JPH038707Y2 - - Google Patents

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JPH038707Y2
JPH038707Y2 JP1985086880U JP8688085U JPH038707Y2 JP H038707 Y2 JPH038707 Y2 JP H038707Y2 JP 1985086880 U JP1985086880 U JP 1985086880U JP 8688085 U JP8688085 U JP 8688085U JP H038707 Y2 JPH038707 Y2 JP H038707Y2
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JP
Japan
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building
support
stay
climbing crane
damper member
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JP1985086880U
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JPS61203696U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクライミングクレーンの免震装置に係
り、特にクライミングクレーンの支柱と建屋とを
結ぶステーの構造を改良して、効果的に支柱の振
動を減衰できるクライミングクレーンの免震装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にクライミングクレーンは地上より所定の
高さに起立したマスト乃至支柱に支持されてい
る。また、比較的高層な建屋に近接されたクライ
ミングクレーンが設けられる場合には、第4図に
示すようにクライミングクレーン1の支柱2は地
上3より建屋4に沿つて起立されて設けられてい
る。このように建屋4に沿つて起立した支柱2は
その基部が地上に設けられた基礎5上に支持され
ると共にその中間部が建屋4とを結ぶステー6に
よつて支持されている。このステー6は例えば鉄
骨等の剛材によつて形成され、支柱2と建屋4と
は剛構造により連結されている。従つて地震時や
強風時や吊荷の地切り時等において支柱2に加わ
る振れ荷重は上記ステー6を介して建屋4に分散
されて支承するように構成されている。尚、この
ように起立した支柱2の上部にはクライミングク
レーンの操作台19が設けられると共に、ワイヤ
ロープ20及びフツク21を案内し、且つ荷重を
支持するブーム22が設けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この従来のクライミングクレーンに
あつては次のごとき問題点があつた。
ステー6が鉄骨等の剛材で形成され、且つ支柱
2と建屋4とが剛構造により連結されているため
に、地震時等に建屋4と共に支柱2が振動した
り、また強風時や吊荷の地切り時等に支柱2の振
動や衝撃が建屋4に加わるので建屋4を補強する
必要があつた。
また支柱2は下部から上部に向けて振れ幅が大
きくなるが、その中間部をステー6で拘束してい
るため支柱2に過大な応力が加わり剛性の大きい
支柱が必要とされるという問題があつた。
〔考案の目的〕 本考案はクライミングクレーンにおけるこれら
の問題点を有効に解決すべく創案されたものであ
る。
本考案の目的は地震時や強風時や吊荷の地切り
時等におけるクライミングクレーンの支柱の振動
を効果的に減衰できるクライミングクレーンの免
震装置を提供するものである。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために本考案はクライミン
グクレーンの支柱を建屋等に沿つて設けると共
に、その支柱の長手方向に沿つて建屋及び支柱に
加わる外力を可能な限り小さくする様所定の間隔
を隔てて上記建屋から支承すべく支柱と建屋とを
結ぶステーを必要個数設け、このステーに上記支
柱の振動を減衰させるため上記支柱側から建屋側
に順次ゴム層と金属板層とを交互に積層してなる
ダンパ部材を介設して構成し、上記支柱の振動を
ダンパ部材により減衰あるいは吸収して建屋等か
ら支承し得るようにしたものである。
〔実施例〕
次に本考案の一実施例を添付図面に従つて詳述
する。
第4図に示したようにクライミングクレーン1
が比較的高層な建屋4に近接されて設けられる場
合には支柱2は地上3から建屋4の側部に沿つて
起立させて設けられる。この支柱2の基端部は地
上に設けられた基礎5に固定され、上端部は建屋
4の側部に所定の間隔を隔てて上方に延出されク
ライミング1を支承している。また支柱2の中間
部には建屋4と結ぶステー6が設けられている。
このステー6には本考案の特長とする支柱2の振
動を減衰させるためのダンパ部材7が設けられて
いる。このダンパ部材7は第1図、第2図に示す
ごとき構成が採用されている。
第1図及び第2図は比較的低い支柱2に設けら
れたステー6に取り付けられたダンパ部材7であ
る。このダンパ部材7はステー6の中間部に介設
され、支柱2側から建屋4側に順次ゴム層8と金
属板層9とを交互に積層して構成されている。図
示する如くゴム層8はクロロプレンゴム製のシー
トによつて成形され、金属板層9は鉄板片または
ステンレス鋼板片等により成形され、交互に何層
にも積層されてダンパ部材7が構成されている。
従つて、ステー6はその中間部にダンパ部材7を
介して構成されており、支柱側片12と建屋側片
13とはそれぞれピン継手10を介して接合され
ている。ステー6建屋側片13は建屋4に予め設
けられた取付座15にピン継手10を介して連結
され、支柱側片12は支柱2に設けられたブラケ
ツト14にピン継手10を介して連結されてい
る。
また、支柱2の周囲にはこれを囲むように建屋
4が設けられている場合には第2図に示すように
支柱2に対して、その反対側と対となるようにそ
れぞれステー6が設けられ、これらステー6の中
間部にダンパ部材7が設けられる。
従つて、比較的支柱2の高さの低いクライミン
グクレーン1の免震装置16は上記ステー6にゴ
ム層8と金属板層9とによつて積層されたダンパ
部材7を介設することにより構成される。
次に以上の構成から成る作用を述べる。
第1図及び第2図に示した比較的低い支柱2に
あつてはダンパ部材7としてゴム層8と金属板層
9とによつて積層したものを用いることにより、
第3図に示すように地震時等に発生するクライミ
ングクレーン1の支柱の振動の応答倍率は低減
(振動の振幅が小さくなる)されることになる。
図示する如く、例えば地震の応答倍率E1は約
0.4秒の周期時間でピークが表われている。また、
支柱2の高さの低いクライミングクレーン1にあ
つてはその支柱2の構造物固有振動数T1は上記
地震の応答倍率E1のピークと略同期あるいは近
似して表われている。従つて上記応答倍率E1
ピークと上記固有振動数T1とは共振して、振幅
が増減されることになる。そこで、ゴム層8と金
属板層9とによつて積層したダンパ部材によりク
ライミングクレーン1の免震装置16を構成する
ことにより、上記固有振動数T1が示される時間
をT2の直にずらすことができ、上記共振を防止
することになる。即ち、比較的低い支柱2にあつ
ては構造物の固有周期が短いので、共振してその
振幅が増減されることさえ防止すれば、支柱2の
振動が早く減衰することになる。
〔考案の効果〕
以上要するに本考案によれば次のごとき優れた
効果を発揮する。
(1) 支柱を建屋にステーを介して支承させるクラ
イミングクレーンにおいて、支柱の振動を効果
的に減衰できる。
(2) 構造が簡単で既設のこの種のクライミングク
レーンに採用でき汎用性に富む。
(3) 地震時等においては支柱と建屋とが共に揺れ
ることがなく、また、強風時や吊荷の地切り時
等においては支柱の揺れや衝撃が建屋に加わる
ことを防止でき、支柱および建屋に補強を施す
必要がなく経済的であり、且つ安全性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は第1図の平断面図、第3図は本考案を採用
したクライミングクレーンの振動減衰状態を表わ
すグラフ、第4図は従来例を示す側断面図であ
る。 図中、1はクライミングクレーン、2は支柱、
4は建屋、6はステー、7はダンパ部材、8はゴ
ム層、9は金属板層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クライミングクレーンの支柱を建屋等に沿つて
    設けると共に、該支柱の長手方向に沿つて所定の
    間隔を隔てて上記建屋から支承すべく支柱と建屋
    とを結ぶステーを設け、該ステーに上記支柱の振
    動を減衰させるため上記支柱側から建屋側に順次
    ゴム層と金属板層とを交互に積層したダンパ部材
    を介設したことを特徴とするクライミングクレー
    ンの免震装置。
JP1985086880U 1985-06-11 1985-06-11 Expired JPH038707Y2 (ja)

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JP1985086880U JPH038707Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JPS61203696U JPS61203696U (ja) 1986-12-22
JPH038707Y2 true JPH038707Y2 (ja) 1991-03-04

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ID=30638584

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