JPH0216789B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216789B2 JPH0216789B2 JP57031368A JP3136882A JPH0216789B2 JP H0216789 B2 JPH0216789 B2 JP H0216789B2 JP 57031368 A JP57031368 A JP 57031368A JP 3136882 A JP3136882 A JP 3136882A JP H0216789 B2 JPH0216789 B2 JP H0216789B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- quicklime
- activity
- limestone
- phosphorus
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
本発明は、岩石やコンクリート等の脆性物体の
破壊剤に関するものである。 生石灰は、一般に石灰石を堅窯、ロータリーキ
ルン等で焼成して得られるが、その焼成温度、焼
成時間等によつて、その水和速度が異なる。破壊
剤においては、その使用特性からできるだけ水和
速度の遅いもの、すなわち、低活性の生石灰が使
用されている。低活性の生石灰を製造するには、
石灰石の焼成温度を高くし、焼成時間を長くする
必要がある。このため炉の操業が難しく、均一な
焼成物が得にくいうえに、多くのエネルギーを要
している。低い焼成温度で低活性の生石灰を製造
する方法として、石灰石の純度の悪いもの、ある
いは、石灰石に不純物としてシリカ、アルミナ、
酸化鉄を混合した原料を焼成する方法もあるが、
これらの方法では、石灰石の純度が低下するこ
と、および不純物が石灰分と多量に反応すること
になり、実質的に有効な生石灰が減少し、破壊力
が低減する欠点を有している。 本発明の目的は、上記のような欠点のない脆性
物体の破壊剤を提供することにある。 本発明は、リン分をP2O5で0.5〜6.5重量%含有
する生石灰クリンカを粉砕してなることを特徴と
する脆性物体の破壊剤である。 本発明は、生石灰中にリン分を含有させること
によつて生石灰の焼結温度が低下し、特に高温度
で長時間の焼成することなく、低活性の生石灰が
得られるという知見を得て成されたものである。
このリン分の効果は、リン分と生石灰に混入して
いるシリカ、アルミナおよび鉄分とが、焼成過程
で反応して、通常の低活性生石灰の製造における
焼成温度よりも、低温で液相が生成すること、お
よび、リン分が生石灰に固溶することによると推
察される。 生石灰中のリン分が、0.5重量%未満では生石
灰を焼結させるのに効果が少なく、低活性の生石
灰が得にくい。一方リン分が6.5重量%を越える
と、有効な生石灰が減少し、破壊力が低下する。 生石灰中にリン分を含有させるには、リン分を
含有している石灰石を焼成するか、石灰石にリン
酸化合物、リン鉱石、リン含有廃棄物等を混合し
て、焼成する方法がとれる。 この場合、生石灰中に含まれる不可避成分とし
て、SiO2が4%以下、Al2O3が2%以下、Fe2O3
が2%以下となるようにして、有効な生石灰量を
高くするのが望ましい。 本発明の効果として、脆性物体の破壊剤として
有効な低活性の生石灰を製造するに当り、生石灰
の焼成温度が、従来の1600℃以上より約150℃下
げられるので、燃料の節減ができる。さらに、無
理な高温焼成をしなくですむので、操業が安定
し、焼きムラが防止できる。また脆性物体の破壊
剤として有効な生石灰の含有率が多い上に、低活
性の生石灰を含むので、使用する場合の打設時間
(作業のできる時間)が長くとれ、高膨張圧が発
生するので、大きな破壊力が得られる。 実験例 表−1に示す化学組成を有する石灰石に、試薬
のリン酸カルシウムを、生石灰中のリン分が
P2O5で0.05、0.5、1、2および5重量%になる
ように混合して、粉砕したのち、ペレツトとし
て、電気炉で1450℃で1時間焼成し、生石灰を得
た。これらの生石灰を粉砕し、プレーン粉末度約
2000cm2/gの粉末とし、ジユワーびんにて、活性
度試験を行なつた。 活性度試験は、20℃の恒温室において、水400
c.c.をジユワーびんに入れたのち、生石灰粉末100
gを撹拌しながら30秒間で投入し、スラリーとし
その温度上昇を測定した。加水して10分後の温度
上昇を求め、活性度とした。 その結果を表−2に示す。
破壊剤に関するものである。 生石灰は、一般に石灰石を堅窯、ロータリーキ
ルン等で焼成して得られるが、その焼成温度、焼
成時間等によつて、その水和速度が異なる。破壊
剤においては、その使用特性からできるだけ水和
速度の遅いもの、すなわち、低活性の生石灰が使
用されている。低活性の生石灰を製造するには、
石灰石の焼成温度を高くし、焼成時間を長くする
必要がある。このため炉の操業が難しく、均一な
焼成物が得にくいうえに、多くのエネルギーを要
している。低い焼成温度で低活性の生石灰を製造
する方法として、石灰石の純度の悪いもの、ある
いは、石灰石に不純物としてシリカ、アルミナ、
酸化鉄を混合した原料を焼成する方法もあるが、
これらの方法では、石灰石の純度が低下するこ
と、および不純物が石灰分と多量に反応すること
になり、実質的に有効な生石灰が減少し、破壊力
が低減する欠点を有している。 本発明の目的は、上記のような欠点のない脆性
物体の破壊剤を提供することにある。 本発明は、リン分をP2O5で0.5〜6.5重量%含有
する生石灰クリンカを粉砕してなることを特徴と
する脆性物体の破壊剤である。 本発明は、生石灰中にリン分を含有させること
によつて生石灰の焼結温度が低下し、特に高温度
で長時間の焼成することなく、低活性の生石灰が
得られるという知見を得て成されたものである。
このリン分の効果は、リン分と生石灰に混入して
いるシリカ、アルミナおよび鉄分とが、焼成過程
で反応して、通常の低活性生石灰の製造における
焼成温度よりも、低温で液相が生成すること、お
よび、リン分が生石灰に固溶することによると推
察される。 生石灰中のリン分が、0.5重量%未満では生石
灰を焼結させるのに効果が少なく、低活性の生石
灰が得にくい。一方リン分が6.5重量%を越える
と、有効な生石灰が減少し、破壊力が低下する。 生石灰中にリン分を含有させるには、リン分を
含有している石灰石を焼成するか、石灰石にリン
酸化合物、リン鉱石、リン含有廃棄物等を混合し
て、焼成する方法がとれる。 この場合、生石灰中に含まれる不可避成分とし
て、SiO2が4%以下、Al2O3が2%以下、Fe2O3
が2%以下となるようにして、有効な生石灰量を
高くするのが望ましい。 本発明の効果として、脆性物体の破壊剤として
有効な低活性の生石灰を製造するに当り、生石灰
の焼成温度が、従来の1600℃以上より約150℃下
げられるので、燃料の節減ができる。さらに、無
理な高温焼成をしなくですむので、操業が安定
し、焼きムラが防止できる。また脆性物体の破壊
剤として有効な生石灰の含有率が多い上に、低活
性の生石灰を含むので、使用する場合の打設時間
(作業のできる時間)が長くとれ、高膨張圧が発
生するので、大きな破壊力が得られる。 実験例 表−1に示す化学組成を有する石灰石に、試薬
のリン酸カルシウムを、生石灰中のリン分が
P2O5で0.05、0.5、1、2および5重量%になる
ように混合して、粉砕したのち、ペレツトとし
て、電気炉で1450℃で1時間焼成し、生石灰を得
た。これらの生石灰を粉砕し、プレーン粉末度約
2000cm2/gの粉末とし、ジユワーびんにて、活性
度試験を行なつた。 活性度試験は、20℃の恒温室において、水400
c.c.をジユワーびんに入れたのち、生石灰粉末100
gを撹拌しながら30秒間で投入し、スラリーとし
その温度上昇を測定した。加水して10分後の温度
上昇を求め、活性度とした。 その結果を表−2に示す。
【表】
【表】
上記実施例で示されるように、生石灰中のリン
分をP2O5で0.5%以上含有する生石灰は、低活性
となつた。 実施例 1〜3 表−1に示されている石灰石に、リン鉱石、お
よび下水汚泥焼却灰を添加して、実施例と同様に
して生石灰粉末を調製し、この生石灰粉末80部と
普通ボルトランドセメント20部を混合し、破壊剤
を製造した。破壊剤の破壊力は、鋼管に充填した
時の膨張圧によつて求めた。膨張圧の測定は、破
壊剤100部に水30部を加えて、スラリーとし、底
板付きの鋼管(内径38.4mm、外径48.6mm、長さ
1000mm)の中へ注入し、生石灰の水和にともなう
鋼管の膨張率を歪ゲージによつて検出し、厚肉鋼
管による膨張圧の式より、膨張圧を求める方法で
行つた。 また、有効な石灰石量は、グリセリンアルコー
ル法によつて求められる遊離石灰量によつて示し
た。 試験の結果を表−3に示す。
分をP2O5で0.5%以上含有する生石灰は、低活性
となつた。 実施例 1〜3 表−1に示されている石灰石に、リン鉱石、お
よび下水汚泥焼却灰を添加して、実施例と同様に
して生石灰粉末を調製し、この生石灰粉末80部と
普通ボルトランドセメント20部を混合し、破壊剤
を製造した。破壊剤の破壊力は、鋼管に充填した
時の膨張圧によつて求めた。膨張圧の測定は、破
壊剤100部に水30部を加えて、スラリーとし、底
板付きの鋼管(内径38.4mm、外径48.6mm、長さ
1000mm)の中へ注入し、生石灰の水和にともなう
鋼管の膨張率を歪ゲージによつて検出し、厚肉鋼
管による膨張圧の式より、膨張圧を求める方法で
行つた。 また、有効な石灰石量は、グリセリンアルコー
ル法によつて求められる遊離石灰量によつて示し
た。 試験の結果を表−3に示す。
【表】
【表】
(注) 膨張圧の測定不能とは、活性度が高いため、ス
ラリーの調製ができず、鋼管に注入することが
できなかつたことを意味する。
表−3からわかるように、リン分を0.5%以上
含む生石灰の活性度は低くく、これらよりなる破
壊剤は、高い膨張圧すなわち大きな破壊力を有す
る。但し、リン分が6.5%越えると、膨張圧が著
しく下がり、破壊力が低下する。
ラリーの調製ができず、鋼管に注入することが
できなかつたことを意味する。
表−3からわかるように、リン分を0.5%以上
含む生石灰の活性度は低くく、これらよりなる破
壊剤は、高い膨張圧すなわち大きな破壊力を有す
る。但し、リン分が6.5%越えると、膨張圧が著
しく下がり、破壊力が低下する。
Claims (1)
- 1 リン分をP2O5で0.5〜6.5重量%含有する生石
灰クリンカを粉砕してなる脆性物体の破壊剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3136882A JPS58147480A (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 脆性物体の破壊剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3136882A JPS58147480A (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 脆性物体の破壊剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58147480A JPS58147480A (ja) | 1983-09-02 |
| JPH0216789B2 true JPH0216789B2 (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=12329301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3136882A Granted JPS58147480A (ja) | 1982-02-27 | 1982-02-27 | 脆性物体の破壊剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58147480A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03105499U (ja) * | 1990-02-09 | 1991-10-31 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6094156A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-27 | 電気化学工業株式会社 | タンピング用材料 |
| JP6110749B2 (ja) * | 2012-12-28 | 2017-04-05 | 太平洋マテリアル株式会社 | 破砕材 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5876149A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-09 | 吉澤石灰工業株式会社 | 脆性物体、堆積物等の破壊剤 |
| JPS601907B2 (ja) * | 1981-12-15 | 1985-01-18 | セントラル硝子株式会社 | 化学的破砕剤 |
-
1982
- 1982-02-27 JP JP3136882A patent/JPS58147480A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03105499U (ja) * | 1990-02-09 | 1991-10-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58147480A (ja) | 1983-09-02 |
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