JPH02173254A - 耐高温塩化物腐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼 - Google Patents
耐高温塩化物腐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼Info
- Publication number
- JPH02173254A JPH02173254A JP32791488A JP32791488A JPH02173254A JP H02173254 A JPH02173254 A JP H02173254A JP 32791488 A JP32791488 A JP 32791488A JP 32791488 A JP32791488 A JP 32791488A JP H02173254 A JPH02173254 A JP H02173254A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- ferritic stainless
- corrosion resistance
- excellent high
- chloride corrosion
- Prior art date
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- Pending
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- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、耐高温塩化物腐食性に優れたフェライト系ス
テンレス鋼に関し、特に自動車排ガス系機器の材料に使
用するのに適したステンレス鋼に関する。
テンレス鋼に関し、特に自動車排ガス系機器の材料に使
用するのに適したステンレス鋼に関する。
(従来の技術)
従来より自動車排ガス系機器の材料としては耐熱性を有
する金属が使用されている6しかし、冬期、地方によっ
ては道路に凍結防止剤としてCaCQ□、NaCQ等が
撒かれているために、自動車排ガス系機器のうち凍結防
止剤が付着する部位に使用する金属は、耐熱性と共に高
温塩化物の腐食に対して耐食性を有する金属が要求され
ている。
する金属が使用されている6しかし、冬期、地方によっ
ては道路に凍結防止剤としてCaCQ□、NaCQ等が
撒かれているために、自動車排ガス系機器のうち凍結防
止剤が付着する部位に使用する金属は、耐熱性と共に高
温塩化物の腐食に対して耐食性を有する金属が要求され
ている。
しかして、Siを約2.5%含有するSO5302Bは
、例えば、NaCQによる高温腐食に対して、Si含イ
T jrtの低い5US304.5US310S等に較
べて優れた耐高温腐食性を有するという報告がある(鉄
と鋼、51246.1987)、 L、たがって、自動
車排ガス系のうち凍結防止剤が付着する部位には、SL
を比較的多丑に含有するオーステナイト系ステンレス鋼
が使用されてきた。
、例えば、NaCQによる高温腐食に対して、Si含イ
T jrtの低い5US304.5US310S等に較
べて優れた耐高温腐食性を有するという報告がある(鉄
と鋼、51246.1987)、 L、たがって、自動
車排ガス系のうち凍結防止剤が付着する部位には、SL
を比較的多丑に含有するオーステナイト系ステンレス鋼
が使用されてきた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来使用されていたSiを多量に含有す
るオーステナイト系ステンレス鋼においても、NaCQ
等の塩化物が付着する環境下で600〜700℃の加熱
を受けると著しい粒界優先酸化が進行し、ひいては、材
料の破壊、孔明を引き起こし、高温時における塩化物腐
食に対する耐食性は未だ充分とはa゛えない。また、オ
ーステナイト系ステンレス鋼はNiを含有するため高価
であるという短所を有する。
るオーステナイト系ステンレス鋼においても、NaCQ
等の塩化物が付着する環境下で600〜700℃の加熱
を受けると著しい粒界優先酸化が進行し、ひいては、材
料の破壊、孔明を引き起こし、高温時における塩化物腐
食に対する耐食性は未だ充分とはa゛えない。また、オ
ーステナイト系ステンレス鋼はNiを含有するため高価
であるという短所を有する。
本発明は、従来の上記ステンレス鋼の欠点を改善し、耐
熱性を有し、また高温での塩化物腐食に対し優れた耐食
性を有し、且つ安価なステンレス鋼を提供することを目
的とする。
熱性を有し、また高温での塩化物腐食に対し優れた耐食
性を有し、且つ安価なステンレス鋼を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、ステンレス鋼について種々検討した結果
、表面に一定厚み以上のAQ、O,皮膜を形成させたフ
ェライト系ステンレス鋼が高温での塩化物腐食に対し優
れた耐食性を発揮することを知見し、本発明を完成した
。
、表面に一定厚み以上のAQ、O,皮膜を形成させたフ
ェライト系ステンレス鋼が高温での塩化物腐食に対し優
れた耐食性を発揮することを知見し、本発明を完成した
。
即ち、本発明は、表面にJ!メさ1μm以上のAQ20
゜皮膜を有することを特徴とする耐高温塩化物腐食性に
優れたフェライト系ステンレス鋼である。
゜皮膜を有することを特徴とする耐高温塩化物腐食性に
優れたフェライト系ステンレス鋼である。
本発明において、AQ20.皮膜の厚さは1μm以上で
あることが必要である。Al11203皮膜の厚さが1
μm以下であると耐高温塩化物腐食性は充分でない。A
[,03皮膜の厚さは好ましくは2μm以上である。
あることが必要である。Al11203皮膜の厚さが1
μm以下であると耐高温塩化物腐食性は充分でない。A
[,03皮膜の厚さは好ましくは2μm以上である。
本発明において使用するフェライト系ステンレス鋼とし
ては、Crを10〜25%、AQを1〜6%含有するも
のが用いられる。Crは耐食性向上及び耐酸化性向上の
ために有益な元素であり、10%未満ではその効果を充
分に発揮させることができなく、25%を超えると脆化
が著しくなるため2錦以下の含量が好ましい。また、A
Qは本発明の特徴であるAQ20.皮膜形成のために必
須の成分である。1μm以上の皮膜を形成させるには、
最低1%のAQを含有させる必要があり、6%を超える
と脆化が著しくなり製造が困難になるため、AQの含有
量は6%以下にする。また、このCr1O〜25%、A
Q1〜6%含むフェライト系ステンレス鋼は、さらにT
i、Nb、 Zr、Ce、La、Yの1種または2種以
上を含有させることができる。含有量は0.05%以上
で、合計0.8以下である。
ては、Crを10〜25%、AQを1〜6%含有するも
のが用いられる。Crは耐食性向上及び耐酸化性向上の
ために有益な元素であり、10%未満ではその効果を充
分に発揮させることができなく、25%を超えると脆化
が著しくなるため2錦以下の含量が好ましい。また、A
Qは本発明の特徴であるAQ20.皮膜形成のために必
須の成分である。1μm以上の皮膜を形成させるには、
最低1%のAQを含有させる必要があり、6%を超える
と脆化が著しくなり製造が困難になるため、AQの含有
量は6%以下にする。また、このCr1O〜25%、A
Q1〜6%含むフェライト系ステンレス鋼は、さらにT
i、Nb、 Zr、Ce、La、Yの1種または2種以
上を含有させることができる。含有量は0.05%以上
で、合計0.8以下である。
また、本発明においては、フェライト系ステンレス鋼に
AQをメッキし、表面近傍をAQの富化した層のフェラ
イト系ステンレス鋼を使用することができる。AQのメ
ッキ方法としては、溶融AQメッキ方方法化化学メッキ
方法があるが、メッキ時に金属間化合物を形成しない、
且つ、経済的な方法である機械的にメッキする方法、若
しくは、冷間圧着圧延方法が好ましい。
AQをメッキし、表面近傍をAQの富化した層のフェラ
イト系ステンレス鋼を使用することができる。AQのメ
ッキ方法としては、溶融AQメッキ方方法化化学メッキ
方法があるが、メッキ時に金属間化合物を形成しない、
且つ、経済的な方法である機械的にメッキする方法、若
しくは、冷間圧着圧延方法が好ましい。
ここに機械的にメッキするとは、純金属或は合金ブラシ
状にして金属ブラシとなし、該金属ブラシとメッキ金属
からなる金属ブロックを摩擦接触させて、金属ブラシに
より金属ブロックの微少部分を剥ぎ取ると共に、該金属
ブラシを被メッキ材料と摩擦接触させて、剥ぎ取った金
属ブロックの金属を金属ブラシを介して被メッキ材表面
に機械的にブレーティングを行う方法で、この方法は具
体的には本発明者等が先に特願昭62−299714号
で提案している。この方法でAQをメッキするには。
状にして金属ブラシとなし、該金属ブラシとメッキ金属
からなる金属ブロックを摩擦接触させて、金属ブラシに
より金属ブロックの微少部分を剥ぎ取ると共に、該金属
ブラシを被メッキ材料と摩擦接触させて、剥ぎ取った金
属ブロックの金属を金属ブラシを介して被メッキ材表面
に機械的にブレーティングを行う方法で、この方法は具
体的には本発明者等が先に特願昭62−299714号
で提案している。この方法でAQをメッキするには。
金属ブラシとして、AQより硬いか戒は同等の硬さの金
属よりなる線、例えばステンレス線もしくは硬鋼線を多
数植え込んだ円筒状ワイヤーブラシを用いるのが好まし
い。また、金属ブロックとしては、メッキ金属であるA
Qのブロックを用いる。
属よりなる線、例えばステンレス線もしくは硬鋼線を多
数植え込んだ円筒状ワイヤーブラシを用いるのが好まし
い。また、金属ブロックとしては、メッキ金属であるA
Qのブロックを用いる。
ブロックの形状は円柱状のものが好ましい。
前述の^Q含有フェライト系ステンレス鋼、或いは表面
近傍をAnの富化した層のフェライト系ステンレス鋼の
表面に1μm以上の厚さのAQ203皮膜を形成するに
は、これらのステンレス鋼を大気中で800〜1200
℃、好ましくは、900〜1100℃に加熱する。80
0℃未満ではAQの酸化速度が遅く効果的でなく、又1
200℃を超えるとフェライト系ステンレス鋼の結晶粒
が粗大化して脆化をきたす危険がある。加熱時間として
は、例えば1000℃では2時間以上、1100℃では
10分以上で十分である。
近傍をAnの富化した層のフェライト系ステンレス鋼の
表面に1μm以上の厚さのAQ203皮膜を形成するに
は、これらのステンレス鋼を大気中で800〜1200
℃、好ましくは、900〜1100℃に加熱する。80
0℃未満ではAQの酸化速度が遅く効果的でなく、又1
200℃を超えるとフェライト系ステンレス鋼の結晶粒
が粗大化して脆化をきたす危険がある。加熱時間として
は、例えば1000℃では2時間以上、1100℃では
10分以上で十分である。
第1図は、本発明の耐高温塩化物腐食性に優れたフェラ
イト系ステンレス鋼の高温塩害テストの結果を示すもの
である。テストは、18Cr−3A Qフェライト系ス
テンレス鋼を1000℃で酸化させ、種々の厚みの12
03皮膜を形成させ、それらを2%NaCQ水溶液への
1分間の浸漬と次いで700℃で60分間大気中での加
熱とその室温までの冷却を1サイクルとし、10サイク
ル行う高温塩害テストである。第1図から明らかなよう
に、120.皮膜が1μm以上のときに酸化増量が著し
く抑制される。
イト系ステンレス鋼の高温塩害テストの結果を示すもの
である。テストは、18Cr−3A Qフェライト系ス
テンレス鋼を1000℃で酸化させ、種々の厚みの12
03皮膜を形成させ、それらを2%NaCQ水溶液への
1分間の浸漬と次いで700℃で60分間大気中での加
熱とその室温までの冷却を1サイクルとし、10サイク
ル行う高温塩害テストである。第1図から明らかなよう
に、120.皮膜が1μm以上のときに酸化増量が著し
く抑制される。
これはAQ20.皮膜自体が塩化物に対する抵抗がある
ことに起因すると考えられ、腐食生成物をEPMAで観
察すると、いぼ状のFeの酸化物が見られ、この酸化物
がM120.皮膜を破壊しながら成長していることが認
められた。そのためAQ20.皮膜が厚いほど腐食抵抗
性が高いと考えられる。
ことに起因すると考えられ、腐食生成物をEPMAで観
察すると、いぼ状のFeの酸化物が見られ、この酸化物
がM120.皮膜を破壊しながら成長していることが認
められた。そのためAQ20.皮膜が厚いほど腐食抵抗
性が高いと考えられる。
(実施例)
種々のフェライト系ステンレス鋼を大気中で加熱酸化処
理して種々の厚さのAQ20.皮膜を形成させ、これら
を高温塩害テストした。その結果を第1表に示す。
理して種々の厚さのAQ20.皮膜を形成させ、これら
を高温塩害テストした。その結果を第1表に示す。
第1表において、 No、1〜7は本発明の実施例、N
008.9は比較例である。供試鋼のうちNo、1〜5
,8.9は合金であり、No、6.7は機械メッキを施
したものである。このA2のメッキは、硬511Mブラ
シにてAQブロックよりAQを剥ぎ取り、このブラシを
5US430 !(IIと摩擦接触させ5US430鋼
の表面にAQをブレーティングすることにより行う。
008.9は比較例である。供試鋼のうちNo、1〜5
,8.9は合金であり、No、6.7は機械メッキを施
したものである。このA2のメッキは、硬511Mブラ
シにてAQブロックよりAQを剥ぎ取り、このブラシを
5US430 !(IIと摩擦接触させ5US430鋼
の表面にAQをブレーティングすることにより行う。
高温塩害テストは1)11述と同じ条件で行い酸化槽I
I(をdlり定した。
I(をdlり定した。
第1表から明らかなように、本発明の鋼は酸化F、’J
−1,(が少なく、特に2μ層以上の皮膜厚さを有する
ものは耐高温塩化物腐食に優れている。
−1,(が少なく、特に2μ層以上の皮膜厚さを有する
ものは耐高温塩化物腐食に優れている。
(発明の効果)
本発明に係る、表面に1μm以上の7%さのAQ、0゜
を設けたフェライト系ステンレス鋼は耐高温塩化物腐食
性に優れており、従来5US302Bが使用されている
白!P1]IJ1排ガス系機器など塩害が問題となる用
途に好適であり、しかも安価であるので、工業上非常に
有用である。
を設けたフェライト系ステンレス鋼は耐高温塩化物腐食
性に優れており、従来5US302Bが使用されている
白!P1]IJ1排ガス系機器など塩害が問題となる用
途に好適であり、しかも安価であるので、工業上非常に
有用である。
第1図は、A Q 20.皮1模j11さと、高温塩害
テストにおける酸化増量の関係を示したものである。
テストにおける酸化増量の関係を示したものである。
Claims (2)
- (1)表面に厚さ1μm以上のAl_2O_3皮膜を有
することを特徴とする耐高温塩化物腐食性に優れたフェ
ライト系ステンレス鋼。 - (2)Al_2O_3皮膜が、機械的にメッキしたAl
を酸化して形成させたものである請求項第1項記載の耐
高温塩化物腐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32791488A JPH02173254A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 耐高温塩化物腐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32791488A JPH02173254A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 耐高温塩化物腐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02173254A true JPH02173254A (ja) | 1990-07-04 |
Family
ID=18204408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32791488A Pending JPH02173254A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 耐高温塩化物腐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02173254A (ja) |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4965936A (ja) * | 1972-10-30 | 1974-06-26 | ||
| JPS50161421A (ja) * | 1974-06-21 | 1975-12-27 | ||
| JPS5421930A (en) * | 1977-07-20 | 1979-02-19 | Toyo Kogyo Co | Oxidationnand deformationnresistant material for use as parts in internal combustion engine exhaust system |
| JPS5538984A (en) * | 1978-09-13 | 1980-03-18 | Mazda Motor Corp | Forming method of oxidation-resistant coating for austenitic stainless steel |
| JPS5651230A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Cleaning method for combustion waste gas |
| JPS6274063A (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-04 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 鉄鋼表面処理方法 |
| JPS62149862A (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-03 | Kawasaki Steel Corp | アルミニウム含有ステンレス鋼材表面のアルミナウイスカ−形成方法 |
| JPS63216957A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 耐高温酸化性に優れるステンレス鋼 |
| JPS6411957A (en) * | 1987-07-04 | 1989-01-17 | Kawasaki Steel Co | Manufacture of stainless steel having high-temperature oxidation film excellent in corrosion resistance |
| JPS6456861A (en) * | 1987-06-08 | 1989-03-03 | Exxon Research Engineering Co | Simultaneous co-diffusion of aluminum and ferrite stabilizing element in austenite steel |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP32791488A patent/JPH02173254A/ja active Pending
Patent Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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