JPH0218307Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218307Y2 JPH0218307Y2 JP1985139469U JP13946985U JPH0218307Y2 JP H0218307 Y2 JPH0218307 Y2 JP H0218307Y2 JP 1985139469 U JP1985139469 U JP 1985139469U JP 13946985 U JP13946985 U JP 13946985U JP H0218307 Y2 JPH0218307 Y2 JP H0218307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- passage
- cooling water
- cylinder head
- intake pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はエンジン冷却水を利用して吸気加熱を
行うようにしてなるエンジンの冷却装置に関する
ものである。
行うようにしてなるエンジンの冷却装置に関する
ものである。
(従来技術)
シリンダブロツクとシリンダヘツドと該シリン
ダブロツク内に嵌挿されたピストンとによつて燃
焼室が画成された往復動型エンジンにあつては、
この燃焼室に対して、吸気管内及びシリンダヘツ
ド内の吸気通路を介して吸気が供給される。この
ようなエンジンにあつては、そのシリンダヘツド
内に、実開昭58−35645号公報に示すように、冷
却水通路を形成して、この冷却水通路を流れるエ
ンジン冷却水によつて、各部分を冷却するように
している。
ダブロツク内に嵌挿されたピストンとによつて燃
焼室が画成された往復動型エンジンにあつては、
この燃焼室に対して、吸気管内及びシリンダヘツ
ド内の吸気通路を介して吸気が供給される。この
ようなエンジンにあつては、そのシリンダヘツド
内に、実開昭58−35645号公報に示すように、冷
却水通路を形成して、この冷却水通路を流れるエ
ンジン冷却水によつて、各部分を冷却するように
している。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、シリンダヘツド内のエンジン冷却水
の有する熱を有効に利用して、燃料の気化、霧化
促進することが一般に行われている。
の有する熱を有効に利用して、燃料の気化、霧化
促進することが一般に行われている。
しかしながら、この吸気加熱用の冷却水通路を
ヘツド内及び吸気管内の吸気通路の流路方向に沿
つて広範囲に形成することが困難であり、エンジ
ン冷却水を利用して効果的な吸気加熱を得るには
必ずしも十分なものとはいえなかつた。すなわ
ち、冷却水通路内には、その高い位置において気
泡すなわちエアがたまり易く、このエアが部分的
に滞留すると、このエア滞留部分の伝熱効果が極
めて悪くなる。そして、吸気加熱用の冷却水通路
を単に吸気通路に沿つて形成したのでは、このエ
ア滞留部分が形成されてしまうことになる。
ヘツド内及び吸気管内の吸気通路の流路方向に沿
つて広範囲に形成することが困難であり、エンジ
ン冷却水を利用して効果的な吸気加熱を得るには
必ずしも十分なものとはいえなかつた。すなわ
ち、冷却水通路内には、その高い位置において気
泡すなわちエアがたまり易く、このエアが部分的
に滞留すると、このエア滞留部分の伝熱効果が極
めて悪くなる。そして、吸気加熱用の冷却水通路
を単に吸気通路に沿つて形成したのでは、このエ
ア滞留部分が形成されてしまうことになる。
また一方、シリンダヘツド内には、ヘツド内排
気通路回り冷却のための冷却水通路が形成されて
いるが、この排気側冷却水通路との高さ位置関係
からくる制約のため(排気通路側冷却水通路は、
極めて高温となる排気通路の冷却のため、エアの
滞留を許されず、このため他の冷却水通路よりも
低い位置であることが強く要請される)、前述し
た吸気加熱用の冷却水通路の高さをエアが滞留し
ないような絶対的に低い位置とすることも現実的
には困難となる。
気通路回り冷却のための冷却水通路が形成されて
いるが、この排気側冷却水通路との高さ位置関係
からくる制約のため(排気通路側冷却水通路は、
極めて高温となる排気通路の冷却のため、エアの
滞留を許されず、このため他の冷却水通路よりも
低い位置であることが強く要請される)、前述し
た吸気加熱用の冷却水通路の高さをエアが滞留し
ないような絶対的に低い位置とすることも現実的
には困難となる。
したがつて、本考案の目的は、排気通路側の冷
却に制約を与えることなく、ヘツド内吸気通路を
そのほぼ全長に渡つてエンジンの冷却水により効
果的に加熱して、しかも、ヘツド内吸気通路の上
流側に位置する吸気管内の吸気通路をもエンジン
の冷却水により効果的に加熱して、燃料の気化、
霧化がより促進され得るようにしたエンジンの冷
却装置を提供することにある。
却に制約を与えることなく、ヘツド内吸気通路を
そのほぼ全長に渡つてエンジンの冷却水により効
果的に加熱して、しかも、ヘツド内吸気通路の上
流側に位置する吸気管内の吸気通路をもエンジン
の冷却水により効果的に加熱して、燃料の気化、
霧化がより促進され得るようにしたエンジンの冷
却装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)
前述の目的を達成するため、本考案にあつて
は、次のような構成としてある。すなわち、 シリンダブロツクとシリンダヘツドと該シリン
ダブロツク内に嵌挿されたピストンとによつて燃
焼室が画成され、前記シリンダヘツドに形成され
て前記燃焼室に開口された吸気通路が、前記シリ
ンダヘツドに取り付けられた吸気管内の吸気通路
に連通されたエンジンにおいて、 前記シリンダヘツド内及び前記吸気管内の吸気
通路が、少なくともエンジン設置時に、上流に向
かうにつれて略直線状に上方に向かうように傾斜
して形成され、 前記シリンダヘツド内には、前記シリンダヘツ
ド内の冷却水通路より前記シリンダヘツド内の吸
気通路に沿つて直線状に上方に延びる吸気加熱用
のヘツド内延設部が形成され、 前記吸気管内には、前記ヘツド内延設部に連続
して前記吸気管内の吸気通路に沿つて直線状に上
方に延びる吸気加熱用の吸気管内冷却水通路が形
成され、 前記各吸気管内冷却水通路の最上部同士を連通
する連通路が前記吸気管内に形成され、 前記連通路は、気筒配列方向端部においてラジ
エタに連通している、 ような構成としてある。
は、次のような構成としてある。すなわち、 シリンダブロツクとシリンダヘツドと該シリン
ダブロツク内に嵌挿されたピストンとによつて燃
焼室が画成され、前記シリンダヘツドに形成され
て前記燃焼室に開口された吸気通路が、前記シリ
ンダヘツドに取り付けられた吸気管内の吸気通路
に連通されたエンジンにおいて、 前記シリンダヘツド内及び前記吸気管内の吸気
通路が、少なくともエンジン設置時に、上流に向
かうにつれて略直線状に上方に向かうように傾斜
して形成され、 前記シリンダヘツド内には、前記シリンダヘツ
ド内の冷却水通路より前記シリンダヘツド内の吸
気通路に沿つて直線状に上方に延びる吸気加熱用
のヘツド内延設部が形成され、 前記吸気管内には、前記ヘツド内延設部に連続
して前記吸気管内の吸気通路に沿つて直線状に上
方に延びる吸気加熱用の吸気管内冷却水通路が形
成され、 前記各吸気管内冷却水通路の最上部同士を連通
する連通路が前記吸気管内に形成され、 前記連通路は、気筒配列方向端部においてラジ
エタに連通している、 ような構成としてある。
上述の構成により、吸気過熱のために、ヘツド
内及び吸気管内の吸気通路に対してヘツド内延設
部及び吸気管内冷却水通路を極めて近接して配置
できることは勿論、ヘツド内延設部及び吸気管内
冷却水通路の直線傾斜形状自体によつて、該ヘツ
ド内延設部及び吸気管内冷却水通路の途中部分に
エアを滞留しにくくでき、さらには、そのヘツド
内延設部及び吸気管内冷却水通路の直線傾斜形状
によつて、各吸気管内冷却水通路の最上部同士を
連通路により連通させると共に該連通路を気筒配
列方向端部においてラジエタに連通させることに
よつて生じるエンジン冷却水の流れに、偏流を生
じることを防止できることになり、エンジン冷却
水の積極的な流通作用を有効に活して、エア排出
を確実に行うことができることになる。このた
め、効果的に吸気過熱を行うことができることに
なる。
内及び吸気管内の吸気通路に対してヘツド内延設
部及び吸気管内冷却水通路を極めて近接して配置
できることは勿論、ヘツド内延設部及び吸気管内
冷却水通路の直線傾斜形状自体によつて、該ヘツ
ド内延設部及び吸気管内冷却水通路の途中部分に
エアを滞留しにくくでき、さらには、そのヘツド
内延設部及び吸気管内冷却水通路の直線傾斜形状
によつて、各吸気管内冷却水通路の最上部同士を
連通路により連通させると共に該連通路を気筒配
列方向端部においてラジエタに連通させることに
よつて生じるエンジン冷却水の流れに、偏流を生
じることを防止できることになり、エンジン冷却
水の積極的な流通作用を有効に活して、エア排出
を確実に行うことができることになる。このた
め、効果的に吸気過熱を行うことができることに
なる。
(実施例)
以下本考案の実施例を添付した図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図において、シリンダブロツク1上にガス
ケツト2を介してシリンダヘツド3が載置固定さ
れ、このシリンダブロツク1とシリンダヘツド3
とシリンダブロツク1内に摺動自在に嵌挿された
ピストン4とによつて、燃焼室5が画成されてい
る。
ケツト2を介してシリンダヘツド3が載置固定さ
れ、このシリンダブロツク1とシリンダヘツド3
とシリンダブロツク1内に摺動自在に嵌挿された
ピストン4とによつて、燃焼室5が画成されてい
る。
前記燃焼室5に対しては、第2図に示すよう
に、それぞれシリンダヘツド3に形成された2つ
の吸気ポート6,7と1つの排気ポート8が開口
され、吸気ポート6,7は吸気弁6Aあるいは7
Aにより、また排気ポート8は排気弁8Aによ
り、カムシヤフト9によつて周知のタイミングで
開閉されるようになつている。そして、2つの吸
気ポート6,7はクランク軸方向(第2図上下方
向)に隣り合つて形成され、また排気ポート8は
一方の吸気ポート6に対してエンジン幅方向(第
2図左右方向)に隣合つて形成され、さらに他方
の吸気ポート7に対して、エンジン幅方向に隣り
合つて点火プラグ取付孔10が形成されている。
に、それぞれシリンダヘツド3に形成された2つ
の吸気ポート6,7と1つの排気ポート8が開口
され、吸気ポート6,7は吸気弁6Aあるいは7
Aにより、また排気ポート8は排気弁8Aによ
り、カムシヤフト9によつて周知のタイミングで
開閉されるようになつている。そして、2つの吸
気ポート6,7はクランク軸方向(第2図上下方
向)に隣り合つて形成され、また排気ポート8は
一方の吸気ポート6に対してエンジン幅方向(第
2図左右方向)に隣合つて形成され、さらに他方
の吸気ポート7に対して、エンジン幅方向に隣り
合つて点火プラグ取付孔10が形成されている。
上述のようなエンジンの吸気通路Aは、シリン
ダヘツド3内においては、その上流部分が共通吸
気通路11とされる一方、その下流端部分が、吸
気ポート6あるいは7に連なる左右一対の分岐吸
気通路11A,11Bとされている。この両分岐
吸気通路11Aと11Bすなわち両吸気ポート
6,7は、シリンダヘツド3に一体成形された隔
壁部3aによつて画成されている。また、シリン
ダヘツド3に接続された吸気管12は、共通吸気
通路11に接続される主吸気通路12Aを有して
おり、その下流端部内にはシヤツタ弁13が配設
され、このシヤツタ弁13は、低負荷時に閉すな
わち低負荷時に全閉もしくは微少開度に閉じら
れ、高負荷時に開とされるようになつている。
ダヘツド3内においては、その上流部分が共通吸
気通路11とされる一方、その下流端部分が、吸
気ポート6あるいは7に連なる左右一対の分岐吸
気通路11A,11Bとされている。この両分岐
吸気通路11Aと11Bすなわち両吸気ポート
6,7は、シリンダヘツド3に一体成形された隔
壁部3aによつて画成されている。また、シリン
ダヘツド3に接続された吸気管12は、共通吸気
通路11に接続される主吸気通路12Aを有して
おり、その下流端部内にはシヤツタ弁13が配設
され、このシヤツタ弁13は、低負荷時に閉すな
わち低負荷時に全閉もしくは微少開度に閉じら
れ、高負荷時に開とされるようになつている。
前記シヤツタ弁13をバイパスする低負荷用吸
気通路14が、前記共通および分岐の各吸気通路
11,11A,11B下方に位置させて、吸気管
12管壁内およびシリンダヘツド3内に形成され
ている。この低負荷用吸気通路14は、吸気流速
を速めるためその有効開口面積が小さくされて、
その上流端が、流入口14aとして、シヤツタ弁
13直上流において吸気管12の底壁に開口され
ている。また、低負荷用吸気通路14の下流端
が、流出口14bとして、一方の吸気ポート7
(一方の吸気弁7A)直上流に開口されている。
そして、この低負荷用吸気通路14は、燃焼室5
に対しては、吸気のスワールを生成し得るように
当該燃焼室5のほぼ接線方向に指向されている。
気通路14が、前記共通および分岐の各吸気通路
11,11A,11B下方に位置させて、吸気管
12管壁内およびシリンダヘツド3内に形成され
ている。この低負荷用吸気通路14は、吸気流速
を速めるためその有効開口面積が小さくされて、
その上流端が、流入口14aとして、シヤツタ弁
13直上流において吸気管12の底壁に開口され
ている。また、低負荷用吸気通路14の下流端
が、流出口14bとして、一方の吸気ポート7
(一方の吸気弁7A)直上流に開口されている。
そして、この低負荷用吸気通路14は、燃焼室5
に対しては、吸気のスワールを生成し得るように
当該燃焼室5のほぼ接線方向に指向されている。
上述のような吸気通路構成によつて、低負荷時
には、シヤツタ弁13が閉とされるため、吸気の
全量あるいはほぼ全量が、有効開口面積の小さな
低負荷用吸気通路14を経て、一方の吸気ポート
7から燃焼室5へ供給される。これにより、吸気
流速の向上、スワール生成によつて、特に低負荷
時での安定した燃焼が確保される。また高負荷時
には、シヤツタ弁13が開かれるため、吸気管1
2内の主吸気通路12Aから共通吸気通路11へ
導入された吸気は、隔壁部3aによつて分配され
て、分岐吸気通路11Aを通つて吸気ポート6か
ら燃焼室5へ導入される一方、分岐吸気通路11
Bを通つて吸気ポート7から燃焼室5へ導入され
ることになる。これにより、高負荷時の充填効率
が向上されて、十分な出力が確保される。
には、シヤツタ弁13が閉とされるため、吸気の
全量あるいはほぼ全量が、有効開口面積の小さな
低負荷用吸気通路14を経て、一方の吸気ポート
7から燃焼室5へ供給される。これにより、吸気
流速の向上、スワール生成によつて、特に低負荷
時での安定した燃焼が確保される。また高負荷時
には、シヤツタ弁13が開かれるため、吸気管1
2内の主吸気通路12Aから共通吸気通路11へ
導入された吸気は、隔壁部3aによつて分配され
て、分岐吸気通路11Aを通つて吸気ポート6か
ら燃焼室5へ導入される一方、分岐吸気通路11
Bを通つて吸気ポート7から燃焼室5へ導入され
ることになる。これにより、高負荷時の充填効率
が向上されて、十分な出力が確保される。
一方、燃料は、シリンダヘツド3と上記吸気管
12との接続部分に設けられた燃料噴射弁Iから
供給されるようになつている。この燃料噴射弁I
(の噴射口)は、隔壁部3a(の上流側端面)に向
けて指向され、これにより、燃料噴射弁Iから噴
射された燃料は、その拡散作用によつて、両吸気
ポート6,7(両分岐吸気通路11A,11B)
に分配、供給されることになる。
12との接続部分に設けられた燃料噴射弁Iから
供給されるようになつている。この燃料噴射弁I
(の噴射口)は、隔壁部3a(の上流側端面)に向
けて指向され、これにより、燃料噴射弁Iから噴
射された燃料は、その拡散作用によつて、両吸気
ポート6,7(両分岐吸気通路11A,11B)
に分配、供給されることになる。
前記シリンダヘツド3内には、エンジンの冷却
水通路15,16,17が形成されている。この
冷却水通路15,16,17のうち、冷却水通路
15と16とはシリンダヘツド3の周縁部分でか
つシリンダヘツド3の底部(シリンダブロツク3
側)においてクランク軸方向に伸びるように形成
されて、冷却水通路15は共通吸気通路11より
隔壁部3aの下方に位置し、また冷却水通路16
は排気ポート8に連なる排気通路18下方に位置
されている。また、残る冷却水通路17は、シリ
ンダヘツド3の中央部でかつ高い位置にクランク
軸方向に伸びるように形成されて、上記冷却水通
路15とは隔壁部3aを挟むような配置関係とさ
れている。そして、冷却水通路15,16は、そ
れぞれシリンダヘツド3の下面に開口された連通
口19あるいは20を介してシリンダブロツク1
内の冷却水通路21と連通される一方、冷却水通
路17に対してはそのクランク軸方向側端におい
て連通されている。
水通路15,16,17が形成されている。この
冷却水通路15,16,17のうち、冷却水通路
15と16とはシリンダヘツド3の周縁部分でか
つシリンダヘツド3の底部(シリンダブロツク3
側)においてクランク軸方向に伸びるように形成
されて、冷却水通路15は共通吸気通路11より
隔壁部3aの下方に位置し、また冷却水通路16
は排気ポート8に連なる排気通路18下方に位置
されている。また、残る冷却水通路17は、シリ
ンダヘツド3の中央部でかつ高い位置にクランク
軸方向に伸びるように形成されて、上記冷却水通
路15とは隔壁部3aを挟むような配置関係とさ
れている。そして、冷却水通路15,16は、そ
れぞれシリンダヘツド3の下面に開口された連通
口19あるいは20を介してシリンダブロツク1
内の冷却水通路21と連通される一方、冷却水通
路17に対してはそのクランク軸方向側端におい
て連通されている。
上述したように、中央上部にある冷却水通路1
7と、隔壁部3a下方にある冷却水通路15と
が、第3図に示すように、隔壁部3aに形成され
た貫通孔22によつて連通されている(第4図参
照)。すなわち、貫通孔22は直線状とされて、
その一端が冷却水通路15に、また他端が冷却水
通路17に開口したものとなつている。このよう
な貫通孔22は、実施例ではシリンダヘツド3の
シリンダブロツク1に対する合せ面側より、矢印
Xで示すように、冷却水通路15、隔壁部3aを
通つて冷却水通路17へ至るようにキリ加工する
ことにより(上記合せ面より、燃焼室5の中心に
向かうように斜め上方に向けてキリ加工すること
により)形成され、このキリ加工により形成され
た不用なシリンダヘツド3下面側開口23は、こ
のシリンダヘツド3をシリンダブロツク1に対し
て組付けたときに、ガスケツト2を介して当該シ
リンダブロツク1により閉塞されることになる。
7と、隔壁部3a下方にある冷却水通路15と
が、第3図に示すように、隔壁部3aに形成され
た貫通孔22によつて連通されている(第4図参
照)。すなわち、貫通孔22は直線状とされて、
その一端が冷却水通路15に、また他端が冷却水
通路17に開口したものとなつている。このよう
な貫通孔22は、実施例ではシリンダヘツド3の
シリンダブロツク1に対する合せ面側より、矢印
Xで示すように、冷却水通路15、隔壁部3aを
通つて冷却水通路17へ至るようにキリ加工する
ことにより(上記合せ面より、燃焼室5の中心に
向かうように斜め上方に向けてキリ加工すること
により)形成され、このキリ加工により形成され
た不用なシリンダヘツド3下面側開口23は、こ
のシリンダヘツド3をシリンダブロツク1に対し
て組付けたときに、ガスケツト2を介して当該シ
リンダブロツク1により閉塞されることになる。
ここで、エンジン設置時(例えば車両への塔載
時)における水平ラインを第1図符号lで示して
あり、この水平ラインlから明らかなように、シ
リンダヘツド3内及び吸気管12内の吸気通路1
1,11A,11B,12A,14は、上流に向
かうにつれて上方へ向かうように傾斜されてい
る。このような傾斜関係とするには、V型エンジ
ンであればVバンク角の関係によつてそのまま得
ることができ、また直列型エンジンであれば、エ
ンジン全体を若干傾斜することにより得られる。
時)における水平ラインを第1図符号lで示して
あり、この水平ラインlから明らかなように、シ
リンダヘツド3内及び吸気管12内の吸気通路1
1,11A,11B,12A,14は、上流に向
かうにつれて上方へ向かうように傾斜されてい
る。このような傾斜関係とするには、V型エンジ
ンであればVバンク角の関係によつてそのまま得
ることができ、また直列型エンジンであれば、エ
ンジン全体を若干傾斜することにより得られる。
上述のように、シリンダヘツド3内及び吸気管
12内の吸気通路11,11A,11B,12
A,14が所定の傾斜関係とされているが、特に
燃料の気化、霧化が問題となる低負荷時の吸気加
熱用をより積極的に行うため、前述した冷却水通
路15の他に、当該冷却水通路15からは、低負
荷用吸気通路14に沿つて伸びる吸気加熱用の延
設部24が連設されている。この吸気加熱用の延
設部24は、第5図に示すように、低負荷用吸気
通路14の底壁に沿うと共に、上流端付近を除い
てその側壁部分を包被するように(第5図破線部
分参照)形成されている。また吸気管12内には
低負荷用吸気通路14の底壁及び両側壁を包被す
る吸気管内冷却水通路25が形成されており、
(第6図をも参照)各冷却水通路25は低負荷用
吸気通路14に沿つてその流入口14a近傍まで
延びている。延長部24の上端部は連通孔26を
介して冷却水通路25の下端部に連通されてい
る。このような吸気加熱用の延設部24及び吸気
管12の冷却水通路25は、各気筒毎すなわち各
気筒に対する低負荷用吸気通路14毎に設けられ
ているが、各吸気加熱用の冷却水通路25同士
は、それぞれの最上部において、第6図に示すよ
うに、吸気管12に形成された連通路27によつ
て相互に連通されている。そして、この連通路2
7の気筒配列方向端部は、シリンダヘツド3内の
他の冷却水通路の集合出口28と合流されて、ラ
ジエタ(図示略)に対して接続されている。な
お、この集合出口28は、冷却水通路17とも連
通され、シリンダヘツド3内のウオータジヤケツ
トの最上部となる位置で外部に開口している。
12内の吸気通路11,11A,11B,12
A,14が所定の傾斜関係とされているが、特に
燃料の気化、霧化が問題となる低負荷時の吸気加
熱用をより積極的に行うため、前述した冷却水通
路15の他に、当該冷却水通路15からは、低負
荷用吸気通路14に沿つて伸びる吸気加熱用の延
設部24が連設されている。この吸気加熱用の延
設部24は、第5図に示すように、低負荷用吸気
通路14の底壁に沿うと共に、上流端付近を除い
てその側壁部分を包被するように(第5図破線部
分参照)形成されている。また吸気管12内には
低負荷用吸気通路14の底壁及び両側壁を包被す
る吸気管内冷却水通路25が形成されており、
(第6図をも参照)各冷却水通路25は低負荷用
吸気通路14に沿つてその流入口14a近傍まで
延びている。延長部24の上端部は連通孔26を
介して冷却水通路25の下端部に連通されてい
る。このような吸気加熱用の延設部24及び吸気
管12の冷却水通路25は、各気筒毎すなわち各
気筒に対する低負荷用吸気通路14毎に設けられ
ているが、各吸気加熱用の冷却水通路25同士
は、それぞれの最上部において、第6図に示すよ
うに、吸気管12に形成された連通路27によつ
て相互に連通されている。そして、この連通路2
7の気筒配列方向端部は、シリンダヘツド3内の
他の冷却水通路の集合出口28と合流されて、ラ
ジエタ(図示略)に対して接続されている。な
お、この集合出口28は、冷却水通路17とも連
通され、シリンダヘツド3内のウオータジヤケツ
トの最上部となる位置で外部に開口している。
以上のような構成において、冷却水は、シリン
ダブロツク1内の冷却水通路21よりシリンダヘ
ツド3内の冷却水通路15,16へと上昇した
後、冷却水通路17を通つて、最終的に図示を略
すラジエタへ戻され、このラジエタで冷却された
後上述のような循環を繰り返すことになる。また
同時に、冷却水通路15からは、吸気加熱用の延
設部24へと流れ、更に吸気管12内の冷却水通
路25へと流れることになるが、これらの延設部
24及び冷却水通路25は、吸気通路14に沿う
傾斜関係からして、冷却水通路25の最上部まで
の途中部分でエアがたまることがなく、またこの
冷却水通路25の最上部同士では連通路27によ
つて互いに連通されてエンジン冷却水が循環する
ため、この最上部にもエアがたまることがない。
これにより、吸気加熱用延設部24内及び吸気管
12の冷却水通路25内の冷却水によつて、低負
荷用吸気通路14内を流れる吸気が十分に暖熱化
されて、燃料の気化、霧化促進上好ましいものと
なる。
ダブロツク1内の冷却水通路21よりシリンダヘ
ツド3内の冷却水通路15,16へと上昇した
後、冷却水通路17を通つて、最終的に図示を略
すラジエタへ戻され、このラジエタで冷却された
後上述のような循環を繰り返すことになる。また
同時に、冷却水通路15からは、吸気加熱用の延
設部24へと流れ、更に吸気管12内の冷却水通
路25へと流れることになるが、これらの延設部
24及び冷却水通路25は、吸気通路14に沿う
傾斜関係からして、冷却水通路25の最上部まで
の途中部分でエアがたまることがなく、またこの
冷却水通路25の最上部同士では連通路27によ
つて互いに連通されてエンジン冷却水が循環する
ため、この最上部にもエアがたまることがない。
これにより、吸気加熱用延設部24内及び吸気管
12の冷却水通路25内の冷却水によつて、低負
荷用吸気通路14内を流れる吸気が十分に暖熱化
されて、燃料の気化、霧化促進上好ましいものと
なる。
なお、実施例では、貫通孔22を循環して流れ
るエンジン冷却水によつて隔壁部3aも十分に暖
熱化され、これによりより一層燃料の気化、霧化
が行えることなる。また、連通路27の端部が集
合出口28に合流してラジエタへの循環路を形成
しているため、上記エアの滞留防止上より一層好
ましいものとなる。
るエンジン冷却水によつて隔壁部3aも十分に暖
熱化され、これによりより一層燃料の気化、霧化
が行えることなる。また、連通路27の端部が集
合出口28に合流してラジエタへの循環路を形成
しているため、上記エアの滞留防止上より一層好
ましいものとなる。
第7図は本考案の他の実施例を示すもので、前
記実施例と同一構成要素には同一符号を付してそ
の説明は省略する。本実施例では、低負荷用吸気
通路14も無くしたもので、これに伴つて、シヤ
ツタ弁13も存在しないものとなつている。勿
論、シリンダヘツド3内の吸気加熱用の延設部2
4及び吸気管12内の冷却水通路25は、共通お
よび分岐吸気通路11,11A,11Bに沿い且
つ吸気管12内の吸気通路12Aに沿うように形
成されている。
記実施例と同一構成要素には同一符号を付してそ
の説明は省略する。本実施例では、低負荷用吸気
通路14も無くしたもので、これに伴つて、シヤ
ツタ弁13も存在しないものとなつている。勿
論、シリンダヘツド3内の吸気加熱用の延設部2
4及び吸気管12内の冷却水通路25は、共通お
よび分岐吸気通路11,11A,11Bに沿い且
つ吸気管12内の吸気通路12Aに沿うように形
成されている。
以上実施例では、吸気ポートが2つあるものに
ついて説明したが、エンジンとして最も一般的な
吸気ポートが1つのものに対して同様にして適用
し得ることは勿論のことである。また、燃料供給
装置としては気化器を用いてもよく、この場合
は、延設部24によつて加熱される吸気通路には
燃料が必ず流れるので、その気化、霧化促進の上
でより有利である。
ついて説明したが、エンジンとして最も一般的な
吸気ポートが1つのものに対して同様にして適用
し得ることは勿論のことである。また、燃料供給
装置としては気化器を用いてもよく、この場合
は、延設部24によつて加熱される吸気通路には
燃料が必ず流れるので、その気化、霧化促進の上
でより有利である。
(考案の効果)
本考案は以上述べたことから明らかなように、
シリンダヘツド内に形成された排気通路用の冷却
水通路の高さ位置に制約を与えることなく、確実
にエアだまりを防止しつつ、シリンダヘツド内の
吸気通路および該シリンダヘツド内吸気通路に連
なる吸気管内吸気通路を効果的に加熱することが
でき、燃料の気化、霧化促進を図る上で極めて効
果的である。
シリンダヘツド内に形成された排気通路用の冷却
水通路の高さ位置に制約を与えることなく、確実
にエアだまりを防止しつつ、シリンダヘツド内の
吸気通路および該シリンダヘツド内吸気通路に連
なる吸気管内吸気通路を効果的に加熱することが
でき、燃料の気化、霧化促進を図る上で極めて効
果的である。
第1図は本考案の一実施例を示す側面断面図。
第2図は第1図の吸気通路および排気通路に沿う
方向での平面断面図。第3図は第2図よりも低い
位置での平面断面図。第4図は貫通孔に沿う要部
断面図。第5図は第1図−線断面図。第6図
は第1図−線断面図。第7図は本考案の他の
実施例を示すもので、第1図に対応した側面断面
図。 A:吸気通路、l:水平ライン、I:燃料噴射
弁、1:シリンダブロツク、3:シリンダヘツ
ド、4:ピストン、5:燃焼室、6,7:吸気ポ
ート、8:排気ポート、11:共通吸気通路、1
1A,11B:分岐吸気通路、12:吸気管、1
3:シヤツタ弁、14:低負荷用吸気通路、14
a:流入口、14b:流出口、15,16,1
7,21:冷却水通路、19,20:連通口、2
4:シリンダヘツド内の吸気加熱用延設部、2
5:吸気管内の吸気加熱用冷却水通路、26:連
通孔、27:連通路。
第2図は第1図の吸気通路および排気通路に沿う
方向での平面断面図。第3図は第2図よりも低い
位置での平面断面図。第4図は貫通孔に沿う要部
断面図。第5図は第1図−線断面図。第6図
は第1図−線断面図。第7図は本考案の他の
実施例を示すもので、第1図に対応した側面断面
図。 A:吸気通路、l:水平ライン、I:燃料噴射
弁、1:シリンダブロツク、3:シリンダヘツ
ド、4:ピストン、5:燃焼室、6,7:吸気ポ
ート、8:排気ポート、11:共通吸気通路、1
1A,11B:分岐吸気通路、12:吸気管、1
3:シヤツタ弁、14:低負荷用吸気通路、14
a:流入口、14b:流出口、15,16,1
7,21:冷却水通路、19,20:連通口、2
4:シリンダヘツド内の吸気加熱用延設部、2
5:吸気管内の吸気加熱用冷却水通路、26:連
通孔、27:連通路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダブロツクとシリンダヘツドと該シリン
ダブロツク内に嵌挿されたピストンとによつて燃
焼室が画成され、前記シリンダヘツドに形成され
て前記燃焼室に開口された吸気通路が、前記シリ
ンダヘツドに取り付けられた吸気管内の吸気通路
に連通されたエンジンにおいて、 前記シリンダヘツド内及び前記吸気管内の吸気
通路が、少なくともエンジン設置時に、上流に向
かうにつれて略直線状に上方へ向かうように傾斜
して形成され、 前記シリンダヘツド内には、前記シリンダヘツ
ド内の冷却水通路より前記シリンダヘツド内の吸
気通路に沿つて直線状に上方に延びる吸気加熱用
のヘツド内延設部が形成され、 前記吸気管内には、前記ヘツド内延設部に連続
して前記吸気管内の吸気通路に沿つて直線状に上
方に延びる吸気加熱用の吸気管内冷却水通路が形
成され、 前記各吸気管内冷却水通路の最上部同士を連通
する連通路が前記吸気管内に形成され、 前記連通路は、気筒配列方向端部においてラジ
エタに連通している、 ことを特徴とするエンジンの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985139469U JPH0218307Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985139469U JPH0218307Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6247760U JPS6247760U (ja) | 1987-03-24 |
| JPH0218307Y2 true JPH0218307Y2 (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=31045401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985139469U Expired JPH0218307Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0218307Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6137818Y2 (ja) * | 1980-04-09 | 1986-11-01 | ||
| JPS57119142A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-24 | Honda Motor Co Ltd | Cooler for engine |
| JPS57183551A (en) * | 1981-05-06 | 1982-11-11 | Honda Motor Co Ltd | Heating device of intake manifold for internal combustion engine |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP1985139469U patent/JPH0218307Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6247760U (ja) | 1987-03-24 |
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