JPH0216623Y2 - - Google Patents

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JPH0216623Y2
JPH0216623Y2 JP1982025485U JP2548582U JPH0216623Y2 JP H0216623 Y2 JPH0216623 Y2 JP H0216623Y2 JP 1982025485 U JP1982025485 U JP 1982025485U JP 2548582 U JP2548582 U JP 2548582U JP H0216623 Y2 JPH0216623 Y2 JP H0216623Y2
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JP
Japan
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oil
net
impregnated
nets
fabric
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JP1982025485U
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JPS58130459U (ja
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は定置網の垣網に係るもので、更に詳し
くは鮭定置網やほたるいか定置網等その漁期が2
〜3ケ月程度のもの、或いは一般定置網における
春網若しくは夏網等その漁期が5〜6ケ月程度の
もの等比較的漁期の短かい定置網において、その
漁期間内においては十分な使用安全性を保持し、
漁期終了とともに海中投棄をなし短時に自然滅失
させることの可能な垣網に関するものである。 定置網は垣網、囲網、昇り網並びに箱網等より
構成される網綱構造物を海中の所定場所に恒常的
に定置し、その垣網により回遊する魚群を威嚇し
その回遊魚路を遮断するとともに囲網内に誘導
し、而して誘導された魚群を更に昇り網で箱網内
に誘導陥穽させて魚獲をなすものであるが、魚群
の回遊は産卵回遊、索餌回遊或いは季節回遊等そ
の回遊形態により、また魚種それぞれによつても
自づと回遊する海域や水深等が異るものであるた
め回遊魚路は非常に広範であつて、該広範な回遊
魚路を出来る限り威嚇遮断するためには敷設され
る垣網の長さも必然的に長くなり、小型定置網に
おいてもその長さは数百米以上に及びまたは大型
定置網に至つては数千米にも及ぶばかりか、威嚇
魚群が逃避せぬようその網地は水面から海底面に
至るまで間断なく展張されることが肝要であるた
め、垣網の網地面積は極めて広大なものである。
そして回遊魚群は潮流によつて回遊するものであ
るから、垣網は潮流に対し略直交する方向に敷設
展張される結果該垣網には潮流抵抗が大きく付加
されることから、該潮流抵抗に十分対抗できるよ
う極めて多量の土俵或いは金錨等固定係止具が附
帯使用されている。而も垣網には該潮流抵抗に伴
う網地の吹かれを防止するため高比重網地の編合
や沈線材の介在、或いは裾網の取付け等数多の対
策が講じられているものである。ところで現在の
垣網はその殆んどが合成繊維素材を編成してなる
比較的コストの高い耐久性網地よりなるものであ
るため、僅か2〜3ケ月乃至は6ケ月程度の漁期
に際しても、わざわざ多大な労力、経費、時間を
要する敷設張立てをなし且その漁期終了とともに
徹去解体作業をなさねばならず、而も徹去に際し
ては垣網の網干し及び硅藻貝類の除去作業が強い
られ、更には膨大な容積の垣網の運搬や、その保
管のための倉庫の準備等その管理維持費用も莫大
であるばかりか近年の就労年令の益々高令化や人
手不足等とが相俟つてこれら附帯作業の削減化や
省力化が強く要望されている実情にある。他方か
かる実情に際して藁縄、マニラ麻等植物繊維で垣
網を作成し、漁期終了とともに海中に投棄し以つ
て附帯作業及び経費、労力の大巾な削減化を図る
ことが企みられているが、植物繊維による垣網で
は海中使用とともに進行する腐敗劣化が、水温や
潮流速度或いは水質等で著るしく変動するため、
漁期中途で破網したり網地流失等の危険が極めて
大きいことから現在まで十分な解決策が見出せら
れていなかつた。 本考案はかかる問題を解決した垣網を提供する
ものであつて、以下に本考案実施例を図に基づき
詳述すれば第1図はストランドの断面説明図、第
2図は無結節網地の説明図、第3図は熱処理を施
した場合のストランドの断面説明図、第4図は網
地ロープ断面説明図、第5図は有結節網地の説明
図であつて、油脂剤1は常温においては凝固状態
を呈する例えばグリース、ラード等その融点が常
温より高い油脂より選択されるものであつて、該
油脂剤1は麻、綿、棕梠、パーム若しくは藁等植
物繊維素材を撚合してなる適宜太さの油脂含着ヤ
ーン2に含着されてなるものである。この場合油
脂剤1の含着方法としては、凝固状の油脂剤1中
に油脂含着ヤーン2を走通させながら強制的に含
着させる方法と、油脂剤1を融解させた液中を走
通させることにより含浸させたるうえ冷却凝固さ
せる方法とがあるが、いづれの方法においても特
段の制約はない。そして油脂含着ヤーン2は油脂
剤1がストランドや網地ロープ作成時或いは網地
編成時に飛散してその作業性を阻害しないよう含
着保持させること並びに油脂剤1を十分に含着さ
せるために極力緩かな撚り構成が望まれるもの
で、m当り5〜20回程度の撚りピツチで撚合され
た片撚り、2子撚り或いは3子撚りロープが好適
である。かくして油脂剤1が含着された油脂含着
ヤーン2の任意数本と、麻、綿、棕梠、パーム、
若しくは藁等よりなる無含着ヤーン3とを適宜割
合に混撚することによりストランド4が形成され
る。かかるストランド4を2〜3本を互に撚組編
成することにより無結節網地4Aが形成され、ま
た該ストランド4を2〜4子更に合撚して一旦網
地ロープ4′を作成し、該網地ロープ4′を編成し
て有結節網地4Bが形成される。 かかる如くして形成された無結節網地4A或い
は有結節網地4Bに、油脂剤1の融点より高い温
度を以つて熱処理を施すことにより、油脂含着ヤ
ーン2に含着された油脂剤1を融解し混撚された
無含着ヤーン3全体に亘つて該融解低粘度化した
油脂剤1を拡散浸透させるもので、一般には網地
の熱セツト時に同時に実施されるものである。 本考案は上述の如き構成よりなるものであつ
て、網地を形成するストランド4或いは網地ロー
プ4′が全て無含着ヤーン3並びに植物繊維素材
を用いてなる油脂含着ヤーン2より構成されてな
り、且該無含着ヤーン3には常温では凝固状を呈
する油脂剤1が融解され全体に亘つて拡散浸透さ
れてなるため、海中使用時には該油脂剤1が再び
凝固した状態で含浸されてなるため、潮流や波浪
等の洗滌作用を受けても流失しにくくこれがため
無含着ヤーン3或いは油脂含着ヤーン2の腐敗劣
化が著るしく抑制されて、少なくとも5〜6ケ月
程度の漁期内は十分安全に使用することが可能と
なる。そして本考案によれば常温では凝固状態を
呈する油脂剤1が含着された油脂含着ヤーン2と
無含着ヤーン3とを適宜割合に混撚したストラン
ド4、或いは該ストランド4を更に合撚した網地
ロープ4′を編成して無結節網地4A若しくは有
結節網地4Bを形成するものであつて、ストラン
ド4や網地ロープ4′の形成時或いは網地編成時
にも油脂剤1は凝固状でストランド4や網地ロー
プ4′の内部に含着された状態で加工がなされる
から滑べりや油漏れがなく加工性や取扱性が極め
て良好となり、且油脂剤1が飛散たり漏出したり
することがないため油脂剤1の使用量も著るしく
節約できる。そして該油脂剤1の融点より高い温
度で熱処理を施すことにより、融解された該油脂
剤1は無含着ヤーン3の毛細管現象の働きにより
ストランド4若しくは網地ロープ4′の全体に均
質に拡散浸透するため、海中使用に際しての腐敗
劣化も全体的に平均して進行するため網地の使用
安全性が高く、而も漁期終了とともに海中投棄を
なしても短時に滅失するため、その労力、経費等
削減効果は著しく大なるものがあるばかりか、他
の底曳漁業等にも支障を及ぼす恐れがない等画期
的な垣網といえる。 実験例 ジユート麻及び藁縄を用いて分径6mmφの網地
ロープで編成した有結節網地、及び該網地にマシ
ン油を含浸させたものと、天然繊維としてジユー
ト麻及び藁縄を用い、油脂剤にグリースを用いた
本考案垣網とを相模湾で連続240日間海中使用し、
その腐敗劣化を網地ロープの強力変化(強力低
下)で比較すると第1表の通りである。
【表】 第1表からも明確なように本考案によれば6ケ
月の海中使用でも初期強力の1/3以上が保持され
その漁期内の安全使用性は十分なものと考えら
れ、漁期後の海中投棄でも更に3〜6ケ月程度の
経過で自然滅失化がなされることが窺れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はストランドの断面説明図、第2図は無
結節網地の説明図、第3図は熱処理を施した場合
のストランドの断面説明図、第4図は網地ロープ
の断面説明図、第5図は有結節網地の説明図であ
る。 符号の説明、1……油脂剤、2……油脂含着ヤ
ーン、3……無含着ヤーン、4……ストランド、
4′……網地ロープ、4A……無結節網地、4B
……有結節網地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 植物繊維素材よりなり、常温で凝固状態を呈す
    る油脂剤1が含着された油脂含着ヤーン2と、無
    含着ヤーン3とが適宜割合で混撚されたストラン
    ド4若しくは網地ロープ4′で無結節網地4A若
    しくは有結節網地4Bが編成されており、且油脂
    含着ヤーン2の油脂剤1が融解低粘度化されて、
    網地網糸全体に均質に拡散浸透されてなることを
    特徴とする垣網。
JP2548582U 1982-02-24 1982-02-24 垣網 Granted JPS58130459U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2548582U JPS58130459U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 垣網

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2548582U JPS58130459U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 垣網

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58130459U JPS58130459U (ja) 1983-09-03
JPH0216623Y2 true JPH0216623Y2 (ja) 1990-05-08

Family

ID=30037453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2548582U Granted JPS58130459U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 垣網

Country Status (1)

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JP (1) JPS58130459U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH092038A (ja) * 1995-06-26 1997-01-07 Hino Motors Ltd 商用車に使用されるリア・サスペンション

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Publication number Publication date
JPS58130459U (ja) 1983-09-03

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