JPH0215621B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215621B2 JPH0215621B2 JP60293240A JP29324085A JPH0215621B2 JP H0215621 B2 JPH0215621 B2 JP H0215621B2 JP 60293240 A JP60293240 A JP 60293240A JP 29324085 A JP29324085 A JP 29324085A JP H0215621 B2 JPH0215621 B2 JP H0215621B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rare earth
- raw materials
- combination
- intermetallic compound
- direct reduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明はCu置換型多元素系希土類磁石材料の
製造方法に係る。 <従来の技術> 希土類コバルト磁石にはRCo5系、例えば
SmCo5ではSmは34%wt%前後の含有、残部が
Coと、またR2Co17系例えばSm2Co17ではSmは
26wt%前後の含有、残部がCoのものとが実用に
供せられている。そのうち後者即ち2−17系の方
が前者即ち1−5系よりもBHnaxが大きいものと
なることも知られている。1−5系でも2−17系
でも従来の製法は所定の組成となる純金属材料を
原料として溶解し、その後粉砕して粉末とし、磁
場中でプレス成型後焼結し、更に必要により溶体
化処理或は時効処理等の熱処理を施し着磁して磁
石体とした。 <発明が解決しようとする問題点> 希土類コバルト磁石は高エネルギー積BHnaxを
有する永久磁石として重要であるが高価である。
本発明は従来のものに比し10乃至15%廉価に製造
し得るR2Co17希土類コバルト磁石を提供し得る
製造方法に係る。一方純金属に比し安価な希土類
酸化物を原料として、適当な還元剤(Ca、
CaH2、Mg等)を用いて還元し、Co、Feその他
の金属成分と拡散反応により合金化される直接還
元法が知られている。(例えば特公昭55−27602号
公報)。しかしながら、特開昭54−87630号公報に
も記載されている様に、直接還元法により作られ
たSmCo5系等の2元系磁石については、高周波
溶解法と同等の特性が得られていたが、R
(Co1-x-y-zFexCuyMz)wなる2−17系の多元系希
土類コバルト磁石においては、高周波溶解法によ
るものよりも磁気特性が低下するのが実情であ
る。 <問題点を解決するための手段> 本発明は、直接還元拡散法で製造した原料を使
用して、高周波溶解法のコスト面の欠点を改善
し、優れた2−17系の多元系希土類金属間化合物
永久磁石合金を得ることができる製造方法を提供
することを目的とするものである。 本発明はSmの酸化物とCo金属又は酸化物とカ
ルシウムをルツボに入れて溶解するとこれらの酸
化物は還元されてSmとCoとは相互に拡散して
Sm1Co5系の金属間化合物を得たものを原料とし、
この原料にSm、Co及び添加物としてSi、Ti、
Zr、V、Cr、Mn、Nb、Mo、Hfの1種又は2種
以上の純金属の原料を加えて、その後溶解して2
−17系即ちSm2Co17金属間化合物を得るものであ
る。Smは鉱石中に多数の希土類と混在し、その
後の精製分離により純度を98%以上にしているが
Smは酸素を完全に除去することは困難であるか
ら純金属として精製するよりは酸化物として抽出
する方が安価に得ることができる。 本発明では直接還元拡散法で得られた1−5系
の原料に最終の磁石成分とする2−17系に不足分
の量の金属原料を追加して溶解する。従つて直接
還元拡散法によつて得られたSmCo5原料と不足
のCo純金属12%分とを一緒に溶解してSm2Co17
金属化合物を得ること、或はSm2Co17系の最終組
成に占める全原料の割合を直接還元拡散法で得ら
れたSmCo5系原料を50%wt以上とすれば良い。 50%以下では磁性特性が大きく劣化すること、
及びコストの軽減には寄与しないこととなる。 なお、最終永久磁石材は単なるSmとCoとで構
成されたものでは磁石特性は得られずR
(Co1-x-y-zFexCuyMz)wとする必要がある。 ここでRはSm、Ce、Prを中心とした希土類金
属の1種又は2種以上の組合わせであり、Mは
Si、Ti、Zr、V、Cr、Mn、Nb、Mo、Hfの内
の少くとも1種類以上の組合せであり、x、y、
z、wは、それぞれ0.01≦x≦0.40、0.015≦y≦
0.25、0.001≦z≦0.15、5.0≦w≦8.5の範囲であ
る。 <実施例> 以下本発明の実施例について説明する。 2−17系の多元系希土類金属間化合物永久磁石
合金の製造方法において溶解しようとする原料の
Sm、CoのうちSm比率で2/3Sm比を直接還元
拡散法で製造されたSmCo5を原料とし、不足の
Sm、不足のCo、他元素を純金属原料を用いて溶
解し、得られた磁石合金を平均粒径4μmに微粉
砕し、10kOeの磁場中で平行磁場プレス成形を行
い、1160〜1220℃×2h焼結後、1160〜1190℃×
5hで溶体化処理を行つた。次いで700℃〜900℃
で時効処理を施し、5〜20℃/minで400℃まで
徐冷後急冷を行つた。 得られた磁石の磁気特性、および、溶解上りの
組成分析値について、本製法のものと、純金属原
料から溶解した従来法のものとの比較を第1表に
示した。
製造方法に係る。 <従来の技術> 希土類コバルト磁石にはRCo5系、例えば
SmCo5ではSmは34%wt%前後の含有、残部が
Coと、またR2Co17系例えばSm2Co17ではSmは
26wt%前後の含有、残部がCoのものとが実用に
供せられている。そのうち後者即ち2−17系の方
が前者即ち1−5系よりもBHnaxが大きいものと
なることも知られている。1−5系でも2−17系
でも従来の製法は所定の組成となる純金属材料を
原料として溶解し、その後粉砕して粉末とし、磁
場中でプレス成型後焼結し、更に必要により溶体
化処理或は時効処理等の熱処理を施し着磁して磁
石体とした。 <発明が解決しようとする問題点> 希土類コバルト磁石は高エネルギー積BHnaxを
有する永久磁石として重要であるが高価である。
本発明は従来のものに比し10乃至15%廉価に製造
し得るR2Co17希土類コバルト磁石を提供し得る
製造方法に係る。一方純金属に比し安価な希土類
酸化物を原料として、適当な還元剤(Ca、
CaH2、Mg等)を用いて還元し、Co、Feその他
の金属成分と拡散反応により合金化される直接還
元法が知られている。(例えば特公昭55−27602号
公報)。しかしながら、特開昭54−87630号公報に
も記載されている様に、直接還元法により作られ
たSmCo5系等の2元系磁石については、高周波
溶解法と同等の特性が得られていたが、R
(Co1-x-y-zFexCuyMz)wなる2−17系の多元系希
土類コバルト磁石においては、高周波溶解法によ
るものよりも磁気特性が低下するのが実情であ
る。 <問題点を解決するための手段> 本発明は、直接還元拡散法で製造した原料を使
用して、高周波溶解法のコスト面の欠点を改善
し、優れた2−17系の多元系希土類金属間化合物
永久磁石合金を得ることができる製造方法を提供
することを目的とするものである。 本発明はSmの酸化物とCo金属又は酸化物とカ
ルシウムをルツボに入れて溶解するとこれらの酸
化物は還元されてSmとCoとは相互に拡散して
Sm1Co5系の金属間化合物を得たものを原料とし、
この原料にSm、Co及び添加物としてSi、Ti、
Zr、V、Cr、Mn、Nb、Mo、Hfの1種又は2種
以上の純金属の原料を加えて、その後溶解して2
−17系即ちSm2Co17金属間化合物を得るものであ
る。Smは鉱石中に多数の希土類と混在し、その
後の精製分離により純度を98%以上にしているが
Smは酸素を完全に除去することは困難であるか
ら純金属として精製するよりは酸化物として抽出
する方が安価に得ることができる。 本発明では直接還元拡散法で得られた1−5系
の原料に最終の磁石成分とする2−17系に不足分
の量の金属原料を追加して溶解する。従つて直接
還元拡散法によつて得られたSmCo5原料と不足
のCo純金属12%分とを一緒に溶解してSm2Co17
金属化合物を得ること、或はSm2Co17系の最終組
成に占める全原料の割合を直接還元拡散法で得ら
れたSmCo5系原料を50%wt以上とすれば良い。 50%以下では磁性特性が大きく劣化すること、
及びコストの軽減には寄与しないこととなる。 なお、最終永久磁石材は単なるSmとCoとで構
成されたものでは磁石特性は得られずR
(Co1-x-y-zFexCuyMz)wとする必要がある。 ここでRはSm、Ce、Prを中心とした希土類金
属の1種又は2種以上の組合わせであり、Mは
Si、Ti、Zr、V、Cr、Mn、Nb、Mo、Hfの内
の少くとも1種類以上の組合せであり、x、y、
z、wは、それぞれ0.01≦x≦0.40、0.015≦y≦
0.25、0.001≦z≦0.15、5.0≦w≦8.5の範囲であ
る。 <実施例> 以下本発明の実施例について説明する。 2−17系の多元系希土類金属間化合物永久磁石
合金の製造方法において溶解しようとする原料の
Sm、CoのうちSm比率で2/3Sm比を直接還元
拡散法で製造されたSmCo5を原料とし、不足の
Sm、不足のCo、他元素を純金属原料を用いて溶
解し、得られた磁石合金を平均粒径4μmに微粉
砕し、10kOeの磁場中で平行磁場プレス成形を行
い、1160〜1220℃×2h焼結後、1160〜1190℃×
5hで溶体化処理を行つた。次いで700℃〜900℃
で時効処理を施し、5〜20℃/minで400℃まで
徐冷後急冷を行つた。 得られた磁石の磁気特性、および、溶解上りの
組成分析値について、本製法のものと、純金属原
料から溶解した従来法のものとの比較を第1表に
示した。
【表】
第1表に示すように、本発明による方法におい
ても、従来の高価な希土類純金属を出発原料とし
て使用したのに比較して同等の磁気特性を得るこ
とができる。 <発明の効果> 以上述べたごとく本発明によれば、2−17系の
多元系希土類金属間化合物永久磁石合金の製造方
法において、合金溶解時の原料として純金属原料
のみを用いずに、原料R、Coの一部を直接還元
拡散法にて製造した原料を使用するため、安価な
希土類酸化物を原料として使用できる利点をもつ
た2−17系の多元系希土類金属間化合物永久磁石
の製造方法の提供が可能となつた。
ても、従来の高価な希土類純金属を出発原料とし
て使用したのに比較して同等の磁気特性を得るこ
とができる。 <発明の効果> 以上述べたごとく本発明によれば、2−17系の
多元系希土類金属間化合物永久磁石合金の製造方
法において、合金溶解時の原料として純金属原料
のみを用いずに、原料R、Coの一部を直接還元
拡散法にて製造した原料を使用するため、安価な
希土類酸化物を原料として使用できる利点をもつ
た2−17系の多元系希土類金属間化合物永久磁石
の製造方法の提供が可能となつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 希土類元素RとコバルトCoとを直接還元拡
散法で得られたRCo5の金属間化合物の比率が50
%以上の単一相又は複合組織を有する金属化合物
と、希土類元素RとコバルトCo、鉄Fe、銅Cuお
よび必要に応じた添加物Mの金属を原料として溶
解し、その後粉砕、プレス、焼結して最終的組織
としてR(Co1-x-y-zFexCuyMz)wで表わされる金
属間化合物よりなる希土類永久磁石材料の製造方
法。但しRはSm、Ce、Prを中心とした希土類金
属元素の組合せ、MはSi、Ti、Zr、V、Cr、
Mn、Nb、Mo、Hfの中から選ばれた1種又は2
種以上の組合せ。 0.01x0.04 0.015y0.25 0.001z0.15 5w8.5
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60293240A JPS62156241A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 希土類磁石材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60293240A JPS62156241A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 希土類磁石材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62156241A JPS62156241A (ja) | 1987-07-11 |
| JPH0215621B2 true JPH0215621B2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=17792246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60293240A Granted JPS62156241A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 希土類磁石材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62156241A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114101654B (zh) * | 2021-09-16 | 2023-06-16 | 华北理工大学 | 一种高性能SmFe12基永磁粉体及其制备方法 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60293240A patent/JPS62156241A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62156241A (ja) | 1987-07-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |