JPH0214477B2 - - Google Patents
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- JPH0214477B2 JPH0214477B2 JP59069140A JP6914084A JPH0214477B2 JP H0214477 B2 JPH0214477 B2 JP H0214477B2 JP 59069140 A JP59069140 A JP 59069140A JP 6914084 A JP6914084 A JP 6914084A JP H0214477 B2 JPH0214477 B2 JP H0214477B2
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Description
本発明はサイズ剤組成物に関し、詳しくは極め
て容易にサイジングエマルジヨンを調製できるサ
イズ剤組成物に関する。 従来より、中性紙サイズ剤としてアルケニル無
水コハク酸などの置換環式ジカルボン酸無水物が
広く用いられており、これをエマルジヨン化する
乳化剤としてはカチオン系乳化剤、アニオン系乳
化剤、非イオン系乳化剤あるいは陽イオン性澱粉
などが知られている(特開昭49−94907号公報、
特開昭50−160505号公報、特開昭58−87398号公
報、特開昭58−87397号公報)。 しかしながら、アルケニル無水コハク酸などの
サイズ剤をこれらの乳化剤で乳化する場合、高速
ホモミキサー、高圧ホモジナイザーなどの高価な
乳化設備を用いて行なうか、あるいは転相法とい
う非常に繁雑な乳化法を行なう必要があり、乳化
工程に問題があつた。 そこで、本発明者らは乳化工程を容易に、かつ
安価な設備で行なえる組成物を開発すべく研究し
た結果、サイズ剤と乳化剤にさらに特定の酸を加
えた組成物を用いることにより目的を達成し得る
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
した。 すなわち、本発明は(A)置換環式ジカルボン酸無
水物(以下、(A)成分という。)、(B)アニオン系乳化
剤、カチオン系乳化剤および未変性非イオン系乳
化剤の中から選ばれた少なくとも1種の乳化剤
(以下、(B)成分という)。および(C)脂肪酸、ジカル
ボン酸およびスルホン酸の中から選ばれた少なく
とも1種の有機酸(以下、(C)成分という。)を配
合してなるサイズ剤組成物である。 本発明の(A)成分である置換環式ジカルボン酸無
水物はサイズ剤としての効果を有し、本発明の組
成物のベースとなるもので、種々の化合物を用い
得るが、通常下記の如き一般式で表わされるもの
が好適である。 上記式において、Rはジメチレン基あるいはト
リメチレン基を示し、R′はアルキル基、アルケ
ニル基、アラルキル基、アラルケニル基などであ
つて、特に炭素数5以上のものが好ましい。
R′の具体例としてはオクチル、ドデシル、ヘキ
サデシル、オクタデシル、1−プロピル−2−ト
リデセニル、1−エチル−2−テトラデセニル、
1−メチル−2−ペンタデセニル、1−エチル−
2−ヘキサデセニル、1−ヘキシル−2−テトラ
デセニル、ポリプロピレニル、ポリイソブチニ
ル、ポリブチニル、スチリルなどが挙げられる。 (A)成分の具体例としてはオクチル無水コハク
酸、ドデシル無水コハク酸、ヘキサデシル無水コ
ハク酸、オクタデシル無水コハク酸、1−プロピ
ル−2−トリデセニル無水コハク酸、1−エチル
−2−テトラデセニル無水コハク酸、1−メチル
−2−ペンタデセニル無水コハク酸、1−エチル
−2−ヘキサデセニル無水コハク酸、1−ヘキシ
ル−2−テトラデセニル無水コハク酸、ポリプロ
ピレニル無水コハク酸、ポリイソブチニル無水コ
ハク酸、ポリブチニル無水コハク酸、スチリル無
水コハク酸、オクチル無水グルタミン酸、ドデシ
ル無水グルタミン酸、ヘキサデシル無水グルタミ
ン酸、オクタデシル無水グルタミン酸、1−プロ
ピル−2−トリデセニル無水グルタミン酸、1−
エチル−2−ヘキサデセニル無水グルタミン酸、
1−ヘキシル−2−テトラデセニル無水グルタミ
ン酸、ポリプロピレニル無水グルタミン酸、ポリ
イソブチニル無水グルタミン酸、ポリブチニル無
水グルタミン酸、スチリル無水グルタミン酸ある
いはこれらの混合物などが挙げられる。 次に、(B)成分としてはアニオン系乳化剤、カチ
オン系乳化剤、非イオン系乳化剤など種々のもの
が用いられる。具体的にはアニオン系乳化剤とし
てはアルキルベンゼンスルホン酸アルカリ土類金
属塩、例えばドデシルベンゼンスルホン酸カルシ
ウム塩、ウンデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム塩など;α−オレフインスルホン酸アルカリ土
類金属塩、例えば炭素数が通常8〜20のα−オレ
フインのスルホン酸のカルシウムあるいはナトリ
ウム塩など;スルホコハク酸エステルアルカリ土
類金属塩、例えば2−エチルヘキシルスルホコハ
ク酸エステルカルシウム塩、ジシクロヘキシルス
ルホコハク酸エステルカルシウム塩など;(アル
キル)ナフタリンスルホン酸塩および(アルキ
ル)ナフタリンスルホン酸塩のホルマリン縮合
物、例えばジイソプロピルナフタリンスルホン酸
カルシウム塩など;アルカンスルホン酸塩、例え
ばテトラデシルスルホン酸カルシウム塩など;脂
肪酸アミドスルホン酸アルカリ土類金属塩;アル
キル硫酸エステルアルカリ土類金属塩、例えばデ
シルアルコール硫酸エステルカルシウム塩、ラウ
リルアルコール硫酸エステルカルシウム塩、オキ
ソアルコール硫酸エステルマグネシウム塩など;
ポリオキシアルキレンアルキル硫酸エステルアル
カリ土類金属塩、例えばデシルアルコールEO(1)
硫酸エステルカルシウム塩(EOはエチレンオキ
サイドを示し、( )内はモル数を示す。以下、
同様に表示する。)、ラウリルアルコールEO(4)硫
酸エステルカルシウム塩、セチルアルコールEO
(8)硫酸エステルカルシウム塩など;ポリオキシア
ルキレンアルキルアリールエーテル硫酸エステル
アルカリ土類金属塩、例えばノニルフエノール
EO(2)硫酸エステルカルシウム塩など;高級脂肪
酸エステルの硫酸エステルアルカリ土類金属、例
えばヤシ油脂肪酸モノグリセリド硫酸エステルカ
ルシウム塩などが挙げられる。カチオン系乳化剤
としてはテトラアルキルアンモニウムハライド、
例えばラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライ
ドなどが挙げられる。 また、本発明における未変性非イオン系乳化剤
としては、ポリオキシアルキレンアルキルアリー
ルエーテル、例えばノニルフエノールEO(8)、オ
クチルフエノールEO(10)、ドデシルフエノールEO
(10)、ノニルフエノールEO(10)など;ポリオキシア
ルキレンスチレン化アリールエーテル、例えばス
チレン(2)化フエノールPO(10)(POはプロピレンオ
キサイドを示す。以下、同様に表示する。)、EO
(25)PO(3)、スチレン(2)化フエノールEO(10)な
ど;ポリオキシアルキレン多価アルコール脂肪酸
エステル、例えばソルビトールラウレートEO(10)、
ヒマシ油EO(30)など;ポリオキシアルキレンア
ルキルエーテル、例えば炭素数6〜20チーグラー
アルコールEO(8)、オクチルアルコールEO(10)、ヤ
シ油還元アルコールEO(5)など;ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンブロツク共重合体;ポ
リオキシアルキレン脂肪酸エステル、例えばオレ
イン酸とポリエチレングリコール(分子量600)
とのモノまたはジエステル、ステアリン酸EO
(15)、ラウリン酸EO(10)など;ポリオキシアルキ
レンアルキルアミン、例えばステアリルアミン
EO(10)など;ポリオキシアルキルメルカプタン、
例えばセチルメルカプタンEO(10)など;アルキロ
ールアミド系非イオン界面活性剤、例えばラウリ
