JPH0215564B2 - - Google Patents

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JPH0215564B2
JPH0215564B2 JP60079437A JP7943785A JPH0215564B2 JP H0215564 B2 JPH0215564 B2 JP H0215564B2 JP 60079437 A JP60079437 A JP 60079437A JP 7943785 A JP7943785 A JP 7943785A JP H0215564 B2 JPH0215564 B2 JP H0215564B2
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JP
Japan
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boron trifluoride
complex
polymerization
catalyst
compounds
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JP60079437A
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JPS60258214A (ja
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Daburyuu Kan Jun
Ii Hooru Jeimuzu
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FUAIYAASUTON TAIYA ANDO RABAA CO ZA
Original Assignee
FUAIYAASUTON TAIYA ANDO RABAA CO ZA
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Publication date
Application filed by FUAIYAASUTON TAIYA ANDO RABAA CO ZA filed Critical FUAIYAASUTON TAIYA ANDO RABAA CO ZA
Publication of JPS60258214A publication Critical patent/JPS60258214A/ja
Publication of JPH0215564B2 publication Critical patent/JPH0215564B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F36/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/04Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、シス−1,4付加を高含量で有し且
つ同時に良好な未熟成(green)強度と粘着性
(tack)を有するジエン重合体の製造法に関す
る。更に特に、本発明は金属がニツケル又はコバ
ルトであるカルボキシル化された金属オキシボレ
ート化合物、有機金属化合物、そして1種又はそ
れ以上の弗素含有化合物を含んでなる新規な触媒
系の存在下に1,3−ジエン単量体を溶液重合さ
せることを含む該重合体の製造法に関する。 シス−1,4付加を高含量で有するポリブタジ
エン重合体及びそのような製造法は技術的に公知
である。そのような重合体は種々の有機ニツケル
又は有機コバルト化合物、第,、及び族の
有機金属化合物、及び種々の弗素含有化合物から
なる触媒組成物を含む多種類の触媒系を用いるこ
とにより、1,3−ブタジエンを溶液重合条件下
に重合させることによつて製造されてきた。 即ちThrockmortonらの米国特許第3483177号
は、(1)第,及び族の金属の有機金属化合
物、中でもトリアルキルアルミニウム化合物;(2)
有機ニツケル又は有機コバルト化合物からなる群
から選択される少くとも1種の化合物;及び(3)三
弗化ホウ素を、炭素が酸素及び窒素から選択され
る少くとも1種の原子に多重結合によつて直接結
合しているケトン、アルデヒド、エステル及びニ
トリルから選択される群の少くとも1員と錯体化
させることによつて合成される少くとも1種の三
弗化ホウ素錯体、からなる触媒系の存在下に、
1,3−ブタジエンを溶液重合させることを含ん
でなるシス−1,4付加を高含量で有するポリブ
タジエンの製造法に関するものである。この特許
の第2欄13〜21行には、トリエチルアルミニウ
ム、有機ニツケル塩及び三弗化ホウ素−ジエチル
エーテル錯体を含んでなる従来法の触媒組成物が
記述されている。 Throchmortonらの米国特許第3528957号は、
(1)第,、及び族の金属の有機金属化合物、
(2)有機ニツケル及び有機コバルト化合物からなる
種類から選択される少くとも1種の化合物、及び
(3)三弗化ホウ素を、1価のアルコール、フエノー
ル、水及び含酸素の鉱酸からなる種類の1員と錯
体化させることによつて合成される少くとも1種
の三弗化ホウ素錯体、の混合物からなる触媒系の
存在下に1,3−ブタジエンを溶液重合させるこ
とを含んでなるシス−1,4付加を高含量で有す
るポリブタジエンの製造法に関するものである。 Piersonらの米国特許第3985951号は、(1)トリイ
ソブチルアルミニウム及びトリ−n−ブチルアル
ミニウムからなる群から選択される有機アルミニ
ウム化合物;(2)有機ニツケル化合物;及び(3)弗化
水素エーテレート及び三弗化ホウ素エーテレー
ト、から本質的になる触媒系の存在下に1,3−
ブタジエンを溶液重合させることを含んでなるシ
ス−1,4付加を高含量で有するポリブタジエン
の製造法に関するものである。 Omoriらの米国特許第4304885号は、高分子量
の通常固体のポリブタジエンの、非常に軟い低分
子量のポリブタジエン重合体との混合物を含んで
なる加硫してない状態で高粘着性を有するポリブ
タジエンゴム組成物に関するものである。この特
許は、両重合体を、有機ニツケル化合物、トリア
ルキルアルミニウム化合物及び三弗化ホウ素エー
テレートからなる触媒系を含む種々の触媒を用い
て溶液重合で製造することを述べている。 上述の特許は、本発明の方法で用いる触媒系と
いくらか類似性をもつ重合触媒系を用いることに
より、シス−1,4付加を高含量で有するポリブ
タジエンの製造法を記述している。 しかしながら、この従来法で用いる触媒系と本
発明の方法で用いる触媒系とでは、重合様式及び
得られるポリブタジエン重合体の性質の双方に影
響する多くの非常に重要な差異が存在する。即
ち、上述の特許のいずれもが、本明細書に記述さ
れる方法で製造されるポリブタジエンが良好な未
熟性強度と粘着性の双方を示すということを開示
していないし、或いは提案していない。事実米国
特許第4242232号に指摘されているように、チタ
ン、コバルト及びニツケルのような遷移金属を用
いる従来法の触媒組成物によつて製造される高シ
ス−1,4ポリブタジエン重合体の主な欠点の1
つは天然ゴムと比較して粘着性の劣ることであ
る。 米国特許第4304885号は、本明細書に記述され
るポリブタジエンゴム組成物が高粘着性を有する
ことを教示している。しかしながらこの特許の教
示によれば、この高粘着性は高分子量ポリブタジ
エンを低分子量ポリブタジエンと混合することに
よつて達成され、これはこの参考文献が例え上記
特許に記述されるものと少くとも同様である重合
体を製造するとしてもそれ自体独特であると思わ
れる。 更に米国特許第3483177号、第3528957号、及び
第3985941号は、ある三弗化ホウ素錯体例えば三
弗化ホウ素エーテレートを触媒系に用い且つ用い
る有機金属化合物がトリアルキルアルミニウム化
合物である時、トリアルキルアルミニウム成分の
選択が非常に制限されるということを明自に教示
している。即ちこれらの特許すべては、そのよう
な場合にトリアルキルアルミニウムが、最適な反
応速度及び重合体分子量が得られるならばトリエ
チルアルミニウム又はトリメチルアルミニウムに
製造されるべきであるということを教示してい
る。これはトリアルキルアルミニウム成分がその
ように制限されない本発明の触媒組成物と完全に
対比しうる。 最後に上述の従来法の特許の触媒系の有機ニツ
ケル又は有機コバルト成分は本発明の触媒系のカ
ルボキシル化された金属オキシボレート成分と完
全に異なつている。後に議論するように、この本
特許申請者の触媒系の成分は、シス−1,4付加
を高含量で有し且つ良好な未熟成強度及び粘着性
の双方を有するポリブタジエンを製造するのに主
に重要である。 本発明によれば、シス−1,4−付加を高含量
(即ち、>85%)で有し並びに良好な未熟成強度及
び粘着性を有するジエン重合体は、1,3−ジエ
ン単量体を、炭化水素溶媒中において、 (a) 式 (RCOOMO)―3B [式中、Rは炭素数7〜17のアルキル基であ
り、そしてMがニツケル又はコバルトである] の化合物からなる群から選択されるカルボキシ
ル金属オキシボレート化合物; (b) 有機アルミニウム化合物及び有機リチウム化
合物から選択される有機金属化合物; (c) 三弗化ホウ素の、エーテル、アルコール又は
これらの混合物との錯体からなる群から選択さ
れる1種又はそれ以上の弗素含有化合物、を含
んでなる触媒組成物の触媒有効量の存在下に重
合させることによつて製造される。 本発明の触媒組成物は、シス−1,4付加の高
含量、良好な未熟成強度及び粘着性を有するジエ
ン重合体の製造に加えて、上述の従来法に記述さ
れているものよりもかなり多大の多様性を有す
る。即ち本組成物の成分(c)として使用される弗素
含有化合物が三弗化ホウ素ジエチルエーテルのよ
うな三弗化ホウ素エーテレートであり、またトリ
アルキルアルミニウム化合物が成分(b)として使用
される場合においてでさえ、必ずしもトリアルキ
ルアルミニウム成分をトリメチルアルミニウム又
はトリエチルアルミニウムに限定する必要がな
い。事実そのような組成物に用いるのに特に有利
なトリアルキルアルミニウム化合物はトリイソブ
チルアルミニウムである。 上述したように、本発明の方法で製造される高
シス−1,4ジエン重合体は1,4−ジエン単量
体を新規な触媒組成物の存在下に重合させること
によつて製造される。使用しうる1,3−ジエン
単量体は、共役ジエンであり、そして1,3−ブ
タジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエンな
どを含む。好適な1,3−ジエン単量体は1,3
−ブタジエンである。 本発明の触媒組成物の成分(a)として用いられる
カルボキシル化された金属オキシボレート化合物
は、構造式 [式中、Rは炭素数7〜17のアルキル基であ
り、またMはニツケル又はコバルトである] を有する化合物である。ある場合には、Rが炭素
数7より小さい化合物は、その炭化水素溶媒への
溶解性に欠けるから好適でないにもかかわらず使
用できるということを特記すべきである。この時
そのような化合物はある溶媒の混合物と共に使用
するとよい。簡便のために、この化合物は簡略式 (RCOOMO)―3B 〔式中、R及びMは上述の通りである〕 によつて表わすことができる。 これらのカルボキシル化された金属オキシボレ
ート化合物、例えばカルボキシル化された金属オ
キシボレート化合物は、技術的に公知の方法によ
り、例えば本明細書に参考文献として引用される
米国特許第3296242号に詳細に記述されているよ
うにカルボン酸のニツケル又はコバルト塩をホウ
素のアルコキシドと反応させることによつて製造
しうる。本発明の触媒組成物に用いる好適なカル
ボキシル化された金属オキシボレート化合物は、
式 (RCOOMO)―3B 〔式中、Mはニツケル又はコバルトであり、ま
たRは炭素数7〜11のアルキル基である〕 によつて表わされるものである。更に簡便のため
に、本発明のカルボキシル化された金属オキシボ
レート化合物は以下簡単にコバルトボレート及び
ニツケルボレートとして言及され、それぞれ実施
例では略号CoOB及びNiOBによつて表示される。 ここに触媒組成物のカルボキシル化されたニツ
ケル及びコバルトボレートは、上述した過去の特
許に開示された触媒組成物の有機ニツケル及び有
機コバルト成分から完全に区別されると思われ
る。即ちこれらの化合物は事実中心ホウ素原子の
存在に関して準無機ニツケル及びコバルト化合物
として見做すことができる。更にこれらのコバル
ト及びニツケルボレート化合物の驚くべき且つ予
期を越えた特徴は、三弗化ホウ素錯体のような弗
素含有化合物の不存在下においてでさえ、これら
の化合物がトリアルキルアルミニウムのような有
機金属化合物還元剤の存在下において1,3−ブ
タジエンの重合にある触媒活性を示すということ
である。これは、本申請者の知識によると、三弗
化ホウ素錯体共触媒の不存在下に実質的に触媒活
性を示さない従来法の特許の有機コバルト及び有
機ニツケル化合物と完全に対比でき、また本発明
のカルボキシル化されたコバルト及びニツケルボ
レートが従来法の有機コバルト及び有機ニツケル
化合物と異なるという事実の更なる証拠である。 本発明のカルボキシル化されたコバルト及びニ
ツケルボレート化合物は米国特許第4057529号に
記述されるように金属接着促進剤に対するゴムと
して今まで利用されきたことをこの時点で特記し
なければならない。しかしながら、本申請者の知
るかぎり、本発明以前に、そのような化合物がポ
リブタジエン重合体の製造における重合触媒成分
として用いられたことはなかつた。 触媒系の成分(b)として利用しうる有機金属化合
物は、有機リチウム及び有機アルミニウム化合物
である。 本明細書に用いる如き「有機アルミニウム化合
物」とは、式 〔式中、R1はアルキル(シクロアルキルを含
む)、アリール、アルカリール、アリールアルキ
ル、アルコキシ、弗素及び水素からなる群から選
択され、R2及びR3はアルキル(シクロアルキル
を含む)、アリール、アルカリール、及びアリー
ルアルキルの群から選択される〕 に相当する有機アルミニウム化合物に関する。 利用しうる上式に相当する化合物の例は、ジエ
チルアルミニウムフルオリド、ジ−n−プロピル
アルミニウムフルオリド、ジ−n−ブチルアルミ
ニウムフルオリド、ジイソブチルアルミニウムフ
ルオリド、ジオクチルアルミニウムフルオリド、
ジフエニルアルミニウムフルオリド、トリメチル
アルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリ−
n−プロピルアルミニウム、トリイソプロピルア
ルミニウム、トリ−n−ブチルアルミニウム、ト
リイソブチルアルミニウム、トリペンチルアルミ
ニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリシクロ
ヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウ
ム、トリフエニルアルミニウム、トリ−p−トリ
ルアルミニウム、トリベンジルアルミニウム、エ
チリジフエニルアルミニウム、エチルジ−p−ト
リルアルミニウム、エチルジベンジルアルミニウ
ム、ジエチルフエニルアルミニウム、ジエチルp
−トリルアルミニウム、ジエチルベンジルアルミ
ニウム、及び他のトリ有機アルミニウム化合物を
含む。更にジアルキルアルミニウムアルコキシド
例えばジエチルアルミニウムエトキシド、ジイソ
ブチルアルミニウムエトキシド、ジプロピルアル
ミニウムメトキシドなども包含される。そのよう
な有機アルミニウム化合物のヒドリド、例えばジ
エチルアルミニウムヒドリド、ジ−n−プロピル
アルミニウムヒドリド、ジ−n−ブチルアルミニ
ウムヒドリド、ジイソブチルアルミニウムヒドリ
ド、ジフエニルアルミニウムヒドリド、ジ−p−
リルアルミニウムヒドリド、ジベンジルアルミニ
ウムヒドリド、フエニルエチルアルミニウムヒド
リド、フエニルn−プロピルアルミニウムヒドリ
ド、p−トリルエチルアルミニウムヒドリド、p
−トリルn−プロピルアルミニウムヒドリド、p
−トリルイソプロピルアルミニウムヒドリド、ベ
ンジルエチルアルミニウムヒドリド、ベンジルn
−プロピルアルミニウムヒドリド、及びベンジル
イソプロピルアルミニウムヒドリドなども使用で
きる。 好適な有機アルミニウム化合物は、トリアルキ
ルアルミニウム化合物例えばトリメチルアルミニ
ウム、トリエチルアルミニウム、トリ−n−プロ
ピルアルミニウム、トリ−n−ブチルアルミニウ
ム、トリイソブチルアルミニウム、トリオクチル
アルミニウムなどであり、これらのうちのトリイ
ソブチルアルミニウムは特に好適である。 本明細書に用いる如き「有機リチウム化合物」
は、式RLiに相当する有機リチウム化合物に関す
る。ここにRは炭素数1〜20のヒドロカルビル
基、有利には炭素数1〜20、好ましくは3〜6の
脂肪族基であるが、炭素数6〜20、好ましくは6
〜12の脂環族又は芳香族であつてもよい。好適な
RLi化合物はn−ブチル及びsec−ブチルリチウ
ムである。他のRLi化合物は、Rがエチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−アミル、sec−ア
ミル、sec−ヘキシル、n−ヘキシル、n−ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル、オ
クタデシル、フエニル、トリル、ジメチルフエニ
ル、エチルフエニル、ナフチル、シクロヘキシ
ル、メチルシクロヘキシル、エチルシクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、アリル、2−ブテニル、2
−メチルブテニル、シクロペンチルメチル、メチ
ルシクロペンチルエチル、フエニルエチル、シク
ロペンタジエニル、ナフチル、フエニルシクロヘ
キシルなどである化合物を含むが、これに限定さ
れるものではない。 本発明の触媒組成物の成分(c)として使用し得る
弗素含有化合物は、三弗化ホウ素のエーテル、ア
ルコール又はこれらの混合物との錯体である。 錯体の生成に利用しうるエーテルは、式R′OR
(但しR及びR′は炭素数1〜30のアルキル、シク
ロアルキル、アリール、アルカリール及びアリー
ルアルキル基からなる群から選択され、そしてR
及びR′は同一でも異なつてもよい)によつて表
わすことができる。複数のRは通常の炭素結合を
通して結合して、エーテル酸素が環式構造の一部
分をなす環状エーテル、例えばテトラヒドロフラ
ン、フラン又はジオキサンを形成してもよい。適
当に使用しうるエーテルの例は、ジメチル、ジエ
チル、ジブチル、ジアミル、及びジイソプロピル
エーテル、エチルメチルエーテル、ジベンジルエ
ーテルなどを含む。好適なエーテル錯体は三弗化
ホウ素ジエチルエーテレート及び三弗化ホウ素ジ
ブチルエーテレートである。 錯体の生成に利用しうるアルコールは式ROH
(但しRは炭素数1〜30のアルキル、シクロアル
キル、アリール及びアリールアルキル基)で表わ
すことができる。適当に使用しうるアルコールの
例は、メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、ヘキサ
ノール、シクロヘキサノール、ペンタノール、オ
クタノール、デカノール、ドデカノール、ベンジ
ルアルコール、2−フエノールなどを含む。好適
なアルコール錯体は、BF3・エタノール及び
BF3・オクタノールである。 錯体は種々の方法で製造することができる。即
ち三弗化ホウ素錯体は、単に適当な量のエーテル
又はアルコール錯化剤を適当な溶媒に溶解し且つ
適当な量の三弗化ホウ素を適当な溶媒に溶解し、
そして2つの溶媒系を混合することによつて製造
することができる。この混合は水蒸気の不存在下
に行なうべきである。更なる方法は三弗化ホウ素
を適当な溶媒に溶解し、次いで得られた溶液にア
ルコール又はエーテルを添加する方法である。他
に錯体は、アルコール又はエーテル錯化剤を適当
な溶媒に溶解し、次いですべての錯化剤が反応す
るまで気体の三弗化ホウ素を系中にバブリングす
ることによつて製造することができる。後述の実
施例で例示するように、三弗化ホウ素−アルコー
ル錯体はアルコールを三弗化ホウ素−エーテル錯
体と反応させる置換反応によつて製造してもよ
い。 3種の触媒成分は相互作用して活性成分を生成
する。従つていずれか1つの成分に対する最適濃
度は他の成分の各の濃度に依存する。本発明の触
媒系において、1,3−ジエン単量体のジエン重
合体への重合は広い範囲の触媒成分濃度を用いて
行なうことができる。即ち触媒成分a:b:cの
モル比は約1:1:1から約1:70:70までの範
囲である。a:b:cの好適なモル比は1:
1.5:1.5〜1:15:15である。 3種の触媒成分はいくつかの方法で重合系へ導
入することができる。即ち3種の触媒成分は、
1,3−ジエンの溶液に、重合技術では「その
場」での触媒仕込み法として通常言及される逐次
的又は同時的方法で導入することができる。他に
触媒は、触媒成分のすべてを不活性な希釈剤中に
おいて少量の1,3−ジエン単量体の存在下に混
合し、次いで完全な混合物を重合系に添加すると
いう方法により、重合系外で予め生成せしめても
よい。他に触媒成分は、π−アリルニツケル又は
コバルト錯体を最初の段階において反応器外で予
じめ生成せしめるという2段階法を用いることに
より重合系へ導入してもよい。この方法は最初に
好ましくは不活性な希釈剤中有機金属成分を、不
活性な希釈剤中1,3−ジエンの混合物又は溶液
に導入することを含む。次いで好ましくは不活性
な希釈剤中のニツケルボレート又はコバルトボレ
ート化合物を添加する。次いで得られた混合物を
適当な時間(例えば約0〜約30分間)適当な温度
(例えば約−20〜約80℃)に加熱してπ−アリル
ニツケル又はコバルト錯体を生成する。この生成
は一般に溶液が淡黄色ないし橙色になることで明
らかにされる。この工程に続いて、弗素含有化合
物及び予じめ生成せしめたπ−アリル錯体を重合
系に添加する。更にπ−アリル錯体は、有機金属
化合物及びコバルトボレート又はニツケルボレー
ト化合物を、重合させるべき1,3−ジエン含有
の反応器に仕込み、次いで得られた混合物を加熱
することにより、反応器中でその場で生成せしめ
てもよい。これらの後者の方法は、π−アリル錯
体の生成物を含み、本発明で用いるのに好適であ
る。 本発明の方法で用いる全触媒組成物の濃度はか
なり変化させることができ、純度、所望の重合速
度、温度のような因子に依存する。従つて触媒組
成物の特別な総合的濃度は、そのような濃度が触
媒的に有効な量であるということを述べる以外言
及することができない。所望の性質を有するポリ
ブタジエン重合体を生成するいくつかの特別な濃
度及び比は後述する実施例に例示される。 本発明の重合は不活性な炭化水素溶媒中で行な
われ、従つて溶液重合である。ここに「不活性な
溶媒」とは、溶媒が得られる重合体の構造中に入
らない、得られる重合体の性質に悪影響を及ぼさ
ない、そして用いる触媒に悪影響を及ぼさない、
溶媒を意味する。使用しうる適当な炭化水素溶媒
は、脂肪族、芳香族又は脂環族炭化水素例えばヘ
キサン、ペンタン、トルエン、ベンゼン、シクロ
ヘキサンなどを含む。好適な炭化水素溶媒は脂肪
族炭化水素であり、これらのうちヘキサンは特に
好適である。 本発明の重合は不活性な雰囲気例えば窒素下に
行なうべきであり、触媒成分を不活性化する水及
び空気のような物質を排除するように注意しなけ
ればならない。 重合に用いる温度は厳密でなく、約−10〜約
150℃の範囲であつてよい。好適な重合温度は約
50〜約130℃の範囲である。ここに、本発明の触
媒組成物を使用する重要な利点の1つは、それら
が過去の多くの触媒系で実際に例示されているも
のよりも一様に高重合温度を使用できるというこ
とであることを特記しなければならない。 重合は良く知られた方法に従い、少量の低アル
カノール例えばメタノール及び酸化防止剤例えば
ジ−t−ブチルクレゾールを添加することによつ
て停止させることができる。 ジエン重合体生成物は、公知の方法に従い、過
剰量のメタノール又は他の低級アルカノール中で
沈殿させることによつて溶液から回収することが
できる。重合体生成物は常法例えば真空乾燥、ド
ラム乾燥、押出し乾燥などを用いて乾燥すること
ができる。 上述の如く、本発明の方法で製造されるジエン
重合体は、良好な未熟成強度及び粘着性と一緒に
シス−1,4付加を高含量で有する。即ち、その
ようなジエン重合体は>85%、更に普通には約90
〜約99%のシス−1,4付加含量を有する。 次の実施例は、本発明の本質を更に例示する目
的で記述されるものであり、本発明の範囲を限定
するものとは見なされない。実施例で示す部及び
パーセントは断らない限り重量によるものとす
る。 次の実施例1〜6において、ポリブタジエン重
合体はコバルトボレートを触媒組成物の成分(a)と
して用い、触媒添加法を変えることによつて調製
した。 実施例 1 温度計、撹拌機、加熱手段、加圧手段、入口及
び出口を備え且つ窒素雰囲気下に維持された1ガ
ロンのステンレス鋼反応器に、1,3−ブタジエ
ン450gを含有する1,3−ブタジエン/ヘキサ
ン混合物(以降Bb/ヘキサン)2200gを仕込ん
だ。 本実施例で用いた触媒組成物は次の成分からな
つた:(1)Manchem社からManobond C−16(こ
の化合物は以下略号CoOBとして言及)として入
手できるコバルトを15.5〜16.5重量%で含有する
式(RCOOCO)―3B(但し、Rは炭素数7〜11の
アルキル基)をもつコバルトボレート化合物;(2)
トリイソブチルアルミニウム(以下略号TIBAL
として言及)及び(3)三弗化ホウ素ジエチルエーテ
ル(以下略号BF3OEt2として言及)。 活性触媒は、次の成分を10オンスの王冠つきの
清涼飲料用のビンに次の順序で仕込むことによつ
て反応器外で予じめ生成せしめた;(1)1,3−ブ
タジエン15重量%を含有するBD/ヘキサン混合
物100ml;(2)単量体100g当り(以下phgm)0.4ミ
リモル(mM)のコバルト金属を与えるのに十分
な量のCoOB;(3)アルミニウム金属4.0mM
(phgm)を与えるのに十分な量のTIBAL;及び
(4)5.6mM(phgm)を与えるのに十分な量の
BF2OEt2(註:触媒成分のモル数は触媒化合物の
全分子量に基づくよりもむしろ該化合物の実際の
金属含量に基づく。以下の実施例のすべてにおけ
る触媒成分のモル数及びモル比は同一の基準に基
づく。)。次いでビンを水浴中で加熱した。触媒混
合物は暗褐色を示し、1,3−ブタジエンの重合
のために僅かに粘稠であつた。次いで触媒を室温
で15分間熟成した。 得られた予じめ生成せしめた触媒を、70〜10℃
の温度に保つた反応器に仕込んだ。次いで1,3
−ブタジエンの反応器中におけるこの触媒の存在
下での重合を、上記温度範囲内において5時間行
なつた。次いで少量のメタノール及び酸化防止剤
を反応器に添加して重合を停止させた。得られた
ポリブタジエン重合体を、過剰量のメタノール中
での沈殿によつて溶液から回収し、ドラム乾燥に
よつて乾燥した。次いで得られた重合体を種々の
物理性に関して評価した。 重合に用いた種々の成分の重量及びモル比、重
合条件、及び得られた重合体の性質を第表に示
す。 実施例 2 本実施例では、反応器へ仕込むBD/ヘキサン
混合物が1,3−ブタジエン450gを含有し且つ
触媒成分を異なるモル比で用いることにより触媒
を予じめ調製するという以外、実施例1を実質的
に繰返した。 重合に用いた種々の成分の重量及びモル比、重
合条件、及び得られた重合体の性質を第表に示
す。 実施例 3 本実施例では、BD/ヘキサン混合物が1,3
−ブタジエン450gを含有し且つ反応器を65±10
℃の温度に維持するという以外、BD/ヘキサン
混合物を反応器に仕込むことを実施例1の第1工
程を実質的に繰返した。しかしながら、この場合
には活性な触媒をその場で生成せしめた。この方
法では、触媒成分をそれぞれ次の順序で別々に反
応器に導入した:(1)ヘキサンに溶解したCoOB;
(2)ヘキサンに溶解したTIBAL;及び(3)1,3−
ブタジエンを15重量%含むBD/ヘキサンに溶解
したBF3OEt2。次いで実施例1における如く重
合を5時間行ない、ついでこれを停止させ、得ら
れた重合体を回収した。 重合に用いた種々の成分の重量及びモル比、重
合条件、そして得られた重合体の性質を第表に
示す。 実施例 4 本実施例では、反応器に仕込むBD/ヘキサン
混合物が1,3−ブタジエン418gを含有し且つ
反応器を70±10℃の温度に維持し、CoOBの第2
の仕込み物を反応器に添加し、そして重合を3時
間行なうという以外、実施例3を実質的に繰返し
た。即ち、最初に触媒成分を次の量で且つ次の順
序で反応器に仕込んだ:(1)CoOC;(2)TIBAL;
及び(3)BF3OEt2。重合を90分間進行させた後、
反応器にCoOBの第2の仕込み物を添加した。こ
の方法の結果、単量体は定量的に重合体に転化し
た。 重合に用いた種々の成分の重量及びモル比、重
合条件、及び得られる重合体の性質を第表に示
す。 実施例 5〜6 これらの実施例では、TIBAL及びBF3OEt2
媒成分を、1,3−ブタジエン/ヘキサン混合物
と一緒に反応器に仕込むという以外、実施例3と
類似の方法を用いた。次いで反応器温度を80±10
℃に上昇させた。ヘキサン500mlに希釈した
CoOB触媒成分を90分間に亘つてゆつくりと、反
応器中にポンプで導入した。重合を上記温度で3
時間行ない、実施例1に記述したように重合を停
止させ、重合体を回収し、乾燥した。 重合に用いた種々の成分の重量及びモル比、重
合条件、得られた重合体の性質を第−A表に示
す。
【表】
【表】
【表】
【表】 実施例 7 本実施例は、ニツケルボレート化合物を触媒系
の成分(a)として使用することを例示する。本実施
例で使用されるニツケル化合物は、実施例1に用
いたコバルトボレート化合物と本質的に同一の構
造式を有し、それ故にコバルトボレート化合物の
ニツケルボレート同族体である。次の実施例にお
いて、これらのニツケルボレート化合物は略号
NiOBとして言及される。 ゴムのライナーと3つの孔の王冠(threehole
crown cap)とを備えた一連の5本の28オンスの
清涼飲料用のビンの各に、1,3−ブタジエン65
gを含有する精製BD/ヘキサン混合物270gを
仕込んだ。次いで触媒成分を次の順序で各ビンに
仕込んだ:(1)ヘキサン中TIBAL(18重量%);(2)
BF3OEt2(純物質);及び(3)ヘキサン中NiOB。各
ビンに添加されるNiOBの量を、触媒成分の全比
を同一に保ちつつ変化させた。触媒成分の添加が
完了した後、重合を水浴中において種々の温度で
18時間行なつた。重合を少量のメタノール及び坑
酸化剤で停止させた。得られた重合体を過剰のメ
タノールでの凝集により回収し、ドラム乾燥機を
用いて乾燥した。 重合に用いた種々の成分の重量及びモル比、重
合条件、及び重合体の性質を第表に示す。
【表】
【表】 実施例 8〜12 これらの実施例においては、反応器に仕込む
BD/ヘキサン混合物が1,3−ブタジエン356
gを含有し、TIBAL及びBF3OEt2の濃度を一定
に保ち、そしてCoOB、NiOB、及びこれらの混
合物を、遷移金属(TM)の全量を一定量に保ち
つつ触媒組成物の成分(a)として用いる以外、実質
的に実施例5〜6に用いた方法に従つた。 重合に用いた種々の成分の重量及びモル比、重
合条件、及び得られた重合体の性質を第表に示
す。これらの実施例で製造された重合体を、未加
硫状態でのゴム化合物の強度、接着性及び寸法安
定性に関する未熟成強度及び粘着性に対して評価
した。公知の方法に従い、通常のゴム混合法及び
装置を用い且つ次の重量部での組成を有する標準
的なゴム配合物を用いて、未熟成強度を決定し
た:重合体=100、カーボン・ブラツク=50、酸
化亜鉛=7.5、ステアリン酸=20、樹脂=5.0、ナ
フテン無=5.0、スルフエンアミド=1.0及び硫黄
=1.2。比較の目的で、2つの市販の高シス−1,
4ポリブタジエン重合体を対照物とし、それぞれ
実施例A及びBに言及した。未熟成強度及び粘着
性の結果を第(a)表に示す。
【表】
【表】 上記データから明らかなように、本発明の方法
で製造される高シス−1,4−ポリブタジエン重
合体は、通常の対照のポリブタジエンよりも非常
に良好な未熟成強度及び粘着性を示した。 実施例 13 実施例1における如く装備した及び窒素雰囲気
下に保つた2ガロンのステンレス鋼反応器に、
1,3−ブタジエン18重量%を含有する精製
BD/ヘキサン混合分3632gを室温で仕込んだ。
触媒成分を反応器に次の順序で別々に仕込んだ:
(1)1,3−ブタジエン30重量%を含有する精製
BD/ヘキサン混合物120g中、Al(phgm)
6.53mMを与えるのに十分な量のTIBAL及びB
(phgm)9.14mMを与えるのに十分な量の
BF3OEt2及び(2)ヘキサン50ml中、ニツケル
(phgm)0.653mMを与えるのに十分な量の
NiOB。Ni/Al/Bのモル比=1/10/14。試
料を1時間々隔で反応器から取り出して単量体の
重合体への転化率を決定しながら、重合を70±10
℃で6時間行なつた。転化率の結果は次の通りで
あつた:1時間=68%;2時間=81.4%;3時間
=84.3%;4時間=87.9%;5時間=92.5%;及
び6時間=95.2%。 重合期間の終つた後、重合体セメントをイソプ
ロパノール(2ガロン)及び抗酸化剤含有の水1
の混合物中に滴下して凝固させ、実施例13にお
ける如く乾燥した。 次いで得られた重合体を種々の性質に対して分
析し、試験した。結果は次の通りであつた: DSV 2.60 ゲル、% 0 ML−4、100℃ 62 微構造 シス−1,4、% 97.9 トランス−1,4、% 1.1 1,2、% 1.0 実施例 14〜17 これらの実施例は、触媒系にアルコールを含有
させた時の、1,3−ブタジエンの重合速度に及
ぼす影響を例示する。この評価では、触媒系をア
ルコール成分の有無下に用いることによつて重合
反応を比較した。即ちTIBAL、NiOB及び
BF3OEt2を含有する触媒系を用いて2つの重合
実験を行ない(実施例14及び15)、また同一の3
成分とエタノールを用いて2つの重合実験を行な
つた(実施例16及び17)。実施例14及び15におい
ては、実質的に実施例7の方法に従つて重合を行
なつた。実施例16及び17では、触媒系にエタノー
ルを含有させ、且つ触媒成分を次の順序で重合容
器に仕込む以外、実質的に実施例7に従つて重合
を行なつた:(1)ヘキサン中TIBAL(18重量%)、
(2)ヘキサン中エタノール(0.1モル濃度)(以下
EtOH)、(3)ヘキサン中NiOB及び純BF3OEt2。重
合を次のように実施例7の一般的な方法に従つて
行なつた。 ゴム・ライナーと3つの孔の王冠とを備えた一
連の4つの28オンスの清涼飲料用ビンの各に、
1,3−ブタジエン65gを含有する精製BD/ヘ
キサン混合物270gを仕込んだ。次いで各ビンに
上記触媒成分を仕込んだ。触媒成分の添加が完了
した後、重合を水浴中50℃で60分間(実施例14及
び16)及び120分間(実施例15及び17)行なつた。
重合を停止させ、次いで得られた重合体を、実施
例7に示した方法を用いて回収し、乾燥した。 種々の成分の重量及びモル比、重合条件、及び
得られた重合体の性質を第表に示す。
【表】 上記データから明らかなように、エタノールの
触媒系への添加は、重合速度及び得られる重合体
の分子量を増大させた。 実施例 18〜22 これらの実施例は、触媒系に添加されるエタノ
ール量の変化の、重合に及ぼす影響及びエタノー
ルの存在下に生成される予じめ生成したπ−アリ
ルニツケル錯体の使用法を示す。 ゴム・ライナーと3つの孔の王冠とを備えた5
つの28オンスの清涼飲料用のビンの各に、1,3
−ブタジエン80.8gを含有する精製BD/ヘキサ
ン混合物330gを仕込んだ。次いで次の触媒成分
を次の順序で各ビンに仕込んだ:(1)ヘキサン中
TIBAL(18重量%)、(2)ヘキサン中EtOH及び(3)
ヘキサン中NiOB。3種の触媒成分の添加が完了
した後、ビンを水浴中において50℃で60分間ゆす
つた。次いでビンを水浴から取り出し、
BF3OEt2を各ビンに仕込んだ。続いてビンを水
浴中に戻し、重合を50℃で120分間行なつた。重
合を停止し、得られる重合体を回収し、実施例7
における如く乾燥した。 種々の成分の重量及びモル比、重合条件及び得
られる重合体の性質を第表に示す。
【表】
【表】 実施例 23〜26 これらの実施例では、異なるアルコールをエタ
ノールの代りに用いる以外実質的に実施例19を繰
返した。触媒成分のモル比、試験したアルコール
及び得られる重合体の性質を第表に示す。
【表】 実施例 27〜30 これらの実施例は、本発明の触媒系を用いるこ
とにより、重合を高温で行ないうることを例示す
る。 これらの実施例では、触媒を予じめ生成させる
工程で用いる温度及び時間を変える以外実施例18
〜22に記述したものと同様の方法を用いることに
より、予じめ生成されるπ−アリルニツケル触媒
錯体をエタノールの存在下に製造した。この予じ
め生成される触媒は次の成分を次の順序で仕込む
ことによつて製造した:(1)1,3−ブタジエン30
重量%を含有する精製BD/ヘキサン混合物120
g、(2)ヘキサン中TIBAL(18重量%)、(3)ヘキサ
ン中エタノール及び(4)ヘキサン中NiOB。 次いで1,3−ブタジエン698gを含有する精
製BD/ヘキサン混合物3632gを予じめ仕込んだ
2ガロンの反応器に予じめ生成した触媒を室温で
仕込むことにより、一連の重合を行なつた。次い
で反応器を第表に示す条件下に加熱した。次い
で1,3−ブタジエン25重量%を含有する精製
BD/ヘキサン混合物60g中BF3OEt2の溶液を反
応器に仕込んだ。次いで種々の温度及び時間を用
いて重合を行なつた。重合を停止させ、得られた
重合体を実施例13における如く回収し、乾燥し
た。成分の重量及びモル比、重合条件、及び得ら
れる重合体の性質を第表に示す。
【表】 実施例 31〜34 これらの実施例では、次の方法に従い、予じめ
生成した触媒を用いて重合を行なつた。 最初に予じめ生成される触媒を、次の成分を次
の順序で28オンスの清涼飲料用のビンに仕込むこ
とによつて製造した:(1)1,3−ブタジエン25重
量%を含有する精製BD/ヘキサン混合物200ml、
(2)ヘキサン中TIBAL、(3)ヘキサン中エタノール、
(4)ヘキサン中NiOB及び(5)BF3OEt2(純物質)。次
いで1,3−ブタジエン300gを含有するBD/
ヘキサン混合物1816gを予じめ仕込んだ1ガロン
の反応器に、得られた予じめ生成した触媒を仕込
んだ。次いで重合を種々の温度及び時間で行なつ
た。重合を停止させ、得られた重合体を実施例1
〜6における如く回収し、乾燥した。 種々の成分の重量及びモル比、重合条件、及び
得られる重合体の性質を第表に示す。更に重合
体を、実施例8〜12に記述した方法に従い、未熟
成強度及び粘着性に関して試験した。この結果も
第表に示す。
【表】 実施例 35〜39 これらの実施例は、有機リチウム化合物を本発
明の触媒系における還元剤として用いる例を示
す。これらの実施例では、n−ブチルリチウムを
TIBALの代りに用いる以外実施例7と同様の方
法を用いて重合を行なつた。触媒は、成分を次の
順序で28オンスの清涼飲料用のビンに仕込むこと
により、その場法によつて生成した:(1)ヘキサン
中NiOB、(2)ヘキサン中n−ブチルリチウム、及
び(3)BF3OEt2(純物質)。 種々の成分の重量及びモル比、重合条件、及び
得られる重合体の性質を第表に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1.3−ジエン単量体を、炭化水素溶媒中にお
    いて、 (a) 式 (RCOOMO)―3B [式中、Rは炭素数7〜17のアルキル基であ
    り、 そしてMがニツケル又はコバルトである] で表わされる化合物からなる群から選択される
    カルボキシル化金属オキシボレート化合物; (b) 有機アルミニウム化合物及び有機リチウム化
    合物から選択される有機金属化合物; (c) 三弗化ホウ素の、エーテル、アルコール又は
    これらの混合物との錯体からなる群から選択さ
    れる1種又はそれ以上の弗素含有化合物、を含
    んでなる触媒組成物の触媒有効量の存在下に重
    合させることを含んでなる、シス−1,4付加
    を高含量で有し且つ良好な未熟成強度と粘着性
    を有するジエン重合体の製造法。 2 該ジエン重合体が約90〜約99%のシス−1,
    4付加含量を有するポリブタジエン重合体である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 該炭化水素溶媒が脂肪族、脂環族又は芳香族
    炭化水素溶媒である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 4 該炭化水素溶媒がヘキサンである特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 5 該1,3−ジエン単量体を約−10〜約150℃
    の温度で重合させる特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 6 該1,3−ジエン単量体を約50〜約150℃の
    温度で重合させる特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 7 該有機金属化合物がトリイソブチルアルミニ
    ウムである特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 該有機化合物がn−ブチルリチウムである特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 9 該三弗化ホウ素錯体が三弗化ホウ素の、 式 R′OR [式中、R及びR′は炭素数1〜30のアルキル、
    シクロアルキル、アリール、アルカリール、及び
    アリールアルキル基であつてよく且つR及び
    R′は同一でも異なつてもよい] によつて表わされるエーテルとの錯体である特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 10 該三弗化ホウ素エーテル錯体が三弗化ホウ
    素ジエチルエーテルである特許請求の範囲第9項
    記載の方法。 11 該三弗化ホウ素錯体が三弗化ホウ素の、式 ROH [式中、Rは炭素数1〜30のアルキル、シクロ
    アルキル、アリール、又はアリールアルキル基で
    ある] で表わされるアルコールとの錯体である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 12 該三弗化ホウ素アルコール錯体が三弗化ホ
    ウ素−エタノール錯体又は三弗化ホウ素−オクタ
    ノール錯体である特許請求の範囲第11項記載の
    方法。 13 触媒組成物の成分a:b:cのモル比が約
    1:1:1〜約1:70:70の範囲にある特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 14 成分a:b:cのモル比が1:1.5:1.5〜
    1:15:15の範囲にある特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
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