JPH0214749Y2 - - Google Patents

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JPH0214749Y2
JPH0214749Y2 JP12069585U JP12069585U JPH0214749Y2 JP H0214749 Y2 JPH0214749 Y2 JP H0214749Y2 JP 12069585 U JP12069585 U JP 12069585U JP 12069585 U JP12069585 U JP 12069585U JP H0214749 Y2 JPH0214749 Y2 JP H0214749Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、往復動式電気かみそりに係り、モ
ータおよび振動子の組み付けの容易化を主眼とす
る。
〔従来の技術) 従来、往復動式電気かみそりとして、例えば、
第11図および第12図に示すようなものがあ
る。そこでは、前後ケース1a,1bを突き合わ
せてなる本体ケース1に往復動式の内刃3とモー
タ11とを上下に配置し、かつ内刃3とモータ1
1との間にプラスチツク製の振動子6を配置する
とともに、振動子6の下面側にその前後方向にピ
ン溝16を設けてこれにモータ11の上端面から
突設した偏心ピン15を係合しており、モータ1
1の回転に伴つて振動子6が一定ストロークで左
右に往復振動して内刃3をその方向に往復動させ
るようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ここで、第1に問題にするのは、振動子6の下
面側に形成されたピン溝16がその全周を溝内壁
で囲まれて下向きのみに開放した形に形成されて
いて、このピン溝16へのモータ11側の偏心ピ
ン15の挿し込み方向が上下方向に制約されてお
り、そのため、これらモータ11および振動子6
の本体ケース1への組み込みが厄介になる点であ
る。
すなわち、本体ケース1内ではかかるピン溝1
6に対し偏心ピン15が常に係合する状態になる
よう振動子6とモータ16とを定置固定しなけれ
ばならないが、この組み込みに際しては、例え
ば、第12図に示すごとく本体ケース1に先に振
動子6を組み込み、次いでモータ11を組み込む
か、または、その反対に本体ケース1にモータ1
1を組み込み後振動子6を組み込むことになる。
しかし、一般に、振動子6の上側には本体ケース
1に一体形成された上面壁2が存在し、またモー
タ11の上下にはモータ上端受け壁28とモータ
下端受け壁29とが対向状に本体ケース1に一体
に形成されている場合が多い。そのため、前述し
たごとくモータ11または振動子6を偏心ピン1
5とピン溝16が係合するよう後組みするとき
は、前記モータ上端受け壁28、モータ下端受け
壁29または上面壁2が障害となるため、これか
ら避けるべくそのモータ11(第12図中、符号
Pで示す)または振動子6を一旦大きく傾けて組
み込まねばならず、甚だ煩わしい手数がかかるの
であつた。とくに、旅行時の携帯の便を図るなど
のためにその本体ケース1全体が小型化されたも
のでは組み込みスペースが狭隘となつて組み込み
作業が非常に困難である。
第2に、問題になるのは、前後ケース1a,1
bのうちいずれか一方にそれらモータ11および
振動子6を組み付けたのち、これに他方の前ケー
ス1aまたは後ケース1bを被せてはじめてモー
タ11が本体ケース1内に完全に定置固定される
という組み込み形態をとることが多いが、かかる
組み込み形態では、その組み立て途上においてモ
ータ11ががたつくようでは爾後の作業がスムー
ズに行えないため、モータ11の仮止めが必要と
なつてくる点である。
この考案はかかる事実に着目して、偏心ピンの
ピン溝への挿し込み方向に多様性をもたせるべく
ピン溝の形状に改良を加えることにより、モータ
および振動子の本体ケースへの組み込み作業の容
易化を図ることを目的とする。
また、この考案はモータと電池とを接続する弾
性端子板を利用してモータの仮止め、がた止めが
必要に応じて図れるようにすることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では第1図に示すように、本体ケース1
に上下にして配された往復動式の内刃3とモータ
11との間にプラスチツク製の振動子6が配置さ
れ、振動子6の下面側に形成したピン溝16にモ
ータ11側の偏心ピン15が係合されて、モータ
11の回転に伴い振動子6が左右に往復振動して
内刃3をその方向に往復動させるようにした形態
の往復動式電気かみそりを前提とする。
そのうえで、本考案は振動子6のピン溝16の
前後方向の少なくとも一端16aまたは16bを
開放状態に形成して、モータ11または振動子6
の組み込み時にその振動子6のピン溝16の開放
端側からモータ11の偏心ピン15をさし込み可
能としたものである。
また、本考案は本体ケース1内にモータ11に
並べて収容配置される電池12の端子12a,1
2bとモータ11の下端面に設けた端子11a,
11bとを接続する弾性端子板18及び/又は2
0を利用し、これをモータ11の端子11a及
び/又は11bに弾性接当させることにより、モ
ータ11をモータ上端受け壁28に対し押しつけ
るようにしたものである。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案によれば、振動子
6のピン溝16の前後方向の少なくとも一端16
aまたは16bを開放状に形成したものであるか
ら、本体ケース1内面上のモータ上端受け壁28
と端子板18,20間にもこの前後方向からモー
タ11を略真つ直ぐにして容易に嵌め込むことが
できる。従つて、弾性端子板18及び/又は20
が先組みされている実施形態でも該端子板を必要
以上に弾性変形させずにモータ11を組み込め、
該端子板に永久ひずみが生じることをよく防止で
きる。
また、端子板18及び/又は20はモータ11
をモータ上端受け壁28に対し押しつける形でモ
ータ11の端子11a及び/又は11bに弾性接
当させてあるので、該端子板のモータ端子との接
触状態が確実に維持されうるばかりか、組み立て
途上でのモータ11の仮止めが行えて爾後の作業
がスムーズに行える。また組み立て後はその端子
板18及び/又は20の押しつけ力でモータ11
のがた止め効果をも期しうる利点がある。
〔実施例〕
以下、本考案に係る電気かみそりの一実施例を
第1図ないし第8図に基づき説明する。
第1図および第3図において、これの本体ケー
ス1はプラスチツク製の前後ケース1a,1bを
突き合わせて一体的に結合してなる。その本体ケ
ース1の上面壁2の上方に外刃Sの内面に対し摺
接自在な振動式の内刃3が備えられる。その内刃
3は上面壁2の中央開口部から上向きに突出した
駆動杆4上に内刃ホルダ5を介して所定ストロー
クだけ上下移動自在に支持される。駆動杆4は本
体ケース1の上面壁2の内側下方に宙吊り状態に
組み込まれた振動子6の上面中央部から一体に突
設されている。その振動子6はこれ全体がプラス
チツク成形品であり、前記駆動杆4を有する振動
子本体7の左右端に薄肉部8,8を一体に形成し
て、左右の各薄肉部8,8の固定側端部9,9を
上面壁2の内面左右に設けられた係合凹部10,
10に係合固定している。
本体ケース1内の振動子6より下方にはモータ
11と2個の電池12が左右方向に並べて配置さ
れる。モータ11の上端面から突出した回転軸1
3上にはバランサー14が固着され、該バランサ
ー14の上端面に突設した偏心ピン15が振動子
本体7の左右一側下面に前後方向に形成されたピ
ン溝16に前後方向に摺動自在に係合される。従
つて、モータ11が回転し、この回転がバランサ
ー14および偏心ピン15を介して振動子6に伝
えられ、振動子6が薄肉部8,8の弾性変形を介
して左右方向に往復振動して内刃3をその方向に
往復動させる。
本体ケース1内において、モータ11に並べて
配置される左右2個の電池12は互いに陽極端子
12aと陰極端子12bとを上下逆にして収納さ
れ、一方の陰陽極端子12b,12aどうしは本
体ケース1の底壁に備えた電池蓋17の内面上の
共通端子板22で直列につながれ、その他方の陽
極端子12aはモータ11の陽極側の端子11a
に弾性を有する可動および固定スイツチ端子板1
8,19を介して接続され、また陰極端子12b
は同じく弾性を有する端子板20を介してモータ
11の陰極側の端子11bに接続される。
第3図および第7図に示すように、可動および
固定スイツチ端子板18,19は前ケース1の内
面上にかしめ溶着などにより固着され、前ケース
1aの正面側外表面上の左寄り側にスイツチボタ
ン21が上下方向に所定ストロークだけスライド
自在に装着されて、そのスライド操作でもつて可
動スイツチ端子板18の可動接点18cが固定ス
イツチ端子板19の固定接点19cに対し接離す
る。即ち、スイツチボタン21の内面側に押圧子
21aが突設され、この押圧子21aがスイツチ
ボタン21の上下スライドに伴つて可動側のスイ
ツチ端子板18の斜面部23上を摺動することに
より該端子板18が前後方向に弾性変形してその
可動接点18cを固定スイツチ端子板19の固定
接点19cに対し接離するようになつている。
固定スイツチ端子板19の固定接点19cは、
第3図に示すように電池12の絶縁外表面の円周
一部(電池12の円周の前ケース1aの内面に最
も接近する部分)で受け止められる形に位置設定
されて、可動接点18cが接触したときにこの固
定接点19cが後方へ逃げることなく確実なその
接触状態が得られるようにしてある。
第6図において、スイツチボタン21がスライ
ドする前ケース1aの外表面には左右2本の細い
リブ24を上下方向に突設してスイツチボタン2
1の摺動抵抗を少なくし、また前ケース1aの外
表面への擦傷を生じないようにしている。
また、スイツチボタン21の内面側の左右端に
は左右外側方向に突出した爪25を有するスライ
ド脚片26を設ける一方、前ケース1aの内面側
に、左右内側方向に向く爪摺動段部27aを有す
るガイドリブ27を設けて該爪摺動段部27a上
に前記スライド脚片26の爪25を上下方向に摺
動自在に弾性接当させている。このようにスイツ
チボタン21側のスライド脚片26の爪25のみ
をケース側のガイドリブ27に当てているため、
第13図に示すごとくスライド脚片26の略全面
をガイドリブ27に当てているものに比し、スイ
ツチボタン21の摺動抵抗を軽減できる。また、
スライド脚片26の弾性を利用してその爪25を
爪摺動段部27aに弾性接当させているので、ス
イツチボタン21のがたつきや振動が少なく、ビ
ビリ音などを防止できる。さらに、スイツチボタ
ン21のスライド操作にあたつてその表面上の左
右リブ24,24間に対応する中央部を指で押圧
し、この押圧力によりスイツチボタン21が第6
図中、仮想線Fで示すごとく撓むようなことがあ
つても前記スライド脚片26は爪25をガイドリ
ブ27の爪摺動段部27aに対し接当係合力を強
くしても外れるようなことはなくなる。
第1図および第4図において、上記振動子6は
ピン溝16の後端16aを開放状に形成してい
る。また前後ケース1a,1bの各内面にはモー
タ11の上端面および下端面をそれぞれ受け止め
支持するモータ上端受け壁28およびモータ下端
受け壁29が上下に対向して突設される。前記端
子板18のモータ端子11aに接当するモータ接
当側端部18aは、モータ11への押しつけ弾性
力を具有すべく、その自由状態において第8図に
示すごとくモータ下端受け壁29より少し上方へ
延在する傾き状態に設定される。
しかるときは、前ケース1aと後ケース1bと
を突き合わせる前の段階で、まず、第8図に示す
ように前ケース1aの内面上の係合凹部10,1
0に振動子6の左右の固定側端部9,9を前ケー
ス1aの内面後方から前方へ真つ直ぐに差し込ん
で係合固定することにより振動子6を組み込み、
ついで偏心ピン15を備えたモータ11をモータ
上端受け壁28とモータ下端受け壁29間に嵌め
込むのであるが、このさい、振動子6のピン溝1
6の後端16aが開放した形になつているので、
モータ11の下端面上に突設した端子11a,1
1bを弾性端子板18,20のモータ接当側端部
18a,20aに設けた凹部18b,20bに係
合させたうえで、該弾性端子板18,20をわず
かに押し下げ弾性変形させながらモータ11をモ
ータ上端受け壁28とモータ下端受け壁29間の
後方から前方(第8図中、A方向)へ略真つ直ぐ
に嵌め込むことにより、偏心ピン15をピン溝1
6に係合させることができることになる。このと
き、モータ11は略真つ直ぐにして弾性端子板1
8,20をわずかに下方へ弾性変形させることで
モータ上端受け壁28とモータ下端受け壁29間
に嵌め込まれるので、その端子板18,20のモ
ータ接当側端部18a,20aに永久ひずみを加
えるおそれがない。また、モータ11は実質的に
上端受け壁28と下端受け壁29とで位置決め保
持されているが、更に、弾性端子板18,20に
よりモータ11が上端受け壁28に対し強く押し
つけられて確実に仮止めされることになる。従つ
て、このように前ケース1aの内面上に振動子6
およびモータ11を組み付けたのちも、モータ1
1の上下方向および、特に前後方向のがたつきは
みられずして後ケース1bを前ケース1aに突き
合わせてネジ30で一体的に結合する作業がスム
ーズに行える。
〔別実施例〕
第9図は本考案の別実施例を示しており、これ
では振動子6のピン溝16の前端16bを開放状
に形成してある。これによれば、先にモータ11
をモータ上端受け壁28とモータ下端受け壁29
との間にはめ込んだのち、振動子6を真つ直ぐに
して左右の固定側端部9,9を係合凹部10,1
0に差込み係合させると同時に偏心ピン15をピ
ン溝16の開放前端16bからさし込み係合させ
ることができる。
また、第10図は本考案の更に別実施例を示し
ており、これでは振動子6のピン溝16の前後両
端16a,16bを開放状に形成したものであ
る。これによれば、振動子6またはモータ11の
いずれか一方を先に組み込んだのちも、他方のも
のを前述したと同様に容易に組み込むことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案に係る振動式電気
かみそりの一実施例を示しており、第1図は電気
かみそりの内部正面図、第2図は外観正面図、第
3図は第1図における−線断面図、第4図は
第1図における−線断面図、第5図は第1図
における−線断面図、第6図は第1図におけ
る−線断面図、第7図は振動子およびモータ
を組付ける前の前ケースの内部正面図、第8図は
モータの組み込み途上の状態を示す縦断側面図で
ある。第9図および第10図はいずれも本考案の
異なる別実施例を第8図に相応して示す縦断側面
図である。第11および第12図は従来の振動式
電気かみそりを例示しており、第11図はその内
部正面図、第12図はモータの組み込み過程を示
す縦断側面図である。第13図は本考案との比較
例を示すスイツチボタンの摺動部分の断面図であ
る。 1……本体ケース、3……内刃、6……振動
子、11……モータ、12……電池、13……回
転軸、15……偏心ピン、16……ピン溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース1に上下にして配された往復動式の
    内刃3とモータ11との間に、プラスチツク製の
    振動子6を配置し、該振動子6の下面側に前後方
    向に形成されたピン溝16にモータ11の上端面
    から突設した回転軸13上の偏心ピン15を係合
    して、モータ11の回転に伴い振動子6が左右に
    往復振動して内刃3をその方向に往復動させるよ
    うにした往復動式電気かみそりにおいて、前記振
    動子6のピン溝16の前後方向の少なくとも一端
    16aまたは16bが開放状に形成され、本体ケ
    ース1の内面に、モータ11の上端面を受けるモ
    ータ上端受け壁28と、モータ11に並べて収容
    配置される電池12の端子12a,12bとモー
    タ11の下端面に設けた端子11a,11bとを
    接続する弾性端子板18,20とが上下に対向す
    べく設けられ、該端子板18及び/又は20の弾
    性力でモータ11をモータ上端受け壁28に対し
    押しつけるよう端子板18及び/又は20をモー
    タ端子11a及び/又は11bに弾性接当してな
    ることを特徴とする往復動式電気かみそり。
JP12069585U 1985-08-05 1985-08-05 Expired JPH0214749Y2 (ja)

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JP12069585U JPH0214749Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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JP12069585U JPH0214749Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6227571U JPS6227571U (ja) 1987-02-19
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