JPH0218065Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0218065Y2 JPH0218065Y2 JP1985088984U JP8898485U JPH0218065Y2 JP H0218065 Y2 JPH0218065 Y2 JP H0218065Y2 JP 1985088984 U JP1985088984 U JP 1985088984U JP 8898485 U JP8898485 U JP 8898485U JP H0218065 Y2 JPH0218065 Y2 JP H0218065Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- ground
- stay member
- earthquake
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jib Cranes (AREA)
- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はクライミング・クレーン等の耐震マス
ト構造に係り、特にマストと地上等とを結ぶよう
に設けられ、マストを支持するステー部材の地上
等への取付構造を改良することにより、地震時、
強風時あるいは吊り荷の地切り時にマストに生じ
る応力を低減し振動を減衰することができるクラ
イミング・クレーン等の耐震マスト構造に関する
ものである。
ト構造に係り、特にマストと地上等とを結ぶよう
に設けられ、マストを支持するステー部材の地上
等への取付構造を改良することにより、地震時、
強風時あるいは吊り荷の地切り時にマストに生じ
る応力を低減し振動を減衰することができるクラ
イミング・クレーン等の耐震マスト構造に関する
ものである。
[従来の技術]
一般に地上等にステー部材が設けられたクライ
ミング・クレーン等のマスト構造は知られてい
る。
ミング・クレーン等のマスト構造は知られてい
る。
従来、クライミング・クレーン等のマスト構造
は第3図に示すような構造が採用されている。図
示するように、クライミング・クレーン20をそ
の上部に支承するマスト21は地上22等から起
立して設けられ、その基端部は地上22を構成す
る基盤23上に取り付けられている。この基盤2
3はH形鋼等によつて形成されており、アンカ・
ボルト等によつて地下に埋設されたコンクリート
基礎24に固定されている。更に、上記マスト2
1には。このマスト21の所定高さより径方向外
方の上記基礎23上に相対向して垂下されて、上
記マスト21と上記基盤23とを結ぶようにステ
ー部材25が設けられており、その両端はボルト
等によつて固定されている。
は第3図に示すような構造が採用されている。図
示するように、クライミング・クレーン20をそ
の上部に支承するマスト21は地上22等から起
立して設けられ、その基端部は地上22を構成す
る基盤23上に取り付けられている。この基盤2
3はH形鋼等によつて形成されており、アンカ・
ボルト等によつて地下に埋設されたコンクリート
基礎24に固定されている。更に、上記マスト2
1には。このマスト21の所定高さより径方向外
方の上記基礎23上に相対向して垂下されて、上
記マスト21と上記基盤23とを結ぶようにステ
ー部材25が設けられており、その両端はボルト
等によつて固定されている。
なお、マスト21の上方には、クライミング・
クレーン20のブーム26や操作台27等が設け
られると共に、ブーム26には、ワイヤー・ロー
プ28およびフツク29等が設けられている。
クレーン20のブーム26や操作台27等が設け
られると共に、ブーム26には、ワイヤー・ロー
プ28およびフツク29等が設けられている。
このような、クライミング・クレーン20のマ
スト21にあつては、地震時、強風時あるいは吊
り荷の地切り時等における振動及び倒れがステー
部材25によつて支持されている。
スト21にあつては、地震時、強風時あるいは吊
り荷の地切り時等における振動及び倒れがステー
部材25によつて支持されている。
[考案が解決しようとする課題]
ところで、上述のようなクライミング・クレー
ン20のマスト21にあつては、ステー部材25
でマスト21の倒れは防止することができるが、
振動を減衰させることができない。従つて、地震
時、強風時あるいは吊り荷の地切り時等にマスト
が大きく振動したり、長く振動が続くという問題
があつた。
ン20のマスト21にあつては、ステー部材25
でマスト21の倒れは防止することができるが、
振動を減衰させることができない。従つて、地震
時、強風時あるいは吊り荷の地切り時等にマスト
が大きく振動したり、長く振動が続くという問題
があつた。
また、振動が大きくなるとマスト21に大きな
応力が加わるので、マスト21の構造は相当の剛
性を必要とした。
応力が加わるので、マスト21の構造は相当の剛
性を必要とした。
本考案は、上記従来技術の問題点を有効に解決
すべく創案されたもので、その目的は、地震時、
強風時あるいは吊り荷の地切り時等におけるマス
トの振動を減衰し、マストに対する負荷応力を減
少することができるクライミング・クレーン等の
耐震マスト構造を提供するものである。
すべく創案されたもので、その目的は、地震時、
強風時あるいは吊り荷の地切り時等におけるマス
トの振動を減衰し、マストに対する負荷応力を減
少することができるクライミング・クレーン等の
耐震マスト構造を提供するものである。
