JPH02146347A - 自動変速機の摩擦係合要素の配設構造 - Google Patents

自動変速機の摩擦係合要素の配設構造

Info

Publication number
JPH02146347A
JPH02146347A JP63298180A JP29818088A JPH02146347A JP H02146347 A JPH02146347 A JP H02146347A JP 63298180 A JP63298180 A JP 63298180A JP 29818088 A JP29818088 A JP 29818088A JP H02146347 A JPH02146347 A JP H02146347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
inner cylinder
race
row
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63298180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2832444B2 (ja
Inventor
Kazumasa Tsukamoto
一雅 塚本
Masahiro Hayabuchi
正宏 早渕
Koji Noda
耕司 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP63298180A priority Critical patent/JP2832444B2/ja
Publication of JPH02146347A publication Critical patent/JPH02146347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2832444B2 publication Critical patent/JP2832444B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は発進装置と遊星歯車装置を備えた自動変速機に
関する。
[従来の技術] 発進装置と遊星歯車装置を備えた自動変速機においては
、遊星歯車装置の構成要素に選択的に入力を与える動力
伝達経路と、遊星歯車装置の構成要素を選択的に把持し
て反力を支持する経路と、遊星歯車装置の他の構成要素
から出力を取出す動力伝達経路とで変速を達成する。こ
れらの各経路には必要に応じてクラッチ、ブレーキ、一
方向クラッチ等の摩擦係合要素を配設するが、変速段を
増加するのに応じて必要とする摩擦係合要素も増加して
、変速機の軸方向寸法を増大させる原因となる。
[発明が解決しようとする課題] 摩擦係合要素のうちで特に反力を受ける経路に配設する
要素は、低速度段で大なる反力を受ける必要があり、要
求されるトルク容量も大となる。
反力を受ける経路は最終的には変速機のケース等の固定
部材に係止せしめる必要があるが、この係止部分にはブ
レーキ又は一方向クラッチを配設する。
一方向クラッチは反力を受けて機械的に自己係止するの
で、制御手段を必要とせず、係止も確実であるので特に
大なる反力を受ける要素に適する。
本発明ではこの反力を受ける経路の末端部にトルク容量
の大なる一方向クラッチを配設するとともに、この一方
向クラッチに隣接してトルク容量の小なるクラッチを配
設し、一方向クラッチのインナレースの一部をクラッチ
を操作するピストンの油圧室に兼用することで軸方向寸
法を短縮する配設構造を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決するために1本発明は、遊星歯車の
サンギヤ(131)に一端部が連結されるインナシリン
ダ(800)と、インナシリンダの他端部に半径方向外
方に拡がる壁部(806)を介して段付の円筒状に形成
する一方向クラッチ(33)のインナレース(820)
と、インナレース(820)に対向して配設してその外
周部を自動変速機のケース(300)の内周壁に係止す
る一方向クラッチのアウタレース(840)と、一方向
クラッチ(33)のインナレース(820)の端部から
半径方向外方に拡がる壁部(832)を介してインナシ
リンダ(800)と対向してとりつけるクラッチドラム
(830)と、クラッチドラム(830)の内部に配設
するクラッチ(14)及びクラッチを操作するピストン
(880)とを備え、インナレース(820)の側壁部
に形成するアンダカツト部(822)と、アンダカツト
部(822)の内周部(824)とインナシリンダ(8
00)の外周部(802)との間に挿入するピストン(
880)の受圧部とにより油圧室(890)を形成して
成るものである。
