JPH0217057A - 歯科矯正用ブラケット及びその製造方法 - Google Patents

歯科矯正用ブラケット及びその製造方法

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JPH0217057A
JPH0217057A JP63166775A JP16677588A JPH0217057A JP H0217057 A JPH0217057 A JP H0217057A JP 63166775 A JP63166775 A JP 63166775A JP 16677588 A JP16677588 A JP 16677588A JP H0217057 A JPH0217057 A JP H0217057A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、歯科矯正用ブラケットに関するものであり、
特に優れた審美性と高い強度及び歯牙に対する強い接着
性を有する歯科矯正用ブラケット及びその製造方法に間
する。
(従来の技術) 歯列の不正を矯正するための矯正装置において、ワイヤ
ーとバンドとを連結するための用具として。
ブラケットが使用される。
ブラケットは、ワイヤーの曲げや引張りにより生じる負
荷荷重を矯正したい歯牙に加えるために、歯牙面に固着
されて使用されるが、従来より金属製の6のが多用され
、最近ではプラスチック製、セラミック製等のものも使
用されつつある。
金属製のものは強度的に優れワイヤー等による矯正力が
確実に伝達されるという長所はあるが、審美性に問題が
あり、セラミック製のものは透明性が良く審美性は良い
が、その脆性と接着性に問題があるといわれる。
また、プラスチック製のものは審美性と接着性が良いた
め、エツジワイズ法等に広く使用されているが、強度的
に問題がある。
プラスチックブラケットの問題点は、■ウィングが破損
し易い、■変色し易い、■ワイヤーの滑りが悪い、■左
上圧λに使用できるサイアミーズタイブが無い、■トル
ク・アンギュレーションが付けられない、等である。
現在、広く利用されているプラスチックブラケットの素
材は熱可塑性樹脂のポリカーボネートである。ポリカー
ボネートは、良好な透明性と優れた耐衝撃性を備えたエ
ンジニアリングプラスチックであるが、表面が軟らかく
、81械的強度(引張り強さ、曲げ強さ、圧縮強さ)が
、やや小さいため、矯正装置として必ずしも十分な機能
を発揮していない、そして、表面が軟らかいために歯ブ
ラシ等により容易に傷が付き、摩耗汚れ(変色)の原因
ともなっている。また、機械的強度が不十分なため、ウ
ィングが破損し易いだけでなく、矯正治療上必要とされ
ている種々のブラケット形状(サイアミーズ、トルク・
アンギュレーシゴンンを採用することが雌しい。
そこで本発明者は鋭意研究の結果、プラスチックブラケ
ット材料として、歯牙の窩洞を修復するために使用され
るいわゆる歯科用コンポジットレジン組成物を用いて矯
正用ブラケットを製造することによって、従来の矯正用
ブラケットに比較して格段に優れた機械的強度を有する
歯科矯正用ブラケットを取得し、先に特願昭62−26
5434号において提案した。
しかしながら、前記コンポジットレジンは矯正ブラケッ
ト用接着剤との接着性が必ずしも十分でなく、よって矯
正ワイアーにより過大な締着力を受けた場合に歯牙表面
から剥離する恐れがある。
なお、歯科矯正の際に用いられる矯正ブラケット用接着
剤としては、4−メタクリロイルオキシエチルトリメリ
ット酸無水物、メチルメタクリレートモノマー、ポリメ
チルメタクリレート粉末及び)〜リプチルボラン(TB
B)との混合組成物(例えば[スーパーボンドC&BJ
  (商品名)サンメディカル社製ンと、メチルメタク
リレートモノマーとBisGMAとBPOと3級アミン
との混合組成物(レドックスシステノ、型)が代表的な
ものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らはかかる問題点を解決すべく鋭意研究した結
果、審美性と大きな機械的強度を同時に具備し、さらに
歯牙との接着性が改善された歯科矯正用ブラケットを完
成した。
すなわち本発明は、■コンポジットレジンからなる歯科
矯正用ブラケットのベース面に歯科用接着剤に対して一
部溶解又は膨潤性の合成樹脂薄層が積層されてなり、か
つベース面のコンポジットレジンと薄層の合成樹脂とが
それらの境界部において、相互に混在してなることを特
徴とする歯科矯正用ブラケット及び、■成形型枠内にコ
ンポジットレジンペーストを供給しfS fS、該コン
ボジッ[・レジンのベース形成面に、矯正ブラケット用
接着剤に一部溶解又は11j潤する合成樹脂ペーストの
薄層を積層し、これらを重合硬化せしめることを特徴と
する歯科矯正用ブラケッl−の製造法である。
上記本発明においては、歯科矯正用ブラケットの本体を
歯科用のコンポジットレジンで構成しており、また前記
ブラケットのベース面に1iI科接着剤に対して一部溶
解又は膨潤性の合成樹脂薄層を積層させているが、その
理由は前記コンポジットレジンでブラケット本体を構成
することによって優れた機械的強度を付与せしめ、前記
合成樹脂薄層をベース面に形成することによって矯正ブ
ラケット用接着剤との接着性を改善するためである。
本発明においては、前記合成樹脂と前記コンポジットレ
ジンとの積層境界面は、製造時に両者が混在する状態と
なすことが強度的に好ましく、両者を粘性液−粘性液接
触、粘性液−粘rff4物接触、又は粘rJ4物−粘稠
物接触状態で接触させた状態で、重合硬化させることが
好ましい。
なお、合成樹脂薄層の厚さは0.1m−前後あればよく
、その素材としては、平均分子量10万以下のPMMA
 (ポリメチルメタクリレート)又はポリメチルメタク
リレート共重合体を主体とするものが好ましい。
かかる合成樹脂は、矯正ブラケット用接着剤になじむも
のであり、本発明組成のブラケットとm牙との接着強度
を十分高めることに寄与できるものである。
本発明における前記ブラケット素材及び合成樹脂薄層の
組成としては、以下のものが好ましい。
すなわち、歯科矯正用ブラケット本体のコンポジットレ
ジンが、下記(a)〜(d)の混合物の重合硬化体から
なり、 (a)多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリレ
−トコ40〜80重量% (b)単官能メタクリレート及び/又は単官能アクリレ
ート:9〜50重量% (c)フィラー:5〜80重量% (d)重合開始剤:0.01〜2重量%そして、ブラケ
ットベース面の合成樹脂薄層が、下記(e)〜(g)の
混合物の重合硬化体からなることを特徴とする請求項1
記載の歯科矯正用ブラケット。
(e)単官能メタクリレート230〜70重敗%(f)
ポリメタクリレート若しくは その共重合体    二30〜70重量%(g)重合開
始剤:     0.01〜1重量%なお、本発明者の
研究によれば、上記組成のブラケットを製造する際に、
可視光を照射して製造する方法は非常に有利なものであ
るため、上記コンポジットレジン及び合成樹脂ペースト
を光重合タイプのものとし、重合硬化を光照射により行
わせることは好ましいものである。
上記において、本発明に係る多官能メタクリレートとし
ては、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレ
ングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコー
ルジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタ
クリレート、1.4−ブタンジオールジメタクリレート
、1.3−ブタンジオールジメタクリレート、2.2−
ビス[4−(2−ヒトルキシー3−メタクリロキシプロ
ポキシ)フェニル]プロパン、2.2−ビス(4−メタ
クリロキシフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−メ
タクリロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4−メタクリロキシポリエトキシ)プロパン、ジ(
メタクリロキシエチル)トリメチルへキサメチレンジウ
レタン等のジメタクリレート類、トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート、テトラメチロールメチントリメ
タクリレート等のトリメタクリレート類、テトラメチロ
ールメタンテトラメタクリレート等のテトラメタクリレ
ート類、ジペンタエリスリトールへキサメタクリレート
等のへキサメタクリレート顕を挙げることができる。
また、多官能アクリレートとしては、エチレングリコー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエ
チレングリコールジアクリレート、1.4−ブタンジオ
ールジアクリレート、1.3−ブタンジオールジアクリ
レート、2.2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−ア
クリロキシプロポキシ)フェニル]プロパン、2,2−
ビス(4−アクリロキシフェニル)プロパン、2゜2−
ビス(4−アクリロキシエトキシフェニル)プロパン、
2.2−ビス(4−アクリロキシポリエトキシフェニル
)プロパン、ジ(アクリロキシエチル)トリメチルへキ
サメチレンジウレタン等のジアクリレート類、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメ
タントリアクリレート等のトリアクリレート類、テトラ
メチロールメタンテト・ジアクリレート等のテトラアク
リレート類、ジペンタエリスリトールへキサアクリレー
ト等のへキサアクリレート類を挙げることができる。
本発明に係る単官能メタクリレートとしては、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、イソプロピルメ
タクリレート、n−ブチルメタクリレート、2−エチル
へキシルメタクリレート、シクロへキシルメタクリレー
ト、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレート
、イソポルネルメタクリレート等を挙げることができる
また、単官能アクリレートとしては、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、イソ10ビルアクリレート、
n−ブチルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレ
ート、シクロへキシルアクリレート、フェニルアクリレ
ート、ベンジルアクリレート、インポルネルアクリレー
ト、トリメチルシリルプロピルアクリレート、トリス−
トリメチルシロキサニルシリルアクリレート、トリフル
オロメチルアクリレート等を挙げることができる。
また、使用できるフィラーとしては、無機質フィラーと
有機質フィラーの2種がある。無機質フィラーとしては
、表面をシランカップリング剤で処理したシリカフィラ
ーが適している6また、有機質フィラーとしては、ジメ
タクリレート、トリメタクリレート、テトラメタクリレ
ート、ヘキサメタクリレート、ジアクリレート、トリア
クリレート、テトラアクリレート、ヘキサアクリレート
等を重合後微粉砕した微粒子又は、バール重合した微粒
子が適している。
ポリメチルメタクリレート若しくはその共重合体として
は、メチルメタクリレート−エチルメタクリレート共重
合体、メチルメタクリレート−ブチルメタクリレート共
重合体等のメチルメタクリレートと単官能メタクリレー
トとの共重合体を挙げることができる。
重合開始剤は、加熱重合を行う場合には通常使われてい
る有機過酸化物やアゾビス系化合物を、常温重合を行う
場合には、過酸化物と第3級アミン類の組合せを用いる
ことができる。
また、光重合の場合には、過酸化物と光増感剤の組合せ
や光増感剤と還元剤の組み合ノ)せを用いることができ
る。光増感剤としては、ベンゾフェノン類のような紫外
線硬化タイプのものも使用できるが、特に好ましくは、
カンファーキノンと第3級アミン等の組み合わせからな
る可視光線硬化タイプを挙げることができる。
ここで、上記における(a)〜(d)の各成分の範囲限
定理由を説明する。
(a)多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリレ
ートが40〜80重量%の範囲を外れ、40重置火より
少ないとブラケットウィングの破折強さが低下して満足
し得ないものとなり、また90重量%をこえるとブラケ
ットウィングが脆くなり、破折強さも低下するので好ま
しくない。
(b)単官能メタクリレート及び/又は単官能アクリレ
ートが9〜50重量%の範囲を外れ、9重量%より少な
いとブラケット素材が脆くなり、ブラケットウィングの
破折強さが低下し、また50重置火を越えると素材の引
張強度が低くなってウィングの破折強さが不十分なもの
となる。
(c)フィラーが1〜30重量%の範囲を外れ、1重量
%より少ないとその圧縮強度が低下し、30重量%を越
えると素材の引張強度が小さくなってウィングの破折強
さが満足できない程度に低下する。
(d)重合開始剤が0.01〜2重量%の範囲を外れ、
0.01重量%より少ないと素材に未重合物が残存する
こととなり、また2重量%を越えると素材が脆くなり、
ウィングの破折強さが低下して好ましくないものとなる
また、ブラケットベースに積層させる合成樹脂薄層の成
分範囲については、 (c)単官能メタクリレート30−70重量%の範囲を
外れ、30重量%より少ないと、練和物の粘性が大きく
なって、ブラケットベース上に合成樹脂薄層を形成する
ことが困難となり、また70重量%を越えると重合収縮
が大きいため、薄層にシワが生じる。
(f)ポリメタクリレート若しくはその共重合体30〜
70重量%の範囲を外れ、30重量%より少ないと重合
収縮が大きくなり、シワが生じる。
(g>重き開始剤が0,01〜2重量%の範囲を外れ、
0.01より少ないと、重き不良が発生し、1重量%を
越えると、重合が速すぎて発泡し薄層が不均質なものと
なる。
したがって、上記各成分範囲が好ましい。
さらに、より好ましい範囲はブラケット本体では、(a
)多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリし・−
トが50〜80重量%、(b)単官能メタクリレート及
び/又は単官能アクリレートが15〜45重量%、(c
)フィラーが1〜20重景%置火d)重合開始剤が0.
01〜2重量%からなるものであり、ブラケットベース
面にfllilされる合成樹脂薄層では、(e)単官能
メタクリレートが40〜60重量%、(f)ポリメタク
リレート若しくはその共重き体が40〜60重量%、(
g)重合開始剤が0.01〜1重量%である。
本発明のブラケット本体の成形方法としては、重合済み
プラスチック素材を機械加工(切削2研磨等)する方法
、又は成形型枠内でモノマー、プレポリマー等の原料混
合物を重合、硬化する方法等が挙げられるが、後者の成
形型枠内で重合硬化する方法がブラケット本体と合成樹
脂薄層とを同時に成形し得る点で好ましい。
本発明で使用できる成形用鋳型としては、金属製、セラ
ミック製、ガラス製、樹脂製等を挙げることができる。
加熱重合又は常温重合を行う場合は、金属製、セラミッ
ク製、ガラス製鋳型が使用でき、光重合を行う場合はガ
ラス製又は樹脂製、あるいは透光性セラミック製型を使
用することができる。
(実施例) 次に、本発明をいくつかの実施例及び比較例によって、
詳細に説明する。
実施例1: Aペースト(ブラケット 体横  ペースト)メチルメ
タクリレート       18重量部、2.2−ビス
(4−メタクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン
        52重量部、アエロジルR972(日
本アエロジル社製)10重量部、 ガラス粉末            50重量部、N、
N−−ジメチル−p−トルイジン0.3重量部、ベンゾ
イルパーオキサイド    0.3重量部、以上の混合
物を十分撹拌した後、真空脱泡を行い混合物中の気泡を
完全に収り除いて、Aペーストとした。
Bベース  八        ペースト)メチルメタ
クリレート       48重量部、ポリメチルメタ
クリレート     52重量部、カンファーキノン 
       0.3重量部、ベンゾイルパーオキサイ
ド    0.3重量部以上の混合物を十分撹拌した攪
、真空脱泡を行い混合物中の気泡を完全に取り除いて、
Bペーストとした。
第1図に示すように、ポリプロピレン製の割り型枠の下
型3と側型4の内側に形成された空隙部6中へまずAペ
ーストをブラケット本体を構成する十分量供給し、次い
でその上にBペーストを薄層型圧入して後、上型5を嵌
挿し、両型枠を上下よりバネ7で締め付けて加圧してか
ら、可視光線光照射器α−ライト(モリタ東京製作所製
)に入れ、型枠内のA、Bペーストに対して10分間光
照射を行った。
得られたブラケット(第2図9照)のウィングの破折強
さを以下のようにして測定した。
第3図図示のごとく、ブラケット1をスーパーボンド1
1(サンメディカル社製接着剤)により、樹脂13でそ
の基部を包埋した生歯12のエナメル質部表面に接着さ
せた後、鋼鉄製の保持具に取り付け、そして上方からグ
ラブ状挟持爪9でウィング部を引掛けて引っ張る方式で
、インストロン万能試@機により、ウィングが破折又は
変形した時の荷重を測定した。
測定の結果、破折強さは14.7kgであり、接着面の
剥離はなかった。
また、歯牙と同系色のため審美性にも潰れていた。
実施例2: Aベース  ブーケラト     ペースト)メチルメ
タクリレート       18重量部、2.2−ビス
(4−メタクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン
        52重量部、アエロジルr(972(
日本アエロジル社Itり10重量部、 ガラス粉末            50重量部、カン
ファーキノン        0.1重量部、ヘンシイ
ルバーオキサイド    0.3重量部、以上の混合物
を十分撹拌した後、真空脱泡を行い混合物中の気泡を完
全に取り除いて、Aペーストとした。
Bペースト 八        ベースト)メチルメタ
クリレート       48重量部、ポリメチルメタ
クリレート     52重量部。
カンファーキノン        0.3重量部、N、
N−ジメチル−P−)ルイジン0.3重量部、以上の混
合物を十分撹拌した後、真空脱泡を行い混合物中の気泡
を完全に取り除いて、Bペーストとした。
第1図に示すように、ポリプロピレン製の割り型枠の下
型3と側型4の内側に形成された空隙部6中I\まずA
ペーストをブラケット本体を構成する十分量供給し、次
いでその上に8ペーストを薄層量圧入して擾、上型5を
嵌挿し、両型枠を上下よりバネ7で締め付けて加圧して
から、可視光線光照射器α−ライト(モリタ東京製作所
製)に入れ、型枠内のA、Bペーストに対して10分間
光照射を行った。
得られたブラケット(第2図参照)のウィングの破折強
さを以下のようにして測定しな。
第3図図示のごとく、ブラケット1をスーパーボンド1
1(サンメディカル社製接着剤)により、樹脂13でそ
の基部を包埋した生歯12のエナメル質部真面に接着さ
せた後、鋼鉄製の保持具8に取り付け、そして上方から
グラブ状挟持爪ってウィング部を引掛けて引っ張る方式
で、インストロン万能試験機により、ウィングが破折又
は変形した時の荷重を測定した。
測定の結果、破折強さは13.8kgであり、接着面の
剥離はなかった。
また、歯牙と同系色のため審美性にも優れていた。
比較例1: これは、ブラケット本体上にBペーストからなる薄層を
形成しないもの、すなわち実施541におけるブラケッ
ト本体のみに相当するものである。
第1図に示すように、ポリプロピレン製の割り型枠の下
型3と側型4の内側に形成された空隙部6中へAペース
トをブラケット本体を構成する十分量圧入し、次いで、
上型5を嵌挿し、両型枠を−E下よりバネ7で締め付け
て加圧してから、可視光線光照射器α−ライト(モリタ
東京製作所製)に入れ、型枠内のA、Bペーストに対し
て10分間光照射を行った。得られたブラケットを実施
例1と同様に生歯のエナメル質表面に接着させ、ブラケ
ットの破折強さを測定した。その結果、このブラケット
は10.8kgの荷重でブラケットベース面が生歯エナ
メル質と剥離してしまった。
比較例2: 第2図図示の空隙部4と同一形状の均一組成のポリカー
ボネート製ブラケットを射出成形法により作製し、それ
を実施例1と同様に生歯のエナメル質表面に接着させ、
ブラケットウィングの破折強さを測定した。その結果、
該ポリカーボネート製ブラケットのウィングは、破折強
さは4.2kgで著しく変形して、臨床上使用できない
状態となった。
比較例3: 市販セラミック製ブラケット(ユニチク社製)を実施例
1と同様に生歯エナメル質表面に接着させた後、ブラケ
ットウィングの破折強さを測定したところ、3.5kg
でブラケットが生歯より剥離した。
以tのことから、本発明のブラケットはv1械的強度が
高く、かつ歯牙との接着強度も高いため、ブラケットウ
ィングの破折強さが比較PA2.3の従来例の3倍にも
及ぶことが判る。
さらに、下記第1表に示すごとく、本発明のブラケット
素材は硬度、引張強さ、曲げ強さ、圧縮強さのいずれに
おいても、比較例のポリカーボネート製ブラケット素材
よりも格段に優れていることが判った。
第1表 が判る。すなわち、得られた各実施例、比較例のブラケ
ットの圧縮せん面接着強さを以下のようにして測定した
第4図に図示するごとく、ブラケット1のベース面にス
ーパーボンド11(サンメディカル社製歯科用接着剤)
を塗布し、これをアクリル樹脂13でその基部を包埋し
た生歯12のエナメル質部表面に接着させた後、インス
トロン万能試験機によりブラケット本体1に押圧片14
による矢印方向の圧縮応力をかけて、ブラケットのベー
スと生歯のエナメル質とが剥離した時の荷重を測定して
、圧縮せん面接着強さとした。
第2表 ※ただし、引張り強さ、曲げ強さ及び圧縮強さの単位は
、MPa。
さらに、本発明に係る歯科矯正用ブラケットの歯牙に対
する接着力の改善については、以下に示す試験結果から
十分に満足できるものであること*歯牙より脱離はしな
いが、ブラケットが著しく変形した。
この結果から5本実施例のブラケットは特にその接着性
の指凛としての圧縮せん面接着強さが非常に優れたらの
であることが理解できる。
したがって、本発明の歯科矯正用ブラケットは、矯正時
におけるワイアーの強力な締付は力を受けても歯牙表面
から剥離しないものである。
(発明の効果) 以上実施例等で説明したとおり、本発明により提供され
る歯科矯正用ブラケットはウィング部において従来のも
のに比べて、数倍の大きな破折強さを有し、かつ歯牙と
の接着強度も十分に満足し得るものとなっており、そし
て色調も乳白色半透明で審美性にも優れている。
したがって、従来品では機械的強度が小さいため製造で
きなかったえ層上ユのサイアミーズタイプやトルク付き
も製作することができ、また矯正時にワイアーによる過
度の締着力がかかっても歯牙表面から剥離する危険も生
じない。
また、引張り強さ、曲げ強さ、圧縮強さ等の機械約諾特
性が優れていることから、ブラケットのサイズも小型の
ものとすることができるため、これを装着した場合、患
者の口腔内における違和感がかなり軽減される。
さらに、表面硬さが従来品より著しく大きいため、歯ブ
ラシ等による損傷、汚れも生じない。
初期強度だけでなく長期間装着による破折、表面汚れの
心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例に係る歯科矯正用ブラケットの成
形型枠の断面図、第2図は同歯科矯正用ブラケットの断
面図、及び第3図は歯科矯正用ブラケットのウィングの
破折強さを測定する方式の説明図、第4図はブラケット
の圧縮せん面接着強さを測定する方式の説明図を各々示
す。 1ニブラケット本体、2ニブラケットベース。 3:下型、4:@型、5:上型、6:′g:隙部。 7:バネ、8:保持具19:挟持爪 :接着剤、 :生歯、 :樹脂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンポジットレジンからなる歯科矯正用ブラケッ
    トのベース面に歯科接着剤に対して一部溶解又は膨潤性
    の合成樹脂薄層が積層され、かつ前記ベース面のコンポ
    ジットレジンと前記薄層の合成樹脂とがそれらの境界部
    において、相互に混在してなることを特徴とする歯科矯
    正用ブラケット。
  2. (2)歯科矯正用ブラケット本体のコンポジットレジン
    が、下記(a)〜(d)の混合物の重合硬化体からなり
    、 (a)多官能メタクリレート及び/又は多官能アクリレ
    ート:40〜80重量% (b)単官能メタクリレート及び/又は単官能アクリレ
    ート:9〜50重量% (c)フィラー:5〜80重量% (d)重合開始剤:0.01〜2重量% そして、ブラケットベース面の合成樹脂薄層が、下記(
    e)〜(g)の混合物の重合硬化体からなることを特徴
    とする請求項1記載の歯科矯正用ブラケット。 (e)単官能メタクリレート:30〜70重量%(f)
    ポリメタクリレート若しくは その共重合体:30〜70重量% (g)重合開始剤:0.01〜1重量%
  3. (3)成形型枠内にコンポジットレジンペーストを供給
    した後、該コンポジットレジンのベース形成面に、歯科
    用接着剤に一部溶解又は膨潤する合成樹脂ペーストの薄
    層を積層し、これらを重合硬化せしめることを特徴とす
    る歯科矯正用ブラケットの製造法。
  4. (4)コンポジットレジン及び合成樹脂ペーストが光重
    合タイプのものであり、重合硬化が光照射により行われ
    ることを特徴とする請求項3記載の歯科矯正用ブラケッ
    トの製造法。
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