JPH02171482A - 自動車のドアロック装置 - Google Patents

自動車のドアロック装置

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Publication number
JPH02171482A
JPH02171482A JP63326337A JP32633788A JPH02171482A JP H02171482 A JPH02171482 A JP H02171482A JP 63326337 A JP63326337 A JP 63326337A JP 32633788 A JP32633788 A JP 32633788A JP H02171482 A JPH02171482 A JP H02171482A
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JP
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lock
door
locking
lever
state
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Application number
JP63326337A
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English (en)
Inventor
Masaya Hamamoto
昌也 浜本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車のドアウィンドガラスを割り、イン
ナロックノブを開状態とすることにより、ドアが開ける
れることを防止するための、自動車のドアロック機構に
関する。
[従来の技術] 従来より、車両の盗難防止システムとして、種々提案さ
れているが、例えば、特開昭60−50052号公報に
は、エンジン停止時に、少なくとも準警戒状態が設定さ
れている状態で、施錠操作の不要な開閉体が全て閉状態
になった事を検出した時には、所定の開操作が行なわれ
ずに、前記開閉体のいずれかが開状態となったことを検
出した際に、警報動作を行なう車両用盗難防止装置が開
示されている。
このような盗難防止装置が車両に備えられている場合に
は、例えば、盗難者が車体内に置かれたバッグを盗もう
とする場合、ドアウィンドガラスを割り(壊し) イン
ナロックノブを引き上げて、ドアのロック状態を解除し
、ドアを開けて車室内に入り込もうとするが、このよう
にドアを開けた時点において、この開は動作が所定の開
操作を経て行なわれたものでないため(キーによりロッ
ク解除をしていないので)、上述した盗難防止装置が起
動して、所定の警報動作が行なわれることになる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような盗難防止装置においては、盗
難者が警報動作を無視出来る状況にある場合には、この
警報動作が何等盗難の抑止力として作用し得ないことに
なり、盗難者は堂々とドアを開けて、車室内に入り込み
、所望のバッグを盗み取ることが出来ることになる。
この発明は上述した課題に鑑みてなされたもので、この
発明の目的は、例えドアウィンドガラスが割られたとし
ても、ドアが開けられない状態を作り出すことにより、
盗難者が割った窓からしか車室内に入り込めないように
して、車室内に入り込める状態を困難とし、盗難に対す
る抑止力を発揮させようとする自動車のドアロック装置
を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明
に係わる自動車のドアロック装置は、自動車の各ドアに
設けられ、各々のドアを閉じられた状態でロックするた
めのロック手段と、このロック手段のロック動作とロッ
ク解除動作とを行なうためのインナロックノブを具備し
、このインナロックノブは、外部から操作不能な状態に
設定されることを特徴としている。
また、この発明に係わる自動車のドアロック装置は、前
記ロック手段のロック動作とロック解除動作とを行なう
ためのキーシリンダを更に具備し、前記キーシリンダを
介してロック手段がロックされた場合に、前記インナロ
ックノブは、前記外部から操作不能な状態に設定される
事を特徴としている。
また、この発明に係わる自動車のドアロック装置は、引
き上げることにより、アンロック状態のドアを、開放す
るためのアウタハンドルであって、前記インナロックノ
ブを介してロック手段をロック状態とした上で、このア
ウタハンドルを引き上げつつドアを閉じることにより、
キーを用いずにロック手段のロック動作を行なわしめる
アウタハンドルを更に具備し、前記アウタハンドルを介
してロック手段がロックされた場合に、前記インナロッ
クノブは、前記外部から操作不能な状態に設定される事
を特徴としている。
[作用] 以上のように構成される自動車のドアロック装置におい
ては、キーシリンダによるロックまたはアウタハンドル
を用いて所謂キーレスロックを行なった場合には、イン
ナロックノブは外部から操作不能な状態に設定されるこ
とになる。この結果、例え、ドアウィンドガラスが割ら
れたとしても、インナロックノブを介してのドアのロッ
ク状態が解除されず、ドアが開けられない状態が設定さ
れることになる。
[実施例] 以下に、この発明に係わる自動車のドアロック装置の第
1の実施例の構成を添付図面を参照して、詳細に説明す
る。
第1図に示すように、この第1の実施例のドアロック装
置10は、所謂4ドアセダンタイプの自動車のボディ1
2に取り付けられており、運転席側ドア14、助手席側
ドア16、後席右側ドア18、後席左側ドア20に夫々
取着されたドアロック機構22,24,26.28と、
これらアロツク機構22,24,26.28の作動状態
を制御する制御機構30と備えた状態で構成されている
尚、この自動車には、周知の所謂盗難防止装置が備えら
れており、この盗難防止装置は、例えば、ドアのウィン
ドガラスが割られた際や、キーを用いずに何れかのドア
14.16.18.20が開けられた際に起動され、所
定の警報を発するように構成されている。ここで、この
盗難防止装置は、上述した警報動作の他に、種々の条件
成立により所定の警報動作を行なうものであるが、本願
出願の要旨とは関係ないので、その説明を省略する。
各ドアロック機構22,24.26.28は、対応する
ドア14,16.18.20の各々のドアアウタパネル
に引き出し可能に取り付けられ、引き出されることによ
り後述するラッチ機構22e、24e、26e、28e
をアンラッチ状態に設定するアウタハンドル22a、2
4a。
26a、28aと、各アウタハンドル22a。
24a、26a、28aに隣接した状態で配設され、ラ
ッチ機構22e、24e、26e、28eをボディ12
外からキー(図示せず)によりラッチ状態にロックする
キーシリンダ22b。
24b、26b、28bとを備えている。
また、各ドアロック機構22,24,26゜28は、対
応するドア14,16,18.20の各々のドアインナ
パネルの上縁に上下動自在に取り付けられ、これを引き
上げることにより、ラッチ機構22e、24a、26e
、28eをボディ12内でキー(図示せず)によらずラ
ッチ状態にロックするインナロックノブ22c、24c
26c、28cと、各々のドアインナパネルの側面に引
き出し可能に取り付けられ、引き出されることによりラ
ッチ機構22e、24e、26e。
28eをアンラッチ状態に設定するインナハンドル22
d、24d、26d、28dと、ラッチ機構22e、2
4e、26e、28eとを備えている。
ここで、各ラッチ機構22e、24e。
26e、28eは、対応するドア14,16゜18.2
0を、ボディ12に取り付けられたストライカ(図示せ
ず)に係合して、ボディ12に固定的に掛止するラッチ
動作と、対応するアウタハンドル22a、24a、26
a、28aまたはインナハンドル22d、24d、26
d、28dを引き込むことにより、ストライカとの係合
を解除して、対応するドア14,16,18.20をボ
ディ12から開放可能とするアンラッチ動作と、上述し
たラッチ動作をロックまたはアンロックする動作とを実
行するよう構成されている。
ここで、運転席側のドア14におけるドアロック機構2
2は、機械式に構成され、詳細には、キーシリンダ22
b、または、インナロックノブ22cを介して、直接に
ラッチ機構22eをロックさせることが出来ると共に、
ドア14を開放した状態でインナロックノブ22cを押
し下げた後、アウタハンドル22aを引き上げた状態を
維持したまま、ドア14を閉じることにより、キーシリ
ンダ22bを介さずに、ボディ12外からロックさせる
こと(所謂キーレスロック)が出来るよう構成されてい
る。
一方、運転席以外の席側のドア、即ち、助手席側のドア
16、後部の両ドア16.18におけるドアロック機構
24,26.28は、機械・電気式に構成され、上述し
た運転席側のドア14と全く同様に、ロック動作される
と共に、後述する電動モータ24f、26f、28fを
夫々備えており、対応する電動モータ24f、26f、
28fの起動により、電気式にロック・アロツク機構が
切り換えられるよう構成されている。尚、これら電気式
のドアロック機構24.26.28は、上述した制御機
構30により後述する制御内容に従い駆動制御されるよ
う設定されている。
次に、第2図及び第3図を参照して、この発明の特徴と
なる所の、インナロックノブ22C124c、26c、
28cが、夫々、アンロック位置と、通常ロック位置と
、更に、盗難防止の目的で完全ロック位置(盗難防止位
置)との3位置を取ることが出来るようになされたドア
ロック機構22.24,26.28の構成を説明する。
先ず、運転席側のドア14に取り付けられたドアロック
機構22について説明し、後に、他のドアロック機構2
4,26.28の説明をする。
即ち、運転席側のドアロック機構22は、第2図に示す
ように、上述したアウタハンドル22a、キーシリンダ
22b1インナロツクノブ22c5インナハンドル22
d1ラツチ機構22eの他に、カウンタレバー機構22
gを備えている。
先ず、ラッチ機構22eは、第3A図に示すように、ド
ア14のリヤパネル14aに固定されたロックベース3
2と、第3B図に示すように・このロックベース32に
斜め方向に沿って移動自在に支持されたロックアッセン
ブリ34とを備えている。このロックベース32の外側
の端縁には、第3A図に示すように、ボディ12側に固
着されたストライカSが嵌入される凹所32aが形成さ
れると共に、中央部分には、ロックアッセンブリ34を
斜めに移動支持するためのガイド溝32bが、傾斜した
状態で形成されている。
尚、図面の都合上、ロックベース32の外側に位置する
端縁は、上側に位置するよう描かれている。
一方、上述したロックアッセンブリ34は、第3B図に
示すように、ロックベース32に移動自在に支持される
と共に、ガイド溝32bに嵌入されるガイドビン34a
を一対備えた移動板34bと、この移動板34bに垂直
面内で回動自在に支持され、凹所32a内に嵌入したス
トライカSを掛止する(即ち、ドア14をボディ12に
ラッチする)ラッチ位置とストライカSの凹所32aか
らの離脱(即ち、ドア14の開放)を許容するアンラッ
チ位置との間で移動可能なラッチレバー34cと、この
移動板34bに水平面内で回動自在に支持され、このラ
ッチレバー34cをロックする通常ロック位置(完全ロ
ック位置を含む。)とラッチレバー34cのアンラッチ
位置への移動を許容するアン通常ロック位置との間で移
動可能なロックレバ−34dと、第2図に示すように、
このラッチレバー34cをラッチ位置に常時付勢するコ
イルスプリング34eとを備えている。
ここで、このコイルスプリング34eの付勢力により、
ロックアッセンブリ34は全体として、ロックベース3
2に対して、左上方に偏倚させられている。一方、ドア
14が開放された状態であって、ロック機構22がラッ
チ状態に設定されている場合において、このドア14が
閉じられると、ストライカSが凹所32aに嵌入する前
に、ラッチ位置にあるラッチレバー34cの先端に当接
することになるが、このラッチレバー34cの先端に形
成された傾斜面に従い、ロックアッセンブリ34はコイ
ルスプリング34eの付勢力に抗して、ガイド溝32b
とガイドビン34aとの係合を介して、全体として右下
方に偏倚され、ストライカSの凹所32a内への嵌入が
許容されるよう設定されている。
尚、このような動作はロックレバ−34dが通常ロック
位置にあろうと、アン通常ロック位置にあろうと達成さ
れるものであり、仮に、通常ロック位置にある場合には
、上記動作により、ロックレバ−34dは強制的にアン
通常ロック位置に移動され、結果として、ロック状態が
解除されることになる。
また、このようにストライカSが凹所32a内に嵌入し
た直後において、ロックアッセンブリ34は、コイルス
プリング34eの付勢力により、全体として左上方に移
動され、このようにして、ストライカSはロック機構2
2にラッチされ、ドア14はボディ12に確実にラッチ
された状態で閉じられることになる。
一方、第2図に示すように、ロックアッセンブリ34の
ラッチレバー34cの他端(即ち、ストライカSを掛止
する先端とは反対側の端部)は、アウタハンドル22a
とインナハンドル22dとに第1及び第2の連結リンク
22h、22iを介して連結されている。
詳細には、アウタハンドル22a及びインナハンドル2
2dは、共に、図示しない付勢部材により、引き込まれ
た状態に付勢されている。そして、このように引き込ま
れた状態で、ラッチレバー34cには力が作用しないよ
うに設定されている。このようにして、アウタハンドル
22a及びインナハンドル22dは、通常の待機位置(
即ち引き込み位置)にある状態において、ラッチレバー
22cは、コイルスプリング34eの付勢力によりラッ
チ位置に偏倚されることになる。また、アウタハンドル
22aまたはインナハンドル22dが待機位置から引き
出されると、ラッチレバー34cは、コイルスプリング
34eの付勢力に抗して、ラッチ位置からアンラッチ位
置へ回動することになる。
ここで、このラッチレバー34cのアンラッチ位置への
回動は、上述したロックレバ−34dがアン通常ロック
位置にある場合にのみ許容され、このロックレバ−34
dが通常ロック位置(完全ロック位置を含む、)にある
場合には、このようなアウタハンドル22aまたはイン
ナハンドル22dによるラッチレバー34cのアンラッ
チ位置への回動が禁止される、換言すれば、ラッチレバ
ー34cはラッチ位置にロックされることになる。
一方、上述したロックレバ−34dとキーシリンダ22
bとインナロックノブ22cとは、カウンタレバー機構
22gとを介して連結されている。このカウンタレバー
機構22gは、第2図に示すように、ドア14のアウタ
パネル(図示せず)に固定される取付板36と、この取
付板36の上部に、その中央を回転自在に支持された第
1のカウンタレバー38と、この取付板36の下部に、
その中央を回転自在に取り付けられた第2のカウンタレ
バー40とを備えている。
この第1のカウンタレバー38は、その上端をキーシリ
ンダ22bに第3の連結リンク22jを介して連結され
ると共に、ロックレバ−34dの他端に第4の連結リン
ク22kを介して連結されている。また、この第1のカ
ウンタレバー38の上述した第3及び第4の連結ロッド
22j。
22によ連結部よりも僅かに回転中心側の部分とインナ
ロックノブ22cとは、第5の連結リンク221を介し
て互いに連結されている。
ここで、このキーシリンダ22bは、通常のように、通
常ロック位置とアン通常ロック位置の他に、盗難防止用
の完全ロック位置の3つの回動位置を有するように構成
されている。詳細には、このキーシリンダ22bは、間
に通常ロック位置を規定され、図中、第1のカウンタレ
バー38を通常ロック位置から反時計方向に所定角度だ
け回動させるアン通常ロック位置と、第1のカウンタレ
バー38を通常ロック位置から時計方向に所定角度だけ
回動させる完全ロック位置との3つの回動位置を有する
よう構成されている。
一方、上述したインナロックノブ22cにおいては、キ
ーシリンダ22bの動きに応じて、同様に3位置を取る
ように構成されている。詳細には、キーシリンダ22b
においてアン通常ロック位置が規定されると、このイン
ナロックノブ22cは、ドア14のインナパネル14b
の上縁より大きく突出する状態に規定され、キーシリン
ダ22bにおいて通常ロック位置が規定されると、この
インナロックノブ22cは、インナパネル14bの上縁
から僅かに突出する状態に規定され、更に、キーシリン
ダ22bにおいて完全ロック位置が規定されると、この
インナロックノブ22cは、インナパネル14bの上縁
から内部に押し込まれた状態に規定されるよう設定され
ている。
ここで、このインナロックノブ22cのアンロック位置
と通常ロック位置と完全ロック位置との間の移動は、そ
のまま、第1のカウンタレバー38を介してキーシリン
ダ22bに伝達されるものである。
また、このようなキーシリンダ22bまたはインナロッ
クノブ22cの動きは、カウンタレバー38を介してロ
ックレバ−34dに伝達されるものであるが、何れか一
方において、アンロック位置が規定されると、ロックレ
バ−34dは、アンロック位置に規定される。また、何
れか一方において、通常ロック位置または完全ロック位
置が規定されると、ロックレバ−34dはこれに応じて
、通常ロック位置または完全ロック位置に規定される。
尚、ロックレバ−34dが通常ロック位置または完全ロ
ック位置を取る状態において、ラッチレバー34cは、
ラッチ位置にロックされるものである。
一方、上述した第2のカウンタレバー40は、これの図
中下端がアウタハンドル22aに第6の連結リンク22
mを介して連結されており、アウタハンドル22aの位
置に応じた位置を取るよう設定されている。詳細には、
アウタハンドル22aが引き込まれた状態において、第
2のカウンタレバー40の上端は第1のカウンタレバー
38の回動を邪魔しない待機位置に保持され、アウタハ
ンドル22aが引き込み位置から引き出されることに応
じて、待機位置から動作位置まで回動し、通常ロック位
置にある第1のカウンタレバー38の下端に係合し、こ
れを完全ロック位置に偏倚するよう設定されている。
ここで、この第2のカウンタレバー49の待機位置から
動作位置までの回動において、第1のカウンタレバー3
8がアンロック位置にある場合には、この第1のカウン
タレバー38の下端には係合せず、第2のカウンタレバ
ー40は単に空回転するよう設定されている。
また、このカウンタレバー22gには、第1のカウンタ
レバー38の回動位置を検出することにより、このドア
ロック機構22が通常ロック位置か完全ロック位置にあ
る場合に、その状態を検出するための検出機構42が配
設されている。この検出機構42は、第1のカウンタレ
バー38の下端に対向して、互いに上下離間した状態で
取付板36に位置付けられた一対のリミットスイッチ4
2a、44bを備えている。
ここで、上側のリミットスイッチ42aは、第1のカウ
ンタレバー38がアンロック位置から通常ロック位置に
回動された際にオンし、通常ロック位置から完全ロック
位置の間に位置する状態でオンし続けるよう設定されて
いる。一方、下側のリミットスイッチ42bは、第1の
カウンタレバー38が通常ロック位置から完全ロック位
置に回動された際にのみオンするよう設定されている。
このように設定された一対のリミットスイッチ42a、
42bは、上述した制御機構30に接続されている。こ
の制御機構30は、これら一対のリミットスイッチ42
a、42bからの信号や、速度センサ44(第1図に示
す)からの速度信号に基づき、運転席側のドア14以外
の3つのドア16.18.20のドアロック機構24,
26゜28に備えられた電動モータ24f、26f。
28fの駆動状態を夫々制御するよう構成されている。
この制御機構30の制御内容に関しては、ドアロック機
構24.26.28を説明する際に合せて説明する。
以上のように構成される運転席側のドア14に備えられ
たドアロック機構22における、ドアロック動作を以下
に説明する。
先ず、キーシリンダ22bを介しての図示しないキーに
よるロック動作においては、ドア14が閉じられており
、操作者は自動車の外側からアクセスすることが前提と
なる。この状態において、このドア14のラッチ機構2
2eには、ボディ12側のストライカSがアンロック状
態でラッチされている。このラッチ状態において、ロッ
ク機構22における全ての要素の動作状態は、第4A図
に概略的に示すよう設定されている。
この状態から、操作者がキーをキーシリンダ22bに差
し込み、図中、反時計方向に沿って通常ロック位置まで
回動することにより、第4B図に示すように、第1のカ
ウンタレバー38は、アンロック位置から通常ロック位
置まで回動し、この結果、インナロックノブ22cもア
ンロック位置から、インナパネル14bより僅かに突出
する通常ロック位置まで引き込まれ、同時に、ラッチ機
構22eにおいては、ロックレバ−34dがアンロック
位置から通常ロック位置まで回動する。
このようにして、ラッチレバー34cは、ロックレバ−
34dによりストライカSのラッチ状態をロックされる
ことになる。
このようにして、この通常ロック状態において、アウタ
ハンドル22aを引き出して、ドア14を開けようとし
ても、このドア14の引き上げ動作によるラッチレバー
34cの回動は、ロックレバ−34dにより禁止されて
いるので、ドア14の開は動作は禁止されることになる
一方、盗難防止の観点から、インナロックノブ22cを
インナパネル14b内に隠し込み、このインナロックノ
ブ22cによるロック解除を行なわせないようにする場