[作用] 以上の構成により、油圧室(890)へ油圧が供給さ九
ない間は、ピストン(880)の受圧部はインナレース
(820)の側壁部に形成したアンダカツト部(822
)に挿入される。したがって、クラッチ(14)と一方
向クラッチ(33)とを短い軸方向寸法で配設すること
ができる。
なお、上述の()内の符号は図面と対照するものである
が、何ら構成を限定するものではない。
[実施例] 以下1図面に基いて本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明を実施する自動変速機のスケルトンを示
すもので、全体を符号1で示す自動変速機は、発進装置
2と変速機3を備える。
発進装置2は、流体伝動装置であって、エンジンの駆動
を受けて回転するフロントカバー202の後部に連結さ
れるリヤカバー204.リヤカバー204の内周壁面に
形成されたポンプインペラ206を有し、ポンプインペ
ラ206に対向して配設されたタービンランナ208は
タービンシェル210に保持され、タービンシェル21
0はその内周部で発進装置2の出力部材であるとともに
変速機3の入力部材である入力軸240に連結される。
ポンプインペラ206とタービンランナ208との間に
はステータ214が配設され、ステータ214の内周部
は一方向クラッチ216のアウタレースに連結されると
ともに、一方向クラッチ216のインナレースは固定部
材である支持軸230の外周部にとりつけられる。フロ
ントカバー202とタービンシェル210との間にはフ
ロントカバー202とタービンシェル210とを直結す
るロックアツプクラッチ220を配設する。
変速機3の入力軸240は全体を符号400で示すクラ
ッチドラムに連結され、クラッチドラムの内側には3個
のクラッチが配設される0本実施例においては、3個の
クラッチを変速機の前側(以後エンジン側を前、エンジ
ンから遠い側を後として表わす)からコーストクラッチ
である第5のクラッチ15.フォワードクラッチである
第1のクラッチ11.ダイレクトクラッチである第2の
クラッチ12のJllltで配設する。クラッチドラム
400の後部には他のドラム470を配設し、クラッチ
ドラム470とドラム400を連結するハブ445の間
にリバースクラッチである第3のクラッチ13を配設す
る。このドラム470の外周部には前進段を制御するバ
ンド式の第2のブレーキ22が設けられる。
第5のクラッチ15のハブは変速機3の軸心部に配設す
る第1の中間軸500の前端部に連結され、第1のクラ
ッチ11のハブは第1の一方向クラッチ31を介して第
1の中間軸500に連結される。第1の中間軸500の
前端部を入力軸240の後端部で支持し、第1の中間軸
500の後端部を後述する出力軸700の前端部で支持
する。第1の中間軸500の外周部は同軸的に配設した
第2の中間軸550の内周部を2点の支点で支持し、第
2の中間軸550の外周部は同軸的に配設した第3の中
間軸600の内周部を2点の支点で支持する。したがっ
て、中間軸は3重の軸構造となる。
第2のクラッチ12のハブは第2の中間軸550の前端
部に連結され、第3のクラッチ13と第2のブレーキ2
2のドラム470はインナシリンダ480を介して第3
の中間軸600の前端部に連結される。
中間軸と出力軸の連結部の外周部には遊星歯車装置を配
設する。遊星歯車装置は3列のシンプルプラネタリギヤ
セットを備え、変速機3の前部側から第1列、第2列、
第3列の順に配設される。
第1列のシンプルプラネタリギヤセット110のサンギ
ヤ111は第3の中間軸600に連結されるとともにピ
ニオン112に噛合い、ピニオン112を支持するキャ
リヤの軸113の一端部はキャリヤの連結部材114を
介して第2の中間軸550の後端部に連結される。キャ
リヤの軸113の他端部は第1の連結部材150を介し
て第2列のシンプルプラネタリギヤセット120のリン
グギヤ125に連結され、更に第2の連結部材160を
介して第2の一方向クラッチ32のアウタレースと第4
のクラッチ14のハブに連結される。連結部材150の
外周部には多板式の第3のブレーキ23を配設する。
第1の中間軸500の後端部は第2列のシンプルプラネ
タリギヤセットのサンギヤ121に連結されるが、この
第2列のサンギヤ121は第1列のサンギヤ111に比
べて大きな外径をもつ、第2列のサンギヤ121とリン
グギヤ125に噛合うピニオン122を支持するキャリ
ヤの軸123の前端部はキャリヤの連結部材116を介
して第1列のリングギヤ115に連結され、軸123の
後端部は他のキャリヤの連結部材126を介して第3列
のリングギヤ135に連結される。
第3列のサンギヤ131と一体のインナシリンダ800
は、第2の一方向クラッチ32のインナレースと第3の
一方向クラッチ33のインナレースに連結されるととも
に、第4のクラッチ14のクラッチドラム830に連結
される。このクラッチドラム830はバンド式の第1の
ブレーキ21のブレーキドラムを兼ねる。
第3列のピニオン132を支持するキャリヤの軸133
はキャリヤの連結部136を介して出力軸700に連結
される。
第1図は第2図で説明したスケルトンをもつ自動変速機
の具体的な構造を示す断面図である。
自動変速機1を構成する発進装置2は流体伝動装置であ
って、エンジン側(前側)に開口するハウジング200
の内部に収容される。エンジンの囲動を受けて回転する
フロントカバー202の後部にはりャカバー204が一
体にとりつけられる。
リヤ力/(−204の内周壁面にはポンプインペラ20
6が形成され、ポンプインペラ206に対向して配設さ
れたタービンランナ208はタービンシェル210に保
持される。タービンシェル210はその内周部で連結部
材211を介して発進装置2の出力部材であるとともに
変速機3の入力部材である入力軸240に連結される。
ポンプインペラ206とタービンランナ208との間に
はステータ214が配設され、ステータ214の内周部
は一方向クラッチ216の7ウタレース215に連結さ
れるとともに、一方向クラッチ216のインナレース2
17は支持筒230の前端外周部にとりつけられる。フ
ロントカバー202とタービンシェル210との間には
ロックアツプピストン222をもつロックアツプクラッ
チ220を配設する。
ハウジング200の後部には変速機3の構成要素を収容
する円筒状のケース300が連結されるが、ハウジング
200と変速機のケース300の接合部にはオイルポン
プカバー250と仕切板270を介してオイルポンプハ
ウジング260をとりつける。オイルポンプハウジング
260内には外歯歯車262と内歯歯車264から成る
内接歯車ポンプが収容され、外歯歯車262の内周部は
りャカバー204と一体の軸266に連結される。オイ
ルポンプカバー250の中心部は、後方へ向けて突出す
る円筒状の支持部252を形成し。
この支持部252の内周部に支持筒230の後部外周部
を圧入固定する。
支持筒230はその内周部の2つの支点で入力軸を支持
し、入力軸の後端部は径方向に拡がるフランジ部を形成
する。フランジ部の外周部は第1のクラッチドラム40
0と一体のインナシリンダ410の後端内周部に連結さ
れる。第1のクラッチドラム400の内部には第1のク
ラッチ11と第5のクラッチ15が収容され、第1のク
ラッチ11を操作するピストン420と第5のクラッチ
15を操作するピストン430を2重ピストン構造に配
設する。
第1のクラッチドラム400の後端は後向きに開口する
が、この開口部の内周部に形成したスプラインを介して
第2のクラッチドラム440を連結する。第2のクラッ
チドラム440の内部には第2のクラッチ12と、第2
のクラッチ12を操作するピストン450を配設する。
入力軸240の後端内周部は、ベアリングを介して第1
の中間軸500の先端外周部を支持する。
第1の中間軸500の前部には径方向に拡がるフランジ
部510が形成され、一方向クラッチのインナレースを
構成する。このフランジ部510と第1のクラッチ11
のハブ520との間に第1の一方向クラッチ31を配設
する。そして、このフランジ部510の前端部には第5
のクラッチ15のハブ435が固着される。
第2のクラッチドラム440内に収容した第2のクラッ
チ12のハブ455を第2の中間軸550の前端部に連
結する。第2の中間軸550は円筒状のもので、その内
周部の前後の2つの支点を第1の中間軸500の外周部
で支持する。第2のクラッチドラム440の後部にはク
ラッチハブ445を設け、クラッチハブ445に対向し
て配設する第3のクラッチドラム470との間に第3の
クラッチ13を設けるとともに、ドラム470のインナ
シリンダ480との間にピストン490を収容する。ド
ラム470はバンド式の第2のブレーキ22のブレーキ
ドラムを兼ねる。インナシリンダ480の前端部は連結
部材610を介して第3の中間軸600に連結される。
第3の中間軸600は円筒状のもので、その内周部の前
後の2つの支点を第2の中間軸550の外周部で支持す
る。
変速機のケース300の内部の中央部に中央支持部材3
10をとりつける。この中央支持部材310は、その外
周部で変速機のケースの内周部に接合し、中心部は前方
に突出する円筒部に形成される。前方に突出する円筒部
の外周部にリング部材310を圧入し、リング部材31
0の外周部で第3のクラッチドラム470のインナシリ
ンダ480の内周部を回転自在に支持する。
3重構造をもつ中間軸は中央支持部材310の内周部を
貫通して後側に延び、第1の中間軸500の後端外周部
は出力軸700の先端内周部で支持される。変速機のケ
ース300の後部には、後部壁330を形成し、この後
部壁330の内周部に後部支持部材350を固着する。
この後部支持部材350は、変速機のケース300の内
部前方へ向けて突出する円筒部を備え、円筒部の外径は
前方へ向けて順次外径が細くなる複数の段付部に形成さ
れる。支持部材350の円筒部の前端内周部は出力軸7
00の前部外周部を支持する。
変速機のケース300の後端部にインロウ係合部360
を介して同心的に嵌合する後部ケース370の後端の内
周部は、ベアリングを介して出力軸700の後部外周部
を支持する。したがって。
出力軸700は2つの支点で確実に支持され、第1の中
間軸500は、その前後端部を入力軸240と出力軸7
00で確実に支持される。
第2図のスケルトンでも説明したが、3重構造の中間軸
500,550.600と出力軸700との連結部の外
周部には3列のシンプルプラネタリギヤセットが配設さ
れる。最外側に支持される第3の中間軸600の後端に
は第1列のサンギヤ111が形成され、ピニオン112
に噛合う、ピニオン112を支持するキャリヤの軸11
3の一方端を支持するキャリヤの連結部材114の内周
部は第2の中間軸550の後端外周部にスプラインを介
してとりつけられる。キャリヤの軸113の他端を支持
するキャリヤの連結部材117は第1の連結部材150
を介して第2列のリングギヤ125に連結される。第2
列のリングギヤ125は更に第2の連結部材160を介
して第2の一方向クラッチ32のアウタレース810に
連結さ九る。第1の連結部材150の外周部には多板式
の第3のブレーキ23を配設し、中央支持部材310の
後側の壁にブレーキ23を操作するピストン650を配
設する。
第1の中間軸500の後部外周部には第2列のサンギヤ
121を連結する。この第2列のサンギヤ121は第1
列のサンギヤ111に比べて大きな外径をもつ。第2列
のサンギヤ121とリングギヤ125に噛合うピニオン
122を支持するキャリヤの軸123の前端部はキャリ
ヤの連結部材116を介して第1列のリングギヤ115
に連結され、軸123の後端部は他のキャリヤの連結部
材126を介して第3列のリングギヤ135に連結され
る。
第3列のサンギヤ131はその後部を第2の一方向クラ
ッチのインナレース870に連結するとともにインナシ
リンダ800を介して第3の一方向クラッチ33のイン
ナレース820に連結する。
インナシリンダ800に対向して形成するドラム830
の内側には第4のクラッチ14と、これを操作するピス
トン880を収容し、クラッチハブ815を第2の一方
向クラッチ32のアウタレース810に連結する。クラ
ッチドラム830の外周部にはバンド式の第1のブレー
キ21を配設し、クラッチドラム830はブレーキ21
のブレーキドラムを兼ねる。第3の一方向クラッチ33
のアウタレース840の外周部は変速機のケース300
の内面壁に固着される。
第3列のピニオン132を支持するキャリヤの軸133
は、出力軸7(>Oの前端部に形成した連結部136に
支持される。この出力軸700の後部ケース370内の
外周部には、パーキング用のギヤ710とスピードメー
タ用ドライブギヤ730がとりつけられ、パーキング用
ギヤ710の外側にはギヤ710に結合する爪720を
配設する。出力軸の後端部には連結部材750をナツト
755で固着する。
変速機のケース300と後部ケース370の内部の要部
には回転部材の回転数を検出する回転センサ305.3
06,307を配設して摩擦係合要素を制御するための
情報を得る。
変速機のケース300の底部には図示しない油圧制御装
置をとりつけ、オイルパンを兼ねるカバー309で覆う
この自動変速機は以上のように遊星歯車装置として3列
のシンプルプラネタリギヤセットを備え、5個のクラッ
チ、3個のブレーキ、3個の一方向クラッチを用いて前
進5速後進1速の変速段を達成するが、以下に各摩擦係
合要素の作動を示す。
なお、上記の表の中で0印は摩擦係合要素が係合するこ
とを示し、(0)印はエンジンブレーキの際に係合する
ことを示す。
次に、第3図乃至第6図に1速から4速までの動力伝達
経路を示す。
第3図は1速のときの動力伝達経路を示すもので、入力
軸240からの入力はクラッチドラム400から第1の
クラッチ11に伝わり、第1の一方向クラッチ31から
第1の中間軸500を介して第2列のシンプルプラネタ
リギヤセットのサンギヤ121に伝達される。第2列の
リングギヤ125は連結部材160を介して第2の一方
向クラッチ32に連結されているが、第2の一方向クラ
ッチ32は係合するので、第3列のサンギヤ131とと
もにインナシリンダ800を介して係合状態となる第3
の一方向クラッチ33により固定される。そこで、第2
列のキャリヤ123が減速されて駆動される。この動力
はキャリヤ123に連結する第3列のリングギヤ135
に伝達される。上述したように、第3列のサンギヤ13
1は固定されるので、リングギヤ135の入力は第3列
のキャリヤの軸133を減速して駆動し、連結部136
を介して出力軸700に伝達される。すなわち、第2列
で減速し、さらに第3列で減速するが、伝達トルクが最
も大きくなる1速の入力を外径寸法の大きな第2列のサ
ンギヤを介して伝達するので、サンギヤの幅寸法を大き
くとる必要はない、第3の一方向クラッチ33は第2列
のリングギヤ125の反力と第3列のサンギヤ131の
反力を受けるので、大なる容量を必要とする。
第4図は2速のときの動力伝達経路を示すもので、1速
の状態に比べて、第1列のサンギヤ111が固定するこ
とが異なる。すなわち1速から2速への変速は、第2の
ブレーキ22を係合して第3の中間軸600と一体の第
1列のサンギヤ111を固定する。これにより、第2の
一方向クラッチ32が解放され、第1列のキャリヤ11
3と第2列のリングギヤ125も解放される。第3列は
1速と同様にサンギヤを固定する減速機として作用する
第5図は3速の状態を示すもので、2速から3速への変
速は、第2のブレーキ22を解放し、第2のクラッチ1
2を係合する。入力は第1の中間軸500から第2列の
サンギヤ121と、第2の中間軸550から第1列のキ
ャリヤ113へ伝達される。第3列は1速及び2速と同
様にサンギヤを固定する減速機として作用する。
第6図は4速のときの動力伝達経路を示すが、4速はい
わゆる直結状態であって、プラネタリギヤセットは相対
回転をしない、3速から4速への変速は第4のクラッチ
14を係合する。これにより第1列のキャリヤ113及
び第2列のリングギヤ125と第3列のサンギヤ131
は連結され、第3の一方向クラッチ33は解放される。
入力軸240の動力は変速を受けることなく出力軸70
0へ伝達される。
本発明を実施する自動変速機においては、以上に説明し
た各変速段の摩擦係合要素の係合状態と動力伝達経路か
らも明らかなように、第1速乃至第3速で第3の一方向
クラッチ33が係合して第3列のシンプルプラネタリギ
ヤセットのサンギヤ131にかかる反力を受けて減速を
達成している。
特に1速のときには第2列のリングギヤにかかる反力も
この一方向クラッチ33で受けるので、第3の一方向ク
ラッチ33は容量も大きく、取付部分の剛性も高い必要
がある。一方、第4のクラッチ14は3速から4速への
変速時に係合するもので、トルク容量は比較的小さくて
すむが、熱容量は充分に確保する特性をもつ。
本発明は以上のような特性を利用してクラッチと一方向
クラッチを合理的に配設することのできる構造を提供す
るものである。
第7図は本発明の実施例を示す断面図であって。
変速機の円筒状のケース300の後部には後部壁330
が形成されるが、ケース300の後端の内壁部にはスプ
ライン302を設ける。後部壁330の内周部は丸孔に
形成され、この丸孔に後部支持部材350がインロウ係
合部352を利用して同心的にとりつけられる。後部支
持部材350は変速機のケースの前方に向けて突出し、
その外周部を前方に向けて外径が順次に小となる3段の
円筒部に形成する。大径の円筒部354はその外周部で
第3の一方向クラッチ33のインナレース820の内周
部をベアリングを介して支持する。インナレース820
に対向する第3の一方向クラッチ33のアウタレースは
その外周部にスプライン842を有し、変速機のケース
300の1内壁部に設けたスプライン302に係合同着
される。インナレース820の内周部は壁部806を介
してインナシリンダ800に一体となり、インナシリン
ダ800の先端内周部はスプライン804を介して第3
列のシンプルプラネタリのサンギヤ131に連結される
。インナシリンダ800の内周部は後部支持部材350
の中径円筒部356の外周部及び小径円筒部358の外
周部により支持される。後部支持部材350の小径円筒
部358の内周部は出力軸700を支持する。
第3の一方向クラッチ33のインナレース820の外周
部にはインナレース820の外径寸法より大なる外径寸
法を有するクラッチドラム830がその壁部832を介
して連結される。クラッチドラム830の内部には第4
のクラッチ14を配設し、第4のクラッチ14のハブ8
15を第2の一方向クラッチ32のアウタレース810
に連結する。このクラッチドラム830の外周部は第1
のブレーキ21のドラムを兼ねる。
アウタレース810は第2の連結部材160を介して第
2列のシンプルプラネタリギヤセットのリングギヤに連
結される。第2の一方向クラッチ32のインナレース8
70の内周部はスプライン872を介して第3列のシン
