JPH02140910A - 容量放電型点火コイル - Google Patents
容量放電型点火コイルInfo
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- JPH02140910A JPH02140910A JP63294391A JP29439188A JPH02140910A JP H02140910 A JPH02140910 A JP H02140910A JP 63294391 A JP63294391 A JP 63294391A JP 29439188 A JP29439188 A JP 29439188A JP H02140910 A JPH02140910 A JP H02140910A
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、火花エネルギーにより気体燃料や液体燃料に
点火する点火装置に係り、特に住宅設備用の容量放電式
点火装置に使用するのに好適な容量放電型点火コイルの
構造に関する。
点火する点火装置に係り、特に住宅設備用の容量放電式
点火装置に使用するのに好適な容量放電型点火コイルの
構造に関する。
(従来の技術)
容量放電式点火装置は、コンデンサに蓄えられる静電エ
ネルギーを、点火コイルの電磁エネルギーに変換して1
気火花を得るものである。特に、この容l放電式点火装
置は、コイル自身に磁気エネルギーを蓄積しなくてよい
ので、従来の電流遮断式に比して全体的に巻数の少巻数
化が可能であり、点火コイルの小型化を図ることができ
る。
ネルギーを、点火コイルの電磁エネルギーに変換して1
気火花を得るものである。特に、この容l放電式点火装
置は、コイル自身に磁気エネルギーを蓄積しなくてよい
ので、従来の電流遮断式に比して全体的に巻数の少巻数
化が可能であり、点火コイルの小型化を図ることができ
る。
この点火コイルとしては、第3図に示すように、開磁路
型磁心2の外周に1次コイル6を巻回したボビン4を設
け、このボビン4の外周に2次コイル5を巻装したセク
ションボビン3を配設した容量放電型点火コイルが一般
に使用されている。
型磁心2の外周に1次コイル6を巻回したボビン4を設
け、このボビン4の外周に2次コイル5を巻装したセク
ションボビン3を配設した容量放電型点火コイルが一般
に使用されている。
また、近時、ICを内蔵した電子式の容量放電式点火装
置が普及するに伴い、容量放電型点火コイル1の高効率
化、低価格化と共に小型化がのぞまれている。ところで
、この小型化にとっては、容量放電型点火コイル1のイ
ンダクタンスを小にすることが必須要件である。すなわ
ち、一般に点火コイルの1次コイルのインダクタンスを
Ll、エネルギー蓄積用コンデンサの容量をC0とした
とき、1次コイルを流れる電流の振動周波数(fo)は
、 で表される。
置が普及するに伴い、容量放電型点火コイル1の高効率
化、低価格化と共に小型化がのぞまれている。ところで
、この小型化にとっては、容量放電型点火コイル1のイ
ンダクタンスを小にすることが必須要件である。すなわ
ち、一般に点火コイルの1次コイルのインダクタンスを
Ll、エネルギー蓄積用コンデンサの容量をC0とした
とき、1次コイルを流れる電流の振動周波数(fo)は
、 で表される。
なお、この振動周波数は、出力電圧に影響し、Llを決
定する磁束により変化する。また、この磁束は、通常、
出力電圧が一定の場合、前記振動周波数に反比例するの
で、前式(1)におけるL:およびC1を小さくするこ
とにより、LC回路の振動周波数を高めることが、容量
放電型点火コイルの小型化の重要な要素となる。
定する磁束により変化する。また、この磁束は、通常、
出力電圧が一定の場合、前記振動周波数に反比例するの
で、前式(1)におけるL:およびC1を小さくするこ
とにより、LC回路の振動周波数を高めることが、容量
放電型点火コイルの小型化の重要な要素となる。
ところが、容量C8は、点火コイルのエネルギー変換効
率の点から制約を受けるので、出力電圧を低下させるこ
となく一定に保つには、1次コイルのLlのみを小さく
することが必要となる。
率の点から制約を受けるので、出力電圧を低下させるこ
となく一定に保つには、1次コイルのLlのみを小さく
することが必要となる。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、前記容量放電型点火コイル1は、開磁路型磁心
2の外周に1次コイル6を設けており、この1次コイル
と磁心2との結合が強くなるので、Llを小さくするこ
とができなかった。従って、容量放電型点火コイル1の
小型化には限度があり、この容量放電型点火コイルを装
着した容量放電式点火装置の小型化には限界があり、ま
た重量の低減化にも限界があった。
2の外周に1次コイル6を設けており、この1次コイル
と磁心2との結合が強くなるので、Llを小さくするこ
とができなかった。従って、容量放電型点火コイル1の
小型化には限度があり、この容量放電型点火コイルを装
着した容量放電式点火装置の小型化には限界があり、ま
た重量の低減化にも限界があった。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、火花エネ
ルギーを低下させることなく小型化が可能な容量放電型
点火コイルを提供することを目的としている。
ルギーを低下させることなく小型化が可能な容量放電型
点火コイルを提供することを目的としている。
本発明は、容量放電式点火装置に装着される点火コイル
であって、固有抵抗の小さいMn −Zn系フェライト
からなる磁心材料にて開磁路型磁心を形成し、この開磁
路型磁心の外周に2次コイルを巻回したセクションボビ
ンを設けると共に、このセクションボビンの外周に、前
記2次コイルに対して同心状に1次コイルを巻装してな
るボビンを、漏れリアクタンスを得る間隙を有して配設
し、前記セクションボビンとボビンとの間隙および外周
を絶縁樹脂材で一体的にモールドしたことを特徴として
いる。
であって、固有抵抗の小さいMn −Zn系フェライト
からなる磁心材料にて開磁路型磁心を形成し、この開磁
路型磁心の外周に2次コイルを巻回したセクションボビ
ンを設けると共に、このセクションボビンの外周に、前
記2次コイルに対して同心状に1次コイルを巻装してな
るボビンを、漏れリアクタンスを得る間隙を有して配設
し、前記セクションボビンとボビンとの間隙および外周
を絶縁樹脂材で一体的にモールドしたことを特徴として
いる。
(作 用)
上記構成による容量放電型点火コイルは、使用に際して
容量放電式点火装置に装着される。この容量放電型点火
コイルは、2次コイルを巻回したセクションボビンの外
周に、1次コイルを巻装したボビンを配設しているので
、開磁路型磁心と1次コイルとの結合が弱められて1次
インダクタンスが小となる。一方、開磁路型磁心と2次
コイルとの結合が強められると共に、開磁路型磁心を固
有抵抗の小さいMn−Zn系材料にて形成しているので
、2次インダクタンスが大きくなり、容量放電型点火コ
イルを駆動したとき、火花電流の持続時間が増大する。
容量放電式点火装置に装着される。この容量放電型点火
コイルは、2次コイルを巻回したセクションボビンの外
周に、1次コイルを巻装したボビンを配設しているので
、開磁路型磁心と1次コイルとの結合が弱められて1次
インダクタンスが小となる。一方、開磁路型磁心と2次
コイルとの結合が強められると共に、開磁路型磁心を固
有抵抗の小さいMn−Zn系材料にて形成しているので
、2次インダクタンスが大きくなり、容量放電型点火コ
イルを駆動したとき、火花電流の持続時間が増大する。
ところが、1次インダクタンスが小となっているので、
この火花閃絡における容量放電式点火装置のスイッチン
グ素子を流れる電流は増加していく。しかし、1次コイ
ルと2次コイルとの間には、洩れリアクタンスを得る間
隙を設けているので、この漏れリアクタンスにより前記
電流の増加が抑制され、火花エネルギーの低下が防止さ
れる。
この火花閃絡における容量放電式点火装置のスイッチン
グ素子を流れる電流は増加していく。しかし、1次コイ
ルと2次コイルとの間には、洩れリアクタンスを得る間
隙を設けているので、この漏れリアクタンスにより前記
電流の増加が抑制され、火花エネルギーの低下が防止さ
れる。
図を参照しながらさらに詳しく説明する。
第1図は容量放電型点火コイルの縦断面図である。この
容量放電型点火コイル1は、開磁路型磁心2の外周に、
セクションボビン3を設け、このセクションボビンの外
周に所定の間隔を有してボビン4を外嵌し、さらに全体
を樹脂モールドして成り、図示省略の容量放電式点火装
置に装着される構成とされている。
容量放電型点火コイル1は、開磁路型磁心2の外周に、
セクションボビン3を設け、このセクションボビンの外
周に所定の間隔を有してボビン4を外嵌し、さらに全体
を樹脂モールドして成り、図示省略の容量放電式点火装
置に装着される構成とされている。
前記開磁路型磁心2は、直径4〜5 mmのMn −Z
n系磁心材料にて形成され、容量放電型点火コイルに好
適な高周波領域での使用を可能とされる。
n系磁心材料にて形成され、容量放電型点火コイルに好
適な高周波領域での使用を可能とされる。
すなわち、この容量放電式点火装置は、一般に点火装置
に取付ける点火コイルの1次側に供給する電圧を高くす
るので、1次コイルおよび2次コイルとも巻数が少なく
なる。このため、インダクタンスが小となり、2次電圧
の立上りが他の方式に比して数十分の−となり、極めて
速くなる。従って、点火プラグの汚損等による漏洩抵抗
の増加に対しても2次放電電圧の変化が少なくてすむ。
に取付ける点火コイルの1次側に供給する電圧を高くす
るので、1次コイルおよび2次コイルとも巻数が少なく
なる。このため、インダクタンスが小となり、2次電圧
の立上りが他の方式に比して数十分の−となり、極めて
速くなる。従って、点火プラグの汚損等による漏洩抵抗
の増加に対しても2次放電電圧の変化が少なくてすむ。
この容量放電式点火装置に好適な磁心を閉磁路型磁心お
よび開磁路型磁心について比較すると、まず、閉磁路型
磁心は、構造上磁束鎖交数が非常に大きくなるので、イ
ンダクタンスが大となる。
よび開磁路型磁心について比較すると、まず、閉磁路型
磁心は、構造上磁束鎖交数が非常に大きくなるので、イ
ンダクタンスが大となる。
よって、電流遮断式の点火コイルには適する。しかし、
高磁束密度となるので、前記容量放電式点火装置には不
向きであり、しかも構造が複雑となるから大型化は避け
られず、コスト高となる。
高磁束密度となるので、前記容量放電式点火装置には不
向きであり、しかも構造が複雑となるから大型化は避け
られず、コスト高となる。
これに対し、開磁路型磁心は、構造が簡単であり、使用
材料によって高周波領域での使用を可能とし、小型化、
低コスト化にもつながるので、容量放電式点火装置に採
用するのに有利である。
材料によって高周波領域での使用を可能とし、小型化、
低コスト化にもつながるので、容量放電式点火装置に採
用するのに有利である。
つぎに、この開磁路型磁心に適した磁心材料について検
討した。具体的な磁性材料としては、高透磁率、高磁束
密度を有し、IMHz以下の周波数領域で低損失のMn
−Zn系や、抵抗0が高くIMHz以上で低損失のNi
−Zn系がある。
討した。具体的な磁性材料としては、高透磁率、高磁束
密度を有し、IMHz以下の周波数領域で低損失のMn
−Zn系や、抵抗0が高くIMHz以上で低損失のNi
−Zn系がある。
例えば、この種の磁心としてり、 (TDK製)およ
びH,S (TDK製)がある。下記表−1に各特性
の比較を示す。
びH,S (TDK製)がある。下記表−1に各特性
の比較を示す。
ところで、前述の容量放電式点火装置における振動周波
数帯域は、通常20〜200kl(zであることから、
L、は適用対象外となり、H,S が好適範囲にあるこ
とが判った。このフェライト磁心を用いることにより、
高効率化を図ることができた。また、H3S は飽和磁
束密度が大きいので、同形の従来品と巻数が同一である
場合、従来品よりも入電流の許容度が高くなる。これに
より、磁路の選び方によっては大きな磁気エネルギーが
蓄えられるので、容最放電型点火コイルの小型化につな
がる利点を有していることも判明した。
数帯域は、通常20〜200kl(zであることから、
L、は適用対象外となり、H,S が好適範囲にあるこ
とが判った。このフェライト磁心を用いることにより、
高効率化を図ることができた。また、H3S は飽和磁
束密度が大きいので、同形の従来品と巻数が同一である
場合、従来品よりも入電流の許容度が高くなる。これに
より、磁路の選び方によっては大きな磁気エネルギーが
蓄えられるので、容最放電型点火コイルの小型化につな
がる利点を有していることも判明した。
セクションボビン3は、外周に複数の凹溝3a(本実施
例では5個所)を形成したもので、この凹溝に2次コイ
ル5がそれぞれ巻回されている。
例では5個所)を形成したもので、この凹溝に2次コイ
ル5がそれぞれ巻回されている。
そして、前記開磁路型磁心2の外周に嵌着され、該磁心
と2次コイル5とを近接させている。また、前記ボビン
4は、リング状で、内径を前記セクションボビン3の外
周より若干大きく形成しており、外周の凹部4aに1次
コイル6が数回巻装されている。そして、セクションボ
ビン3の外周に嵌装され、その軸方向中央に位置させて
