JPH0213920Y2 - - Google Patents
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- JPH0213920Y2 JPH0213920Y2 JP16010088U JP16010088U JPH0213920Y2 JP H0213920 Y2 JPH0213920 Y2 JP H0213920Y2 JP 16010088 U JP16010088 U JP 16010088U JP 16010088 U JP16010088 U JP 16010088U JP H0213920 Y2 JPH0213920 Y2 JP H0213920Y2
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- combustion
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Links
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Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
〔考案の目的〕
産業上の利用分野
本考案は燻瓦等の燻化過程を有する焼成炉より
排出される熱分解ガスを効率良く燃焼処理せしめ
る様にした燻化焼成炉における熱分解ガスの処理
装置に関するものである。 従来の技術 燻化操作の一例として燻瓦焼成炉により燻瓦を
製造せしめるには、通常1000〜1100℃まで酸化炎
で焼成せしめた後煙突に通じる煙道に熱分解ガス
の排出孔を設けたダンパーを取付け、該排出孔の
他の焼成炉の全ての開口部を密閉した状態で燻化
適温である約900℃まで冷却され、ここでLPG等
の燻化剤を炉内に投入せしめることにより高温熱
分解により炭化水素化した燻化剤を熱い瓦素地に
接触分解せしめ、素地表面に炭素を沈着せしめる
ことにより燻瓦を製造せしめている。 そして燻化剤の投入は通常30〜60分間行われ、
この間熱分解ガスは排出孔を通して煙突より大気
中に放出されるが、この熱分解ガスは有臭で且つ
多量の固形炭素(すす)を含有するため公害上問
題が多かつた。 そこで従来は排出孔の出口付近に簡単な点火装
置を設置して排出される熱分解ガスを着火燃焼せ
しめる方法が行われていた。 考案が解決しようとする問題点 然しながら従来の処理方法では有臭ガスの分解
は比較的容易に行うことが出来ても固形炭素の燃
焼には充分な効果を発揮することが出来なかつ
た。 これは固形炭素そのものが燃焼しにくく、又熱
分解ガスが排出孔より50m/sec前後と非常な高
速度で排出されているので、着火しても充分に燃
焼しないまま煙突より排出されていたからであ
り、これを解決せしめるには充分に燃焼できる時
間と温度が必要となり、このため煙突を長い距離
取る必要性から高い煙突となるため設備費が非常
に高価なものとなる欠点を有していた。 〔考案の構成〕 問題点を解決するための手段 本考案はかかる欠点に鑑み、燻瓦等の燻化過程
を有する焼成炉の一方の煙突内に燻化過程で発生
する熱分解ガスが導入される排ガス筒を配設せし
め、該排ガス筒の外周には燃焼空気が導入される
燃焼空気導入筒を配設せしめ、排ガス筒の周面に
は燃焼空気導入筒に導入された燃焼空気を排ガス
筒内に噴射せしめる多数の噴射孔を貫設せしめて
燃焼空気導入筒と排気筒にて燃焼空気混合筒を構
成せしめ、該燃焼空気混合筒の上部には、燃焼空
気導入筒の外周に嵌合せしめる様にバーナーにて
加熱作用される燃焼筒を形成せしめると共に、該
燃焼筒の外周には所定間隔を有せしめる様にして
外装筒を同心位置に一体的に配設せしめる燃焼部
を着脱自在に配設せしめ、又他方の燻化過程を有
する焼成炉の煙突と上記煙突とを横煙道にて連通
せしめると共に、該横煙道には加熱装置を有する
第2処理装置を設けた燻化焼成炉における熱分解
ガスの処理装置を提供して上記欠点を解消せんと
したものである。 作 用 上記手段により熱分解ガスは排ガス筒内に導入
されて上昇する間に燃焼空気導入筒から噴射孔を
通して燃焼空気が強い旋回状態で噴射供給され、
排ガス筒内において熱分解ガスと混合されて上部
の燃焼筒内に至り、予めバーナーにより赤熱化さ
れた燃焼筒に接触して燃焼せしめ、かかる熱分解
ガスを更に、他の煙突へと横煙道を介して流入せ
しめて大気中に放出される様に成す。 かかる過程にあつては、横煙道内の第2処理装
置へ至り、所定温度に加熱された加熱部材に接触
することにより再度燃焼処理され、固形炭素分の
極めて少ない状態で煙突を通して大気中に放出さ
れるのである。 実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、 1は熱分解ガスの第1処理装置であり、焼成炉
の排気口2に連通して設置せしめた一方の煙突3
内の下部には排気口2を開閉操作せしめる燻化用
ダンパー4を作業孔5を通して着脱自在に被冠せ
しめると共に、該燻化用ダンパー4の中央部には
熱分解ガスを煙突3内に排出せしめる排出孔6
(通常φ30〜50mm)を形成せしめている。 7は燻化用ダンパー4の上部に配設せしめた燃
焼空気混合筒であり、排出孔6に連通せしめる様
にして排ガス筒8を立設し、該排ガス筒8の外周
には所定間隔を有せしめて燃焼空気導入筒9を同
心位置に配設せしめ、該燃焼空気導入筒9と排ガ
ス筒8との間に密閉された空気導入室10を形成
せしめると共に、該空気導入室10には送風機等
により外部から燃焼用の空気が強制送入される空
気供給管11をバルブ12を介して導入せしめ、
又排ガス筒8の上部には若干大径に設定した空気
噴出部13を形成せしめると共に、該空気噴出部
13には全周に渉り空気導入室10を排ガス筒8
内に連通せしめる多数の噴射孔14,14a…を
貫設せしめている。 15は燃焼空気混合筒7の上方に着脱自在に配
設して排ガス筒8と連通せしめるた燃焼部であ
り、該燃焼部15は燃焼空気導入筒9の外周に嵌
合せしめる様に燃焼筒16を形成せしめると共
に、該燃焼筒16の外周には所定間隔を有せしめ
る様にして外装筒17を同心位置に一体的に配設
せしめて成さしめ、燃焼部15の外装筒17には
バーナー18を装着せしめて燃焼筒16を加熱作
用せしめる様に成している。 尚、19,19a…はバーナー18の炎を噴出
せしめる噴出孔、20,20a…は煙突3の外部
から出入り自在に挿通せしめた燃焼筒16の支持
部材、21は煙突ダンパーである。 そして第3図に示す様に他の焼成炉の煙突3a
を隣接配設せしめ、該煙突3aと煙突3間に両者
を連通せしめる横煙道22を渉設せしめ、該横煙
道22の中間部には第2処理装置23を配設、即
ち格子状に組み付けた煉瓦より構成される加熱部
材24を介入位置せしめると共に、該加熱部材2
4を所定温度に加熱作用せしめるバーナー25を
装着せしめて横煙道22内を通過する熱分解ガス
を加熱燃焼せしめる加熱装置26を介装せしめて
いる。 尚、21aは煙突3a内に装着された煙突ダン
パーである。 次に本考案に係る燻化焼成炉における熱分解ガ
スの処理装置の作用について説明すると、 先ず、一方の煙突3の第1処理装置1について
は、瓦素地を積載した台車が搬入された焼成炉は
焼成用バーナーにより加熱されて焼成最高温度で
ある1000〜1100℃まで昇温され、その間燃焼ガス
は炉内より煙道を通つて煙突3を介して大気中に
放出される。 そして焼成終了後焼成用バーナーを消化し、煙
道と煙突3間に燻化用ダンパー4を取付け、その
他の焼成炉の開口部を密閉し、炉内を燻化用ダン
パー4の排出孔6のみで外部に連通せしめる状態
とする。 かかる状態で炉内温度が燻化の適温である約
900℃まで冷却される間に燻化用ダンパー4上に
排出孔6に連通せしめる様にして燃焼空気混合筒
7、燃焼筒16を設置せしめると共に、該燃焼筒
16をバーナー18にて赤熱状態に加熱作用せし
めておく。 そして燻化操作は焼成炉の炉壁に多数設けた燻
化剤投入ノズルより燻化剤を炉内に投入すること
により行われ、燻化剤の投入直後より熱分解ガス
が排出孔6より噴出するので、燻化と同時又は少
し前に燃焼空気導入筒9内に燃焼空気を送風機等
により導入する。導入された燃焼空気は燃焼空気
導入筒9内で旋回流となつて排ガス筒8の空気噴
出部13に貫設せしめた噴射孔14,14a…か
ら排ガス筒8内へ噴出し、熱分解ガスと良く混合
されて上方の燃焼筒16内に導入される。 燃焼筒16はバーナー18により既に赤熱化さ
れているため燃焼空気が混入された熱分解ガスは
燃焼筒16内で着火燃焼し、熱分解ガス中の固形
炭素分等が効率良く燃焼されて煙突3より大気中
に放出されるのである。 尚、混合する燃焼空気の量は燻化剤の投入量に
応じて順次最適燃焼状態に調整することが望まし
く、これは燻化剤の量により自動制御を行わしめ
ても良く、又LPGを燻化剤とする場合は、炉内
への供給圧力或いは流量等の変動に対して混合す
べき燃焼空気の流量を比例制御せしめることによ
つて燃焼空気量を制御せしめる様にしても良い。 以上は第1処理装置1のみにて熱分解ガスの処
理を行わしめる様にしたものであり、かかる第1
処理装置1は一度に瓦の焼成能力が1000枚前後の
比較的能力の小さい焼成炉に対しては大なる効果
を期待出来るが、最近は一度に4000枚前後の瓦を
焼成する大能力の焼成炉も使用される様になつて
おり、かかる大能力の焼成炉では燻化剤の使用量
も多くなつてくるが、熱分解ガスの排出孔6は同
じ様にφ30〜50mm前後のものが使用されているた
め熱分解ガスの噴出速度は2〜3倍前後にもな
り、この場合には第1処理装置1のみでは処理能
力が当然悪くなり、又能力の小さい焼成炉でも公
害問題等でより完全な処理を必要とする場合も起
こりうる。 そこでかかる要請に対処するための他方の煙突
3aと一方の煙突3との間に介装する第2処理装
置23については、昇温開始前にこれから燻化焼
成を行う焼成炉における煙突3の煙突ダンパー2
1を閉口状態にして排ガス、熱分解ガスが横煙道
22へ流入して別の焼成炉の煙突3aを通して大
気中に放出される様に成す。 そして昇温中の排ガスが横煙道22を通過する
ことにより該横煙道22内に配設せしめた加熱部
材24が順次昇温され、燻化開始時にはバーナー
25により加熱部材24を600〜1000℃前後の高
温になる様に加熱しておく。 かかる状態において燻化が開始されると、熱分
解ガスが排出孔6から流入し、第1処理装置1に
て前述の如く燃焼処理されて横煙道22内の第2処
理装置23へ至り、所定温度に加熱された加熱部材
24に接触することにより再度燃焼処理され、固
形炭素分の極めて少ない状態で煙突3aを通して
大気中に放出されるのである。 以下に本考案に係る燻化焼成炉における熱分解
ガスの処理装置により熱分解ガスを処理せしめた
場合の実測値を示す。 燻化剤はLPGを使用して50分間の燻化を行つ
た。 LPGの使用量は通常炉内への供給ガス圧力で
示され、第4図に図示する様に当初5分間は200
mmH2O、5〜30分間は600mmH2O、30〜50分間は
300mmH2Oとした。
排出される熱分解ガスを効率良く燃焼処理せしめ
る様にした燻化焼成炉における熱分解ガスの処理
装置に関するものである。 従来の技術 燻化操作の一例として燻瓦焼成炉により燻瓦を
製造せしめるには、通常1000〜1100℃まで酸化炎
で焼成せしめた後煙突に通じる煙道に熱分解ガス
の排出孔を設けたダンパーを取付け、該排出孔の
他の焼成炉の全ての開口部を密閉した状態で燻化
適温である約900℃まで冷却され、ここでLPG等
の燻化剤を炉内に投入せしめることにより高温熱
分解により炭化水素化した燻化剤を熱い瓦素地に
接触分解せしめ、素地表面に炭素を沈着せしめる
ことにより燻瓦を製造せしめている。 そして燻化剤の投入は通常30〜60分間行われ、
この間熱分解ガスは排出孔を通して煙突より大気
中に放出されるが、この熱分解ガスは有臭で且つ
多量の固形炭素(すす)を含有するため公害上問
題が多かつた。 そこで従来は排出孔の出口付近に簡単な点火装
置を設置して排出される熱分解ガスを着火燃焼せ
しめる方法が行われていた。 考案が解決しようとする問題点 然しながら従来の処理方法では有臭ガスの分解
は比較的容易に行うことが出来ても固形炭素の燃
焼には充分な効果を発揮することが出来なかつ
た。 これは固形炭素そのものが燃焼しにくく、又熱
分解ガスが排出孔より50m/sec前後と非常な高
速度で排出されているので、着火しても充分に燃
焼しないまま煙突より排出されていたからであ
り、これを解決せしめるには充分に燃焼できる時
間と温度が必要となり、このため煙突を長い距離
取る必要性から高い煙突となるため設備費が非常
に高価なものとなる欠点を有していた。 〔考案の構成〕 問題点を解決するための手段 本考案はかかる欠点に鑑み、燻瓦等の燻化過程
を有する焼成炉の一方の煙突内に燻化過程で発生
する熱分解ガスが導入される排ガス筒を配設せし
め、該排ガス筒の外周には燃焼空気が導入される
燃焼空気導入筒を配設せしめ、排ガス筒の周面に
は燃焼空気導入筒に導入された燃焼空気を排ガス
筒内に噴射せしめる多数の噴射孔を貫設せしめて
燃焼空気導入筒と排気筒にて燃焼空気混合筒を構
成せしめ、該燃焼空気混合筒の上部には、燃焼空
気導入筒の外周に嵌合せしめる様にバーナーにて
加熱作用される燃焼筒を形成せしめると共に、該
燃焼筒の外周には所定間隔を有せしめる様にして
外装筒を同心位置に一体的に配設せしめる燃焼部
を着脱自在に配設せしめ、又他方の燻化過程を有
する焼成炉の煙突と上記煙突とを横煙道にて連通
せしめると共に、該横煙道には加熱装置を有する
第2処理装置を設けた燻化焼成炉における熱分解
ガスの処理装置を提供して上記欠点を解消せんと
したものである。 作 用 上記手段により熱分解ガスは排ガス筒内に導入
されて上昇する間に燃焼空気導入筒から噴射孔を
通して燃焼空気が強い旋回状態で噴射供給され、
排ガス筒内において熱分解ガスと混合されて上部
の燃焼筒内に至り、予めバーナーにより赤熱化さ
れた燃焼筒に接触して燃焼せしめ、かかる熱分解
ガスを更に、他の煙突へと横煙道を介して流入せ
しめて大気中に放出される様に成す。 かかる過程にあつては、横煙道内の第2処理装
置へ至り、所定温度に加熱された加熱部材に接触
することにより再度燃焼処理され、固形炭素分の
極めて少ない状態で煙突を通して大気中に放出さ
れるのである。 実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、 1は熱分解ガスの第1処理装置であり、焼成炉
の排気口2に連通して設置せしめた一方の煙突3
内の下部には排気口2を開閉操作せしめる燻化用
ダンパー4を作業孔5を通して着脱自在に被冠せ
しめると共に、該燻化用ダンパー4の中央部には
熱分解ガスを煙突3内に排出せしめる排出孔6
(通常φ30〜50mm)を形成せしめている。 7は燻化用ダンパー4の上部に配設せしめた燃
焼空気混合筒であり、排出孔6に連通せしめる様
にして排ガス筒8を立設し、該排ガス筒8の外周
には所定間隔を有せしめて燃焼空気導入筒9を同
心位置に配設せしめ、該燃焼空気導入筒9と排ガ
ス筒8との間に密閉された空気導入室10を形成
せしめると共に、該空気導入室10には送風機等
により外部から燃焼用の空気が強制送入される空
気供給管11をバルブ12を介して導入せしめ、
又排ガス筒8の上部には若干大径に設定した空気
噴出部13を形成せしめると共に、該空気噴出部
13には全周に渉り空気導入室10を排ガス筒8
内に連通せしめる多数の噴射孔14,14a…を
貫設せしめている。 15は燃焼空気混合筒7の上方に着脱自在に配
設して排ガス筒8と連通せしめるた燃焼部であ
り、該燃焼部15は燃焼空気導入筒9の外周に嵌
合せしめる様に燃焼筒16を形成せしめると共
に、該燃焼筒16の外周には所定間隔を有せしめ
る様にして外装筒17を同心位置に一体的に配設
せしめて成さしめ、燃焼部15の外装筒17には
バーナー18を装着せしめて燃焼筒16を加熱作
用せしめる様に成している。 尚、19,19a…はバーナー18の炎を噴出
せしめる噴出孔、20,20a…は煙突3の外部
から出入り自在に挿通せしめた燃焼筒16の支持
部材、21は煙突ダンパーである。 そして第3図に示す様に他の焼成炉の煙突3a
を隣接配設せしめ、該煙突3aと煙突3間に両者
を連通せしめる横煙道22を渉設せしめ、該横煙
道22の中間部には第2処理装置23を配設、即
ち格子状に組み付けた煉瓦より構成される加熱部
材24を介入位置せしめると共に、該加熱部材2
4を所定温度に加熱作用せしめるバーナー25を
装着せしめて横煙道22内を通過する熱分解ガス
を加熱燃焼せしめる加熱装置26を介装せしめて
