JPH0214821Y2 - - Google Patents

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JPH0214821Y2
JPH0214821Y2 JP15299283U JP15299283U JPH0214821Y2 JP H0214821 Y2 JPH0214821 Y2 JP H0214821Y2 JP 15299283 U JP15299283 U JP 15299283U JP 15299283 U JP15299283 U JP 15299283U JP H0214821 Y2 JPH0214821 Y2 JP H0214821Y2
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JP
Japan
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die
rolling
horizontal oil
rolling die
oil groove
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JP15299283U
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JPS6060134U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車用変速機の同期装置に使用さ
れるシンクロナイザリングの内面に横油溝を転造
加工するためのダイスに関するものである。
(従来技術) 自動車用変速機のシンクロナイザリングは銅合
金又は鉄等から環状にプレス成形されていて台形
円錐状内面を有しており、この円錐状内面は油中
で相手部品であるシンクロコーンと接触し摺動す
るようになつている。そしてこの摺動接触が確実
に行われ、シンクロナイザリングの円錐状内面と
シンクロコーン間の摩擦係数を安定した値に保持
するために第1図に示すようにシンクロナイザリ
ング1の環体2の内周面2aには軸方向の縦油溝
5と円周方向の横油溝6とが設けられており、環
体2の軸方向の断面では内周面2aに山と谷の連
続した波形が形成されている。そして山の頂上部
がシンクロコーンと接触し、谷部が油を排除する
通路となつている。なお、第1図において3は図
示しないスリーブと噛合する歯部を、4はキー溝
をそれぞれ示す。
ところで従来構油溝6はねじ切り加工によりね
じ状溝に形成されていた。然しねじ状溝は溝の深
さを所定値にするには数回のねじ切り加工が必要
で加工工数が多くコスト高であつた。
そこで加工工数を低減させる目的で第2図の歯
型を有する台形円錐状の転造ダイス7を使用し、
第3図に示すように環体2をチヤツク9に取りつ
け、ダイス軸8に取りつけた転造ダイス7を環体
2内に挿入し、図示しない軸支持装置によつてダ
イス軸8を矢印Pの方向に環体2の内周面2aに
押しつけながらチヤツク9を矢印方向に回転させ
て内周面2aに横油溝6を成形していた。なお、
転造ダイス7が台形円錐状でなく軸心に対し平行
歯を有する時はダイス軸8は環体2の内周面2a
に平行に配置され、内周面2aに押しつけられ
る。
然し第2図の歯型を有する転造ダイス7で横油
溝6を環体2の内周面2aに転造すると第4図に
示すように横油溝6の山頂部10の内部に表皮巻
込み傷11が発生する。この表皮巻込み傷11は
クラツクであり、シンクロナイザリング1の使用
中に進行して同リングの疲労破壊を早める欠点が
あつた。又従来の転造ダイス7では谷底7aの形
状を一定に揃えるのに高い加工技術を必要とし、
転造された横油溝6の山頂部10の形状にばらつ
きが生じ易く、このため転造後の初期にはシンク
ロコーンとの接触が不均一となる欠点があつた。
(考案の目的) この考案は転造された横油溝の山頂部の内部に
表皮巻込み傷が全く発生しない、山頂部の形状が
一定し、転造後の初期においてもシンクロコーン
と均一に接触する横油溝を転造することのできる
ダイスの提供を目的とする。
(考案の構成) 上記の目的を達成するためこの考案のダイスは
ダイス歯間の谷底に谷底より深く凹む逃し溝を設
けた構成を有している。
(実施例の説明) 以下この考案を実施例を示す図面に基づき説明
する。なお、従来と同じ構成要素に対しては同じ
番号を附しその説明を省く。第5図はこの考案の
第1実施例の転造ダイス17の要部のみを示す。
この転造ダイス17は一体型であり、隣接するダ
イス歯18間の谷底19には谷底19より深く凹
む逃し溝20が設けられている。第3図の装置に
おいて従来の転造ダイス7の代りにこの転造ダイ
ス17を使用すると環体2の内周面2aには第6
図に示す横油溝16が形成され、その山頂部22
の外側には表皮巻込み傷21が形成される。この
表皮巻込み傷24は後工程において仕上げバイト
により切除されるがこの際山頂部22の高さは内
周面2aと同一面に仕上げされる。
第7図はこの考案の第2実施例の転造ダイス2
7を示す。この転造ダイス27は各ダイス歯28
が分割可能の分割型であり、第8図に示すように
ダイス軸8にナツト12により緊締され使用され
る。転造ダイス27のダイス歯28間の谷底29
には転造ダイス17の逃し溝20と同形状の逃し
溝30が設けられている。逃し溝30の作用は逃
し溝20と同じである。
(考案の効果) この考案は上述の構成を有するので、次のよう
な優れた効果を有する。
(イ) この考案の転造ダイスを使用してシンクロナ
イザリングの内周面に横油溝を転造すると、表
皮巻込み傷は横油溝の山頂部の外側に形成され
るのでバイト仕上げにより容易に切除される。
従つて山頂部には傷が残らないからシンクロナ
イザリングの寿命が従来に較べて著しく長くな
る。
(ロ) 横油溝のバイト仕上げの際山頂部の高さを均
一に揃えることができるので転造の初期からシ
ンクロコーンとの接触が均一となりシンクロナ
イザリングの機能が向上する。
(ハ) 転造ダイスの谷底に逃し溝を設けたので従来
の転造ダイスの谷底のように精密な仕上げが不
必要となり転造ダイスの製作が容易になりコス
トダウンになる。
(ニ) シンクロナイザリングの横油溝の山頂部の形
状がこの考案のダイスによりばらつきが少くな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はシンクロナイザリングの正断面図を示
す。第2図は従来の横油溝転造ダイスの要部の断
面図を示す。第3図は転造ダイスを使用してシン
クロナイザリングの内周面に横油溝を転造する装
置の概略図を示す。第4図は第2図の転造ダイス
により転造された横油溝の断面図を示す。第5図
はこの考案の第1実施例の要部の断面図を示す。
第6図は第5図の転造ダイスにより転造された横
油溝の断面図を示す。第7図はこの考案の第2実
施例の要部を示す。第8図は第7図の転造ダイス
を使用してシンクロナイザリングの内周面に横油
溝を転造する装置の概略図を示す。 17,27……転造ダイス、18,28……ダ
イス歯、19,29……谷底、20,30……逃
し溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイス歯間の谷底に谷底より深く凹む逃し溝を
    設けたことを特徴とするシンクロナイザリング内
    面の横油溝成形用転造ダイス。
JP15299283U 1983-09-30 1983-09-30 シンクロナイザリング内面の横油溝成形用転造ダイス Granted JPS6060134U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15299283U JPS6060134U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 シンクロナイザリング内面の横油溝成形用転造ダイス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15299283U JPS6060134U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 シンクロナイザリング内面の横油溝成形用転造ダイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6060134U JPS6060134U (ja) 1985-04-26
JPH0214821Y2 true JPH0214821Y2 (ja) 1990-04-23

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ID=30338610

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JP15299283U Granted JPS6060134U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 シンクロナイザリング内面の横油溝成形用転造ダイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6716514B2 (ja) * 2017-08-30 2020-07-01 オーエスジー株式会社 転造ダイス

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Publication number Publication date
JPS6060134U (ja) 1985-04-26

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