JPH02146268A - ポンプの逆流検出装置及び揚水設備のポンプ運転制御装置並びに可変速揚水発電電動装置 - Google Patents

ポンプの逆流検出装置及び揚水設備のポンプ運転制御装置並びに可変速揚水発電電動装置

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JPH02146268A
JPH02146268A JP63298204A JP29820488A JPH02146268A JP H02146268 A JPH02146268 A JP H02146268A JP 63298204 A JP63298204 A JP 63298204A JP 29820488 A JP29820488 A JP 29820488A JP H02146268 A JPH02146268 A JP H02146268A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、比較的大容量のポンプの運転制御に係り、特
に、揚水発電所などにおける可変速ポンプ水車に好適な
ポンプの逆流検出方法及び揚水設備のポンプ運転制御方
法に関する。
[従来の技術] 揚水発電所などでは、従来から、発電用の水車をポンプ
とし、発電機を電動機として運転することにより揚水を
行なうようにするのが一般的であるが、このとき、ポン
プには、一般に、その特性の高揚程側で、第3図に、破
線で囲っである範囲aで示すような逆流特性(部分的に
、d H/d Qが負の値を示す特性)を表わす場合が
あることが知られている。
しかしながら、従来は、このようなポンプの逆流特性に
ついては、特に配慮はされておらず、このような逆流特
性の存在を前提として、そのような運転領域には近づか
ないように、特に全m程に対して充分な余裕をもった制
御を行なうことで対処がされていた。
また、特頴昭61−26694号の出願に係る発明では
、可変速ポンプの負荷を増加させるときには、その運転
領域が、過渡的にも上記した逆流特性を示す領域に落ち
込まないようにするため。
まず、即動入力を増加させ、回転速度を上げてから、そ
こで案内羽根開度を増加させる方法について開示し、加
えて、このとき、負荷を減少させる場合には、案内羽根
開度と回転速度の減少操作とは同時に行なうものの、案
内羽根開度の減少操作の方を回転速度の減少操作終了よ
りも早くする方法について提案している。
一方、複数台のポンプを有し、かつ、これら複数のポン
プの上流と下流の少なくとも一方の管路(圧力水路)を
共有している揚水設備でのポンプの運転方法についても
1、上記した逆流特性による特有の影響が考えられ、特
に全揚程Hが急激に増前方向に振られた場合には、この
逆流特性への落ち込みの可能性が多くなるが、こうした
場合での制御については、特に提案はなされていなかっ
た。
さらに、特願昭59−271612号の出願に係る発明
では、ポンプの起動時、すなわちポンプを締切状態から
所望の負荷のもとての本格的可変速揚水運転へと移行さ
せようとする場合、次第に増加させられてゆく案内羽根
開度に見合って階段状に回転速度を上げてゆき、最終的
に該所望負荷での適正回転速度と適正案内羽根開度を達
成するポンプの起動方法について開示している。なお、
この発明でも1本格的に可変速運転に入ってからの制御
方法については、特に何も開示していない。
このような、揚水設備の運転制御については、さらに特
願昭60−14918号の出願に係る発明にも開示があ
り、ここではポンプの上貯水池の水位と下貯水池の水位
との水位差が所望値を超過したら、この超過分に応じて
ポンプの回転速度を上げ、補正を行なうという技術につ
いて開示している。
なお、この種の技術として関連するものとしては、他に
も特開昭53−147145号公報を挙げることができ
る。
[発明が解決しようとする課題] ここで、このような、ポンプの逆流特性について説明す
ると、上記した第3図は、ポンプの案内羽根開度を一定
に保ったときの特性曲線で、横軸は揚水量Qを、そして
縦軸は全揚程Hを表わしたもので、この第3図から明ら
かなように、ポンプの揚水運転時での、特性曲線上での
運転状態の推移は、揚程HがHαのとき、Aα点、Hβ
のとき、八βとなるが、この後、HxでA x 1点に
到ったところで、ここからは、僅かでもHが上昇すると
、いきなりAx2点に移り、揚水量Qが急減し、その後
、さらにHが上昇してHγになるとQは再び増加してA
γ点になるのである。
この逆流特性の凹み(ハンプ)の程度は、第4図に示す
ように、案内羽根開度によって変化するが、明確に凹み
が現れなくても、このような領域の近傍では、ポンプの
ランナーでの水流が不安定になっていることから、大な
り小なり同様な問題が発生していると考えてよい、なお
、この第4図は、第3図と同様に、全揚程Hに対する揚
水量Qの関係を表わしたものであるが、特に、この第4
図では、案内羽根開度Yをパラメータとして描いたもの
であり、ここで、Y□> Y 2 > Y 3 > ’
v 4となっている。
次に、このような逆流特性が現れる原因について説明す
ると、第5図、第6図に示すように、ポンプの揚程が高
くなると、ポンプランナー内での水流に、その半径方向
での偏りが現われ、逆方向の水流104.105が発生
してしまうからである。なお、これら第5図、第6図に
おいて、101はポンプランナー、102はランナーの
バンド部、103は同じくクラウン部、107はランナ
ーの羽根部であり、107A、107Bは羽根の面を表
わす。
従って、逆方向の水流104はランナー101内での水
流の出口部に発生したものを、そして逆方向の水流10
5は、入口部に発生したものを、それぞれ表わす。
そして、このような状態では、水流は羽根の面107A
、107Bから剥離し、いわゆる失速状態になることも
、考えられる。
しかして、上記した従来技術では、このような逆流特性
について特に配慮がされておらず、ポンプの運転状態が
、この逆流運転領域に入ってしまったことの確実な検出
や、このような領域に入り込まないようにする制御方法
については、何も開示していないという問題があった。
本発明の目的は、揚水発電所などの揚水設備におけるポ
ンプやポンプ水車の揚水運転時での逆流特性の確実な検
出を可能にしたり、どのような揚水設備でどのような運
転制御を行なっても、常に確実に、ポンプの運転状態が
逆流運転領域に落ち込まないようにしたり、さらには、
このように、ポンプの運転状態が逆流運転領域に落ち込
んでしまったときでの、正常な運転領域への移行を可能
にする検出方法や制御方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的のあるものは、ポンプ吐出側水圧変動を検出し
、この検出信号に含まれている所定のスペクトル分布を
監視することにより達成される。
また、他の目的は、管路を共有する複数のポンプを有す
る場合、他のポンプの運転状態をも考慮し、他のポンプ
の運転変化に先立って、または、同時に、当該ポンプの
案内羽根開度を制御することにより達成される。
さらに別の目的は、ポンプが逆流運転領域に突入したこ
とを判別する検出手段を設け、ポンプの回転速度を一時
的に増加させたり、案内羽根開度を一時的に絞り込む、
一種のバイアス制御を適用することにより達成される。
[作用] ポンプ吐出側水圧変動に含まれている所定のスペクトル
分布は、ポンプが逆流運転領域に入ったときだけ現われ
るから、これを検出するだけで確実に検出ができる。
また、複数のポンプが管路を共有する場合でも、他のポ
ンプの運転状態を考慮した制御になるから、逆流運転領
域に落ち込む虞れを無くすことができ机 さらに、ポンプが逆流運転領域に落ち込んでしまったと
きでも、バイアス制御により自動的に定常運転領域に復
帰できる。
[実施例] 以下、本発明によるポンプの逆流検出方法及び揚水設備
のポンプ運転制御方法について、図示の実施例により詳
細に説明する。
まず1本発明の第1の実施例を第1図に示す。
この第1図において、50はポンプの吐出側水圧検出器
で、第5図に示したように、ポンプランナーの上カバー
に設けられている。
51は周波数分析器で、吐X!1J(II水圧検出器5
0からの出力信号evを入力して周波数分析する働きを
し、周波数分析部51Aとスペクトル出力部51Bとで
構成されている。
52は逆流判定部で、比較手段52Aと逆流判定手段5
2B、それに正常運転判定手段52Gで構成されている
53はアラーム動作を行なわせるための保護警報装置で
ある。
次に、この実施例の動作について説明する。
ポンプが運転中は、そのケーシング内での水圧も常に脈
動しており、これが吐出側水圧検出器50により検出さ
れ、所定の周波数成分を含む出力信号eVが発生されて
いる。
ところで、この吐出側水圧変動に含まれる周波数成分は
、通常の運転状態では、一般に、そのスペクトル分布が
、第7図(a)に示すように、5〜1OHzの、比較的
高い周波数範囲にある9しかるに、逆流運転領域では、
第5図、第6図で説明したように、ポンプケーシング内
での水流に逆方向の水流104,105が現れるため、
−転して、第7図(b)に示すように、約IHz程度の
比較的低い周波数で、しかもかなりレベルの大きい周波
数成分を含むようになる。すなわち、このような逆方向
の水流104,105は、第5図。
第6図から明らかなように、回転しているポンプランナ
ー内で発生しているものであるから、その生成状態はか
なり不安定なもので、周期的に消滅を繰り返し、上記し
たように、例えばIHz程度の低い周波数で、しかしな
がら、かなりのレベルで発生することになると考えられ
るのである。
そこで1周波数分析器51内のスペクトル出力部51B
で、このような約IHz近傍のスペクトル成分を重点的
に抽出するようにしてやれば、ポンプの運転状態が逆流
運転領域に入ったときには、それまでの正常な運転時で
はf、□周波数以上の成分が支配的であったスペクトル
分布が、逆流運転領域では、周波数fat〜fFI□の
範囲の成分がかなりのレベルを持って現れるようになる
ので、これを判定手段52Aに入力し、その周波数fH
が所定の範囲f□1〜f、(2にあることと、そのレベ
ルZが所定の設定値Z□以上あることとの判定を行なっ
てやれば、通常は正常運転判定手段52Cに信号が与え
られているが、逆流運転領域に入ると逆流判定手段52
Bに信号が入力され、逆流検出を確実に得ることができ
るのである。なお、この逆流の検出は保護警報装置53
を動作させ、アラームが実行されることになる。
従って、この実施例によれば、ポンプ運転中での逆流の
発生を常時自動的に監視し、確実に逆流の発生を検出す
ることができる。
次に、本発明の他の一実施例を第2図に示す。
この実施例は、逆流発生によるスペクトル分布の変化を
、周波数分析処理1こよる代りに、共振回路を用いて強
調し、抽出するようにしたもので。
図において、54は共振回路、52D、52Eは判定手
段であり、その他は第1図の実施例と同じである。
共振回路54はコイルなどによるインダクタンスと、コ
ンデンサなどによるキャパシタの組合わせからなり、吐
出側水圧検出器50からの信号evを取り込み、特定の
周波数範囲fH1〜f9□内にある信号成分だけを強調
して出力信号e2を発生する働きをする。
判定手段52Dは、信号e2を入力し、そのレベル18
21が所定値87□以上あるか否かを判断する働きをす
る。
同じく、判定手段52Eは、レベル1e21が所定値8
2□以上あったことを条件とし、さらにこのとき、この
信号が所定時間t2以上の継続時間を有するか否かを判
断する働きをする。
従って、この実施例によっても、ポンプの運転状態が逆
流運転領域に入ったことを確実に検出することができる
なお、これらの実施例における。逆流現像発生時でのス
ペクトル周波数範囲fH,〜f4□の設定については、
適用すべきポンプについて、適当に定める必要があるの
はいうまでもない。
次に、第8図は本発明による揚水設備のポンプ運転制御
方法が適用された可変速揚水発電プラントを示したもの
で、図において、1は交流′重力系統、2は発電電動機
、3は電力変換器、4はポンプ水車、5は回転速度検出
器、6は電力検出器、7は電力制御器である。なお、電
力制御のための交流励磁回路については、この実施例の
説明では特に必要としないので、ここでは省略する。
第9図は、この実施例における制御ブロック図で、以下
、これら第8図と第9図を併用して、動作の説明を行な
う。
図において、Poは外部から与えられる電力指令、12
は回転速度関数発生器で、この電力指令P、と、その時
点でのポンプ水車4の上下貯水池の単純な水位差、すな
わち総落差Hc+とを回転速度関数発生器12に入力し
て、このときの適正回転速度N1を演算する。
この回転速度関数発生器12からの適正回転速度N、と
、回転速度検出器5からの実回転速度Nとを加算器18
で比較し、その差を電力制御補正信号発生器16に入力
し、補正信号εを発生するようになっている。
従って、この回転速度関数発生器12、加算器18と、
電力制御補正信号発生器16、電力制御器7、電力変換
器3、発f!!電動機2、それに慣性モーメントGD”
により回転速度制御用の負帰還ループ制御系が形成され
ることになる。なお、ここで、慣性モーメントGD2は
、発fl電動機2とポンプ水車4を含む回転部分全体の
慣性モーメントを代表させるために記載したブロックで
、このような機器が存在する訳ではない。
また、ここで、電力制御補正信号発生器16には積分要
素が設けられている。
電力制御補正信号発生器16から発生される補正信号ε
は加算器19により′重力指令P0と加算され、合成信
号P0+iとなり、さらにこの合成信号P十εは発電電
動機2の実出力PMと、加算器20により比較され、こ
の結果、電力制御器7、電力変換器3、発電電動機2、
それに実出力P。
からなる電力制御用の負帰還ループ制御系が形成される
ことになり、このため、電力制御器7には、合成信号P
、+sと実出力P1.Iの偏差を定常時にはゼロに収斂
するために必要な積分要素が含まれている。
13は案内羽根開度関数発生器で、上記電力指令P0と
総落差Haを入力して、そのときの適正案内羽根開度Y
&を演算する働きをするもので、その出力である適正案
内羽根開度Y、は加算器21で案内羽根開度補正信号Δ
Y、と合算され、更に案内羽根制御器9の出力である実
際の案内羽根開度Yと比較され、この結果、案内羽根制
御用の負帰還ループ制御系が形成されることになる。そ
して、このとき、案内羽根制御器9に含まれる積分要素
により、合算値(Y、+ΔYよ)と実案内羽根間度Yと
の偏差がゼロに収斂するように、案内羽根の開度が制御
されることになる。なお、上記した案つ羽根開度補正信
号ΔY、は、後述するように、逆流状態から脱出させよ
うとするときだけ所定値となり、正常な運転状態に戻る
につれてゼロになる。
このように、上記回転速度制御用の負帰還ループ制御系
により N = Na が、電力制御用の負帰還ループ制御系によりP M= 
P o十ε がそれぞれ演算され、さらに、上記案内羽根開度制御用
の負帰還ループ制御系により Y=Y、+ΔY& が演算され、それぞれの定常時での制御値が与えられる
ことになる。
ここで、ポンプ水車4への機械的入力PPと、発電電動
機2へ供給されている電気的入力PFlとの偏差は、こ
れらの機器の回転部分による総合的な慣性モーメントG
D”に入力されるものと考えられる。
ところで、この慣性モーメントGD”は一種の積分要素
と見做すことができる。
また、上記した回転速度関数発生器12、加算器18と
、電力制御補正信号発生器16、電力制御器7、電力変
換器31発電電動機2、それに慣性モーメントGD”か
らなる回転速度制御用の負帰還ループ制御系は実回転速
度Nを帰還しているので、結果的には、機械的入力PP
と電気的入力PMの偏差がゼロになるように働く。すな
わち、定常時には PM=P。
となる。
さらに、上記関数発生器の誤差(これは、極めて小さく
できる)を無視すれば、Y&=Po相当になるので、P
Pは元々Po相当に、すなわちP、=P0に制御される
筈である。
そこで、上記を纏めると、 P、=PP=PM=P、+ε となり、電力補正信号εは最終的にはゼロに収斂制御さ
れ、結局、外部からの電力指令P。に応じて実際の入力
PMを制御することができることになる。
次に、本発明による揚水設値のポンプ運転制御方法につ
いて説明する・ 本発明が適用された可変速揚水発電プラントでは、第1
0図に示すように、ポンプ水車4が複数台、例えば他の
ポンプ水車4Eで示すように、合計2台設置されており
、かつ、これら複数台のポンプ水車がその水圧管路の少
なくとも一部を共用していて、例えば図示のように、上
流に共通管路4Aと分岐管路4B、4Dを有しているも
のとする。なお、4G、4Fは下流の管路である。
そうすると、いま、一方のポンプ水車、例えばポンプ水
車4が揚水運転中、他方のポンプ水車4Eが揚水モード
で運転を開始したり、或いは揚水運転中に、その揚水量
を急変させる制御操作を行なったり、さらには、水車モ
ードで運転中、その8力を急変させる制御操作を行なっ
たりしたとすると、このポンプ水車4Eに結合している
管路4D内の水圧が急変するが、このとき、共通管路4
Aが存在するため、この管路4D内での圧力変化が他方
の管路4B内に伝播され、この結果、第4図に示すよう
に、揚水運転中のポンプ水車4による全揚程Hを、例え
ばHaからHlまで、ΔHだけ上昇させてしまうことが
ある。
既に第3図で説明したように、ポンプの運転特性には逆
流運転特性があるため、上記したように、圧力変動が現
れると、ポンプ水14の運転状態が逆流運転状態に落ち
込んでしまう虞れを生じる。
すなわち、いま、ポンプ水車4の案内羽根開度が第3図
のY3にあったとすると、上記した、他方のポンプ水車
4Eによる揚程変化ΔHにより、このポンプ水車4の運
転点はたちまち逆流運転状態に落ち込んでしまうことに
なる。
さらに詳しく説明すると、まず第11図は、通常の制御
状態での説明で、いま、同図(a)に示すように1時点
t0で発電電動機駆動出力指令(tlIi力指令)Po
がステップ状に立上げられたとすると、これに応じて、
まず、同図(g)に示すように、僅かの遅れを持って電
動機出力P。が立上る。
そして、以下、同図(b)〜(f)に示すように、適正
案内羽根開度指令Ya、適正回転速度指令N!。
案内羽根開度Y、ポンプ入力PP、そして回転速度Nが
応答する。すなわち、まず、適正案内羽根開度指令Yλ
に対する案内羽根開度Yの応答は(d)に示すようにな
るが、この応答に直線部分があるのは、案内羽根の開閉
速度がサーボ系の応答速度により制限を受けるからであ
る。なお、この速度制限は、油圧サーボ系での配圧弁の
ストロークなどで制限を受ける。
ポンプの回転速度Nは、(g)図の電動機出力PMと、
(e)図のポンプ人力PPとの差によって加速され、(
f)図に示すようにして上昇してゆき、最終的にN=N
&となったところで定速度になる。なお、このときでの
ポンプ人力ppは、案内羽根開度Yの上昇と回転速度N
の上昇の双方の増加分が加算されたものとなるので、(
e)図に示すように、これもかなり緩やかになる。
また、(f)図では1回転速度Nの変化は、緩やかでは
あるが、とにかく安定したものとなっているが、これは
、電力制御補正信号発生器16にかなりのダンピング機
能が付与されているからである。なお、このためには、
この電力制御補正信号発生器16を比例要素と積分要素
の並列回路で構成し、それらによるゲインを適切に選ぶ
ようにすればよい。
次に、上述のように、ポンプ水車4が揚水運転中に、他
のポンプ水車4Eによる水圧変動ΔHの影響で逆流特性
の中に落ち込んでしまったとする。
すなわち、第12図に示すように、いま、ポンプ水車4
が案内羽根開度Y、で運転点A。。での運転状態から、
運転点A。3に落ち込んでしまったとする。
これは、水圧変動ΔHにより、運転点は案内羽根開度Y
、の特性に沿って、−旦はA6.に移るが、この後、水
圧変動ΔHが消滅してもとの揚程H1に戻ったとき、こ
の運転点A。1は極大点なので、運転点A0゜と運転点
A。2の2点のいずれにも移行できるが、もし、運転点
A0.に移行したとすると、この運転点A。2は不安定
点なので、直ちに運転点へ〇、に移ってしまうのである
。なお、この運転点A02の近傍領域を逆流運転領域と
いうことは、既に説明したとおりである。
しかして、このときでも、積分要素を含む電力制御補正
信号発生器16による制御は、依然として継続されてい
るので、N=N□の運転条件も依然として保たれており
、同時にY=Y、の条件も保たれている。ただし、ポン
プ人力PPは、この間に自動的にP。IlからΔPだけ
減少してしまっているので、 PP”Poo−ΔP=P、=P、−i の関係となり、正常時にはε=0となるべきものが、こ
のときには、ε=ΔPとなって現れてしまう。
そこで、本発明の一実施例では、このような逆流運転状
態に落ち込んだまま運転が継続されてしまわないように
するため、このEの大きさを監視して逆流検出を行ない
、この結果により所定の制御を実行するようになってい
る。なお、この検出は、更に一般的にいえば、実施例電
動機出力PM又はこれに相当する信号と、回転速度N又
はこれに相当する信号、それに案内羽根開度Y又はこれ
に相当する信号の組合わせから逆算して逆流判定をする
のである。
第13図はこの逆流判定の一実施例で、この図に示すよ
うに、論理判断4OAで、所定値ε□を用いて ε〉ε1orさくε。
を判断し、脱出信号ΔY&を加えるか、取り除くかを決
定するのである。
第14図は逆流判定の他の一実施例で、この場合は、ま
ず論理判断4OAのあと、さらに論理判断40Bを実行
し、Eの異常状態が所定のtε時間以上継続したことを
条件として脱出信号ΔYよを加えるか、取り除くかを決
定するようにしだものである。
次に、この脱出信号ΔY&を用いた脱出制御について説
明する。
この逆流検出は、第8図、第9図に示されている逆流検
出器40によって行なわれ、第13図又は第14図に示
すようにして逆流状態突入を判定する。そして、この結
果、逆流状態突入により脱出信号ΔY&が発生されると
、これが案内羽根開度補正信号ΔY1として、案内羽根
開度関数発生器13から発生される適正案内羽根開度Y
、から減算される(第8図、第9図)。
上記したように、このときのポンプ水車4の運転状態は
、第12図の案内羽根開度Y、による特性上にあり、か
つ、このときは逆流発生が検出されたのであるから、ポ
ンプ水車4の運転点はそれまでのA。。点からA。3点
に移行しており、ポンプ水車の入力Pp+JP03点に
ある。
そこで、この運転状態で、上記したように、案内羽根開
度補正信号ΔYa、が減算され、案内羽根開度がY3か
らY、に減少させられると、ポンプ水車4の運転状態は
、第12図での案内羽根開度Y3による特性上から案内
羽根開度Y4による運転状態に移り、このため、その運
転点もA、、□点からA。4点に移行され、ポンプ水車
の入力Pp+)Po、点からP。4点に移される。
このときの変化のほとんどは、H=H,の下で、このQ
H特性曲線が3値関数をとる場合から1値関数に戻る案
内羽根開度を通過したときに生じる。
ここで、この案内羽根開度YのΔY&の意図的な絞り込
みを行なったときでの動作について、第15図により説
明する。
まず、第15図の時点t□□て案内羽根開度Yの絞り込
みが開始し、続く時点txzで、I−I=H&の条件の
下でのQH特性曲線の3値関数から1値関数への戻りが
生じ、ポンプ水車4の入力PI、が急噌する。これは、
(d)、 (e)に示されている。
このとき、当然のこととして、(g)に示すように、発
電電動機2の出力P0もポンプ水車4の入力PPに追従
しようとするが、これには若干の遅れが伴うので、この
結果として回転速度Nが、(f)に示すように、−時的
に低下するが、やがてυI#系の応答により、N=N、
に復帰する。
第12図に戻り、上記時点tllで、案内羽根開度補正
信号ΔYよを取り除き、案内羽根開度をゆっくりと拡大
して、元の開度Y、に戻すと、これで運転点は案内羽根
開度Y、の特性曲線上のA。4から案内羽根開度Y3の
上のA Q Qへ復帰させられ、逆流運転状態から定常
運転状態に戻すことができる。
従って、この実施例によれば、ポンプ水車4が逆流運転
状態に落ち込むと、これが自動的に検出され、かつ、こ
れに伴って自動的に案内羽根開度の絞り込みと、それに
続く元の開度への復帰制御が遂行され、安定した運転1
!続を保証することができる。
次に、本発明の他の一実施例について、説明する。
まず、第16図は、上述の案内羽根開度補正信号ΔYユ
による逆流脱出方法を、−次励磁形可変速機による揚水
プラントに適用した場合の実施例で5図において、6は
電力検出器、10は同期電動機、11は位相検出器、1
7は一次回路に設けた周波数変換器であり、その他は第
8図の実施例と同じである。
従って、この実施例は、第8図の実施例における二次励
磁による可変連発電電1.IJ機2の代わりに。
−次励磁により可変速運転される同期電動機10を用い
た点が異なるだけなので、その詳しい説明は省略する。
次に、第17図は、本発明による逆流脱出方法のさらに
別の一実施例で、上述の案内羽根開度補正信号ΔYよに
よる方法に代えて、回転速度Nを変化させる方法を採用
したもので、このため、脱出信号ΔNよを回転速度補正
信号としたもので、まず、逆流検出器40が逆流運転状
態に落ち込んだことを検出したら、適正回転速度Naを
所定値だけ低下させるための脱出信号ΔNaを、第18
図又は第19図のいずれかの方法により発生させる。な
お、この第18図は第13図に対応し、第19図は第1
4図に対応するものなので、説明は省略する。
この結果、ポンプ水車4の回転速度Nが脱出信号ΔN1
分だけ上昇し、案内羽根開度Y3におけるQH運転曲線
が、第12図に示すように、右上に移動してY、″で示
すようになり、H=Hユにおける運転点はA (13か
ら八〇、に、そしてポンプ水車4の入力PPはPo、に
それぞれ急上昇する。なお、この変化の大半の原因は、
同じ<H=Hユの下でのQH特性が2値関数から1値関
数に戻る回転速度Nを通過することによる。
このときの動作を第20図のタイミングチャートで説明
すると、この図の(C)に示すように、時点111で回
転速度指令Nよに対する脱出信号ΔN。
の足し込みにより、電力制御補正信号発生器16は、同
図(g)に示すように、回転速度Nを上昇させるべく電
動機出力PMを増加させる。こうして回転速度Nが、同
図(f)に示すように、上昇してゆくと、この回転速度
Nの増加に伴ってポンプ水車4の入力PPも増加してゆ
く。ここで、この脱出信号ΔN、の大きさは所定値とし
であるので、これを、どんな条件の下でも逆流運転状態
から脱出できるような大きさにしておく。従って、電動
機出力P1.lはPoよりも大きめとなり、補正信号E
は正の値をとる。
この後、時点シ0.に到ったら、ここで、脱出信号ΔN
つの加算を除き、回転速度Nを緩やかに低下させ、元の
回転速度N、に戻してやれば、これにより運転点はA 
14からA、。に戻り、ポンプ水車4の入力PPもPo
、からP、。へ復帰し、定常運転状態に戻すことができ
る。
ところで、この第17図の実施例は、発ii電動機2と
して二次励磁形可変速機を用いた場合のものであるが、
さらに本発明の一実施例として、第21図にmへ励磁形
可変速発電電動機10として用いた例を示す。なお、こ
の実施例は、第16図の実施例と同様なので、その詳し
い説明は省略する。
ここで、以上の第8図から第21図で説明した実施例は
、いずれも、逆流運転状態になったことを検出したら、
ポンプ水車の運転状態を、そのときの運転指令値から所
定値だけ強制的に変化させるようにしたものであり、こ