[課題を解決するため手段および作用]
上記目的を達成するために本考案は、地上等に
起立して設けられると共に、その上部にクライミ
ング・クレーン等を支持するマストにおいて、上
記マストの所定高さより径方向外方の地上に相対
向して垂下されて地上と結ぶようにステー部材を
設けると共に該ステー部材の下端部と地上との間
にダンパ部材を設け、かつ、そのダンパ部材をゴ
ム層と金属層を交互に積層した複合材で形成して
構成し、上記マストの振動によつて生じるマスト
に対する負荷応力を緩和すると共に、地震等の振
動に対してはマストの固有振動数の周期を変化さ
せることにより振動を有効に減衰させるようにし
たものである。
起立して設けられると共に、その上部にクライミ
ング・クレーン等を支持するマストにおいて、上
記マストの所定高さより径方向外方の地上に相対
向して垂下されて地上と結ぶようにステー部材を
設けると共に該ステー部材の下端部と地上との間
にダンパ部材を設け、かつ、そのダンパ部材をゴ
ム層と金属層を交互に積層した複合材で形成して
構成し、上記マストの振動によつて生じるマスト
に対する負荷応力を緩和すると共に、地震等の振
動に対してはマストの固有振動数の周期を変化さ
せることにより振動を有効に減衰させるようにし
たものである。
[実施例]
本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は、クライミング・クレーン等のマスト
の要部を示すものである。図示するように、クラ
イミング・クレーン等を支持するマスト1は地上
2等から起立されて設けられておにり、このマス
ト1の基端部は地上2を構成する基盤3上に固定
されて設けられている。上記基盤3はH形鋼等で
形成されており、地下に埋設されたコンクリート
基礎4にアンカー・ボルト等で固定されている。
上記マスト1には、マスト1の所定高さより径方
向外方の上記基盤3上に相対向して垂下され、マ
スト1と基盤3とを結ぶようにステー部材5を設
けられている。このステー部材5の下端部と基盤
3との間にはマスト1の振動を減衰させるための
ダンパ部材6が設けられている。このダンパ部材
6は、図示するように、ゴム層12と金属層13
とを交互に多重に積層した複合材7で構成されて
いる。この複合材7は、例えば、薄いクロロプレ
ン・ゴム等で形成されたゴム層12と薄い鉄板等
で形成された金属層13を交互に多重に所定の厚
さに積層して形成されている。
の要部を示すものである。図示するように、クラ
イミング・クレーン等を支持するマスト1は地上
2等から起立されて設けられておにり、このマス
ト1の基端部は地上2を構成する基盤3上に固定
されて設けられている。上記基盤3はH形鋼等で
形成されており、地下に埋設されたコンクリート
基礎4にアンカー・ボルト等で固定されている。
上記マスト1には、マスト1の所定高さより径方
向外方の上記基盤3上に相対向して垂下され、マ
スト1と基盤3とを結ぶようにステー部材5を設
けられている。このステー部材5の下端部と基盤
3との間にはマスト1の振動を減衰させるための
ダンパ部材6が設けられている。このダンパ部材
6は、図示するように、ゴム層12と金属層13
とを交互に多重に積層した複合材7で構成されて
いる。この複合材7は、例えば、薄いクロロプレ
ン・ゴム等で形成されたゴム層12と薄い鉄板等
で形成された金属層13を交互に多重に所定の厚
さに積層して形成されている。
また、上記基盤3上には、図示するように、ス
テー部材5及びダンパ部材6が水平方向へずれる
のを防止するためのストツパ8が設けられてい
る。
テー部材5及びダンパ部材6が水平方向へずれる
のを防止するためのストツパ8が設けられてい
る。
次に本実施例の作用を説明する。
マスト11は、地震時、強風時あるいは吊り荷
の地切り時等における振動によつてマスト1の下
端部に引張り及び圧縮応力を受けることになる
が、これら応力は、ステー部材5の下端部と地上
2との間にゴム層12と金属層13を交互に積層
した複合材7で形成されたダンパ部材6で緩和さ
れる。
の地切り時等における振動によつてマスト1の下
端部に引張り及び圧縮応力を受けることになる
が、これら応力は、ステー部材5の下端部と地上
2との間にゴム層12と金属層13を交互に積層
した複合材7で形成されたダンパ部材6で緩和さ
れる。
また、地震時においては、そのダンパ部材6に
よりマスト1の固有振動数を変化させることがで
き、その振動を有効に減衰させることができる。
よりマスト1の固有振動数を変化させることがで
き、その振動を有効に減衰させることができる。
第2図は地震時のマスト1の振動関係を示すも
ので、図示するように、例えば地震の応答倍率
E1のピークは約0.4秒に表れており、マスト1の
固有振動数T1の周期は地震の応答倍率E1のピー
クの近傍に表れている。従つて、マスト1は、地
震の応答倍率E1のピークと固有振動数T1とが共
振を起こし振幅が増幅されることになる。そこ
で、ステー部材5の下端部と基盤3との間にゴム
層12と金属層13を交互に積層した複合材7で
形成したダンパ部材6を設けると、上記固有振動
数T1の周期が、遅れて固有振動数T2として表れ
ることになり、固有振動数T1は固有振動数T2に
ずれて、地震の応答倍率E1のピークとは共振し
なくなる。特に、マスト1の高さが低い場合に
は、その振動時間が短いので、共振さえ防止でき
ればマスト1の振動は早く減衰させることができ
る。
ので、図示するように、例えば地震の応答倍率
E1のピークは約0.4秒に表れており、マスト1の
固有振動数T1の周期は地震の応答倍率E1のピー
クの近傍に表れている。従つて、マスト1は、地
震の応答倍率E1のピークと固有振動数T1とが共
振を起こし振幅が増幅されることになる。そこ
で、ステー部材5の下端部と基盤3との間にゴム
層12と金属層13を交互に積層した複合材7で
形成したダンパ部材6を設けると、上記固有振動
数T1の周期が、遅れて固有振動数T2として表れ
ることになり、固有振動数T1は固有振動数T2に
ずれて、地震の応答倍率E1のピークとは共振し
なくなる。特に、マスト1の高さが低い場合に
は、その振動時間が短いので、共振さえ防止でき
ればマスト1の振動は早く減衰させることができ
る。
上記ダンパ部材6はゴム層12と金属層13を
交互に積層した複合材7で形成したので、その構
造が簡単であり、容易に既設のクライミング・ク
レーンのマストにも採用することができる。
交互に積層した複合材7で形成したので、その構
造が簡単であり、容易に既設のクライミング・ク
レーンのマストにも採用することができる。
[考案の効果]
本考案によれば次のような優れた効果を発揮す
る。
る。
(1) ゴム層と金属層を交互に積層した複合材のダ
ンパ部材をステー部材と地上との間に設けたの
で、地震時におけるマストの固有振動数を変化
させることができるので振動を早く減衰させる
ことができる。
ンパ部材をステー部材と地上との間に設けたの
で、地震時におけるマストの固有振動数を変化
させることができるので振動を早く減衰させる
ことができる。
(2) また、マストの振動で生じるマスト下端部の
負荷応力を可及的に緩和することができ、これ
により、マストの強度を低く設定することがで
きる。
負荷応力を可及的に緩和することができ、これ
により、マストの強度を低く設定することがで
きる。
(3) 構造が簡単であり、既設のクライミング・ク
レーンのマストにも容易に採用することができ
る。
レーンのマストにも容易に採用することができ
る。
第1図は本考案の実施例を示す要部側面図、第
2図は本考案の振動減衰関係を示すグラフ、第3
図は従来例を示す側面図である。 図中、1はマスト、2は地上、5はステー部
材、6はダンパ部材、7は複合材、12はゴム
層、13は金属層である。
2図は本考案の振動減衰関係を示すグラフ、第3
図は従来例を示す側面図である。 図中、1はマスト、2は地上、5はステー部
材、6はダンパ部材、7は複合材、12はゴム
層、13は金属層である。
Claims (1)
- 地上等に起立して設けられると共に、その上部
にクライミング・クレーン等を支持するマストに
おいて、上記マストの所定高さより径方向外方の
地上に相対向して垂下されて地上と結ぶようにス
テー部材を設けると共に該ステー部材の下端部と
地上との間にダンパ部材を設け、かつ、そのダン
パ部材をゴム層と金属層を交互に積層した複合材
で形成したことを特徴とするクライミング・クレ
ーン等の耐震マスト構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985088984U JPH0218065Y2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985088984U JPH0218065Y2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61206584U JPS61206584U (ja) | 1986-12-26 |
| JPH0218065Y2 true JPH0218065Y2 (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=30642649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985088984U Expired JPH0218065Y2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0218065Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5000139B2 (ja) * | 2006-01-13 | 2012-08-15 | 鹿島建設株式会社 | タワークレーンのマスト保持装置 |
| JP6084580B2 (ja) * | 2014-01-14 | 2017-02-22 | 株式会社東芝 | 使用済燃料プールの計測装置取付架台 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49116768U (ja) * | 1973-02-05 | 1974-10-04 | ||
| JPS5918864A (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-31 | 株式会社東芝 | 耐震架構 |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP1985088984U patent/JPH0218065Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61206584U (ja) | 1986-12-26 |
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