JPH0216246B2 - - Google Patents

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JPH0216246B2
JPH0216246B2 JP8994182A JP8994182A JPH0216246B2 JP H0216246 B2 JPH0216246 B2 JP H0216246B2 JP 8994182 A JP8994182 A JP 8994182A JP 8994182 A JP8994182 A JP 8994182A JP H0216246 B2 JPH0216246 B2 JP H0216246B2
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JP
Japan
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arsenic
aqueous solution
arsenous acid
copper
added
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Application number
JP8994182A
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English (en)
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JPS58208141A (ja
Inventor
Hiroyuki Tamura
Yoshio Matsuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、硫化砒素化合物より亜砒酸を湿式処
理法によつて回収する方法の改良に関するもので
ある。 従来、硫化砒素化合物より亜砒酸を回収する方
法としては、硫化砒素化合物に硫酸銅水溶液を添
加して加温し、砒素分を亜砒酸として水溶液中に
溶出せしめた後不溶解残渣分と分離し、該水溶液
を濃縮し、冷却して亜砒酸を晶析させて母液と分
離する方法がある。 しかしながら、この方法の場合例えば硫化砒素
と添加された硫酸銅とが反応して下式のように硫
酸を生成する。 As2S3+3CuSO4+3H2O→ As2O3+3CuS+3H2SO4 こゝで生成された硫酸は砒素以外の、例えば亜
鉛、カルシウム、鉄等を溶解し、これらは亜砒酸
水溶液(抽出液)中に混入してくるので、該水溶
液より亜砒酸の結晶をを生成させるときに不純物
として含有され、そのため純度の良い亜砒酸は得
られないという欠点があつた。 この発明は上記の欠点を解消し、硫化砒素化合
物より効率よく純度の良い亜砒酸を回収する方法
を提供する事を目的とする。 この目的を達成するため本発明者等は、一般に
廃水中に含有される砒素を硫化砒素として沈殿除
去されたもののために、前述のように砒素以外の
多くの元素を含有する硫化砒素化合物を硫酸銅を
使用して銅と砒素の置換反応を行わせて砒素分を
イオン化するに当り、砒素イオン以外の元素の挙
動を詳細に検討した結果、前記反応式に従つて生
成される硫酸の濃度が、砒素及びその他の夾雑物
に大きく寄与することを見出し、この発見に基づ
いて砒素及び添加した銅以外の亜鉛、鉄等を本発
明の第一工程で水溶液としてその大部分を除去す
る方法を確立し本発明に至つたものである。 すなわち、硫化砒素化合物に結晶状の硫酸銅を
添加し少量の水を加えるか、或いは水を加える事
なくスラリー濃度200g/以上とし、そのまゝ
加温しながら混合して処理し、ついで常温程度ま
で冷却したのち、水溶液を固形物と分離して除去
し、固形物は水あるいは亜砒酸を含有する水溶液
の適当量を添加してリパルプし、加温して適度に
濃縮したのち、加温状態のまゝ、析出する固形
物、主として硫酸銅等を母液と分離する。この工
程の最初に添加する硫酸銅の添加量は砒素と銅の
濃度比(Cu/As)が1.26以上となるように添加
するのが、CuとAsの置換反応を充分に行わせる
ために好ましい。 この工程に於て、スラリー濃度を200g/以
上とする理由は、実施例に示したように、こゝで
銅と砒素の置換反応を充分に行うだけでなく、砒
素及び銅以外の含有物、例えば亜鉛、鉄、アンチ
モン等を浸出液として、まず砒素、銅から分離す
るためである。上記の置換反応時の温度は50℃以
上好ましくは90〜97℃である。次に固形物をリパ
ルプし加温したのち、加温状態のまゝ析出物を分
離する。この時の温度は50℃以上が好ましい。 これらの処理を比較的高温で行うのは、銅と砒
素の置換反応を充分に行い、さらに銅と砒素とが
共存する水溶液から砒素の損失を極力抑えて銅の
大部分を分離するためである。 以下は公知の方法に従い亜鉛等の夾雑物と銅分
が分離された母液は常温まで冷却し、得られる亜
砒酸の結晶と母液を分離すると、純度がAs2O3
無水物として99重量%程度のものが75%以上の収
率で得られる。 本発明法によれば、このように簡単な操作で効
率よく亜砒酸を回収することができるが、さらに
純度の良い亜砒酸が必要な場合には、このように
して得られた亜砒酸を公知の方法で砒酸としてか
ら、亜硫酸ガス等で還元するか、あるいは単に再
結晶法を適用すれば容易に高純度の亜砒酸とする
ことができる。 以下実施例について本発明法を具体的に説明す
る。 実施例 砒素9.17、アンチモン0.027、鉄0.07、亜鉛
1.53、カルシウム1.08、水分74.8各重量%を含有
する硫化砒素化合物4Kgに丹パン(CuSO4
5H2O)1.9Kgを添加し、これを外熱式混練機を使
用して処理温度95℃で90分間処理し、ついで20℃
まで冷却したのち、真空過器で固形物と水溶液
を分離(以下固液分離と略す)し、固形物3.2Kg
と水溶液4.1を得た。その結果を第1表に示す。
【表】
【表】 第1表より明らかなように特に亜鉛、鉄は殆ん
ど全部アンチモン、カルシウムの1部も水溶液と
して分離された。 逆に砒素と銅は大部分が固形物として回収され
た。 次に第1表の固形物を10ビーカーに入れ、こ
れに水5を加え95℃で2時間浸出処理し、同じ
温度で固液分離したところ、固形物1.45Kg、水溶
液5.5が得られた。その結果を第2表に示す。
【表】 第2表から砒素は水溶液の方に、銅、カルシウ
ムは固形物に、その大部分が分離されていること
がわかる。 第2表で得られた水溶液(母液)は、そのまゝ
水冷して20℃まで冷却したのち真空過器により
固液分離したところ、330.8gの固形物と5.5の
水溶液を得た。 その結果は第3表に示すように、無水の亜砒酸
として計算した品位は99.48重量%で、水溶液か
らの回収率は77.2%であつた。 第3表で得られる水溶液は第1表の固形物浸出
用として繰り返し使用することができる。
【表】
【表】 表註) *印は遊離硫酸を示す。
比較例 実施例に使用した硫化砒素化合物4Kgに、丹パ
ン1.9Kg、水4を加え、実施例と同様に95℃で
90分間処理したのち95℃で固液分離を行い固形物
1.41Kgと水溶液8.3を得た。その結果を第4表
に示す。
【表】 次に第4表の水溶液を濃縮して水溶液量を6.5
としてから20℃まで冷却し固液分離を行つたと
ころ、固形物496.2g水溶液6.4を得た。その結
果を第5表に示す。
【表】 表註) *印は遊離硫酸を示す。
第5表より明らかなように得られた亜砒酸の結
晶は不純物の含有率が高く、無水の亜砒酸として
計算した品位は82.60重量%と低いものであつた。 以上説明したように本発明法によれば、第一工
程にて問題となる不純物を全部又は一部除去する
事ができるので特に不純分が変動したり、成分に
よつては相当量夾雑しているような製錬中間物、
工場廃水処理物等に適用すると効果的である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 硫化砒素化合物から亜砒酸を回収する方法に
    おいて、硫化砒素化合物に硫酸銅を、必要により
    水を加えてスラリー濃度200g/以上になるよ
    うに添加し、加温しながら混合し次いで冷却した
    のち固形物と水溶液を分離する第一工程、第一工
    程で得られた固形物を水又は亜砒酸を含有する水
    溶液でリパルプし加温したのち固形物と水溶液を
    加温状態で分離する第二工程及び第二工程で得ら
    れた水溶液を冷却し、析出する亜砒酸を母液と分
    離する第三工程から成ることを特徴とする硫化砒
    素化合物より亜砒酸の回収方法。
JP8994182A 1982-05-28 1982-05-28 硫化砒素化合物より亜砒酸の回収方法 Granted JPS58208141A (ja)

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JPS58208141A JPS58208141A (ja) 1983-12-03
JPH0216246B2 true JPH0216246B2 (ja) 1990-04-16

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