JPH02152400A - スピーカー振動板用フイルム - Google Patents
スピーカー振動板用フイルムInfo
- Publication number
- JPH02152400A JPH02152400A JP30592388A JP30592388A JPH02152400A JP H02152400 A JPH02152400 A JP H02152400A JP 30592388 A JP30592388 A JP 30592388A JP 30592388 A JP30592388 A JP 30592388A JP H02152400 A JPH02152400 A JP H02152400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- speaker
- diaphragm
- density
- naphthalate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はスピーカー(辰動板用フィルムに関し、更に詳
しくは特定の特性を有する二軸配向ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムからなり、高音m住持性に優
れかつ高温、高湿条件下での音質変化の小さいスピーカ
ー娠動板を製造でき、かつ成形性に優れたスピーカー振
動板用フィルムに関する。
しくは特定の特性を有する二軸配向ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムからなり、高音m住持性に優
れかつ高温、高湿条件下での音質変化の小さいスピーカ
ー娠動板を製造でき、かつ成形性に優れたスピーカー振
動板用フィルムに関する。
従来技術とその問題点
従来、プラスチックからなるスピーカー用振動板として
二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルムが使用さ
れてきた。しかし、このポリエチレンテレフタレートフ
ィルムは弾性率が小さく、フルレンジのスピーカーの場
合には高域共]見回波数fHが低く、高音再生は必ずし
も良好ではないという問題があった。
二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルムが使用さ
れてきた。しかし、このポリエチレンテレフタレートフ
ィルムは弾性率が小さく、フルレンジのスピーカーの場
合には高域共]見回波数fHが低く、高音再生は必ずし
も良好ではないという問題があった。
また、最近では車載用途や屋外用途での使用が増大して
おり、温度特性が特に重要となってきている。このため
高温、高湿条件下での寸法変化が小さく、音質特性の劣
化のない振動板用材料が要求されるようになっている。
おり、温度特性が特に重要となってきている。このため
高温、高湿条件下での寸法変化が小さく、音質特性の劣
化のない振動板用材料が要求されるようになっている。
このような問題の解決策として特開昭62−26379
7号公報には、ポリエチレンナフタレートを主成分とす
るフィルム担体またはチタン酸カリウム繊維、アルミナ
粉末など強化材をポリエチレンナフタレート樹脂に混入
したフィルムを用いたスピーカー用振動板が提案され、
該フィルムを用いることにより50μm以上の厚みの振
動板では100℃の温度雰囲気中でおっても熱変形を生
じないと説明されている。
7号公報には、ポリエチレンナフタレートを主成分とす
るフィルム担体またはチタン酸カリウム繊維、アルミナ
粉末など強化材をポリエチレンナフタレート樹脂に混入
したフィルムを用いたスピーカー用振動板が提案され、
該フィルムを用いることにより50μm以上の厚みの振
動板では100℃の温度雰囲気中でおっても熱変形を生
じないと説明されている。
しかしながら、この技術を50μm以上の厚みのスピー
カー振動板に適用する場合スピーカー用振動板を成形す
る際に、特に深絞り成形時に成型品の深絞り部の一部が
切断したり、成形品の平坦であるべきところにしわが寄
ったり、所望の形状が損なわれたりして、製品化できる
歩留りが著しく低い状況にあった。また、振動板として
成形がうまくできても、これをスピーカーに組み込んで
高温高湿の条件下に置いた後各種音響テストをすると、
音声が忠実に再現されないという問題の生じる場合があ
る。このような現象が生じるのは高温湿下で振動板が微
少に変形するためである。
カー振動板に適用する場合スピーカー用振動板を成形す
る際に、特に深絞り成形時に成型品の深絞り部の一部が
切断したり、成形品の平坦であるべきところにしわが寄
ったり、所望の形状が損なわれたりして、製品化できる
歩留りが著しく低い状況にあった。また、振動板として
成形がうまくできても、これをスピーカーに組み込んで
高温高湿の条件下に置いた後各種音響テストをすると、
音声が忠実に再現されないという問題の生じる場合があ
る。このような現象が生じるのは高温湿下で振動板が微
少に変形するためである。
このように、二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレ
ートフィルムを用いたスピーカー1辰動板用フイルムに
はまだまだ解決すべき問題が多い。その要点は、■振動
板用フィルムとしての成形性を良くして成形時の歩留り
を向上させること、■耐熱性を充分に発現させることで
ある。
ートフィルムを用いたスピーカー1辰動板用フイルムに
はまだまだ解決すべき問題が多い。その要点は、■振動
板用フィルムとしての成形性を良くして成形時の歩留り
を向上させること、■耐熱性を充分に発現させることで
ある。
発明の目的
本発明者は、これらの点を改善した振動板用材料を開発
すべく鋭意研究した結果、弾性率1寸法変化率、極限粘
度数及び密度が特定の範囲にある二軸配向ポリエチレン
−2,6−ナフタレートフィルムが上記材料として極め
て優れた特性を発揮することを見出し、本発明に到達し
た。
すべく鋭意研究した結果、弾性率1寸法変化率、極限粘
度数及び密度が特定の範囲にある二軸配向ポリエチレン
−2,6−ナフタレートフィルムが上記材料として極め
て優れた特性を発揮することを見出し、本発明に到達し
た。
従って、本発明の目的は、スピーカー振動板用として成
形性の良いフィルムを提供すること、また本発明のもう
一つの目的は、再生特性特に高音再生特性に優れ、高温
、高湿の雰囲気下での寸法安定性に優れ、音質変化の小
さいスピーカー振動板用フィルムを提供することにある
。
形性の良いフィルムを提供すること、また本発明のもう
一つの目的は、再生特性特に高音再生特性に優れ、高温
、高湿の雰囲気下での寸法安定性に優れ、音質変化の小
さいスピーカー振動板用フィルムを提供することにある
。
発明の構成・効果
本発明の目的は、本発明によれば、第1に極限粘度数[
η]が0.45〜0.70の範囲にある二軸配向ポリエ
チレン−2,6−ナフタレートフィルムで必って、この
弾性率が二軸方向とも10xlO10〜17×1010
dyn /Cm2の範囲にあり、密度が1.356〜1
、359(+/ cm3の範囲にあり、か9200℃自
由長にて10分間保持したときの寸法変化率が二軸方向
ともO66〜1.0%の範囲にあることを特徴とするス
ピーカー振動板用フィルムによって達成される。
η]が0.45〜0.70の範囲にある二軸配向ポリエ
チレン−2,6−ナフタレートフィルムで必って、この
弾性率が二軸方向とも10xlO10〜17×1010
dyn /Cm2の範囲にあり、密度が1.356〜1
、359(+/ cm3の範囲にあり、か9200℃自
由長にて10分間保持したときの寸法変化率が二軸方向
ともO66〜1.0%の範囲にあることを特徴とするス
ピーカー振動板用フィルムによって達成される。
本発明におけるポリエチレン−2,6−ナフタレートは
、ポリエチレン−2,6−ナフタレートホモポリマーの
みならず、少割合(例えば10モル%以下、更には5モ
ル%以下)の第三成分で変性されたポリエチレン−2,
6−ナフタレートコポリマや少割合(例えば20重は%
以下、更には10重d%以下)の第三成分を混合したブ
レンドポリマーも包含する。
、ポリエチレン−2,6−ナフタレートホモポリマーの
みならず、少割合(例えば10モル%以下、更には5モ
ル%以下)の第三成分で変性されたポリエチレン−2,
6−ナフタレートコポリマや少割合(例えば20重は%
以下、更には10重d%以下)の第三成分を混合したブ
レンドポリマーも包含する。
かかるポリエチレン−2,6−ナフタレートは基本的に
は公知であり、また公知の方法で製造することができる
。例えばポリエチレン−2,6−ナフタレートは、一般
に、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸またはそのエス
テル形成性誘導体とエチレングIノコール又はそのエス
テル形成性誘導体とを、触媒の存在下で縮重合反応させ
ることによって製造される。コポリマーを製造する場合
には、第三成分を縮重合反応が完了する迄の段階で添加
し、反応させるとよく、またブレンドポリマーを製造す
る場合には成膜前の段階で第三成分のポリマを)捏合す
るとよい。
は公知であり、また公知の方法で製造することができる
。例えばポリエチレン−2,6−ナフタレートは、一般
に、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸またはそのエス
テル形成性誘導体とエチレングIノコール又はそのエス
テル形成性誘導体とを、触媒の存在下で縮重合反応させ
ることによって製造される。コポリマーを製造する場合
には、第三成分を縮重合反応が完了する迄の段階で添加
し、反応させるとよく、またブレンドポリマーを製造す
る場合には成膜前の段階で第三成分のポリマを)捏合す
るとよい。
好適な第三成分としては、二価のエステル形成官能基を
有する化合物、例えばシュウ酸、アジピン酸、フタル酸
、インフタル酸、テレフタル酸。
有する化合物、例えばシュウ酸、アジピン酸、フタル酸
、インフタル酸、テレフタル酸。
ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、ジフェニルエテル
ジカルボン酸等の如きジカルボン酸又はその低級アルキ
ルエステル;p−オキシ安息香酸。
ジカルボン酸等の如きジカルボン酸又はその低級アルキ
ルエステル;p−オキシ安息香酸。
p−オキシエトキシ安息香酸等の如きオキシカルボン酸
又はその低級アルキルエステル;あるいはプロピレング
リコール、トリメチレングリコール。
又はその低級アルキルエステル;あるいはプロピレング
リコール、トリメチレングリコール。
テトラメトレンゲリコール、ヘキサメチレングリ]−ル
、ネオペンチルグリコール等の如き二価アルコール類等
を挙げることができる。
、ネオペンチルグリコール等の如き二価アルコール類等
を挙げることができる。
また、ポリエチレン−2,6−ナフタレートは、例えば
安息香酸、メトキシポリアルキレングリコールなどの一
宮能性化合物によって末端の水酸基及び/又はカルボキ
シル基の一部又は全部を封鎖したものであってもよく、
あるいは例えば極く少量のグリセリン、ペンタエリスリ
トール等の如き三官能以上のエステル形成性化合物で実
質的に線状のポリマーが得られる範囲内で変性されたも
のでもよい。
安息香酸、メトキシポリアルキレングリコールなどの一
宮能性化合物によって末端の水酸基及び/又はカルボキ
シル基の一部又は全部を封鎖したものであってもよく、
あるいは例えば極く少量のグリセリン、ペンタエリスリ
トール等の如き三官能以上のエステル形成性化合物で実
質的に線状のポリマーが得られる範囲内で変性されたも
のでもよい。
かかるポリエチレン−2,6−ナフタレートには、フィ
ルムの滑り性賦与のため滑剤例えば微粒子状のシリカ、
タルク、クレー等を含有させることができ、また他の添
加剤、例えば安定剤、紫外線吸収剤2着色剤、難燃剤等
を添加することもできる。
ルムの滑り性賦与のため滑剤例えば微粒子状のシリカ、
タルク、クレー等を含有させることができ、また他の添
加剤、例えば安定剤、紫外線吸収剤2着色剤、難燃剤等
を添加することもできる。
着色剤の例としては、カーボンブラックを挙げることが
できる。この場合、本発明のポリエヂレン=2,6−ナ
フタレートフィルムの密度2弾性率。
できる。この場合、本発明のポリエヂレン=2,6−ナ
フタレートフィルムの密度2弾性率。
熱寸法変化率の特性値を満たす範囲で練り込むとよい。
また、本発明のスピーカー振動板用フィルムは染色やコ
ーティングによって着色したものであっても良い。
ーティングによって着色したものであっても良い。
本発明において、かかるポリエチレン−2,6ナフタレ
ートからなる二軸配向フィルムは、その極限粘度数が0
.45〜0.70の範囲にある必要がある。
ートからなる二軸配向フィルムは、その極限粘度数が0
.45〜0.70の範囲にある必要がある。
より好ましくは0.50〜0.65の範囲にある。へ極
限粘度数が0.70より大であると、深絞り成形された
振動板の耐熱性が低下してしまうので好ましくない。
限粘度数が0.70より大であると、深絞り成形された
振動板の耐熱性が低下してしまうので好ましくない。
一方、極限粘度数が0.45より小であると、深絞り成
形時に、深絞り部でフィルムが切れたり、しわが寄った
りするので好ましくない。
形時に、深絞り部でフィルムが切れたり、しわが寄った
りするので好ましくない。
本発明において、二軸配向フィルムは、更に、弾性率が
二軸方向ともIOX 1010〜17X 10” dy
n /Cm2の範囲にある必要が必る。好ましくは10
X1010〜15X 1010dyn /cm2の範囲
にある。弾性率が10x1010dyn /cm2より
小さいと高域共撮周波数fHを高くすることができず、
一方17x 1010 dyn/cm2より大きいとス
ピーカー振動板として成形するのが困難となり、殊に振
動板としての微妙な断面形状を持たせるのが困難となり
、好ましくない。
二軸方向ともIOX 1010〜17X 10” dy
n /Cm2の範囲にある必要が必る。好ましくは10
X1010〜15X 1010dyn /cm2の範囲
にある。弾性率が10x1010dyn /cm2より
小さいと高域共撮周波数fHを高くすることができず、
一方17x 1010 dyn/cm2より大きいとス
ピーカー振動板として成形するのが困難となり、殊に振
動板としての微妙な断面形状を持たせるのが困難となり
、好ましくない。
本発明において、二軸配向フィルムは、更に、温度20
0℃自由長にて10分間処理したときの寸法変化率が0
.8〜1.0の範囲にある必要がある。この寸法変化率
が1.0%より大きいと、振動板成形時に収縮量が大き
くなり、厚みが厚くなって深絞り成形が困難となるので
好ましくない。一方寸法度化率が0.6%より小さいと
、金型の形状を正確に再現しにくくなるので好ましくな
い。寸法変化率のより好ましい範囲は0.7〜0.9%
である。
0℃自由長にて10分間処理したときの寸法変化率が0
.8〜1.0の範囲にある必要がある。この寸法変化率
が1.0%より大きいと、振動板成形時に収縮量が大き
くなり、厚みが厚くなって深絞り成形が困難となるので
好ましくない。一方寸法度化率が0.6%より小さいと
、金型の形状を正確に再現しにくくなるので好ましくな
い。寸法変化率のより好ましい範囲は0.7〜0.9%
である。
本発明において、二軸配向フィルムは、更に密度が1.
358〜1.359MCm3の範囲にある必要がある。
358〜1.359MCm3の範囲にある必要がある。
より好ましくは1.357〜1.358MCm3の範囲
である。
である。
本発明の二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレート
フィルムは、上述した極限粘度数5弾性率。
フィルムは、上述した極限粘度数5弾性率。
寸法変化率及び密度を満足する必要があるが、これら特
性のうち極限粘度数以外の特性は二軸配向処理において
延伸倍率、熱固定温度等の条件をうまく選ぶことで得る
ことができる。
性のうち極限粘度数以外の特性は二軸配向処理において
延伸倍率、熱固定温度等の条件をうまく選ぶことで得る
ことができる。
例えば、ポリエチレン−2,6−ナフタレートを十分乾
燥してから溶融押出し法にて未延伸フィルムとし、この
未延伸フィルムを延伸温度130〜150℃で縦方向に
3.5倍乃至3.8倍延伸し、次いて横方向に3,6倍
乃至3.9倍の範囲でかっ[縦延伸倍率+0.1]倍よ
りは大ぎく、[縦延伸倍率子〇、21倍よりは小なる延
伸倍率で120〜150°Cの温度で延伸を行ない、更
に240〜250℃で5秒乃至1分間熱固定するとよい
。尚、この熱固定は制限収縮下に行なってもよい。また
溶融押出し時に静電密着法を採用するのが好ましい。
燥してから溶融押出し法にて未延伸フィルムとし、この
未延伸フィルムを延伸温度130〜150℃で縦方向に
3.5倍乃至3.8倍延伸し、次いて横方向に3,6倍
乃至3.9倍の範囲でかっ[縦延伸倍率+0.1]倍よ
りは大ぎく、[縦延伸倍率子〇、21倍よりは小なる延
伸倍率で120〜150°Cの温度で延伸を行ない、更
に240〜250℃で5秒乃至1分間熱固定するとよい
。尚、この熱固定は制限収縮下に行なってもよい。また
溶融押出し時に静電密着法を採用するのが好ましい。
フィルムは前述のように延伸倍率並びに熱固定温度をコ
ントロールすることによって、弾性率。
ントロールすることによって、弾性率。
寸法変化率及び密度をコントロールすることができる。
二軸配向フィルムの厚みは50〜100μm、更には6
0〜90μmが好ましい。
0〜90μmが好ましい。
本発明の二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレート
フィルムは以下に掲げる利点を有する。
フィルムは以下に掲げる利点を有する。
従来のポリエチレンテレフタレートフィルムに比して密
度が低く、弾性率が高いため、非弾性率が高くなり、再
生周波数帯域の拡大が可能となり、高周波歪の低減や過
渡特性が改善される。
度が低く、弾性率が高いため、非弾性率が高くなり、再
生周波数帯域の拡大が可能となり、高周波歪の低減や過
渡特性が改善される。
密度が小さいため振動板の重量が軽くなり、同一人力に
対しての出力レベルを大きくすることができるため、同
一出力を得ようとした場合に駆動ユニットを軽量化、小
型化できるメリットがある。
対しての出力レベルを大きくすることができるため、同
一出力を得ようとした場合に駆動ユニットを軽量化、小
型化できるメリットがある。
また、温度や湿度の耐環境性に優れるため、車載用途や
屋外用途での使用に耐えることができる。
屋外用途での使用に耐えることができる。
ポリエチレンテレフタレートフィルムは70℃の長時間
(処理)による変形量がポリエチレン−2,6−ナフタ
レートフィルムよりも大きく、車載用途や屋外用途とし
て使用するには耐熱性が不足している。一方、ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートポリマーは、ガラス転移温
度が113°Cとポリエチレンテレフタレート(Tg=
70℃)より著しく高いため、耐熱性を向上させたスピ
ーカー振動板とすることができるので車載用途や屋外用
途として高温多湿の環境下でも使用することができる。
(処理)による変形量がポリエチレン−2,6−ナフタ
レートフィルムよりも大きく、車載用途や屋外用途とし
て使用するには耐熱性が不足している。一方、ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートポリマーは、ガラス転移温
度が113°Cとポリエチレンテレフタレート(Tg=
70℃)より著しく高いため、耐熱性を向上させたスピ
ーカー振動板とすることができるので車載用途や屋外用
途として高温多湿の環境下でも使用することができる。
ポリエチレン−2,6−ナフタレートの内部損失(ta
nδ)はポリエチレンテレフタレートよりも大きいため
、振動板の分割撮動が制限されて、周波数特性が平坦に
なり、歪が低減するという利点がある。
nδ)はポリエチレンテレフタレートよりも大きいため
、振動板の分割撮動が制限されて、周波数特性が平坦に
なり、歪が低減するという利点がある。
特に本発明のスピーカー振動板用フィルムによれば深絞
り成形が失敗なくでき、しかもスピーカとした場合の耐
熱性が充分発揮できるtごめ音質変化の小さい振動板を
得ることができる。
り成形が失敗なくでき、しかもスピーカとした場合の耐
熱性が充分発揮できるtごめ音質変化の小さい振動板を
得ることができる。
実施例
以下、実施例を掲げて本発明を更に説明する。
なお、フィルム特性は、次のようにして測定したもので
ある。
ある。
(1)弾性率
東洋製gxy作所製のダイナミックモジュフステスター
PPM−5Rで測定する。
PPM−5Rで測定する。
(2)寸法変化率
フィルムサンプルを測定方向に長さ350mm以上2幅
10mmで短冊状に切り出す。このサンプルに艮ざ30
0mmの標点を付け、23℃x60%RHに調湿された
恒温室に自由長で24時間以上保持した後、読取顕微鏡
にて標点間の寸法を読む。次いで、この短冊状サンプル
を所定温度(200℃)にセットされた空気オーブン中
に所定時間(10分間)自由長で保持した後、再び23
℃X60%RHの恒温、恒湿室に24時間以上、自由長
で保持してから、標点間の寸法を読む。処理前後の標点
間の寸法の差を元の標点間の寸法に対する100分率で
求め、寸法変化率として示す。
10mmで短冊状に切り出す。このサンプルに艮ざ30
0mmの標点を付け、23℃x60%RHに調湿された
恒温室に自由長で24時間以上保持した後、読取顕微鏡
にて標点間の寸法を読む。次いで、この短冊状サンプル
を所定温度(200℃)にセットされた空気オーブン中
に所定時間(10分間)自由長で保持した後、再び23
℃X60%RHの恒温、恒湿室に24時間以上、自由長
で保持してから、標点間の寸法を読む。処理前後の標点
間の寸法の差を元の標点間の寸法に対する100分率で
求め、寸法変化率として示す。
(3)密度
n−へブタン・四塩化炭素混合液よりなる密度勾配管を
用いて、温度25±0.1°Cにて測定する。なお、密
度の標準として、株式会社柴山科学機械製作所製の密度
勾配管用硝子フロートを用いる。
用いて、温度25±0.1°Cにて測定する。なお、密
度の標準として、株式会社柴山科学機械製作所製の密度
勾配管用硝子フロートを用いる。
(4)高域共娠周波数fH
JIS C5531に準じて出力音圧周波数特性を求め
、オーディオハンドブック(オーム社)274ページの
定義に基づき求める。ただし、出力0、1W相当の電圧
、 0.5mの点における音圧を測定する。
、オーディオハンドブック(オーム社)274ページの
定義に基づき求める。ただし、出力0、1W相当の電圧
、 0.5mの点における音圧を測定する。
(5)耐熱性
成形したスピーカー用振動板を温度85℃にコントロー
ルされた恒温槽に100時間放置する。
ルされた恒温槽に100時間放置する。
その後、振動板を室温にとり出して変形の程度を観察す
る。耐熱性は、最初の(成形直後の)形状がほぼそのま
ま保たれているものを良とし、深絞り部や曲げた部分が
伸びて変形したり振動板全体が歪んでしまったものを不
良として、評価する。
る。耐熱性は、最初の(成形直後の)形状がほぼそのま
ま保たれているものを良とし、深絞り部や曲げた部分が
伸びて変形したり振動板全体が歪んでしまったものを不
良として、評価する。
(6)成形性
コーン型(辰動板成形用金型で成形する。コンの直径は
40mm、その高さは6mmである。コーンの一部はフ
ィルムが180度折り曲げられる深絞り部(高さ2mm
)となるような形状をしている。233〜237°Cに
加熱した金型の間隙(約2mm)にフィルムを通し、約
10秒間加熱した後成形する。成形性は、成形の際フィ
ルムが切れたり、しわが寄ったりした場合は、成形性不
良とし、金型のコーンの形状を忠実にトレースできた場
合を成形性良として、評価する。
40mm、その高さは6mmである。コーンの一部はフ
ィルムが180度折り曲げられる深絞り部(高さ2mm
)となるような形状をしている。233〜237°Cに
加熱した金型の間隙(約2mm)にフィルムを通し、約
10秒間加熱した後成形する。成形性は、成形の際フィ
ルムが切れたり、しわが寄ったりした場合は、成形性不
良とし、金型のコーンの形状を忠実にトレースできた場
合を成形性良として、評価する。
(7)極限粘度数
フェノール/テトラクロロエタン(60/40重帛比)
混合溶媒を用い、35°Cで測定した溶液粘度から求め
る。
混合溶媒を用い、35°Cで測定した溶液粘度から求め
る。
実施例1〜6及び比較例1〜3
第1表に示す極限粘度数のポリエチレン−2,6ナフタ
レートを溶融押出してキャスティングドラム上で冷却固
化させて未延伸フィルムを作成した。次いで、これを第
1表の如き条件で二軸延伸し、熱固定した。かくしてj
qられた二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレート
フィルムの特性は第1表の如くであった。
レートを溶融押出してキャスティングドラム上で冷却固
化させて未延伸フィルムを作成した。次いで、これを第
1表の如き条件で二軸延伸し、熱固定した。かくしてj
qられた二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレート
フィルムの特性は第1表の如くであった。
これらのフィルムを用いて振動板の成形を行い、直径4
01Tl111のコーン形振動板を得た。成形に際して
は233〜237℃に加熱した金型の間隙(約3mm>
にフィルムを送り込んで加熱し、次いでこの金型でプレ
スして成形品を(qた。
01Tl111のコーン形振動板を得た。成形に際して
は233〜237℃に加熱した金型の間隙(約3mm>
にフィルムを送り込んで加熱し、次いでこの金型でプレ
スして成形品を(qた。
この振動板を用いたスピーカーの音響特性を調べた。そ
の結果を第1表に示す。
の結果を第1表に示す。
第1表から、本発明のスピーカー振動板用フィルムは成
形性と高温での再生が良好になっていることがわかる。
形性と高温での再生が良好になっていることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、極限粘度数が0.45〜0.70の範囲にある二軸
配向ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルムであ
って、この弾性率が二軸方向とも10×10^1^0〜
17×10^1^0dyn/cm^2の範囲にあり、密
度が1.356〜1.359g/cm^3の範囲にあり
、200℃自由長にて10分間保持したときの寸法変化
率が二軸方向とも0.6〜1.0%の範囲にあることを
特徴とするスピーカー振動板用フィルム。 2、フィルム厚みが50μm以上100μm以下である
請求項1記載のスピーカー振動板用フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63305923A JPH07101956B2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | スピーカー振動板用フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63305923A JPH07101956B2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | スピーカー振動板用フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02152400A true JPH02152400A (ja) | 1990-06-12 |
| JPH07101956B2 JPH07101956B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=17950926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63305923A Expired - Lifetime JPH07101956B2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | スピーカー振動板用フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101956B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994029374A1 (en) * | 1993-06-10 | 1994-12-22 | Nkk Corporation | Film formed from polyethylene 2,6-naphthalate resin, process for producing said film, and wrapping using said film |
| JP2007200226A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Riken Keiki Co Ltd | ガス警報器 |
| JP2008219739A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 平面スピーカー基板用二軸配向ポリエステルフィルムおよびそれからなる平面スピーカー用積層部材 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5045877A (ja) * | 1973-08-29 | 1975-04-24 | ||
| JPS62263797A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピ−カ用振動板 |
-
1988
- 1988-12-05 JP JP63305923A patent/JPH07101956B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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| US5990248A (en) * | 1993-06-10 | 1999-11-23 | Nkk Corporation | Film formed from polyethylene-2,6-naphthalate resin, process for producing said film and package using said film |
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| JP2008219739A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | 平面スピーカー基板用二軸配向ポリエステルフィルムおよびそれからなる平面スピーカー用積層部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07101956B2 (ja) | 1995-11-01 |
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Legal Events
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