JPH0217058A - 歯科矯正用ブラケット及びその製造方法 - Google Patents

歯科矯正用ブラケット及びその製造方法

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JPH0217058A
JPH0217058A JP63166776A JP16677688A JPH0217058A JP H0217058 A JPH0217058 A JP H0217058A JP 63166776 A JP63166776 A JP 63166776A JP 16677688 A JP16677688 A JP 16677688A JP H0217058 A JPH0217058 A JP H0217058A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、歯科矯正用ブラケットに関するものであり、
特に優れた審美性と高い強度及び歯牙に対する強い接着
性を有する歯科矯正用ブラケット及びその製造方法に関
する。
(従来の技術) 歯列の不正を矯正するための矯正装置において2ワイヤ
ーとバンドとを連結するための用具として。
ブラケットが使用される。
ブラケットは、ワイヤーの曲げや引張りにより生じる負
荷荷重を矯正したい歯牙に加えるために、歯牙面に固着
されて使用されるが、従来より金属製のものが多用され
、鰻近ではプラスチック製、セラミック製等のものも使
用されつつある。
金属製のものは強度的に着れワイヤー等による矯正力が
確実に伝達されるという長所はあるが、審美性に問題が
あり、セラミック製のものは透明性が良く審美性は良い
が、接着性に問題があるといわれる。
また、プラスチック製のものは審美性と接着性が良いた
め、エツジワイズ法等に広く使用されているが、強度的
に問題がある。
プラスチックブラケットの問題点は、■ウィングが破損
し易い、■変色し易い、■ワイヤーの滑りが悪い、■i
に使用できるサイアミーズタイブが無い、■トルク・ア
ンギュレーションが付けられない、等である。
現在、広く利用されているプラスチックブラケットの素
材は熱可塑性樹脂のポリカーボネートである。ポリカー
ボネートは、良好な透明性と優れた耐衝撃性を備えたエ
ンジニアリングプラスチックであるが、表面が軟らかく
、機械的強度(引張り強さ、曲げ強さ、圧縮強さ)が、
やや小さいため。
矯正装置として必ずしも十分な機能を発揮していない、
そして、表面が軟らかいために歯ブラシ等により容易に
傷が付き、摩耗汚れ(変色)の原因ともなっている。ま
た、機械的強度が不十分なため、ウィングが破損し易い
だけでなく、矯正治療上必要とされている種々のブラケ
ット形状(サイアミーズ、トルク・アンギュレーション
)を採用することが難しい。
そこで本発明者は鋭意研究の結果、プラスチックブラケ
ット材料として、歯牙の窩洞を修復するために使用され
るいわゆる歯科用コンポジットレジン組成物を用いて矯
正用ブラケットを製造することによって、従来の矯正用
ブラケットに比較して格段に優れた機械的強度を有する
歯科矯正用ブラケットを取得し、先に特願昭62 26
5434号において提案した。
しかしながら、前記コンポジットレジンは矯正ブラケッ
ト用接着剤との接着性が必ずしも十分でなく、よって矯
正ワイアーにより過大な締着力を受けた場合に歯牙表面
から剥離する危険がある。
なお、歯科矯正の際に用いられる矯正ブラケット用接着
剤としては、メチルメタクリレートモノマー、4−メタ
クリロイルオキシエチルトリメリ・ノド酸無水物、ポリ
メチルメタクリレート粉末及びトリーn−ブチルボラン
(TBB)との温き組成物(例えば「スーパーボンド」
 (商品名)サンメディカル社製)と、メチルメタクリ
レートモノマーとB i sGMAとBPOと3級アミ
ンとの混合組成物(レドックスシステム型)が代表的な
ものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らはかかる問題点を解決すべく鋭意研究した結
果、審美性と大きな機械的強度を同時に具備し、さらに
歯牙との接着性が改善された歯科矯正用ブラケットを完
成した。
すなわち本発明は、 (1)下記(a)〜(d)の混会物の硬化体よりなるコ
ンポジ・ソトレジンA、 (a>多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリレ
ート=40〜80重鼠% (b)単官能メタクリレート及び、/又は単官能アクリ
レート:9〜50重量% (c)フィラー二5〜49重盪% (d)重合開始剤:0.01〜2重量%て構成された歯
科矯正用ブラケットのベース面に、下記(e)〜(g)
混合物の重合硬化体よりなるコンポジットレジンB薄層
、 <e>多官能メタクリレート:5〜24重量%(f)単
官能メタクリレート:0〜241i景%(g)シリカフ
ィラー  二50〜90重量%(h)重合開始剤   
 :O,O1〜lfi量%が積層され、かつ前記ベース
面のコンポジットレジンAと前記薄層のコンポジットレ
ジンBとがそれらの境界部において、相互に混在してな
ることを特徴とする歯科矯正用ブラケット、及び(2)
  成形型枠内に下記(a)〜(d)の混合物よりなる
コンポジットレジンAペースト、(a)多官能メタクリ
レート及び/又は多官能アクリレート:40〜80重量
% (b)単官能メタクリレート及び/スは単官能アクリレ
ート:9〜50重量% (c)フィラー:5〜80重址% (d)重合開始剤:0.01〜2重量%を供給した後、
該コンポジットレジンAのベース形成面に、下記(e)
((g)よりなるコンポジットレジンBペースト (e)多官能メタクリレート:5〜24重量%(f)単
官能メタクリレート:0〜24重量%<g)シリカフィ
ラー  二50〜90重量%(h)重合開始剤    
:0.01〜1重量%の薄層を積層し、これらを重合硬
化せしめることを特徴とするti11’4堝正用ブラケ
ットの製造法である。
上記本発明においては、歯科矯正用ブラケットの本体を
歯科用のコンポジットレジンで構成しており、また前記
ブラケットのベース面にはIIIFl用接着剤に対して
接着性を有するコンポジットレジンB1層を積層させて
いるが、その理由は前記コンポジットレジンでブラケッ
ト本体を構成することによって優れた機械的強度と審美
性を(=を与せしめ、前記コンポジットレジンB薄層を
ベース面に形成することによって矯正ブラケット用接着
剤との接着性を改善するためである。
本発明においては、前記コンポジットレジンBと前記コ
ンポジットレジンAとの積層境界面は、製造時に両者が
混在する状態となすことが強度的に好ましく、両者を粘
性液−粘性液接触、粘性液−粘稠物接触、スは粘稠物−
粘g4物接触状態で接触させて、重合硬化させることが
好ましい。
なお、コンポジットレジンB薄層の厚さは0゜1++m
前擾あればよい。
かかるコンポジットレジンBは、そのままでは歯科用接
着剤となじみ難いがシランカップリング剤で処理すると
歯科用接着剤と強固に接着するようになるため、本発明
組成のブラケットと歯牙との接着強度を十分高めること
に寄与できる。
本発明における前記ブラケット素材及びコンポジットレ
ジンB薄層の組成としては、以下のものが好ましい。
すなわち、歯f4矯正用ブラケット本体のコンポジット
レジンAが、下記(a)〜(d)の混合物の重合硬化体
からなり、 (a)多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリレ
ート:40〜80重量% (b)単官能メタクリレート及び/又は単官能アクリレ
ート:9〜50重量% (c)フィラー;5〜49重量% (d)重合開始剤+0.01〜2重量%そして、前記歯
科矯正用ブラケットのベース面へ積層されるコンポジッ
トレジンB薄層が、下記(e)〜(g)混合物の重合硬
化体、 (e)多官能メタクリレート:5〜24重盪%(f)単
官能メタクリレート:0〜24重量%(g)シリカフィ
ラー  :50〜90@量%([l)重合開始剤   
 :0.01〜1重量%よりなり、かつ前記ベース面の
コンポジットレジンAと前記薄層のコンポジットレジン
Bとがそれらの境界部において、相互に混在しているこ
と。
なお、本発明者の研究によれば、上記組成のブラゲット
を製造する際に、可視光を照射1.て製造する方法は非
常に有利なものであるため、−F記コン′ポジ・γ1−
レジン゛A及びコンポジットレジンBベーストを光重合
タイプのものとし、重合硬化を光照射により行J〕ぜる
ことは好ましいものである。
上記において、本発明に係る多官能メタクリレートとし
ては、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレ
ングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコー
ルジメタクリレ−1・、テトラエチレングリコ1−ルジ
メタクリレー)、1.4ブタンジオールジメタクリレー
ト、】、3−ブタンジオールジメタクリレート、2.2
−ビス[4(2−ヒトルキシー3−メタクリロキシプロ
ポキシ)フェニル1プロパン、2.2−ビス(4メタク
リロキシフエニル)プロパン、2,2〜ビス(4−メタ
クリロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−メタクリロキシポリエトキシ)プロパン、ジ(メ
タクリロキシエチル)トリメチルへキサメチレンジウレ
タン等のジメタクリレート類、トリメチロールプロパン
トリメタクリレ−1−、テトラメチロールメチントリメ
タクリレート等の1ヘリメタクリレート類、テトラメチ
ロールメタンテトラメタクリレート−等のテトラメタク
リレート類、ジペンタエリスリトールへキサメタクリレ
−1・等のへキサメタクリレ−1・類を挙げることがで
きる。
また、多官能アクリレートとしては、エチレングリコー
ルジアクリレー1−、ジエチレングリコールシアクリト
ート、トリエチレングリコールジアクリレ−1へ、テト
ラエチし・ングリコールジアクリレート、1.4−ブタ
ンジオールジアクリレート、1.3−ブタンジオールジ
アクリレート、2.2ビス[4−(2−ヒドロキシ−3
−アクリロキシ10ボキシ)フェニル1プロパン、2.
2=ビス(4−アクリロキシフェニル)プロパン、22
−ビス(4−アクリロキシエトキシフェニル)プロパン
、2.2−ビス(4−アクリロキシポリエトキシフェニ
ル)プロパン、ジ(アクリロキシエチル)トリメチルへ
キサメチレンジウレタン等のジアクリレート類、トリメ
チロールプロパンドリアクリレート、テトラメチロール
メタントリアクリレート等のトリアクリレート類、テト
ラメチロールメタンテトラアクリレート等のテトラアク
リレート類、ジペンタエリスリトールへキサアクリレー
ト等のへキサアクリレート類を挙げることができる。
本発明に係る単官能メタクリレートとしては、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、インプロピルメ
タクリレート、rl−ブチルメタクリレート、2−エチ
ルへキシルメタクリレート、シクロへキシルメタクリレ
ート、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレー
ト、イソポルネルメタクリレート等を挙げることができ
る。
また、単官能アクリし−トとしては、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、イソプロピルアクリレート、
n−ブチルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレ
ート、シクロへキシルアクリレート、フェニルアクリレ
ート、ベンジルアクリレート、イソポルネルアクリレー
ト、トリメチルシリルプロピルアクリレート、トリス−
トリメチルシロキサニルシリルアクリレート、 l−リ
フルオロメチルアクリレート等を挙げることができる。
また、使用できるフィラーとしては、無機質フィラーと
有機質フィラーの2種がある。無機質フィラーとしては
、表面をシランカップリング剤で処理したシリカフィラ
ーが適している。また、有機質フィラーとしては、ジメ
タクリレート、トリメタクリレート、テトラメタクリレ
ート、ヘキサメタクリレート、ジアクリレート、トリア
クリレート、テトラアクリレート、ヘキサアクリレート
等を重合後微粉砕した微粒子又は、バール重合した微粒
子が適している。
重合開始剤は、加熱重合を行う場合には通常使われてい
る有機過酸化物やアゾビス系化合物を、常温重合を行う
場合には、過酸化物と第3級アミン類の組合せを用いる
ことができる。
また、光重斤の4合には、過酸化物と光増感剤の組合せ
や光増感剤と還元剤の組み合わせを用いることができる
。光増感剤としては、ベンゾフェノン類のような紫外線
硬化タイプのものも使用できるが、特に好ましくは、カ
ンファーキノンと第3級アミン等の組みhわせからなる
可視光線硬化タイプを挙げることができる。
ここで、上記における(a)〜((j)の各成分の範囲
限定理由を説明する。
(a)多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリレ
ートが40〜80重量%の範囲を外れ、40重量%より
少ないとブラケットウィングの破折強さが低下して満足
し得ないものとなり、また80重量%をこえるとブラケ
ットウィングが脆くなり、破折強さも低下するだけでな
くブラケットに面の光沢が失われるので好ましくない。
(1))単官能メタクリレート及び/又は弔官能アクリ
[/−トが9〜50重量%の範囲を外れ、9重置%より
少ないとブラゲット票材が脆くなり、ブラケットウィン
グの破折強さが低下し、また50重量?≦を越えると素
材の引張強度が低くなってウィングの破折強さが不十分
なものとなる。
(c)フィラーが5〜49重量%の範囲を外れ、5fi
1%より少ないとその圧縮強度が低下し、49重量%を
越えると素材の引張強度が小さくな−)でウィングの破
折強さが満足できない程度に低下する。
(d)重合開始剤が0.01〜2重量%の範囲を外れ、
0.01重量%より少ないと素材に未重合物が残存する
こととなり、また2重量%を越えると素材が脆くなり、
ウィングの破折強さが低下して好ましくないものとなる
また、ブラケットベースに積層させるコンポジットレジ
ンB薄層の成分範囲については、(e)多官能メタクリ
レ−1・5〜24重鼠%装置囲を外れ、5重量%より少
ないと、合成樹脂薄層の強度が低くなりすぎ、また24
fi1.?<を越えると接着性が低下する。
(f)単官能メタクリレート0〜2・1重鼠%の範囲を
外れ、24重量%を越えると重合収縮が大きくなるため
、薄層にシワが生じ接着強さも低下する。
(g)シリカフィラー50〜,90重盪?この範囲を外
れ、50重量%より少ないと接着性が低下し、。
90重麓%を越えると、ベース1へ性練相物の袈j?L
ができなくなる。
(11)重合開始剤が0.01〜1重量%置火囲を外れ
、0.01より少ないと、重合不良が発生し、1叡量?
6を越えると、重きが速すぎて発泡し薄層が不均質なも
のとなる。
したがって、上記各成分範囲が好ましい。
さらに、より好ましい範囲はブラケット本体では、(a
)多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリレ−1
へが50〜80重量%、(b)単官能メタクリレート及
び/又は単官能アクリレートが15〜・15劃16、<
c>フィラーが7〜20重量%、(d)重合開始剤が0
.01〜2重量%からなるものであり、ブラケットベー
ス面に積層されるコンポジ・ソトレジンB薄層では、(
e)多官能メタクリレートが5〜20重量%、(f)単
官能メタクリレートが5〜20重量%、(g)シリカフ
ィラーが60〜85重量%、(h)重合開始剤が0,0
1〜1重量%である。
本発明のブラケット本体の成形方法としては、重合済み
プラスチック素材を機械加工(切削、研111vF)す
る方法、又は成形型枠内でモノマー、アレポリマー等の
原料混合物を重合、硬化する方法等が挙げられるが、後
者の成形型枠内で重き硬化する方法がブラケット本体と
コンポジットレジンBri層とを同時に成形し得る点で
好ましい。
本発明で使用できる成形用鋳型としては、金属製、セラ
ミック製、ガラス製、樹脂製等を挙げることができる。
加熱重さ又は常温重合を行う場合は、金属製、セラミッ
ク製、ガラス製鋳型が使用でき、光重合を行う場きはガ
ラス製又は樹脂製、あるいは透光性セラミック製型を使
用することができる。
(実施例) 次に、本発明をいくつかの実施例及び比較例によって、
詳細に説明する。
実施例1; Aペースト ブラケット     ペー3−上)メチル
メタクリレート       18重量部、2.2−ビ
ス(4−メタクリ口キシポリエトキシフェニル)プ17
バン        52重量部。
アエロジルR972(日本アエロジル社製)10重量部
、 ガラス粉末            20重量部、ベン
ゾイルパーオキサイド    0.3重量部、N、N−
ジメナルーp−トルイジン0.3重量部以]二の混合物
を十分撹拌した後、真空脱泡を行い混合物中の気泡を完
全に取り除いて、Aベーストとした。
旦−さ二冬−1コンポジットレジン     ベーム上
) メチルメタクリレート        2重量部2.2
−ビス(p −2’ −ヒドロキシ−3−メタクリロキ
シ10ボキシフエニルプロパン)13重量部 ガラス粉末            85重量部カンフ
ァーキノン        0.31i量部、ベンゾイ
ルパーオキサイド    0.3重量部以上の混合物を
十分撹拌した後、真空脱泡を行い混合物中の気泡を完全
に取り除いて、Bペーストとした。
第1図に示すように、ポリプロピレン製の割り型枠の下
型3と側型4の内側に形成された空隙部6中へまずAペ
ーストをブラケット本体を構成する十分量供給し、次い
でその上にBペーストを薄層量圧入して後、上型5を嵌
挿し、両型枠を上下よりバネ7で締め付けて加圧してか
ら、可視光線光照射器α−ライト(モリタ東京袈作所製
)に入れ、型枠内のA、Bペーストに対して10分間光
照射を行った。
得られたブラケット(第2図参照)のウィングの破折強
さを以下のようにして測定した。
まず、ポーセレンライナーM〈サンメディカル社製歯科
用シランカップリング剤)をブラケット1のベース面に
塗布した後、第3図図示のごとく、ブラケット1をスー
パーボンド11(サンメディカル社製接着剤ンにより、
樹脂13でその基部を包埋した十112のエナメル質部
長面に接着させ、それを鋼鉄製の保持具8に取り付け、
そして上方からグラブ状挟持爪9でウィング部を引掛け
て引っ張る方式で、インストロン万能試験機により、ウ
ィングが破折スは変形した時の荷重を測定した。
測定の結果、破折強さは14.2kgであり、接着面の
剥離はなかった。
また、歯牙と同系色のため審美性にも優れていた。
実施例2: Aベース  ブーゲット     ペースト)メチルメ
タクリレート       18重量部、2.2−ビス
(4−メタクリロキシポリエトキシフェニル)アロパン
        52ffiJiafl、アエロジルR
972(日本アエロジル社製)20重量部、 トリメチロールプロパントリメタクリレート10重量部
、 カンファーキノン        0.1重量部、ヘン
シイルバーオキサイド    0.3重量部、以」ユの
混合物を十分撹拌した後、真空脱泡を行い混合物中の気
泡を完全に取り除いて、へペーストとした。
Bベースト ム        ペースト)ジ(メタク
リロキシエチル)トリメチルヘキサンジウレタン   
         35重量部トリエチレングリコール
ジメタクリレート10重量部 石英粉末             55gL1部、カ
ンファーキノン        0.3重量部N、N−
ジメチルーp−トルイジンO53重量部、以上の混合物
を十分撹拌した後、真空脱泡を行い混合物中の気泡を完
全に取り除いて、Bペーストとした。
第1図に示すように、ポリプロピレン製の割り型枠の下
型3と側型4の内側に形成された空隙部6中へまずAペ
ーストをブラケット本体を構成する十分量供給し、次い
でその上にBペーストを薄層盪圧大して後、上型5を嵌
挿し、両型枠を上下よりバネ7で締め付けて加圧1.て
から、可視光線光照射器α−ライト(モリタ東京製作所
製)に入れ、型枠内のA、Bペーストに対して10分間
光照射を行った。
得られたブラケット(第2図参照)のウィングの破折強
さを以下のようにして測定した。
ポーセレンライナーM(サンメディカル社製、IFI 
1’A用シランカツプリング剤)をブラケッl−1のベ
ース面に塗布した後、第3図図示のごとく、ブラケ・ソ
ト1をスーパーボンド11(サンメディカル社製接着剤
)により、樹脂13でその基部を包埋した生歯12のエ
ナメル質部表面に接着させ、それを鋼鉄製の保持具8に
取り付け、そして上方からグラブ状挟持爪ってウィング
部を引掛けて引っ張る方式で、インストロン万能試験機
により、ウィングが破折又は変形した時の荷重を測定し
た。
測定の結果、破折強さは14.2kgであり、接着面の
剥離はなかった。
また、歯牙と同系色のため審美性にも優れていた。
比較例1: これは、ブラゲッ(・本体上にBペーストからなる薄層
を形成しないもの、すなわち実施例1におけるブラケッ
ト本体のみに相当するものである。
第1[Kに示すように、ポリプロピレン製の割り型枠の
下型3と側型4の内側に形成された空隙部6中へへペー
ストをブラケット本体を構成する七分量圧入し、次いで
、上型5を嵌挿し、両型枠を上下よりバネ7で締め付け
て加圧してから、可視光線光照射器α−ライト(モリタ
東京製作所製)に入れ、型枠内のA、Bペーストに対し
て10分間光照射を行った。得られたブラケットを実施
例1と同様に生歯のエナメル質表面に接着させ、ブラケ
ットの破折強さを測定した。その結果、この破折強さは
13.4kgであった。
比較例2: 第2図図示の空隙部4と同一形状の均一組成のポリカー
ボネート製ブラケットを射出成形法により作製し、それ
を実施例1と同様に生歯のエナメル質表面に接着させ、
ブラケットウィングの破折強さを測定した。その結果、
該ポリカーボネ−1へ製ブラケット・のウィングは、破
折強さは4.2kgで著しく変形して、臨床上使用でき
ない状態となった。
比較例3: 市販セラミック製ブラケット(ユニチク社製)を実施例
1と同様に生歯エナメル質表面に接着させた後、ブラケ
ットウィングの破折強さを測定したところ、3.5kg
でブラケットが生歯より剥離した。
以上のことから、本発明のブラケットは#R械的強度が
高く、かつ歯牙との接着強度も高いため、ブラケットウ
ィングの破折強さが比較例2.3の従来例の3倍にも及
ぶことが判る。
さらに、下記第1表に示すごとく、本発明のプラゲット
素材は硬度、引張強さ、曲げ強さ、圧縮強さのいずれに
おいても、比較例のポリカーボネート製ブラケット素材
よりも格段に優れていることが判った。
第1表 ※ただし、引張り強さ、曲げ強さ及び圧縮強さの革位は
、MPa。
さらに、本発明に係る歯科矯正用ブラケットの歯牙に対
する接着力の改善については、以下に示す試験結果から
十分に満足できるものであることが判る。すなわち、得
られた各実施例、比較例のブラケットの圧縮せん断接着
強さを以下のようにして測定した。
第4図に図示するごとく、ブラケット1のベース面にポ
ーセレンライナーM(サンメディカル社製シランカップ
リング剤)を塗布した凌、ブラケット1のベース面にス
ーパーボンド11(サンメディカル社製歯科用接着剤)
を塗布し、これをアクリル樹脂13でその基部を包埋し
た生歯12のエナズル質部に而に接6さt′!゛、それ
をインストロン万e、試@機によりブラケット本体1に
押圧片l11による矢印方向の圧縮応力をかけて、ブラ
ケットのベースと生歯のエナメル質とが剥離した時の荷
重を測定して、圧縮せん面接着強さとした。
第2表 *IR牙より脱離はしないが、ブラケットが箸しく変形
した。
この結果から、本実施例のブラケットは特にその接着性
の指標としての圧縮せん面接着強さが非常に優れたもの
であることが理解できる。
したがって、本発明の(if−1矯正用ブラケツトは、
矯正時におけるワイアーの強力な締付は力を受けてもm
牙表面から剥離しないものである。
〈発明の効果) 以上実施例等で説明したとおり、本発明により提供され
る歯科矯正用ブラケットはウィング部において従来のも
のに比べて、数倍の大きな破折強さを有し、かつ歯牙と
の接ft1jA度も十分に満足し得るらのとなっており
、そして色調ら乳白色半透明で審美性にも優れている。
したがって、従来品ではI!械的強度が小さいため製造
できなかった。2二1Hのサイアミーズタイプやトルク
付きも製作することができ、また矯正時にワイアーによ
る過度の締着力がかかつても歯牙に面から剥離する危険
も生じない。
また、引張り強さ、曲げ強さ、圧縮強さ等の機械的緒特
性が優れていることから、ブラケットのサイズも小型の
ものとすることができるため、これを装着した場合、患
昔の口腔内における違和感がかなり軽減される。
さらに、表面硬さが従来品より著しく大きいため、歯ブ
ラシ等による損傷、汚れも生じない。
初期強度だけでなく長期1m装着による破折、表面汚れ
の心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例に係る歯f4矯正用ブラケ・・I
トの成形型枠の断面図、第2121は同歯科矯正用ブラ
ケットの断面図2及び第3図は歯)4矯正用ブラケツト
のウィングの破折強さを測定Vる方式の説明図、第4図
はブラケットの圧縮せん面接着強さを測定する方式の説
明図を各々示す。 1ニブラケット本体、2;ブラケットベース。 3;ド型、4:側型、5:上型、6:空隙部。 7:バオ・、8:保持具、9:挟持爪。 11 接着剤、12・生歯、13:11脂、第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記(a)〜(d)の混合物の硬化体よりなるコ
    ンポジットレジンA、 (a)多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリレ
    ート:40〜80重量% (b)単官能メタクリレート及び/又は単官能アクリレ
    ート:9〜50重量% (c)フィラー:5〜49重量% (d)重合開始剤:0.01〜2重量% で構成された歯科矯正用ブラケットのベース面に、下記
    (e)〜(g)混合物の重合硬化体よりなるコンポジッ
    トレジンB薄層、 (e)多官能メタクリレート:5〜24重量% (f)単官能メタクリレート:0〜24重量% (g)シリカフィラー:50〜90重量% (h)重合開始剤:0.01〜1重量% が積層され、かつ前記ベース面のコンポジットレジンA
    と前記薄層のコンポジットレジンBとがそれらの境界部
    において、相互に混在してなることを特徴とする歯科矯
    正用ブラケット。
  2. (2)成形型枠内に下記(a)〜(d)の混合物よりな
    るコンポジットレジンAペースト、 (a)多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリレ
    ート:40〜80重量% (b)単官能メタクリレート及び/又は単官能アクリレ
    ート:9〜50重量% (c)フィラー:5〜80重量% (d)重合開始剤:0.01〜2重量% を供給した後、該コンポジットレジンAのベース形成面
    に、下記(e)〜(g)よりなるコンポジットレジンB
    ペースト (e)多官能メタクリレート:5〜24重量% (f)単官能メタクリレート:0〜24重量% (g)シリカフィラー:50〜90重量% (h)重合開始剤:0.01〜1重量% の薄層を積層し、これらを重合硬化せしめることを特徴
    とする歯科矯正用ブラケットの製造法。
  3. (3)コンポジットレジンが光重合タイプのものであり
    、重合硬化が光照射により行われることを特徴とする請
    求項2記載の歯科矯正用ブラケットの製造法。
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