ン酸ジエタノールアミドEO(4)など;多価アルコ
ール脂肪酸エステル、例えばラウリン酸モノグリ
セライド、ソルビタンステアリン酸エステル、ソ
ルビタンオレイン酸エステル、シヨ糖ステアリン
酸エステルなどが挙げられる。乳化剤は上記の
種々の化合物を混合物として使用しても良い。 本発明は(C)成分である脂肪酸、ジカルボン酸お
よびスルホン酸の中から選ばれた少なくとも1種
の有機酸を添加することに特色を有しており、有
機酸を添加することにより高速ミキサー等を用い
ることなく、小さな粒子径を有するサイジングエ
マルジヨンを容易に製造することができるのであ
る。ここで、有機酸の具体例としてはステアリン
酸などの脂肪酸、アルケニルコハク酸などのアル
ケニルジカルボン酸、C16〜C18のα−オレフイン
のスルホン化物などのα−オレフインスルホン
酸、アルキルベンゼンスルホン酸、芳香族スルホ
ン酸などがある。 本発明の組成物は上記(A)、(B)および(C)成分を配
合することにより得られる。配合量としては特に
制限されないが、(A)成分を100重量部とすると、
(B)成分5〜15重量部、(C)成分1〜15重量部の範囲
で通常用いられる。(B)成分が5重量部未満である
と、エマルジヨン調整が不可能となり、また15重
量部を超えると、得られるサイズ剤組成物のサイ
ズ性能が低下し好ましくない。さらに、(C)成分は
この範囲以外では良好なエマルジヨンが得られな
い。 本発明の組成物は水に添加してサイジングエマ
ルジヨンを製造するのに供されるが、従来用いら
れている高速ミキサー、高圧ホモジナイザーなど
の乳化設備を必要とせず、また転相法などを行な
うことなく単純なプロペラ撹拌翼などを用いる簡
易な設備で充分満足できるサイズ度を有するサイ
ジングエマルジヨンを得ることができる。エマル
ジヨン状態を光学顕微鏡で測定すると、高速ミキ
サーなどを用いてエマルジヨン化したものは1〜
3μ程度の粒径のエマルジヨンが得られ、プロペ
ラ撹拌翼では5〜15μ程度の粒径のエマルジヨン
しか得られなかつたが、本発明のサイズ剤組成物
はプロペラ撹拌翼によつて1〜5μ程度の粒径が
得られるのである。 また、工業的には本発明のサイズ剤組成物をエ
マルジヨン化することなく抄紙機に投入しても、
ポンプ輸送工程でエマルジヨン化するため、特別
な乳化設備を使用しなくてもよいという利点があ
る。 以上の如く、本発明のサイズ剤組成物は安価な
設備で平易に充分なサイズ度を有するサイズエマ
ルジヨンを得ることができ、製紙工業に極めて有
益である。 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 製造例 1 炭素数11〜18のイソブチレンオリゴマー(1モ
ル)と無水マレイン酸(1モル)を230℃で5時
間オートクレーブを用いて反応させた後、真空度
1mmHgで減圧蒸留して沸点140〜190℃のアルケ
ニル無水コハク酸(0.6モル)を得た。これを化
合物Aとする。 製造例 2 製造例1で得たアルケニル無水コハク酸(0.1
モル)および水(0.3モル)にアセトン(100ml)
を加え、100℃で8時間オートクレーブを用いて
反応させ、アルケニルジカルボン酸(0.09モル)
を得た。これを化合物Bとする。 製造例 3 薄膜式反応装置を用いて炭素数16〜18のα−オ
レフイン(平均分子量238)(1モル)および窒素
濃度4重量%に希釈した三酸化硫黄(3モル)を
反応温度45℃、接触時間1分で反応させ、スルホ
ン化物(0.9モル)を得た。これを化合物Cとす
る。 製造例 4 ノニオン系乳化剤(「ノイゲンEA167」、第一工
業製薬(株)製)0.3モルに53重量%水酸化ナトリウ
ム水溶液を1.7g加えた後、120℃で3時間加如熱
して脱水を行なつた。その後、系内を160℃に加
熱しプロピレンオキサイドの0.92モルを徐々に加
えて、プロピレンオキサイドの付加したノニオン
系乳化剤(0.29モル)を得た。これを化合物Dと
する。 実施例1〜14および比較例1〜9 容量300mlのビーカーに水220mlを入れ、これを
プロペラ型撹拌翼で撹拌し、そこへ第1表に示す
配合組成の組成物3gを注射器により注入し、室
温でサイジングエマルジヨンを得た。 次に、炭酸水素ナトリウムでPH7.5に調整した
0.5%パルプサスペンシヨンに陽イオン性澱粉、
重質炭酸カルシウムおよび陽イオン性ポリアクリ
ルアミドを各々0.8重量%、20重量%および0.03
重量%(対パルプ固形分)加え、さらに上記で得
られたサイジングエマルジヨンを第2表に示す量
(対パルプ固形分)添加し、手すき装置(JIS
P8209)を用いて抄紙し、紙葉を製造した。得ら
れた紙葉につき、サイズ度を測定した。結果を第
2表に示す。
て容易にサイジングエマルジヨンを調製できるサ
イズ剤組成物に関する。 従来より、中性紙サイズ剤としてアルケニル無
水コハク酸などの置換環式ジカルボン酸無水物が
広く用いられており、これをエマルジヨン化する
乳化剤としてはカチオン系乳化剤、アニオン系乳
化剤、非イオン系乳化剤あるいは陽イオン性澱粉
などが知られている(特開昭49−94907号公報、
特開昭50−160505号公報、特開昭58−87398号公
報、特開昭58−87397号公報)。 しかしながら、アルケニル無水コハク酸などの
サイズ剤をこれらの乳化剤で乳化する場合、高速
ホモミキサー、高圧ホモジナイザーなどの高価な
乳化設備を用いて行なうか、あるいは転相法とい
う非常に繁雑な乳化法を行なう必要があり、乳化
工程に問題があつた。 そこで、本発明者らは乳化工程を容易に、かつ
安価な設備で行なえる組成物を開発すべく研究し
た結果、サイズ剤と乳化剤にさらに特定の酸を加
えた組成物を用いることにより目的を達成し得る
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
した。 すなわち、本発明は(A)置換環式ジカルボン酸無
水物(以下、(A)成分という。)、(B)アニオン系乳化
剤、カチオン系乳化剤および未変性非イオン系乳
化剤の中から選ばれた少なくとも1種の乳化剤
(以下、(B)成分という)。および(C)脂肪酸、ジカル
ボン酸およびスルホン酸の中から選ばれた少なく
とも1種の有機酸(以下、(C)成分という。)を配
合してなるサイズ剤組成物である。 本発明の(A)成分である置換環式ジカルボン酸無
水物はサイズ剤としての効果を有し、本発明の組
成物のベースとなるもので、種々の化合物を用い
得るが、通常下記の如き一般式で表わされるもの
が好適である。 上記式において、Rはジメチレン基あるいはト
リメチレン基を示し、R′はアルキル基、アルケ
ニル基、アラルキル基、アラルケニル基などであ
つて、特に炭素数5以上のものが好ましい。
R′の具体例としてはオクチル、ドデシル、ヘキ
サデシル、オクタデシル、1−プロピル−2−ト
リデセニル、1−エチル−2−テトラデセニル、
1−メチル−2−ペンタデセニル、1−エチル−
2−ヘキサデセニル、1−ヘキシル−2−テトラ
デセニル、ポリプロピレニル、ポリイソブチニ
ル、ポリブチニル、スチリルなどが挙げられる。 (A)成分の具体例としてはオクチル無水コハク
酸、ドデシル無水コハク酸、ヘキサデシル無水コ
ハク酸、オクタデシル無水コハク酸、1−プロピ
ル−2−トリデセニル無水コハク酸、1−エチル
−2−テトラデセニル無水コハク酸、1−メチル
−2−ペンタデセニル無水コハク酸、1−エチル
−2−ヘキサデセニル無水コハク酸、1−ヘキシ
ル−2−テトラデセニル無水コハク酸、ポリプロ
ピレニル無水コハク酸、ポリイソブチニル無水コ
ハク酸、ポリブチニル無水コハク酸、スチリル無
水コハク酸、オクチル無水グルタミン酸、ドデシ
ル無水グルタミン酸、ヘキサデシル無水グルタミ
ン酸、オクタデシル無水グルタミン酸、1−プロ
ピル−2−トリデセニル無水グルタミン酸、1−
エチル−2−ヘキサデセニル無水グルタミン酸、
1−ヘキシル−2−テトラデセニル無水グルタミ
ン酸、ポリプロピレニル無水グルタミン酸、ポリ
イソブチニル無水グルタミン酸、ポリブチニル無
水グルタミン酸、スチリル無水グルタミン酸ある
いはこれらの混合物などが挙げられる。 次に、(B)成分としてはアニオン系乳化剤、カチ
オン系乳化剤、非イオン系乳化剤など種々のもの
が用いられる。具体的にはアニオン系乳化剤とし
てはアルキルベンゼンスルホン酸アルカリ土類金
属塩、例えばドデシルベンゼンスルホン酸カルシ
ウム塩、ウンデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム塩など;α−オレフインスルホン酸アルカリ土
類金属塩、例えば炭素数が通常8〜20のα−オレ
フインのスルホン酸のカルシウムあるいはナトリ
ウム塩など;スルホコハク酸エステルアルカリ土
類金属塩、例えば2−エチルヘキシルスルホコハ
ク酸エステルカルシウム塩、ジシクロヘキシルス
ルホコハク酸エステルカルシウム塩など;(アル
キル)ナフタリンスルホン酸塩および(アルキ
ル)ナフタリンスルホン酸塩のホルマリン縮合
物、例えばジイソプロピルナフタリンスルホン酸
カルシウム塩など;アルカンスルホン酸塩、例え
ばテトラデシルスルホン酸カルシウム塩など;脂
肪酸アミドスルホン酸アルカリ土類金属塩;アル
キル硫酸エステルアルカリ土類金属塩、例えばデ
シルアルコール硫酸エステルカルシウム塩、ラウ
リルアルコール硫酸エステルカルシウム塩、オキ
ソアルコール硫酸エステルマグネシウム塩など;
ポリオキシアルキレンアルキル硫酸エステルアル
カリ土類金属塩、例えばデシルアルコールEO(1)
硫酸エステルカルシウム塩(EOはエチレンオキ
サイドを示し、( )内はモル数を示す。以下、
同様に表示する。)、ラウリルアルコールEO(4)硫
酸エステルカルシウム塩、セチルアルコールEO
(8)硫酸エステルカルシウム塩など;ポリオキシア
ルキレンアルキルアリールエーテル硫酸エステル
アルカリ土類金属塩、例えばノニルフエノール
EO(2)硫酸エステルカルシウム塩など;高級脂肪
酸エステルの硫酸エステルアルカリ土類金属、例
えばヤシ油脂肪酸モノグリセリド硫酸エステルカ
ルシウム塩などが挙げられる。カチオン系乳化剤
としてはテトラアルキルアンモニウムハライド、
例えばラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライ
ドなどが挙げられる。 また、本発明における未変性非イオン系乳化剤
としては、ポリオキシアルキレンアルキルアリー
ルエーテル、例えばノニルフエノールEO(8)、オ
クチルフエノールEO(10)、ドデシルフエノールEO
(10)、ノニルフエノールEO(10)など;ポリオキシア
ルキレンスチレン化アリールエーテル、例えばス
チレン(2)化フエノールPO(10)(POはプロピレンオ
キサイドを示す。以下、同様に表示する。)、EO
(25)PO(3)、スチレン(2)化フエノールEO(10)な
ど;ポリオキシアルキレン多価アルコール脂肪酸
エステル、例えばソルビトールラウレートEO(10)、
ヒマシ油EO(30)など;ポリオキシアルキレンア
ルキルエーテル、例えば炭素数6〜20チーグラー
アルコールEO(8)、オクチルアルコールEO(10)、ヤ
シ油還元アルコールEO(5)など;ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンブロツク共重合体;ポ
リオキシアルキレン脂肪酸エステル、例えばオレ
イン酸とポリエチレングリコール(分子量600)
とのモノまたはジエステル、ステアリン酸EO
(15)、ラウリン酸EO(10)など;ポリオキシアルキ
レンアルキルアミン、例えばステアリルアミン
EO(10)など;ポリオキシアルキルメルカプタン、
例えばセチルメルカプタンEO(10)など;アルキロ
ールアミド系非イオン界面活性剤、例えばラウリ
ン酸ジエタノールアミドEO(4)など;多価アルコ
ール脂肪酸エステル、例えばラウリン酸モノグリ
セライド、ソルビタンステアリン酸エステル、ソ
ルビタンオレイン酸エステル、シヨ糖ステアリン
酸エステルなどが挙げられる。乳化剤は上記の
種々の化合物を混合物として使用しても良い。 本発明は(C)成分である脂肪酸、ジカルボン酸お
よびスルホン酸の中から選ばれた少なくとも1種
の有機酸を添加することに特色を有しており、有
機酸を添加することにより高速ミキサー等を用い
ることなく、小さな粒子径を有するサイジングエ
マルジヨンを容易に製造することができるのであ
る。ここで、有機酸の具体例としてはステアリン
酸などの脂肪酸、アルケニルコハク酸などのアル
ケニルジカルボン酸、C16〜C18のα−オレフイン
のスルホン化物などのα−オレフインスルホン
酸、アルキルベンゼンスルホン酸、芳香族スルホ
ン酸などがある。 本発明の組成物は上記(A)、(B)および(C)成分を配
合することにより得られる。配合量としては特に
制限されないが、(A)成分を100重量部とすると、
(B)成分5〜15重量部、(C)成分1〜15重量部の範囲
で通常用いられる。(B)成分が5重量部未満である
と、エマルジヨン調整が不可能となり、また15重
量部を超えると、得られるサイズ剤組成物のサイ
ズ性能が低下し好ましくない。さらに、(C)成分は
この範囲以外では良好なエマルジヨンが得られな
い。 本発明の組成物は水に添加してサイジングエマ
ルジヨンを製造するのに供されるが、従来用いら
れている高速ミキサー、高圧ホモジナイザーなど
の乳化設備を必要とせず、また転相法などを行な
うことなく単純なプロペラ撹拌翼などを用いる簡
易な設備で充分満足できるサイズ度を有するサイ
ジングエマルジヨンを得ることができる。エマル
ジヨン状態を光学顕微鏡で測定すると、高速ミキ
サーなどを用いてエマルジヨン化したものは1〜
3μ程度の粒径のエマルジヨンが得られ、プロペ
ラ撹拌翼では5〜15μ程度の粒径のエマルジヨン
しか得られなかつたが、本発明のサイズ剤組成物
はプロペラ撹拌翼によつて1〜5μ程度の粒径が
得られるのである。 また、工業的には本発明のサイズ剤組成物をエ
マルジヨン化することなく抄紙機に投入しても、
ポンプ輸送工程でエマルジヨン化するため、特別
な乳化設備を使用しなくてもよいという利点があ
る。 以上の如く、本発明のサイズ剤組成物は安価な
設備で平易に充分なサイズ度を有するサイズエマ
ルジヨンを得ることができ、製紙工業に極めて有
益である。 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 製造例 1 炭素数11〜18のイソブチレンオリゴマー(1モ
ル)と無水マレイン酸(1モル)を230℃で5時
間オートクレーブを用いて反応させた後、真空度
1mmHgで減圧蒸留して沸点140〜190℃のアルケ
ニル無水コハク酸(0.6モル)を得た。これを化
合物Aとする。 製造例 2 製造例1で得たアルケニル無水コハク酸(0.1
モル)および水(0.3モル)にアセトン(100ml)
を加え、100℃で8時間オートクレーブを用いて
反応させ、アルケニルジカルボン酸(0.09モル)
を得た。これを化合物Bとする。 製造例 3 薄膜式反応装置を用いて炭素数16〜18のα−オ
レフイン(平均分子量238)(1モル)および窒素
濃度4重量%に希釈した三酸化硫黄(3モル)を
反応温度45℃、接触時間1分で反応させ、スルホ
ン化物(0.9モル)を得た。これを化合物Cとす
る。 製造例 4 ノニオン系乳化剤(「ノイゲンEA167」、第一工
業製薬(株)製)0.3モルに53重量%水酸化ナトリウ
ム水溶液を1.7g加えた後、120℃で3時間加如熱
して脱水を行なつた。その後、系内を160℃に加
熱しプロピレンオキサイドの0.92モルを徐々に加
えて、プロピレンオキサイドの付加したノニオン
系乳化剤(0.29モル)を得た。これを化合物Dと
する。 実施例1〜14および比較例1〜9 容量300mlのビーカーに水220mlを入れ、これを
プロペラ型撹拌翼で撹拌し、そこへ第1表に示す
配合組成の組成物3gを注射器により注入し、室
温でサイジングエマルジヨンを得た。 次に、炭酸水素ナトリウムでPH7.5に調整した
0.5%パルプサスペンシヨンに陽イオン性澱粉、
重質炭酸カルシウムおよび陽イオン性ポリアクリ
ルアミドを各々0.8重量%、20重量%および0.03
重量%(対パルプ固形分)加え、さらに上記で得
られたサイジングエマルジヨンを第2表に示す量
(対パルプ固形分)添加し、手すき装置(JIS
P8209)を用いて抄紙し、紙葉を製造した。得ら
れた紙葉につき、サイズ度を測定した。結果を第
2表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
*…サイジングエマルジヨンの添加量(対パ
ルプ固形分)
ルプ固形分)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)置換環式ジカルボン酸無水物、(B)アニオン
系乳化剤、カチオン系乳化剤および未変性非イオ
ン系乳化剤の中から選ばれた少なくとも1種の乳
化剤および(C)脂肪酸、ジカルボン酸およびスルホ
ン酸の中から選ばれた少なくとも1種の有機酸を
配合してなるサイズ剤組成物。 2 置換環式ジカルボン酸無水物が、一般式 (式中Rはジメチレン基、トリメチレン基を示
し、R′はアルキル基、アルケニル基、アラルキ
ル基、アラルケニル基を示す。)で表わされる化
合物である特許請求の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6914084A JPS60215898A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | サイズ剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6914084A JPS60215898A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | サイズ剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60215898A JPS60215898A (ja) | 1985-10-29 |
| JPH0214477B2 true JPH0214477B2 (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=13394040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6914084A Granted JPS60215898A (ja) | 1984-04-09 | 1984-04-09 | サイズ剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60215898A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6128098A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-07 | 出光石油化学株式会社 | サイズ剤組成物 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5947498A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-17 | 星光化学工業株式会社 | 置換コハク酸無水物の水分散性組成物 |
-
1984
- 1984-04-09 JP JP6914084A patent/JPS60215898A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60215898A (ja) | 1985-10-29 |
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