JPH02147065A - カテーテルおよび医療用チューブ - Google Patents

カテーテルおよび医療用チューブ

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JPH02147065A
JPH02147065A JP63301918A JP30191888A JPH02147065A JP H02147065 A JPH02147065 A JP H02147065A JP 63301918 A JP63301918 A JP 63301918A JP 30191888 A JP30191888 A JP 30191888A JP H02147065 A JPH02147065 A JP H02147065A
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JP
Japan
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tube
synthetic resin
catheter
porous
resin
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JP63301918A
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Kazuto Ishihara
和人 石原
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Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、血管内の患部の治療または検査において血管
内に導入して用いられる血管的導入用カテーテルまたは
それらカテーテルのチューブ本体などとして用いられる
医療用チューブに関する。
[従来の技術] 従来、血管的導入用カテーテルは血管内の患部の治療、
検査において、薬液、造影剤等の注入を主たる目的とし
て用いられている。
そのようなカテーテルとしては、例えば、血管内狭窄部
を治療するために、狭窄部を拡張し、挟窄部末梢側にお
ける血流の改善を図るために使用される拡張体付カテー
テルがある。具体的には、特開昭54−70683号公
報、国際公開WO38/6465公報に示すようなもの
がある。
そして、上記カテーテルは、血管内への挿入が行えるた
めに、可撓性合成樹脂にて形成されている。そして、こ
のような血管内に挿入されるカテーテルとしては、高度
の狭窄部およびより末梢側の血管まで容易に挿入するこ
とができるより細径のカテーテルかもとめられるように
なってきている。しかし、可撓性樹脂を用いていること
より、必要な物性をカテーテルに与えるためには、ある
程度の肉厚が必要となり、細径化がなかなか困難であっ
た。
そこで、P T F E樹脂を用い、チューブの部分的
に充実肉質部と多孔質肉質部とを混成により構成した部
分的多孔質チー−ブを用いたカテーテルが考えられるよ
うになってきた(特公昭60−51912号公報)。こ
のカテーテルでは、P i’FE樹脂を用いたことによ
り、カテーテルの肉厚を薄いものとすることが可能であ
る。しかし、多孔質部分の外表面が平滑面でないため血
栓の発生が生じ易く、さらに、挿入時の抵抗か大きいと
共に、1m管壁に損傷を与える虞れがあった。
さらに、多孔質部分の細孔内に血液が流入するため、長
期的にtfn 液と接触すると、血液中のfff1景タ
ンパクの付着による外径の肥大化、内部ルーメンの閉塞
といった現象か発生する危険性が高いものであった。
そこで、本発明の目的は、比較的硬質の合成樹脂により
形成した多孔質チューブを用い、肉厚を十分に薄いもの
とすることができ、より細径のカテーテルとすることが
可能であり、さらに、血管への挿入が容易であり、血栓
の発生も少なく、長期的に血液に接触しても、血漿タン
パクの付着が少なく、外形の肥大化、内部ルーメンの閉
塞のないカテーテルおよび医療用チューブを提供するも
のである。
[上記問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するものは、樹脂製多孔質チューブをカ
テーテル基体とし、該多孔質チューブの細孔内に該チュ
ーブを形成する樹脂との接着性を有する合成樹脂が流入
しており、さらに該合成樹脂の表面には潤滑性物質か固
