要で
ある。
続いて焼結を行なう。焼結は、Rリッチ液相によるR2
Fe14B相の補修効果を得るために液相焼結で行なわ
なければならない、焼結の温度、時間および雰囲気等は
公知のものでよい。
本発明合金の最大エネルギWt(BH)、、、は20〜
35 MGOeであり、従来のNd−Fe−B系焼結磁
石とあまり変わらない。
本発明は、Nd−Fe−B系組成においてRJe14B
化合物の化学量論組成より過剰のDが存在する組成であ
れば、その他の組成に関係なく上記した焼結が実施でき
る。ただし、液相焼結のためにR含有量は最終合金組成
において10at%以上であることが好ましい。B含有
量は焼結体全体として、高い保磁力を得るために6at
%以上必要である。Ndの一部はPrやDyで置換可能
であり、またLa、Ceなどの他の希土類元素も希土類
全体に対して20%程度は許容できる。RおよびBの上
限は一般にそれぞれ18at%および13%である。ま
たV含有量は上述の理由により2〜6at%でなければ
ならない。
上記以外は希土類元素の不純物や、はう素の原料として
使用するフェロボロン中の不純物(アルミニウムなど)
である。また磁石製造工程においては酸素や炭素などが
不純物として混入してくる。炭素CはBと性質が似てい
るので、R2Fe14B相やV−T−B相のいずれのB
にも一部置換できる。
合金成分としては、COはキュリー温度を上げるためF
eに対して20at%程度許容できる。それ以上になる
と保磁力が低下してしまう。
その他の元素も、焼結後の焼結体を構成する相がR2F
e14B、V−T−B相、Rリッチ相の3相を主要相と
して保持される範囲で許容できる。
B過剰の合金ではさらに少量のBリッチ相が認められる
。すなわち、Bリッチ相はV−T−B化合物相により置
換されるので、V量に対してBが著しく過剰になると少
量のBリッチ相が残る。
COを含む合金ではLaves相と呼ばれるCoリッチ
相が含まれる。
上記色の元素は、Nb、AQ、Zr−Ti、W、Mo、
Ni、Cr%Cu、Ga、Hf。
Mn、Stなどである。これらの元素は、例えば上記し
た粉末の何れか1種以上に原料粉末に添加されるか、あ
るいは、単独元素、フェロアロイもしくは1−Tiなど
の相互の合金として原料粉末に添加され、添加の方法は
何ら制限がない。
■の一部をCr、Mo、Wの一種以上で置換してもV−
Fe−B化合物の効果が達成されることが分かった。
Nb等の添加量は磁気特性が劣化しないよう次のように
制限される。従来の知見によると各添加量(焼結体中の
原子%)は次のとおりである;Ti≦2at%;Nb≦
2at%;Cr≦3at%;Mn≦2at%;zr≦2
at%;Ta≦2at%;MO≦3at%;N1≦la
t%;Hf≦2at%:W≦3at%;Cu≦0.5a
t%;Ag≦3at%;Si≦lat%;Ga≦2at
%。
(作用) 標準的組成であるN d 19F 677B SのFe
を3.5at%のVで置換した場合の固有保磁力(iH
c)は15kOe以上になる。この値は上記標準組成の
固有保磁力(iHc)=約12kOe(熱処理ありの場
合)と比較して3kOe高い、また、後述の実施例1で
は固有保磁力(iHc)=18kOeが得られており、
同様の比較をすると6kOeの極めて大なる保磁力向上
が達成されている。
このような本発明法による磁気特性向上は次の4つの観
点から説明される。
(1)Rの有効利用 例えば、約flat%のNdを含むBリッチがNdをほ
とんど固溶しないV−Fe−B相に置換されると、その
差分のNdは主相と液相焼結に不可欠なNdリッチ相の
構成成分となるために、Ndが磁気性向上に有効に利用
される。ずなわち、R,F e 、、B化学量論組成よ
りBが過剰で組成が同じNd−Fe−B磁石と比較して
、Bリッチ相を実質的に含まない本発明の磁石は、従来
のものよりも固有保磁力(iHc)が高くなる。
R2Fe14B化学量論組成よりBが過剰とは(l/1
7)零100at%=5.8at%より余剰のBfiを
意味する。
(2)粒径制御 粒径制御の具体例を挙げると、RzF e 14B相(
但し、RはNd、Prを主成分とする希土類元素)の平
均粒径が1〜5μmの粉末を、平均粒径が5〜15μm
の範囲内となるまで液相焼結し、これにより15koe
以上の固有保磁力(iHc)を有するNd−Fe−B系
焼結磁石を得る0本発明の永久磁石の固有保磁力(iH
c)の値については、製造条件、特に製造プロセスにお
ける酸素と被処理物の接触条件(例えばジェットミル粉
砕の時の窒素ガス中における酸素濃度、プレス工程での
雰囲気、焼結雰囲気中の酸素含有量は通常のものであっ
て、標準組成であるN d 19F e ttB *が
最適の熱処理後固有保磁力(iHC)=12kOeを有
するような製造条件で得られる値である。
第1図は、後述の実施例1の組成についてV−Fe−B
化合物を6wt%添加した本発明の場合と無添加の場合
(比較例)について、焼結温度と固有保磁力(i Hc
 ) 、R2F etaB相の平均粒径との関係を示す
グラフである。なお焼結時間は4時間であった。このグ
ラフより、V−Fe−B化合物粒子無添加の場合、本発
明の平均粒径節1m5〜15μmが得られる焼結温度で
は固有保磁力(iHc)は13kOe以下であるが、−
力木発明の場合は高温焼結においても粒抑制効果があり
iHc>15KOeの高い固有保磁力が得られているこ
とが分かる。
(3)焼結温度制御 焼結温度制御の具体例は、(ΔT)で10℃以上抑制し
た、下記温度(T2)で焼結を行なうことである。
但し、温度換算値(ΔT)とは、 (イ)V−T−B化合物が存在しない場合に得られる結
晶の平均粒径(d、)とそ の時の焼結温度(T、)、 (ロ)V−T−B化合物が存在する場合に得られる結晶
の平均粒径(d2)とその 時の焼結温度(T2)と表わし、d+=d2を前提とし
、ΔT=T2  Ttにより定められる。
次に、温度換算による結晶粒成長抑制効果を示す。
(以下余白) 焼結体 温度換算 焼結温度 このように、平均粒径(d、dz)をd+=d2としつ
つ焼結温度(T2)を40℃以上(67240℃)も高
くすることができる。
Dyを使わずにこれだけ大きい固有保磁力(i Hc 
)を持つNd−Fe−B焼結磁石はまだ報告されたこと
がない。
(4)粒界の改質 N d −F e −B磁石では保磁力は結晶粒界のミ
クロな組織と密接に関連することが知られている9本発
明の磁石ではV−Fe−B化合物の働きによって結晶粒
界が改質されていることが推察される。また、Nd−F
e−V−BのかわりにNd−Fe−Mo−BやNd−F
e−Cr−Bでは決して良い結果が得られないことから
も、V−Fe−B化合物の粒成長抑制以外の効果が重要
であることが分かる。従来のNd−Fe−B焼結磁石と
本発明の磁石との大きな違いである二次相(前者はRF
e4Bt相を含み、後者はRFeaBa相を実質的に含
まず、かわりにV−Fe−B化合物相が形成される)の
形態を考察すると、R2F e 14B相(主相)の周
囲に存在する相としてはRF e 4B4よりもV−F
e−Bの方が高保磁力を得るのに適していると推察され
る。
左上エニ」」コ」グ艮」 高密度化と液相による粒子表面補修効果増大のためには
高温かつ/′または長時間の焼結が望ましく、粒成長を
起こさせないためには低い温度の焼結が望ましい、この
相反する要請を同時に満なすことは困難であったが、本
発明者は、Nd−Fe−B合金の焼結工程において、V
−Fe−B化合物が結晶粒成長を抑制する顕著な効果を
見出し、この化合物の結晶粒成長抑制作用を利用する焼
結法を考案した。この焼結過程で、より高温かつ/また
は長時間の焼結でも粒成長があまり起こらず、上記二律
相反を解決できる。
結晶粒成長抑制作用を温度で表わすと10℃以上となる
。その結果、従来法と同一粒径を保ちつつ、10℃以上
の高温焼結が可能となるため、高密度でかつ高保磁力を
持つNd−Fe−B磁石が高価なりyなどを使用しなく
ても生産できるようになった。焼結過程において、V−
Fe−B化合物微粒子が存在すると、粉末の平均粒径が
1〜5μmのR2Fe14B主相をNdリッチ液相によ
るR2F e 14B粒子表面の欠陥補修に十分な高温
長時間の焼結をした後においても平均粒径が5〜15μ
mであるように、きわめて効果的に粒成長を抑制するこ
とできる。
粒の成長を抑制しようとする粉末に混ぜるホウ化物とし
ては高融点をもつ物質が効果的である。特開昭61−2
9ら355号公報の実施例に挙げられているT i B
 2 、 B N 、 Z r B 2CrB、MO2
B、TaB、MO82などはいずれも高融点物質である
。したがって、粒成長抑制の観点からは本発明のV−F
e−B化合物よりも優れた物質は多いと言える。上記特
開昭における粒成長抑制の具体例をみると、0.5%の
M o B 2の添加により焼結体の粒径は4.7μm
に抑えられている。この具体例の固有保磁力(i!4c
)向上は0.4kOeである0本発明では。