いる。 尚、21aは煙突3a内に装着された煙突ダン
パーである。 次に本考案に係る燻化焼成炉における熱分解ガ
スの処理装置の作用について説明すると、 先ず、一方の煙突3の第1処理装置1について
は、瓦素地を積載した台車が搬入された焼成炉は
焼成用バーナーにより加熱されて焼成最高温度で
ある1000〜1100℃まで昇温され、その間燃焼ガス
は炉内より煙道を通つて煙突3を介して大気中に
放出される。 そして焼成終了後焼成用バーナーを消化し、煙
道と煙突3間に燻化用ダンパー4を取付け、その
他の焼成炉の開口部を密閉し、炉内を燻化用ダン
パー4の排出孔6のみで外部に連通せしめる状態
とする。 かかる状態で炉内温度が燻化の適温である約
900℃まで冷却される間に燻化用ダンパー4上に
排出孔6に連通せしめる様にして燃焼空気混合筒
7、燃焼筒16を設置せしめると共に、該燃焼筒
16をバーナー18にて赤熱状態に加熱作用せし
めておく。 そして燻化操作は焼成炉の炉壁に多数設けた燻
化剤投入ノズルより燻化剤を炉内に投入すること
により行われ、燻化剤の投入直後より熱分解ガス
が排出孔6より噴出するので、燻化と同時又は少
し前に燃焼空気導入筒9内に燃焼空気を送風機等
により導入する。導入された燃焼空気は燃焼空気
導入筒9内で旋回流となつて排ガス筒8の空気噴
出部13に貫設せしめた噴射孔14,14a…か
ら排ガス筒8内へ噴出し、熱分解ガスと良く混合
されて上方の燃焼筒16内に導入される。 燃焼筒16はバーナー18により既に赤熱化さ
れているため燃焼空気が混入された熱分解ガスは
燃焼筒16内で着火燃焼し、熱分解ガス中の固形
炭素分等が効率良く燃焼されて煙突3より大気中
に放出されるのである。 尚、混合する燃焼空気の量は燻化剤の投入量に
応じて順次最適燃焼状態に調整することが望まし
く、これは燻化剤の量により自動制御を行わしめ
ても良く、又LPGを燻化剤とする場合は、炉内
への供給圧力或いは流量等の変動に対して混合す
べき燃焼空気の流量を比例制御せしめることによ
つて燃焼空気量を制御せしめる様にしても良い。 以上は第1処理装置1のみにて熱分解ガスの処
理を行わしめる様にしたものであり、かかる第1
処理装置1は一度に瓦の焼成能力が1000枚前後の
比較的能力の小さい焼成炉に対しては大なる効果
を期待出来るが、最近は一度に4000枚前後の瓦を
焼成する大能力の焼成炉も使用される様になつて
おり、かかる大能力の焼成炉では燻化剤の使用量
も多くなつてくるが、熱分解ガスの排出孔6は同
じ様にφ30〜50mm前後のものが使用されているた
め熱分解ガスの噴出速度は2〜3倍前後にもな
り、この場合には第1処理装置1のみでは処理能
力が当然悪くなり、又能力の小さい焼成炉でも公
害問題等でより完全な処理を必要とする場合も起
こりうる。 そこでかかる要請に対処するための他方の煙突
3aと一方の煙突3との間に介装する第2処理装
置23については、昇温開始前にこれから燻化焼
成を行う焼成炉における煙突3の煙突ダンパー2
1を閉口状態にして排ガス、熱分解ガスが横煙道
22へ流入して別の焼成炉の煙突3aを通して大
気中に放出される様に成す。 そして昇温中の排ガスが横煙道22を通過する
ことにより該横煙道22内に配設せしめた加熱部
材24が順次昇温され、燻化開始時にはバーナー
25により加熱部材24を600〜1000℃前後の高
温になる様に加熱しておく。 かかる状態において燻化が開始されると、熱分
解ガスが排出孔6から流入し、第1処理装置1に
て前述の如く燃焼処理されて横煙道22内の第2処
理装置23へ至り、所定温度に加熱された加熱部材
24に接触することにより再度燃焼処理され、固
形炭素分の極めて少ない状態で煙突3aを通して
大気中に放出されるのである。 以下に本考案に係る燻化焼成炉における熱分解
ガスの処理装置により熱分解ガスを処理せしめた
場合の実測値を示す。 燻化剤はLPGを使用して50分間の燻化を行つ
た。 LPGの使用量は通常炉内への供給ガス圧力で
示され、第4図に図示する様に当初5分間は200
mmH2O、5〜30分間は600mmH2O、30〜50分間は
300mmH2Oとした。
要するに本考案は、燻瓦等の燻化過程を有する
焼成炉の一方の煙突3内に燻化過程で発生する熱
分解ガスが導入される排ガス筒8を配設せしめ、
該排ガス筒8の外周には燃焼空気が導入される燃
焼空気導入筒9を配設せしめ、排ガス筒8の周面
には燃焼空気導入筒9に導入された燃焼空気を排
ガス筒8内に噴射せしめる多数の噴射孔14,1
4a…を貫設せしめて燃焼空気導入筒9と排ガス
筒8にて燃焼空気混合筒7を構成せしめたので、
固形炭素分を多く含有する熱分解ガスに対し燃焼
空気を旋回状に噴射せしめることにより固形炭素
分を飛散せしめて効率良く燃焼空気を混合せしめ
ることが出来、又該燃焼空気混合筒7の上部に
は、燃焼空気導入筒9の外周に嵌合せしめる様に
バーナー18にて加熱作用される燃焼筒16を形
成せしめると共に、該燃焼筒16の外周には所定
間隔を有せしめる様にして外装筒17を同心位置
に一体的に配設せしめる燃焼部15を着脱自在に
配設せしめたので、燃焼空気混合筒7にて燃焼空
気が混入された熱分解ガスをバーナー18にて赤
熱作用された燃焼筒16に接触せしめることによ
り効率良く燃焼処理せしめて煤塵の放出による大
気汚染を防止せしめることが出来ると共に、かか
る燃焼筒16が着脱自在に配設されていることに
より、その交換時の作業性を向上せしめることが
出来るのである。 又、他方の燻化過程を有する焼成炉の煙突3a
と上記煙突3とを横煙道22にて連通せしめると
共に、該横煙道22には加熱装置26を有する第
2処理装置23を設けたので、第1処理装置1に
て燃焼処理せしめた熱分解ガスを第2処理装置2
3にて再度燃焼処理せしめることにより放出され
る排ガス中の煤塵濃度を更に減少せしめることが
出来、この場合第2処理装置23は横煙道22内
に装着されることにより他の焼成炉の煙突3aを
有効的に利用せしめることが出来、同じ煙突上に
更に第2処理装置23を継ぎ足す構造のものに比
し非常にコスト安に製作出来ると共に、メンテナ
ンスも容易に行わしめることが出来、一般に燻瓦
等の焼成炉は2基又は複数基設置して1基の焼成
炉が冷却過程に入ると他の焼成炉を点火昇温する
という交互使用が採られるので、大部分の焼成炉
に有効的に適用せしめることが出来る等その実用
的効果甚だ大なるものである。
焼成炉の一方の煙突3内に燻化過程で発生する熱
分解ガスが導入される排ガス筒8を配設せしめ、
該排ガス筒8の外周には燃焼空気が導入される燃
焼空気導入筒9を配設せしめ、排ガス筒8の周面
には燃焼空気導入筒9に導入された燃焼空気を排
ガス筒8内に噴射せしめる多数の噴射孔14,1
4a…を貫設せしめて燃焼空気導入筒9と排ガス
筒8にて燃焼空気混合筒7を構成せしめたので、
固形炭素分を多く含有する熱分解ガスに対し燃焼
空気を旋回状に噴射せしめることにより固形炭素
分を飛散せしめて効率良く燃焼空気を混合せしめ
ることが出来、又該燃焼空気混合筒7の上部に
は、燃焼空気導入筒9の外周に嵌合せしめる様に
バーナー18にて加熱作用される燃焼筒16を形
成せしめると共に、該燃焼筒16の外周には所定
間隔を有せしめる様にして外装筒17を同心位置
に一体的に配設せしめる燃焼部15を着脱自在に
配設せしめたので、燃焼空気混合筒7にて燃焼空
気が混入された熱分解ガスをバーナー18にて赤
熱作用された燃焼筒16に接触せしめることによ
り効率良く燃焼処理せしめて煤塵の放出による大
気汚染を防止せしめることが出来ると共に、かか
る燃焼筒16が着脱自在に配設されていることに
より、その交換時の作業性を向上せしめることが
出来るのである。 又、他方の燻化過程を有する焼成炉の煙突3a
と上記煙突3とを横煙道22にて連通せしめると
共に、該横煙道22には加熱装置26を有する第
2処理装置23を設けたので、第1処理装置1に
て燃焼処理せしめた熱分解ガスを第2処理装置2
3にて再度燃焼処理せしめることにより放出され
る排ガス中の煤塵濃度を更に減少せしめることが
出来、この場合第2処理装置23は横煙道22内
に装着されることにより他の焼成炉の煙突3aを
有効的に利用せしめることが出来、同じ煙突上に
更に第2処理装置23を継ぎ足す構造のものに比
し非常にコスト安に製作出来ると共に、メンテナ
ンスも容易に行わしめることが出来、一般に燻瓦
等の焼成炉は2基又は複数基設置して1基の焼成
炉が冷却過程に入ると他の焼成炉を点火昇温する
という交互使用が採られるので、大部分の焼成炉
に有効的に適用せしめることが出来る等その実用
的効果甚だ大なるものである。
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係る燻化焼成炉における熱分解ガス
の処理装置の一方の煙突の正面図、第2図は同上
要部の断面図、第3図は燻化焼成炉における熱分
解ガスの処理装置の正面図、第4図は燻化剤の投
入状態を示すグラフである。 3,3a……煙突、7……燃焼空気混合筒、8
……排ガス筒、9……燃焼空気導入筒、14,1
4a……噴射孔、15……燃焼部、16……燃焼
筒、17……外装筒、18……バーナー、22…
…横煙道、23……第2処理装置、26……加熱
装置。
図は本考案に係る燻化焼成炉における熱分解ガス
の処理装置の一方の煙突の正面図、第2図は同上
要部の断面図、第3図は燻化焼成炉における熱分
解ガスの処理装置の正面図、第4図は燻化剤の投
入状態を示すグラフである。 3,3a……煙突、7……燃焼空気混合筒、8
……排ガス筒、9……燃焼空気導入筒、14,1
4a……噴射孔、15……燃焼部、16……燃焼
筒、17……外装筒、18……バーナー、22…
…横煙道、23……第2処理装置、26……加熱
装置。
Claims (1)
- 燻瓦等の燻化過程を有する焼成炉の一方の煙突
内に燻化過程で発生する熱分解ガスが導入される
排ガス筒を配設せしめ、該排ガス筒の外周には燃
焼空気が導入される燃焼空気導入筒を配設せし
め、排ガス筒の周面には燃焼空気導入筒に導入さ
れた燃焼空気を排ガス筒内に噴射せしめる多数の
噴射孔を貫設せしめて燃焼空気導入筒と排気筒に
て燃焼空気混合筒を構成せしめ、該燃焼空気混合
筒の上部には、燃焼空気導入筒の外周に嵌合せし
める様にバーナーにて加熱作用される燃焼筒を形
成せしめると共に、該燃焼筒の外周には所定間隔
を有せしめる様にして外装筒を同心位置に一体的
に配設せしめる燃焼部を着脱自在に配設せしめ、
又他方の燻化過程を有する焼成炉の煙突と上記煙
突とを横煙道にて連通せしめると共に、該横煙道
には加熱装置を有する第2処理装置を設けたこと
を特徴とする燻化焼成炉における熱分解ガスの処
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16010088U JPH0213920Y2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16010088U JPH0213920Y2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02600U JPH02600U (ja) | 1990-01-05 |
| JPH0213920Y2 true JPH0213920Y2 (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=31441869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16010088U Expired JPH0213920Y2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0213920Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4621717B2 (ja) * | 2007-08-24 | 2011-01-26 | 高砂工業株式会社 | 単独型焼成燻化炉の煤除去方法 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP16010088U patent/JPH0213920Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02600U (ja) | 1990-01-05 |
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