定されているカテーテルである。
そして、前記多孔質チューブの細孔に流入している合成
樹脂は、例えば、前記潤滑性物質とイオン結合または共
有結合する反応性官能基を有しているものである。また
、前記多孔質チューブの細孔に流入している合成樹脂は
、例えば、+1i? WE潤滑性物質とイオン結合また
は共有結合する反応性官能J、tを有する化音物を含有
しているものである。さらに、前記多孔質チューブの細
孔に流入している合成樹脂は、軟質合成樹脂であること
か好ましい。さらに、前記多孔質チューブを形成する樹
脂か、フッ素系合成樹脂であることが好ましい。
さらに、上記目的を達成するものは、合成樹脂により形
成された医療用チューブ本体をチューブ基体とし、該チ
ューブ本体の外表面は露出した状態であって、かつ該チ
ューブ本体の外表面に存在する多数の凹み若しくは孔部
には、該チューブ本体を形成する合成樹脂と異なる合成
樹脂か充填されており、さらに、充填された合成樹脂の
チューブ外表面側部分には潤滑性物質が固定されている
医療用チューブである。
そして、医療用チューブ本体か抗血栓性材料からなるこ
とが好ましい。さらに、前記チューブ本体を形成する樹
脂か、フッ素系合成樹脂であることか好ましい。
本発明のカテーテルの実施例を図面を参照して説明する
第1図は、本発明のカテーテルの一実施例の拡大した側
面の部分図、第2図は、本発明のカテーテルの側壁拡大
断面図である。
本発明のカテーテル1は、樹脂製多孔質チューブ2をカ
テーテル基体とし、多孔質チューブ2の細孔内に多孔質
チューブ2を形成する樹脂との接着性を有する合成樹脂
3が流入しており、さらにこの合成樹脂3の表面に、湿
潤時に潤滑性を有する水溶性高分子物質4またはその誘
導体が固定されている。
また、本発明の医療用チューブは、合成樹脂により形成
された医療用チューブ本体をチューフ基体とし、チュー
ブ本体の外表面は露出した状態であって、かつ該チュー
ブ本体の外表面に存在する多数の凹み若しくは孔部には
、チューブ本体を形成する合成樹脂と異なる合成樹脂が
充填されており、さらに、充填された合成樹脂のチュー
ブ外表面側部分には潤滑性物質が固定されている。
本発明のカテーテルに使用される多孔質チューブ2とし
ては、対象となるカテーテルにより相違するが、−船釣
に、内径が0.36yx〜1.12xR1外径が0.6
7xm〜2.70tay、肉厚が0.15yx〜0.6
01mである。そして、多孔質チューブ基材の硬度とし
ては、シジアA硬度が30〜80であることが好ましく
、より好ましくは、30〜65である。また、多孔質チ
ューブの空孔率は、チューブの硬度にも影響されるが、
20〜80%程度か好ましく、より好ましくは40〜6
0%である。
また、本発明の医療用チューブに使用されるチューブ本
体は、上記のような多孔質チューブ、さらには、表面に
多数の凹部を有するものが使用される。
そして、多孔質チューブおよびチューブ本体を形成する
樹脂としては、ポリエチレン、ポリフロピレン、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体などのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、酢酸セルロ
ース、ポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)、パーフルオロアルコキシ・フッ素樹脂(PFA
)、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(
F E P) 、エチレン四フッ化エチレン共重合体(
ETFE) 、ポリクロロ三フッ化エチレン(PC″r
FE)、フッ化ビニリデン(PVDF)、フッ化ビニル
などのフッ素系合成樹脂などが使用される。好ましくは
、抗血栓性が高い上記のフッ素系合成樹脂であり、特に
好ましくは、ポリテトラフルオロエチレンである。そし
て、これらの樹脂を用いて、固液層分離法、液液層分離
法、延伸法など公知の手法により、多孔質チューブまた
は表面に凹部を有するチューブが形成される。特に好ま
しい多孔質チューブおよび凹部を有するチューブは、P
TFEチューブを延伸することにより形成された微細多
孔質を有する多孔質PTFEチューブである。延伸法と
しては、l軸延伸または2軸延伸などにより行われる。