、2次コイル5と1次コイル6との間に、所定の漏れイ
ンダクタンスが生じる間隙Gを有して絶縁樹脂材7が充
填されている。
と2次コイル5とを近接させている。また、前記ボビン
4は、リング状で、内径を前記セクションボビン3の外
周より若干大きく形成しており、外周の凹部4aに1次
コイル6が数回巻装されている。そして、セクションボ
ビン3の外周に嵌装され、その軸方向中央に位置させて
、2次コイル5と1次コイル6との間に、所定の漏れイ
ンダクタンスが生じる間隙Gを有して絶縁樹脂材7が充
填されている。
絶縁樹脂材7としては、エポキシ系の高絶縁性合成樹脂
が用いられ、前記セクションボビン3とボビン4との間
隙Gおよびこれら両ボビン3,4の外周全体を一体的に
モールドしている。これにより、外形をコンパクトにで
きると共に、前記開磁路型磁心2に固有抵抗の低いH3
S を用いても、20kv/mm程度の耐圧性を有する
ので、絶縁破壊される問題が回避される。
が用いられ、前記セクションボビン3とボビン4との間
隙Gおよびこれら両ボビン3,4の外周全体を一体的に
モールドしている。これにより、外形をコンパクトにで
きると共に、前記開磁路型磁心2に固有抵抗の低いH3
S を用いても、20kv/mm程度の耐圧性を有する
ので、絶縁破壊される問題が回避される。
次に、前記間隙と漏れインダクタンスおよび出力エネル
ギーの関係について、実験例をを示す第4図のグラフを
参照して説明する。
ギーの関係について、実験例をを示す第4図のグラフを
参照して説明する。
このグラフの特性は、1次コイル6の巻半径を可変した
ときに変化するコイル5,6相互間の間隙Gに対応する
漏れインダクタンスの大きさの変化を示している。
ときに変化するコイル5,6相互間の間隙Gに対応する
漏れインダクタンスの大きさの変化を示している。
なお、この実験例には、直径6胴の開磁路型磁心2の外
周に、外径13.5mmの2次コイル5を巻回し、さら
に、この2次コイルの外周に1次コイル6を配設した容
量放電型点火コイル1を用いている。そして、第2図に
示す容量放電式点火装置の駆動回路に電源)圧100V
を印加したときの1次インダクタンスおよび1次漏れイ
ンダクタンスを測定して漏れリアクタンス13を求めた
。また、出力エネルギーをも測定して、その測定値を第
3図に示す従来の容量放電型点火コイルの出力エネルギ
ーと比較した。同図の特性で理解されるように、1次漏
れインダクタンスの大きさが、1次インダクタンスのほ
ぼ1/2になるように、間隙Gを2.2mm程度に調節
したとき、最適の出力エネルギーが得られた。また、本
実験例によると、コンデンサに充電した100Vの入力
に対して、出力エネルギーは約30%も増加することが
明らかとなった。
周に、外径13.5mmの2次コイル5を巻回し、さら
に、この2次コイルの外周に1次コイル6を配設した容
量放電型点火コイル1を用いている。そして、第2図に
示す容量放電式点火装置の駆動回路に電源)圧100V
を印加したときの1次インダクタンスおよび1次漏れイ
ンダクタンスを測定して漏れリアクタンス13を求めた
。また、出力エネルギーをも測定して、その測定値を第
3図に示す従来の容量放電型点火コイルの出力エネルギ
ーと比較した。同図の特性で理解されるように、1次漏
れインダクタンスの大きさが、1次インダクタンスのほ
ぼ1/2になるように、間隙Gを2.2mm程度に調節
したとき、最適の出力エネルギーが得られた。また、本
実験例によると、コンデンサに充電した100Vの入力
に対して、出力エネルギーは約30%も増加することが
明らかとなった。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は容量放電型点火コイルを装着した容量放電式点
火装置の駆動回路図である。
火装置の駆動回路図である。
この駆動回路においては、端子ab間に、電源電圧が印
加される。そして、端子の側と接続点dとの間に、充電
電荷の逆流防止用ダイオード8が介設されている。また
、接続点de間は、端子Cから駆動信号が入力されるサ
イリスク9等のスイッチング素子と、振動する逆電流を
バイパスするダイオード10とが並列に接続されている
。さらに、接続点e側には電磁エネルギーに変換する電
荷を蓄積するコンデンサ11が接続され、このコンデン
サと接続点dに容量放電型点火コイル1の2次コイル5
が接続されている。
加される。そして、端子の側と接続点dとの間に、充電
電荷の逆流防止用ダイオード8が介設されている。また
、接続点de間は、端子Cから駆動信号が入力されるサ
イリスク9等のスイッチング素子と、振動する逆電流を
バイパスするダイオード10とが並列に接続されている
。さらに、接続点e側には電磁エネルギーに変換する電
荷を蓄積するコンデンサ11が接続され、このコンデン
サと接続点dに容量放電型点火コイル1の2次コイル5
が接続されている。
12は、2次コイルに接続された点火プラグである。上
記駆動回路の動作について説明すると、まず、端子ab
に電源電圧を印加し、容量放電型点火コイル1を介して
コンデンサ11を充電する。
記駆動回路の動作について説明すると、まず、端子ab
に電源電圧を印加し、容量放電型点火コイル1を介して
コンデンサ11を充電する。
次に、端子C1からサイリスタ9のゲートにスイッチン
グ信号を人力すると、サイリスクがターンオンしてコン
デンサ11の電荷と容量放電型点火コイルlを介してデ
ィスチャージする。このとき、放電電流が大きいと、開
磁路型磁心2が飽和して2次コイル5に誘起される電圧
波形が歪んだり、エネルギーの伝達ロスを生じることが
ある。
グ信号を人力すると、サイリスクがターンオンしてコン
デンサ11の電荷と容量放電型点火コイルlを介してデ
ィスチャージする。このとき、放電電流が大きいと、開
磁路型磁心2が飽和して2次コイル5に誘起される電圧
波形が歪んだり、エネルギーの伝達ロスを生じることが
ある。
しかし、この容堡放電型点火コイル1は、1次コイル6
を最外周に配置したため、該1次コイルの漏れリアクタ
レスが前記電流値とは無関係に一疋となるので、磁気飽
和を抑止することができる。
を最外周に配置したため、該1次コイルの漏れリアクタ
レスが前記電流値とは無関係に一疋となるので、磁気飽
和を抑止することができる。
そして、この駆動回路のLCにより、振動が数回続いて
、逆方向の電流がダイオードlOをバイパスしていく。
、逆方向の電流がダイオードlOをバイパスしていく。
一方、容量放電型点火コイル1に人力した磁気エネルギ
ーは、1次コイル6から取り出され、2次コイル5に伝
達されて点火プラグ12のギャップから火花を生起させ
ることにより費やされる。
ーは、1次コイル6から取り出され、2次コイル5に伝
達されて点火プラグ12のギャップから火花を生起させ
ることにより費やされる。
このとき、前記のように、開磁路型磁心2と2次コイル
5との結合がよく、伝達ロスが少ないため、開磁路型磁
心2には、大電流が流れ易い状態となる。ところが、容
量放電型点火コイルlは、2次コイル5のインダクタン
スを大きくしているので、この電流増加が防止され、火
花の持続時間が長くなる。また、LCの振動回数も増加
するので、出力エネルギーの増大を図ることができる。
5との結合がよく、伝達ロスが少ないため、開磁路型磁
心2には、大電流が流れ易い状態となる。ところが、容
量放電型点火コイルlは、2次コイル5のインダクタン
スを大きくしているので、この電流増加が防止され、火
花の持続時間が長くなる。また、LCの振動回数も増加
するので、出力エネルギーの増大を図ることができる。
しかして、以上のように構成された容量放電式点火装置
は、容量放電型点火コイル1の開磁路型磁心2と2次コ
イル5との結合が密になるので、開磁路型磁心2に蓄積
される磁気エネルギーを効率よく取り出すことができ、
エネルギー変換効率が向上する。また、2次コイル5は
、巻回作業が容易で巻半径が小さく、よって全長を短く
できるので、銅損が減少し、温度上昇も小さくなるから
エネルギー変換効率が一層改善される。そして、2次コ
イル5の分布容量も少なくなって安定化するので、出力
波形に歪みが生じ難い。よって、2次電圧の立上りが鋭
い容量放電型点火コイル1に有利である。
は、容量放電型点火コイル1の開磁路型磁心2と2次コ
イル5との結合が密になるので、開磁路型磁心2に蓄積
される磁気エネルギーを効率よく取り出すことができ、
エネルギー変換効率が向上する。また、2次コイル5は
、巻回作業が容易で巻半径が小さく、よって全長を短く
できるので、銅損が減少し、温度上昇も小さくなるから
エネルギー変換効率が一層改善される。そして、2次コ
イル5の分布容量も少なくなって安定化するので、出力
波形に歪みが生じ難い。よって、2次電圧の立上りが鋭
い容量放電型点火コイル1に有利である。
一方、開磁路型磁心2と1次コイル6との結合が粗にな
るので、該1次コイルの内部抵抗が増大するが、これは
時定数を小さくすることとなり、2次電圧の立上りが迅
速になって、容量放電型点火コイル1の放電特性に好都
合となる。また、1次コイル6は、2次コイル5の外側
に位置するので、入力電圧に応じた巻数比の変更が容易
となり、ボビン4の標準化が可能となって、製造効率が
向上する。そして、この容量放電型点火コイル1は、コ
イルの巻半径を一定にした場合、開磁路型磁心2の直径
が小となるに伴って1次インダクタンスを小さくできる
から、振動周波数が高められる。
るので、該1次コイルの内部抵抗が増大するが、これは
時定数を小さくすることとなり、2次電圧の立上りが迅
速になって、容量放電型点火コイル1の放電特性に好都
合となる。また、1次コイル6は、2次コイル5の外側
に位置するので、入力電圧に応じた巻数比の変更が容易
となり、ボビン4の標準化が可能となって、製造効率が
向上する。そして、この容量放電型点火コイル1は、コ
イルの巻半径を一定にした場合、開磁路型磁心2の直径
が小となるに伴って1次インダクタンスを小さくできる
から、振動周波数が高められる。
さらに、開磁路型磁心2の直径が小さくなり、巻線全長
の短い2次コイル5の外周に、少巻数の1次コイル6を
配設しているので、全体が小型化され、重量も大幅に軽
減される。
の短い2次コイル5の外周に、少巻数の1次コイル6を
配設しているので、全体が小型化され、重量も大幅に軽
減される。
従って、この容量放電型点火コイル1を装着した容量放
電式点火装置は、給湯機、ファンヒータ、ガス瞬間湯沸
器およびガスレンジ等住宅設備の点火装置に好適に使用
することができる。特に、ガスレンジ等に採用する場合
、従来は電源に使用される電池の消耗を防止するため、
点火プラグの着火回数を減らすようにしていたが、本発
明によれば火花エネルギーが大きく、しかも持続時間が
長くなるので、着火時の不具合を殆ど考慮する必要がな
くなる。また、最近の容量放電式点火装置は、回路が電
子化されると共に、リチウム電池等のように小容量、超
小型電源を組み込む傾向にあり、容量放電型点火コイル
1の小型化が望まれていた。本発明の容量放電型点火コ
イルは、これらの要求に応え得るもので、容量放電式点
火装置を小型でコンパクトに構成し得るものである。
電式点火装置は、給湯機、ファンヒータ、ガス瞬間湯沸
器およびガスレンジ等住宅設備の点火装置に好適に使用
することができる。特に、ガスレンジ等に採用する場合
、従来は電源に使用される電池の消耗を防止するため、
点火プラグの着火回数を減らすようにしていたが、本発
明によれば火花エネルギーが大きく、しかも持続時間が
長くなるので、着火時の不具合を殆ど考慮する必要がな
くなる。また、最近の容量放電式点火装置は、回路が電
子化されると共に、リチウム電池等のように小容量、超
小型電源を組み込む傾向にあり、容量放電型点火コイル
1の小型化が望まれていた。本発明の容量放電型点火コ
イルは、これらの要求に応え得るもので、容量放電式点
火装置を小型でコンパクトに構成し得るものである。
(発明の効果)
以上詳述したが、これを要約すると、本発明の容量放電
型点火コイルは、開磁路型磁心の外周に2次コイルを設
け、この2次コイルの外周に所定の漏れリアクタンスを
得る間隙を有して1次コイルを配設したので、開磁路型
磁心と1次コイルの結合が弱められて1次インダクタン
スが小となる一方、2次インダクタンスが大きくなって
、1次電流の振動周波数が高められ、火花電流の持続性
が大幅に向上する。
型点火コイルは、開磁路型磁心の外周に2次コイルを設
け、この2次コイルの外周に所定の漏れリアクタンスを
得る間隙を有して1次コイルを配設したので、開磁路型
磁心と1次コイルの結合が弱められて1次インダクタン
スが小となる一方、2次インダクタンスが大きくなって
、1次電流の振動周波数が高められ、火花電流の持続性
が大幅に向上する。
また、開磁路型磁心をMn−Zn系磁心材料にて形成し
ているので、蓄積される磁気エネルギーを効率よく取り
出すことができ、しかもエネルギーの変換効率が高めら
れるから、火花エネルギーが増加する。そして、開磁路
型磁心を小径化できると共に、2次コイルを短くできる
上、1次コイルも少巻回数となり、この1次コイルを2
次コイルの外周に配置しているので、容量放電型点火コ
イル全体の小型化が実現される。よって、この容量放電
型点火コイルを備えた容量放電式点火装置は、着火性能
が高められると共に軽量でコンパクトな構造に形成し得
る等の効果がある。
ているので、蓄積される磁気エネルギーを効率よく取り
出すことができ、しかもエネルギーの変換効率が高めら
れるから、火花エネルギーが増加する。そして、開磁路
型磁心を小径化できると共に、2次コイルを短くできる
上、1次コイルも少巻回数となり、この1次コイルを2
次コイルの外周に配置しているので、容量放電型点火コ
イル全体の小型化が実現される。よって、この容量放電
型点火コイルを備えた容量放電式点火装置は、着火性能
が高められると共に軽量でコンパクトな構造に形成し得
る等の効果がある。
第1図および第2図は本発明の実施例を示し、第1図は
容量放電型点火コイルの縦断面図、第2図は容量放電式
点火装置の駆動回路図、第3図は従来の容量放電型点火
コイルの縦断面図、第4図は本発明に係るコイルの間隙
とインダクタンスとの関係を示すグラフである。
容量放電型点火コイルの縦断面図、第2図は容量放電式
点火装置の駆動回路図、第3図は従来の容量放電型点火
コイルの縦断面図、第4図は本発明に係るコイルの間隙
とインダクタンスとの関係を示すグラフである。
Claims (1)
- (1)容量放電式点火装置に装着される点火コイルであ
って、 固有抵抗の小さいMn−Zn系フェライト からなる磁心材料にて開磁路型磁心を形成し、この開磁
路型磁心の外周に2次コイルを巻 回したセクションボビンを設けると共に、 このセクションボビンの外周に、前記2次 コイルに対して同心状に1次コイルを巻装してなるボビ
ンを、漏れリアクタンスを得る間隙を有して配設し、 前記セクションボビンとボビンとの間隙お よび外周を絶縁樹脂材で一体的にモールドしたことを特
徴とする 容量放電型点火コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63294391A JP2821750B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 容量放電型点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63294391A JP2821750B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 容量放電型点火コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02140910A true JPH02140910A (ja) | 1990-05-30 |
| JP2821750B2 JP2821750B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=17807126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63294391A Expired - Fee Related JP2821750B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 容量放電型点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2821750B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5729125U (ja) * | 1980-07-24 | 1982-02-16 | ||
| JPS59111027U (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-26 | 本田技研工業株式会社 | 点火コイルの取付装置 |
-
1988
- 1988-11-21 JP JP63294391A patent/JP2821750B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5729125U (ja) * | 1980-07-24 | 1982-02-16 | ||
| JPS59111027U (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-26 | 本田技研工業株式会社 | 点火コイルの取付装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2821750B2 (ja) | 1998-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |