JPH0216150B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216150B2 JPH0216150B2 JP58002628A JP262883A JPH0216150B2 JP H0216150 B2 JPH0216150 B2 JP H0216150B2 JP 58002628 A JP58002628 A JP 58002628A JP 262883 A JP262883 A JP 262883A JP H0216150 B2 JPH0216150 B2 JP H0216150B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- living body
- temperature
- cooling water
- temperature distribution
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electrotherapy Devices (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電磁波を用いた生体の加温装置に係
り、より詳細には生体中の温度分布の制御装置に
係る。
り、より詳細には生体中の温度分布の制御装置に
係る。
電磁波を用いて生体を加温する方法は生体に入
射した電磁波が生体各部で吸収されるときの発熱
現象を利用したもので、その悪性腫瘍治療効果に
ついても近年多くの報告がなされている。
射した電磁波が生体各部で吸収されるときの発熱
現象を利用したもので、その悪性腫瘍治療効果に
ついても近年多くの報告がなされている。
上記悪性腫瘍等の治療にあたつては、患部の温
度を管理あるいは制御することが必要であり、一
般にその温度管理あるいは温度制御として侵襲的
方法、即ち温度センサを生体に刺し込んで温度を
測定する方法が採用されている。しかしながら、
上記方法では患者に苦痛を与えると共に腫瘍細胞
を刺激しその増殖を促す等の懸念があり、無侵襲
的な温度の測定方法が望まれている。
度を管理あるいは制御することが必要であり、一
般にその温度管理あるいは温度制御として侵襲的
方法、即ち温度センサを生体に刺し込んで温度を
測定する方法が採用されている。しかしながら、
上記方法では患者に苦痛を与えると共に腫瘍細胞
を刺激しその増殖を促す等の懸念があり、無侵襲
的な温度の測定方法が望まれている。
また、電磁波による生体加温方法は、局所加熱
により患者に熱感を与えることが問題となる。生
体に入射した電磁波は生体各部で吸収されながら
進行し、指数函数的に減衰し、波長の数倍の距離
迄しか伝わらない。
により患者に熱感を与えることが問題となる。生
体に入射した電磁波は生体各部で吸収されながら
進行し、指数函数的に減衰し、波長の数倍の距離
迄しか伝わらない。
従つて生体内での温度は、生体表面で高く、深
部に行くにしたがい低くなるような分布をもつ。
一方、生体の各組織は電磁波の吸収が異なり、例
えば極超短波の場合その吸収は主として皮膚と筋
肉層で起こる。この為、前記温度分布と相俟つて
皮膚の昇温が大きくなり患者に熱感を与える。高
周波領域の電磁波の場合は脂肪層での発熱が大き
く皮下脂肪が高温となる。通常、上記熱感の解消
には加熱用アンテナを含む所定の生体表面に接触
せしめられるプローブを冷却し、該皮ふの昇温を
おさえる方法が採られている。しかしながら、上
記方法では必要以上に冷却をしたりして患部を効
果的に加温している保証がない。
部に行くにしたがい低くなるような分布をもつ。
一方、生体の各組織は電磁波の吸収が異なり、例
えば極超短波の場合その吸収は主として皮膚と筋
肉層で起こる。この為、前記温度分布と相俟つて
皮膚の昇温が大きくなり患者に熱感を与える。高
周波領域の電磁波の場合は脂肪層での発熱が大き
く皮下脂肪が高温となる。通常、上記熱感の解消
には加熱用アンテナを含む所定の生体表面に接触
せしめられるプローブを冷却し、該皮ふの昇温を
おさえる方法が採られている。しかしながら、上
記方法では必要以上に冷却をしたりして患部を効
果的に加温している保証がない。
依つて、電磁波による生体加温において、患者
に熱感や苦痛を与えることなく、しかも定量的な
管理下で患部を加温できる方法及び装置の開発が
切望されているのが現状である。
に熱感や苦痛を与えることなく、しかも定量的な
管理下で患部を加温できる方法及び装置の開発が
切望されているのが現状である。
本発明者等は、上記現状に鑑み、プローブを用
いた冷却作用の積極的な利用により患者の熱感や
苦痛をとり除くだけでなく、生体内の温度分布、
換言すれば、最高温度の発生部位及びその温度を
制御し得る本発明の装置に到達した。
いた冷却作用の積極的な利用により患者の熱感や
苦痛をとり除くだけでなく、生体内の温度分布、
換言すれば、最高温度の発生部位及びその温度を
制御し得る本発明の装置に到達した。
上記知見に基づく本発明は、加熱用高周波を生
体表面から入射すべく構成された加熱手段と、前
記生体を前記表面の側から冷却すべく構成された
冷却手段と、前記加熱手段から生体に与えられる
高周波電力の測定手段と、前記冷却手段により生
体から除去される単位時間当りの熱量の測定手段
と、これらの測定値に基づき生体中の温度分布を
計算により求める計算手段と、この計算により得
られる温度分布が所与の目標温度分布と一致する
ように前記電力及び熱量のうちのいずれか一方又
は両方を所定の値に制御する制御手段とを有する
生体中の温度分布の制御装置に係る。
体表面から入射すべく構成された加熱手段と、前
記生体を前記表面の側から冷却すべく構成された
冷却手段と、前記加熱手段から生体に与えられる
高周波電力の測定手段と、前記冷却手段により生
体から除去される単位時間当りの熱量の測定手段
と、これらの測定値に基づき生体中の温度分布を
計算により求める計算手段と、この計算により得
られる温度分布が所与の目標温度分布と一致する
ように前記電力及び熱量のうちのいずれか一方又
は両方を所定の値に制御する制御手段とを有する
生体中の温度分布の制御装置に係る。
加熱手段としては、高周波発振器及び一対の電
極が用いられ、冷却手段としては、好ましくは内
部を冷却水が流れるべく構成されたゴムバルーン
をかぶせたプローブが用いられる。
極が用いられ、冷却手段としては、好ましくは内
部を冷却水が流れるべく構成されたゴムバルーン
をかぶせたプローブが用いられる。
制御手段としては、加熱熱量を測定する手段、
及び加熱熱量を制御する手段、並びに冷却熱量を
測定する手段及び冷却熱量を制御する手段を含
む。
及び加熱熱量を制御する手段、並びに冷却熱量を
測定する手段及び冷却熱量を制御する手段を含
む。
加熱熱量を測定する手段は実質的に生体に与え
られるエネルギを測定し得るように構成されてお
り、加熱熱量を制御する手段は電極から生体に与
えられるエネルギのレベルを制御し得るか又はオ
ン・オフにより高周波の断続的放射を制御し得る
ように構成されている。
られるエネルギを測定し得るように構成されてお
り、加熱熱量を制御する手段は電極から生体に与
えられるエネルギのレベルを制御し得るか又はオ
ン・オフにより高周波の断続的放射を制御し得る
ように構成されている。
冷却熱量を測定する手段は、好ましくはゴムバ
ルーンのゴム膜の熱抵抗を利用した熱流量計から
なり、この熱流量計は、生体表面の温度に対応す
る温度Tp及び冷却水温Twに基づき、J=K(Tp
−Tw)の演算により冷却熱流量を測定し得るよ
うに構成されている。ここで、Kは、バルーンに
流入する冷却水の温度Tiとバルーンから流出す
る冷却水の温度Tfとの差、及びバルーンを流れ
る冷却水の流量に基づいて求められるパラメータ
である。
ルーンのゴム膜の熱抵抗を利用した熱流量計から
なり、この熱流量計は、生体表面の温度に対応す
る温度Tp及び冷却水温Twに基づき、J=K(Tp
−Tw)の演算により冷却熱流量を測定し得るよ
うに構成されている。ここで、Kは、バルーンに
流入する冷却水の温度Tiとバルーンから流出す
る冷却水の温度Tfとの差、及びバルーンを流れ
る冷却水の流量に基づいて求められるパラメータ
である。
冷却熱量を制御する手段は、冷却水の温度及び
流量を一定のレベルに保持すると共に、該レベル
を独立に調整し得るように構成されている。
流量を一定のレベルに保持すると共に、該レベル
を独立に調整し得るように構成されている。
本発明の好ましい実施例によれば、本発明の生
体中の温度分布の制御装置は、高周波発振器、ケ
ーブル、プローブ、冷却水循環装置及び温度セン
サから成る生体加温装置を用い、高周波発振器出
力と冷却循環水とにより生体中の温度分布を制御
するように構成されており、生体に入射する電力
と冷却水により生体から除去される熱量とを測定
し、これらの測定値(パラメータ)と生体中に生
じる温度分布との関係を計算により求め、次い
で、目標とする温度分布と比較し、この目標とす
る温度分布に適合するよう発振器出力及び冷却水
の水温・流量を選択するように構成されている。
本発明によれば、生体表面に近い比較的浅い部分
を加温する場合、加熱手段による入射電力を比較
的小さくし且つ冷却手段による除去熱量(熱流)
を小さくすることにより、生体中になだらかな発
熱分布をもたせると共に表面に近いところを弱冷
し得、その最高温度が42〜45℃の範囲になるよう
に管理あるいは制御することができる。また、生
体の深部を加温する場合、加熱手段による入射電
力を大きくし且つ冷却手段による除去熱量を大き
くすることにより、生体内に急なしかも深く届く
ような温度分布をつくると共に生体の表面側より
充分冷却し得、最高温度の発生部位を深部につく
ることが可能となる。
体中の温度分布の制御装置は、高周波発振器、ケ
ーブル、プローブ、冷却水循環装置及び温度セン
サから成る生体加温装置を用い、高周波発振器出
力と冷却循環水とにより生体中の温度分布を制御
するように構成されており、生体に入射する電力
と冷却水により生体から除去される熱量とを測定
し、これらの測定値(パラメータ)と生体中に生
じる温度分布との関係を計算により求め、次い
で、目標とする温度分布と比較し、この目標とす
る温度分布に適合するよう発振器出力及び冷却水
の水温・流量を選択するように構成されている。
本発明によれば、生体表面に近い比較的浅い部分
を加温する場合、加熱手段による入射電力を比較
的小さくし且つ冷却手段による除去熱量(熱流)
を小さくすることにより、生体中になだらかな発
熱分布をもたせると共に表面に近いところを弱冷
し得、その最高温度が42〜45℃の範囲になるよう
に管理あるいは制御することができる。また、生
体の深部を加温する場合、加熱手段による入射電
力を大きくし且つ冷却手段による除去熱量を大き
くすることにより、生体内に急なしかも深く届く
ような温度分布をつくると共に生体の表面側より
充分冷却し得、最高温度の発生部位を深部につく
ることが可能となる。
この生体中の温度分布は次の式で計算される。
C〓∂T/∂t=K∂2T/∂x2+Qe-〓x−RT
ここにCは被加熱物の比較、ρは密度、Kは熱
伝導率、Qは単位時間当りの高周波入力エネル
ギ、λは高周波の吸収率、Rは血流による冷却係
数をあらわし、Tは生体温度を基準とした温度、
tは時間、xは生体表面を零として深さ方向に測
つた長さであり、境界条件として (K∂T/∂X−hT)x=0=−hTw を満足しなくてはならない。ここにhは境膜伝熱
係数、Twは生体温度を基準として測定される冷
却水温をあらわす。Twを測定する温度センサが
ない場合は出入口の冷却水温度から計算でTwを
求めてもよい。
伝導率、Qは単位時間当りの高周波入力エネル
ギ、λは高周波の吸収率、Rは血流による冷却係
数をあらわし、Tは生体温度を基準とした温度、
tは時間、xは生体表面を零として深さ方向に測
つた長さであり、境界条件として (K∂T/∂X−hT)x=0=−hTw を満足しなくてはならない。ここにhは境膜伝熱
係数、Twは生体温度を基準として測定される冷
却水温をあらわす。Twを測定する温度センサが
ない場合は出入口の冷却水温度から計算でTwを
求めてもよい。
予め、生体に入射する電力及び冷却水により生
体から除去される単位時間当りの熱量(熱流)を
測定し、この測定パラメータと生体中に生じる温
度分布との関係を上記計算式から求めておくこと
により、生体中での温度分布を定量的に把握でき
るので、以後設定した所与の目標温度分布に合う
よう発振器出力及び冷却水の水温・流量を選択す
れば極めて有効に患部の加温を行ない得る。
体から除去される単位時間当りの熱量(熱流)を
測定し、この測定パラメータと生体中に生じる温
度分布との関係を上記計算式から求めておくこと
により、生体中での温度分布を定量的に把握でき
るので、以後設定した所与の目標温度分布に合う
よう発振器出力及び冷却水の水温・流量を選択す
れば極めて有効に患部の加温を行ない得る。
本発明を実施するためには装置に於いて以下に
述べる工夫が必要となる。即ち、生体に入射する
電力を測定あるいは調整自在に設定し得ると共
に、冷却水により除去される単位時間当りの熱量
を測定し得る必要がある。そのための装置のブロ
ツク図を第1図に示す。
述べる工夫が必要となる。即ち、生体に入射する
電力を測定あるいは調整自在に設定し得ると共
に、冷却水により除去される単位時間当りの熱量
を測定し得る必要がある。そのための装置のブロ
ツク図を第1図に示す。
図において、1は高周波の発振器であり、発振
器1は出力電力を測定する電力計2を有すると共
に出力電力を制御し得るように構成されている。
器1は出力電力を測定する電力計2を有すると共
に出力電力を制御し得るように構成されている。
上記出力電力の制御は発振器1からの一定出力
のレベルを調整することにより行なつても、スイ
ツチのオン・オフで行なつても良いが、後者の場
合では電力計2の読みにオンの時間比率を掛算し
て時間平均出力を算出する。発振器1の出力はケ
ーブル3を介して電極4を含むプローブ5に導か
れ、高周波として、プローブ5内の冷却水6、及
びプローブ5の表面を規定している隔膜7を通し
て生体8に入射され吸収される。生体に入射する
エネルギは、生体の代りにフアントムを用いて該
フアントムによる吸収エネルギから測定すること
ができ、この測定結果により電力計を予めキヤリ
ブレートし得る。プローブ5はその表面に、生体
表面温度に対応する温度Tpを測定するための熱
電対9及び冷却水6の温度Twを測定するための
熱電対10を有する。高周波をとめた状態で、フ
アントムから冷却水6に向けて流れる熱量を熱電
対11,12で測定した、冷却水6の出入口での
温度Ti,Tfの差と冷却水の流量温度調節計13
で測定した冷却水量との積より求めて、該熱量
を、上記プローブ5の表面温度計9の指示及び冷
却水温度計10の指示の差と対応づけたデータに
予めしておけば、生体8から冷却水6に流れる熱
量は温度計として機能する熱電対9,10の温度
差より求めることが出来る。尚13aはポンプで
ある。
のレベルを調整することにより行なつても、スイ
ツチのオン・オフで行なつても良いが、後者の場
合では電力計2の読みにオンの時間比率を掛算し
て時間平均出力を算出する。発振器1の出力はケ
ーブル3を介して電極4を含むプローブ5に導か
れ、高周波として、プローブ5内の冷却水6、及
びプローブ5の表面を規定している隔膜7を通し
て生体8に入射され吸収される。生体に入射する
エネルギは、生体の代りにフアントムを用いて該
フアントムによる吸収エネルギから測定すること
ができ、この測定結果により電力計を予めキヤリ
ブレートし得る。プローブ5はその表面に、生体
表面温度に対応する温度Tpを測定するための熱
電対9及び冷却水6の温度Twを測定するための
熱電対10を有する。高周波をとめた状態で、フ
アントムから冷却水6に向けて流れる熱量を熱電
対11,12で測定した、冷却水6の出入口での
温度Ti,Tfの差と冷却水の流量温度調節計13
で測定した冷却水量との積より求めて、該熱量
を、上記プローブ5の表面温度計9の指示及び冷
却水温度計10の指示の差と対応づけたデータに
予めしておけば、生体8から冷却水6に流れる熱
量は温度計として機能する熱電対9,10の温度
差より求めることが出来る。尚13aはポンプで
ある。
ここに冷却水の流量温度調節計13は較正され
た定量ポンプを用いる場合は流量調節計を欠いて
もよく、冷却水温Twを冷却水出入口温度計とし
て機能する熱電対11,12の読みから計算する
場合は冷却水の温度計として機能する熱電対10
をはぶいてもよい。入射電力、冷却水除去熱量か
ら温度分布を計算するのには、計算機14を利用
すれば容易に行ない得る。
た定量ポンプを用いる場合は流量調節計を欠いて
もよく、冷却水温Twを冷却水出入口温度計とし
て機能する熱電対11,12の読みから計算する
場合は冷却水の温度計として機能する熱電対10
をはぶいてもよい。入射電力、冷却水除去熱量か
ら温度分布を計算するのには、計算機14を利用
すれば容易に行ない得る。
勿論、電力計2からの平均出力信号、熱電対9
〜12からの温度信号、及び流量温度調節計13
の流量検出部からの流量信号のうち前述の如き適
当な組合わせを用いて生体中で生ぜしめられてい
ると推定される温度分布を自動的に計算すると共
に計算で求めた温度分布を目標温度分布と比較し
て自動的に差異を求め、この差異を無くすべく、
発振器1の発振出力を自動的に制御すると共に、
冷却水の流量温度調節計13を調整して冷却水6
の温度及び流量を自動的に制御する制御機構を計
算機14に設けてもよい。
〜12からの温度信号、及び流量温度調節計13
の流量検出部からの流量信号のうち前述の如き適
当な組合わせを用いて生体中で生ぜしめられてい
ると推定される温度分布を自動的に計算すると共
に計算で求めた温度分布を目標温度分布と比較し
て自動的に差異を求め、この差異を無くすべく、
発振器1の発振出力を自動的に制御すると共に、
冷却水の流量温度調節計13を調整して冷却水6
の温度及び流量を自動的に制御する制御機構を計
算機14に設けてもよい。
本方式による温度の推定を行なうにあたつて
は、電極4からの電磁波が途中減衰することなく
生体に入射されることが望ましく、周波数の比較
的低い領域の高周波を用いる場合、冷却水は導電
性であるほうが良く、生理食塩水が使用される。
は、電極4からの電磁波が途中減衰することなく
生体に入射されることが望ましく、周波数の比較
的低い領域の高周波を用いる場合、冷却水は導電
性であるほうが良く、生理食塩水が使用される。
本発明により期待される温度分布を第2図に示
す。最高温度はほぼ一定とするように、一方では
発振器出力Qをしぼつて冷却水温Twを高目にと
つた例を曲線15に、他方では発振器出力Qを大
きくして冷却水温Twを下げた例を曲線16に示
す。
す。最高温度はほぼ一定とするように、一方では
発振器出力Qをしぼつて冷却水温Twを高目にと
つた例を曲線15に、他方では発振器出力Qを大
きくして冷却水温Twを下げた例を曲線16に示
す。
縦軸は温度T、横軸は表面からの深さX、水平
の線17は加温開始前の温度分布を示す。18,
19は水温Twを示す。
の線17は加温開始前の温度分布を示す。18,
19は水温Twを示す。
以上のように、発振器出力Qと冷却水温Twを
制御することにより生体中の温度分布、すなわち
最高温度と該最高温度となる位置とを調節でき
る。
制御することにより生体中の温度分布、すなわち
最高温度と該最高温度となる位置とを調節でき
る。
以下、本発明を実施例をもつて詳述する。
第1図に示す装置において、プローブ5は、内
寸法2.21cm×4.75cmの電極4の周辺に枠を設け、
1/100mmの隔膜7、例えばゴムシートを張り、
その表面に熱電対9、例えばクロメルアルメル
(CA)熱電対を接着してある。電極4と隔膜7と
の間にはポンプ13a、例えばペリスタポンプに
より、10/minの冷却水を循環させた、冷却水
温Twは電極4と隔膜7との間に熱電対10、例
えばCA熱電対を挿入して測定した。生体8とし
てスーパースタツフ(登録商標)を生理食塩水を
用いて捏和し厚さ10mmに成形したフアントムを作
成し、その片側をプローブ5に接触させ、反対側
に10cm×10cmの電極を設け電極の表面を37℃の水
により冷却した。プローブ5の隔膜7の表面より
3mm及び6mmの位置に前記CA熱電対を挿入して
フアントムの温度を測定し、3mmの位置の温度が
44℃をこえると高周波を切り、43℃に低下すると
高周波を入射するように制御を行つた。
寸法2.21cm×4.75cmの電極4の周辺に枠を設け、
1/100mmの隔膜7、例えばゴムシートを張り、
その表面に熱電対9、例えばクロメルアルメル
(CA)熱電対を接着してある。電極4と隔膜7と
の間にはポンプ13a、例えばペリスタポンプに
より、10/minの冷却水を循環させた、冷却水
温Twは電極4と隔膜7との間に熱電対10、例
えばCA熱電対を挿入して測定した。生体8とし
てスーパースタツフ(登録商標)を生理食塩水を
用いて捏和し厚さ10mmに成形したフアントムを作
成し、その片側をプローブ5に接触させ、反対側
に10cm×10cmの電極を設け電極の表面を37℃の水
により冷却した。プローブ5の隔膜7の表面より
3mm及び6mmの位置に前記CA熱電対を挿入して
フアントムの温度を測定し、3mmの位置の温度が
44℃をこえると高周波を切り、43℃に低下すると
高周波を入射するように制御を行つた。
入射高周波エネルギ(電力)を0.82W/cm2、冷
却水温Twを37℃としたときのフアントムの温度
の経時的変化を第3図、入射電力を0.5W/cm2、冷
却水温Twを42℃としたときの温度の経時的変化
を第4図に示す。又このときの前出計算式による
温度分布T(X)の計算値を第5図及び第6図に
示す。ただし、温度分布T(X)を求めるにあた
つて入射電力Qとしては時間平均電力をとり、そ
れぞれ 0.82×1.3/1.6=0.67W/cm2 0.50×1.1/1.6=0.34W/cm2 とした。冷却水温37℃、平均電力0.67W/cm2(電
力0.82W/cm2)なる条件に対応する第5図によれ
ば最高Tmaxは表面より4〜5mmの位置に発生
し、冷却水温42℃、平均電力0.34W/cm2(電力0.5
W/cm2)なる条件に対応する第6図では2〜4mm
に最高値Tmaxを示し、加熱パターンが選べるこ
とがわかる。
却水温Twを37℃としたときのフアントムの温度
の経時的変化を第3図、入射電力を0.5W/cm2、冷
却水温Twを42℃としたときの温度の経時的変化
を第4図に示す。又このときの前出計算式による
温度分布T(X)の計算値を第5図及び第6図に
示す。ただし、温度分布T(X)を求めるにあた
つて入射電力Qとしては時間平均電力をとり、そ
れぞれ 0.82×1.3/1.6=0.67W/cm2 0.50×1.1/1.6=0.34W/cm2 とした。冷却水温37℃、平均電力0.67W/cm2(電
力0.82W/cm2)なる条件に対応する第5図によれ
ば最高Tmaxは表面より4〜5mmの位置に発生
し、冷却水温42℃、平均電力0.34W/cm2(電力0.5
W/cm2)なる条件に対応する第6図では2〜4mm
に最高値Tmaxを示し、加熱パターンが選べるこ
とがわかる。
第1図は本発明による好ましい具体例の生体中
の温度分布の制御装置の説明図、第2図は発振器
出力が小さく冷却水温が高い場合及び発振器出力
が大きく冷却水温が低い場合の温度分布の差異を
示すグラフ、第3図から第6図は本発明の装置に
より得られる温度分布を説明するための実験結果
に基づくグラフである。 1…発振器、2…電力計、3…ケーブル、4…
電極、5…プローブ、6…冷却水、7…隔膜、8
…生体(フアントム)、9,10,11,12…
熱電対、13…冷却水の流量温度調節計、13a
…ポンプ、14…計算機、15,16,17…温
度分布曲線。
の温度分布の制御装置の説明図、第2図は発振器
出力が小さく冷却水温が高い場合及び発振器出力
が大きく冷却水温が低い場合の温度分布の差異を
示すグラフ、第3図から第6図は本発明の装置に
より得られる温度分布を説明するための実験結果
に基づくグラフである。 1…発振器、2…電力計、3…ケーブル、4…
電極、5…プローブ、6…冷却水、7…隔膜、8
…生体(フアントム)、9,10,11,12…
熱電対、13…冷却水の流量温度調節計、13a
…ポンプ、14…計算機、15,16,17…温
度分布曲線。
Claims (1)
- 1 加熱用高周波を生体表面から入射すべく構成
された加熱手段と、前記生体を前記表面の側から
冷却すべく構成された冷却手段と、前記加熱手段
から生体に与えられる高周波電力の測定手段と、
前記冷却手段により生体から除去される単位時間
当りの熱量の測定手段と、これらの測定値に基づ
き生体中の温度分布を計算により求める計算手段
と、この計算により得られる温度分布が所与の目
標温度分布と一致するように前記電力及び熱量の
うちいずれか一方又は両方を所定の値に制御する
制御手段とを有する生体中の温度分布の制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP262883A JPS59129070A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 生体中の温度分布の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP262883A JPS59129070A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 生体中の温度分布の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59129070A JPS59129070A (ja) | 1984-07-25 |
| JPH0216150B2 true JPH0216150B2 (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=11534656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP262883A Granted JPS59129070A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 生体中の温度分布の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59129070A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6137258A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | 菊地 真 | ハイパ−サ−ミア用加温装置 |
| JPS6137263A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | 菊地 真 | ハイパ−サ−ミア用加温装置 |
| JPH0319841Y2 (ja) * | 1987-08-31 | 1991-04-26 | ||
| JP2684022B2 (ja) * | 1995-04-14 | 1997-12-03 | 英則 森田 | 苺の包装容器 |
| JP5235445B2 (ja) * | 2008-02-20 | 2013-07-10 | ユニチカ株式会社 | 硬膜外腔冷却時の温度モニターシステム |
| GB201013631D0 (en) * | 2010-08-13 | 2010-09-29 | Paxman Coolers Ltd | A body part temperature regulating apparatus |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58121966A (ja) * | 1982-01-16 | 1983-07-20 | アロカ株式会社 | 加温治療用マイクロ波放射器 |
| JPS58127661A (ja) * | 1982-01-27 | 1983-07-29 | アロカ株式会社 | マイクロ波加温治療装置 |
-
1983
- 1983-01-10 JP JP262883A patent/JPS59129070A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59129070A (ja) | 1984-07-25 |
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