JPH02160896A - コークス炉壁面のカーボン付着防止方法 - Google Patents
コークス炉壁面のカーボン付着防止方法Info
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- JPH02160896A JPH02160896A JP31479188A JP31479188A JPH02160896A JP H02160896 A JPH02160896 A JP H02160896A JP 31479188 A JP31479188 A JP 31479188A JP 31479188 A JP31479188 A JP 31479188A JP H02160896 A JPH02160896 A JP H02160896A
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- coating
- coke oven
- adhesion
- gas
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はコークス炉内壁面上において乾留の際生成する
タール分等のカーボン付着を防止する方法に関し、特に
炉中央部の炉壁面に膜厚のうすい強固な被覆層を形成さ
せることを特徴とする。
タール分等のカーボン付着を防止する方法に関し、特に
炉中央部の炉壁面に膜厚のうすい強固な被覆層を形成さ
せることを特徴とする。
(従来の技術)
コークス炉では石炭の乾留過程でタールを中心に多量の
炭化水素系の液体や気体が生じる。これらは炭化室内面
の炉壁の隙間や炉体耐人物の開口気孔に侵入して強固な
カーボンの付着層を形成し、しばしば窯出し異常等の操
業トラブルを発生させている。このため、日常の操業で
は空気あるいは酸素ガスを吹込んで焼き落としを行って
いるが、かかる方法では作業範囲は窯口近傍に限られて
いる。このため炉の中央部を含めた全域に対しては、定
期的に操業を中断し、炉を空窩状態にして焼落としを行
っている。しかし、焼落とし作業自体苛酷な高熱作業で
あると共に、焼落とし時の燃焼熱は炉体の煉瓦に対して
局部的な高熱状態をもたらし、炉体損傷の遠因となって
いる。
炭化水素系の液体や気体が生じる。これらは炭化室内面
の炉壁の隙間や炉体耐人物の開口気孔に侵入して強固な
カーボンの付着層を形成し、しばしば窯出し異常等の操
業トラブルを発生させている。このため、日常の操業で
は空気あるいは酸素ガスを吹込んで焼き落としを行って
いるが、かかる方法では作業範囲は窯口近傍に限られて
いる。このため炉の中央部を含めた全域に対しては、定
期的に操業を中断し、炉を空窩状態にして焼落としを行
っている。しかし、焼落とし作業自体苛酷な高熱作業で
あると共に、焼落とし時の燃焼熱は炉体の煉瓦に対して
局部的な高熱状態をもたらし、炉体損傷の遠因となって
いる。
このような状況に対し従来よりカーボンの付着しにくい
煉瓦や煉瓦表面の処理法について種々検討がなされてき
た。即ち、例えば特開昭59−174585号公報の如
く焼成煉瓦に釉薬を塗布して熱処理したもの、あるいは
例えば特開昭63−236783号公報の如く素地段階
で釉薬を塗布し焼成した煉瓦がある。
煉瓦や煉瓦表面の処理法について種々検討がなされてき
た。即ち、例えば特開昭59−174585号公報の如
く焼成煉瓦に釉薬を塗布して熱処理したもの、あるいは
例えば特開昭63−236783号公報の如く素地段階
で釉薬を塗布し焼成した煉瓦がある。
これらは煉瓦表面での通気性をなくし、平滑な面にして
付着防止を図るものであり、これらはいずれも窯口近傍
、とくに炉蓋の内壁を主対象として炉蓋の開閉に伴う熱
衝撃を考慮した材質となっている。
付着防止を図るものであり、これらはいずれも窯口近傍
、とくに炉蓋の内壁を主対象として炉蓋の開閉に伴う熱
衝撃を考慮した材質となっている。
一方、中央部を含めた炭化室全域に対する処理方法とし
ては、無機系バインダーと微粉の耐火物を炉内に噴霧す
る方法がある(例えば実公昭55−4276号公報)。
ては、無機系バインダーと微粉の耐火物を炉内に噴霧す
る方法がある(例えば実公昭55−4276号公報)。
これは炉壁の目地切れに粉末を目詰まりさせる方法で、
煉瓦表面の被覆の点では接着力が劣り、確実性に乏しい
。また、実開昭54−19243号公報では見掛気孔率
5%以下のガラス被覆層を付与すればカーボンの付着率
が大幅に削減できると提案している。しかし、高温(9
00〜1100°C)で温度変動の小さい炉中央におい
ては、5iOtA1zOff−CaOを主成分とするい
わゆるガラスは容易に失透して剥落し易く、また乾留ガ
ス中のアルカリ蒸気によって融点降下し易く、皮膜自体
の寿命が短い。
煉瓦表面の被覆の点では接着力が劣り、確実性に乏しい
。また、実開昭54−19243号公報では見掛気孔率
5%以下のガラス被覆層を付与すればカーボンの付着率
が大幅に削減できると提案している。しかし、高温(9
00〜1100°C)で温度変動の小さい炉中央におい
ては、5iOtA1zOff−CaOを主成分とするい
わゆるガラスは容易に失透して剥落し易く、また乾留ガ
ス中のアルカリ蒸気によって融点降下し易く、皮膜自体
の寿命が短い。
ところで、−Mに低気孔の酸化物系被覆層(以下「皮)
模]という)を得る方法である溶射がコークス炉でも応
用されている(例えば特開昭59−156967号公報
、特公昭61−4790号公報) これらは窯口部を対象としたもので、LiO□やMgO
等を含む高珪酸質の材料である点から上記釉薬に類似し
たものである。即ち、熱源が燃焼火炎であり、材料の低
融化が必須のため、炉中央部では耐火性が劣る。特に炉
壁修復を主眼としているので材料粒子が粗(、膜厚のう
すい平滑な皮膜が得られない。また、本発明者等はプラ
ズマによる補修法を特開昭5E3−49889号公報等
で開示しているが、皮膜の平滑性の点で十分満足できる
皮膜が得られていないのが実情である。
模]という)を得る方法である溶射がコークス炉でも応
用されている(例えば特開昭59−156967号公報
、特公昭61−4790号公報) これらは窯口部を対象としたもので、LiO□やMgO
等を含む高珪酸質の材料である点から上記釉薬に類似し
たものである。即ち、熱源が燃焼火炎であり、材料の低
融化が必須のため、炉中央部では耐火性が劣る。特に炉
壁修復を主眼としているので材料粒子が粗(、膜厚のう
すい平滑な皮膜が得られない。また、本発明者等はプラ
ズマによる補修法を特開昭5E3−49889号公報等
で開示しているが、皮膜の平滑性の点で十分満足できる
皮膜が得られていないのが実情である。
そこで、本発明者等は稼動中のコークス炉炉内全域を被
覆してカーボンの付着を防止する方法として煉瓦面の被
覆処理を種々検討した結果、従来の方法あるいは材料、
即ち煉瓦面への塗布及び焼付処理による被覆、熱間状態
での噴霧や吹けによる被覆あるいは火炎溶射の転用では
皮膜の耐火性や接着性の点で劣り、被覆降下の持続性が
期待できないとの結論に至った。また、従来の被覆材料
は融点降下を住し易く、コークスケーキに対し接着作用
を示し、操業トラブルの要因となり易い。
覆してカーボンの付着を防止する方法として煉瓦面の被
覆処理を種々検討した結果、従来の方法あるいは材料、
即ち煉瓦面への塗布及び焼付処理による被覆、熱間状態
での噴霧や吹けによる被覆あるいは火炎溶射の転用では
皮膜の耐火性や接着性の点で劣り、被覆降下の持続性が
期待できないとの結論に至った。また、従来の被覆材料
は融点降下を住し易く、コークスケーキに対し接着作用
を示し、操業トラブルの要因となり易い。
従って、膜厚調整と皮膜の平滑性が重要であることが判
明した。
明した。
(発明が解決しようとする課題)
従来のカーボン付着防止の為の被覆方法を炉の中央部に
適用する場合に問題となる点を整理し、対応を検討した
結果を以下に述べる。
適用する場合に問題となる点を整理し、対応を検討した
結果を以下に述べる。
■、被被覆工程:従来例の如く、煉瓦の製造工程で被覆
する方法では、築炉後の一定期間で効果を発揮するのみ
で、炉命20〜30年のコークス炉本体には適合しない
。したがって稼動中の必要箇所に任意に繰り返し被覆す
る方法でなければならない。
する方法では、築炉後の一定期間で効果を発揮するのみ
で、炉命20〜30年のコークス炉本体には適合しない
。したがって稼動中の必要箇所に任意に繰り返し被覆す
る方法でなければならない。
O0被覆の手段:湿式の吹付けや塗布方法は接着性が劣
る。また、火炎溶射法は窯口部の壁面を肉盛する方法で
あって、比較的低融点材料で粗粒を含むため過剰に肉盛
し易く、窯出しのトラブルを招来する。したがって、高
融点で膜厚のうすい方法でなければならない。
る。また、火炎溶射法は窯口部の壁面を肉盛する方法で
あって、比較的低融点材料で粗粒を含むため過剰に肉盛
し易く、窯出しのトラブルを招来する。したがって、高
融点で膜厚のうすい方法でなければならない。
O11被覆をなす材料:従来の溶射補修用材料は高珪酸
質であるが、これらは高粘性の液滴となるため皮膜の平
滑性が劣る。また、付着性を高めるため溶射ガンの走行
速度が遅く皮膜の凹凸が助長される。したがって、皮膜
の平滑性を高める材料組成、施工条件の設定が必要とな
る。
質であるが、これらは高粘性の液滴となるため皮膜の平
滑性が劣る。また、付着性を高めるため溶射ガンの走行
速度が遅く皮膜の凹凸が助長される。したがって、皮膜
の平滑性を高める材料組成、施工条件の設定が必要とな
る。
O1材料粒子:溶射による皮膜の平滑性を高める上で、
溶射ガンに供給される粒子は微粉が望ましいが、比重差
、湿度によりガンへの供給トラブルが生じ易い。したが
って、微粉粒子の円滑な供給方法が必要である。
溶射ガンに供給される粒子は微粉が望ましいが、比重差
、湿度によりガンへの供給トラブルが生じ易い。したが
って、微粉粒子の円滑な供給方法が必要である。
■、被覆状態:炉の中央部を被覆する場合、コークスの
押出し抵抗の上昇が懸念され、皮膜は厳密に調整されな
ければならない。具体的には5IIl[Il以下、理想
的には3M以下で密着性の高い皮膜を形成する必要があ
る。
押出し抵抗の上昇が懸念され、皮膜は厳密に調整されな
ければならない。具体的には5IIl[Il以下、理想
的には3M以下で密着性の高い皮膜を形成する必要があ
る。
本発明は上記した問題点に鑑みて成されたものであり、
稼動中の炭化室中央部領域の壁面を被覆処理することに
よってカーボンの付着防止を図り、操業トラブルを回避
することを目的としている。
稼動中の炭化室中央部領域の壁面を被覆処理することに
よってカーボンの付着防止を図り、操業トラブルを回避
することを目的としている。
さらには炉体損傷の抑制を図ることにより炉命を延長せ
しめるものである。このため、ガスプラズマ溶射によっ
て緻密な高性能の被覆層の形成方法を提供するものであ
る。
しめるものである。このため、ガスプラズマ溶射によっ
て緻密な高性能の被覆層の形成方法を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段)
本発明者等はこれまでのコークス炉の炉体煉瓦の調査と
プラズマ溶射の実験検討の中から、珪石煉瓦に膜厚のう
すい被覆層を付与することに関し、次のような知見を得
た。
プラズマ溶射の実験検討の中から、珪石煉瓦に膜厚のう
すい被覆層を付与することに関し、次のような知見を得
た。
■ 稼動中の炉壁の炭化室側表面では、石炭を起源とす
るアルカリ、Fe2O,、Al2O3、CaO分の浸透
が認められ、耐火性が徐々に低下する。このため、5i
Otあるいは5in2と固溶関係のある高耐火度のCr
z03を主剤とする皮膜を形成させる必要がある。
るアルカリ、Fe2O,、Al2O3、CaO分の浸透
が認められ、耐火性が徐々に低下する。このため、5i
Otあるいは5in2と固溶関係のある高耐火度のCr
z03を主剤とする皮膜を形成させる必要がある。
■ 皮膜の密着性の点で塗布等の方法より溶射法が最も
優れており、かつ、気孔量は1〜10%になり、多くは
密封型の気泡を有する。
優れており、かつ、気孔量は1〜10%になり、多くは
密封型の気泡を有する。
■ 平滑な皮膜を得る上で、高粘性、難溶解性のSiO
□やCr20=を流動性に冨む融液にするにはSiある
いはCrの併用が有効である。
□やCr20=を流動性に冨む融液にするにはSiある
いはCrの併用が有効である。
■ 密着性の高くうすい皮膜を形成させる上で、溶射ガ
ンの走行速度を高め、従来の燃焼炎より高温度のプラズ
マガスを用いる方法が有効で、金属添加により付着率は
逆に向上し、StとCrは煉瓦への拡散と酸化で一体化
する。
ンの走行速度を高め、従来の燃焼炎より高温度のプラズ
マガスを用いる方法が有効で、金属添加により付着率は
逆に向上し、StとCrは煉瓦への拡散と酸化で一体化
する。
■ 微粒の液滴をつくり、平滑な皮膜をつくるために、
材料粒子は50μm径以下が望ましく、これらを造粒化
させた粒子によって溶射ガンへの材料供給が安定する。
材料粒子は50μm径以下が望ましく、これらを造粒化
させた粒子によって溶射ガンへの材料供給が安定する。
本発明は上記の知見により成されたものであり、その第
1は従来の溶射補修と異なりガンの走行速度を高め、熱
源としてArガスのプラズマを用いることによって膜厚
のうすい強固な溶射皮膜を形成させ、任意に必要個所に
くりかえし施工を可能とするものである。また、その第
2は5iOz、Crz(h、Si、 Crの混合物、化
合物の微粒子を原材料とし、これらを混合造粒化した微
粒子塊を溶射することによって高密着性で平滑性の優れ
た皮膜で珪石煉瓦と一体化し易いものとすることである
。
1は従来の溶射補修と異なりガンの走行速度を高め、熱
源としてArガスのプラズマを用いることによって膜厚
のうすい強固な溶射皮膜を形成させ、任意に必要個所に
くりかえし施工を可能とするものである。また、その第
2は5iOz、Crz(h、Si、 Crの混合物、化
合物の微粒子を原材料とし、これらを混合造粒化した微
粒子塊を溶射することによって高密着性で平滑性の優れ
た皮膜で珪石煉瓦と一体化し易いものとすることである
。
すなわち本発明の第1は、Arガスを主要な作動ガスと
するプラズマジェットを、走行速度10〜30m/mi
nの範囲で操作しながら厚さ5IIlff1以下に溶射
被覆することを要旨とするコークス炉壁面のカーボン付
着防止方法である。
するプラズマジェットを、走行速度10〜30m/mi
nの範囲で操作しながら厚さ5IIlff1以下に溶射
被覆することを要旨とするコークス炉壁面のカーボン付
着防止方法である。
また本発明の第2は、前記第1の本発明に使用する溶射
材料を粒径が50〜0.1 μmのSfO□もしくはC
r、0.0微粉が80〜20−1%で、残りが粒径50
〜10μmのSt、 Crあるいはこれらの混合物を、
200〜50umの粒径範囲に整粒したものとすること
を要旨とするコークス炉壁面のカーボン付着防止方法で
ある。
材料を粒径が50〜0.1 μmのSfO□もしくはC
r、0.0微粉が80〜20−1%で、残りが粒径50
〜10μmのSt、 Crあるいはこれらの混合物を、
200〜50umの粒径範囲に整粒したものとすること
を要旨とするコークス炉壁面のカーボン付着防止方法で
ある。
(作 用)
本発明方法における限定理由について以下に説明する。
先ず、本発明方法に使用するプラズマ溶射装置としては
、公知の装置を用いる。そして、この場合の溶射の作動
ガスとして一次ガスはArを使用する。その理由はAr
ヘースのプラズマは超高温、高速のプラズマであるため
、皮膜の平滑性、過剰な肉盛状態に対し、施工後の修正
が容易だからである。また二次ガスは特に限定されない
が、例えばHeが望ましい。そして、二次ガスとしてH
eを使用した場合にはHe添加量はHe/Ar比で5/
100以下の流量比とする。Heはプラズマ流を高速化
し液滴の密着性を高めるが、添加量が5/100を越え
ると電圧が高くなり、ガンと電極自体の損傷を併発し易
いからである。なお、Heは高価であり、経済効果に応
じた使用が望ましい。次にプラズマガス・ントの走行速
度は10〜30m/minの範囲で行う。10m/mi
n以下ではスプラッシュの発生、未溶融粒子のとりこみ
で、皮膜の平滑性を損なうからである。
、公知の装置を用いる。そして、この場合の溶射の作動
ガスとして一次ガスはArを使用する。その理由はAr
ヘースのプラズマは超高温、高速のプラズマであるため
、皮膜の平滑性、過剰な肉盛状態に対し、施工後の修正
が容易だからである。また二次ガスは特に限定されない
が、例えばHeが望ましい。そして、二次ガスとしてH
eを使用した場合にはHe添加量はHe/Ar比で5/
100以下の流量比とする。Heはプラズマ流を高速化
し液滴の密着性を高めるが、添加量が5/100を越え
ると電圧が高くなり、ガンと電極自体の損傷を併発し易
いからである。なお、Heは高価であり、経済効果に応
じた使用が望ましい。次にプラズマガス・ントの走行速
度は10〜30m/minの範囲で行う。10m/mi
n以下ではスプラッシュの発生、未溶融粒子のとりこみ
で、皮膜の平滑性を損なうからである。
また30i/mtn以上では付着率が極端に低下し、経
済的でないからである。
済的でないからである。
次に、本発明方法により溶射被覆する厚さは5−以下と
する。これは、炉の中央部を被覆する場合にはコークス
の押出し抵抗の上昇が懸念され、コークス炉の操業に悪
影響を及ぼすからである。
する。これは、炉の中央部を被覆する場合にはコークス
の押出し抵抗の上昇が懸念され、コークス炉の操業に悪
影響を及ぼすからである。
理想的には3 m+n以下で密着性の高い皮膜を形成す
ることが望ましい。
ることが望ましい。
次に、溶射の原材料の粒子形態であるが、SiO□ある
いはCr2O3粒子は50um〜0.1μm、望ましく
は20〜0.5 μmの範囲にする。0,1 μm未満
では凝集し易く、取扱が困難で均一な混合がしにくいか
らである。一方、50μm以上では未溶融粒子が多くな
り、付着性と平滑性が劣るからである。
いはCr2O3粒子は50um〜0.1μm、望ましく
は20〜0.5 μmの範囲にする。0,1 μm未満
では凝集し易く、取扱が困難で均一な混合がしにくいか
らである。一方、50μm以上では未溶融粒子が多くな
り、付着性と平滑性が劣るからである。
StあるいはCr粒子は50μm〜10μmの範囲にす
る。10μm未満ではプラズマジェットに巻きこまれる
外気で酸化され易く、所要の性能を発揮しないからであ
る。一方50μmを越えると皮膜内部での酸化の過程で
大きい体積変化を持たらし、皮膜剥離の原因となるから
である。
る。10μm未満ではプラズマジェットに巻きこまれる
外気で酸化され易く、所要の性能を発揮しないからであ
る。一方50μmを越えると皮膜内部での酸化の過程で
大きい体積変化を持たらし、皮膜剥離の原因となるから
である。
次に、材料としての配合はSiO2粉あるいはCrzO
*粉は80〜20−t%の範囲にする。80w t%を
越えると皮膜の金属相と炉壁の接触面積が小さく、施工
後の一体化による接着強度が劣るからである。一方20
%未満では溶融金属のスプラッシュが激しく効率的な皮
膜形成ができないからである。
*粉は80〜20−t%の範囲にする。80w t%を
越えると皮膜の金属相と炉壁の接触面積が小さく、施工
後の一体化による接着強度が劣るからである。一方20
%未満では溶融金属のスプラッシュが激しく効率的な皮
膜形成ができないからである。
次に、前記した粒径及び混合割合の溶射原材料を200
〜50μmの粒径範囲に整流するのは、200μmを越
えるとプラズマ装置においてArガスで溶射できないか
らである。一方50μm未満ではプラズマ装置内で目詰
まりを起こすからである。
〜50μmの粒径範囲に整流するのは、200μmを越
えるとプラズマ装置においてArガスで溶射できないか
らである。一方50μm未満ではプラズマ装置内で目詰
まりを起こすからである。
なお、造粒機としては周知の遠心流動造粒機、撹拌混合
型造粒機あるいは混合−押出し造粒機のいずれを用いて
も製造可能である。例えばPVA、CMe等有機糊剤よ
りなる水溶液を加えて原材料を混合して造粒後に温風乾
燥し、乾燥後200〜50μmの粒径範囲で整粒すれば
よい。
型造粒機あるいは混合−押出し造粒機のいずれを用いて
も製造可能である。例えばPVA、CMe等有機糊剤よ
りなる水溶液を加えて原材料を混合して造粒後に温風乾
燥し、乾燥後200〜50μmの粒径範囲で整粒すれば
よい。
以上のような溶射ガンの作動条件と材料との組合わせで
、本発明方法により被覆を実施するのであるが、溶射の
基材面の前処理としては、カーボンの焼落としを十分に
行う。なお、焼落としのため、本方法によるプラズマガ
ンが有効であることは本出願人が先に出願した特開昭6
0−235986号公報ですでに開示した。族エバター
ンとしては1 mm以下の皮膜で繰り返し積層するのが
望ましい。繰り返し積層することで旧壁の凹凸が修正さ
れるが、これよりも膜中の気孔を細径化する上で有効で
ある。
、本発明方法により被覆を実施するのであるが、溶射の
基材面の前処理としては、カーボンの焼落としを十分に
行う。なお、焼落としのため、本方法によるプラズマガ
ンが有効であることは本出願人が先に出願した特開昭6
0−235986号公報ですでに開示した。族エバター
ンとしては1 mm以下の皮膜で繰り返し積層するのが
望ましい。繰り返し積層することで旧壁の凹凸が修正さ
れるが、これよりも膜中の気孔を細径化する上で有効で
ある。
(実施例1)
粒径が15〜0.1 μmの酸化物粉末と、50〜10
μmの金属粉末とを任意に選択し、5%濃度のpvA水
溶液を添加し、攪拌混合して造粒した。これを温風乾燥
して150〜75μmの範囲のものを回収して溶射材料
とした。
μmの金属粉末とを任意に選択し、5%濃度のpvA水
溶液を添加し、攪拌混合して造粒した。これを温風乾燥
して150〜75μmの範囲のものを回収して溶射材料
とした。
電気抵抗炉内で1000°Cに昇熱した珪石煉瓦面上に
、ガス混合比: He/Ar= 0/100〜3/10
0 、出ツノ電流: 850〜900A、ガン走行速度
: 15〜20m/win、溶射距離: 60mmの溶
射条件で、厚さ2.5mmの溶射皮膜を形成させ、皮膜
の状態と性状を調査した。
、ガス混合比: He/Ar= 0/100〜3/10
0 、出ツノ電流: 850〜900A、ガン走行速度
: 15〜20m/win、溶射距離: 60mmの溶
射条件で、厚さ2.5mmの溶射皮膜を形成させ、皮膜
の状態と性状を調査した。
なお、比較のため粒径150〜55μmの混合粉を同一
条件で溶射し、皮膜を形成させて同様の調査を行った。
条件で溶射し、皮膜を形成させて同様の調査を行った。
下記第1表に材料の配合条件と皮膜の調査結果を示す。
この結果、従来法に比べて皮膜の付着歩留まり、煉瓦の
密着性(接着強度)および平滑性の点から優れたものが
得られた。
密着性(接着強度)および平滑性の点から優れたものが
得られた。
(実施例2)
実施例1で得た溶射材料のうち、■と■の2種類を用意
し、A炉団(炉高:5m、炉温: 1250°C)の中
央部装炭孔直下の炉壁面に厚さ5 mm以下で被覆処理
を行った。被覆範囲は炉床上20〜35段の範囲で目地
切れのない領域2ボ単位に2ケ所施工し、反対側炉壁面
と対比させることにした。追跡調査は定期点検時に行い
、主に目視によってカーボンの付着状況と皮膜の剥離の
有無を調べた。
し、A炉団(炉高:5m、炉温: 1250°C)の中
央部装炭孔直下の炉壁面に厚さ5 mm以下で被覆処理
を行った。被覆範囲は炉床上20〜35段の範囲で目地
切れのない領域2ボ単位に2ケ所施工し、反対側炉壁面
と対比させることにした。追跡調査は定期点検時に行い
、主に目視によってカーボンの付着状況と皮膜の剥離の
有無を調べた。
なお、原材料は純度が97%以上の市販材料を用い、粒
度は44〜1μmの範囲に区切って使用した。
度は44〜1μmの範囲に区切って使用した。
また、比較をとるため、窯口部溶射材料とほぼ同一組成
の材料Bを試薬からつくり、プラズマ溶射で皮膜を形成
させた。
の材料Bを試薬からつくり、プラズマ溶射で皮膜を形成
させた。
施工時の溶射条件はガス混合比:)le/Ar=0/1
00 、出力電流: 900A、ガン走行速度:15
〜20m/sin 、溶射距離:45〜50Mであるが
、材料Bの場合、ガンの走行速度を1.5m/minま
で下げて膜厚の確保を図った。
00 、出力電流: 900A、ガン走行速度:15
〜20m/sin 、溶射距離:45〜50Mであるが
、材料Bの場合、ガンの走行速度を1.5m/minま
で下げて膜厚の確保を図った。
また、施工前の壁面には、前日より20時間の空窩状態
によりカーボンの焼落としを行った。施工前後の壁面温
度は975〜1030°Cの変動にすぎなかった。第2
表に施工の場所と点検結果を示す。
によりカーボンの焼落としを行った。施工前後の壁面温
度は975〜1030°Cの変動にすぎなかった。第2
表に施工の場所と点検結果を示す。
第2表
この結果、被覆処理をしない炉壁面では1ケ月後炉壁の
目地部でのカーボン付着が認められ、3ヶ月後には付着
層の拡大で目地の判別が困難となった。また6ケ月点検
時には窯出し異常が頻発しはじめたのでただちに空Xと
した。
目地部でのカーボン付着が認められ、3ヶ月後には付着
層の拡大で目地の判別が困難となった。また6ケ月点検
時には窯出し異常が頻発しはじめたのでただちに空Xと
した。
これに対し、本発明法を適用した処理壁面はカーボンの
付着がほとんどなく、空窩による熱衝撃によっても剥離
が認められなかった。しかるに比較例の処理の場合たて
目地での付着が顕著となり、空窩後には皮膜の剥落のた
め付着傾向が拡大していた。
付着がほとんどなく、空窩による熱衝撃によっても剥離
が認められなかった。しかるに比較例の処理の場合たて
目地での付着が顕著となり、空窩後には皮膜の剥落のた
め付着傾向が拡大していた。
(発明の効果)
以上説明したように本発明方法によれば、従来窯口部近
傍に限定されていたカーボン付着防止の被覆処理が炉中
央部にも拡大でき、付着除去の空窩作業回数が減少する
ことによって生産性が向上する。また、炉体損傷の進行
を抑制することで炉命延長の目途が得られる。
傍に限定されていたカーボン付着防止の被覆処理が炉中
央部にも拡大でき、付着除去の空窩作業回数が減少する
ことによって生産性が向上する。また、炉体損傷の進行
を抑制することで炉命延長の目途が得られる。
Claims (2)
- (1)Arガスを主要な作動ガスとするプラズマジェッ
トを、走行速度10〜30m/minの範囲で操作しな
がら厚さ5mm以下に溶射被覆することを特徴とするコ
ークス炉壁面のカーボン付着防止方法。 - (2)粒径が50〜0.1μmのSiO_2もしくはC
r_2O_3の微粉が80〜20wt%で、残りが粒径
50〜10μmのSi、Crあるいはこれらの混合物を
、200〜50μmの粒径範囲に整粒したものを溶射材
料とすることを特徴とする請求項1記載のコークス炉壁
面のカーボン付着防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31479188A JPH02160896A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | コークス炉壁面のカーボン付着防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31479188A JPH02160896A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | コークス炉壁面のカーボン付着防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02160896A true JPH02160896A (ja) | 1990-06-20 |
Family
ID=18057638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31479188A Pending JPH02160896A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | コークス炉壁面のカーボン付着防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02160896A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006056993A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Kansai Coke & Chem Co Ltd | 溶射補修材の平滑化 |
| JP2006124560A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Jfe Steel Kk | コークス炉用珪石質煉瓦 |
| US20100065412A1 (en) * | 2006-09-21 | 2010-03-18 | Uhde Gmbh | Coke oven featuring improved heating properties |
-
1988
- 1988-12-13 JP JP31479188A patent/JPH02160896A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006056993A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Kansai Coke & Chem Co Ltd | 溶射補修材の平滑化 |
| JP2006124560A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Jfe Steel Kk | コークス炉用珪石質煉瓦 |
| US20100065412A1 (en) * | 2006-09-21 | 2010-03-18 | Uhde Gmbh | Coke oven featuring improved heating properties |
| US8460516B2 (en) * | 2006-09-21 | 2013-06-11 | Uhde Gmbh | Coke oven featuring improved heating properties |
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