さらに、多孔質PTFEチューブとしては、物性などの
点より、内径が0.36〜30mrx、肉厚が0.08
mrp〜5.0■、孔径が0.8〜5.0μm、空孔率
か25〜85%程度のものが特に好ましい。
そして、本発明のカテーテルlでは、多孔質チューブ2
の細孔内に、合成樹脂3が流入している。この合成樹脂
は、細孔の内面に薄(被膜状に流入していてもよく、ま
た第2図に示すように、細孔を閉塞するように充填され
ていてもよい。また、本発明の医療用チューブでは、チ
ューブ本体の外表面に存在する多数の凹部若しくは孔部
に、チューブ本体を形成する合成樹脂と異なる合成樹脂
が充填されている。
充填する樹脂として、可撓性を有する軟質合成樹脂であ
ることが好ましい。軟質合成樹脂であれば、多孔質チュ
ーブおよびチューブ本体が湾曲したときの細孔部分また
は凹部の形状変化に追従できるからである。また、充填
される樹脂は、多孔質チューブおよびチューブ本体を形
成する樹脂との接着性があまり高くないものが好ましい
。細孔または凹部内に流入される合成樹脂3に使用され
る材料は、多孔質チューブ2またはチューブ本体を形成
する合成樹脂により相違する。
例えば、多孔質チューブおよびチューブ本体がフッ素系
合成樹脂で形成されている場合、ポリ塩化ビニル、ポリ
ウレタン、ポリウレタン−ポリ塩化ビニル共重合体、ポ
リアミドなとが使用される。特に、好ましくは、ポリ塩
化ビニルである。
また、多孔質チューブおよびチューブ本体がポリオレフ
ィンにより形成されている場合は、ポリ塩化ビニル、ポ
リウレタン、ポリウレタンポリ塩化ビニル化合物、ポリ
アミドなどが使用される。
また、多孔質チューブおよびチューブ本体がポリアミド
により形成されている場合は、ポリ塩化ビニル、ポリウ
レタン、ポリウレタン−ポリ塩化ビニル共重合体、ポリ
アミドなどが使用される。
そして、多孔質チューブ2の細孔またはチューブ本体の
凹部ないし細孔に流入している上記合成樹脂3の表面に
潤滑性物質か固定されている。さらに、潤滑性物質4は
、細孔か合成樹脂により閉塞されている場合には、第2
図に示すように多孔質チューブ2の外表面側のみに固定
されていてもよいが、好ましくは、内面側にも固定され
ていることである。
潤滑性物質とは、湿潤時に潤滑性を有する物質をいう。
具体的には、水溶性高分子物質またはその誘導体がある
。潤滑性物質は、上記合成樹脂の表面に共有結合または
イオン結合により固定されている。そして、この潤滑性
物質は、原則として鎖状で架橋のない高分子物質であり
、OH、−CON H、、−COOHl−N +−(7
、coo−−5o3−なとの親水性基を何している。さ
らに、潤滑性物質は、湿潤時に含水し71η滑性を発現
するものである。
具体的には、天然水溶性高分子物質として、カルホキシ
メチルデンフン、ジアルデヒドデンフンなどのデンプン
系、)Jルボキシメチルセルロース、メチルセルロース
、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロースなとのセルロース系、タンニン、リグニン系、
アルギン酸、アラビアゴムヘパリン、キチン、キトサン
などの多糖類、ゼラチン、カゼインなどのタンパク質な
どが考えられる。合成水溶性高分子物質としては、ポリ
ビニルアルコール、ポリアルキレンオキサイド系として
、ポリエチレンオキサイド、ポリアルキレンポリコール
系として、ポリエチレングリコール、アクリル酸系とし
て、ポリアクリル酸ソーダ、無水マレイン酸系として、
メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体、メチル
ビニルエーテル無水マレイン酸ソーダ、メチルビニルエ
ーテル無水マレイン酸アンモニウム塩、無水マレイン酸
エチルエステル共重合体、フクル酸系として、ポリヒド
ロキシエチルフタル酸エステル、水溶性ポリエステルと
して、ポリジメチロールプロピオン酸エステル、アクリ
ルアミド系として、ポリアクリルアミド加水分解物、ポ
リアクリルアミド四級化物、ポリビニルピロリドン、ポ
リエチレンイミン、ポリエチレンスルホ不−1・、水溶
性ナイロンなどが考えられる。
また、水溶性高分子物質の誘導体とは、水溶性に限定さ
れず、」二記の水溶性高分子物質を基本FM成とするも
のであれば、不溶化されたものであってもよ(、湿潤時
に含水し潤滑性を発現するものであれば使用できる。例
えば、上記水溶性高分子物質の場合、付加、置換、酸化
、還元反応などで得られるエステル化物、塩、アミド化
物、無水物、ハロケン化物、エステル化物、加水分解物
、アセタール化物、ホルマール化物、アルキロール化物
、4汲化物、シアン化物、ヒドラジド化物、スルホン化
物、ニトロ化物、イオンコンプレックス、さらに、ジア
ソニウム基、アジド基、イソ/アネート基、酸クロリド
基、e J!!t 水物基、イミノ炭酸エステル基、ア
ミン基、カルボキシル基、エボキン基、水酸基、アルデ
ヒド基等、反応性官能基を2個以上Gする物質との架橋
物、また、ビニル化合物、アクリル酸、メタクリル酸、
ジエン系化合物、無水マレイン酸等との共重合物などが
考えられる。
さらに、上記の細孔内に流入している合成樹脂は、後述
するように潤滑性物質とイオン結合または共有結合する
反応性官能基を持っているか、または反応性官能基を有
する化合物を含有している。
そして、細孔また凹部内に流入した合成樹脂中に存在ま
たは導入された反応性官能基と、上記の潤滑性物質とが
結合することにより、合成樹脂表面上に潤滑性を付与す
ることが可能となり、水に溶けることなく持続的な潤滑
性表面を得ることができる。ここでは、共有結合による
もので説明する。潤滑性物質としては特に制限はないが
、上述したセルロース系、無水マレイン酸系、アクリル
アミド系、ポリエチレンオキサイド系、水溶性ナイロン
などが好適に使用される。特にヒドロキシプロピルセル
ロース、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸共tf
1体、ポリアクリルアミド、ポリエチレングリコール、
水溶性ナイロン(東し株式会社製 AQ−ナイロン P
−70)などが好適である。これら潤滑性物質の平均分
子量は、特に制限はないが、3〜500万程度のものが
潤滑性も高く、適度な厚さに、しかも含水時における膨
潤度も著しく大きくない潤滑層が得られ好適である。
また、合成樹脂の表面にイオン結合により固定される潤
滑性物質としては、ポリビニルピロリドンの他に上述し
た水溶性高分子物質のカルボン酸塩、スルホン酸塩、ア
ンモニウム塩などがあり、具体的にはカルボン酸塩とし
てはメチルビニルエーテル無水マレイン酸のナトリウム
塩、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド加水分
解物、カルボキシメチルセルロースナトリウム塩、アル
ギン酸ナトリウムなどがあり、スルホン酸塩としてはポ
リスチレンスルホン酸ソーダ、ポリビニルスルホン酸ソ
ーダなどがあり、アンモニウム塩としてはメチルビニル
エーテル無水マレイン酸のアンモニウム塩、ポリアクリ
ルアミド四級化物などがある。
細孔内また凹部に流入した合成樹脂中に、存在する反応
性官能基としては、前記潤滑性物質と反応し、結合ない
し架橋して固定するものであれば、特に制限はないが、
ジアゾニウム基、アジド基、イソシアネート基、酸クロ
リド基、酸無水物基、イミノ炭酸エステル基、アミ7基
、カルボキシル基、エポキシ基、水酸基、アルデヒド基
等が考えられ、特にインシアネート基、アミ7基、アル
デヒド基、エポキシ基が好適である。
従って、反応性官能基含有合成樹脂としては、ポリウレ
タン、ポリアミドなどが好適である。
また、反応性官能基を有する物質としては、例えば、メ
チレンジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート、キシレンジイソシア
ネート、トルエンジイソシアネート、ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、フェ
ニレンジイソシアネート、シクロへキシレンジイソシア
ネートなどのイソシアネート類、およびこれらイソ/ア
ネートとポリオールのアダクトまたはフレポリマーなど
さらに、例えば低分子ポリアミンとしてエチレンジアミ
ン、トリメチレンジアミン、1.2ジアミノプロパン、
テトラメチレンジアミン、1.3−ジアミノブタン、ペ
ンタメチレンジアミン、2.4−ジアミノペンタン、ヘ
キサメチレンジアミン、N、N−ジメチルエチレンジア
ミン、N。
N−ジエチルトリメチレンジアミン、N、N−ジメチル
トリメチレンジアミン、N、N−ジメチルp−フェニレ
ンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテト
ラミン、テトラエチレントリアミン、トリエチレンテト
ラミン、テトラエチレンペンタミン、ヘブタエチレンオ
クタミン、ノナエチレンデカミン、1.3−ビス(2”
アミノエチルアミ/)プロパン、ビス(3−アミノプロ
パル)アミン、1.3−ビス(3°−アミノプロピルア
ミノ)プロパン、トリス(2−アミノエチル)アミン、
テトラ(アミノメチル)メタン、メチルイミノビスプロ
ピルアミン、工チルイミノビスエチルアミン、N−アミ
ノプロピル−2モルホリン、N−アミノプリビル−2ピ
ペコリン、キシリレンジアミン、フゴ、ニレンジアミン
、ピペラジン、N−メチルビペランン、N−(2−アミ
ノエチル)エタノールアミン、N−アミノエチルピペラ
ジンなどが考えられる。高分子ポリアミンとして[+]
アミンとアルキレンシバライドあるいはエピクロルヒド
リンから合成されるポリ (アルキレンポリアミン)、
[II] エチレンイミン、プロピレンイミンなどのア
ルキレンイミンの開環重合によって得うれるアルキレン
イミン重合体、[[11]その池、ポリビニルアミン、
ポリリジンなどのポリアミン。
さらに、グルタルアルデヒド、テレフタルアルデヒド、
イソフタルアルデヒド、ジアルデヒドなどのポリアルデ
ヒド。
さらにエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリ
エチレングリコールジグリシジルエーテルなどのポリエ
ボキンドがある。
そして、多孔質チューブの細孔またチューブ本体の凹部
ないし細孔に、合成樹脂および上記の化合物を流入させ
る方法としては、合成樹脂と」−記した反応性官能基を
有する化合物とを含む溶液を多孔質チューブまたはチュ
ーブ本体に塗布し、その後乾燥することにより行うこと
かできる。塗布は、溶液のスプレーコーティング、溶液
中へのチューブの浸漬などにより行われる。
用いられる溶媒としては、多孔質チューブまたはチュー
ブ本体を溶解しないものまたある程度の溶解性を有する
ものなどが使用できる。
溶媒は、多孔質チューブまたはチューブ本体の材’Nに
より相違するが、例えば、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、/クロヘキサノン等のケ
トン系、酢酸ブチル、酢酸エチル、カルピトールアセテ
ート、ブチルカルピトールアセテート等のエステル系、
メチルセロソルブ、エチルセロソルフ、テトラヒドロフ
ラン等のエーテル系、トルエン、キンレン等の芳香族系
、ジクロロエタン等のハロゲン化アルキル系、アルコー
ル系等いずれを用いてもよい。
多孔質チューブまたはチューブ本体がPTFE等のフッ
素系樹脂の場合、溶媒としては、アセトン、メチルエチ
ルケトン、テトラヒドロフラン等が好適である。
また、上記説明では、合成樹脂とともに反応性官能基を
有する化合物を細孔内に流入させる方法について説明し
たが、これに限らず、細孔内に合成樹脂を最初に流入さ
せ、その表面に反応性官能基を付着させる方法を用いて
もよい。
次に、本発明のカテーテルを血管的導入用カテーテルに
応用した実施例を図面を用いて説明する。
第3図は、本発明のカテーテルを血管的導入用カテーテ
ルに応用した実施例の側面図であり、第4図は第3図に
示す血管的導入用カテーテルの断面図である。
この血管導入用カテーテルIOは、カテーテル本体11
と、カテーテル本体11に沿って内蔵された超I沖性線
13とを具備している。具体的に説明すると、カテーテ
ル本体11は、先端から基端まで貫通したルーメン15
を有しており、カテーテル本体■1の基HJt:には、
ハブ12が固着されている。
カテーテル本体11の先端部は、導入される血管に対し
て導入か容易となるように任意の形状に変形されている
。またカテーテル本体11の先端部は、細径となってい
る。ハブ12は、カテーテル本体11の内部ルーメンと
連通ずる通路を有するとともに、この通路を閉塞しない
ようにハブ12の内部には、超づ中性線23の一端か固
着されている。そして、超弾性線23の他端は、カテー
テル本体11の先端より突出しない程度に、もしくは少
し突出する程度に、先端部付近まで延びている。
超弾性線23としては、金属線であることが好ましく、
線径005〜1.50mス、好ましくは010〜1、0
0mmの超弾性合金であり、特に好ましくは、超弾性合
金の逆変態完了温度以上の温度下で応力負荷を行うとみ
かけ」−1数%〜10%程度の塑性変形を起すが、除荷
と同時にほぼ完全に元に戻る合金線をである。具体例と
してはNi:50.5〜51.Oat%のT1Ni合金
が最も好ましいが、Ni:50.3〜52. Oat%
のT1Ni合金でも可能である。また、T1Ni合金に
第3元素を一種もしくは数種添加した謂ゆるTiN1X
系合金等も使用できる。
カテーテル本体11に内蔵されたこの超弾性線23は、
ガイドワイヤーの代用として作用し、血管内導入用カテ
ーテルを血管内の所望部位へ容易に導入させることが可
能となる。
カテーテル本体11は、上述のように樹脂製多孔質チュ
ーブをカテーテル基体とし、多孔質チューブの細孔内に
多孔質チューブを形成する樹脂との接着性を有する合成
樹脂が流入しており、さらにこの合成樹脂の表面に、潤
滑性物質が固定されている。多孔質チューブとしては、
内径0.36〜1.1+u+、肉厚150〜3GOμ真
、長さ800〜2000Rj+のものが用いられる。そ
して、この実施例では、多孔質PTFEチューブ(内径
0.55*i+。
外径0.97gm、肉厚210μ肩、平均孔径5μ次、
長さ1000■、空孔率50%)を用いた。さらに、細
孔内に流入する合成樹脂としては、塩化ビニル樹脂を用
いた。さらに、反応性官能基を有する化合物としては、
メチルジイソシアネート(MDI)を用いた。潤滑性物
質としては、無水マレイン酸エチルエステル共重合体を
用いた。カテーテル本体11の作成は、テトラヒドロフ
ラン(THF)を溶媒として、これにポリ塩化ビニル(
重合度L’aQQ、D OP 20%含有)か9重量%
となるように、添加し溶解した。さらに、この溶液に、
上記のメチルジイソシアネートか6重量%となるように
添加し、溶解した。そして、上記の多孔質PTFEチュ
ーブの表面に上記の溶液をコーティングし、溶媒を自然
乾燥により、揮発させた。外表面に付着したものは、テ
トラヒドロフランで拭き取った。
そして、上記の処理を行ったときの、多孔質チューブの
空孔率は、0〜20%、好ましくは0〜5%である。そ
して、上記の処理を行ったPTFEチューブを、テトラ
ヒドロフランに2重量%となるように無水マレイン酸エ
チルエステル共重合体を溶解した溶液をコーティングし
、PTFEチューブの細孔内に流入した合成樹脂の表面
のメチルジイソシアネートと共有結合させ、上記の共重
合体を固定した。
上記のように形成したチューブ状のカテーテル本体11
の基端に融着または接着剤を介して、合成樹脂製(例え
ばナイロン)のルアーテーパ−付ハブ12を固着した。
また、あらかじめ、このハブ12の通路の中心部に、カ
テーテル本体11のルーメン15内を通って延出し、先
端部がカテーテル本体11の先端開口部近傍で終るよう
にして設けられた外径0.46m1、長さLIOQmm
のNi−Ti (原子比でNi上50.3%)合金から
なる超弾性線13の一端を固着した。
超弾性線23のハブ12への固着は、第4図のII線断
面図である第5図に示すように、ハブ12の通路の内壁
面から中心に向って放射状に突出する複数の突起片16
の先端部により周りから保持するようにした。
この実施例の血管内導入用カテーテルを血管内に導入す
る場合、ガイドワイヤーを特に用いることなく、導入針
、イントロデューサカテーテル等を留置した動脈内にそ
のまま挿入し、ハブを操作することによりカテーテル先
端にトルクを伝達させながら1m管分岐の選択をおこな
い、目的部位までカテーテル先端を到達させる。ついで
ハブの基端より薬液、造影剤等の注入をおこなうことが
できる。
第6図および第7図は、超弾性線23がカテーテル本体
11に対し挿脱自在となっている実施例を示すものであ
る。
すなわち、第6図に示すように、超弾性線23はカテー
テル本体11のハブ12に対し着脱自在に結合される超
弾性線固定ハブ14にその基端が固着されている。この
場合の固着方法としては第5図と同様にして行うことが
できる。したがって、この実施例では、超弾性線13は
、第7図に示すように、カテーテル本体11を血管内の
目的部位に導入させたのち、超弾性線固定ハブ14とと
もにカテーテル本体11から抜去することができる。こ
れにより、カテーテル本体11のルーメン15の有効内
径が太き(なり、ハブ12からの薬液、造影剤等の注入
速度を増大させることができる。その他の構成について
は第2図ないし第5図に示した実施例と同様である。
尚、本発明のカテーテルは、上記のようなカテーテルに
限らず、例えば、血管造影用カテーテル、血管的狭窄部
の治療に用いられる拡張体付カテーテル、高カロリー輸
液等の投与に用いられるIVHカテーテルなど種々のカ
テーテルに応用することができる。また、本発明の医療
用チューブは、各種血液回路、人工血管、体内または血
液回路中に挿入されるセンサー用のチューブ、さらには
血液と接触する各種チューブ類などに利用できる。
[発明の効果] 本発明のカテーテルは、樹脂製多孔質チューブをカテー
テル基体とし、該多孔質チューブの細孔内に該チューブ
を形成する樹脂との接着性を有する合成樹脂か流入して
おり、さらに該合成樹脂の表面に、潤滑性物質か固定さ
れているので、血管への挿入時にも血管内壁との間の抵
抗が少なく、導入か容易であり、血栓の発生も少な(、
長期的に血液に接触しても、血漿タンパクの付着が少な
く、外径の肥大化、内部ルーメンの閉塞の虞れか少ない
。さらに、比較的硬質の合成樹脂により形成しても、カ
テーテル本体の基材チューブが多孔質であるので、必要
な可撓性を有するものとすることかでき、かつ肉厚を十
分に薄いものとすることかでき、より細径のカテーテル
に応用することか可能である。
また、本発明の医療用チューブは、合成樹脂により形成
された医療用チューブ本体をチューブ基体とし、該チュ
ーブ本体の外表面は露出した状態であって、かつ該チュ
ーブ本体の外表面に存在する多数の凹部若しくは孔部に
は、該チューブ本体を形成する合成樹脂と異なる合成樹
脂か充填されており、さらに、充填された合成樹脂のチ
ューブ外表面側部分には潤滑性物質か固定されているの
で、長期的に血液に接触しても、血漿タンパクの付着が
少なく、外径の肥大化の虞れか少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のカテーテルの一実施例の拡大した側
面の部分図、第2図は、本発明のカテーテルの側壁拡大
断面図、第3図は、本発明ツカチーチルを血管内環入用
カテーテルに応用した実施例の側面図、第4図は第3図
に示した血管内環入用カテーテルの断面図、第5図は、
第3図の>I線断面図、第6図は、本発明のカテーテル
を血管内環入用カテーテルに応用した実施例のハブ部分
の拡大断面図、第7図は、第6図に示した実施例の血管
内環入用カテーテルの使用態様を示す側面図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂製多孔質チューブをカテーテル基体とし、該
    多孔質チューブの細孔内に合成樹脂が流入しており、さ
    らに該合成樹脂の表面には潤滑性物質が固定されている
    ことを特徴とするカテーテル。
  2. (2)前記多孔質チューブの細孔に流入している合成樹
    脂は、前記潤滑性物質とイオン結合または共有結合する
    反応性官能基を有している請求項1に記載のカテーテル
  3. (3)前記多孔質チューブの細孔に流入している合成樹
    脂は、前記潤滑性物質とイオン結合または共有結合する
    反応性官能基を有する化合物を含有している請求項1に
    記載のカテーテル。
  4. (4)前記多孔質チューブの細孔に流入している合成樹
    脂は、軟質合成樹脂である請求項1ないし3のいずれか
    に記載のカテーテル。
  5. (5)前記多孔質チューブを形成する樹脂が、フッ素系
    合成樹脂である請求項1ないし4のいずれかに記載のカ
    テーテル。
  6. (6)合成樹脂により形成された医療用チューブ本体を
    チューブ基体とし、該チューブ本体の外表面は露出した
    状態であって、かつ該チューブ本体の外表面に存在する
    多数の凹部若しくは孔部には、該チューブ本体を形成す
    る合成樹脂と異なる合成樹脂が充填されており、さらに
    、充填された合成樹脂のチューブ外表面側部分には潤滑
    性物質が固定されていることを特徴とする医療用チュー
    ブ。
  7. (7)医療用チューブ本体が抗血栓性材料からなる請求
    項6記載の医療用チューブ。
  8. (8)前記チューブ本体を形成する樹脂が、フッ素系合
    成樹脂である請求項6に記載の医療用チューブ。
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