JPH02171236A - 絵画用支持体 - Google Patents
絵画用支持体Info
- Publication number
- JPH02171236A JPH02171236A JP32481288A JP32481288A JPH02171236A JP H02171236 A JPH02171236 A JP H02171236A JP 32481288 A JP32481288 A JP 32481288A JP 32481288 A JP32481288 A JP 32481288A JP H02171236 A JPH02171236 A JP H02171236A
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- Japan
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- foil
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この出願の発明は、油絵や日本画等を描くときに使用す
る金属箔を基底材とした絵画用支持体に関する。
る金属箔を基底材とした絵画用支持体に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕通常油
絵を描く場合、木枠に張った麻製のキャンバス(画布)
が使用されている。このキャンバスの材料は木綿製のも
のもあるし、また板や石などにも描いてはいけないとい
う制約があるわけでもないので、ベニヤ板に描き上げて
展覧会等に出品する例も多く見かけられる。
絵を描く場合、木枠に張った麻製のキャンバス(画布)
が使用されている。このキャンバスの材料は木綿製のも
のもあるし、また板や石などにも描いてはいけないとい
う制約があるわけでもないので、ベニヤ板に描き上げて
展覧会等に出品する例も多く見かけられる。
しかしながら、多くは布製のキャンバスが用いられてい
る。それは布には生地目があり、絵具ののりが良く、比
較釣書いた時の絵具の置き具合が良いという長所がある
ためと考えられる。
る。それは布には生地目があり、絵具ののりが良く、比
較釣書いた時の絵具の置き具合が良いという長所がある
ためと考えられる。
油絵は明治時代に西洋から導入されたものであるが、簡
単に言えばヤニ分で絵具を固めたものと言える。
単に言えばヤニ分で絵具を固めたものと言える。
両用液として、水彩画は水で日本画はニカワで溶くよう
に、油絵(油彩画)は油が非常に大切な役割をもってい
る。
に、油絵(油彩画)は油が非常に大切な役割をもってい
る。
この油は大きく分けると油絵具をそれぞれの技法に合わ
せて溶く役目の溶き油と、絵そのものに油絵本来のつや
を与える役目の油と、また絵を大切に保存するための油
とがある。
せて溶く役目の溶き油と、絵そのものに油絵本来のつや
を与える役目の油と、また絵を大切に保存するための油
とがある。
通常、市販されている油絵具自体はすでに使いやすいよ
うに練りあげられている。
うに練りあげられている。
油絵を簡単に紹介すると上記のようなことであるが、他
方日本画の方は従来、継紙に顔料をしみ込ませ、多くは
巻き物として保存しておくことが多かった。このため巻
回することのできないほど絵具を厚くぬることはできな
かった。
方日本画の方は従来、継紙に顔料をしみ込ませ、多くは
巻き物として保存しておくことが多かった。このため巻
回することのできないほど絵具を厚くぬることはできな
かった。
しかしながら、上記の油絵が普及するに従い、日本画も
額に入れるようになり、絵具を厚くする傾向に変ってき
ている。すなわち、継紙の上に「どうさ」 にカワ)を
塗って絵具がしみ込まないようにし、その上に絵具を厚
く盛り上げるように変ってきたのである。このため日本
画独自の画法と並行して油絵的な日本画も発生した。
額に入れるようになり、絵具を厚くする傾向に変ってき
ている。すなわち、継紙の上に「どうさ」 にカワ)を
塗って絵具がしみ込まないようにし、その上に絵具を厚
く盛り上げるように変ってきたのである。このため日本
画独自の画法と並行して油絵的な日本画も発生した。
このように油絵や日本画から出発した種々の技法を発達
せしめ、すぐれた絵画が数多く生れることとなったが、
作成された絵画に非常に大きな問題を有している。
せしめ、すぐれた絵画が数多く生れることとなったが、
作成された絵画に非常に大きな問題を有している。
それは、絵画のひび割れ(クラック)であり、場合によ
っては剥落の危険すらある。特に乾湿のはげしい日本で
は気候の変動でよりもろくなり、破損し易すい状況にあ
ると言える。
っては剥落の危険すらある。特に乾湿のはげしい日本で
は気候の変動でよりもろくなり、破損し易すい状況にあ
ると言える。
乾燥し安定した気候である西欧においてすらも過去の有
名絵画に、近づいて観察すると無数のひび割れが見られ
る。ひび割れにごみがたまって製作時における鮮烈な絵
画が維持できず長年のうちに絵画が変質してくるのみな
らず、剥落による絵画の消失になるおそれもあり、無意
の情を禁じ得ない人も多いと思われる。
名絵画に、近づいて観察すると無数のひび割れが見られ
る。ひび割れにごみがたまって製作時における鮮烈な絵
画が維持できず長年のうちに絵画が変質してくるのみな
らず、剥落による絵画の消失になるおそれもあり、無意
の情を禁じ得ない人も多いと思われる。
このような絵画ひび割れは絵具や地塗りにも原因すると
ころもあるが、キャンバスなどの基底材の乾湿の変化や
温度変化による伸縮が原因となるところが大きい。
ころもあるが、キャンバスなどの基底材の乾湿の変化や
温度変化による伸縮が原因となるところが大きい。
上記のような絵画におけるひび割れは、厚塗りをする絵
画のみならず、油絵的傾向をもつ日本画などにもみられ
ている。
画のみならず、油絵的傾向をもつ日本画などにもみられ
ている。
このような問題をかかえながら、高級絵画においてはそ
れを保有するために、修復のための研究すら行われてい
るのが実情である。また、古い絵画においては金属板(
銅、鉄、亜鉛、銀、鉛の板)、特に腐食に強い銅板が基
底材として用いられたことがある。
れを保有するために、修復のための研究すら行われてい
るのが実情である。また、古い絵画においては金属板(
銅、鉄、亜鉛、銀、鉛の板)、特に腐食に強い銅板が基
底材として用いられたことがある。
これは主として宗教改革後、カドリック側が新世界への
布教の地を求めて宣教師たちを送り出すと同時に、を像
を銅板に描いた油彩画を携帯させたものである。
布教の地を求めて宣教師たちを送り出すと同時に、を像
を銅板に描いた油彩画を携帯させたものである。
これは板より軽く、かさがなく、布よりもはるかに剥落
やひび割れの心配がなく、また多少の雨や、熱にも強い
という特徴があったためと考えられる。
やひび割れの心配がなく、また多少の雨や、熱にも強い
という特徴があったためと考えられる。
しかしながら、銅そのものが高価であり、平面さを得る
ことができず、また絵具ののりが悪く、非常に特殊な技
法でのみ製作が可能であったために、18世紀以降殆ど
姿をみせなくなり現在に至っている。
ことができず、また絵具ののりが悪く、非常に特殊な技
法でのみ製作が可能であったために、18世紀以降殆ど
姿をみせなくなり現在に至っている。
以上のような絵画用支持体の問題を解決するために、こ
の出願の発明である金属箔表面に、銅若しくは銅合金、
インジウム若しくはインジウム合金、亜鉛若しくは亜鉛
合金、クロム若しくはクロム合金、ニッケル若しくはニ
ッケル合金、鉄若しくは鉄合金、コバルト若しくはコバ
ルト合金、若しくは上記金属の酸化物又は上記金属と前
記酸化物の複合物の少なくとも一層を含んだ表面被覆層
を備えていることを特徴とする金属箔を基底材とした絵
画用支持体、及び表面被覆層が金属箔の両面に施されて
いることを特徴とする同絵画用支持体、及び油彩画用支
持体であることを特徴とする同絵画用支持体、及び日本
画用支持体であることを特徴とする同絵画用支持体、及
び絵画用支持体がキャンバスであることを特徴とする前
記絵画用支持体、及び絵画用支持体が壁画用支持体であ
ることを特徴とする前記絵画用支持体、及び基底材が前
記表面被覆層にさらに防錆処理を施した金属箔であるこ
とを特徴とする前記絵画用支持体、及び前記金属箔の基
底材とポリプロピレン不織布の裏材から構成されている
ことを特徴とする前記絵画用支持体、及び前記金属箔の
基底材と石膏の裏材から構成されていることを特徴とす
る前記絵画用支持体、及び最外表面に、使用時において
引剥し可能な保護樹脂シートを備えていることを特徴と
する前記絵画用支持体、及びエンボス加工を施した金属
箔であることを特徴とする前記絵画用支持体並びに金属
箔の基底材として電解金属箔を使用することを特徴とす
る前記絵画用支持体を提供するものである。
の出願の発明である金属箔表面に、銅若しくは銅合金、
インジウム若しくはインジウム合金、亜鉛若しくは亜鉛
合金、クロム若しくはクロム合金、ニッケル若しくはニ
ッケル合金、鉄若しくは鉄合金、コバルト若しくはコバ
ルト合金、若しくは上記金属の酸化物又は上記金属と前
記酸化物の複合物の少なくとも一層を含んだ表面被覆層
を備えていることを特徴とする金属箔を基底材とした絵
画用支持体、及び表面被覆層が金属箔の両面に施されて
いることを特徴とする同絵画用支持体、及び油彩画用支
持体であることを特徴とする同絵画用支持体、及び日本
画用支持体であることを特徴とする同絵画用支持体、及
び絵画用支持体がキャンバスであることを特徴とする前
記絵画用支持体、及び絵画用支持体が壁画用支持体であ
ることを特徴とする前記絵画用支持体、及び基底材が前
記表面被覆層にさらに防錆処理を施した金属箔であるこ
とを特徴とする前記絵画用支持体、及び前記金属箔の基
底材とポリプロピレン不織布の裏材から構成されている
ことを特徴とする前記絵画用支持体、及び前記金属箔の
基底材と石膏の裏材から構成されていることを特徴とす
る前記絵画用支持体、及び最外表面に、使用時において
引剥し可能な保護樹脂シートを備えていることを特徴と
する前記絵画用支持体、及びエンボス加工を施した金属
箔であることを特徴とする前記絵画用支持体並びに金属
箔の基底材として電解金属箔を使用することを特徴とす
る前記絵画用支持体を提供するものである。
これによって絵画がひび割れや剥離することを抑制し、
絵画製作当時の鮮烈さを維持するとともに、絵具ののり
を良好に、シ、密着性を高め安定した品質の保持可能と
するものである。
絵画製作当時の鮮烈さを維持するとともに、絵具ののり
を良好に、シ、密着性を高め安定した品質の保持可能と
するものである。
金gtNを使用することは、乾湿や温度変化によるひび
割れや剥落を防止する大きな役割をになうのであるが、
金属製の基底材を使用しようとする場合の大きな欠点で
ある絵具の密着性、のりの良さを改善することは極めて
重要なことであり、この出願の発明の金属箔において初
めて達成されたものである。
割れや剥落を防止する大きな役割をになうのであるが、
金属製の基底材を使用しようとする場合の大きな欠点で
ある絵具の密着性、のりの良さを改善することは極めて
重要なことであり、この出願の発明の金属箔において初
めて達成されたものである。
金属箔は厚さ1μm〜3 m m好ましくは10μm
= 0 、5 m m )程度の電解箔又は圧延箔を使
用する。
= 0 、5 m m )程度の電解箔又は圧延箔を使
用する。
電解箔は第1図aの箔製造工程概念図に示すように一般
に金属原料を金a″m解処理液とし、回転する陰極ドラ
ムに金属を析出させ、さらにこれを引剥して連続的に金
ytW3を製造する。このようにして得られた金属箔は
一般に主苗3と称されているが、ドラムに接した面は平
滑でこれを8面(シャイニング面)と称し、反対側の面
は第2図に示すように電気的に析出した多数の凸凹を有
する面これをM面(マット面)と称している。
に金属原料を金a″m解処理液とし、回転する陰極ドラ
ムに金属を析出させ、さらにこれを引剥して連続的に金
ytW3を製造する。このようにして得られた金属箔は
一般に主苗3と称されているが、ドラムに接した面は平
滑でこれを8面(シャイニング面)と称し、反対側の面
は第2図に示すように電気的に析出した多数の凸凹を有
する面これをM面(マット面)と称している。
次にこの金属箔(主苗)は第1図すに示すように1段階
又は多段階(図では3段階)で各種の1層又は多層の表
面被覆層を形成する。−例を示すと第1段階4では金属
箔と絵具及び又は裏材との接着強度を増加させるために
銅及び又は酸化銅の微細粒子を金属箔に付与する。第2
段階5では長期内の耐食性をもたせるために黄銅又は亜
鉛の被覆層を形成する。第3段階6でさらに金属箔の酸
化若しくは切断時の縁部酸化を防止するための防錆処理
を施すことができる。
又は多段階(図では3段階)で各種の1層又は多層の表
面被覆層を形成する。−例を示すと第1段階4では金属
箔と絵具及び又は裏材との接着強度を増加させるために
銅及び又は酸化銅の微細粒子を金属箔に付与する。第2
段階5では長期内の耐食性をもたせるために黄銅又は亜
鉛の被覆層を形成する。第3段階6でさらに金属箔の酸
化若しくは切断時の縁部酸化を防止するための防錆処理
を施すことができる。
さらにこれらの工程の後、キャンバス等の絵画用支持体
の使用時に、手で引剥しできる保護シートを被覆するこ
とができる。この保護シートは手の脂等が金属箔につか
ないように汚染防止の役目をもっている。
の使用時に、手で引剥しできる保護シートを被覆するこ
とができる。この保護シートは手の脂等が金属箔につか
ないように汚染防止の役目をもっている。
以上の表面被覆層を形成することにより絵具の密着性を
著しく高め、かつ耐食性に優れた絵画用基底材とするこ
とができる。
著しく高め、かつ耐食性に優れた絵画用基底材とするこ
とができる。
このようにして得られた金属箔基底材は在来の木や布と
比較するとさらにいくつかの長所をもっている。それは
、絵具の密着性を保有していると同時に平坦性に優れ、
なめらかであり、気孔や表面の起伏を地塗りで充填する
必要もないことである(もちろん地塗りをすることはさ
しつがえなく、本願発明はこれを包含している。)。そ
して主として銅の色調は同時に下塗りとして使用するこ
ともできるからである。赤色など銅色を強く出そうと思
えば銅被覆層(めっき層)を施すことで達成でき、赤、
白、シルバー色、さらに黄銅色から黄金色までも色調を
そろえることができる。また、銅−ニッケル合金層は黒
色から茶褐色まで、多種多様に変えることができる。
比較するとさらにいくつかの長所をもっている。それは
、絵具の密着性を保有していると同時に平坦性に優れ、
なめらかであり、気孔や表面の起伏を地塗りで充填する
必要もないことである(もちろん地塗りをすることはさ
しつがえなく、本願発明はこれを包含している。)。そ
して主として銅の色調は同時に下塗りとして使用するこ
ともできるからである。赤色など銅色を強く出そうと思
えば銅被覆層(めっき層)を施すことで達成でき、赤、
白、シルバー色、さらに黄銅色から黄金色までも色調を
そろえることができる。また、銅−ニッケル合金層は黒
色から茶褐色まで、多種多様に変えることができる。
さらにクロム若しくはクロム合金(クロメート、ジンク
クロメート処理を含む)、ニッケル若しくはニッケル合
金、鉄若しくは鉄合金、コバルト若しくはゴバルト合金
、インジウム若しくはインジウム合金、亜鉛若しくは亜
鉛合金又はこれらの酸化物の被覆層を形成することによ
り耐食性を高めたり、それぞれの特有の色調をそろえる
ことができる。さらにまた、これらの金属、合金、又は
これらの酸化物上にさらに貴金属等の他の金属めっきを
施すことも可能である。
クロメート処理を含む)、ニッケル若しくはニッケル合
金、鉄若しくは鉄合金、コバルト若しくはゴバルト合金
、インジウム若しくはインジウム合金、亜鉛若しくは亜
鉛合金又はこれらの酸化物の被覆層を形成することによ
り耐食性を高めたり、それぞれの特有の色調をそろえる
ことができる。さらにまた、これらの金属、合金、又は
これらの酸化物上にさらに貴金属等の他の金属めっきを
施すことも可能である。
本願発明はこれらを包含している。
上記の金属箔基底材は機械的な接着強度を高めるために
エンボス加工を施すこともできる。
エンボス加工を施すこともできる。
上記の金属箔表面被覆層は絵具が施される表面あるいは
裏面の一方又は双方に施す。裏面への密着性は裏材の接
着のためにも重要である。
裏面の一方又は双方に施す。裏面への密着性は裏材の接
着のためにも重要である。
このようにして形成された金属箔基底材は切断、され所
定の寸法とされる。
定の寸法とされる。
裏材にはポリプロピレン不織布、麻、木綿などの従来の
キャンバス材の他、ベニヤ、木材板、紙、石膏、樹脂、
タイルなどが使用できる。
キャンバス材の他、ベニヤ、木材板、紙、石膏、樹脂、
タイルなどが使用できる。
これは絵画人の好みによって選択できるが、金属箔を用
いた特徴は失われることがない。
いた特徴は失われることがない。
また、金属箔基底材はカッター等で簡単に切断できるの
で、キャンバス・ボード、ピンナツプ、さらには壁画用
支持体とすることができる。またこれらは、一般建造物
への接着が可能であるから内装、外装品、ドア、棚など
のインテリア品として使用できるとともに、交換や保管
も容易にできるという特徴を有している。
で、キャンバス・ボード、ピンナツプ、さらには壁画用
支持体とすることができる。またこれらは、一般建造物
への接着が可能であるから内装、外装品、ドア、棚など
のインテリア品として使用できるとともに、交換や保管
も容易にできるという特徴を有している。
キャンバスとする場合には、適度な強度と弾力性を保有
しているので、布などの裏材を張り合わせて木枠に緊張
させ、絵筆をキャンバス地にあてたときに感じられる心
地よい弾力を感じとることができる。
しているので、布などの裏材を張り合わせて木枠に緊張
させ、絵筆をキャンバス地にあてたときに感じられる心
地よい弾力を感じとることができる。
金属箔の例として電解箔の例を揚げたが、圧延箔を用い
ることもできる。電解箔と同様に各種の被覆層を形成す
ればよい。圧延箔は電解箔に比べて柔軟性を有しており
強度の面ではより優れている。
ることもできる。電解箔と同様に各種の被覆層を形成す
ればよい。圧延箔は電解箔に比べて柔軟性を有しており
強度の面ではより優れている。
基底材となる金属箔には鉄箔、ステンレス箔。
高ニツケル鉄合金、アルミニウム又はアルミニウム合金
箔、チタン箔、鉛箔、錫又は賜金金箔などの金属箔が使
用できる。耐久性(耐食性、耐候性)から見るとステン
レス箔、アルミニウム又はアルミニウム合金箔、チタン
箔が優れているが、他の金属箔においても防錆処理を施
すことにより、同等の効果を得ることができる。
箔、チタン箔、鉛箔、錫又は賜金金箔などの金属箔が使
用できる。耐久性(耐食性、耐候性)から見るとステン
レス箔、アルミニウム又はアルミニウム合金箔、チタン
箔が優れているが、他の金属箔においても防錆処理を施
すことにより、同等の効果を得ることができる。
上記の箔は、電解処理による箔(電着箔)又は圧延箔か
ら得られるが、それぞれの製造の難易さがあるので、金
属箔の種類に応じて適宜選択する。
ら得られるが、それぞれの製造の難易さがあるので、金
属箔の種類に応じて適宜選択する。
また表面に被覆層を形成する場合においても、めっきの
前処理が必要であり、従来公知のめっき方法を用いてそ
れぞれ各種金属(酸化物を含む)のめっき層を形成する
。
前処理が必要であり、従来公知のめっき方法を用いてそ
れぞれ各種金属(酸化物を含む)のめっき層を形成する
。
特に鉄箔は製造の容易性及び、表面被覆層の形成のし易
さから見て、他の箔に比べ、利点がある。
さから見て、他の箔に比べ、利点がある。
絵としての手法は油彩画(油絵)、アクリルペイント画
、日本画、パステル画、水墨画などに適しているが、他
の画法に適用することはなんらさしつかえない。
、日本画、パステル画、水墨画などに適しているが、他
の画法に適用することはなんらさしつかえない。
いずれも絵具との密着性に優れており、また、ひび割れ
の発生、剥離は大きく改善され、絵画の鮮烈さの維持と
保存性に優れており、さらに絵筆のタッチに快感を強く
与えるものである。
の発生、剥離は大きく改善され、絵画の鮮烈さの維持と
保存性に優れており、さらに絵筆のタッチに快感を強く
与えるものである。
以上で述べたように、本願発明の表面被覆層を形成した
金属箔を基底材とすることにより、金属箔特有の色感を
得、平坦性に優れ、軽便でしかも絵筆のタッチに優れた
快感を得ることができ、さらに金属のもつ大きな欠点で
あった絵具との密着性を著しく改善したものであり、従
来の絵画用支持体として極めて優れたものである。
金属箔を基底材とすることにより、金属箔特有の色感を
得、平坦性に優れ、軽便でしかも絵筆のタッチに優れた
快感を得ることができ、さらに金属のもつ大きな欠点で
あった絵具との密着性を著しく改善したものであり、従
来の絵画用支持体として極めて優れたものである。
しかも従来の絵画特にキャンバス使用において著しかっ
たひび割れの発生を防ぐことができる著しい特性を有す
るものである。
たひび割れの発生を防ぐことができる著しい特性を有す
るものである。
第1図は、金属箔製造工程を示す概念図である。
二表面被覆層を形成した箔
Claims (12)
- (1)金属箔表面に、銅若しくは銅合金、インジウム若
しくはインジウム合金、亜鉛若しくは亜鉛合金、クロム
若しくはクロム合金、ニッケル若しくはニッケル合金、
鉄若しくは鉄合金、コバルト若しくはコバルト合金、若
しくは上記金属の酸化物又は上記金属と前記酸化物の複
合物の少なくとも一層を含んだ表面被覆層を備えている
ことを特徴とする金属箔を基底材とした絵画用支持体。 - (2)表面被覆層が金属箔の両面に施されていることを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の絵画用支持
体。 - (3)油彩画用支持体であることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項記載の絵画用支持体。 - (4)日本画用支持体であることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項記載の絵画用支持体。 - (5)絵画用支持体がキャンバスであることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項乃至第(4)項記載の絵画
用支持体。 - (6)絵画用支持体が壁画用支持体であることを特徴と
する特許請求の範囲第(1)項乃至第(4)項記載の絵
画用支持体。 - (7)基底材が前記表面被覆層にさらに防錆処理を施し
た金属箔であることを特徴とする特許請求の範囲第(1
)項乃至第(6)項記載の絵画用支持体。 - (8)前記金属箔の基底材とポリプロピレン不織布の裏
材から構成されていることを特徴とする特許請求の範囲
第(1)項乃至第(7)項記載の絵画用支持体。 - (9)前記金属箔の基底材と石膏の裏材から構成されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項乃至第
(7)項記載の絵画用支持体。 - (10)最外表面に、使用時において引剥し可能な保護
樹脂シートを備えていることを特徴とする特許請求の範
囲第(1)項乃至第(9)項記載の絵画用支持体。 - (11)エンボス加工を施した金属箔であることを特徴
とする特許請求の範囲第(1)項乃至第(10)項記載
の絵画用支持体。 - (12)金属箔の基底材として鉄箔、ステンレス箔、ア
ルミニウム又はアルミニウム合金箔、チタン箔、錫又は
錫合金箔を使用することを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項乃至第(11)項記載の絵画用支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63324812A JP2607286B2 (ja) | 1988-12-24 | 1988-12-24 | 絵画用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63324812A JP2607286B2 (ja) | 1988-12-24 | 1988-12-24 | 絵画用支持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02171236A true JPH02171236A (ja) | 1990-07-02 |
| JP2607286B2 JP2607286B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=18169951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63324812A Expired - Lifetime JP2607286B2 (ja) | 1988-12-24 | 1988-12-24 | 絵画用支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607286B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63128100U (ja) * | 1987-02-16 | 1988-08-22 |
-
1988
- 1988-12-24 JP JP63324812A patent/JP2607286B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63128100U (ja) * | 1987-02-16 | 1988-08-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2607286B2 (ja) | 1997-05-07 |
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