JPH0215603B2 - - Google Patents
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- JPH0215603B2 JPH0215603B2 JP8418486A JP8418486A JPH0215603B2 JP H0215603 B2 JPH0215603 B2 JP H0215603B2 JP 8418486 A JP8418486 A JP 8418486A JP 8418486 A JP8418486 A JP 8418486A JP H0215603 B2 JPH0215603 B2 JP H0215603B2
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- Japan
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- cooling
- temperature
- wire
- length
- rod
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
- B21B45/0209—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
- B21B45/0215—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0224—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes for wire, rods, rounds, bars
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/06—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of rods or wires
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
- C21D9/573—Continuous furnaces for strip or wire with cooling
- C21D9/5732—Continuous furnaces for strip or wire with cooling of wires; of rods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、棒線鋼材が圧延時に保有する熱を有
効利用し直接熱処理する装置に係り、当該棒線材
の表層部組織を改善し、特に低温用棒線材の製造
に適した装置に関するものである。
効利用し直接熱処理する装置に係り、当該棒線材
の表層部組織を改善し、特に低温用棒線材の製造
に適した装置に関するものである。
(従来の技術)
棒線鋼材の直接表面焼入では、熱間圧延に引き
続いて、水噴射冷却により棒線材の表層部をAr1
変態温度以上からベイナイト変態温度以下まで急
冷する方法が知られている。すなわち冷却装置に
おいて棒線材表面の熱伝達率を棒線材の半径方向
熱伝達率より大きくなるようにして冷却する。そ
して、急冷後、棒線材に高圧空気を吹き付けて水
切りし、冷却装置と巻取機あるいは冷却床との間
を大気中で搬送されながら高温中心部からの熱伝
導で表層部を復熱するものである。このような手
段として、例えば特公昭56−48566が知られてい
る。
続いて、水噴射冷却により棒線材の表層部をAr1
変態温度以上からベイナイト変態温度以下まで急
冷する方法が知られている。すなわち冷却装置に
おいて棒線材表面の熱伝達率を棒線材の半径方向
熱伝達率より大きくなるようにして冷却する。そ
して、急冷後、棒線材に高圧空気を吹き付けて水
切りし、冷却装置と巻取機あるいは冷却床との間
を大気中で搬送されながら高温中心部からの熱伝
導で表層部を復熱するものである。このような手
段として、例えば特公昭56−48566が知られてい
る。
通常、冷却装置はタンデムに配置された複数の
冷却ユニツト(冷却箱)からなつている。各冷却
箱は環状の順噴射ノズルまたは逆噴射ノズルを備
えており、ノズルから冷却水を棒線材に高圧で噴
射する。また、冷却箱列の途中に上記水切り装置
が配置されている例もある。
冷却ユニツト(冷却箱)からなつている。各冷却
箱は環状の順噴射ノズルまたは逆噴射ノズルを備
えており、ノズルから冷却水を棒線材に高圧で噴
射する。また、冷却箱列の途中に上記水切り装置
が配置されている例もある。
第1図は代表的な冷却装置の構成を示す説明図
である。冷却装置3は複数の冷却箱7と水切装置
11を構成する冷却水、逆噴射装置12から形成
され、仕上圧延機1に続いて設けられている。2
1は巻取機を示すが、冷却床にかえて設置される
こともある。
である。冷却装置3は複数の冷却箱7と水切装置
11を構成する冷却水、逆噴射装置12から形成
され、仕上圧延機1に続いて設けられている。2
1は巻取機を示すが、冷却床にかえて設置される
こともある。
第2図は、第1図に示すような圧延後の直接熱
処理装置により表面焼入れを行なつた場合の棒鋼
表面および中心部の温度履歴を示す図表である。
処理装置により表面焼入れを行なつた場合の棒鋼
表面および中心部の温度履歴を示す図表である。
冷却装置3は複数の冷却箱7からなり、個々の
冷却箱はそれぞれ水量調節弁を介して冷却水供給
本管に接続されている。各冷却箱7は環状の順噴
射ノズルまたは逆噴射ノズル(いずれも図示しな
い)を備えている。冷却箱7を貫通して走行する
棒線材Mはノズルにより周囲から冷却水が噴射さ
れ、冷却される。12は冷却水逆噴射装置を示
し、最後尾の冷却箱の形状を冷却水が逆噴射でき
る構造にして水切り性を付加したものとしてい
る。13は続いて設けた空気吹付装置であり、こ
れにて完全に棒線材の表面の水を除去せしめる。
11はこのような二つの装置の組合せからなる水
切装置を示し、冷却装置3とともに焼入ゾーン4
を形成する。続く巻取機までの気中冷却ラインを
ここでは復熱ゾーン5としている。冷却に有効な
冷却ライン長Lは、冷却装置3と冷却水逆噴射装
置12を含む長さで表わされる。
冷却箱はそれぞれ水量調節弁を介して冷却水供給
本管に接続されている。各冷却箱7は環状の順噴
射ノズルまたは逆噴射ノズル(いずれも図示しな
い)を備えている。冷却箱7を貫通して走行する
棒線材Mはノズルにより周囲から冷却水が噴射さ
れ、冷却される。12は冷却水逆噴射装置を示
し、最後尾の冷却箱の形状を冷却水が逆噴射でき
る構造にして水切り性を付加したものとしてい
る。13は続いて設けた空気吹付装置であり、こ
れにて完全に棒線材の表面の水を除去せしめる。
11はこのような二つの装置の組合せからなる水
切装置を示し、冷却装置3とともに焼入ゾーン4
を形成する。続く巻取機までの気中冷却ラインを
ここでは復熱ゾーン5としている。冷却に有効な
冷却ライン長Lは、冷却装置3と冷却水逆噴射装
置12を含む長さで表わされる。
冷却装置3で冷却され、水切装置11に入つた
棒線材Mは、まず冷却水逆噴射装置12において
棒線材Mに付着して同伴された冷却水が逆噴射で
吹き払われる。引き続き、空気吹付け装置13に
おいて残留付着水が高圧空気で吹き飛ばされ、棒
線材の表面は乾燥される。
棒線材Mは、まず冷却水逆噴射装置12において
棒線材Mに付着して同伴された冷却水が逆噴射で
吹き払われる。引き続き、空気吹付け装置13に
おいて残留付着水が高圧空気で吹き飛ばされ、棒
線材の表面は乾燥される。
仕上圧延機1の出側と水切装置11の出側およ
び巻取機21の入側にそれぞれ仕上温度検出器1
4、焼入終了温度検出器15および復熱温度検出
器17が配置されている。温度検出器14,1
5,17は非接触式温度計、たとえば放射温度計
である。
び巻取機21の入側にそれぞれ仕上温度検出器1
4、焼入終了温度検出器15および復熱温度検出
器17が配置されている。温度検出器14,1
5,17は非接触式温度計、たとえば放射温度計
である。
図中aは仕上圧延機1の出側における温度測定
点を示し、bは水切装置11の出側における温度
測定点を示し、cは巻取機(または冷却床)の入
側における温度測定点を示している。
点を示し、bは水切装置11の出側における温度
測定点を示し、cは巻取機(または冷却床)の入
側における温度測定点を示している。
このような装置を用いて圧延後の棒線材に所望
の熱処理を行ない、製品に所要の機械的性質を与
えるために、シミユレーシヨンや経験を通じて急
冷長さを調整し、水切り直後棒線材の表面温度を
測定すると共に、冷却装置の出側から十分離れた
位置でも棒線材温度を測定し、それぞれの位置で
目標温度になるように、冷却水量を調整して冷却
速度を制御していた。
の熱処理を行ない、製品に所要の機械的性質を与
えるために、シミユレーシヨンや経験を通じて急
冷長さを調整し、水切り直後棒線材の表面温度を
測定すると共に、冷却装置の出側から十分離れた
位置でも棒線材温度を測定し、それぞれの位置で
目標温度になるように、冷却水量を調整して冷却
速度を制御していた。
(発明が解決しようとする問題点)
棒鋼や線材の圧延において、個々の圧延条件、
例えば棒線材直径、圧延速度つまり冷却装置を通
過する速度等が種々変更されることは避けられ
ず、それらの個々の条件に応じた最適な冷却装置
を具備することは、良好な圧延鋼材を得るために
必要なことである。特に本発明が標榜する低温靭
性のすぐれた低温用棒線材の製造においては、極
めて厳密な管理が要求されるものであり、前述の
a点、b点、c点における温度を最適値に管理す
ることが必要である。
例えば棒線材直径、圧延速度つまり冷却装置を通
過する速度等が種々変更されることは避けられ
ず、それらの個々の条件に応じた最適な冷却装置
を具備することは、良好な圧延鋼材を得るために
必要なことである。特に本発明が標榜する低温靭
性のすぐれた低温用棒線材の製造においては、極
めて厳密な管理が要求されるものであり、前述の
a点、b点、c点における温度を最適値に管理す
ることが必要である。
たとえば、冷却長さが必要以上に長ければ、冷
却時間が長くなり、c点の復熱温度を目標範囲に
いれれば、水切り直後のb点の温度が高くなり目
標範囲を外れるし、逆にb点の温度を目標範囲に
いれれば、c点の温度は低下しすぎることにな
り、いづれも目標の製品を製造することができな
い。また、冷却長さが必要以上に短かければ、前
記と逆の結果を招くことになり、いづれも冷却水
量や水圧のみの制御ではb,c点の目標温度範囲
を満足させることができない。このような場合に
は、圧延速度の増減あるいは冷却長さの調整等が
考えられるが、圧延速度の増減はミル負荷上の制
約等から自由に選択することができないが、冷却
長さを適当に選択することは比較的容易に実施で
きる。従来はその時々の圧延条件に対応した適切
な対応手段がないため、過去の経験から冷却長さ
を決定して操業するほかないが、棒線材のサイズ
が多くなつたり、圧延機の能力上の問題から圧延
速度が一定しない等の場合には、速やかに適切な
対応がとれず、安定した品質の造り込みが困難で
あつた。
却時間が長くなり、c点の復熱温度を目標範囲に
いれれば、水切り直後のb点の温度が高くなり目
標範囲を外れるし、逆にb点の温度を目標範囲に
いれれば、c点の温度は低下しすぎることにな
り、いづれも目標の製品を製造することができな
い。また、冷却長さが必要以上に短かければ、前
記と逆の結果を招くことになり、いづれも冷却水
量や水圧のみの制御ではb,c点の目標温度範囲
を満足させることができない。このような場合に
は、圧延速度の増減あるいは冷却長さの調整等が
考えられるが、圧延速度の増減はミル負荷上の制
約等から自由に選択することができないが、冷却
長さを適当に選択することは比較的容易に実施で
きる。従来はその時々の圧延条件に対応した適切
な対応手段がないため、過去の経験から冷却長さ
を決定して操業するほかないが、棒線材のサイズ
が多くなつたり、圧延機の能力上の問題から圧延
速度が一定しない等の場合には、速やかに適切な
対応がとれず、安定した品質の造り込みが困難で
あつた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は熱間圧延に引き続いて水噴射冷却によ
り棒線材の表層部をAr1変態温度以上からベイナ
イト変態温度以下まで冷却し、その後大気中搬送
により当該棒線材中心付近の高温部からの熱伝導
により表層部を復熱させる装置において、水噴射
冷却を行なう冷却ラインの長さLを棒線材の直径
d、圧延速度Vおよび冷却水量Qから下記条件式
により求められる長さに設定し構成することを特
徴とする圧延後の棒線材を直接冷却し復熱させる
装置である。
り棒線材の表層部をAr1変態温度以上からベイナ
イト変態温度以下まで冷却し、その後大気中搬送
により当該棒線材中心付近の高温部からの熱伝導
により表層部を復熱させる装置において、水噴射
冷却を行なう冷却ラインの長さLを棒線材の直径
d、圧延速度Vおよび冷却水量Qから下記条件式
により求められる長さに設定し構成することを特
徴とする圧延後の棒線材を直接冷却し復熱させる
装置である。
条件式
L=0.9・d2・V(9.80−0.97・lnQ)+K …(1)
0.5≧Q/πdL・103≧0.2 …(2)
但し、L:冷却ラインの長さ(mm)
d:棒線材の直径(mm)
V:圧延速度(m/sec)
Q:冷却水量(m3/hr)
K:−4000〜+2000の範囲で定められる補正係
数 急冷ライン前の棒鋼表面温度は加熱炉の抽出温
度を制御して通常820±20℃に保持される。低温
用棒線材の製造に当つて温度の測定点であるb,
c点で目標棒鋼温度を得るに必要な水噴射急冷ラ
インの全長Lは、理論計算と実績を使用して求め
られた上記の(1)式および(2)式から求められる。(1)
式の中でd2・Vは体積速度(生産量)を表わす項
で、生産量の増加と共に急冷ライン長さLは長く
なり、また急冷ラインで使用する冷却水量Qを増
加すれば、冷却長さLが短かくなることを意味す
るものである。
数 急冷ライン前の棒鋼表面温度は加熱炉の抽出温
度を制御して通常820±20℃に保持される。低温
用棒線材の製造に当つて温度の測定点であるb,
c点で目標棒鋼温度を得るに必要な水噴射急冷ラ
インの全長Lは、理論計算と実績を使用して求め
られた上記の(1)式および(2)式から求められる。(1)
式の中でd2・Vは体積速度(生産量)を表わす項
で、生産量の増加と共に急冷ライン長さLは長く
なり、また急冷ラインで使用する冷却水量Qを増
加すれば、冷却長さLが短かくなることを意味す
るものである。
補正係数Kは、低温用棒鋼としての機械的強度
を満足させる範囲であると共に、仕上温度の変
化、例えば冷却ライン前の棒線材温度が820℃を
基準温度とした場合、それより高いか低いかによ
つて冷却長を補正するもので、通常は−4000から
+2000の範囲で選定される。
を満足させる範囲であると共に、仕上温度の変
化、例えば冷却ライン前の棒線材温度が820℃を
基準温度とした場合、それより高いか低いかによ
つて冷却長を補正するもので、通常は−4000から
+2000の範囲で選定される。
また、(2)式は冷却ラインで使用する水量の上限
と下限を決定するもので、単位伝熱面積に噴射す
る冷却水量すなわち水量密度を規定し、棒線材の
周方向の冷却ムラを防止し品質バラツキを防止
し、かつ過大にならない水量で効率よく熱処理を
行うための適正値を与えるものである。
と下限を決定するもので、単位伝熱面積に噴射す
る冷却水量すなわち水量密度を規定し、棒線材の
周方向の冷却ムラを防止し品質バラツキを防止
し、かつ過大にならない水量で効率よく熱処理を
行うための適正値を与えるものである。
(作用)
つぎに、上記のように構成された装置により棒
線材を表面焼入する方法について説明する。
線材を表面焼入する方法について説明する。
棒線材に冷却水を噴射した時の棒線材から冷却
水への熱伝導率は棒線材半径方向内部への熱伝達
率より大きくなるように冷却される。したがつ
て、第2図に示すように表面温度は冷却開始から
急激に低下する。第1図および第2図に示す例
は、水切装置11を冷却装置3の最後部に設置
し、棒鋼径によつて急冷開始位置を変えて急冷終
了位置がいつも水切装置直前になるようにした冷
却ラインの場合である。
水への熱伝導率は棒線材半径方向内部への熱伝達
率より大きくなるように冷却される。したがつ
て、第2図に示すように表面温度は冷却開始から
急激に低下する。第1図および第2図に示す例
は、水切装置11を冷却装置3の最後部に設置
し、棒鋼径によつて急冷開始位置を変えて急冷終
了位置がいつも水切装置直前になるようにした冷
却ラインの場合である。
表面焼入れされた棒線材はb点で焼入終了温度
が測定される。なおa点では、冷却ラインへ入る
前の棒線材の温度測定点であり、通常は仕上温度
とほぼ同一である。また、冷却ラインから十分離
れた位置にあるc点で復熱温度が測定される。
が測定される。なおa点では、冷却ラインへ入る
前の棒線材の温度測定点であり、通常は仕上温度
とほぼ同一である。また、冷却ラインから十分離
れた位置にあるc点で復熱温度が測定される。
a点、b点、c点での各温度は、あらかじめ定
められる望ましい目標値があり、それぞれその目
標値を満足するように調整される。この場合、本
発明によつて冷却ラインの長さ(L)は、棒線材の直
径(d)、圧延速度(V)、冷却水量(Q)から導か
れる適正値に設定されているので、低温用棒線材
の熱処理として、それらの温度条件を満足せしめ
るのは極めて容易であり、バラツキの少ない優れ
た品質の製品を製造することができる。
められる望ましい目標値があり、それぞれその目
標値を満足するように調整される。この場合、本
発明によつて冷却ラインの長さ(L)は、棒線材の直
径(d)、圧延速度(V)、冷却水量(Q)から導か
れる適正値に設定されているので、低温用棒線材
の熱処理として、それらの温度条件を満足せしめ
るのは極めて容易であり、バラツキの少ない優れ
た品質の製品を製造することができる。
(実施例)
第1図のように配置された装置において、3.5
%Ni鋼を処理する場合の例について示す。仕上
温度a点での棒鋼温度820℃、サイズd:38mmφ、
仕上速度V:2.2m/s、冷却水量Q:380m3/hr
として、急冷長さLを(1)式から算出した。ここで
(1)式における補正係数Kは伸び改善を主眼とし
て、焼入深さを浅目にするため冷却ラインの長さ
を短めとなるように−1545を採用した。その結果
L=10mと算出された。温度計15,17で棒鋼
温度を測定した結果、冷却水逆噴射装置12の後
端から約1.6m離れたb点での温度は約250℃とな
り、あらかじめ定めた目標温度範囲230〜280℃と
十分満足すると共に、約58m離れたc点での復熱
温度も500℃となり、あらかじめ定めた目標値500
±50℃を十分満足することができた。
%Ni鋼を処理する場合の例について示す。仕上
温度a点での棒鋼温度820℃、サイズd:38mmφ、
仕上速度V:2.2m/s、冷却水量Q:380m3/hr
として、急冷長さLを(1)式から算出した。ここで
(1)式における補正係数Kは伸び改善を主眼とし
て、焼入深さを浅目にするため冷却ラインの長さ
を短めとなるように−1545を採用した。その結果
L=10mと算出された。温度計15,17で棒鋼
温度を測定した結果、冷却水逆噴射装置12の後
端から約1.6m離れたb点での温度は約250℃とな
り、あらかじめ定めた目標温度範囲230〜280℃と
十分満足すると共に、約58m離れたc点での復熱
温度も500℃となり、あらかじめ定めた目標値500
±50℃を十分満足することができた。
その結果、3.5%Ni鋼の低温鉄筋に要求される
機械的性質、降伏強さσy≧410N/mm2、伸びE1≧
20%、衝撃値vE-120≧100Jouleの全てを満足する
製品を安定して製造することができた。
機械的性質、降伏強さσy≧410N/mm2、伸びE1≧
20%、衝撃値vE-120≧100Jouleの全てを満足する
製品を安定して製造することができた。
(発明の効果)
本発明によればサイズ変更が頻繁に行なわれて
も、また圧延速度の変更があつても、その変更後
の圧延速度や冷却水量との関係で適切な必要冷却
ライン長さ(L)を求めて対応できるので、圧延条件
等の変化に対してもb点、c点での目標温度範囲
を安定してクリアーすることができ、優れた品質
の造り込みができる。また、従来行なわれていた
経験を通じての都度調整作業がなくなりオペレー
ターによるバラツキもなくなる。
も、また圧延速度の変更があつても、その変更後
の圧延速度や冷却水量との関係で適切な必要冷却
ライン長さ(L)を求めて対応できるので、圧延条件
等の変化に対してもb点、c点での目標温度範囲
を安定してクリアーすることができ、優れた品質
の造り込みができる。また、従来行なわれていた
経験を通じての都度調整作業がなくなりオペレー
ターによるバラツキもなくなる。
第1図は本発明に係る装置の構成を示す説明
図、第2図は棒線材の冷却曲線の一例を示す図表
である。 1……仕上圧延機、3……冷却装置、7……冷
却箱、11……水切り装置、12……冷却水逆噴
射装置、13……空気吹付け装置、14,15,
17……温度検出器、21……巻取機、L……冷
却ライン長さ。
図、第2図は棒線材の冷却曲線の一例を示す図表
である。 1……仕上圧延機、3……冷却装置、7……冷
却箱、11……水切り装置、12……冷却水逆噴
射装置、13……空気吹付け装置、14,15,
17……温度検出器、21……巻取機、L……冷
却ライン長さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱間圧延に引き続いて水噴射冷却により棒線
材の表層部をAr1変態温度以上からベイナイト変
態温度以下まで冷却し、その後大気中搬送により
当該棒線材中心付近の高温部からの熱伝導により
表層部を復熱させる装置において、水噴射冷却を
行なう冷却ラインの長さLを棒線材の直径d、圧
延速度Vおよび冷却水量Qから下記条件式により
求められる長さに設定し構成することを特徴とす
る圧延後の棒線材を直接冷却し復熱させる装置。 条件式 L=0.9・d2・V(9.80−0.97・lnQ)+K …(1) 0.5≧Q/πdL・103≧0.2 …(2) 但し、L:冷却ラインの長さ(mm) d:棒線材の直径(mm) V:圧延速度(m/sec) Q:冷却水量(m3/hr) K:−4000〜+2000の範囲で定められる補正係
数
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8418486A JPS62240722A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 圧延後の棒線材を直接冷却し復熱させる装置 |
| CA000521775A CA1265421A (en) | 1985-10-31 | 1986-10-30 | Method and apparatus for cooling rolled steels |
| US06/924,816 US4786338A (en) | 1985-10-31 | 1986-10-30 | Method for cooling rolled steels |
| AU64661/86A AU587652B2 (en) | 1985-10-31 | 1986-10-31 | Method and apparatus for cooling rolled steels |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8418486A JPS62240722A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 圧延後の棒線材を直接冷却し復熱させる装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62240722A JPS62240722A (ja) | 1987-10-21 |
| JPH0215603B2 true JPH0215603B2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=13823393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8418486A Granted JPS62240722A (ja) | 1985-10-31 | 1986-04-14 | 圧延後の棒線材を直接冷却し復熱させる装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62240722A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63216936A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-09 | Toshiba Corp | 金属基複合材料の製造方法 |
| DE102005060545A1 (de) * | 2005-12-17 | 2007-06-21 | Sms Meer Gmbh | Vorrichtung zur Wasserkühlung des Drahtes in Drahtwalzwerken |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP8418486A patent/JPS62240722A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62240722A (ja) | 1987-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |