JPH021842Y2 - - Google Patents

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JPH021842Y2
JPH021842Y2 JP11868083U JP11868083U JPH021842Y2 JP H021842 Y2 JPH021842 Y2 JP H021842Y2 JP 11868083 U JP11868083 U JP 11868083U JP 11868083 U JP11868083 U JP 11868083U JP H021842 Y2 JPH021842 Y2 JP H021842Y2
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JP
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coil
core
chiyoke
impedance
drum
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JP11868083U
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  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電話回線への、電波誘導による電話
機やデータ端末機器への妨害を防止するノイズフ
イルターに関するものである。
従来、この種の電波誘導妨害の防止には、回線
とアース間にコンデンサーを入れてバイパスさせ
る方法、インダクターを入れて妨害波の侵入を防
止する方法、又コンデンサーとインダクターの組
み合わせによる方法が使用されていた。しかしコ
ンデンサーを使用する場合、大地との接続が厄介
であること、アース線がアンテナになり防止効果
が減少すること等の欠点があつた。
またインダクターを電話回線の各線に挿入する
方法では、電話機の特性からみて、フイルターの
減衰量が20dB以上必要であり、そのためには、
フイルターのインピーダンスは1MHzで60kΩ程
度、インダクタンスでは9.5mH程度なければな
らず、パルス伝送の場合などは伝送特性を悪化す
る欠点があり、また電話線2線間のバランスをと
ることが困難であるなどの理由で十分な効果が得
られないのが現状である。
インダクタンスLのインダクタを各線に挿入し
た場合のコモンモードノイズに対する等価回路は
第1図のとおりであり、チヨークコイルのインピ
ーダンスはjωL/2となる。
一方回線にコモンモードチヨークコイルを挿入
して雑音を排除する方法がある。
強電界下、例えば放送塔近辺の電話回線に誘導
する放送波は回線の各ラインと大地間に結合す
る。この放送波を排除するには、電話機の特性に
よりチヨークコイルの減衰量は約20dB必要であ
る。電話機と大地間の容量は約40pFである。
チヨークコイルを結合回路に直列に挿入するこ
とからチヨークコイルに必要なインピーダンスは
次式により求められる。即ちチヨークコイルを結
合回路に挿入することによる減衰量を表わす式 A=20log(Zl/Zl+Zf) A:減衰量 Zl:負荷インピーダンス Zf:チ
ヨークコイルのインピーダンスからZfを求める。
但し、このインピーダンスは周波数の関数であ
り、妨害周波数により必要なインピーダンスは異
なる。
チヨークコイルとしてコモンモードチヨークコ
イルを使用した場合のコモンモードノイズに対す
る等価回路を第2図に示す。チヨークコイルのイ
ンピーダンスは(jωL/2+jωM/2)/2とな
る。結合係数が1の場合L=Mより、インピーダ
ンスはjωL/2となる。すなわちコモンモードチ
ヨークコイルのインダクタンスは第1図のように
インダクターを2つ用いる場合に比して1/2で良
い。
また、チヨークコイルとしてコモンモードチヨ
ークコイルを使用した場合の信号に対する等価回
路を第3図に示す。チヨークコイルのインピーダ
ンスはjωL−jωM+jωL−jωMとなる。結合係数
が1の場合L=Mより、インピーダンスは0とな
る。すなわち、コモンモードチヨークコイルは信
号に対して影響を与えない。
従つて、コモンモードチヨークコイルは、この
種誘導雑音を防止するチヨークコイルとして適し
ている。しかしながら、前述したように中波帯で
30kΩ以上のインピーダンスをコモンモードチヨ
ークコイルを得るために、従来はコアとしてリン
グ状コアとして用いられていなかつた。
本考案は、従来のコモンモードチヨークコイル
に比して安価で、しかも例えば2線を音声画像信
号用とし、他の2線を制御信号用とした4線の電
話線の誘導雑音を防止するためのチヨークコイル
を提供することを目的とする。
本考案は、電話機やデータ通信機器が接続され
る4線からなる電話回線に誘導される電波妨害を
防止するチヨークコイルにおいて、外径15mm以下
の棒状磁心の中央部外周に幅3mm以上の円環状溝
を形成した形状のドラム形コアと該円環状溝中に
バイフアイラ巻き又は分離巻きした巻線とを有す
る2つのインダクタからなり、両インダクタが極
性を同一方向にして重ね合わされていることを特
徴とする電話回線の誘導雑音を防止するチヨーク
コイルである。
ここで両インダクタのドラム型コアが一体に形
成された一つのコアとして構成されても良い。
以下、本考案の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
第4図は本考案の一実施例で、a図に示すよう
に、このチヨークコイルは、同形状のドラム型コ
ア1,2のそれぞれにマグネツトワイヤ3,4を
バイフアイラー巻きしてなる2つのインダクタ
を、それぞれのコイルの極性を同一方向として重
ね合せたものである。このチヨークコイル等価回
路はb図のようになる。即ち、端子〜を有す
る1つのコモンモードチヨークと端子〜を有
する他のコモンモードチヨークが合体したもので
ある。
ここで、このチヨークコイルが前述したごと
き、所要の特性を有するにはドラム型コアの型状
寸法が極めて重要な要素となつている。
今第4図に示すように、ドラム型コアの軸径を
a、軸長をb、つば部の直径をcとし、a,b,
cを種々に変えて、一つのコモンモードチヨーク
コイルの特性の変化を調べた。その結果を第6〜
9図に示す。
軸径aは、第6図から明かなように、細い程イ
ンダクタンスが高くなり、容量が小さくなり、コ
モンチヨークコイルとしては細い程より良い条件
となる。しかし強度面から3mm以下では実用にな
らないので3mm以上が良い。
軸長bは、第7図から明かなように短い程イン
ダクタンスが高くなり、容量が小さくなるので、
短くすることが望ましいが、高いインピーダンス
を得るためにはコイルの巻き数が必要で線径を考
えた場合には最小3〜4mmが必要である。
ツバ径cは、第8図から明かなように、大きい
程インダクタンスが高くなるので、大きい程良い
が、強度、実装寸法を考慮して12〜15mm程度必要
となる。
線材は最大100mAの電流耐量を満足すること
が必要で約0.12φでポリウレタン銅線などのもの
が使用される。
磁心の透磁率は第9図より透磁率240〜650の範
囲では特性への影響が少ないことより透磁率はあ
まり問題にする必要はない。
以上のことから、実装寸法を小さくし、コアの
強度特性を満足させ、充分な特性を得るには、コ
モンモードチヨーク一個当りのドラムコアについ
ては、ツバ径15mm以下、軸径3mm以上、全長5mm
以上とする必要がある。
このような寸法形状のドラムコアの2つを用い
た第4図の実施例のものは4線の電話回線に対し
て、誘導妨害波の防止チヨークコイルとして適し
ている。
今、各ドラムコア1,2として、軸径a=3.5
mm、軸長b=3mm、各ツバ部の外径を14mm、全長
7mmのコアを用い、各コア1,2に線材として
0.12mm径のポリウレタン銅線をバイフアイラ巻き
にした第4図の形のチヨークコイルの、周波数対
インピーダンス特性を第10図に示す。第10図
から明かなように、各コモンモードチヨークと
も、中波帯で30kΩ以上のインピーダンスを容易
に得ることができるので、4線電話線へ放送波の
誘導妨害を有効に防止できる。
第5図のチヨークコイルは、他の実施例で、第
4図の実施例のドラム型コア1,2を一体コア5
として形成したものである。この実施例によれ
ば、ドラム型コアのつば部一枚分だけ全長を短か
くできるばかりでなく、両コアを重ね合わせる作
業を不要とする利点がある。
以上のように本考案によれば、巻線が簡単で、
安価であり、かつ4線の電話線に対する誘導膨害
波の防止できるチヨークコイルを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はインダクターを電話回線の各々に挿入
した場合のノイズ結合等価回路、第2図はコモン
モードチヨークコイルのノイズ結合等価回路、第
3図はコモンモードチヨークコイルの信号に対す
る等価回路、第4図は本考案の一実施例でaは図
は斜視図、b図は等価回路図、第5図は、他の実
施例の斜視図、第6図は各ドラム型コアの軸径と
インピーダンスの周波数特性の関係を示す図、第
7図は同じく軸長とインピーダンスの周波数特性
の関係を示す図、第8図はツバ径とインピーダン
スの関係を示す図、第9図は鉄心の透磁率とイン
ピーダンスの周波数特性の関係を示す図、第10
図は、第4図の実施例のインピーダンス特性を示
す図である。 a……軸径、b……軸長、c……ツバ径、1,
2……ドラムコア、3,4……巻線、5……(一
体型の)コア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電話機やデータ通信機器が接続される4線か
    らなる電話回線に誘導される電波妨害を防止す
    るチヨークコイルにおいて、外径15mm以下の棒
    状磁心の中央部外周に幅3mm以上の円環状溝を
    形成した形状のドラム形コアと該円環状溝中に
    バイフアイラ巻き又は分離巻きした巻線とを有
    する2つのインダクタからなり、両インダクタ
    が極性を同一方向にして重ね合わされているこ
    とを特徴とする電話回線の誘導雑音を防止する
    チヨークコイル。 2 実用新案登録請求の範囲第1項のチヨークコ
    イルにおいて、両インダクタのドラム型コアが
    一体に形成された一つのコアからなることを特
    徴とするチヨークコイル。
JP11868083U 1983-08-01 1983-08-01 電話回線の誘導雑音を防止するチョ−クコイル Granted JPS6027419U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11868083U JPS6027419U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 電話回線の誘導雑音を防止するチョ−クコイル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11868083U JPS6027419U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 電話回線の誘導雑音を防止するチョ−クコイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6027419U JPS6027419U (ja) 1985-02-25
JPH021842Y2 true JPH021842Y2 (ja) 1990-01-17

Family

ID=30272682

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JP11868083U Granted JPS6027419U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 電話回線の誘導雑音を防止するチョ−クコイル

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