結晶粒径がもっと大きく(例えば6μm)とも、V−F
e−B化合物を含有せず、多量のRF e 4B mを
含む磁石に比較した固有保磁力(iHc)向上は少なく
とも3kOe、好ましい組成では5kOeである。これ
らの点からV−Fe−B化合物の効果が粒成長抑制と温
度制御効果だけではないことが明らかである。
従来1上9詐」此撒 従来Bリッチのホウ化物であるV B z (F eを
含まない)などを使用してNd−Fe−B磁石の結晶粒
成長を試みた報告が発表されている。このVB2化合物
はV−Fe−B化合物のような著しい保磁力向上効果が
見出されていない、すなわち、Feを含有するV−Fe
−B化合物を使用することにより初めてI)yを使わず
にiHc≧3kOeの保磁力向上が可能になる。
上記標準組成のFeをlat%および5at%のVで置
換したNd−Fe−B焼結磁石の固有保磁力(iHc)
の値として8.1〜8.3kOeの値が発表されている
が(特開昭59−89401号)、この値と比較して本
発明の値は著しく高い、この公報の原料調製法だけは上
記した(5)すなわち、1種類のR−Fe−B−V合金
を調製する方法に相当するが、特性は本発明より劣るた
め、インゴットを作製する点だけが本発明の条件に合致
していると考えられる。
以下本発明の詳細な説明するが、磁石の組成はN d 
16F e ?2V4B mまたは(Ndo、*D3’
o、+)tiFe7zVaである。
実施例 I A : N d +oF e 1I6B4、B : N
 d 30F e 64J34C: (V6,6Feo
、a) 3B2を高周波溶解し、インゴットを作製した
。それぞれのインゴットをショークラッシャーとディス
クミルで35メツシユスルーまで粉砕し、ジェットミル
により、AとBは平均粒径3μmまで、Cはボールミル
で1μmまで粉砕した。このとき、A粉末はNd2Fe
 14B F e 2B、およびα−Feの粒子がらな
つBはN d2F e 14B 、 N d2F e 
I7、およびNdリッチ相の粒子からなり、Cは(Vo
、6F e O,4) 3B2単相粉末がほとんどであ
った。A、B、Cの粉末を51:43:6(重量比)に
配合して、ロッキングミキサーで3時間混合した。この
粉末を12kOeの磁界中でit/cm2の圧力で圧粉
し、IC)”torOAr中で1100℃、4時間焼結
した。焼結後、念冷し、670°Cで1時間熱処理しな
。磁石特性はBr=11.6kG、1Hc=18.4k
Oe、(B)!>、、、=31.3MGOeであった。
この焼結体の平均粒径は5.9μmであっり、焼結体を
EPMAで測定したところBリッチ相は認められながっ
た。
実施例 2 A : Nd2Fe+tB4と B : (Vo、6F eo、41iB2を実施例1と
同様の方法にてそれぞれ3.7μmと1.5μmに粉砕
しな。この時Aの粉末はNd2Fe+tB、Ndリッチ
相およびN d 2F e 1?相、Bの粉末は(V6
.6F eo、4) 392単相の粒子からなっていた
。A:B=94:6(重量比)になるようにロッキング
ミキサーで1時間混合し、実施例1と同じ条件で焼結磁
石を作製した。磁石の特性は下記のとおりであった。
Br=11゜7kG iHc=17.9kOe (BH)、、、=31.7MGOe この結晶体の平均粒径は6.1μmであった。焼結体を
EPMAで測定したところBリッチ相は認められなかっ
た。
実施例3 N d 16F e 7□VaBe合金を窒素ガスによ
るジェットミルで2.5μmに粉砕した。この時粉末は
Nd2Fe+tB、Ndリッチ相およびV−Fe  −
B化合物相のそれぞれの単相粒子から主としてなってい
たが、V−Fe−B化合物粒子の分散状態は均一ではな
かった。そこで、粉砕後、ロッキングミキサーで2時間
混合し、実施例1と同じ条件で焼結磁石を作製した。磁
石の特性は下記のとおりであった。
Br=11.6kG iHc=17.3kOe (BH)−−−”31.7MGOe この結晶体の平均粒径は6.8μmであった。
焼結体をEPMAで測定したところBリッチ相は認めら
れなかった。
実施例4 A : N d 16F e eoB aB : N 
d +bF e ?OV 5B 9AおよびBをそれぞ
れジェットミルおよびボールミルにてそれぞれ2.8μ
mと1.9μmに粉砕した。この時Aの粉末はNd2F
etaB。
Ndリッチ相およびN d 2F e 17相の各粒子
からなり、またBはNd2FetaB、Ndリッチ相。
V−Fe−B化合物およびN d zF e +7相の
各粒子からなっていた。
A:B=94:6(重量比)になるように混合し、さら
にロッキングミキサーで2時間混合し、その後実施例1
と同じ条件で焼結磁石を作製した。磁石の特性は下記の
とおりであった。
Br=11.5kG il−!c=17.6kOe (BH)、、、L=31.5MGOe この結晶体の平均粒径は6.3μmであった。焼結体を
EPMAで測定したところBリッチ相は認められなかっ
た。
実施例5 A : Nd+6.4D3’t、sF e7*、sBz
、3B:V3.Fe22B4s AおよびBをそれぞれジェットミルおよびボールミルに
てそれぞれ2.6μmと1.5μmに粉砕した。この時
Aの粉末はR4Fe+7相、Rリッチ相およびR4Fe
+7相の各粒子からなり、Bは(Vo、6F eo、t
)3B2と(Vo、6F e o、a) 3Bの各粒子
からなっていた。A:B=94:6(重量比)になるよ
うに混合し、さらにロッキングミキサーで2時間混合し
、その後実施[1と同じ条件で焼結磁石を作製した。磁
石の特性は下記のとおりであった。
Br=11.0kG iHc=21koe以上 (BH)、、、−28,5MGOe この結晶体の平均粒径は6.0μmであった。焼結体を
EPMAで測定したところDリッチ相は認められなかっ
た。
比較例1 実施例3のロッキングミキサー混合を省略したほかは同
じ方法を行なって焼結磁石を作製した。磁石の特性は下
記のとおりであった。
Br=11.5kG iHc=12.8kOe以上 (BH)、、、=30.  7MGOeこの結晶体の平
均粒径は試料により最小10.3μmから最大17μm
まで大きくばらついていた。焼結体をEPMAで測定し
たところBリッチ相が局部的に観察され、焼結体全体で
3%存在していた。
(発明の効果) 以上説明したようにV−T−B (V−Fe −B)化
合物を利用する本発明の製法によると、従来同一組成系
のNd−Fe−B系焼結磁石では達成されていなかった
固有保磁力(i Hc )特性が地殻中に豊富に存在す
る元素、すなわちV(VはNiよりクラーク数が多い)
だけにより得られる。また少量のり、5/添加と併せて
、21koe以上という極めて高い保磁力も得られる。
このため本発明の焼結磁石は、高性能磁石として、従来
磁石では使用できなかった用途に使用可能となり、従来
磁石と同等用途に使用した場合でも経年変化が少なく安
定した磁石特性が得られる。従来、本発明のように高い
固有保磁力(tHc)を得るためには希土類資源のバラ
ンスを大きく越えて多量のDyを添加することが必要で
あったが、本発明は希土類資源のバランスを崩さないで
上記磁気特性を達成することができる。
また、上記した効果に加えて、使用時の温度が上昇する
機器にもNd−Fe−B系焼結磁石を使用することがで
きるようになる。このため本発明製法による焼結磁石は
、高性能磁石として、従来磁石では使用できなかった用
途に使用可能となり、従来磁石と同等用途に使用した場
合でも経年変化が少なく安定した磁石特性が得られる。
本発明の方法により、その最初の発明の当初から指摘さ
れていたN d −F e−B磁石の重大な課題が解決
された0本発明により、Nd−FeB磁石に当初期待さ
れたが実現できなかった高性能磁石を多量に使用する用
途にNd−Fe−B磁石を適用することができるように
なったため、発明の工業的価値は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は焼結温度と固有保磁力(iHc)平均結晶粒径
の関係を示すグラフである。 本 と

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、Nd−Fe−B系焼結磁石の製造方法において、R
    _2Fe_1_4B化合物相(但し、RはNd、Prを
    主成分とする希土類元素である)の粒子に、焼結体中に
    おいてVが2〜6at%になる量だけV−T−B化合物
    相(但し、TはFe、あるいはFeを主成分とする遷位
    元素)の微粒子を均一かつ微細に分散させて、液相焼結
    を行ない、R_2Fe_1_4B化合物の化学量論組成
    より過剰のBがRFe_4B_4相を実質的に形成して
    いないNd−Fe−B系焼結磁石を製造することを特徴
    とする永久磁石の製造方法。
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