の制御のことをバイアス制御と定義することにしている
のであるが、次に、複数台のポンプがその圧力管路の少
なくとも一部を共用する揚水設備において、ポンプの運
転状態を変化させる場合に、予め複数台のポンプの制御
状態を勘案することにより、逆流運転状態への落ち込み
を生じないようにした本発明の実施例について、以下に
説明する。
既に説明したように、第8図および第9図のシステムが
複数台設置され、かつ、それらのポンプ水車4と4Eが
、第10図に示すように、共通管路4Aを有していたと
すると、相互にポンプ水車の運転状態が影響し合い、例
えば一方のポンプ水車4が揚水運転中、他方のポンプ水
車4Eが揚水モードで起動したり、揚水モードで運転中
、その揚水量を急変させたり、或いは水車モードで出力
を急低下させるなどの操作が行なわれたとすると、これ
も上記したように、ポンプ水車4が逆流運転状態に落ち
込んでしまう虞れを生ずる。
そこで、以下の実施例では、複数台のポンプ水車の一方
、例えばポンプ水車4が、案内羽根開度Y、の揚水モー
ドで運転中、他方のポンプ水車4Eの運転状態を変化さ
せようとするときには、それに先立って、或いは、それ
と同時に、まず、方のポンプ水車4の案内羽根開度を、
Y、がらY。
へ、−時的に、所定値ΔY、たけ絞り込む制御を実行す
るように構成する。すなわち、第12図の特性曲線Y、
からY4へ、−時的に運転特性を変化させるようにする
のである。
なお、このときの所定値ΔYaの大きさとしては、一定
幅のものとしてもよく、或いは、このときの制御の原因
となったポンプ水車4Eの運転変化幅に応じて、それの
所定の関数で定まる可変値となるようにしてもよい。
次に、この実施例の動作について説明する。
このときの、ポンプ水車4の制御系への、所定値ΔY&
の入力方法は、第1図で説明した実施例と同じで、加算
器21を介して行なわれるが、まず、これによる通常時
での動作を第22図のタイミングチャートで説明する。
この第22図は、同図(a)に示すように、時点t。
で駆動出力指令P。がステップ状に立上げられた場合の
動作応答を対象としたもので、これに応じて、まず電動
機出力P□が、僅かの遅れを伴って立上る((g)図)
。同様に、案内羽根開度関数発生器13からの信号Ya
や、回転速度関数発生器12からの出力イa号Nうも、
これらにそれぞれ固有の、或いは予め付与されている所
定の時定数を伴って立上ってゆ< ((b) 、 (c
)図)。
一方、この信号Y、に対する実際の案内羽根開度Yの応
答は、機械系が持つ応答特性のため、同図(d)に示す
ようになる。なお、この(d)に示す案内羽根開度Yの
応答に直線部分があるのは、案内羽根開度制御用のサー
ボモータの速度制限(これは、案内羽根配圧弁のストロ
ーク制限などにより定まる)を受けている場合を示して
いる。
ポンプ水車4の回転速度Nは、同図(g)に示す電動機
出力PMと、同図(e)に示すポンプ人力P。
との差によって加速され、図(f)に示すようにして上
昇し、M終的に、N=N、に収斂する。なお、このポン
プ人力PPは、案内羽根開度Yの上昇と、回転速度Nの
上昇の両方による増分が加算され、同図(e)のように
して増大することになる。
一方、回転速度Nの変化は、同図(f)に示されている
ように、かなり緩やかで、しかし安定したものとなって
いるが、これは、上述のように電力制御補正信号発生器
16を比例要素と積分要素の並列回路で構成し、これら
のゲインを適切に選択したことにより、所定のダンピン
グ作用を与えているためである。
次に、管路を共有する他のポンプ水車、すなわち、この
ときにはポンプ水車4Eの運転状態を変化させようとす
る場合での制御動作について、説明する。
ここで、まず、上述の所定値ΔYよの付与による補正制
御について、第23図のタイミングチャートにより説明
する。
この第23図において、いま、時点t工、で、同図(b
)に示すように、適正案内羽根開度指令Yユが所定値Δ
Y1だけ一時的に補正されたとする。
そうすると、これにより、案内羽根開度Yが同図(d)
のように、絞り込まれ、ポンプ人力Ppも同図(e)の
ように減少され、この結果、回転速度Nが同図(f)の
ように、僅かではあるが、過渡的に上昇する。
そこで、この回転速度上昇を抑えようとして、発電電動
機出力P9が一時的に減少する制御機能が得られること
になる(第23図(g))。
一方、このようにして、時点t工2で動作が安定した後
、同図(b)の時点t□3に到り、ここで所定値ΔY1
が取り除かれたとすると、今度は、以上の動作とは反対
の動作となり、復元制御動作が得られることが判る。な
お、この所定値ΔYaを取り除くべき時点t1ffにつ
いては、第12図に示すΔHの変動が収まった時点し、
2以降となるように選ぶ必要がある。
ところで、この実施例が適用されるシステムの制御系の
構成は、第8図、第9図、それに第16図のいずれかと
同じで良いが、このときの所定値ΔYaの11ノ御につ
いては、種々の方法があり、以下、これらについて説明
する。
まず、この所定値ΔY&の値については、上述のように
、一定値としてもよく、或いは他号機の運転制御状態、
特に、それにより当該ポンプ水車の全揚程上昇を伴うよ
うな流量変化操作の幅や、速度に関連した可変値となる
ようにしてもよい。
なお、簡略化して、当該ポンプ水車の案内羽根開度如何
にかかわらず、他号機の運転状態変化に伴ってハンプ特
性落ち込みが懸念されるような場合には、常に一定の小
幅の開度で案内羽根を絞り込むように定めておくように
しても良い。しかして、このような簡略化を行なったと
きには、場合によっては、他号機の運転状態の変化レー
トの抑制について配慮が必要になることも考えられるの
で。
注意すべきである。
次に、このような所定値ΔYaの付与操作について説明
すると、この操作はオペレータが手動で行なうようにし
ても良く、或いは当該ポンプ水車の案内羽根開度の一時
的な絞り込みを、他号機の運転状態変化操作に対する一
種のインターロック条件となすようにしても良い。
勿論、当該ポンプ水車の全揚程を上げる方向に他号機の
運転状態を制御しようとするときには、自動的に他号機
自体の操作に先立つ・て、又は、それと同時に、当該ポ
ンプ水車に指令信号を供給し、上記した所定値ΔY、の
付与操作が実行されるようにしても良く、以下、このよ
うにした実施例について、説明する。
第24図は、他号機の運転状態を変化させるような操作
、特に揚水モード運転時での入力P8□を増加させる操
作に応じて、当該号機の案内羽根開度補正信号ΔY&の
発生回路を示す一実施例で、図において30.31は加
算器、32.33はそれぞれ積分器(又は、同様な入力
側エラー排除機能を有する回路)である。なお、Px□
は、実際に他号機に入力されることになる入力変化指令
を表わす。
この回路を用いることにより、第25図に示す動作が得
られる。すなわち、時点t□、で、成る号機に対する指
令入力Pつ、がステップ状に立上った場合でも、この指
令人力Px1の立上りとほとんど同時に積分器33の働
きにより、信号ΔY、が図示のように立上り、他の号機
の案内羽根開度Y4を Y、−ΔY1 に変化させる。
一方、このとき、積分器32の働きにより、実際の他号
機の入力指令Px2の立上りも、一応は緩やかに抑えら
れるが、やはり共通管路、例えば第10図の場合では、
管路4Aの存在による圧力上昇ΔHは免れない。
しかしながら、この実施例によれば、上記したように、
時点しい、での指令人力Px0のステップ状の立上りに
よる信号ΔY、の立上りの方が急激に現れるように構成
されているため、充分に逆流運転領域への落ち込みを抑
えることができる。なお、この第24図の実施例で、積
分器33のゲインKx2については、入力PX1の立上
り時だけ所定値となり、それの立下り時には無限大(又
は極めて太きな値)を示すように構成すれば良い。
また、この実施例では、信号ΔY、がそのまま使用され
るようになっているが、これに代え、不感帯回路などを
介してがら1例えば第1図のシステムでの信号ΔYよと
して使用するようにしてもよい。
このような実施例によれば、有害な圧力変動を生じそう
な場合に限ってだけ、この第24図の回路による機能が
作用するようにでき、余分な影響を排除できる。
なお、以上の実施例では、当該ポンプ水車の全揚程Hの
上昇に伴う他号機の操作、すなわち、揚水モードでの揚
水量を増加させる操作や、水車モードでの流量減少操作
についてだけ説明したが、制御操作の如何を問わず、と
にがくその後の水撃作用の揺り返しなどにより、当該ポ
ンプ水車の全揚程に上昇を与える虞れのある場合なら、
どのような場合でも本発明が適用可能なことは言うまで
もない。
[発明の効果] 本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)複雑なポンプの逆流現象を的確に、かつ容易に、
しかも確実に検出することができるから。
可変速揚水発′?r!設僅の保護方式に適用して、適切
な制御を保つことができる。
(2)  まず、逆流特性への突入回避のために必要な
、運転制御の余裕制御範囲を切り詰めることができるか
ら、本来の可変速運転範囲を広くすることができる。す
なわち、全揚程でいえば、当該ポンプの能カー杯まで使
用可能にすることができる。
(3)  それに、可変速揚水設備が逆流運転領域に落
ち込んだままで運転継続されてしまう虞れがなくなるか
ら、充分な保護機能を得ることができる。
(4)圧力管路を共有する複数台のポンプ設備において
、他のポンプなどからの水撃作用による圧力上昇に際し
ても、逆流運転領域に落ち込むのが確実に防止でき、安
定した運転が保証される。
(5)複数台のポンプ水車による揚水発電設備などでは
、その経済的見地から、圧力管路の共有が極めて有利で
ある。しかるに1本発明によれば、このような場合でも
安定した運転が保証されるため、圧力管路の共用化によ
るローコスト化を充分に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるポンプの逆流検出方法の一実施例
を示す制御ブロック図、第2図は同じく他の一実施例を
示す制御ブロック図、第3図は逆流特性の説明図、第4
図はポンプの運転特性図。 第5図及び第6図は逆流現象の説明図、第7図は検出信
号の波形図、第8図は本発明による揚水設備のポンプ運
転制御方法の一実施例が適用されたシステムのブロック
図、第9図は同じく制御ブロック図、第10図は圧力管
路の説明図、第11図は動作説明用のタイミングチャー
ト、第12図は制御特性図、第13図及び第14図は検
出手段の実施例を示すブロック図、第15図は動作説明
用のタイミングチャート、第16図及び第17図はそれ
ぞれ本発明の一実施例が適用されたシステムのブロック
図、第18図及び第19図はそれぞれ検出手段のさらに
別の実施例を示すブロック図、第20図は動作説明用の
タイミングチャート、第21図は本発明が適用されたシ
ステムのさらに別の例を示すブロック図、第22図及び
第23図はそれぞれ動作説明用のタイミングチャート、
第24図は補正信号の発生回路の一実施例を示すブロッ
ク図、第25図はその動作説明用のタイミングチャート
である。 1・・・・・・交流電力系統、2・・・・・・発電電動
機、3・・・・電力変換器、4・・・・・・ポンプ水車
、4A・・・・・共通管路、5・・・・・・回転速度検
出器、6・・・・・電力検出器、7・・・・・・電力制
御器、9・・・・・・案内羽根制御器、12・・・・・
・回転速度関数発生器、13・・・・案内羽根開度関数
発生器、16・・・・・・電力制御補正信号発生器、5
0・・・・・・吐出側水圧検出器、51・・・・周波数
分析器、52・・・・・・逆流判定部。 第1図 第2図 第 図 第 図 全揚程H 交互電力F代 信号J&引各 第 図 第 図 第 図 (a) (b) 第 10図 第 図 第 ヱ1 図 t。 第13 図 第 図 to t12 第17図 第16因 ΔYa 第18図 ε :、ニー:、 22  口 t。 第 凹 ヒ11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポンプの吐出側水圧変動を検出する検出手段と、こ
    の圧力検出手段の出力信号に含まれる振動成分を対象と
    する信号解析手段とを備え、ポンプの吐出側水圧変動に
    伴つて発生する検出信号波形が所定のスペクトル分布を
    呈したことにより、ポンプの運転領域が逆流運転領域に
    入つたことを検出するように構成したことを特徴とする
    ポンプの逆流検出方法。 2、特許請求の範囲第1項において、上記ポンプの吐出
    側水圧変動を検出する検出手段が、ポンプに現れる機械
    的振動及びポンプが発生する騒音の少なくとも一方を対
    象とする検出手段で構成されていることを特徴とするポ
    ンプの逆流検出方法。 3、特許請求の範囲第1項において、上記信号解析手段
    が周波数分析機能を備え、この周波数分析結果に基づい
    て上記所定のスペクトル分布が現れたことを検出するよ
    うに構成されていることを特徴とするポンプの逆流検出
    方法。 4、特許請求の範囲第1項において、上記信号解析手段
    が共振回路を備え、上記検出信号波形中に所定の周波数
    成分が所定のレベル以上現れたことにより、該検出信号
    波形が上記所定のスペクトル分布を呈するようになつた
    ことを検出するように構成したことを特徴とするポンプ
    の逆流検出方法。 5、可変速駆動されるポンプを備えた揚水設備において
    、上記ポンプの運転状態が逆流運転領域に入つたことを
    検出する逆流検出手段と、該ポンプの運転状態を運転指
    令値から所定値だけ強制的に変化させるバイアス運転制
    御手段とを設け、逆流検出時に該バイアス運転制御手段
    を作動させることにより、逆流運転領域にあるポンプの
    運転状態を定常領域に復帰させるように構成したことを
    特徴とする揚水設備のポンプ運転制御方法。 6、特許請求の範囲第5項において、上記バイアス運転
    制御手段による上記可変速ポンプの運転制御が、そのと
    きの運転指令によるポンプの回転速度を所定値だけ上げ
    、所定時間後に元の回転速度に戻す制御となるように構
    成したことを特徴とする揚水設備のポンプ運転制御方法
    。 7、特許請求の範囲第5項において、上記バイアス運転
    制御手段による上記可変速ポンプの運転制御が、そのと
    きの運転指令によるポンプの案内羽根開度を所定値だけ
    減少させ、所定時間後に元の開度に復帰させる制御とな
    るように構成したことを特徴とする揚水設備のポンプ運
    転制御方法。 8、特許請求の範囲第5項において、上記逆流検出手段
    が、上記ポンプに対する運転指令値と実運転検出値との
    偏差を検出し、この偏差が所定値を越えたことにより、
    ポンプが逆流運転領域に入つたことを検出するように構
    成されていることを特徴とする揚水設備のポンプ運転制
    御方法。 9、圧力水路の一部を共用する少なくとも2のポンプを
    備えた揚水設備において、上記複数のポンプのそれぞれ
    に対する運転指令を解析する監視手段と、上記複数のポ
    ンプのそれぞれの案内羽根開度を一時的に所定値まで絞
    り込む補正制御手段を設け、上記複数のポンプの少なく
    とも1の運転状態が所定の変化速度以上の割合で変化す
    るであろうことを検出したときには、残りの少なくとも
    1のポンプに対する上記補正制御手段による補正制御を
    作動させるように構成したことを特徴とする揚水設備の
    ポンプ運転制御方法。 10、特許請求の範囲第9項において、上記補正制御手
    段による一時的な案内羽根開度の絞り込み期間が、この
    補正制御手段による補正制御開始後、上記圧力水路内で
    の水撃作用が収まるまでの期間となるように構成したこ
    とを特徴とする揚水設備のポンプ運転制御方法。 11、特許請求の範囲第9項において、上記運転指令が
    、ポンプ起動又はポンプ入力急増のいずれかの指令とな
    るように構成したことを特徴とする揚水設備のポンプ運
    転制御方法。
JP63298204A 1988-11-28 1988-11-28 ポンプの逆流検出装置及び揚水設備のポンプ運転制御装置並びに可変速揚水発電電動装置 Expired - Lifetime JPH0737791B2 (ja)

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