合には、キーシリンダ22bにおいて、第4B図に示す
通常ロック位置から更に図中、反時計方向にキーを回動
して、第40図に示す完全ロック位置を達成させる。
この完全ロック位置への回動により、第1のカウンタレ
バー38も完全ロック位置に回動し、この結果、インナ
ロックノブ22cは、通常ロック位置からインナパネル
14bの内方に引き込まれた完全ロック位置まで下降さ
れると共に、ラッチ機構22eにおいては、ロックレバ
−34dは通常ロック位置から完全ロック位置まで回動
し、ラッチレバー34cは、依然として、このロックレ
バ−34dによりロックされる状態を維持されることと
なる。
このように、キーを介してボディ12外から完全ロック
位置を規定されることにより、インナロックノブ22c
は、インナパネル14b内に隠されて、引き上げ不能、
即ち、ロック解除不能な状態にもたらされることになる
このようにして、盗難者がドア14のウィンドガラスを
が割り、インナロックノブ22cにアクセスして、これ
を引き上げて、ドア14のロックを解除し、ドア14を
開けようとしても、インナロックノブ22cはインナパ
ネル14b内に隠されているので、ドア14のロックを
解除することが出来ず、車室内に入るためには、ドアガ
ラスを完全に破壊して、この破壊により生じた空間から
中に入り込まなければならないことになる。
一方、ウィンドガラスを破壊することにより、上述した
盗難防止機構が起動して、所定の警報が発せられている
。このような警報動作が行なわれている中で、ドア14
が開けられずに、割ったウィンドガラス跡の空間から身
を乗り出して車室内に入り込まなければならない状況は
、非常に面倒なものであり、盗難に対する充分な抑止力
となるものである。このようにして、盗難者は、例え、
ウィンドガラスを割ったとしても、自動車事態を盗むこ
とは勿論、車室内にある部品やバッグ等を盗むことも諦
めざるを得す、結果として、盗難を有効に防止すること
が出来ることになる。
ここで、この第1の実施例においては、キーによるロッ
ク動作の際に、操作者は任意に通常ロック状態と完全ロ
ック状態を選択した上でドア14をロックさせることが
出来るものであるが、所謂キーレスロックを行なう場合
には、自動的に完全ロック状態が達成されるよう構成さ
れている。以下に、このキーレスロックの際のロック動
作を詳細に説明する。
このキーレスロックにおいては、ドア14が開けられた
状態で、インナロックノブ22cがアンロック位置から
通常ロック位置まで押し込まれて第4B図に示す通常ロ
ック状態が設定されていることが前提となる。
この通常ロック状態から、アウタハンドル22aを引き
上げつつ、ドア14を閉じることにより、ラッチ機構2
2eにおいては、ストライカSの掛止ど共に、ロック動
作が行なわれ、所謂キーレスロックが実行される。ここ
で、このアウタハンドル22aの引き上げにより、第6
の連結リンク22mを介して連結されている第2のカウ
ンタレバー40は、第4D図に示すように、待機位置か
ら動作位置まで回動され、この回動により、通常ロック
位置にある第1のカウンクレバー38は蹴られて、完全
ロック位置まで回動される。
このように、ドア14をキーレスロックすることにより
、自動的に完全ロック状態が達成され、インナロックノ
ブ22cはインナパネル14bの内方に隠し込まれて、
これを手により引き上げること、換言すれば、このイン
ナロックノブ22cを介してロックを解除することが禁
止されることになる。
以上の説明は、運転席側のドア14のドアロック機構2
2に関して行なわれたが、以下に、運転席以外の3つの
ドアロック機構24,26.28に関して説明する。尚
、これらドアロック機構24.26.28は、後席側の
ドアロック機構26.28がキーシリンダを備えない事
を除いて、同一構成であるので、助手席側のドア16に
設けられたドアロック機構24について説明し、他のド
アロック機構26.28の説明を省略する。また、この
助手席側のドアロック機構24の説明においては、上述
した運転席側のドアロック機構22の構成と同一部分に
関しては、同様な符合を付して、その説明を省略する。
この助手席側のドア16のドアロック機構24は、第5
図に示すように、基本的には、上述した運転席側のドア
14のドアロック機構22の構成をそのまま採用すると
共に、電動機構を達成するため、電動モータ24fを備
えている。
即ち、この電動モータ24fは、取付板36の裏面に、
図示しないモータ軸を取付板36を平行に延出する状態
で取り付けられている。このモータ軸の先端には、減速
ギヤ機構46が接続されており、この減速ギヤ機構46
は、出力軸としての回転軸48をこの取付板36を貫通
する状態で備えている。そして、この回転軸48の先端
に、第2のカウンタレバー40が回動自在に取り付けら
れている。一方、この回転軸48には、第6図に示すよ
うに、コイルスプリング50が遊嵌されており、これの
一端は回転軸48に固着されると共に、これの他端は第
2のカウンタレバー40に固着されている。
ここで、このコイルスプリング50は、第2のカウンタ
レバー40の待機位置からの回動(図中反時計方向の回
動)により緩み、回転軸48の反時計方向の回動により
締る向きに巻かれている。
尚、上述した運転席側のロック機構22の構成と唯−異
なる点であるが、この第2のカウンタレバー40は、通
常ロック位置は勿論の事、アンロック位置にある第1の
カウンタレバー38の下端にも係合可能な長さに設定さ
れている。
このような構成により、アウタハンドル24aが引き上
げられることにより、第6の連結リンク24mを介して
機械的に接続された第2のカウンタレバー40は、待機
位置から作動位置まで反時計方向に沿って回動されるこ
とになる。ここで、このような第2のカウンタレバー4
0の反時計方向に沿う回動は、これと駆動モータ24f
の回転軸48との間が、上述した巻き方向で巻かれたコ
イルスプリング50を介して連結されているので、この
コイルスプリング50は緩む方向に変形して、これによ
り吸収され、回転軸48には伝達されないよう構成され
ている。
一方、運転席側のロック機構22において、通常ロック
状態または完全ロック状態が達成されると、制御機構3
0は、これらロック状態を判定して、このドアロック機
構24においても同様なロック状態を実現すべく、電動
モータ24fを駆動制御する。詳細には、制御機構30
は、一方(上側)のリミットスイッチ42aのみから検
出信号が入力されている場合には、通常ロック状態が達
成されたものと判断し、電動モータ24fをして、第2
のカウンタレバー40が待機位置にある第1のカウンタ
レバー38に係合して、これを通常ロック位置にもたら
すまで、駆動する。ここで、この電動モータ24fの駆
動に基づく回転軸48の反時計方向に沿う回転は、コイ
ルスプリング50を締る方向に変形されることになるの
で、このコイルスプリング50を介して第2のカウンタ
レバー40に伝達されることになる。
一方、制御機構30は、両方のリミットスイツチ42a
、42bから検出信号が入力されている場合には、完全
ロック状態が達成されたものと判断し、電動モータ24
fをして、第2のカウンタレバー40が通常ロック位置
にある第1のカウンタレバー38に係合して、これを完
全ロック位置にもたらすまで、駆動する。
このようにして、ロック機構24における電気制御によ
るロック制御が達成されることになる。
ここで、この電動モータ24fは、上述したように、制
御機構30によりその駆動状態を制御されるものである
。そして、この制御機構30は、第7図に示すように、
内部に、デイレイド・タイマ30aを備えている。この
デイレイド・タイマ30aは、通常ロック状態を検出し
た際には起動せず、直ちに電動モータ24fの駆動を開
始させると共に、完全ロック状態を検出した際に起動し
て、所定時間(例えば、約30秒)経過後、電動モータ
24fの駆動を開始するよう設定されている。
以上のように助手席側のドアロック機構24は構成され
ているので、上述した運転席側のドアロック機構22と
同様のロック・アンロック動作を機械的に行なうことが
出来ると共に、運転席側のドアロック機構22において
実施されたロック・アンロック動作に応じて、自動的に
ロック・アンロックされることになる。
ここで、上述したように、制御機構30は、デイレイド
・タイマ30aを備えているので、運転席側のドアロッ
ク機構22におけるアンロック状態から通常ロック状態
への変化は、即座に、助手席側のドアロック状態24に
伝達されるが、通常ロック状態から完全ロック状態への
変化は所定時間経過した後において伝達されることにな
る二この結果、助手席に同乗者がいる状態で、運転者が
運転席側のドア14をキーレスロックしたとしても、即
座に、助手席側のドア16において、インナロックノブ
24cが完全ロック位置まで押し下げられることが無く
、同乗者は、この所定時間内であれば、自身により、通
常ロック位置まで押し下げられたインナロックノブ24
cをつまみ上げて、ロックを解除し、ドア16を開けて
外に出ることが出来るものである。
そして、この同乗者がロック動作を忘れたとしても、上
述した所定時間が経過した後、電動モータ22fが起動
することにより、確実に、助手席側のドアロック機構2
4は完全ロック状態に移行されることになる。このよう
にして、後降りの同乗者がロックを忘れたとしても、こ
のドアロック機構24により、確実にドアは完全ロック
状態に設定され、盗難防止効果を確実に達成することが
可能となる。
以上詳述したように、この第1の実施例においては、キ
ーを介してキーシリンダ22aによるロック動作、また
、キーを用いないキーレスロック動作により、完全ロッ
ク状態が設定されることになる。そして、この完全ロッ
ク状態は、この一実施例においては、インナロックノブ
22C924c、26c、28cを、夫々インナパネル
よりも内方に隠し込むことにより、達成されている。そ
して、この完全ロック状態は、図示しないキーを用いて
のキーシリンダ22b、24b。
26b、28bを介してのみ解除されるものである。
この結果、例え、盗難者によりウィンドガラスが割られ
たとしても、この盗難者はインナロックノブ22c、2
4c、26,28cを引き上げてドアのロックを解除す
ることが出来ず、実質的に、この盗難者の車室内への侵
入を防止することが出来、盗難者による盗難を有効に防
止することが可能となる。
また、この第1の実施例においては、中に同乗者を残し
て運転者が先に降り、ロック機構22をキーレスロック
した場合でも、他の3つのロック機構24,26.28
においては、即座に完全ロック状態となることが禁止さ
れている。このようにして、同乗者は所定時間内におい
て引き続き、ドア16,18.20のロック状態(通常
ロック状態)を解除して外に降りることが出来、このロ
ック機構の動作が、同乗者の降車を何等阻害することが
無いように配慮されている。
この発明は、上述した第1の実施例の構成に限定される
ことなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した第1の実施例においては、盗難防止の
目的で、インナロックノブ22c。
24c、26c、28cをインナパネルから下方に引き
込んで隠してしまい、盗難者が例えウィンドガラスを割
ったとしても、このインナロックノブ22c、24c、
26c、28cを引き上げてドア14,16,18.2
0のロックを解除することを不可能として、盗難者の車
室内への侵入を防止するようにしているが、この発明は
このような構成に限定されることなく、インナパネル内
にインナロックノブ22cを隠し込むのでは無く、この
インナロックノブが横方向へのスライド式である場合に
は、このインナロックノブをカバ一部材により覆い隠す
ようにしても、同様な効果を奏することが出来るもので
ある。
また、上述した第1の実施例においては、インナロック
ノブを完全ロック状態で隠し込むように説明したが、こ
の発明はこのような構成に限定されることなく、第8図
乃至第9C図に第2の実施例として構成するようにして
も良いものである。
即ち、この第2の実施例においては、完全ロック状態で
インナロックノブの移動を係止して、これの引き上げを
禁止して、ロックの解除を禁止するよう設定されている
以下に、第8図乃至第9C図を参照して、第2の実施例
の構成を説明する。尚、以下の説明において、上述した
第1の実施例の構成と同一部分には同一符合を付して、
その説明を省略する。また、運転席側のドア14に設け
られたドアロック機構22に適用された場合を代表して
説明し、他のドアロック機構24,26.28における
適用状態の説明を省略する。
第8図に示すように、この第2の実施例においては、カ
ウンタレバー機構52の構成が第1の実施例と異なって
いる。即ち、このカウンタレバー機構52においては、
通常ロック位置に位置する第1のカウンタレバー38の
、インナロックノブ22cとの連結点、換言すれば、第
5の連結リンク221の連結点が、インナロックノブ2
2cに対して思案点となるよう設定されている。
より詳細には、この第1のカウンタレバー38のインナ
ロックノブ22cとの連結点の回動軌跡上において、こ
の第1のカウンタレバー38が通常ロック位置を取る状
態で、この連結点がインナロックノブ22cから最遠方
位置になるよう設定されている。そして、アンロック位
置は、通常ロック位置から図中反時計方向に回り込んだ
位置に、また、完全ロック位置は通常ロック位置から図
中時計方向に回り込んだ位置に、夫々規定されている。
この結果、アンロック−または完全ロック位置を第1の
カウンタレバー38が取る状態において、インナロック
ノブ22cは、通常ロック位置よりも上方に偏倚した位
置にもたらされることになる。
尚、第9A図に示すように、アンロック位置にある第1
のカウンタレバー38に連結される第5の連結リンク2
2mの延長線と、この第5の連結リング22mの連結点
と上述した思案点とを結ぶ直線とが成す鋭角は、第9C
図に示すように、完全ロック位置にある第1のカウンタ
レバー38に連結された第5の連結リング22mの延長
線と、この第5の連結リンク22mの連結点と上述した
思案点とを結ぶ直線とが成す鋭角よりも小さく設定され
ている。この結果、インナロックノブ22cをアンロッ
ク位置から通常ロック位置まで押し込む事は許容される
が、完全ロック位置から通常ロック位置まで押し込むこ
とは、力の分散から実質的に不可能となるものである。
一方、この第1のカウンタレバー38が回動自在に支持
されている取付板36には、完全ロック位置にある第1
のカウンタレバー38の時計方向に隣接した状態で、こ
の第1のカウンタレバー38の時計方向への更なる回動
を禁止するためのストッパ54が一体に形成されている
このように第2の実施例は構成されているので、ロック
・アンロツタ動作は以下のようにして行なわれることに
なる。即ち、第9A図に示すように、アンロック状態が
設定されている場合において、キーを介してキーシリン
ダ22bにより第1のカウンタレバー38を通常ロック
位置まで回動させることも、インナロックノブ22cを
押し込むことにより通常ロック位置まで回動させること
も可能である。このようにして、通常のロック動作は良
好に実施されることになる。
一方、完全ロック状態を設定するためには、第9B図に
示す通常ロック状態から、キーシリンダ22bを介して
、上述した第1の実施例と同様に実施することが出来、
また、キーレスロック動作により、完全ロック状態を設
定することも出来るものである。このキーレスロックに
おいては、通常ロック状態から、アウタハンドル22a
を引き上げることにより、このアウタハンドル22aに
第6の連結リンク22mを介して連結された第2のカウ
ンタレバー40が第1のカウンタレバー38の下端を蹴
り、この結果、第9C図に示すように、第1のカウンタ
レバー38は完全ロック位置まで時計方向に沿って回動
されることになる。
ここで、このように完全ロック位置にもたらされた状態
において、インナロックノブ22cを引き上げて、ロッ
クを解除しようとしても、第1のカウンタレバー38は
、ストッパ54により、更に時計方向に沿う回動を阻止
されているので、このインナロックノブ22cの引き上
げは不可能となる。一方、上述した角度との関係で、こ
のインナロックノブ22cの完全ロック位置からの押し
下げは実質的に禁止されている。
このようにして、この第2の実施例によれば、完全ロッ
ク状態にあるインナロックノブ22cの移動(上下動)
は完全に禁止(ロック)されることとなり、上述した第
1の実施例と同様に、盗難者が例えウィンドガラスを割
り、このインナロックノブ22cを介してドア14のロ
ックを解除しようとして、このインナロックノブ22c
の移動は禁止されているので、このドア14のロック解
除は不可能となり、第1の実施例と同様な効果を達成す
ることが出来るものである。
また、上述した第1及び第2の実施例においては、完全
ロック状態でインナロックノブの操作を不可能とするこ
とにより、この完全ロック状態にあるインナロックノブ
を介してのロック解除動作を禁止するように構成したが
、この発明はこのような構成に限定されることなく、第
10図及び第11図に第3の実施例として示すように、
インナロックノブの外見上の操作は可能であるものの、
実際のロック解除動作を不可能とするように構成するよ
うにしても良い。
以下に、この第3の実施例について説明する。
ここで、運転席側のドア14に設けられたドアロック機
構22に適用された場合を代表して説明し、他のドアロ
ック機構24,26.28における適用状態の説明を省
略する。
即ち、この第3の実施例においては、第10図に示すよ
うに、インナロックノブ22cの構成が第1の実施例と
異なっている。この第3の実施例のインナロックノブ2
2cは、図示するように、インナパネル14b内に上下
方向に沿って延出する状態で固定された中空角柱状のス
ライド支持体56と、このスライド支持体56内に嵌入
され、このスライド支持体56内をスライド自在に支持
され、第5の連結リンク221が連結された中空角状の
連結体58と、この連結体58内に嵌入され、この連結
体58内をスライド自在に支持されたノブ本体60とを
備えている。
このノブ本体60は、図示するように、その下部に係止
用の凹部60aを備えている。一方、連結体58の下部
には、切り欠き部58aが形成されており、この切り欠
き部58aを介して内部に位置するノブ本体60の凹部
60aに係合可能な係止部材62が回動自在に支持され
ている。
即ち、この係止部材62は、第11図に実線で示すよう
に、連結体58内に入り込み、凹部60aに係止して、
両者を一体的に連結する係止位置と、第11図に一点鎖
線で示すように、連結体58の外部に取り出され、両者
の連結状態を解除する解除位置との間で回動自在に設定
されている。
ここで、この係上部材62は、図示しない付勢部材によ
り、係止位置にあるように常時付勢されている。また、
この係止部材62は、連結ワイヤ64を介して、第1の
カウンタレバー58に連結されている。この連結ワイヤ
64により、係止部材62は、第1のカウンタレバー3
8がアンロック位置または通常ロック位置にある場合に
は、弓つ張られずに、付勢部材の付勢力により係止位置
に保持される。このようにして、連結体58とノブ本体
60とは互いに一体的にスライドすることになる。
一方、第1のカウンタレバー38が完全ロック位置に回
動されると、この回動に応じて、連結ワイヤ64は引っ
張られて、係止部材62を付勢部材の付勢力に抗して係
止位置から解除位置まで回動させることになる。この結
果、連結体5日とノブ本体60との間の連結状態は解除
され、両者は機械的に切り離された状態となる。
このように第3の実施例は構成されているので、ドアロ
ック機構22がアンロック状態または通常ロック状態に
設定されている場合において、インナロックノブ22c
においては、係止部材62により連結体58とノブ本体
60とは互いに一体に連結され、このインナロックノブ
22cのノブ本体60の上下動は第5の連結リンク22
1を介して第1のカウンタレバー38に伝達され、また
、キーシリンダ22bによ、る第1のカウンタレバー3
8の回動は、第5の連結リンク221を介してインナロ
ックノブ22cのノブ本体60に伝達されることになる
一方、ドアロック機構22において完全ロック状態がキ
ーシリンダ22bまたはキーレスロックを介して設定さ
れると、連結ワイヤ64を介して係止部材62は解除位
置に回動され、ノブ本体60と連結体58とは互いに切
り離された状態にもたらされる。この結果、ノブ本体6
0を持ち上げられることは可能であるが、例え、このよ
うにノブ本体60を持ち上げたとしても、この動作は第
1のカウンタレバー38には伝達されず、完全ロック状
態は良好に維持されることになる。
このようにして、この第3の実施例によれば、完全ロッ
ク状態にあるインナロックノブ22cのノブ本体60の
移動(上下動)は許容されるものの、このノブ本体60
と連結体62との間は機械的に切り離されており、この
ノブ本体6oの移動状態は第1のカウンタレバー38に
伝達されないこととなり、上述した第1の実施例と同様
に、盗難者が例えウィンドガラスを割り、このインナロ
ックノブ22cを介してドア14のロックを解除しよう
として、このインナロックノブ22cは空動作するので
、このドア14のロック解除は不可能となり、第1の実
施例と同様な効果を達成することが出来るものである。
また、この第3の実施例においては、インナロックノブ
と第1のカウンタレバーとの機械的な連結状態を切るよ
うに説明したが、これに限定されることなく、このドア
ロック機構が電気駆動式である場合には、完全ロック状
態が設定されたことが検知されると、キーシリンダを介
してのロック解除動作を除いて、ロック解除が実行され
ないような制御内容に設定しても、即ち、インナロック
ノブの引き上げによりロックが解除されないような制御
内容に設定しても、同様な効果を奏することが出来るこ
とになる。
更に、上述した第1乃至第3の実施例においては、完全
ロック状態は、キーシリンダを介するか、または、キー
レスロックを実行することにより設定されている。しか
しながら、この発明は、このような構成に限定されるこ
となく、第12図に第4の実施例として示すように、特
定の操作部材の操作によっても完全ロック状態が設定さ
れるように構成しても良い。
以下に、この第4の実施例について説明する。
ここで、運転席側のドア14に設けられたドアロック機
構22に適用された場合を代表して説明し、他のドアロ
ック機構24,26.28における適用状態の説明を省
略する。
即ち、この第4の実施例においては、第12図に示すよ
うに、第3の実施例と同様のインナロックノブ22cを
備えており、このインナロックノブ22cはスライド支
持体56と、連結体58とノブ本体60と、係止部材6
2とを備えている。
ここで、この第4の実施例においては、ボディ12の所
定の外面、例えば、右前側の車輪(図示せず)が収納さ
れるタイヤハウス内の外面に取り付けられた操作スイッ
チ66が備えられている。
この操作スイッチ66は第1及び第2の連結ワイヤ68
a、68bを夫々介して、第1のカウンタレバー38及
び係止部材62に連結されており、この操作スイッチ6
6が引き上げられるように操作されることにより、これ
ら第1及び第2の連結ワイヤ68a、68bを夫々介し
て、第1のカウンタレバー38は完全ロック位置に強制
的に回動されると共に、係止部材62は解除位置に回動
されることになる。
尚、図示していないが、この操作スイッチ66は、他の
ドアロック機構24,26.28にも同様に連結されて
いるものである。
このように第4の実施例を構成することにより、ドアロ
ック機構を完全ロック状態と設定するに際して、キーシ
リンダ22cを介することなく、また、キーレスロック
を実行することなく、この操作スイッチ66を介して設
定されることになるものである。尚、この操作スイッチ
66により設定された完全ロック状態における盗難防止
動作は、上述した第3の実施例と同様であるため、ここ
での説明を省略する。
また、上述した第1乃至第4の実施例においては、ウィ
ンドガラスを割った状態で、インナロックノブを介して
ドアのロックを解除して、ドアを開けることにより、盗
難者が車室内へ侵入することを、このインナロックノブ
を隠し込んだり、移動を禁止したりすることにより防止
するよう説明したが、この発明はこのような構成に限定
されることなく、第13図に第5の実施例として示すよ
うに、サイドドア以外のドア(バックドア)や、ドア以
外の開閉物の開放動作を操作する操作部材をロックする
ことにより、盗難者がウィンドガラスを割った上で、こ
れら開閉物を操作部材の操作により開放し、中にある物
や車自身が盗まれることから防止するように構成しても
良い。
即ち、この第5の実施例のドアロック装置は、上述した
第1乃至第4の実施例の何れかの構成と組み合わせた状
態、または、単独に備えられるものであり、この実施例
においては、第1の実施例のドアロック装置と共に備え
られると共に、この自動車は所謂3ドアタイプに構成さ
れており、ロック動作の対象となる開閉物としては、リ
ヤのハツチバックドアが規定されている。
具体的には、この第5の実施例においては、このハツチ
バックドアのラッチを解除して、これを開放するための
解除レバー70が、図示しないフロントコンソールボッ
クスの運転席側の脇部に設けられている。この解除レバ
ー70は、略逆り字状に形成され、その折曲部をフロン
トコンソールボックスに固着された取付部材72に回動
自在に支持されている。そして、この解除レバー70の
下端は、連結ワイヤ74を介して上述したバックドアの
ラッチ機構に連結されており、この解除レバー70の操
作部70aが引き上げられることにより、このラッチ機
構のラッチ状態が解除されるように設定されている。
一方、この解除レバー70の操作部70aの下縁には、
ロック穴76が形成されており、このロック穴76に嵌
入可能に、取付部材72には、ロックレバ−78がその
中程で回動自在に支持されている。そして、このロック
レバ−78は、他の連結ワイヤ80を介してカウンタレ
バー機構22gの第1のカウンタレバー38に接続され
ている。ここで、第1のカウンタレバー38がアンロッ
ク−または通常ロック位置にある場合には、連結ワイヤ
80を介して連結されたロックレバ−78は、ロック穴
76から離間したアンロック位置に偏倚され、完全ロッ
ク位置に回動された時点で、ロックレバ−78はロック
穴76内に嵌入して、この解除レバー70の動作をロッ
クするロック位置に回動されることになる。
以上のように、この第5の実施例は構成されているので
、盗難者がウィンドガラスを割り、インナロックノブ2
2cを引き上げてロックを解除しようとした際に、上述
した構成によりロック機構22は完全ロック状態に設定
されているので、このロックの解除は不可能であり、盗
難者はこのドア14を開けて車室内に入り込む事を諦め
ざるるな得ないこととなる。そこで、この盗難者が、リ
ヤドアを開放して再度、車室内への侵入を図ろうとして
、操作レバー70を引き上げようとしても、この操作レ
バー70は、ドアロック機構22における完全ロック状
態の設定に伴ない、ロックレバ−78によりロックされ
ているので、これの引き上げは禁止され、リヤドアの開
放は阻止されることになる。
このようにして、この自動車がリヤドアを備える場合に
おいても、盗難者のこのリヤドアを介しての侵入を効果
的に阻止することが出来ることになる。
ここで、上述した第5の実施例においては、完全ロック
状態において、全てのドアがキー以外でロック解除され
る他は、そのロック状態の解除を禁止するように説明し
たが、これに限定されることなく、ドア以外の開閉物の
開放動作を操作する操作部材をロックすることにより、
盗難者がウィンドガラスを割った上で、これら開閉物を
操作部材の操作により開放し、中にある物が盗まれるこ
とから防止するように構成しても良い。
例えば、開閉物としては、トランクリッドでも良いし、
また、フューエルリッドでも良い。ここで、完全ロック
状態の設定に伴ない、トランクリッドをキー以外でのロ
ック解除を禁止することにより、トランクルーム内に置
いである物の盗難が有効に防止されることになる。一方
、完全ロック状態の設定に伴ない、フューエルリッドを
キー以外でのロック解除を禁止することにより、燃料(
ガソリン)の盗難が有効に防止され′ることになる。
以上の説明から明白なように、この明細書においては、
ドアなる用語は、開閉物を一般的に含むよう定義されて
おり、サイドドア、リヤドア、トランクリッド、フュー
エルリッド等を含む広い概念として用いられている。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明に係わる自動車のロック
装置は、自動車の各ドアに設けられ、各々のドアを閉じ
られた状態でロックするためのロック手段と、このロッ
ク手段のロック動作とロック解除動作とを行なうための
インナロックノブを具備し、このインナロックノブは、
外部から操作不能な状態に設定されることを特徴として
いる。
また、この発明に係わる自動車のドアロック装置は、前
記ロック手段のロック動作とロック解除動作とを行なう
ためのキーシリンダを更に具備し、前記キーシリンダを
介してロック手段がロックされた場合に、前記インナロ
ックノブは、前記外部から操作不能な状態に設定される
事を特徴としている。
また、この発明に係わる自動車のドアロック装置は、引
き上げることにより、アンロック状態のドアを、開放す
るためのアウタハンドルであって、前記インナロックノ
ブを介してロック手段をロック状態とした上で、このア
ウタハンドルを引き上げつつドアを閉じることにより、
キーを用いずにロック手段のロック動作を行なわしめる
アウタハンドルを更に具備し、前記アウタハンドルを介
してロック手段がロックされた場合に、前記インナロッ
クノブは、前記外部から操作不能な状態に設定される事
を特徴としている。
従って、この発明によれば、例えドアウィンドガラスが
割られたとしても、ドアが開けられない状態を作り出す
ことにより、盗難者が割った窓からしか車室内に入り込
めないようにして、車室内に入り込める状態を困難とし
、盗難に対する抑止力を発揮させようとする自動車のド
アロック装置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる自動車のドアロック装置の第
1の実施例の構成を示す斜視図;第2図は運転席側のド
アロック機構の構成な示す斜視図; 第3A図はラッチ機構のロックベースの構成を示す斜視
図; 第3B図はロックアッセンブリの構成を示す斜視図; 第4A図は第2図に示すドアロック機構のアンロック状
態を概略的に示す構成図; 第4B図は第2図に示すドアロック機構の通常ロック状
態を概略的に示す構成図: 第4C図は第2図に示すドアロック機構の完全ロック状
態を概略的に示す構成図; 第4D図は第2図に示すドアロック機構のキーレスロッ
ク状態を概略的に示す構成図:第5図は助手席側のドア
ロック機構の構成を示す斜視図; 第6図は第5図に示すドアロック機構の電動モータの取
り付は状態を示す斜視図; 第7図は制御機構の構成を概略的に示すブロック図 第8図はこの発明に係わる自動車のドアロック装置の第
2の実施例を示す正面図; 第9A図は第8図に示すドアロック機構のアンロック状
態を概略的に示す構成図; 第9B図は第8図に示すドアロック機構の通常ロック状
態を概略的に示す構成図; 第9C図は第8図に示すドアロック機構の完全ロック状
態を概略的に示す構成図; 第10図はこの発明に係わる自動車のドアロック装置の
第3の実施例の構成を示す斜視図;第11図は第10図
に示すインナロックノブの構成を詳細に示す断面図; 第12図はこの発明に係わる自動車のドアロック装置の
第4の実施例の構成を示す斜視図;そして、 第13図はこの発明に係わる自動車のドアロック装置の
第5の実施例の構成を示す斜視図である。 図中、10・・・ドアロック装置、12・・・ボディ、
14・・・運転席側のドア、14a・・・リヤパネル、
14b・・・インナパネル、16・・・助手席側のドア
、18・・・後席右側のドア、20・・・後席左側のド
ア、22.24.26.28・・・ドアロック機構、2
2a;24a;26a;28a・・・アウタハンドル、
22b・・・キーシリンダ、22c ; 24c ;2
6 c ; 28 c−インナロックノブ、22d;2
4d 、26d 、28d・・・インナハンドル、22
e ; 24e ; 26e : 28e・・・ラッチ
機構、24f 、26f 、28f・・・電動モータ、
22g・・・カウンタレバー機構、22h;22i ;
22j :22に;221 ;22m一連結リンク、3
0−・・制御機構、30a・・・デイレイド・タイマ、
32・・・ロックベース、32a・・・凹所、32b・
・・ガイド溝、34・・・ロックアッセンブリ、34a
・・・ガイドビン、34b・・・移動板、34c・・・
ラッチレバー34d・・・ロックレバ−34e・・・コ
イルスプリング、36・・・取付板、38・・・第1の
カウンタレバー 40・・・第2のカウンタレバー、4
2・・・検出機構、42a;42b・・・リミットスイ
ッチ、44・・・速度センサ、46・・・減速ギヤ機構
、48・・・回転軸、50・・・コイルスプリング、5
2・・・カウンタレバー機構(第2の実施例) 54・
・・ストッパ、56・・・スライド支持体(第3の実施
例)、58・・・連結体、58a・・・切り欠き部、6
0・・・ノブ本体、60a・・・凹部、62・・・係止
部材、64・・・連結ワイヤ、66・・・操作スイッチ
(第4の実施例)、68a ; 68b・・・連結ワイ
ヤ、70・・・解除レバー(第5の実施例)、70a・
・・操作部、72・・・取付部材、74・・・連結ワイ
ヤ、76・・・ロック穴、78・・・ロックレバ−80
・・・連結ワイヤである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車の各ドアに設けられ、各々のドアを閉じら
    れた状態でロックするためのロック手段と、 このロック手段のロック動作とロック解除動作とを行な
    うためのインナロツクノブを具備し、このインナロツク
    ノブは、外部から操作不能な状態に設定されることを特
    徴とする自動車のドアロック装置。
  2. (2)前記ロック手段のロック動作とロック解除動作と
    を行なうためのキーシリンダを更に具備し、 前記キーシリンダを介してロック手段がロックされた場
    合に、前記インナロツクノブは、前記外部から操作不能
    な状態に設定される事を特徴とする請求項第1項に記載
    の自動車のドアロック装置。
  3. (3)引き上げることにより、アンロック状態のドアを
    、開放するためのアウタハンドルであつて、前記インナ
    ロツクノブを介してロック手段をロック状態とした上で
    、このアウタハンドルを引き上げつつドアを閉じること
    により、キーを用いずにロック手段のロック動作を行な
    わしめるアウタハンドルを更に具備し、 前記アウタハンドルを介してロック手段がロックされた
    場合に、前記インナロツクノブは、前記外部から操作不
    能な状態に設定される事を特徴とする請求項第1項に記
    載の自動車のドアロック装置。
JP63326337A 1988-12-26 1988-12-26 自動車のドアロック装置 Pending JPH02171482A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06336115A (ja) * 1993-12-14 1994-12-06 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両ドアロック装置における状態切替方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06336115A (ja) * 1993-12-14 1994-12-06 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両ドアロック装置における状態切替方法

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