プルプラネタリギヤセットのサンギヤ131に嵌合する
第1図および第2図でも説明したように、第3の一方向
クラッチ33は大なる反力を受ける部材であるので、ア
ウタレース840.インナレース820の外径寸法及び
幅寸法を大として充分なる容量を確保するとともに、ア
ウタレース840を係合する変速機のケースの壁部も剛
性の高い個所を選択しである。
本発明では、l径寸法及び幅寸法の大なるインナレース
を利用して、第4のクラッチ14を操作するピストン8
80を合理的に配設する。すなわち、上述したように、
第4のクラッチ14はトルク容量は比較的小さくてすむ
ので、操作するピストンも小型でよい。そこでピストン
880の受圧部を形成する外周部884と内周部882
のうち、外周部884の外径寸法をピストン880の全
体の外径寸法より小として、この外周部884を第3の
一方向クラッチ33のインナレース820側へ突出せし
める。第3の一方向クラッチ33のインナレース820
は第4のクラッチ14のクラッチドラム830の外径寸
法より小なる外径寸法を有しており、インナシリンダ8
00との間を壁部806を介して連結される。そこで、
このインナレース820の側壁部にアンダカツト部82
2を形成し、このアンダカツト部822の内周面824
とインナシリンダ800の外周面802との間で油圧シ
リンダを形成する。そして、ピストン880の外周部8
84と内周部882をこの油圧シリンダ内に挿入してイ
ンナレース820の側壁部との間で油圧室890を形成
する。ピストン880をインナレース820に形成する
アンダカツト部822を利用した油圧室890内に挿入
するので、軸方向寸法を短縮することができる。
油圧室890へは、後部支持部材350に設ける油路に
連通ずる環状の油路350 aを介して油圧を供給する
が、ピストン880の受圧部の外周部884の外径寸法
が小であることは、回転により発生する遠心油圧も小と
なり、残圧を排するためのチエツクバルブを必要とせず
にインナシリンダ800との間に設けるリタンスプリン
グ886だけでピストン880を確実に復帰させること
ができる。
また、ピストン880を配設するインナシリンダ800
は、1速から3速までは非回転状態を保持し、3速から
4速に変速する段階でピストンを操作して第4のクラッ
チ14を係合することによりインナシリンダ800が回
転しはじめるので、インナシリンダ800が非回転状態
のときに固定部材である後部支持部材350から油圧を
供給することができ、確実な油圧制御を達成できる。
[発明の効果] 本発明は以上のように、遊星歯車装置のサンギヤに連結
するクラッチのインナシリンダを延長して一方向クラッ
チのインナレースを一体に形成し、このインナレースの
側壁部にアンダカツト部を設けて、このアンダカツト部
を利用して、クラッチ、を操作するピストンの油圧室を
配設するので、トルク容量の大なる一方向クラッチとト
ルク容量の比較的小なるクラッチを合理的に配設でき、
軸方向寸法を短縮することができる。
また、クラッチドラムのインナシリンダと一方向クラッ
チのインナレースを1個の部材で一体的に製作するで、
工作精度も高く、同心性等も向上するので、円滑な変速
が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する自動変速機の断面図。 第2図はスケルトンを示す説明図、第3図は1速のとき
の動力伝達経路を示す説明図、第4図は2速のときの動
力伝達経路を示す説明図、第5図は3速のときの動力伝
達経路を示す説明図、第6図は4速のときの動力伝達経
路を示す説明図、第7図は本発明の実施例を示す要部の
中心線より上部の断面図である。 1・・・・・・自動変速機、 2・・・・・・発進装置、 3・・・・・・変速機、 14・・・・・・第4のクラッチ、 33・・・・・・第3の一方向クラッチ、131・・・
・・・第3列のシンプルプラネタリギヤセットのサンギ
ヤ、 800・・・・・・インナシリンダ、 820・・・・・・インナレース。 822・・・・・・アンダカツト部、 830・・・・・・クラッチドラム、 840・・・・・・アウタレース。 880・・・・・・ピストン、 890・・・・・・油圧室。 特許出顕人  アイシン・エイ・ダブり二株式会社代理
人  弁理土鈴木昌明(外2名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発進装置と遊星歯車装置を備えた自動変速機にお
    いて、 遊星歯車のサンギヤに一端部が連結されるインナシリン
    ダと、インナシリンダの他端部に半径方向外方に拡がる
    壁部を介して段付の円筒状に形成する一方向クラッチの
    インナレースと、インナレースに対向して配設してその
    外周部を自動変速機のケースの内周壁に係止する一方向
    クラッチのアウタレースと、一方向クラッチのインナレ
    ースの端部から半径方向外方に拡がる壁部を介してイン
    ナシリンダと対向してとりつけるクラッチドラムと、ク
    ラッチドラムの内部に配設するクラッチ及びクラッチを
    操作するピストンとを備え、 インナレースの側壁部に形成するアンダカツト部と、ア
    ンダカツト部の内周部とインナシリンダの外周部との間
    に挿入するピストンの受圧部とにより油圧室を形成して
    成ることを特徴とする自動変速機の摩擦係合要素の配設
    構造。
JP63298180A 1988-11-28 1988-11-28 自動変速機の摩擦係合要素の配設構造 Expired - Fee Related JP2832444B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63298180A JP2832444B2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 自動変速機の摩擦係合要素の配設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63298180A JP2832444B2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 自動変速機の摩擦係合要素の配設構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02146347A true JPH02146347A (ja) 1990-06-05
JP2832444B2 JP2832444B2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=17856251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63298180A Expired - Fee Related JP2832444B2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28 自動変速機の摩擦係合要素の配設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2832444B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2832444B2 (ja) 1998-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5069657A (en) Automatic transmission
JPH0723645Y2 (ja) パワーテークオフ付自動変速機のクラッチ装置
US5348518A (en) Automatic transmission
JP4114250B2 (ja) 自動変速機
US4903548A (en) Snap ring support device for an automatic transmission
JPH02146345A (ja) 自動変速機のクラツチの配設構造
JPH02146347A (ja) 自動変速機の摩擦係合要素の配設構造
JP2832440B2 (ja) 自動変速機のクラツチの配設構造
JP3065622B2 (ja) 自動変速機の支持装置
JPH0226103B2 (ja)
JP2893532B2 (ja) 自動変速機のクラツチ装置
JPH0649959Y2 (ja) 自動変速機
JP2832441B2 (ja) 自動変速機のコーストクラツチとリバースクラツチの支持構造
JP2832439B2 (ja) 自動変速機の遊星歯車のリングギヤ構造
JPH02275171A (ja) 自動変速機の一方向クラツチの潤滑装置
JPH02146343A (ja) 自動変速機のクラツチの支持構造
JPH02296042A (ja) 自動変速機の動力伝達装置
JPH02275149A (ja) 自動変速機のドラムの支持装置
JPS6124744Y2 (ja)
JPH02146361A (ja) 自動変速機のクラツチの油路構造
JPH02146362A (ja) 自動変速機の遊星歯車装置の潤滑構造
JP2832442B2 (ja) 自動変速機のクラツチドラムの位置決め構造
JPH02275169A (ja) 自動変速機の一方向クラツチ
JP2736534B2 (ja) 4輪駆動用自動変速機
JPH02146348A (ja) 自動変速機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees